2023年03月20日

HMVキチレコ〜山田稔明ミニライブ(2023年3月19日 @ 吉祥寺 HMV record shopコピス吉祥寺)【SETLIST】

2023年3月19日(日)@ 吉祥寺 HMV record shopコピス吉祥寺
HMVキチレコ〜山田稔明ミニライブ


1.吉祥寺ラプソディ
2.punctual punk song
3.100円レコード
4.baby driver


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2023年03月19日

夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽48(2023年3月18日 @ 下北沢 lete)【SETLIST】

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2023年3月18日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽48


1.思うことはいつも
2.春のスケッチ
3.予感
4.clementine
5.街をゆく
6.ただの旅人
7.glenville
8.day after day
9.small good things
10.GOLDEN 8
11.ドライブ
12.走馬灯
13.(nothing's gonna chante)Lovely Days(村田和人カバー)
14.春のセオリー(HARCOカバー)
15.スプリングフェア
16.太陽と満月
17.calendar song
18.そばにあるすべて

EN
19.memoria
20.ブックエンドのテーマ
21.セラヴィとレリビー
22.雨の夜と月の光  
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2023年03月18日

山田稔明と高橋徹也 友だち10年記念「YOU'VE GOT A FRIEND」

友人であり音楽家の高橋徹也さんと念願の2マン企画を始めます。今年で“友だち” になってちょうど10年。キャロル・キングの「YOU'VE GOT A FRIEND」にあやかって「winter, spring, summer or fall」と季節に一回ずつ男二人旅していけたらいいなと考えていますが、途中で大喧嘩して頓挫したりして?まずは夏の名古屋で共演します。もうひとつのアニバーサリーです。以下、ふたりのコメントを。

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いろんなところで話しているエピソードだけど、僕が初めて高橋徹也に会ったのは1996年の川崎クラブチッタ。僕はミュージックビデオ撮影のスタッフADで、高橋徹也はステージ上で細身のスーツを来て「真夜中のドライブイン」を何度も繰り返し演奏していた(再生ボタンを押していたのは僕だ)。初めて会ったときからタカテツさんはロックスターで、僕は舞台裏で走り回る何者でもない人間だった。

それから4、5年経って初めて対バンしたときのことをよく憶えている。僕は妙に意識してしまって気負って、多分ほとんど口を聞かなかったと思う。目も合わせなかったかも。「なんだよアイツ、スカしやがって」とすら思ったかもしれない。憧れて眺めたシンガーソングライターと同じステージに立ったことが自分にとってひとつの印象的な出来事ではあったかもしれない。

2013年に改めて共演したときに彼の音楽に大きな衝撃を受けて、人間性そのものに興味を持った。『大統領夫人と棺』を繰り返し聴いて唸った。ご飯でも食べにいきましょう、と連絡をくれたのはタカテツさんで、それ以来僕らは友だちだ。僕は40歳になるところだったけれど、こんな歳になって親友ってできるんだなと驚いた。普段は本当にどうでもいいような、レコードの話とか好きな女優さんの話とか人の噂とか、そんなことばっかりのやり取り。僕とタカテツさんは2学年離れていて、僕が中1のときに彼は中3だったから中学時代に会っていたら絶対友だちになっていない。大人になるっていいことだ。青春は何度でも蘇る。自分が望むなら。

そろそろいい年齢になってきて、僕もタカテツさんも心も体も親のことなんかもいろいろ大変。でも愚痴や弱音を吐ける相手がいて、それが素晴らしい音楽家なのは本当に最高。勇気をもらっている。今年で“友だち”になって10年。お互い最後のときまでずっと仲良く付き合っていきましょう。

2023年春
山田稔明


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山田稔明くんと最初に会ったのは確か西暦2000年ちょうどくらいのこと。下北沢440でのイベント共演が初対面だったと思う。僕はソロ活動という特異性もあって、それまでほとんどミュージシャン同士の横の繋がりや友達と言える存在がいなかった。なので山田くんと初めて会ったその日も、お互い言葉を交わすことも、連絡先を交換するようなことなく、その場を後にしたと記憶している。

その後、随分と年月が経った2013年のあくる日。再びイベントでの共演が決まり、会場である吉祥寺Star Pine's Cafeで再会を果たす。その頃はちょうどお互いに新しいアルバムをリリースしたばかりの時期で、彼の代表作とも呼べる『新しい青の時代』を、新譜としてリアルタイムで聴くことが出来たのは幸運だったと思う。実際にその日観た山田くんのライブ(バンド編成だったかな)も素晴らしく、この人、こんなに凄い人だったんだと、嫉妬交じりに強く感銘を受けた。それから今日まで良き友人としての付き合いが続いている。

やっぱり親しき中にも音楽ありというか、よくメシを食いに行くようになってからも、年末にスイーツ会をするようになってからも、珍しいレコードを頼まれて買ったりする仲になっても、山田くんと彼の音楽に対する尊敬の気持ちはずっと変わらない。そしてどこかでまだライバル意識みたいなものもあるんだろうなとも思う。なんてまぁ大真面目に書いてみたものの、普通に気の合う友達ってところが一番本音だろうけど。友達十年。またここから先、楽しい演奏の旅が出来るといいな。これからもヨロシク!

2023年春
高橋徹也


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2023年6月25日(日)@ 名古屋 K.D.ハポン
高橋徹也・山田稔明 友だち10年記念
“ YOU’VE GOT A FRIEND ーwinter, spring, summer or fall? ”
ーsummer editionー

17:00開場 17:30開演(20時終演予定)前売4000円 当日4500円
出演:高橋徹也、山田稔明

高橋徹也と山田稔明が2013年を機に“友だち”になって
今年で記念すべき10年。男ふたり旅、四季を駆け抜けます。

チケットは3月25日(土)10時からライブポケットにて発売開始
https://t.livepocket.jp/e/tt_ymd_10th
 
※整理番号順入場
チケット申し込みの際に発行される番号順の入場です。
開場時刻の【15分前】以降に会場前までお越し下さい。
それより前の時間帯は会場前でお待ち頂けませんのであらかじめご了承ください。
 
K.D.ハポン(http://www.iori-unhttps://kdjapon.jimdofree.com/
〒460-0012名古屋市中区千代田5丁目12-7
  
Posted by monolog at 20:00Comments(1)情報

2023年03月17日

GOMES THE HITMAN30周年アニバーサリーライブまであと3週間

GOMES THE HITMAN結成30周年のアニバーサリーライブ第一弾まであと3週間と少しになりました。ミーティングやリハーサルも始まり、内容も膨らんできました。僕ら自身が初めて体験する形態でのGOMES THE HITMAN、あとにも先にもこういうライブはないんじゃないかなと思うし、こういうことをやれるのは30年続けてきたご褒美だとも感じます。チケットはプレイガイドで発売中、ぜひ吉祥寺スターパインズカフェにお越しください。

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2023年4月9日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.1 “the early days/再会”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:遠藤宗弘、山田靖、久保公平

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・全自由)
チケットはイープラスにて発売中
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3811610001-P0030001

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
7月1 日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 22:32Comments(1)情報

