2005年10月30日

ほっかほか猫

hotpochiこんな感じです。見てると眠くなる!

追記;日曜日の夜、下北沢でadvantage Lucyのワンマン、体調を考慮し時間をずらしてお疲れさまをいいに行く。みんないい顔してました。そこで1999年から2000年頃(『cobblestone』前後)僕らの写真を撮ってくれてたカメラマン氏と期せずして久々の再会、彼はルーシーのインディーズ時代のフォトを撮っていたらしく偶然と偶然が重なってのタイミングでした。家が近い!という事実も。真夜中、東京ウェストサイドミュージシャンズを送って最後にカメラマン氏とがっちり握手、心がほっとすると体もほっとする。

また新しい1週間。  

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ホットカーペット

a06faebf.jpg風邪はだいぶ良くなりましたが、11月を目前にしてついに屈してホットカーペットを出してしまいました。もう猫が喜んでゴロゴロ転がって這いつくばって裏も表も熱くなって可愛くてしょうがないです。ああ、いい季節ですねえ。

毎年この季節になると僕はいつも大学時代の学園祭のことを思い出します。僕ら英米語学科は親米テックスメックス料理派(僕はこっち)と林望先生シンパのイギリス料理派に別れて激しい舌戦をし、結局イギリス料理の模擬店をやることになり、大手ビール会社に協賛を求めに営業したり、模擬店の内装外装のために池袋ハンズで買ったベニア板が大きすぎて都電に乗れなかったり、「○○くんがミートローフを焼いてきてくれないの」と泣く料理係のコをなだめたり、せっかくこだわってFOCHONの美味しい紅茶葉を仕入れたのに葉っぱをケチって出がらしで赤くしたお茶を出していたり、なんで泣いているのかわからない人たちがいたり、とよみがえる光景もたくさんありますがいつも決まって夕方になるとキャンパスの隅にある焼却炉ではダンボールや木材、草木やベニアの端切れを燃やしていて、その匂いが、当時は高校時代とかの田舎の風景を思い出させた。10年近くたった今となっては武蔵野の落ち葉を燃やしているであろう遠くから流れてくる焚き火の匂いを嗅ぐと当時の西ヶ原4丁目の肌寒く暮れてゆく黄昏を懐かしく思っている自分がいます。

やっぱり冬のほうが断然いいですね。服もたくさん着れる。マフラーも巻ける。  
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2005年10月29日

季節の変わり目に

bf04b914.jpg季節の変わり目に風邪をひいたようで、ヒトってこんなに眠れるのかというくらい寝ました。その間、猫が布団に入ったり出たりして顔に毛がふわさーっとなるのが気持ちよくてずっと夢を見てるような感じでした。

で、起きると口のまわりに猫の毛がいっぱいついてて「ぺっぺっ!」となる。皆さんもかぜにはお気をつけ下さい。


追記;先日のライブ時MCで僕が言った「六月の田植え!」「田植え!」「十月の稲刈り!」「稲刈り!」みたいな卒業式のしきたりは、福岡で小学校の教師をやってる友人にきいたところ「よびかけ」というらしい。「卒業式 よびかけ」で検索するといろんな例文が載っていてなんか懐かしい気持ちになりましたが「卒業式 よびかけ 六月の田植え」で検索してもナッシングでした。  
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2005年10月27日

コロンバイン再考

chdガス・ヴァン・サント監督「エレファント」をきっかけに始まったコロンバイン再考、ミスティ・バーナル著「その日、学校は戦場だった?コロンバイン高校銃撃事件」は「おまえは神を信じるか」「はい」というやりとりの後で犯人に撃たれた、この事件における象徴的な被害者の母親による著作で、内容的には非常にクリスチャニティー(Christianity)が重要視されていて、マリリン・マンソンの音楽を全否定していたりフラットな視点から書かれているものではないけえども、その救いのなさに改めてアメリカの風潮を変えた歴史的事件の重みを感じました。

一方で銃撃犯ふたりと同級で深い交流のあったコロンバイン高校の元生徒ブルックス・ブラウンとロブ・メリットによる「コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー」は冒頭に掲載された写真も興味深く、事件に至るまでの経緯、真実とその裏側がレポートされたスリリング(というのもどうかと思うけど)な本で、しかしこれも残された者の苦悩と葛藤が克明に刻まれていました。

