町田康 / 猫にかまけて

穏やかに涙にくれながら町田康「猫にかまけて」読了。猫と暮らす人、暮らしたことがある人、弱っていく猫を看病したことがある人などはよりいっそうのリアリティと共感を感じるかもしれません。もちろんそうでない人もなぜ猫好きの人はこうも猫好きなのかが分かるかも(分からないかも)。
僕は2001年の末から2002年の春まで続いた、猫エイズと宣告されていつどうなるかわからない状態だったポチの姿を回想したりしたし(
猫の看病日記)、これから先の未来に直面するであろう避けられない物理的な別れに思いを馳せました。
が、しかし気付くとiPodのイヤホンで飽きるまで遊んで最後にはそれを水に沈めたり、なにかのシュミレーションをしているかのように僕の顔を見るとササッと走って逃げ回ったりする猫が手に負えず納戸に閉じ込めたりする日々です。イヤホンは買い換えたとです。
Posted by monolog at 09:19│
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「ここにコメントが書いてあると嬉しくて疲れもとれるのです。」とあったので、図々しくもまた書き込んでみます(笑)。
私は、猫は飼っていないのですが、娘が一人居ります。
その娘と何をするでもなくじゃれあっている時などは、何とも言えない幸福感を得ることができるのです。
「このままこの時があと二年も続けばなあ」と、まさにそう思います。
山田さんとポチちゃんもこんな感じなのかなあと、そう思ってくすぐったかったりします…。
やんちゃに困らされるのも同じですね…。
励ましたいと思いつつあまり意味の無いコメントだったかも…スミマセン。
頑張ってください。
ポチはずっと妹だと思ってたんですけど、猫は歳の取り方が早いので
人間の年齢に換算するとポチのほうがお姉さんになってしまいます。
が、あくまでも、おれ31歳おまえ5歳、という感じで暮らしています。