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R.E.M. / Reveal（May 2001 / Warner）

1.The Lifting
2.I've Been High
3.All The Way To Reno (you're gonna be a star)
4.She Just Wants To Be
5.Disappear
6.Saturn Return
7.Beat A Drum
8.Imitation of Life
9.Summer Turns To High
10.Chorus & The Ring
11.I'll Take The Rain
12.Beachball

2001年当時、このアルバムを買った日の日記には以下のような記述がありました。

ーー僕は1987年からこれまでR.E.M.をリアルタイムで体験していて、それは人生の半分以上もの時間R.E.M.のことを断続的に意識しながら暮らしてきたということになるわけで、そう考えると年をとったなーと思うし、結成21年のバンドの新譜にこんなに胸が焦がれるのも不思議な気がする。で、今日手に入れた新譜『REVEAL』はやっぱり涙が出るほど良くて、R.E.M.と同時代を過ごせて嬉しいと思った。｢いい加減にしろよ、君が頑張ってるなんて、君が泣いてるなんて、誰にもわかりっこないんだぜー｣って歌われてグッとくるほどにセンチメンタルな季節なので、明日は一日降っても晴れても(カーテンは開けて)このCDを聴いてようかなーなんて思ってます。ーー


で、それから4年近く経った今もこのアルバムに対してはまったく同じ感想を抱いていて、どの曲が好きだとかいう次元ではなく、このアルバムは全体的に非常にセンチメンタルな夏を思わせるろころがスゴい好きだ。この作品リリース時にはまだ同時多発テロが起こってない、ということにも思いを馳せて聴くといいかもしれません。

R.E.M.はこのアルバムのために久々のプロモ来日、ラジオの公開放送など僕はほぼ全てのスケジュールを把握していたにも関わらず自分のライブやキャンペーンで観にいけず。幸運にもこのとき米Warnerがプロモーション用に作った『20 Years os R.E.M.』(写真)というコンピを手に入れることができたのですが、これはレーベルの垣根を越え（Hib-tone音源も収録）それまでのキャリアを総括したもので、既発のどのベスト盤よりもベスト盤です。めったに売ってないと思うので見つけたら即買いしたほうがいいですよ。

リミテッドエディションは10インチレコードサイズの素晴らしいパッケージ。このアルバムのリミックストラックがオフィシャルサイトでダウンロードできたり、このあたりからのオフィシャルサイトREMHQの充実には目を見張るものがあります。