2017年09月24日

猫町旅日記ーバリ島編3

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バリ島で初めての朝、まだ夜が明けていない4時に目が覚めた。正確に言うと、外から聞こえてくる不気味な呪文のような声に起こされたのだ。それはお経?それとも酩酊したおっさんの叫び声?とにかく地の底から響くような声だった。僕は暗闇に目を凝らし、iPhoneのボイスメモにそれを記録した。そしてそこに音程のある打楽器の規則的なリズムが加わった。竹の筒を叩いているような軽やかな音。だんだん明るくなっていき、真っ赤な朝焼けの空がとてもきれいで一気に目が覚めた。呪文のような声は歌に変わった。異国にいる感覚が僕を包んでいく。「最高やんか…」僕はひとときもこの島にいる歓び愉しみを無駄にしたくないと思った。

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リビングに隣接したバルコニー、アウトリビングで朝ご飯。お香の匂いと蚊取り線香の匂い。パンとサラダ、そして極彩色のフルーツ。この日はお昼前には街へ出かけようということになっていたけど、朝食が終わった時点で8時。なんとゆったりとした時間。お庭に小さなプールがあるということを聞いていたから水着を持ってきていた僕、いったい何年ぶりの水浴びか。常夏のバリ島は、9月は乾季で昼間は30度になる。鳥のさえずり、虫の声を聞きながら浮き輪で浮かんで青い空と形を変えていく雲を眺める至福。日差しは熱く降り注ぐけど日陰に入ると涼しい風が心地良い。「地上最後の楽園」と呼ばれる理由がだんだんわかってきた。

お昼前に出かけて、トゥグヌンガンの滝(Tegenungan Water Fall)へ。ウブドゥの南スカワティを流れるプタヌ川下流にある落差20mのこの滝の存在は、以前から地元の方に知られていたが、滝つぼまで下りる道が急なけもの道しかなかったため、遠くから眺めるだけの観光ポイントだったそうで、あまり人気がなく、知る人ぞ知るといった場所だったのが、近年滝つぼまで行ける道や駐車場などが整備されたことにより、観光客が立ち寄る、人気観光スポットになったらしい。

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バリ島はどこを眺めても緑が色鮮やかで目がすーっとする。トゥグヌンガンの滝を見下ろすこのあたりも言ってみればジャングルみたいなものだ。「滝つぼまで行きますか?」「降りて戻ってくるだけで小一時間かかるよね(そして足腰が終わっちゃうよね)」「んん、また次回で!」とその壮観な風景をこの目に焼き付けました。ここでの時間はゆっくり流れるけれど、やっぱり限りがあるものだから。お昼ご飯を食べにウブドゥへ移動。世界的に有名なアマンリゾーツが1989年、タイのプーケットに続いて2番目にオープンさせたアマンダリは宿泊するにはため息がでるような豪勢なホテルなのだけど、ここのレストランで美味しいご飯をいただくことができるのだ。プールで泳ぐ宿泊客を眺めながら(日本人客だった)僕はナシゴレンとノンアルコールのジンジャービアを。ひとくち食べてその複雑で奥深い味にびっくりした。ナシゴレンってだいたいフェスとかでしか食べたことなかった。1990年代に渋谷のモンスーンカフェでレコード会社の人に食べさせてもらったのが最初だったかな。これがリアルナシゴレンなのか!と目からウロコ。ジンジャービアもジュースみたいな味で最高。

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「バリ島のスーパーマーケットに行ってみる?」と問われ「Ya!(はい!)」と即答。ビンタンスーパーマケットに連れていってもらって、あれこれ日常品を買い物。ペット用品売り場ももちろんチェック。2階にはお土産品が並んでいた。やっぱり猫モチーフのものに目がいく。インドネシアの猫の置物は意匠に特徴があって、尻尾が長くて、ちょっとファンシー。町では太った猫を一匹も見なかった。外国のスーパーマーケットってとにかく楽しい。現地で暮らす人々の生活が垣間見えるし、色鮮やかで眼福。バリ島の一日、いろいろ詰め込んで堪能しているけれど、この時点でまだ14時。太陽は高く容赦なく降り注ぐ。(気まぐれに続く)

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2017年09月23日

イトケンフェス(2017年9月22日 @ 月見ル君想フ)【SETLIST】【ライブ後記】




2017年9月22日(金)@ 南青山 月見ル君想フ
“イトケンフェス”


<サトミツ&ザ・トイレッツ>
1.THEO
2.日本のトイレからこんにちは
3.PULP!
4.Callin'(with amiinA)
5.おしぼりを丸めたら(with 阿佐ヶ谷姉妹)
6.答えはトイレのなか
7.ノー・トイレット・ノー・ライフ
8.あしたトイレに行こう

EN
9.ぷりぷり行進曲(with amiinA、阿佐ヶ谷姉妹)




ベーシスト伊藤健太(イトケン)がオーガナイザーとして企画された“イトケンフェス”にサトミツ&ザ・トイレッツとして参加しました。2人組アイドルユニットamiinA、2人組女性お笑いコンビ阿佐ヶ谷姉妹、そしてトイレのことしか歌わないトイレッツという、バラエティに富みすぎた出演陣。リハーサルからずっと駆け回って働くイトケン。こんなイベントはなかなかあり得ないなあと思いながら、一日ずっと笑って過ごしました。amiinAのパフォーマンスを初めて観ましたが、素晴らしかった。アレンジ含めて楽曲が素晴らしく、二人が駆けて舞う様が可愛くてかっこよくて、客席のファンのサポートも力強かった。阿佐ヶ谷姉妹が登場すると世界がピンク色に塗り替えられた。さすが、圧巻のステージング、客いじり、コール・アンド・レスポンスで会場を一丸とさせる様に見とれていました。

サトミツ&ザ・トイレッツは大きなニュースの発表という案件を抱えて、少し緊張したステージだったかもしれませんが、amiinAとの共演、阿佐ヶ谷姉妹のバックバンド化というピリッとしたスパイスもあり、1時間のステージを駆け抜けました。11月のレコ発ライブではアルバムの全貌をお見せすることができると思います。バカバカしいことを真剣にやるのって楽しいし、大人の特権のような気がしています。面白がって関わっていこうと思います。雨のなかの長丁場のイベント、たくさんのご来場ありがとうございました。テコナベーグルワークス、月見ルスタッフ、そして主催者のイトケンにも大きな感謝を。  
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サトミツ&ザ・トイレッツ11月10日にメジャーデビュー|大阪での初ライブが決定

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昨日は課外活動バンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」のライブでしたが、そのなかでソニー・ミュージック内アリオラからのメジャーデビューの発表がありました。この春に決まった、個人的には3度目のメジャーとの契約、8月にみっちりレコーディングして11曲入りのアルバムが完成しました。タイトルは『ホワイトアルバム』。ジャケットも昨年のシングルに続いてえちがわのりゆきさんに描いてもらいました。今後もいろいろなライブやイベントが続くと思います。なんだか面白いモノ・コトが詰まった秋になりそうです。ソニー・ミュージック内にオフィシャルサイトも立ち上がりましたのでこちらから。

11月10日の世界トイレの日にCDが発売になりますが(レコ発ライブが決定しているのでまたお知らせします)、それに先駆けて11月5日に大阪でサトミツ&ザ・トイレッツをフィーチャーしたステージを。大阪港、中谷運輸築港ビルでの海岸通文化祭 MINA to meets(みなとミーツ)の2DAYSイベントの2日目ですが、僕が企画したものです。前日は高橋徹也さんとの共演、そして翌日にトイレッツと振れ幅もマックスな感じですが、ぜひとも関西の皆さんにも大人の真剣なお遊びを目撃していただきたい。チケットはもう受け付けていますのでこちらからどうぞ。



2017年11月5日(日)@ 大阪 中谷運輸築港ビル(旧商船三井築港ビル)
海岸通文化祭 MINA to meets(みなとミーツ)
“トイレッツがやって来る ジャー!ジャー!ジャー!in OSAKA”

13時半開場/14時開演/前売4000円(チャッツワースの紅茶付き)
LIVE:サトミツ&ザ・トイレッツ
[佐藤満春、山田稔明、伊藤俊吾、佐々木良、伊藤健太、森信行]

奇跡のメジャーデビューが決定した世界初の“プリッとポップ”バンド
サトミツ&ザ・トイレッツが関東以外では初のステージ。CD発売前に
その全貌を関西の皆さまへお披露目します!

