GOMES THE HITMAN『ripple』収録曲について
M-1.東京午前三時
で、この曲はアルバム中もっとも最後に書かれた曲で(レコーディング開始直前頃)、『mono』でいう「6PM intro」、『omni』の「sound of science」のように“音楽”が静かに立ち上がる感じを丁寧に演出したかったのです。この曲の中の風景には僕と猫(ポチ)だけがいます。
M-2.ドライブ
R.E.M.の『Automatic for the People』というアルバムにならって「ドライブ」という曲で始まるアルバムにしようと初めは思っていたんですけど、8分以上ある曲をオープニングに持ってくる度胸というか大胆さがまだまだ僕にはないようで。旅行の最終日、LAへ向かう途中のTronaという街を思い出します。この曲には捨て猫が出てくる。
M-3.手と手、影と影
頭1ブロック分の言葉とメロディを冬の終わりに、残りを病気療養後に書いた曲なので昨年1年分の思いとか気持ちがダイジェストになってるような気がします。今回のアルバムからはこの曲がリードトラックとなります。自分で言うのもあれですけど非常にいい曲だと思います。