先日「1リットルの涙」というドラマを見てて「それを運命だなんて簡単に呼ぶことはできない」という意味の台詞があってハッとしたのですが、「コロンバイン・ハイスクール〜」のなかでマーク・トウェインの「事実は小説より奇なり」という言葉が引用されていてハッとしました。「なぜなら、小説は最後につじつまを合わせないといけないから」。ハッとしてばかりの毎日ですよ。

このような多面的な視点を考慮してもう一度「ボウリング・フォー・コロンバイン」を観てみようと思います。

あ、ポッドキャストを更新してありますからコチラからどうぞ。  
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円山町を見下ろしながら

2005年10月26日(水)@渋谷7th Floor

1.星に輪ゴムを
2.手と手、影と影
3.ready for love
4.かげおくり(新曲)
5.愛すべき日々
6.情熱スタンダード
7.夜明けまで

ymd-solo acoustic w/Horikoshi on Piano



平日の夜遅くにたくさん見にきてくれてありがとう。MCでふれるのを忘れてましたが昨日はファイテンのチタンテープを肩とか腹筋とかに貼ってたのでなんか良い声が出た気がします。これをネタに健康コラムを描き上げたいと思います。コーヒー豆をくれた人ありがとう。今からミルにかけて飲みます。猫型クッキーくれた人ありがとう。コーヒと一緒に食べます。BMGのときお世話になってた(今でも仲良くしてもらってる)知人からの「君の声と唄を聴くとなぜか安心する」という言葉に気分がほっこりしました。ライブを録音したので聴き返してみてMCだけポッドキャストしてみようかなと思ってますけど今イチな感じだったらやめますね。  
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2005年10月25日

明日はライブです

bed昨日は春からやってきた作業の打ち上げパーティーのあと恵比寿で食事、今日は吉祥寺で買い物したあとリハーサル、夜になって「1リットルの涙」という一日でした。

明日はソロ弾き語りです。かなり久しぶりな気がしますね。7th Floorというハコはずーっとやってみたかったグランドピアノがあるライブバーでその名の通りビルの7階にあり窓からは円山町ラブホテル群を見下ろす、というシチュエーションです。僕の出番は最後、21時頃からの演奏なので社会人の皆さんもぜひ渋谷へ。

ライブ詳細はコチラをごらんください。明日は健康コラムのネタ作りのために「塗るチタン」「貼るチタン」「首からさげるチタン」すべてを実践しながらの演奏になると思います。お楽しみにー。  
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2005年10月23日

グランドハープと声

harp昨日の土曜日、東京は町田の簗田寺というお寺にJoannna Newsomを観にいってきました。『The Milk-Eyed Mender』が昨年後半のへビーローテーションディスクだっただけにとても楽しみにしてましたが、可憐な容姿と声とグランドハープに言葉をうしなうほどでした。

お寺の本堂(畳にみんな座って聴く)というシチュエーションも新鮮で、僕はイトケンスタッフとしてリハから行ったのですが、いわゆる“癒し”とはこういうことなのだ、と思いました。イトケンさんのパフォーマンスもよかったし共演のSMOGもレナード・コーエンとかを想起させる、座って聴いていると寝てしまいそうな渋い声だったし、なによりジョアンナの演奏とそれを待ちわびていたお客さんとお寺の住職さんやイベントスタッフ皆さんがこの場と時間を楽しんでる感じがすごく素敵でした。

お久しぶりの知り合いにもたくさん会えた良い一日でした。


追記;monoblog soundsketchを更新してありますから。(iTunesで聴く!)  
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2005年10月21日

ファイテン!

phitenpochi今日もそこそこいい天気で、だけどすっかり長袖の季節。けむナビ編集部から追加のファイテンチタンが到着、猫も僕もチタンを装着し健康の秋を実践中です。

午後から来週のライブのためのリハーサル。新しいのと少し前のとバランスの取れたセットになりそうです。夕方から録音作業、夜になってシチュー作り。夜更けに猫と遊んでいます。