TIGETにてチケット予約を受付を開始しました

海岸通文化祭 MINA to meets(みなとミーツ)

中谷運輸築港ビル(旧商船三井築港ビル)
〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1-5-25
大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅1番出口より
西に直進(中央線沿いをコスモスクエア駅方面へ)3分
/大阪市バス「天保山」バス停すぐ


  
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2017年09月22日

GOMES THE HITMAN “kichijoji rhapsody”(2017年9月9日 @ 吉祥寺 Star Pine's Cafe)【ライブ後記】

9月9日のGOMES THE HITMANのライブから2週間が過ぎようとしていますが、改めて振り返りたいと思います。ギタリスト橋本哲さんを迎えての5人編成でのライブは2015年「まちづくり3部作」と題して「new atlas ep」『cobblestone』「maybe someday ep」の3作を曲順通りに演奏した公演以来、そのときも会場は吉祥寺スターパインズカフェでした。お世話になっている会場の20周年記念アニバーサリーをバンドでお祝いさせていただけることが嬉しい。奇しくも僕らも初めてCDを出した1997年から数えて今年で20年。リリースタイミングでもなんでもないGOMES THE HITMANに夏に続いて席が埋まるほどにたくさんのお客さんが来てくれることは本当にありがたいこと。静かな熱気のなかで幕が上がりました。開場時に会場に流れていたのはblueboyの『if wishes were horses』という、バンド結成時に僕がすり減るほど聴いていたレコード、そして去りゆく夏を惜しんで「サマージャム'95」のインストゥルメントトラックの鳴り響くなか、まず4人だけのGOMES THE HITMANがステージへ。

オープニングの「way back home」「遅れてきた青春」「アップダイク追記」という流れは、実は2015年秋に行ったライブとまったく同じ曲順だった(けっちゃんに指摘されて気づいた)。夏の終わり、秋の始まりにはこれがGTHスタンダードなのだなと再確認。しかし残暑を感じさせる久しぶりのこの日の晴天を受けて「今日までが夏」宣言、そして「光と水の関係」「何もない人」と『weekend』楽曲を。橋本哲さんが加わって5人編成になって「太陽オーケストラ」、ギラギラした日差しに目を細めながら、かげろうの向こうへと夏を送りました。

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5人編成になって『cobblestone』期の歌を歌っているといろんなことを思い出す。僕が持っていったギターポップ然としたデモが杉さんと一緒にアレンジすることでポップスへと昇華したこと。とまどい。感嘆。音楽を作ることに関しての意識の変化。1999年から2000年へとまたぐ瞬間(2000年問題!)をスタジオで過ごしたこと。17年後の今になって思うのは、今自分が音楽を生業として続けている起点があの時間にある、ということだ。「太陽オーケストラ」は鮮烈なイントロから一転、Aメロで突然転調して景色を変え、後半ではシタールの音さえ聞こえてくる目まぐるしいアレンジだが、こないだバリ島に行ったときに「はっ!」としたのはその湿気と日差しはまるで「太陽オーケストラ」みたいな感じだった。「午後の窓から」はキャロル・キングとジェームズ・テイラーを1曲のなかでオマージュした歌だ。僕はこの曲を書いて初めて自分が“シンガーソングライター”になったと思っている。

哲さんにギターを添えてもらって演奏した「サテライト」は2005年『ripple』(現時点でのバンドの“最近作”だ)収録の、バンド内の雰囲気が相当停滞していたころの楽曲。ぱっと聴いた感じでは軽快に響くこの歌を僕は鬱々とした気持ちで書いて、同じような気持ちで歌っていた。そこから10余年経ってみると自分のなかで意味合いが変わったことに気づいて、今ではニコニコしながら歌えるのだから何事も続けることが大事だなと思う。未発表曲「houston」は「サテライト」の続編のつもりで書いた歌。バンドで演奏するのが相応しいと感じたから、今後はGOMES THE HITMAN楽曲というフォルダに。「memoria」も5人編成、さらには満員のお客さんのコーラスにも後押しされた。まだ完成形のない曲だが、哲さんも美しいアルペジオで曲を大きくしてくれました。ここで再び4人だけの編成へ。

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僕らは全員同じ東京外国語大学の出身、今年で出会って25年、なんとも大した時間だ。来年は僕がこのバンドを組んで四半世紀ということになる。MCで少しバンドの昔話をした。黎明期からのメンバーながら最初の練習をさぼった堀越、「あの頃はこの曲好きじゃなかったんだけど今聴くといいね」と暴言の高橋、ベーシストを探しているときに「山田、すごい頑張ってるからおれベース手伝ってもいいよ」と言って加入した須藤。言葉にしてみると全部のことが興味深くて面白い。「会えないかな」という大学時代から歌っている曲を4人で。この曲はほとんど毎回ぶっつけ本番なのでアレンジが全部違う。「手と手、影と影」は僕らを少しシリアスなバンドへと変遷させた曲だけど、何回歌っても自分で感動する。歌の力が勝手に育っている気がします。本編最後は「ホウセンカ」。この曲をきちんと録音して世に出すのが楽しみ。

山田稔明としてソロ活動を初めて10年経って、一人で歌うときにステージで緊張することはもうほとんどないし、毎回納得のいく歌を歌えるようになったという自負があるんだけど、バンドで集まるとその経験値のようなものが一旦リセットされて、いつも駆け出しのバンドマンみたいな丸裸の気分になるのは何なんだろうなあと毎回GOMES THE HITMANのステージのあとに思う。つんのめったり、つまづいたり、メロディを見失ったり、また捕まえたりしながら、肩で息をしながら汗かき駆け抜けてゆく感覚。きっと50歳になってもそんな感じなのだろうな。大学2年生のときに組んだこのバンドで歌うときは、痩せっぽちで丸メガネの19歳のもう一人の僕がずっと隣に立っているのかもしれないな。アンコールでは「maybe someday」。これも相当の集中力と体力を必要とする曲。メンバーみんなのコーラスも心強い。最後まで付き合ってくれてありがとう。言葉ではうまく言えないけれども。

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ピアノのイントロに導かれて「雨の夜と月の光」、この曲で僕は思わずハンドマイクで歌い出してしまう。哲さんのギターも鳴っていたし、気分が高揚してしまったのだな多分。2番からギターを持とうと思ったんだけど間奏もずっと歌ってるし、結局最後までマイクを握ったまま。お客さんは総立ちになっていて、なんだかとても特別なキラキラした時間だった。こんなことならもっと立ち居振る舞いを研究しておくべきだったな。昔からのファンの人も初めてバンドを観る人も、老若男女さまざまな世代がみんなニコニコしているのを眺めるのは幸せなこと。これはステージに立つ仕事をしている僕の特権。ダブルアンコールで最後の最後に「僕はネオアコで人生を語る」。今から20年前、GOMES THE HITMANが初めて世に問うたCDの1曲目の、始まりの歌。ミラーボールが回るのを見上げて感動しました。たくさんのご来場ありがとうございました。また10月18日に下北沢で、そして12月8日(僕の誕生日)に恵比寿でGOMES THE HITMANを目撃してください。

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撮影:祖父江綾子  
Posted by monolog at 09:16Comments(0)ライブ後記

2017年09月21日

SWEET 43 BLUES



僕がGOMES THE HITMANでデビューする前、大学を卒業してから映像制作の会社で仕事をしていたことは昔からよく話していることで、小説『猫と五つ目の季節』のなかでもそういう記述がある。不眠不休のAD、アシスタント・ディレクターというと響きはそれなりだが、要は使いっ走りの何でも屋だったから、しんどい記憶ばかりが折り重なって記憶の層になっている。それでもいくつかの眩しい思い出や心の動きがあって、それが今に繋がっているのだから何をやっても無駄な時間というのはないのだなあとしみじみする。

初めてチーフAD、いわゆる現場の使いっ走りレベルでのリーダーとして撮影したミュージックビデオはアップル&ペアーズというバンドの「ときには空」という曲だった。僕が撮影場所の提案やロケーションハンティングを任された(試された?)ので、このMVには僕の母校だった東京外国語大学(今はもうない北区西ケ原のキャンパス)や都電荒川線、荒川土手など僕の青春時代の景色が多く映っている。ボーカルの岡田さんは今音楽プロデューサーになって、ガールズバンドたんこぶちんを手がけていて、「Qui La Laの夏物語」へと繋がった。僕のバンドでコーラスをしている立花綾香との出会いのきっかけも岡田さんだ。

オフィスでぼんやりしてた僕に「おい、山田。おまえ今日午後あいてるなら一緒に来い」と半ば無理やり監督さんに連れていかれたのは川崎クラブチッタで、そこで細身のシンガーソングライターのMV撮影を手伝ったのもその当時のことだ。高橋徹也のデビューシングル「真夜中のドライブイン」という曲で、僕のその日の仕事はCDプレイヤーの再生ボタンを押したり、カメラのテープの入れ替えをするくらいだったが、その日初めて聴いたその歌を僕はその後ずっと好きでい続けた。今や自分にとってもっとも刺激的な音楽家との出会いがそのときにあって、二十四年を経てまたこの秋にふたりで音楽の旅をすることになっている。

映像制作仕事時代に僕が関わった(というほど大げさな手柄ではないけど)一番大きな仕事は安室奈美恵のライブ映像作品だったと思う。僕はあまたある彼女の楽曲を憶えて小節を刻み、何十人といるカメラマンにステージの展開をインカムマイクを通じて実況することだった。「あと16小節でギターソロです!」とか「間もなくセンターからアムロさんポップアップします!」とか。会場は東京ドームだったか。他にもいくつかの会場でコンサートの下見をしたことを憶えている。僕は「a walk in the park」という曲が好きだったんだけど、クライマックスで歌われる「Sweet 19 Blues」という曲がとにかく感動的だった。商品化されたそのライブ映像のエンドクレジットにはどこかに自分の名前が入っていて、そのことが今でもちょっと誇らしい。40歳の誕生日に発表された引退宣言をニュースで眺めながら、自分の20年前のことなどをいろいろ思い出したり、20年経った自分の今の暮らしを思ったりした。あの頃に戻りたいとはまったく思わないが、あの季節がなかったらどうなっていたか、全然想像がつかない。思わず目を細めてしまうようなギラギラした日々だったのかもしれないな。  
Posted by monolog at 11:58Comments(0)日常