2023年03月16日

新しい物語の始まり

3月16日はGOMES THE HITMAN『ripple』がリリースされてから18周年というタイミングだったけれど、ちょうどこの日から僕は新しいソロアルバムの作業をやり始めたので「始まりの記念日」にもなった。みんなで録音する前に、まずひとりでいろいろやってみる時間。稼働から1年経ったシェアアトリエ「ラビットホール」で本格的に録音作業ができるようにシステムを組み立てたのだけど、ここはむぎ(猫)ちゃん曰く「具合が悪くなるくらい仕事がはかどる」場所なのである。ソロアルバムに収録予定の楽曲のなかには古いのも新しいのもあって、ライブでやりなれた曲、発展途上の曲と様々。それを解体したり組み立てなおしたりを今やってるところ。

お昼から始めて気づくと外が暗くなっている。まるで新しい物語の始まり。

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Posted by monolog at 23:22Comments(2)日常

2023年03月15日

今週末は2023年最初の「夜の科学 in 下北沢lete」| リクエストを募集します

今週末は恒例の下北沢lete公演、今年最初の「小箱のなかの音楽」です。即日完売になった公演、アニバーサリーイヤーにおいても現在位置再確認の場所、古いのから最新まで、季節を切り取った歌をキャリアすべてのなかからの選曲でお届けします。皆さんからのリクエストに応えるコーナーを用意する予定なので、ぜひ聴きたい曲をエピソード含めてブログのコメント欄や公式LINE宛に送っていただけたらセットリストの参考にします。ぜひご協力ください。リクエストって自分では忘れていたり気づかなかった楽曲の機微にふれる良い機会なのです。

今週末、下北沢でお会いしましょう。

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2023年3月18日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽48

18:00開場 18:30開演/4000円(ドリンク代別途)*完売御礼
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2023年のレテ初め。下北沢の小箱での定期演奏会、
現在位置再確認の春の最前線を目撃してください。

*当日券等についてのお問い合わせはleteのHPまで
https://l-ete.jp/live/2303.html#d18

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275
  
Posted by monolog at 23:35Comments(4)情報

2023年03月14日

HMVキチレコに参加しています

久しぶりにキチレコに混ぜてもらって遊んでいます。先週末からHMV record shopコピス吉祥寺で始まった「HMVキチレコ vol.6」。もう吉祥寺にHMVができて6年も経つんだな。スライダーズのHARRYのインストア観たこととか思い出します。今回新しい作品は作っていませんがこれまでキチレコで発表したpマージュ作品をリイシューしたり、一般流通に乗せていないレアなCDアイテムを並べています。イベントもあります。今週末3月19日(下北沢lete公演の翌日ですね)16時からベンソンズ、上條淳士さんやクージーさんたちとの「110円レコードバトル」、短い時間ですが「山田稔明ミニライブ」とサイン会。今週末の吉祥寺は桜も咲いてものすごい賑わいになると思いますが、もし吉祥寺にいらっしゃる際はコピス吉祥寺のHMV record shopにお立ち寄りください。

カセットテープを久しぶりに作りましたが、やっぱこのチープな感じ最高ですね。

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HMVキチレコ vol.6 @ 吉祥寺 HMV record shopコピス吉祥寺
3月11日(土)から4月16日(日)まで


HMV record shop コピス吉祥寺店オープン6周年を記念して開催の
「HMVキチレコ vol.6」に久々に山田稔明も参加します。これまで
キチレコきっかけで作ったオマージュ作品をいろいろリイシュー、
未流通CDやTシャツ等も販売予定です。4月のGOMES THE HITMAN
吉祥寺公演にご来場の方はぜひお立ち寄りいただければと思います。

2023年3月19日(日)@ 吉祥寺 HMV record shopコピス吉祥寺

■110円レコードバトル&山田稔明ミニライブ★サイン会
■会場:コピス吉祥寺 A館2階 HMV record shop コピス吉祥寺 店内イベントスペース
■内容:110円レコードバトル&ミニライブ/サイン会

【タイムテーブル】
16時 110円レコードバトル
17時 山田稔明さんミニライブ(2〜3曲)
17時半 サイン会

イベント詳細についてはこちら
https://www.hmv.co.jp/news/article/230219111/


商品はいつも通りキチレコメンバーのオリジナルグッズ
ポストカード、バッジ、Tシャツ、ステッカー、トートバッグ、Tシャツ
をはじめ意外な商品も登場するかも!

*混雑の際は、入場制限をさせて頂く場合もございます。
予めご了承くださいませ。

<代引き通販/予約・お取り置きについて>
今年もお電話での代引き通販を実施致します。
・事前予約は受け付けません。
・店頭で完売の際はご用意出来ない場合もございます。ご容赦下さい。
・店舗の混雑状況により、お電話を頂いてから在庫確保まで時間がかかる場合もございます。

お問い合わせ先:0422-29-1130
営業時間:10:00 - 21:00(当面の間)
https://www.hmv.co.jp/news/article/230219111/


<キチレコとは>
吉祥寺に夢のレコード屋さんを作ろう!…っていうコンセプトで始まった
音楽をテーマにした大人の文化祭!漫画家、イラストレーター、デザイナー
ミュージシャンが集ってグッズを作ったり、ライブをしたり。音楽をネタに
とことん遊んじゃう!

HMV record shop コピス吉祥寺(https://www.hmv.co.jp/store/KCC/
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5コピス吉祥寺A館2F  
Posted by monolog at 23:11Comments(0)情報

2023年03月13日

きっとだれも見たことのないGOMES THE HITMAN

4月に結成30周年を迎えるGOMES THE HITMAN、吉祥寺スターパインズカフェでのライブが迫ってきて、先日結成当時からインディー期前夜のメンバーで集まって四半世紀ぶりに一緒に演奏した。みんなで揃うのは多分25年ぶりとかだ。けっちゃんと須藤さんがスケジュールの都合で来られなかったので、まさに30年前の部室みたいな感覚に浸った。

僕と堀越和子(key)がオリジナルメンバーであり現メンバー、結成当時のドラム山田靖くんは昨年サプライズで浜松のステージ上に引っ張り上げられてドラムを叩いてくれたのが記憶に新しいですが、今はシステムエンジニアで世界を駆け回っていて、こないだは出張先の南アフリカにいる彼と打ち合わせした。ベースの遠藤宗広さんも様々な仕事でアジアを駆け回る20余年、現在は日本の大手金属製品メーカーでサステナビリティとかSDGsとか、広報部長をやってる。途中から参加したギターの久保公平くんは長崎佐世保出身で「ゴメスに入ったらモテるかもしれん」と思ってバンドに加入して、メジャーデビューを機に脱退した。現在では手作り革細工のショップをやっていて、今でもギターを弾いている(メタル専門)。同じ大学の同じ軽音楽サークルの仲間だからけっちゃん須藤さん含めてみんなが30年来の知り合いで、今回のアニバーサリーで久しぶりに再会する。