2月にロサンゼルスのスーパーでお土産に買った猫用のねずみのおもちゃがえらくきれいな色で勿体ぶって封をあけないままだったのを、最近すこぶる調子のいいポチに与えたら狂ったようにひとり遊びするので僕も加わりたくなる。そんな秋です。  
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2005年10月20日

晴れた

3e5b3170.jpg昨日は終日デモ録音、『ripple』の次を見据えての作業を始めました。

少し肌寒い季節になって、夏以降ずっとアイスコーヒーを飲んでたのが最近は温かいコーヒーが飲みたくなって、ほこりだらけだったコーヒーメーカーをきれいに洗って拭いて夏の間にファンの方々からいただいたコーヒーを美味しくいただいています。

アイスコーヒー用と銘打たれたコーヒー粉は濃厚でコクがあって美味しかった。いつもいただくコーヒー豆を手回しのミルで挽くと部屋中が大人っぽい匂いになっていい感じです。煙草をやめて500日以上が経ちました。コーヒーで時間を眺める季節ですね。  
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2005年10月19日

天高く猫肥ゆる

24c09166.jpg雨が降り続いていましたが朝カーテンをシャッと開けたらかろうじて曇天。窓を開けて部屋に風を通したいと思います。

雨で憂鬱なときに録ったmonoblog soundsketchの第二回もすでに更新してあります。季節の変わり目ですね。昨日は窓に結露みたいな水滴がついててショックでした。うちは郊外なので落ち葉炊きの匂いがたまに漂ってきます。洗濯物を慌ててしまったりしながらも、なんか田舎を思い出してしんみりしたりもするんです。早く「天高く馬肥ゆる」感じの秋になってほしいですね。


天高く馬肥ゆる秋=空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなる秋。秋の好時節をいう言葉。  
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2005年10月17日

武蔵野にて

burbonやっと手に入れた高田渡著「バーボン・ストリート・ブルース」を雨の降る吉祥寺で読み終えました。

「en-taxi」No.10での追悼記事、「現代詩手帖」2005年6月号での友部正人氏による「高田渡がやったこと」という文章とあわせて、映画「タカダワタル的」での高田渡氏のお姿と喋り方を浮かべながら、(おそらく語り下ろしだと思われる)この「バーボン・ストリート・ブルース」を読んで吉祥寺界隈をうろうろすると自然と猫背になり夕飯の匂いにお腹が減って夜を想ってしまいます。

僕がここ最近イトケンさんやfishing with john五十嵐くんと作業しているマテリアルは年内に出る予定の高田渡『系図』トリビュートアルバムのためのもので、優しい悲しい感じの新鮮な肌触りの仕上がりになっています。  
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2005年10月16日

晴れた昼と雨の夜

banzai昨日は気持ちのいい秋晴れで昼間は窓を開けてTシャツで過ごしました。夕方にイトケンさん宅へミックスダウンの打ち合わせに行きましたがその帰りにはもう雨が降ってきて、いつもより自転車のペダルを一生懸命こいだのでいい運動になったのかもしれません。今年は雨が多過ぎる。

今のところポッドキャストも非常に好評です。次は膝の上に猫を乗せてのトークとかにしようと思います。友だちにも薦めておいてください。

うちの猫はファイテンのチタン首輪が効いてるらしくやたら遊んで欲しそうにするのでちょっと肌寒くなってきた夜にはいい遊び相手です。猫をいじくりながら「オーラの泉」を見てちょっと泣く夜だった。  
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2005年10月15日

monoblog soundsketch 本放送開始しましたよ!

mnblgsssmall山田稔明初めてのポッドキャスティング、monoblog soundsketchの第1回目を配信しました。早速ゲストも出てきます。これくらいテンション低く始めておけばなんとなく長続きするんじゃないでしょうか。デジタルムービーカメラで録音する、というスタイルを確立したので比較的屋外ロケも簡単にできそうです。

よくわからないままポッドキャストっていうのを始めたので皆さんもよくわからないままポッドキャストを聴いてみてください。SONG LIMBOというシリーズの、普通のレコード屋さんでは売ってない音源を流しているので新しくファンになってくれた方にも重宝する内容だと思いますよ。コチラからお聴きください。

