2006年06月30日

暑い...

pochi0630終日仕事部屋にてデモ録音。コンピューターの熱も伴って初夏の頃ってこんなに暑い部屋で作業してたっけな、と思うほど暑い。エアコンをつけて作業するとマイクでその音を拾ってしまうのですが、そんなことよりも涼しいほうが優先。

猫はエアコンの部屋で2時間寝たら日向の窓際で1時間寝る、というのを繰り返している。猫は快適温度な場所を知っているから猫がいる場所にいくとちょうどいいのだ。

連続12時間の録音作業、「ハートビート(仮)」という曲の目処がつきました。

今年も半分が終わってしまった。おそろしい早さで時間は進んでいきます。  

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2006年06月29日

井の頭公園へ

inokashira1inokashira2昼から吉祥寺で打ち合わせ。いつものカフェから趣向を変えて今日は井の頭公園の池の向こう側のペパカフェフォレストへ行ってみた。気になっていたオープンカフェ、蚊取り線香の匂いが懐かしく井の頭公園を満喫、という感じで事務的な打ち合わせには不向きかもな。

今年の夏もなんだかんだ言って意外といろいろ汗かいて頑張らないといけないようなスケジュールになってきました。まずは7月の弾き語りと夜の科学7、間もなく一回目の入金締め切りとのことで、キャンセル待ちのみんなの一縷の希望に答えが出るタイミングですね。

それにしても井の頭公園はのんびりとレイドバックしていて、橋の真ん中にたたずんで鯉や亀をぼーっと眺めてしまった。右も左も見渡すかぎり休日のよう。  
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2006年06月28日

オレンジ色の各駅停車はひといきれで

orangetrainとある音楽専門学校のPA(ライブの音響ですね)の授業にふらっと遊びにいって、広いホールのステージで30分ほど弾き語りしてきました。学生をお客さんに見立てて、7月2本のライブに向けていいシミュレーションになりました。途中「サテライト」をリクエストされるという場面も。帰宅後は原稿書き、サッカー観戦、猫をなでる。

夏が近づくとなぜか夜更かしになってしまってあっという間に午前3時になってしまう。『ripple』のオープニングトラック「東京午前三時」という曲はそのタイトルを古い映画から拝借したのですが、現代に生きる僕らにとってはその時間帯は寝静まった真夜中ではなくなっていることに改めて気がつくのです。

1番では歌詞を書きあぐねる僕、2番では僕を見上げる我が家の猫が登場し、弦楽器に誘われて時を刻むようなブレイクのあとに「Hello, How does it feel to leave ? ーやあ、ここから離れていくっていうのはどういう気分?」と締めくくりますが、この「How does it feel ?」はまぎれもなくボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」で繰り返される「How does it feel ? ーどんな気分だい?」を引いたものだ、ということも最近改めて思い出しました。


How does it feel
to be on your own
with no direction home ?

ーー帰る道しるべもなく一人きりでどんな気分がする?  
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2006年06月27日

異文化コミュニケーション

eyebeam1eyebeam2大学時代の友人との集まり、イギリスから帰ってきた同級生と11年ぶりに会う。空間デザインの仕事をするために一時帰国しているのだ。それに翻訳の仕事をしている友人、国際会議などのマネジメントをしている友人に加えて、建築家とインテリアコーディネイターを迎えて楽しい会話が弾むひとときでした。物作りと表現の根底には同じような意識の流れがあることを再認識。

建築家は新堀秀一さんという方、氏が手がけたmoving boxという建物がテレビ東京系列「完成!ドリームハウス」という番組で紹介されるそうです。7月9日(日)10:30〜11:25です。興味のある方はぜひ。

昼ドラ「吾輩は主婦である」がいよいよ本格的に面白くなってきました。昨晩の「すべらない話特別編」は個人的には全然満足で幸せな時間でしたがカリスマ美容外科医親子誘拐事件のニュースで中断したところがキー!っとなりました。  
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2006年06月26日

ノー・ディレクション・ホーム

nodirection ついに発売されてしまった。どこのレコード屋に行っても大きく展開されていてドキッとします。マーティン・スコセッシ監督による1960年代のボブ・ディランとアメリカにまつわる映像作品「ノー・ディレクション・ホーム」、DVD映像特典を含めると4時間超えのボリュームを口をあんぐり開けながら一気に観た。

これはディラン個人についての、というよりもアメリカポップカルチャーとアメリカの近代史のドキュメンタリーである。はにかんだ笑みを含みつつ当時の状況を語る年老いたディラン、客の反応に腹を立てたり不思議がったりする若いディラン、生前のギンズバーグのインタビュー、PP&M結成の秘話、そしてケルアックの影響とウディ・ガスリーの映像も驚異的だが、キング牧師が「I have a Dream」基調演説をした壇上でディランとジョーン・バエズが歌を歌うシーンがすごい。この映画を観るといかに1960年代のアメリカが混乱していたかがわかる。「ディランがロック」とはみうらじゅん氏が提唱したコピーだが、一般的にはフォークの神様と称されるディランがいかにロックの流れを変えたか、ということを痛感します。