まさか7人全員でステージに上がって音楽を鳴らすなんて奇跡みたいなシーンが繰り広げられることになるなんて誰が想像しただろうか。結成当時の4人で久しぶりに演奏してみて、めちゃくちゃぎこちなかったり下手くそだったりしたら面白いなと思っていたんだけど、やってみるとみんなちゃんと練習してきたからか、そういう“出オチ”的な可笑しさはなくて、なんというか、青春の音がしたからびっくりした。僕より先輩なのでみんなはもう50歳になって、僕も12月に50歳になる。いい大人なのに、こんなご褒美みたいなサークル活動ができるなんて本当に幸せ。お客さんみんなも桜の花びらが降る4月の新しいキャンパスで新入生歓迎コンサートを観にくる気持ちで吉祥寺スターパインズカフェにお越しいただけたら。今年は桜の時期が早そうなので、4月9日には井の頭公園の桜は終わっていると思うけど、スターパインズカフェのステージは春のお祭りです。

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2023年4月9日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.1 “the early days/再会”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:遠藤宗弘、山田靖、久保公平

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・全自由)
チケットはイープラスにて発売中
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3811610001-P0030001

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
7月1 日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 11:13Comments(1)GTH

2023年03月12日

チャペチャシチャシ きっとうまくいくコンサート(2023年3月4日 @ 札幌 渡辺淳一文学館ホール)【ライブ後記】

札幌2日目の朝、窓の外に大粒の雪が舞う気配で目が覚めた。宿の屋上に露天風呂があるので雪見風呂を堪能。しかしどんどん積もる雪に不安になるほど。前日夜にキッコリーズのバイオリン鈴木裕さんがインフルエンザで出演できず!という報せを受けていたのだけど、とにかく僕と近藤さんとキッコリーズのカポウさんと池ちんとでなんとかしないといけない。少しの緊張感を持って会場の渡辺淳一文学館へ。初めて訪れたけれどとても素晴らしい施設。不安よりもワクワクする気持ちのほうが勝ってくるから不思議。

チャペチャシチャシのスタッフの皆さんのホスピタリティも行き届いていてストレスひとつなく、控室として使わせてもらった部屋がとにかく素敵で快適、みんな「ここに泊まりたい…」とソファに沈んでゆく。ガラス張りの向こうには止まない雪。僕らはセットリストをいろいろ調整して本番に備えます。

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チャペチャシチャシ代表千葉さんの挨拶から始まり、まず僕のソロから演奏スタート。この日のライブは出演者3組が組んず解れつ入り乱れる構成に。キッコリーズKAPOさんを呼び込んで高野寛さんの「確かな光」、この曲は歌っていくにつれて感情が盛り上がってくるような不思議な曲。近藤さんと「猫町オーケストラ」を歌って、ソロパート最後はいくつかあった候補曲のなかから「情熱スタンダード」をチョイスしました。すり鉢状のホールで音がよく響いて歌うのが気持ちよかった。

近藤さんのセットでは「第2の人生」と「上野動物園準備中」に参加。KAPOさんのミュージカルソウ(のこぎり)との「アベマリア」もよかった。キッコリーズセットでは「ブルー・スカイ・ブルース」に参加、そして彼女たちに近藤さんが加わったかたちでの「花鈴灯」の演奏も凛々しかったな。なんだか本当に贅沢な空間で、ここに裕さんのバイオリンが加わっていたかと思うと‥。またここで完璧なフォーマットでのコンサートをやりたいなと強く思いました。

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全員集合してからのセッションは「日向の猫」、会場一体となったラララのコーラスがとても美しく響きました。むぎちゃんカバー「窓辺の猫」も切なく愛らしく(KAPOさんはむぎちゃんのファンクラブに入ってます)。キッコリーズと一緒に演奏したかったのが「ニャンとなるSONG」、この歌はどんどん僕の手を離れて大きくなっていく気がします。クライマックスへ向かってキッコリーズ「Heaven is My Home」、そしてお客さんも全員一緒に「toi toi toi」。素晴らしい「きっとうまくいくコンサート」でした。数度の延期を経て実現にこぎつけた2回目のチャペチャシチャシ公演、また次回に果たしたい完成形を想像しながら季節を駆けていきたいと思います。

スタッフの皆さん、影で力強く支えてくれた裕さん、そしてご来場いただいた皆様に心から感謝を。ありがとうございました。打ち上げも楽しくて美味しかった!

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Posted by monolog at 23:42Comments(0)ライブ後記

2023年03月11日

山田稔明 + 近藤研二 ふたりのコンサート〜猫のふりをして in 札幌(2023年3月3日 @ 札幌 musica hall cafe)【ライブ後記】

札幌の旅からしばらく時間が経ってしまいましたが振り返りを。東京は春の兆し、しかし北国へ旅するのはちょっとしたタイムトリップみたいで楽しい。久しぶりの雪の札幌。東京から近藤研二さんと同じフライト、家族旅行感。札幌に着いて美味しい海鮮丼を食べて、つるつる滑りながらホテルに一旦チェックイン。粉雪が舞う中を夕方過ぎに会場のmusica hall cafeへ急ぎました(つるつる滑りながら)。

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ここにくるのは5年ぶりくらいか、近藤さんは初めまして。木の感じがとても心地良いカフェ。ビルの老朽化のためあと2年でこの場所での営業は終了とのことで残念。札幌の音楽シーンを支えている場所なので新しい旅立ちにも期待したいです。しっかりリハーサルして本番に挑みます。足元の悪い、金曜日の夜にも関わらずたくさんのお客さんが来てくれました。

まず僕のソロからライブはスタート。「baby driver」で手拍子をもらって、「北風オーケストラ」はその後見舞われる美しい吹雪の前兆となったかもしれない。「春のスケッチ」はもともと冬景色を綴った歌だったのだけど、この日は「冬のスケッチ」気分で歌いました。「glenville」は新千歳から札幌への車窓とリンクする歌。「小さな巣をつくるように暮らすこと」では細やかなシンガロングで、カフェ全体がひとつの音の塊になった感じがして感動。「tsubomi」で春に呼びかけて近藤さんにバトンタッチ。

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近藤さんの演奏が始まると背景の大きな窓の外に雪が舞うのがはっきりと目に見えるようになってきて、近藤さんの奏でるギターと相まってとても美しかった。朝早起きだったから少し僕は夢心地で、まどろむような特別な時間だったと思う。

近藤さんとふたりでのセッション。この日のライブのタイトルにもなっていた「猫のふりをして」は僕が歌詞を先に書いて、近藤さんが作曲したコラボ曲。「第2の人生」はやっぱり会場の空気をハッと変える明晰さを持ってるなあと感じました。僕がリクエストして近藤さんにギターを弾いてもらって「ポチの子守唄」、客席には泣いてる人がたくさん。雪が降るなかで歌う「眠れねこねこ」も鎮魂歌みたいに響きます。「太陽と満月」からはみんなのハンドクラップで一気に盛り上がり「calendar song」ではユー!ソー!のコール&レスポンス。最後は「toi toi toi」でみんなに良いことがありますように。

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終演後、もう遅い時間になってしまってコンビニで夕飯かなあと思ったところ狸小路で「ニュー花園」という奇天烈なお店に吸い込まれるように入って、とても美味しい中華を食べることができてよかった。いろいろ気になる食べ物あってまた行きたい。お店を出て見上げると雪が降り止まず、冬の終わりに良い景色を見せてもらってるなあと思いました。  
Posted by monolog at 23:31Comments(0)ライブ後記

2023年03月10日

結成30周年のGOMES THE HITMAN、4月のアニバーサリー公演はチケット発売中

GOMES THE HITMANが結成30周年を迎える4月、吉祥寺スターパインズカフェでのライブには結成当時からのメンバー、つまりインディーで最初のCDをリリースしたときのメンバーがゲストとして登場することになりました。30年という月日の重みとご褒美、というか、こういうリユニオンをやるタイミングってこれが最後かもなと思ったのです。4月から12月までかけて全5回のワンマンライブで辿るGOMES THE HITMANの30年。ぜひ第一回目公演をお見逃しなく!