あと、感想とかポッドキャストについてわからないこととかリクエストとかをお寄せください。今なら言ったもん勝ちっていう感じで内容に取り入れていきたいと思います。なんかラジオ番組やってた時期を思い出して、知り合いに手紙でも書きたくなるような感じです。

昼間の武蔵野は気持ちのいい天気でしたが今は雨の夜です。皆さんよい週末を。  
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首輪を受け入れるとは

kubiwapochi昨日、僕がコラムを書いてるけむナビ編集部から「原稿のネタに」とファイテンのチタンネックレス、張るタイプのチタンテープ各種、塗るタイプのチタンクリームに加え、ペット用のチタン首輪がごそっと送られてきました。

ファイテンとかチタンについてはいずれコラムのほうで触れると思いますが、30歳を越えるくらいから誰もが手を伸ばしはじめるアイテムではないでしょうか。そして人間の年齢に換算すると50歳を越えたうちのポチさんはこれまでの人生で首輪を拒み続けてきた猫だったので、鈴のついた可愛らしい首輪をむりやり装着しても案の定狂ったように頭を前後左右にスウェイして嫌がりました。

「ポチに首輪なんてな。これは僕のブレスレットになるな」と思って鈴を外し、でも最後にもう一回と思って寝てるポチに付けたところ、妙に神妙な顔でもはやポチのものになったダンボールハウスから起きだしてきて、「あたい、これ、なんかいい感じだわ」とデューク更家みたいにいい感じでパトロールを始めたのです。

恐るべしファイテン、恐るべきチタン、カスタネッツの牧野元氏はファイテンをつけ始めてからステージで歌詞を忘れなくなったそうです。  
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2005年10月14日

モンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバル

monpop今まで輸入盤DVDでしか観れなかったモンタレーポップの完全盤「ザ・コンプリート・モンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバル」国内盤が3枚組DVDボックスでもうすぐ発売されます。カリフォルニア、サンフランシスコ近郊のモンタレーで1967年に行われた世界で初めてとも言えるロックフェスのドキュメンタリーです。

畏れ多くも僕は寄稿文を書かせていただいています。ものすごい内容でボリュームたっぷりですが貴重な映像だらけで隅から隅まで素晴らしいです。60年代末のポップシーンとカウンターカルチャーと音楽ビジネスのせめぎ合い。興味のある方はぜひご覧下さい。

特筆すべきはサイモン&ガーファンクルの可愛らしさ。  
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2005年10月13日

例えばココロが

昨晩K-1MAXを熱く硬直しながら観てたら不意にジャックスのCMが流れてハッとしました。意表をつかれて聴くとやっぱり良い曲だなあ、よくこんな“普通にいい曲”をCMに選んでくれたなあとしみじみしました。まもなく第二期バージョンが始まるのかな。

朝起きるとムービーも楽しめるiPod発表のニュース、nanoがムービーに対応したら最強だなあと思いました。ポッドキャストにはたくさんの反響があって、やっぱ注目のメディアなんだなと思ったので、しばらくなるべくまめにやってみようかなと考えています。

ラジオみたいにメッセージとかリクエストとか募りたくなりますね。そばに猫が寝てるので猫にマイクを向けてみたいと思います。

追記;ワンマンツアー“ripple-ism 2005”で販売した最新GTHグッズのオンライン通販を開始しました。GOMES THE HITSHOPにてお買い求めください。それぞれ残数わずかざんすー。

mnblgss  
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2005年10月12日

monoblog soundsketch 試験放送開始

podcast_start今日一日休みだったのと、中村くんのラジオを聴いたのと、いろんな人から薦められてたこともあって、いろいろ調べてポッドキャスティングに挑戦してみました。意外と簡単。これならやれそう。

どうしていくかとか何をやるかとか決めないで見切り発車するので何が聞きたいとか何をして欲しいっていうのをコメントください。なんか新しいことを始めるのって楽しいですね。