2017年09月20日

夏から秋へのグラデーション



昨日のこと。夕方までずっと録音と編集作業。10月に予定されている(詳細発表がまだの)イベントのためにいろいろやっている。夕方から下北沢へ出かけて伊藤俊吾(イトシュン)のライブにゲスト出演するため事前にちょっと練習。イトシュンは歌がうまい。ビブラートや楽曲のコードプログレッション、自分にない才能を持つ人の演奏を聴くのは新鮮。キンモクセイはGOMES THE HITMANの3年後に同じレーベルからデビューしたバンドで、僕らは入れ替わりでレーベルを離れたこともあって、ずっとなんとも微妙な関係だったわけだけど(僕がひねくれて意固地だっただけなのだな、結局)、15年経ってサトミツ&ザ・トイレッツという大人の真剣なお遊びみたいなバンドのおかげでこうやってセッションするようになるなんて、歳を取るのも悪くない。

イトシュンのステージ、第二部にゲストとして呼び出され、「月あかりのナイトスイミング」をイトシュンのピアノに乗って歌いました。夏にHARCOとふたりで歌ったのを見てイトシュンが「良い曲ですねえ」と言ってくれたのだけど、イトシュンとやるのもとても新鮮。いっぱいおしゃべりをして「ディランならこう言うさ(仮)」を披露。この曲はやっぱりコーラスが入ると断然良くなる。アンコールでも「my favorite things」を歌わせてもらったが、僕の歌はずっとハーモニーを歌い続けるコーラスが多いからイトシュンみたいなシンガーが声を添わせてくれるのは本当に幸せな時間。

この日は高橋徹也さんが遊びにきてくれて、イトシュンと彼は初対面だった。タカテツさんにもイトシュンにも「君たちふたりは水と油だよ」とハードルを高くして、ざわざわとした緊張感を演出しておいたんだけど、結局終電近くまで3人で楽しく話し込んで、それがなんだか面白くて、これ絶対15年前にはあり得なかった風景だなあと感慨深く思いました。イトシュン、気持ちよく歌わせてくれてありがとう。ニコニコとあたたかく迎えてくれたたくさんのお客さんにも感謝。

  
Posted by monolog at 10:03Comments(0)ライブ後記

2017年09月19日

山田稔明+高橋徹也 共演ツアーが決定しました<大阪・宮城・福島>

友人であり尊敬するシンガーソングライター高橋徹也さんとの共演ツアーが決定しました。昨年の下北沢、今春の京都と名古屋に続いて、大阪と東北へ二人旅。大阪では高橋徹也作品へのイラストの提供でも知られるおおくぼあおいもなかさん(a.k.a tobaccojuice おおくぼひでたか、猫好き)がライブペインティングで参加、そしてaalto coffee庄野さんがコーヒーを淹れてくれるので、“コーヒーと音楽と猫”と題した企画。そして宮城と福島はふたりの歌の交錯、“音楽と音楽”をお届けします。

大阪でのライブはかつて「商船三井築港ビル」と呼ばれた昭和初期から建つレトロビルをひとつ借り切っての2日間イベントの初日となります(2日目のことは後日発表します)。マルシェスペースでは僕が仲良くしている作家さん、お店の商品が並び、可愛いものやら素敵なもの、美味しいものが集まってくる予定です。山田バンドの五十嵐祐輔くんも参加、春日部張り子のオーダーメイドや絵付けワークショップ、ライブに飛入りもあるかもしれません。おおくぼあおいもなかさんがお昼から猫だらけワークショップをやってくれたり、午前中から夕暮れまで楽しいことづくしの週末になります。こちらについて詳しいことはまた追ってお知らせします。

去年近藤研二さんとのツアーが大成功した宮城と福島、今年はどうなるか楽しみです。タカテツさんは仙台でラジオのレギュラー番組を持っていたそうなので(僕もDate fmで番組やってたしな)素晴らしい再会などにも期待。福島三春は関東から日帰りが可能な午後早めのライブとなります。とにかくこの秋、もっともシンパシーを感じる音楽家と旅ができてとても光栄です。大阪と福島は予約受付を今日から開始、宮城NAKAO CAFEは今週末23日10時より受付開始となります。

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2017年11月4日(土)@ 大阪 中谷運輸築港ビル(旧商船三井築港ビル)
海岸通文化祭 MINA to meets(みなとミーツ)
“コーヒーと音楽と猫”

ライブスペースにて/15:30開場 16:00開演/前売4000円(aalto coffeのコーヒー付き)
LIVE:山田稔明、高橋徹也/PAINTING:おおくぼあおいもなか
COFFEE:庄野雄治(aalto coffee)

下北沢、京都と回数を重ねてきたイベントがさらに
パワーアップして大阪で開催。当日はマルシェスペースに
様々な雑貨や物販が並び、さながら小さな大人の文化祭。
音楽と言葉、コーヒーと絵のコラボレーションにご期待ください。

ライブの入場予約は山田稔明/GOMES THE HITMANオフィシャルサイトにて受付

海岸通文化祭 MINA to meets(みなとミーツ)HP

中谷運輸築港ビル(旧商船三井築港ビル)
〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1-5-25
大阪市営地下鉄中央線「大阪港」駅1番出口より
西に直進(中央線沿いをコスモスクエア駅方面へ)3分
/大阪市バス「天保山」バス停すぐ




2017年11月25日(土)@ 宮城県 富谷市 NAKAO CAFE
“山田稔明 × 高橋徹也・音楽と音楽”

開場18:30 開演19:00/前売3000円 当日3500(ドリンク別途)
出演:山田稔明、高橋徹也

昨年春のソロ、秋の近藤研二とのデュオに続き、山田稔明三度目の
NAKAO KAFEでのライブ決定。今回は盟友であり不世出のシンガー
ソングライター高橋徹也を連れだって、名古屋以来の「音楽と音楽」
と題した深遠な世界観の交錯を。秋を彩るたくさんの歌を奏でます。

【ご予約・お問い合わせ先】9月23日10時から受付開始
NAKAO 富谷店 022-351-7752/mail: nakao.cafe@gmail.com
*メールでのご予約の方はお名前・お電話番号・希望枚数をご明記ください。
*サンドウィッチご希望の方はチケットと同時にご予約ください。

NAKAO CAFE
宮城県富谷市成田8-2-9 2階
022-351-7754




2017年11月26日(日)@ 福島 三春 in-kyo
“山田稔明 × 高橋徹也・音楽と音楽”

14:30開場 15:00開演/前売3000円 当日3500(ドリンク別途)
出演:山田稔明、高橋徹也

蔵前の頃からずっとお世話になっている、エッセイスト長谷川ちえさんの
お店 in-kyo。福島三春に移転してから二度目のライブが決定しました。
今回は盟友であり不世出のシンガーソングライター高橋徹也を連れだって
「音楽と音楽」と題して深遠な世界観の交錯。秋を彩るたくさんの歌を。

ライブの入場予約は山田稔明/GOMES THE HITMANオフィシャルサイトにて受付


三春 in-kyo
福島県田村郡三春町中町9
TEL 0247-61-6650  
Posted by monolog at 11:04Comments(1)情報

猫騒動 7thシーズン(8)毎日が記念日



今日はポチ実が我が家の猫になって3年と10日の、まあなんというか、そういう記念日だ。なんでそんな中途半端なのかというと、今から10日前の三年目記念日がGOMES THE HITMANのライブの日にあたり朝からバタバタしていたのと、ライブ終了後にご機嫌に打ち上がって飲みすぎてしまって這々の体で帰宅して、次の日はバリ島旅行のためフワフワ浮き足立っていたからブログに記事を書くタイミングを失っていたのです。ごめんよ、ポチ実。しかしこの3年、本当にいろんなことがあって、いろんな素敵な縁が繋がったり、本が出せたり、楽しいことばかりを猫が招いてくれる。ポチ実はこないだ体重を測ったら5キロもあって、ちょっとビックリしてしまったんだけど、でもいつも3年前の9月の、あのキラキラした1ヶ月の小さなポチ実の姿というのはずっとまぶたの裏にあって、いつでも簡単に思い出せるから不思議。結局は毎日がなにかしらの記念日なのです。



そして、これもポチ実との出会いが招いた縁かもしれない、むさしの地域猫の会の皆さんとの繋がり。今年も10月の吉祥寺は猫まつりでにゃあにゃあと盛り上がりますが、JR武蔵境駅前の広場で行われる「むさしの猫のマルシェ」をお手伝いさせていただきます(去年は近藤研二さんが演奏、僕はフライヤーのためのイラストを描きました。ニャンポジウムと題して地域猫活動のことをお伝えするトークがあったり、朗読があったり、僕は「猫町マルシェ」と名付けた音楽とトークのステージをプロデュースします。美味しい食べ物や飲み物、物販コーナーなど楽しい一日になると思いますのでぜひご来場ください。


2017年10月15日(日)@ 武蔵境 境南ふれあい広場公園
“むさしの猫のマルシェ”

12:00-17:00/観覧無料(雨天時決行 荒天時中止)

13:00-『絵本の読み聞かせ』(朗読:山下しづ香/音楽:山田稔明)
13:45- 『地域猫 座談会』
出演:亀山知弘、亀山嘉代(NPO法人ねりまねこ)西村麻衣子(むさしの地域猫の会)
15:45- 『猫町マルシェー猫にまつわる歌とおはなし』
出演:山田稔明 他

むさしの猫のマルシェ2017 FBページ

境南ふれあい広場公園
〒180-0022 東京都 武蔵野市境南町2丁目3番



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Posted by monolog at 10:07Comments(1)猫騒動