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2023年4月9日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.1 “the early days/再会”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:遠藤宗弘、山田靖、久保公平

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・全自由)
チケットはイープラスにて発売中
e+:https://eplus.jp/sf/detail/3811610001-P0030001

1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
7月1 日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”
8月27日(日)vol.3 “we built this city /成長”
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”


吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2023年03月09日

猫町フェスOKINAWA、チケットは3月11日発売

2020年にチケット完売しながらコロナ禍で開催中止となった沖縄那覇での猫町フェス、3年越しの開催決定です。猫町フェスは山田稔明、近藤研二、むぎ(猫) を中心に2018年以来メンバーが多く住む吉祥寺を拠点に(時には各地を巡り)定期的に開催されているイベント。メンバーは山田、近藤、むぎ(猫)、itoken、伊藤健太、イノトモ、峯村リエ(女優)、はしもとみお(彫刻家)が加わり、猫と音楽とアートが合体した総合芸術を目指しています。せっかくの沖縄だから、ということで欲張って昼夜の2回公演。いろんな曲を演奏したいと思います。チケットは今週末3月11日から発売。遠方からもぜひ!

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2023年5月20日(土)@ 沖縄 那覇 桜坂劇場ホールB
猫町フェスOKINAWA

昼公演 13:30開場 14:00開演/夜公演 18:30開場 19:00開演
出演:猫町フェスバンド
チケット 前売3900円/当日4400円

チケットは3月11日(土)より発売
プレイガイド:
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3828180001
チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2309067
ローチケ https://l-tike.com/order/?gLcode=82561

各プレイガイド10時から販売スタート
※桜坂劇場窓口のみ当日9:30よりご購入いただけます
https://sakura-zaka.com/?event_info=event_info-96990


沖縄 那覇 桜坂劇場ホール(https://sakura-zaka.com/
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
電話:098-860-9555(劇場窓口)
E-mail:main@sakura-zaka.com  
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2023年03月08日

一ヶ月ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした

一ヶ月ぶりの「水曜日のインスタライブ」でした。ちよだ猫まつり、故郷でのイベント、札幌2DAYSと濃密な日々だったことに気付かされます。全詩集全制覇企画は「スプリングフェア」「山で暮せば」「あくび」を歌ってついに2018年GOMES THE HITMAN『SONG LIMBO』を完走・完奏しました。次回からはGOMES THE HITMAN2019年の最新オリジナル作『memori』、コロナ禍の2021年1月から続けてきましたがいよいよゴールが見えてきた?インスタライブ中にも話していますが、春の新グッズの受注受付が3月9日(木)いっぱいとなっています。こちらからお急ぎください。

  
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2023年03月07日

これが最後の紅梅

今住んでいる家に越してきてから12回目の春。その12年のあいだずっとすぐ窓の外に美しく咲き誇った真っ赤な紅梅の木があって、それはうちの庭も含めてこの一帯の緑をきれいにしてくれている庭師さんが40数年前に山から移植したものだと聞いて以来もっと愛着がわくようになったのだけど、しかし、その紅梅が切り倒されて除去されることになった。土地が売却され、新しい家が建つのだ。毎年春になると真っ赤に咲いて、時期が来ると赤い花びらがうちの庭やベランダに降り注ぎ、猫の体にその花びらがくっついたり、とても風情のあるものだった。

その日、朝早くからクレーンや重機、何人もの作業員がやってきた。もしかしたら根っこから抜いてどこかに移植してくれたりして、とか考えたけど梅の木の大きさからしてやっぱり無理な話。紅梅は今一番花が咲いている状態なのに無慈悲に(いや、切る人も辛かったと思うけど)どんどん枝を切られていった。どんどん痩せ細っていく紅梅、その切り口が赤くて血が出てるみたいに見えてびっくりした。花が咲くときだけ赤いのだろうか。僕がずっとその作業を塀越しに背伸びして見つめていらたら、物欲しそうに見えたのだろうか作業をしてたおじさんが「花のついた枝、いるかい?」と声をかけてくれたので「あの高いところの花がたくさん咲いてるところをください」とお願いした。

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うちの庭にわけてもらった、真っ赤な花をつけた紅梅の枝を置くと、ふわっと春の風が吹いた。本当にそう感じたのだ。結局その日、朝から始まった作業は夕方までかけて大きな紅梅一本を抜くために費やされた。枝を落とされて幹だけになった紅梅を最後はクレーンがバリバリと音を立てて引き倒した。ひとつの生き物の終焉を時間をかけて見届けた。ふと我が庭の地面に視線を落としたらそこに植えた記憶もないクロッカスが花を咲かせていた。とても可憐に。もう来年の春にここに紅梅が咲かないなんて信じられない。だけど多分幻影みたいに、亡霊みたいに、あの新しく名前をつけたくなるような赤い色(そして背景の青空)が思い浮かぶのだと思う。12年も見続けた花だから。

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Posted by monolog at 23:57Comments(3)日常

2023年03月06日

片岡まみこ展「春の屑 星の詩」山田稔明LIVE|本日13時より受付開始

イラストレーター・版画家の片岡まみこさんと2017年、2019年に続いて3度目のコラボレーションです。ギャラリー自由が丘での演奏もとても久しぶり。コロナ禍で取りやめになったことも重なって、待望のギャラリーライブという感じがします。春の風景のなかで歌います。本日3月6日(月)13時より申込受付開始とのこと、小さなスペースでの演奏、ぜひお早めのお席の確保を。とても楽しみです。

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2023年4月8日(土)@ 自由が丘 ギャラリー自由が丘
片岡まみこ展「春の屑 星の詩」山田稔明LIVE&ミニトーク

17:30開場 18:00開演/入場料3500円(お菓子・飲み物付き)定員30名(着席)

★入場申し込み受付開始
‪2023年3月6日(月)13:00から
★受付方法:メールにて
gallery-jiyugaoka@aroma.ocn.ne.jp
メール件名を「2023山田稔明ライブ」として
お名前・人数・お電話番号を明記の上お申し込みください。
*電話でのご予約は承れませんが、お問い合わせはメールの他
電話でもご対応させていただきます。(11時〜18時 03-6715-6551)

ギャラリー自由が丘(https://www.gallery-jiyugaoka.com/
世田谷区奥沢5-41-2 アトラス自由が丘ビル
  
Posted by monolog at 09:25Comments(0)情報

2023年03月05日

チャペチャシチャシ きっとうまくいくコンサート(2023年3月4日 @ 札幌 渡辺淳一文学館ホール)【SETLIST】

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2023年3月4日(土)@ 札幌 渡辺淳一文学館ホール
チャペチャシチャシ保護猫チャリティー「きっとうまくいくコンサート」


<山田稔明ソロ>
1.my favorite things
2.きみは三毛の子
3.lucky star
4.確かな光(高野寛カバー with KAPO)
5.猫町オーケストラ(with 近藤研二)
6.情熱スタンダード