僕も初心者なのでうまく説明できないのでココを参照して聴いてみてください。ポチとかも出演させようと思います。

monoblog soundsketch

  
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久々の晴天

younashiイラストレーターの中村佑介くんがやってるインターネットラジオ「洋梨放送室」第67回前編にて大阪燦粋ワンマンの感想とかGTH楽曲などが聴けます。彼のSAILSはGTHの弟分バンドということになったのでこのラジオもよろしくお願いします。長ーいお喋りのなかの52分目くらいからの音楽コーナーです。

大阪燦粋で演奏が終わった後、久々の大阪ワンマンだからと思ってロビーに出てサインなんかに応じてみたんですが、中村くんのお母さん(神戸弾き語りで僕のファンになった!)率いる4、5人が大阪のおばちゃん軍団みたいなチームがグワーッと誰よりも先に僕のところにやってきていろんな言葉といろんな贈り物をくれて、それをファンのみんなが遠巻きに見ている、というシーンが今でも鮮明に目に焼き付いています。

これから大阪にいくたびに中村くんちのおばちゃん軍団が迎えてくれたらそれはそれで楽しいなあ、と思っています。  
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2005年10月11日

朝もやの中にひとつ

pochi1011午後からイトケンスタジオへ。1時間くらい談笑の後、あるコンピ用にレコーディング作業。アコギとウクレレを録りイトケン小物をいろいろ録り終えるとfishing with john五十嵐くんが到着、幾重にもアルペジオをダビングしてくれました。歌を3テイク録って終了、武蔵野の風情を感じさせるような歌になりそうです。

iPodのなかの12Gくらいの容量のMP3たちがなぜか忽然と姿を消していました。まったく思い当たるふしがないのですが、コンピューターとかHDDとかそういうのはすごく便利な反面あやういものだなあと痛感してまた夜なべしてiPodライブラリーを構築していくのです。

僕が去年書き下ろしてSDガンダムっていうアニメの主題歌になった曲があるんですが、そのアニメが韓国で放送されることになって、その主題歌を韓国の歌手が韓国語で歌ったバージョンっていうのをいただいたのですがもはや自分の曲に聴こえませんね。すごくよくできたK-POPに聴こえます。僕の名前ってハングルで書くとどうクレジットされるんだろうか。

秋の長雨がはやくやんで欲しいですね。猫が猫っ毛になってきたよ。もうすぐ冬!  
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2005年10月10日

三連休

madogiwaしっとりとした三連休だ。土曜日は大学時代の友人が大阪から出張で出てきたのでもうひとり友人を呼んで新宿の居酒屋へ。最近車移動が多かったので久々に外でお酒を飲みました。みんな歳をとったけど変わらない部分は変わらない。1時1分の終電で帰宅。

たくさん飲んだようで日曜日の午前中を寝て過ごし夜までテレビを眺めて過ごしました。「鉄腕ダッシュ2時間スペシャル」が面白かった。DASH村に行ってみたいし1万円でどこまでいけるかも挑戦したいです。深夜からレコーディングの準備作業、声がガラガラなことに気付きました。不摂生はだめですね。

猫は自分の定位置をTシャツが入ったダンボール箱の上に定め、そこを中心にしてご飯を食べたり毛づくろいをしたりしています。いわゆる箱入り娘ならぬ箱入り猫という感じです。今やダンボール箱の上にはポチ用の布が敷かれハンモックのようでさぞ気持ちよかろう。  
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2005年10月08日

音楽室

boxcat3昨日は午後からイトケンさんと手合わせ&打ち合わせ。イトケンさんが猫アレルギーなこともあって、ふたりの家のちょうど中間地点にある市の公民館(いわゆるコミセン)の音楽室を借りてギターやらループレコーダーやらを持ち込みました。

音楽室とは名ばかりの、アップライトピアノとカラオケ装置があるだけのだだっ広い会議室のような部屋が妙に居心地がよくて一回歌っただけで後は世間話に終始してしまいました。あるプロジェクトのために僕とイトケンさん、古くからの知り合いであるfishing with john五十嵐くんとで録音作業をすることになりそうですが、武蔵野市の市長選挙が終わらないと街宣カーの音が大きすぎてダメですね。