今週はライブ三昧、3ステージです



昨日はお昼に打ち合わせの後、ずっと自宅作業でレコーディング。そして今週は急遽決定したものも含めて3つのステージに登ります。まず本日19日は下北沢 風知空知でのキンモクセイ伊藤俊吾くんのライブにゲスト出演することになりました。メジャーレーベル時代の先輩後輩であり、サトミツ&ザ・トイレッツというバンドでここ数年一緒に音楽を作ってきて彼の真摯な姿勢には学ぶものがあります。リラックスした楽しい時間になるんじゃないかなと思います。そして22日(金)はそのサトミツ&ザ・トイレッツでイトケンフェスなるイベントに出演します。ドラムのイトケンさんではなく、元ゲントウキ伊藤健太が取り仕切り、amiinAや阿佐ヶ谷姉妹など振れ幅の広い出演陣を僕自身が楽しみにしています。そして24日(日)は町田まほろ座にて杉真理さんファミリーの先輩である峠恵子さん主催の「峠まつり」に出演します。杉ファミリーの「まつり」から誘いがかかったら断ることなどできないのです。1週間リフレッシュした僕の今年後半のライブ活動の始まりです。お時間許すときあればぜひお越しください。まだ席はなんとかなると思いますので。


2017年9月19日(火)@下北沢 風知空知
“夏から秋へのグラデーション”

開場19:00 開演19:30/前売 3500円 当日4000円(1ドリンク代別途)
出演:伊藤俊吾/ゲスト出演 山田稔明

【予約方法】
風知空知メール予約のみ(先着受信順/整理番号付き)予約受付中
風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp
(ご希望公演名、日時、お名前、枚数、電話番号を明記の上、お申し込みください)

下北沢 風知空知(http://fu-chi-ku-chi.jp
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル4
電話:03-5433-2191




2017年9月22日(金)@ 南青山 月見ル君想フ
“イトケンフェス2017”

18:15 開場 19:00 開演/前売 3800円 当日4300円(1ドリンク代600円別)
出演:AmiinA、阿佐ヶ谷姉妹、サトミツ&ザ・トイレッツ
【FOOD】テコナベーグルワークス

山田稔明が課外活動として参加するサトミツ&ザ・トイレッツ久々の
ライブが決定しました。当日はビッグニュースを発表?ぜひご来場ください。
★前売りチケットはPeatixにて発売中

月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115




2017年9月24日(日)@ 町田 まほろ座
“峠まつり2017”

16:00開場 17:00開演/【前売/当日】着席 \5,000 / \5,500(別途2オーダー以上)
【座席形態】整理番号順入場・自由席 ※満席の場合、立ち見となる場合もございます

出演:峠恵子 (Vo)、伊豆田洋之(Vo / REVOLUTION-9)、及川眠子(作詞家)
中野麻里子(元おきゃんぴー)山田稔明(Vo)、佐々木良(Gt)、伊藤俊吾(Vo)
坂本洋(Pf)・関慶和(Dr)他、飛び入り豪華ゲスト多数
*チケット購入はこちら

まほろ座 MACHIDA(http://www.mahoroza.jp/
〒194-0022 東京都町田市森野1-15-13パリオビルB1F
Tel:042-732-3021  
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2017年09月18日

猫町旅日記ーバリ島編2

バリ島デンパサール空港に到着、入国手続きを済ませてロビーに出るとさっそく熱気と街の喧騒が僕の目の前に押し寄せてきた。日本から朝8時の飛行機に乗ってバリは15時、まだまだ太陽は高いところにある。ホテルのネームプレートを持った大勢の群れ、タクシーの客引き、日本語も巧みに話しかけてくるのを「こっちにフレンドがいるから」と断りながら歩く。むっとした湿気にわくわくしてしまうのは日常を離れた異国にいるからだ。そうこうしているうちに運転手のエヴァンさんと落ち合うことに成功、荷物も運んでくれた。この旅の移動はずっとエヴァンさんにお世話になることになる。ハローとサンキューくらいで、エヴァンさんはほとんど英語を話さないから、ずっと僕らはニコニコと笑顔でお互いの気持ちをあらわした。バリ島ではサヌールとウブドゥの間にある小さな村にあるトシコさんのお宅に泊めてもらうことになっていて、まずは空港から40分ほどのお宅へ向かう。

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ものすごい数の車、バイクに圧倒された。走り出してすぐにバリ島独特な石造りの寺院やシンメトリーの門、彫刻の数々が流れていく。僕はずっと窓を開けて眺めていた。都市部を離れると信号がほとんどなくなって、車同士はクラクションを鳴らしながら走っている。普段の暮らしで聞きなれれたヒステリックな警告とは違って、まるで路上での会話のように感じる。だんだん黄昏れていく空を見上げると鳥の群れが旋回、と思ったらそれはいくつもあがった凧だった(インドネシア語では Layang layang ラヤン ラヤンと呼ばれる風物だそう)。バリでは乾季(5月から10月)にたくさんの凧揚げ大会が開催されるらしいので、その練習に余念がないのかもしれない。息を大きく吸い込むと街独特の甘い匂いが胸いっぱいになる。学生時代によく友だちが吸っていたガラムの煙草を思い出した。



トシコさんとは日本でも何度もお会いしているのだけど、春以来の再会が嬉しい。噂に聞いていた以上の素敵な邸宅でため息が出る。リビングから見える庭、プール、その向こうの空は夕焼けに染まっていた。まずはなにより腹ごしらえ、夕飯を食べにいこうということになりウブドゥの街へ。ウブドゥ村はデンパサール空港から北に20キロ、小さな村をひとまとめにした地域全体が「ウブドゥ」と呼ばれることが多い。バリの芸能・芸術の中心地として急速に観光化が進んできた街。杉真理さんからも「ウブドゥは最高」と聞いていたが、その何とも言えない、懐かしいような、実は見たことのないような風景は僕を一気に旅人気分にさせた。

アヒルを食べましょう、と向かったお店はBebek Tepi Sawah(ベベク テピ サワ)。広大な敷地のなかに田んぼがあり、薄明かりの雰囲気もバリで最初の食事には打ってつけだった。カリカリにあげたクリスピーダック、焼き鳥のようなサテ、一気に口の中の世界を塗り替えるサンバル、何もかもが美味しい。とっぷりと暮れた夜空にはきれいな星が見えた。インドネシアならではのビンタンビールも最高。「ビンタン」とはインドネシア語で星を意味するのだった。バリ島の街は夜遅くまで店が開いていて明るいが、それでもトシコさんの家まで戻ってくると漆黒の闇のなかで懐中電灯で照らして扉を開ける。寝室から見えるのは手の先も見えないくらいの夜の風景だ。それでも怖くないのが不思議だった。なんの虫だか分からない鳴き声、そして時折聞こえてくる獣の遠吠え。バリ島で最初の夜、僕はいつの間にか眠ってしまっていた。(気まぐれに続く)

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Posted by monolog at 09:02Comments(0)旅日記

2017年09月17日

次回GOMES THE HITMANライブは10年ぶりのオールスタンディング

スターパインズカフェ公演から1週間が経ちました。改めてライブ後記は書きますが、次回ライブが決定しています。10月18日、下北沢にて盟友PLECTRUMとの2マンでCLUB Queの23周年記念のお祝いを。なんとオールスタンディングライブとしては10年ぶりとなります。平日のライブですが、ぜひ万難排して(体調もしっかり整えて)少しの懐かしさと新しい季節への期待を抱いてCLUB Queへお越しください。




2017年10月18日(水)@下北沢CLUB Que
CLUB Que Shimokitazawa Twenty-third Anniversary[THE TOKYO 23]
PLECTRUM presents “Boys Don't Cry 6”


18:30開場 19:15開演/前売3300円 当日3500円(1ドリンク代別途)
出演:PLECTRUM [高田タイスケ、藤田顕、千ヶ崎学、森信行]
GOMES THE HITMAN [山田稔明、堀越和子、盒況觧辧⊃榮俊明]

イープラスライブポケットローチケオフィシャルサイト前売取り置き
*ライブ会場物販では整理番号の早いチケットを販売しております

下北沢CLUB Que
〒155-0031世田谷区北沢2-5-2ビッグベンビルB2F
TEL:03-3412-9979

  
Posted by monolog at 20:03Comments(0)情報

2017年09月16日

猫町旅日記ーバリ島編1



夏が始まる頃に思い立って旅の予定を立てたのは、今年もいつものようにCDをリリースした後に慌ただしい日々が続くことがわかっていたからだ。ここ数年、息をつく暇もなく季節を駆け抜けて年末を迎えて、気づいたら一つ歳をとるというのがお決まりのパターンだったから、2017年はいつもと違う1年にしたかった。インドネシアのバリ島を選んだことは偶然でもあり必然でもあった。心強い友人の手助けもあって事前の準備なしでも旅をするのにうってつけの環境だったし、航空券の値段も予算に見合っていた。僕にとってはどこにあるのかもわからない未知の場所だったのだけど。