<近藤研二ソロに参加>
1.第2の人生
2.上野動物園準備中

<キッコリーズソロに参加>
1.ブルー・スカイ・ブルース

<全員セッション>
1.日向の猫
2.窓辺の猫
3.ニャンとなるSONG
4.Heaven is My Home
5.toi toi toi
  
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2023年03月04日

山田稔明 + 近藤研二 ふたりのコンサート〜猫のふりをして in 札幌(2023年3月3日 @ 札幌 musica hall cafe)【SETLIST】

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2023年3月3日(金)@ 札幌 musica hall cafe
山田稔明 X 近藤研二
ふたりのコンサート〜猫のふりをして in 札幌


<山田稔明ソロ>
1.baby driver
2.北風オーケストラ
3.春のスケッチ
4.glenville
5.アニバーサリー(新曲)
6.小さな巣をつくるように暮らすこと
7.tsubomi


<山田稔明+近藤研二>
1.猫のふりをして
2.第2の人生
3.ポチの子守唄
4.眠れねこねこ
5.太陽と満月
6.calendar song
7.toi toi toi  
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2023年03月03日

今週末は札幌2DAYSです

いよいよ今日から札幌2DAYS、楽しい週末になったらいいなと思います。当日券もあると思いますので、思い立ったら会場までお越しください。近藤さんとふたりでやるのもかなり久しぶりで、こないだラビットホールで練習して忘れていた感覚をいっぱい思い出しました。チャペチャシチャシのためのコンサートは何度も憂き目にあってついに実現する2回目。キッコリーズとの合奏にもご期待ください。この週末、札幌でお会いしましょう。

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2023年3月3日(金)@ 札幌 musica hall cafe
山田稔明 X 近藤研二
ふたりのコンサート〜猫のふりをして in 札幌

19:00開場 19:30開演/予約4000円 当日4500円(ドリンク代別途)

稀代のネコ好き音楽家ふたりが雪の札幌で
歌を奏でて新しい春を探します。

入場申し込み予約受付中
予約専用メールフォーム(メール予約のみ、電話不可)
http://www.musica-hall-cafe.com/event_live/index.html#reservation_area

musica hall cafe(http://www.musica-hall-cafe.com/
〒060-0063
札幌市中央区南3条西6丁目10−3 長栄ビル 3F


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2023年3月4日(土)@ 札幌 渡辺淳一文学館ホール
チャペチャシチャシ
保護猫チャリティー きっとうまくいくコンサート

13:00開場 13:30開演 /予約4000円 当日4500円
出演:山田稔明、近藤研二、キッコリーズ

チャペチャシチャシHPにてチケット発売中
https://capecascas.wixsite.com/website

札幌 渡辺淳一文学館ホール(http://watanabe-museum.com/
〒064-0912 北海道札幌市中央区南12条西6丁目414
※鴨々川通り沿い,札幌コンサートホール「Kitara」西隣  
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2023年03月02日

春の新グッズがオフィシャル通販STOREに入荷

先月、ちよだ猫まつりの物販でお披露目して好評だった春の新グッズがオフィシャル通販STOREでご注文いただけるようになりました。GLENVILLEスウェット、チミチャリトート、クリアカラーアクリルキーホルダー3種、受注商品とさせていただき、3月中旬以降の発送を予定しています。春にふさわしいラインナップ、旅とかお出かけとかのお供に。ぜひチェックしてみてください。

オフィシャル通販STORE

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Posted by monolog at 23:55Comments(0)情報

2023年03月01日

3月、弥生

3月である。弥生の「弥」はいよいよ・ますます、「生」は草木が芽吹くことを意味するらしい。梅が咲いて次は桜。膨らんだ蕾がもうすぐあくびをして伸びをするのだろう。

今年に入って心がけているのが「もう2月とか信じられない」とか「3月とか、マジかよ。ありえない」とか言わないようにしようっていうこと。時の流れのはやさを嘆いたらそのたびに時の流れに巻き込まれて負けてしまう気がするからだ。一ヶ月が無意味に過ぎていくのも充実するのも自分次第だという発想の転換。1月と2月でなにを成し遂げたかと考えるとまだ答えは出ないけれども、でもちゃんと59日1248時間分の時間を過ごしたと思いたい。

3月は年度末だから、年始に計画したことを再設計したり再起動したりするタイミング。4月から始まる新しい気分があってもいいと思う。

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Posted by monolog at 23:37Comments(1)日常

2023年02月28日

チャビのこと

友人のイシカワアユミさん(鍵盤奏者、草とテンシューズのメンバー)がお世話している大怪我を負った地域猫チャビの治療費へのサポートをお願いして、SNSやちよだ猫まつりで呼びかけをさせてもらいました。特に僕が参加したちよだ猫まつりでは物販コーナーでチャリティグッズをたくさんお買い求めいただいて、あっという間にグッズはなくなって、募金箱にもたくさんの心添えをいただき、合計12万円をチャビに渡すことができました。その反響に正直びっくりして、皆さんの優しさに感動してしまいました。これまで保護猫活動を応援してきた自分の気持ちに改めて「実感」が加わった、とも言えるかもしれません。怪我の完治までにざっくり100万円ほどのお金がかかるというお医者さんからの見積もりでしたが、各方面でチャビへのサポートは積もり積もって、当面の治療にかかりそうな額面のお金が集まったとアユミさんからの報告がありましたので、ご支援いただいた皆さんにも共有したいと思います。本当にありがとうございました。

まだまだ怪我の完治まで長い時間が必要で、これから手術もあるし、それまで一日おきに病院に通うアユミさんの大変さは想像を超えるものだと思いますが、皆さんからのお心添えはキャリー抱える重みにそっと力を貸してくれると思います。引き続き経過をお伝えしたいと思っています。Save the Chabi インスタグラムもご覧いただけたら嬉しいです。

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<ご支援金ご報告>

[チャビ口座]
2月17日 窓口開設〜3月1日までに
1,018,222円(ちよだ猫まつり、巣巣からの支援を含む)

[現金,電子マネー受取+窓口開設以前の振込み] 1月12日〜2月16日
211,008円

◎総額 1,229,230円
____________

これまでの治療費総額
277,468円

このうち、130,328円 を支援金より支払いで、

現在残金 ◎1,098,902円
____________
ここにmoln, fabric camp, longtrack foodsからの支援がプラスされるので返礼品関係経費を
引いてももう大丈夫かと思います。本日付けでご支援窓口はクローズしたいと思います。

入院や手術など、見積りを超えることがなければ過分が出ると思いますので、その分は
治療完了後に、まず返礼品のない募金箱を置いてくださったところへのお礼と、 
困ってる猫たち、お世話に苦労している人たちの場所へお届けしようと思います。


Help save Chabi project  
Posted by monolog at 23:26Comments(0)

2023年02月27日

にやにやしようよ、土曜に。(2023年2月25日 @ 阿佐ヶ谷 TABASA)【ライブ後記】

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東京では今年初めてたっぷり1時間歌うライブ。初めての会場阿佐ヶ谷TABASAは秘密基地みたいなとてもいい空間でした。晴れた朝は暖かかったけれど、夕方には寒くなってリハーサルをやっていたら窓の外は小雪がちらつくほど。寒いなか並んでくださった皆さん、ありがとうございました。完売御礼、満席でのライブとなり、とても楽しい夜でした。僕は体調管理に失敗して鼻声。しかし気持ちよく歌が歌えたのは会場の雰囲気がとてもよかったからだと思います。