先日図書館に行ったときに、文藝2005秋季号の「保坂和志×柴崎友香」の特別対談を読んだのですが、“普通の日常”を書く2人の口からいい言葉ばっかり発せられるのが読んでいて快かったです。「超世代文芸クオリティマガジン」と銘打たれた文芸雑誌「en-taxi11号」はボブ・ディラン特集みうらじゅん氏による映画評「ボブ・ディランの頭の中」がよかったです。読書の秋ですね。同じテーマの本を複数冊読まないと気がすまない、というクセのせいでタフ・リーディングにはまっています。  
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2005年10月07日

晴れ

smestudio強力な遮光カーテンのせいでうちでは朝起きてなお降ってるのか晴れてるのかがわからないので、カーテンをシャッと開けるときにいちいちドキドキするんですが、今日は久しぶりに晴れていて気持ちがよかった。

昨晩はホイップクリームを投入して白い野菜スープを作ったので指先からセロリの匂いが消えず、セロリは大好きなんだけど四六時中セロリの匂いがするのも嫌なものだなあと思っています。

衣替えの季節が過ぎ,去年何を着てたかを思い出そうとするんですが、ちょっと振り返って春に着てた服を着ればいいんですね。どこにいても金木犀の匂いがするんですがその実態たる金木犀が見つけられない、ということがありませんか?

今日はご近所さんと打ち合わせ。  
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2005年10月06日

DRIVE WELL, SLEEP CAREFULLY

昼から吉祥寺で備品調達の後、図書館へ自分で書いた原稿が載ってる「文藝2003夏季号」を探しにいくも貸し出し中、かわりに「en-taxi」の高田渡追悼記事をコピー。

Death Cab for Cutieのツアーに同行した「DRIVE WELL, SLEEP CAREFULLY」というDVDを観ました。演奏→車移動→演奏→車移動(続く)というドキュメタリー作品。わー、いいバンドだなあ。アメリカのいい景色、アメリカ人のいい顔、ライブの生々しさを伝える音響が詰まった胸を熱くさせられる映像作品です。WILCOの「ウィルコ・フィルム」もそうですが、説得力のある音楽に映像が加わったときのパズルがカチッとはまる感じがたまりません。

次はメタリカの「Some Kind of Monster」というドキュメンタリー映画が見たい!  
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もう金木犀だ

boxcat2昨日は午後から乃木坂のスタジオへ。今年頭から関わってる仕事の何度目かのゴール、僕はなにをするわけでもなく持っていった本を読んだりコーヒーを飲んだりアメを舐めたり領収書を整理したりしてるだけでしたが、自分を音楽モードに戻していくために理想的な現場でした。

一連の「ripple-ism」が終わって、ひたすら野菜(セロリ、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、ピーマン)を切り刻みベーコンとニンニクを炒めコンソメを溶いてカットトマトの缶を鍋に注ぎ半日くらいことこと煮込んでスープを作れるくらい暮らしに時間的余裕が出てきました。今日は白いスープを作ってみようと思います。

昔書いた「窓際で寝そべった僕たちは進んでゆく木漏れ日に居場所を変えるだけ」という歌詞は日向で眠る猫の様子にヒントを得て書いた一節なのですが、うちの猫はいま、まったく居場所を変えないくらい心地良い寝床を手に入れたようで、Tシャツ通販が始められません。  
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2005年10月05日

秋の夜長と猫とダンボール箱

boxcat物販の商品が入ったダンボール箱を部屋に持って帰ったら案の定猫が定住。「おいおい!それは商品ですよ!」と言っても手足を突っ張りどこうとしないから困っています。

昨晩はテレビを見て笑い疲れ、夜中はDeath Cab for Cutie『PLANS』を繰り返し聴きながら本を読んで過ごしました。バンドを作るので名前を付けて欲しい、というファンの方からのメールに対して僕は「ダイナシーJr.っていうのがいいのではないか」と返答しましたがやんわりと拒否の返事が来て、やっぱりなあ、と思いました。どんな素敵な音を作っても台無しにしてしまうようなバンド名を考えるのは秋の夜長の楽しみ。

ダイナシーJr.あまってるからバンド名を探してる人はどうぞ持っていってください。  
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2005年10月04日