出発前にポップスの大先輩でありシンガーソングライターの杉真理さんに会いにいった。杉さんは神々の住む島に魅せられた人、とても詳しくバリ島に通じている。思えば20年前にGOMES THE HITMANのプロデューサーとして初めてお会いした頃からバリの話は小耳に挟んでいた。これまでまったく興味を示すことがなかった僕がガイドブック片手に押しかけたものだから、杉さんも前のめりになってその魅力を面白おかしく説明してくれた。その時点で僕には良い予感しかなかったのだ。印象的だったのは杉さんが40代から50代へと変遷していくなかで、いかにバリが自分に影響を与えたかという話。バリ旅行を経てから、自分が普段やっていること、すなわち音楽が仕事なのか遊びなのかわからなくなって、それからずっと夢中で走り続けている、という言葉。僕には彼の地がどう作用するか。準備完了、いよいよ僕の旅の始まり始まり。

早朝の飛行機で出発するため、寝ないで成田空港まで走った。うっすらと明けていく朝、海外渡航は実に2005年のカリフォルニア旅以来となる(『ripple』のジャケット写真の撮影のためのハードな旅だった)。バリ島までは7時間のフライト、時差は1時間。腕時計の短針をひと回し巻き戻す。英語ではない外国語での機内放送、簡素でスパイシーな機内食、浅い夢、肩こり、ガイドブックをめくる指、窓から見下ろすどこかの島国。果たして僕の乗った飛行機はインドネシアはバリ島、デンパサール空港に辿り着いた。街の土産物屋から流れてくるガムランの音楽(目が覚めるような金属音より柔らかい竹ガムランの“ジェゴグ”のほうが僕は好きだ)を聞いてすぐに頭に浮かんだ曲があった。スザンヌ・ヴェガの大好きな曲、それが「Pilgrimage」というタイトルだなんて、なんてできすぎた話だろうか。それは果てなき「巡礼」を歌う歌だった。(不定期に続く…)

旅と到着を繰り返しながら
源へ向かって一歩一歩進む日々
彼方へ辿り着こう
時間に間に合うように



  
Posted by monolog at 09:41Comments(0)旅日記

2017年09月15日

明日 吉祥寺むさしのFM「Saturday Music Flow」に生出演



今朝日本に帰ってきました。溜まっていた仕事をいろいろあれこれ夜まで、そしてまだto doリストは片付かず。しかし、なんだかとても元気です。明日は定期的にお誘いいただいている地元吉祥寺むさしのFM、川久保秀一さんの「Saturday Music Flow」に生出演します。1週間前の(たった1週間前!)スターパインズカフェでのGOMES THE HITMAN公演を振り返ったり、10月に全国流通が決まったライブ盤『DOCUMENT』のことなどお話できたら。バリ島のことも。PCやスマートフォンで全国で可聴です。ぜひとも。


2017年9月16日(土)むさしのFM
「川久保秀一のSaturday Music Flow」
13:00 - 14:57
*山田稔明の出演は14時台となります  
Posted by monolog at 18:57Comments(0)情報

2017年09月14日

遅れてきた夏休み3



バリ島は常夏、夜は涼しくて昼間は暑い。夜にはくたびれ果てていつの間にか深い眠りにつき、バリヒンドゥーのお経と歌で朝5時半には目覚めてしまう。今日は魔法みたいな朝焼けを見てYESの「燃える朝焼け」が頭の中で再生されました。もうすでに2回目にこの町を訪れることを楽しみにしている自分がいます。

もうすぐうちへ帰ります。週末土曜日にはむさしのFMのラジオに出演、来週19日は風知空知での伊藤俊吾くん(イトシュン)のライブにゲスト出演することになってます。  
Posted by monolog at 07:45Comments(0)旅日記

2017年09月13日

遅れてきた夏休み2



バリ島は犬も猫もいっぱい。意外とWi-Fiは少ない。あっという間に過ぎてゆく時間と日々です。  
Posted by monolog at 21:57Comments(0)旅日記

2017年09月12日

遅れてきた夏休み



スケジュールの隙間に無理やり突っ込んで昨日から遅れてきた夏休み、2005年のサンフランシスコとカリフォルニア以来(2014年台湾は入国失敗)の超久しぶりの海外旅行はインドネシアのバリ島へ。バリ島マスターの杉真理さんにいろいろ指南を受けて期待度マックスで辿り着いたのですが、想像を軽く超えていく素晴らしい風景に見るものすべてが輝いています。GOMES THE HITMAN.COM的には、僕が承認したりサインしたり確認したりする作業と発送等が滞る1週間になることをご了承ください。

今週土曜日はむさしのFM午後の「Saturday Music Flow」に生出演しますのでそのときにいろいろ報告でも。  
Posted by monolog at 09:04Comments(1)日常

2017年09月11日

あわただしくも楽しい1週間



先週はバタバタと忙しい1週間だったが、とても充実した時間が続いた。名古屋から帰ってきた足で月曜日はエッセイストの石黒由紀子さんとの会食。ずっと猫の話、本当に楽しかった。火曜日は夜遅くから出かけて杉真理さんと飲んだ。旅のアドバイスをもらうために用意していただいた時間だったけど、音楽の話もいっぱいして、いっぱい笑った。水曜日はもうひとりのポップスの先輩、高野寛さんのライブを観に横浜のモーションブルーまで出かけた。海を進む船を眺めながら聴く「夜の海を走って月を見た」は格別。終演後に高野さんと交わした会話も含めて本当に良い夜でした。木曜日にGOMES THE HITMANのリハーサルがあって、翌日金曜日はとある撮影。ヒックスヴィルの中森さんにカメラマンとしてお願いした。ディレクションしてくれたのは元フィッシュマンズのギタリスト小嶋さん。早朝から集まっての撮影だったけど、楽しい現場で面白い写真になりそうです。かっこいい先輩たちを何人も見て思うのは、僕は恵まれた後輩だなあということ。その日は古巣のレコード会社に立ち寄って旧知のスタッフと近況報告会もできた。

土曜日はGOMES THE HITMANでスターパインズカフェをロックした。そして日曜日は同じ場所で盟友高橋徹也のレコ発公演を堪能。夏の終わり、新しい季節の始まり。  
Posted by monolog at 10:33Comments(0)日常

片岡まみこさん個展でのライブ開催が決定しました

10月7日にギャラリー自由が丘で版画・イラストレーターの片岡まみこさんの個展でライブが決定しました。きっと片岡さんは猫の絵や人形たちをたくさん描き、作ることと思います。下の写真は片岡さんが僕を擬猫化して作ってくれた粘土人形。猫が繋いだ嬉しい縁。詳細はまた改めて。




2017年10月7日(土)@ 自由が丘 ギャラリー自由が丘
片岡まみこ個展「秋色〜秋の夜長に猫と音楽を聴こう」
山田稔明 LIVE&TALK

17:30開場 18:00開演/料金 3500円(ドリンク+ネコサブレ付)
出演:山田稔明/トーク 片岡まみこ

ご予約はギャラリー自由が丘のメールまたは電話にて受付
Mail: gallery-jiyugaoka@aroma.ocn.ne.jp
TEL 03-6715-6551



ギャラリー自由が丘(https://www.gallery-jiyugaoka.com/
〒158-0083東京都世田谷区奥沢5丁目41-2
アトラス自由が丘ビル1F  
Posted by monolog at 08:30Comments(0)情報

2017年09月10日

SPC 20th Anniversary GOMES THE HITMAN “kichijoji rhapsody”(2017年9月9日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【SETLIST】



2017年9月9日(土)@ 吉祥寺 Star Pine’s Cafe
SPC 20th Anniversary
GOMES THE HITMAN “kichijoji rhapsody”


1.way back home(『SONG LIMBO vol.1 - summer falls』)
2.遅れてきた青春(『GOMES THE HITMAN in arpeggio』)
3.アップダイク追記(『neon, strobe and flashlight』)
4.光と水の関係(『weekend』)
5.何もない人(『weekend』)

6.太陽オーケストラ(『cobblestone』)
7.僕たちのニューアトラス(『new atlas ep』)
8.自転車で追い越した季節(『cobblestone』)
9.思うことはいつも(『cobblestone』)
10.午後の窓から(『cobbledtone』)
11.ready for love(『weekend』)

12.サテライト(『ripple』)
13.houston(未発表曲)
14.memoria(未発表曲)

15.会えないかな(『down the river to the sea』)
16.手と手、影と影(『ripple』)
17.ホウセンカ(未発表曲)

EN
18.maybe someday(『maybe someday ep』)
19.雨の夜と月の光(『weekend』)
20.僕はネオアコで人生を語る(『GOMES THE HITMAN in arpeggio』)



GOMES THE HITMAN
with 橋本哲  
Posted by monolog at 11:10Comments(0)set list

2017年09月09日

いよいよ本日!GOMES THE HITMAN吉祥寺スターパインズカフェ公演

久しぶりに東京は気持ちのいい空、今日と明日はこの秋随一の秋晴れだとニュースで言ってました。昨日は友人でありシンガーソングライター高橋徹也さんと晩御飯を一緒に食べましたが、僕がGOMES THE HITMANで今日、そしてタカテツさんは明日とスターパインズカフェでお薦めのライブが続きます。ここに3年前に書いた「個人的吉祥寺ガイド」を。時の流れ、なくなったお店がいくつもありますが(横尾、ヒトト、バナナムーン)参考に。いよいよ本日、20周年記念をお祝いするGOMES THE HITMANライブ、ぜひたくさんのご来場をお待ちしています。整理番号順の入場になりますので開場10分前に会場スタッフの指示にしたがってください。取り置き予約は正午まで受付けます。本日10月18日下北沢CLUB Que公演のチケットを販売します。メンバーそれぞれのソロ作品なども物販にご用意しますのでぜひとも。それでは、吉祥寺でお会いしましょう。