この日はなんとなくエレキギター弾き語りの気分、1曲目は「一角獣と新しいホライズン」続いて「三日月のフープ」、そして「手と手、影と影」と立て続けに。「長距離ランナー」はリクエストがあった曲、「glennville」は僕が歌いたかった曲。今年はバンド結成30周年であると同時に、自分にとって大切な作品『新しい青の時代』リリースから10年のアニバーサリー。そのなかから「平凡な毎日の暮らし」と「光の葡萄」を続けて歌いました。

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この日のハイライトはやっぱり「小さな巣をつくるように暮らすこと」をみんなで歌えたことで、ラララのリフレインがいつもより長くなった。本当はもっとずっと歌っていたかったな。声を重ねる喜びを改めて実感。もっといっぱいシンガロングしたいよね。これから先のライブもとても楽しみ。「baby driver」は手拍子に乗せられてスピードを増していった。春まだき季節に「tsubomi」を歌うのが僕はとても好きなので、今年あと何回歌えるかな?と考えているところ。

マーライオンくんのライブもとてもよかった。以前下北沢440で一緒にやったときよりも断然良くなっていた。終演後いろいろアドバイスみたいなことを伝えたけれど、本当は今のままで彼のままでいるほうが面白いとも思っている。終演後の物販とサイン、いろんな戴き物たくさん。心から感謝を。上海から観にきた人もいてびっくりした。

マーくん、誘ってくれてありがとう。とても楽しい一日でした。次は札幌2DAYS。  
Posted by monolog at 23:52Comments(1)ライブ後記

2023年02月26日

にやにやしようよ、土曜に。(2023年2月25日 @ 阿佐ヶ谷 TABASA)【SETLIST】

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2023年2月25日(土)@ 阿佐ヶ谷 TABASA
にやにやしようよ、土曜に。


1.一角獣と新しいホライズン
2.三日月のフープ
3.手と手、影と影
4.長距離ランナー
5.glenville
6.平凡な毎日の暮らし
7.光の葡萄
8.小さな巣をつくるように暮らすこと
9.baby driver
10.tsubomi
  
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2023年02月25日

本日正午より下北沢lete公演入場申し込み受付開始です

今年最初の下北沢leteでのライブ、本日正午より受付開始となります。48回目。2013年以来、現在位置再確認のための大切な空間、山田稔明の歌の最先端はこの小さな小箱。ぜひ一度足を踏み入れてみてください。

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2023年3月18日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽48

18:00開場 18:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2023年のレテ初め。下北沢の小箱での定期演奏会、
現在位置再確認の春の最前線を目撃してください。

*予約受付は2月25日(土)12時(正午)よりleteのHPから
https://l-ete.jp/live/2303.html#d18

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275  
Posted by monolog at 08:52Comments(1)情報

2023年02月24日

来週は札幌2DAYSです

そして来週は札幌に行くんですね。もうすぐ春!と思ったところで雪の残る北国へ瞬間的時間旅行という感じ。でも冬の札幌は本当に久しぶりなのでとても楽しみにいています。近藤研二さんとの共演で、それぞれのソロもセッションもたっぷりお届けしますのでぜひ北海道の皆さん、あるいは小旅行を兼ねた遠征組もたくさんお越しください。

チャペチャシチャシのためのチャリティコンサートは何度も憂き目を見て実現する今回です。ずっとスタッフさんとやりとりを続けているのでまだ2回目だなんて思えないくらい、長くコラボレーションしてる気がする。会場も素晴らしいところだと聞いています。キッコリーズと合奏するのも楽しみ。今回は美味しいもの何が食べられるだろうか。ラーメン、カレー、ジンギスカン?お魚?

とにかく来週は札幌に行くのです。ぜひ皆さんライブを観にきてください。

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2023年3月3日(金)@ 札幌 musica hall cafe
山田稔明 X 近藤研二
ふたりのコンサート〜猫のふりをして in 札幌

19:00開場 19:30開演/予約4000円 当日4500円(ドリンク代別途)

稀代のネコ好き音楽家ふたりが雪の札幌で
歌を奏でて新しい春を探します。

入場申し込み予約受付中
予約専用メールフォーム(メール予約のみ、電話不可)
http://www.musica-hall-cafe.com/event_live/index.html#reservation_area

musica hall cafe(http://www.musica-hall-cafe.com/
〒060-0063
札幌市中央区南3条西6丁目10−3 長栄ビル 3F


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2023年3月4日(土)@ 札幌 渡辺淳一文学館ホール
チャペチャシチャシ
保護猫チャリティー きっとうまくいくコンサート

13:00開場 13:30開演 /予約4000円 当日4500円
出演:山田稔明、近藤研二、キッコリーズ

チャペチャシチャシHPにてチケット発売中
https://capecascas.wixsite.com/website

札幌 渡辺淳一文学館ホール(http://watanabe-museum.com/
〒064-0912 北海道札幌市中央区南12条西6丁目414
※鴨々川通り沿い,札幌コンサートホール「Kitara」西隣  
Posted by monolog at 10:18Comments(0)

今週末は阿佐ヶ谷でマーライオンと2マン弾き語り

先週末からの慌ただしさのなかで少し鼻風邪みたいになってましたが、だいぶ良くなりました。今週末もいろいろ。まず阿佐ヶ谷TABASAにてシンガーソングライターマーライオンくん企画の2マンライブです。席もほぼほぼ埋まっているそうですが、空席や当日券に関しては直接会場までお問い合わせください。しっかり1時間近く演奏するのは今年東京では初めて?なにを歌おうか楽しみです。もしリクエストなどあればコメント欄や公式LINEなどにメッセージをください(参考にします)。物販もいろいろ持っていくつもりです。

マーライオンくんが選んだGOMES THE HITMANプレイリストも興味深かったです。

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2023年2月25日(土)@ 阿佐ヶ谷 TABASA
にやにやしようよ、土曜に。

18:30開場 19:00開演/チケット代3000円(ドリンク代別途)
出演:マーライオン、山田稔明(GOMES THE HITMAN)
チラシデザイン:松尾穂波

▼ご予約→https://www.asagayatabasa.com/events/niyaniyashiyouyo-doyoni-3

阿佐ヶ谷 TABASA(https://www.asagayatabasa.com/
〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-13-18 マスキビル202  
Posted by monolog at 09:52Comments(0)情報

2023年02月23日

むぎ(猫) とは何者でどこから来てどこへ向かうのか

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2月22日の猫の日、僕のラジオでおなじみ子どもDJ凪くんと一緒にむぎ(猫) ちゃんのライブを観にいった。むぎちゃんとは先週のちよだ猫まつり以来やりとりをしていろいろ聞いていたので、ライブの内容をだいたい知っていたつもりだったけどデビュー作『天国かもしれない』を全部、曲順通りに丁寧に “まくら”付きで演奏するのはとても新鮮で面白かった。フジロックで初めて観たときからずっと僕はむぎのファンなのだなあと改めて実感。