日常に戻っていく

byakky数日だらだらーっと暮らしています。国勢調査の紙には「今週働いた時間」のとこに思い切って誇りを持ってライブ演奏の時間、2時間半×2日間で5時間と書き入れました。

DVDでタナダユキ監督作品「タカダワタル的」を観ました。特典ディスクまでゆっくり堪能。いせやで昼間っから酒盛りをしたくなってくる。そして、マーティン・スコセッシ監督作品「ラスト・ワルツ」をお酒を飲みながら鑑賞、The Bandのかっこよさにしびれました。だらだらの締めくくりは今晩の「絶対笑ってはいけない高校」。

今現在は炒めたナスのようにしなーっとなって脱力してるんですが、右の写真はアストロホールでの演奏直前にアッキーに撮ってもらった武者震いする臨戦態勢の僕。アッキーの日記にも原宿・高円寺のことが触れられてますので、みんなもお疲れさまーと伝えましょう。  
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2005年10月03日

ripple-ism 2005を振り返って

cameramanSALON/by marbletronでの演奏はいつも長くなりがちで(余裕で3時間超えとか)、だから今回のアフターパーティーはさくっと簡潔に締めくくろうと「マックス2時間で終わらせます」とリハーサル中に僕は宣言したのです。しかしスタッフ・メンバーは「絶対ムリ」「2時間で終わるわけない」と主張、僕は「終わる!おれだって大人だから決めたことは守る」と譲らず、賞金のない賭けをすることになりましたが、結果として2時間40分の演奏、歌ってもしゃべってもまだ足りない欲しがりな僕の性格を如実にあらわすクロージングパーティーとなりました。

大阪、原宿、高円寺(もっと言えば神戸も渋谷のカフェも)と巡るすべての音楽の旅の停留地ひとつひとつが自分が今までやってきたことの積み重ねのように思えて名残惜しかったし、これからも続く進むべき言葉探しのセンチメンタルジャーニーにおけるいくつものスタートラインのように思えて、ちょっと休んだらまた立ち上がって、来る風を背に受けてもう一度現在位置を確かめて曲がりくねった轍だって構わずにカメラマンが命をかけて繰り返すことのない瞬間瞬間をフィルムに収めるように僕はたくさんいい音楽を作っていこうと思いました。

やっぱり聴いてくれる人がいないと音楽には意味がない。そして音楽を作る過程を同じ立場から支えてくれるスタッフや仲間がいないと音楽は大きい音では響かないんですよ。そういう意味では今回の「ripple-ism」は僕にとって自分史に残るような重要なターニングポイントのような気がします。これからのGOMES THE HITMANに期待をしていてください。

びっくりするくらいたくさんの熱い感想メールをいただいていて、手応えが実感に変わってきています。本当にどうもありがとう。引き続き感想やメッセージもお待ちしています。また会場でお会いしましょう。


追記;余談ですが、最近よくライブハウスのスタッフの方とかに「礼儀正しいお客さんたちでうれしくなっちゃいました」とか「こんなにゴミが少ないライブ初めてですよー」とかGTHファンのマナーのよさを指摘されます。アーティストにとってこれは非常に嬉しいことで、そういう意味でも僕らは恵まれてるなあと思ったここ数ヶ月でした。みんなもほめられてたよ。  
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2005年10月02日

“ripple-ism 2005” after party

GTH5GOMES THE HITMAN presents “ripple-ism 2005 after party”
2005年10月1日(土)@高円寺SALON/by marbletron

1.ドライブ
2.アップダイク追記
3.星に輪ゴムを

4.bluebird
5.サテライト
6.明日は今日と同じ未来

7.何もない人
8.夢の終わりまで
9.愛すべき日々
10.手と手、影と影

11.思うことはいつも
12.情熱スタンダード
13.夜明けまで
20051001
14.そばにあるすべて
15.拍手手拍子

16.There She Goes(The La'sのカバー)
17.Ask(The Smithsのカバー)

18.会えないかな
19.雨の夜と月の光

20.carolina


GOMES THE HITMAN + 藤田顕(PLECTRUM)  
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