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2017年9月9日(土)@ 吉祥寺 Star Pine’s Cafe
SPC 20th Anniversary
GOMES THE HITMAN “kichijoji rhapsody”


17:00開場 18:00開演/前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途)
*整理番号順入場・全自由
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、盒況觧辧⊃榮俊明 ]
with guest guitarist:橋本哲

スターパインズカフェ20周年をお祝いして、今年CDリリースから
20年を迎えるGOMES THE HITMANがステージをロックします。
*整列入場となりますので、開場10分前にスターパインズカフェにお越しください。
*開場後は整理番号は無効となりますので、ご注意ください。
*当日券を販売します。

当日精算の前売取り置き予約受付を本日正午まで受付

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
info:0422-23-2251
〒180-0004 東京都武蔵野市本町1-20-16 B1  
Posted by monolog at 09:43Comments(0)情報

“夜の科学 in 名古屋ー夏の日の記憶と記録(2017年9月3日 @ 名古屋 大須 モノコト)【ライブ後記】

先週末の日曜の話。奈良をお昼過ぎに出発して車で2時間で名古屋へ。日差しも強くむっとする暑さ。8月は終わったが、まだ夏の名残りがある。モノコトについて準備をしている間もずっと汗が流れて大変だった。前回は高橋徹也さんとの2マンだったので名古屋でフルセットの弾き語りは1年ぶりか。とても熱心に歌に耳を澄ましてくれる街、という印象がある。男性客が多いのも特徴。9月に入ったので“9月の歌”を残らず演奏しようと思った。とても静かな9月の夜、まずは「harvest moon」からスタート。

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「遅れてきた青春」は「夏休みの最後の日曜日に」というフレーズを抱くが、残暑のこの日はまさにその日という感じがした。秋の風の気配を探しながら。「どこへ向かうかを知らないなら…」も9月になると思い出すことを歌う曲。大阪で評判のよかったサトミツ&ザ・トイレッツの曲も披露。リクエストを受けて歌った「愛すべき日々」がこの日はなんだかとてもいい具合に(自分に)響いた。良い曲だなあと客観的にしみじみ思ってしまったのだ。

「小さな巣をつくるように暮らすこと」は『DOCUMENT』収録の新しい曲だけど、歌うたびに大きく育っていく感じがして頼もしい。もはや自分の手を離れて歌が自我を持ち始めている。「calendar song」、さらにリクエスト曲として「SING A SONG」を演奏。「memoria」もそうだが、みんなで一緒に音楽を奏でる時間というのは本当に楽しい。アンコールでは前日に初披露した「僕たちの花火」を特別に再演、夏の最後の思い出作りを。「あさってくらいの未来」も声がすーっと伸びていくのがわかって良い歌を歌えたなあと思いました。最後は生声、生ギターでキャリア始まりの歌「僕はネオアコで人生を語る」で締めくくり。とてもいいライブだったと思います。

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大須モノコトはおもちゃ箱をひっくり返したような楽しいハコ。大須の街の猥雑とした愉しさも相俟っていつ来てもワクワクします。また来ます、名古屋。たくさんのご来場ありがとうございました。  
Posted by monolog at 00:28Comments(0)ライブ後記

福田利之+高橋久美子+山田稔明「絵と言葉と音楽 奈良三重奏」(2017年9月2日 @ 奈良 NAOT NARA)【ライブ後記】

先週末の土曜日のこと。ずっと1週間ごとにいろんな出来事、風景、歌とお話が積もり積もって振り返るのが大変。この日は奈良NAOT NARAでイラストレーター福田利之さんと作詞家・作家の高橋久美子ちゃんとのイベント。絵本『赤い金魚と赤いとうがらし』の原画展にあわせてのコラボレーションは静岡に続いて2回目。福田さんとはこの場所で昨年末にフィンランドに関するイベント、そして久美子ちゃんとは蔵前のNAOTでのセッションが恒例になっているので、点と点が繋がっていく感覚。僕はその日の朝東京を出発し夕方に奈良に到着。福田さんがもうひとつの展示をやっていたボリクコーヒーにも立ち寄れた。会場設営をして、開演前に久美子ちゃんと秘密の特訓。

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開演、まず福田さんと久美子ちゃんのトーク、もはや夫婦漫才のようでとても面白い。感性が響き合っているのがよくわかる。ふたりが初めて会ったとき僕も同じ場所に居合わせたことを思い出す。そのふたりが1冊の本のなかで共同作業を…と感慨にふけっていたらステージへ呼ばれて僕もおしゃべりの渦へ。笑いの絶えない夜となりました。僕のライブコーナーはまず久美子ちゃんと「太陽と満月」を朗読と歌でセッション。この歌の完成版を初めて披露したのは奈良でした。巻き戻る時間。魚にちなんで前回のイベントに続いてフィッシュマンズのカバーを。そしてカバーをもう一曲、これは初めての試みチャットモンチーの「CAT WALK」(魚に対して猫ということで)。僕がチャットモンチーの大ファンだったことが彼女との縁となったのだけど、『告白』というアルバムは今でも思い出したように聴く名作。そのなかの高橋久美子作詞曲をセレクトしました。NAOTの冊子のために彼女が作詞をして僕が曲を付けた「わたしのドライバー」もここで演奏するのは何回目になるかな?みんなで歌うコーラスも楽しくて盛り上がった。音源化したいですね。

朗読の時間になり、無作為に選ばれたお客さんと僕と福田さんを久美子ちゃんが率いて朗読オーケストラのパフォーマンス。「奈良の山」という言葉遊びが面白い詩を読む。僕も久美子ちゃんも教職免許を持っているという共通点があるが、彼女が先生になっていたら相当面白い授業をやっただろうなと思う。言葉と音楽のセッションも充実したものになったが、シンプルな朗読「十年」という詩が僕は大好きだ。福田さんが再びステージへ、金魚の絵描き歌を考えたり「絵と言葉と音楽 奈良三重奏」というタイトルに相応しい内容。『赤い金魚と赤いとうがらし』の朗読セッションも僕が気まぐれに持ち込んだ小さなキーボードが功を奏したかとてもイマジナティブなものになったような気がしました。

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たっぷり3時間にも及んだイベントでしたが、最後の最後にNAOTへのプレゼントとして新曲を披露しました。東京蔵前にあるNAOTは隅田川沿い、そこからは隅田川花火大会で打ち上げられる花火を堪能することができるのですが、昨年初めてその場所で“花火革命”を味わった僕と久美子ちゃんの共作、作詞高橋久美子、作曲山田稔明で夏の終わりを見送る「僕たちの花火」という曲を。リハーサルでも「ふんふん」と歌詞を歌わずにハーモニーの練習をした成果がばっちり出て大団円となりました。NAOTスタッフの皆さん、ミルブックス藤原さん、ボリクコーヒーとカナカナの皆さん、手伝ってくれたスタッフにも感謝。福田さんと久美子ちゃんは言わずもがな、そして長時間のイベントに付き合ってくださったお客さん皆さんに「ありがとう」と心から言いたいです。

翌日は少し奈良でゆっくりできましたが、本当にいい町だと思いました。また来ます。  
Posted by monolog at 00:05Comments(0)ライブ後記

2017年09月08日

GOMES THE HITMAN最終リハーサル|明日はいよいよ吉祥寺スターパインズカフェ20周年記念公演です

昨日のこと。GOMES THE HITMANのリハーサルでゲストギタリスト橋本哲さん含めスタジオでセッション。流れ、セットリスト曲順がようやく決定。やっぱりいまだに難しい曲もあるし、やればやるほど奥深い曲もある。けっちゃんが「この歌、リリースされたときは好きじゃなかったんだけど、今いい歌だと思うー」とこぼして僕が「はあ?」となるシーンがあったり、不変な部分と変化した部分が共存するからバンドって面白い。GOMES THE HITMANで演奏しているときにいつも思うのは「終わりのこないことはない」ということで、誰かがこの船を降りると言えばそれを無理に止めることもできないし、絶妙のバランスで“今”というのは成り立っているのだと再確認する。ひとりで好きなことを突き詰められるソロとはそこが違う。ぜひ一回でも多くGOMES THE HITMANのライブを皆さんには観てもらいたいなあと思いながら、自分にとって青春そのものの曲を歌った最終リハーサルでした。本番は明日。チケットはまだあります。




2017年9月9日(土)@ 吉祥寺 Star Pine’s Cafe
SPC 20th Anniversary
GOMES THE HITMAN “kichijoji rhapsody”


17:00開場 18:00開演/前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途)
*整理番号順入場・全自由
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、盒況觧辧⊃榮俊明 ]
with guest guitarist:橋本哲

スターパインズカフェ20周年をお祝いして、今年CDリリースから
20年を迎えるGOMES THE HITMANがステージをロックします。

当日精算の前売取り置き予約受付を開始しました!