僕の横で目をキラキラさせながらステージを見つめる凪は時折興奮してわなわなしたり僕をバシバシ叩いたりして、子どもみたいで(まあ子どもなんだけど)とても可愛い。「友達は食べちゃダメ」が始まると相棒のモルモットのぬいぐるみモルくんをカバンから取り出して一緒に楽しんでいました。終演後、むぎちゃんに書いた手紙をもじもじしながら渡す凪。むぎちゃんも凪に優しかった。

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仲間、友だち、そして推しの新作っていつもとても楽しみ。むぎ(猫) のニューアルバム『SONG OF LIFE』の発売が猫の日に晴れて情報解禁となった。珍しく英語のタイトルがついているけれど、本人曰く「英語でしか言えなかった」とのこと。詳しくは今週末のPRIMECATS RADIOにゲストで登場してお話してくれます。ぜひお聴きください。  
Posted by monolog at 20:50Comments(1)音楽

2023年02月22日

Phoebe Fever

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フィービー・ブリッジャーズ2度目の来日公演にしてワールドツアー最終公演を観た。先週のPAVEMENTに続き至福のライブ体験だけれど、思い返せば2020年のはじめ、フィービーはTHE NATIONALのオープニングアクトとしての来日が決まっていて、同じタイミングでBright Eyesの来日も決まっていたのが全部コロナでキャンセルになったことを忘れない。来日ラッシュは嬉しい悲鳴。レッド・ホット・チリ・ペッパーズもWET LEGも行きたかったな。

とにかく、フィービーである。2019年春の初来日は小さなハコでアコースティック編成でのライブだったから、今回2ndアルバムのリリースとコロナ禍以降のメディアでの活躍、そしてワールドツアーと全部がつながって、自信と貫禄を付帯して乗りに乗っている感じで、緩急つけた歌も力強いし、客席へ飛び込んでいくパフォーマンスも板について4年前から何倍もスケールアップした印象。こんなライブ観せられたらみんなフィービーに夢中だ。

映像も素晴らしく、約90分のライブだったが不満のひとつもない。次はボーイジニアスで来日してくれるかな。

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2023年02月21日

アイが大きい基山町音楽祭(2023年2月19日 @佐賀県 基山町民会館 大ホール)【ライブ後記】

ちよだ猫まつり翌日、朝一番の飛行機で福岡へ。そこから故郷である佐賀県基山町の町民会館大ホールにイン。「アイが大きい基山町音楽祭」は正午開場、なかなかのハードスケジュールである。会場入りと同時にサウンドチェック、すると予定になかったカホンでの演奏参加を告げられる。しかし今回は最初から最後までステージにいさせてほしいと自分からお願いしていたので、そんなサプライズはへっちゃらなのである。松田町長の言葉に始まり、オープニングは400人のお客さんと一緒に「ドレミの歌」「隣のトトロ」をボディパーカッション(僕はカホン)で演奏して体をあっためました(写真はリハーサルの模様)。

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僕は司会の方と一緒に出演の皆さんの演奏を評したり補足説明したり、ペラペラといつものライブのMCみたいにおしゃべりをして楽しみました。この音楽祭にゲストとして出演するのも3年目、今年は今までよりこの町の出身者としての自分らしく振る舞えたんじゃないかなと思います。本当に皆さん素晴らしかった。音楽を奏でる純粋な喜びを改めて思い知らされました。面白いこともいっぱいあって、言葉を尽くしてニュアンスが伝わらないようなことばかりでうまく書けないな。

僕は最後にゲストとして歌を歌いました。「夕暮れ田舎町」は毎回歌っている、この基山町の風景を織り込んだ歌。「tsubomi」は高校2年のときの思い出を刻み込んだ歌で、ここに出てくる「校舎」は基山町民会館から目と鼻の先の母校・東明館高校のこと。そして今回は皆さんがご存知の曲をカバーするという試みを。これはうちの母親が「私の友だちが島津亜矢さんの曲ば歌ってくれんかねーっていいよるっちゃけど」という無茶振りがきっかけでした。加山雄三さんの歌ならみんな知ってるなと思って、しかしその台詞部分を“基山弁”で語ると思っていたとおりの反応と喝采。ほくそ笑む僕でした。続く「小さな巣をつくるように暮らすこと」「ブックエンドのテーマ」も少し前のめりになって聴いてもらえたんじゃないかな。声がすーっと伸びていってとても気持ちよく歌えました。ホール・リバーヴの至福よ。

観にきてくれた同級生、親戚、友だち、そして母親。慌ただしくも幸せな時間でした。感謝。

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Posted by monolog at 23:54Comments(0)ライブ後記

2023年02月20日

ちよだ猫まつり2023(2023年2月18日 @ 千代田区役所1階)【ライブ後記】

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個人的には2020年以来の千代田区役所での「ちよだ猫まつり」。去年はオンラインでの参加だったので、やっぱり帰ってきた!という感慨が強い。むぎちゃんが前日に東京入りしていたので一緒に会場入り。そのときに見えた行列はリラックマ撮影会の列でした。われわれの物販にもたくさんの方が詰めかけてくれました。今回友だちがお世話しているチャビという大怪我をした猫のサポートを乞いましたが、本当にあたたかい力添えをいただき感激しました。また改めて結果や続報など報告させてもらいます。

ライブが始まる頃にはステージをぐるっと取り囲む聴衆。とても見えづらかった人もいたと思います。ごめんなさい。まず僕が先頭切って歌いました。予告先発の「きみは三毛の子」でがたくさんのポチ実パペットが揺れているのが見えました。後ろまでちゃんと見えた。「tsubomi」「lucky star」とテンポよく続けて近藤研二さんにバトンタッチ。

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近藤さんは翌日参加する「ねこのがんを知る」という講演について語っているうちに涙ぐんでしまって、その優しさとナイーブさに感動した。近藤さんと親戚みたいに親しくなってもう長いけれど、そんなところが近藤さんらしいなって思う。むぎちゃん登場で会場もさらに湧く。仲良くなって久しいけれど、いつだってむぎちゃんがむぎちゃんとして目の前に現れたらキュンとするから不思議ね。

いよいよ3人でのセッション、猫町フェスの数年を経てみんなで演奏する曲がたくさんあるのでライブのメインは合奏になるのが自然な流れで、やっぱり息を合わせて演奏して歌うのはとても楽しい。「猫町オーケストラ」での声の重なり、「第2の人生」もニャン生バージョンで。上野動物園のパンダが中国に帰ってしまうことにあわせて、最初の猫町フェス以来の「上野動物園準備中」を演奏しました。昨年尾道でカバーした「窓辺の猫」も新しいアレンジでばっちり。「日向の猫」では久しぶりにみんなのラララの歌声が聞こえて感動しました。「どんなふうに」も3人でやるのは初めてだったけど良い感じだったな。

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昨年ちよだニャンとなる会のために描き下ろした「ニャンとなるSONG」は猫町フェスであるべき形に完成したと思いました。ここで歌わない理由がありません。優しく切なくとても大きな歌になったと思う。泣かないように気をつけないといけない歌。ステージ横でニャンとなる会スタッフの皆さんが耳を澄ましているのがわかりました。「天国かもしれない」への流れも美しかったな。いい曲をたくさん演奏できて楽しい。「toi toi toi」は希望の歌。お客さんみんなの手拍子と笑顔が天井の高いあの空間を満たしていました。みんなで元気に集まれてよかった。とても幸せな一日でした。

また来年、同じ場所で。  
Posted by monolog at 23:22Comments(1)ライブ後記

2023年02月19日

アイが大きい基山町音楽祭(2023年2月19日 @佐賀県 基山町民会館 大ホール)【SETLIST】

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2023年2月19日(日)@佐賀県 基山町民会館 大ホール
アイが大きい基山町音楽祭


1.夕暮れ田舎町
2.tsubomi
3.君といつまでも(加山雄三 カバー)
4.小さな巣をつくるように暮らすこと
5.ブックエンドのテーマ  
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2023年02月18日

ちよだ猫まつり2023(2023年2月18日 @ 千代田区役所1階)【SETLIST】

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2023年2月18日 @ 千代田区役所1階)
ちよだ猫まつり2023


<山田稔明ソロ>
1.きみは三毛の子
2.tsubomi
3.lucky star

<山田稔明・近藤研二・むぎ(猫) セッション>
1.猫町オーケストラ
2.第2の人生
3.上野動物園準備中
4.窓辺の猫
5.日向の猫
6.どんなふうに
7.ニャンとなるSONG
8.天国かもしれない
9.toi toi toi  
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今年のレテはじめ|小箱の中の音楽48 開催決定

いつもの場所、いつもの時間。現在位置再確認のステージであり続ける下北沢leteでの2023年最初のライブが決定しました。3月、年度末。桜の芽吹きを待ちながら新しい季節の歌を歌います。これまでとこれから。アニバーサリーイヤーもレテでのライブは淡々とやっていきます。来週末2月25日(土)正午よりleteのHPにて入場受付を開始。手帳にメモをよろしくお願いします。

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2023年3月18日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽48

18:00開場 18:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2023年のレテ初め。下北沢の小箱での定期演奏会、
現在位置再確認の春の最前線を目撃してください。

*予約受付は2月25日(土)12時(正午)よりleteのHPから

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275  
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2023年02月17日

いよいよ今週末は「ちよだ猫まつり」|新グッズたくさん作りました

いよいよ今週末2月18日(土)と19日(日)は「ちよだ猫まつり2023」です。18日(土)は近藤研二さん、むぎ(猫)ちゃんとの2020年以来3年ぶりの共演。コロナ禍の憂き目を経て、晴れやかに音楽でお祭りに華を添えたいと思います。それぞれのソロ、そしてセッションとたっぷりお届けします。リハーサルが終わった後、3人で顔を見合わせてつぶやいた言葉は「この内容で無料だってね」ということで、ぜひ土曜日の15時半、たくさんお集まりください。

ちよだ猫まつりでは毎年物販コーナーを設けさせていただいてきましたが、今年も新グッズをたくさん作りました。これだけの種類を一気に作ったのは久しぶりかも。まず「GLENVILLEスウェット」、山田稔明の代表曲である「glenville」は架空の街の名前、その楽曲をモチーフに春に使い勝手の良いスウェットを作りました。自分が着たくて作ったみたいなものですね、これは。

そして新作トートバッグ、前回はタイベック製のものが好評を得ましたが今回はポリエステル。自転車チミちゃんのイラストはブックマークセットのために描いたイラストを公式LINEに寄せていただいたなかから選んだ絵。印刷面の反対側は全面メッシュのポケットになっててとても便利です。春の風に誘われてお買い物に出かけましょう。

トートバッグと組み合わせても似合いそうな、ポチとポチ実、ママン3猫をフィーチャーしたクリアアクリルキーホルダーも新しい試みです。カラフルな透明のアクリルキーホルダーが春に似合うと思ったのです。思ってたより大きめサイズで存在感があります。美味しそうに見える。埼玉の町工場で作ってもらったこだわりの一品。チミママをモデルにしたグッズの売上は保護猫活動サポートの寄付金にします。もちろんちよだ猫まつりでの売上の一部も千代田ニャンとなる会に寄付する予定です。

最近撮影したものから3つ選んでチミとママンのポストカード3枚セットも作りました。毎朝、毎日、猫の写真をインスタグラムに投稿していますが、1週間に1枚くらい奇跡みたいに美しい写真が撮れるのです。新作カードの他に先代猫ポチをモデルに2002年に製作したビンテージ、14枚組のポストカードもデッドストックを販売します。これは裏面に『mono』の歌詞とギターコードが掲載されたレアアイテム。ポチとポチ実、時をかける猫のリレーにもご注目いただければ。

18日(土)のみの予定だったグッズ販売ですが、19日(日)も物販コーナーを設けさせていただくことになりました。18日は都合が悪いけど19日なら行ける!って方もぜひお越しください。友だちがお世話している、大怪我を追った猫チャビをサポートする活動を最近やっていて、そのチラシや募金箱、保護主イシカワアユミさんのハンドメイドのチャリティグッズも僕の物販に並びます。ぜひ心を寄せていただけたら嬉しいです。チャビ助けのインスタグラムはこちら。ぜひ一度ご覧ください。

なによりもステージでのライブがとても楽しみなのです。たくさんの皆さんと会場でお会いできますように。

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ちよだ猫まつり2023 @ 千代田区役所1階
2023年2月18日(土)11時〜18時 / 19日(日)10時〜17時

主催:一般財団法人ちよだニャンとなる会
共催:千代田区

チャリティライブ<2月18日(土)15:30〜>
出演:山田稔明、近藤研二、むぎ(猫)

3人がステージに揃うのは、コロナ禍前の2022年のちよだ猫まつり以来
猫たちのお祭りに、素敵な音楽をお楽しみください。
※事前の整理券配布はありません。スタンディング形式でお楽しみいただけます。
※20席程度の座席となりますが、着席をご希望の方は当日整理券配布があります。
 時間は会場内でご確認ください。
※お昼過ぎ頃から出演者物販コーナーの販売を予定しています

詳細に関してはちよだ猫まつりHPをご覧ください
  
Posted by monolog at 23:40Comments(0)情報

2023年02月16日

青春リマインダー

1994年に初めて観て、2010年の再結成来日公演以来13年ぶりに堪能したPAVEMENT。スティーブ・マルクマスのバンドやソロでの公演は何度か観ていたけれどやっぱりあのPAVEMENTを観られるなんて奇跡みたいだ。チケット取ったの去年の初夏じゃなかったかな、どんだけ楽しみにしてたかっていう話。まず1日目。控えめに言って最高だった。ささくれてるのにまろやか、耳が心地良いライブでした。もうただただ楽しい夜だった。

2日目。そう、PAVEMENTなんて観られるだけ観たいわけで、2日あるなら2日行くのさ。初日もフレッシュでよかったけど2日目はもっと良かった。セットリストも全然違うし、30余年のバンドのキャリアは1日じゃ足りないのは当然である。昨日はただただ楽しくて今日は圧倒的。むせかえるような青春をリマインドする2日間でした。Lo-fiと呼ばれていた音楽が30年経って燻製みたいになって、熟練とか貫禄とは無縁に無邪気に鳴らされて感動する。

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Posted by monolog at 23:05Comments(0)音楽