イープラス
チケットぴあ
スターパインズカフェ店頭

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
info:0422-23-2251
〒180-0004 東京都武蔵野市本町1-20-16 B1
  
Posted by monolog at 08:06Comments(2)GTH

2017年09月07日

本日22時から札幌市電貸切ライブ申込受付開始です

都電荒川線は上京してきて通った大学があった街を通る電車だったので慣れ親しんだ線路でした。甘酸っぱいような、むずがゆいような思い出がそこにはあります。札幌市電は当然遠く離れた彼の地を走る電車、これまでに数回乗ったことがありますが、その道の上で演奏するというのがうまく想像できなくていろんな意味でワクワクします。今回このイベントをサポートしてくれるキッコリーズのKAPOさんからいくつも市電の風景写真が送られてきて妄想は膨らむのです。電車のなかで飲食可能なのだそうです。地べたに座ってもいい?なんだかとても自由な音楽列車の周遊になりそうです。ぜひご参加ください。




2017年10月21日(土)@ 札幌 すすきの停留場 貸切電車乗り場発着
市電貸切ライブ 山田稔明 × キッコリーズ “猫町ソワレ”

17:00 出発(所要時間 約2時間)/料金:3500円
出演:山田稔明 with キッコリーズ
*飲食物持ち込み自由

17:00にすすきの電停を出発し、途中「電車事業所」にてトイレ休憩を挟みます。
そこから、すすきの電停まで戻る約2時間の貸切電車ライブです。
16:30-50までにすすきの電停へお越しいただき入場受付を済ませていただきます

*明日9月7日22時からオフィシャル通販STOREにてイベント参加申込受付開始


札幌市交通局HP

市電すすきの電停 貸切電車乗り場
〒064-0804 札幌市中央区南4条西4丁目  
Posted by monolog at 21:21Comments(0)情報

2017年09月06日

10月 札幌2DAYS|市電貸切ライブ“猫町ソワレ”明日9月7日22時から申込受付開始

札幌での市電貸切ライブに関して、たくさんお問い合わせをいただいています。「猫町ソワレ」と名付けたこのイベントは、夕暮れ時にすすきの停留所から電車に乗って夜へと走り出す、2時間の線路上の宴です。僕自身が札幌で暮らしていないのでそのイメージは未知数ですが、以前東京の街を都電荒川線に揺られて昼間に歌ったときとはまた違う感覚なのだろうなと思います。札幌のシンガーソングライターKAPOさんのキッコリーズにサポートしてもらえることが心強いです。限られた人数、時間厳守のイベント、チケットの受付を明日9月7日(木)22時からオフィシャル通販STOREで開始します。当日の搭乗をスムーズにするために料金前払い制にご協力ください。市電貸切ライブ、そして通算12回目のレストランのやライブ、まったく違う内容でお届けする秋の札幌2DAYSになりそうです。ぜひ冬が忍びよる秋の週末を一緒に。

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2017年10月21日(土)@ 札幌 すすきの停留場 貸切電車乗り場発着
市電貸切ライブ 山田稔明 × キッコリーズ “猫町ソワレ”

17:00 出発(所要時間 約2時間)/料金:3500円
出演:山田稔明 with キッコリーズ
*飲食物持ち込み自由

17:00にすすきの電停を出発し、途中「電車事業所」にてトイレ休憩を挟みます。
そこから、すすきの電停まで戻る約2時間の貸切電車ライブです。
16:30-50までにすすきの電停へお越しいただき入場受付を済ませていただきます

*明日9月7日22時からオフィシャル通販STOREにてイベント参加申込受付開始


札幌市交通局HP

市電すすきの電停 貸切電車乗り場
〒064-0804 札幌市中央区南4条西4丁目



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2017年10月22日(日)@ 札幌 レストランのや
“夜の科学 in 札幌ー秋の日の記録と記憶”

17:30開場 18:00開演 /予約:3000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

札幌の“HOME”、レストランのやでのライブが今年も決定!
初のライブ盤『DOCUMENT』とエッセイ集『猫町ラプソディ』を
携えて、新しい季節の歌をお届けします!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中

札幌 レストランのや(食べログ
〒060-0032 札幌市中央区北二条東11-23-14
TEL 011-210-5105

  
Posted by monolog at 13:39Comments(0)情報

2017年09月05日

秋、鎌倉でのイベントが決定しました

秋涼の候、10月8日に昼夜とダブルヘッダーで楽しいイベントが決定しました。

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2017年10月8日(日)@ 鎌倉 西御門サローネ
Jam Jam Jam MUSIC FESTIVAL 2017

9:00開演(17:00終了 途中入退場可)/入場料 1000円

出演/出店:古書ウサギノフクシュウ、村椿菜文、畑尾和美
象の音楽、草とten shoes、kitchen sisters、チャンキー松本、
バターロールオーケストラ、The long time no sea、UPPONS、
山田稔明、宮下ママレード& her マトリョーシカBOYS

今年で7回目となるJAMJAMJAM音楽祭、2011年に大阪、星ヶ丘で
スタートしました。『誰でも表現ができる』と教えてくれた永井宏
さんはアトリエでよくギターを弾き、集まるメンバーと音楽を奏で
ていました。この音楽祭はそんな永井さんの周りに集まった人たち
が表現の場として始まりました。出演者も観に来てくれた方にも
表現するきっかけを与えてくれる音楽祭になりますように。

チケット予約→usaginofukusyu@gmail.com
お問い合わせ→brewingwords@yahoo.co.jp
FBページ

鎌倉 西御門サローネ(http://www.nishimikado-salone.jp/
鎌倉市西御門1-19-3



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2017年10月8日(日)@ 鎌倉 moln
“貸切り図書館 52冊目 - miyazono spoon for Autumn”

18:30開場 19:00開演 前売3000円(1ドリンク代別途)
出演:山田稔明

お気に入りの本を紹介しながら歌と綴る鎌倉moln名物の
“貸切り図書館”に2年ぶりに出演します。この日は鎌倉ダブルヘッダー。

ご予約はmolnにて受付。
タイトルに「10/8 ライブ」とつけ(お名前/人数/お電話番号)を明記の上、
belleandnatary@yahoo.co.jp 又は tel 0467-38-6336 (水-日 11:00 - 18:00)
までご連絡ください。メールの方には、折り返しご予約完了のご返信をいたします

鎌倉 moln(http://cloud-moln.petit.cc/
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-32 2F
tel/fax 0467-38-6336 11:00-18:00 月火 定休  
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10月1日の弾き語りワンマン“夜の科学”予約受付は本日22時から

9月は旅の多い月になります。10月の「夜の科学」は旅先から持ち帰ったものを元に新曲を作ってそれを披露する夜にしたいと思います。まだ1曲も、1行も書いていないのでどうなるかまったく未知数ですが、こういうトライアルも面白いかな。新曲披露の夕べ、本日22時からオフィシャル通販STOREチケットセクションにて予約受付を開始します。新しい季節の下北沢lete公演にご期待下さい。

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2017年10月1日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 22”

18:00開場 19:00 開演 料金3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

2013年以来続く下北沢leteでの定期公演。
未開拓の荒野へと快進撃を続ける熱い夜、
新曲を披露する夜の科学にしたいと思います。

*9月5日(火)22時よりオフィシャル通販STOREチケットセクションにて受付開始

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2017年09月04日

“夜の科学 in 名古屋ー夏の日の記憶と記録(2017年9月3日 @ 名古屋 大須 モノコト)【SETLIST】




2017年9月3日(日)@ 名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋ー夏の日の記憶と記録”


1.harvest moon
2.blue moon skyline
3.太陽と満月
4.遅れてきた青春
5.glenville
6.KUSOしてみて
7.ディランならこういうさ(仮)
8.同い年のディラン
8.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
9.my favorite badge
10.愛すべき日々
11.ユートピア

12.小さな巣をつくるように暮らすこと
13.my favorite things
14.光の葡萄
15.ホウセンカ
16.memoria
17.calendar song
18.SING A SONG

EN
19.きみは三毛の子
20.僕たちの花火(新曲)
21.あさってくらいの未来
22.僕はネオアコで人生を語る  
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2017年09月03日

福田利之 + 高橋久美子 + 山田稔明「絵と言葉と音楽 奈良三重奏」(2017年9月2日 @ 奈良 NAOT NARA)【SETLIST】



2017年9月2日(土)@ NAOT NARA
福田利之 + 高橋久美子 + 山田稔明「絵と言葉と音楽 奈良三重奏」


TALK with 高橋久美子、福田利之

1.太陽と満月(with 高橋久美子)
2.saturday song
3.Weather Report(フィッシュマンズ カバー)
4.CAT WALK(チャットモンチー カバー)
5.月あかりのナイトスイミング
6.my favorite things
7.きみは三毛の子
8.わたしのドライバー(with 高橋久美子)


奈良の山(朗読:with 朗読オーケストラ)
春(朗読:with 高橋久美子)
涙の味(朗読:with 高橋久美子)

赤い金魚と赤いとうがらし(with 高橋久美子、福田利之)

僕たちの花火[作詞 高橋久美子/作曲 山田稔明](新曲:with 高橋久美子)
  
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2017年09月02日

今日は奈良 明日は名古屋 秋の旅

本日から奈良、名古屋とドライブ旅。奈良は高橋久美子ちゃんと福田利之さんとのコラボレーション。先週の関西ライブとはまったく異なる内容で演奏します。当日券等の詳細は直接NAOT NARAへお問い合わせください。明日の名古屋は大須のモノコトで親密な空間を。満席の予約をいただいていますが立ち見でご覧いただけるかもしれませんのでSNSなどでお知らせします。東京はあいにくの雨ですが西方に初秋の柔らかな日差しが降り注ぎますように。本や書籍はもちろん、ハンドメイドジンやTシャツやワッペンなど物販コーナーも賑やかです。通販でご購入いただいたいろいろをご持参いただけたらサインや名前入れもしますので。会場でお会いしましょう。

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2017年9月2日(土)@ 奈良 NAOT NARA
福田利之 + 高橋久美子 + 山田稔明「絵と言葉と音楽 奈良三重奏」
18:30開場 19:00開演/料金:3500円
*bolik coffeeのコーヒー&焼き菓子【福田利之イラスト】付


絵本「赤い金魚と赤いとうがらし」刊行記念イベントとして
原画展開催中でもあるイラストレーター福田利之、本作の
生みの親である作家の高橋久美子、さらに二人やNAOTとも
親交の深いシンガーソングライター山田稔明が共演、一夜
限りの五感ゆさぶるコンサートを開催します。

NAOT NARA(http://naot.jp/
〒630-8385 奈良県奈良市芝突抜町8-1
電話:0742-93-7786
11:00 - 日没 月曜日定休


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2017年9月3日(日)大須モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜夏の日の記憶と記録”

18時開場 18時30分開演/前売3500円 当日4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

今年2月以来の名古屋、大須モノコトでは昨年10月以来の
レコ初ライブが決定しました。親密な空間で新しい季節の歌を。

チケットは完売御礼、キャンセル待ちでのお申し込みを受付中

名古屋 大須 モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
名古屋市中区大須2-25-4 久野ビル2F
TEL 052-204-0206  
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猫騒動 7thシーズン(7)9月2日はポチ実記念日

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今日9月2日はポチ実記念日だ。3年前、2014年の今日の朝、ポチ実はどこからか我が家の庭にやってきた。上の写真は僕が最初に撮ったポチ実の写真で、このときにはまだ名前のない三毛の仔猫だった。仙先代猫ポチをその年の6月に亡くして、その年の夏はほんとにしんどかった。9月になったらどうにか立て直さないとな、と思っていたところにやってきたのがポチ実だ。ポチと同じ縞三毛、奇跡だと思った。運命だと思った。だから僕はそれから1週間ポチ実とのコミュニケーションに徹した。その後の顛末はこの「猫騒動」というブログにまとまっているから興味のある方はぜひご一読いただきたい。

ポチ実は3歳になって、体重は…まあ、かなりの立派な体格になった。天気がいいと庭で遊び、天気が悪くても庭に出たがり、ベランダで眠りこけたり、1階と2階を猛スピードで往復したり毎日が楽しくて面白くてたまらないように見えるから、自然と僕の暮らしも毎日一瞬一瞬がすべてかけがえのない時間になる。3年前の今日ポチ実が我が家の紫陽花の庭に現れなかったら、と考えても全然想像がつかない。ポチ実は本当に僕にとっては柔らかなダイヤモンド、宝物であり友だち、家族、妹、そのすべてだ。3年前の今日、ポチ実が僕の目の前に現れたから9月2日はポチ実記念日。1週間後にはポチ実が僕の家族になったもうひとつのポチ実記念日が待ち構えている。

9月はいつからか僕の大好きな一ヶ月になった。

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Posted by monolog at 07:46Comments(0)猫騒動

2017年09月01日

巣巣でのトークイベントに参加します

等々力の雑貨と家具のお店巣巣で興味深いイベントに参加させていただきます。

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2017年10月20日(金)@ 等々力 巣巣
保坂展人世田谷区長トークイベント in 巣巣 vol.2
「政治とくらし&経済のこと ー 民主主義のバージョンアップ」

19:00 開演(2h予定)会費:1200円(もりかげ商店のお茶とお菓子つき)

トーク 保坂展人世田谷区長/聞き手 岩崎朋子(巣巣)
特別出演 山田稔明(シンガーソングライター)
*巣巣HPにて予約受付中

等々力 巣巣
世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020   
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1年ぶり、札幌での2DAYSライブが決定しました

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久しぶりの札幌公演が決定しました。なんと初めての市電貸切ライブと、北の“HOME”レストランのやでの2DAYS公演となります。市電貸切ライブのほうは盟友キッコリーズが心強いサポートをしてくれます。東京では「まちねのわだち」という路面電車でのライブを2度行いましたが、札幌では夕暮れ電車、タイトルも“猫町ソワレ”(ソワレ=夕方公演)としました。詳細、申込方法などはまた追ってお知らせします。レストランのやでのライブは通算12回目の弾き語りワンマン。このお店で歌わないと季節が秋から先へは進みません。今なら関東からも安い飛行機のチケットがありました。秋の小旅行で遠征するのもお薦めです。のや公演は予約受付を開始しました。


2017年10月21日(土)@ 札幌 すすきの停留場 貸切電車乗り場発着
市電貸切ライブ 山田稔明 × キッコリーズ “猫町ソワレ”

17:00 出発(所要時間 約2時間)/料金:3500円
出演:山田稔明 with キッコリーズ
*お申込み方法、詳細は追ってお知らせします!



2017年10月22日(日)@ 札幌 レストランのや
“夜の科学 in 札幌ー秋の日の記録と記憶”

17:30開場 18:00開演 /予約:3000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

札幌の“HOME”、レストランのやでのライブが今年も決定!
初のライブ盤『DOCUMENT』とエッセイ集『猫町ラプソディ』を
携えて、新しい季節の歌をお届けします!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付

札幌 レストランのや(食べログ
〒060-0032 札幌市中央区北二条東11-23-14
TEL 011-210-5105

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下北沢leteでの弾き語りワンマンが決定しました

2013年から続く下北沢leteでの定期公演、秋の夜を彩る10月1日(日)に最新回の開催が決定しました。今年は男性限定、カバー/提供曲限定、GOMES THE HITMAN楽曲限定と初の試みを続けてきましたが、この日も何かしらの意味を持つステージにしたいと思います(今考え中)。ライブ盤『DOCUMENT』の全国流通発売も10月10日からスタートとなりますので、まだまだレコ発ムードで盛り上がっていきたいと思います。各地で2時間半の弾き語りをやってみるとやっぱり楽しくて、東京でもたっぷり歌いたいなあという気持ちがむくむくと湧いてきます。チケット受付はこれまで通り、オフィシャル通販STOREチケットセクションで行おうと思います。来週9月5日(火)夜22時から受付とさせてください。また追ってお知らせします。

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2017年10月1日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 22”

18:00開場 19:00 開演 料金3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

2013年以来続く下北沢leteでの定期公演。
未開拓の荒野へと快進撃を続ける熱い夜、
新しい季節の歌を歌います。

*9月5日(火)22時よりオフィシャル通販STOREチケットセクションにて受付開始

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2017年08月31日

“夜の科学 in 大阪〜夏の日の記憶と記録”(2017年8月27日 @ 大阪 雲州堂)【ライブ後記】

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先週末、日曜日の話。加古川から大阪へ。晴れて暑くて、移動するだけで体力を消耗するから夏のツアーは大変。雲州堂は昨年秋のバンド編成でのライブ以来。2010年の夏に初めて演奏してから、この元そろばん倉庫という変わったヴェニューはいつも素晴らしい音で僕を魅了する。ずっと変わらず小谷さんという女性がPAをやってくれているけど、季節がいくつ過ぎても変わらない雰囲気が雲州堂にはあるのです。前日の加古川ではちょっと神経質にぎりぎりまで練習してしまったけど、この日はセッティングした後は開場前に訪ねてきてくれた友人と談笑しているうちにお客さんが列を作り始めた。満員御礼、当日券のお客さんもたくさん。

この日は『DOCUMENT』の冒頭を再して「blue moon skyline」から「太陽と満月」という流れでスタート。日曜日の穏やかさと切なさを「glennville」に込めて、「夏の日の幻」で残暑御見舞。落語のまくらのようになってきた「一角獣と新しいホライズン」の前のMCも初めて聞く人が多かったようでアンケートの反応も面白かったな。誰かが課外活動バンドであるサトミツ&ザ・トイレッツの曲をリクエストしてくれたので、トイレからボブ・ディランへと繋がっていく思いもよらない流れが生まれました。こういうことがあるから面白い(トイレッツの楽曲、非常に好評でした)。カセットテープ作品『INOKASHIRA』から2曲歌えたのもよかった。

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リクエストを受けて2003年の『omni』から「そばにあるすべて」。このGOMES THE HITMAN楽曲をきっかけに次に歌ったのは「houston」、これは随分昔に書いた未発表曲だけどGOMES THE HITMANのナンバーだと感じている曲で、ここ最近はバンドで演奏している。「悲しみのかけら」も同じようにバンドで完成させたい大きな曲で、リクエストのいくつかがGOMES THE HITMANのこれからに関わってくる曲に集中したことが大阪の特色だったかもしれません。この日の「memoria」の客席からのコーラスはとても軽快でした。その前にしゃべったMCが思いのほか受けて空気がとても和やかになった気がした。福山雅治ものまねなんて初めてやったしこんなに笑ってもらえるとは思わなかった。

アンコール、客席に小さなお子さんがいたので急遽予定にない「第2の人生」を。この日は老若男女、多岐にわたる客層で、でも様々な世代それぞれがみんな屈託なく笑顔なのがステージから見えて僕自身がとても楽しかった。MCもみんなに乗せられて饒舌になっていきました。最後「ハミングバード」で終わるつもりが、やっぱり最後は生音で「僕はネオアコで人生を語る」を。終わるのがさびしくなるような2時間半越えの充実したステージでした。終演後のサインの列も長かったな。

今週末は奈良へ行きます。2週連続でライブを観にきてくださる方も多いかもしれませんが、また秋に大阪の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

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Posted by monolog at 13:02Comments(0)ライブ後記