5,000円くらいのお金で4時間のエキサイトメントと感動を何度も繰り返し味わえるなんて幸せだ。ディランを知らないリスナーの皆さんにも強くリコメンドします。雨の日は窓を全部閉めて大きな音でこの作品を繰り返し眺めようと思う。  
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2006年06月25日

嗚呼、ポチよ

0625pochi猫をベランダに出すときに、首輪にリードを10m分くらいつないで変なところに行かないようにしているんですが、なんか、「首輪で紐につなぐ」っていうのがすごくイヌっぽくて嫌で、思い立ってハーネス(胴輪ですね)を買ってきたのです。猫用がなくて小型犬用を。

で、「ポチちゃん、ポッちゃんや」と優しく声をかけながら青地に赤い星のアメリカを強く意識したデザインのハーネスをだましだまし付けてみたらポチが魔法でもかけられたかのように固まるのです。見るとハーネスが柔らかなポチの体に食い込んでいる。猫は左右から体をしばりつけられると動けなくなるのです。アジャスターでサイズを大きくしようとするとそれ以上大きくならないことが判明、商品タグを見ると「小型犬用;5kg以下」と書いてある。ポチは体重が6キロあることを忘れていた。

猫だから当然イヌより小さいと思っていた僕の考えが甘かったのです。かつて、チワワのいちごちゃんを飼ってるセロファン西池さんがポチの肉球をもみながら「手でかいのー。ぜったいうちのいちご負けるわ」と目を細めていたのを思い出した。

ベランダに出るときはやっぱり首輪に紐で我慢してもらうことにする。  
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2006年06月24日

暮れてゆく夏の日に

0624pochi盛況のうちに終了した下北沢CLUB Queでのライブダイジェストを今日明日限定でポッドキャストで配信します。お聴き逃しのないようにー。

7月の「夜の科学7」のキャンセル待ちの方の人数も増えているようです。入金の手続き等はお早めに。もう一回「科学7ポストカードプロジェクト」の詳細をここに記載しておきます。



【夜の科学7 POSTCARD PROJECT】

まず会場に来る際、皆さんは2枚のポストカードを用意し、うち1枚には山田稔明、あるいはGOMES THE HITMAN宛ての暑中見舞いを書いてください(猫のカードだと嬉しいけど涼しげなのでもなんでもいい)、もう1枚には自分の住所を明記し必要な額の切手を添付する(可愛らしいカードでもいいし無地のでもいいし)。

それをライブ当日会場内に設置された特設メイルボックスに投函。すると僕は一気に猫ポストカードのコレクションが増える(猫じゃなくてもいいですが)。そしてみんなの住所明記・切手添付したもう1枚のほうに僕がちょちょっと返事を書いて、残暑見舞いとして夏の酷暑の頃に届く、というGIVE-AND-TAKEを。

最近手書きでメモをとったり歌詞を書いたりすることが多く、改めてやっぱり手書きって味があっていいな、と思ったのです。もちろん希望する人だけで大丈夫ですからね。(やまだとしあき)  
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2006年06月23日

10分間の幸せよ

samuraiblue夜に一度寝て、真夜中の3時前に起きてW杯日本ブラジル戦をサムライブルー色のTシャツ(間の抜けた猫柄だったから神通力がなかったのかもな)を着て観戦。窓を開けていると朝方にもかかわらず向かいのマンションからも絶叫が聞こえる。

わわ!もしかして!という幻想も10分で消えていく王者ブラジルの力量にため息。でも一回でも「きーー!!やたああ!!」と心から喜べる得点シーンがあって嬉しかったです。

ここ最近の一億総サッカー評論家時代において日本代表選手は精神的にもものすごいプレッシャーだったと思いますが「お疲れ様でした」と言いたい。やっぱり面白いですね、ルールのある国と国との戦いは。

もう夏はじわじわとやってきていて、ちょっと前まで夜と呼んでいた3時半はもう朝だということに気付く。  
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2006年06月22日

渋谷の谷は天下の険

sittingpochi人と会うために渋谷へ。たまにテレビの世界のような都会へ出るとあれもこれもと目移りして、財布をしっかり握りしめていないとお金がいくらあっても足りないのである。そして目に見えない坂道の多い渋谷を歩き回ると確実に翌日に疲れが出る。

あまり見ないタイプの都会的なカモフラ・コンバースに出会う。運命的、すごくカッコよくて気に入ってしまいました。靴ばかりがすり減らしそして靴が増えていくのが東京という街での生活だ。

一時期ダイエット成功かと思えたうちの猫は、やっぱりぼってりしている。ルーシー・アイコちゃんちの猫の2倍の体重だそうだ。猫に大切なのは貫禄よりも可憐さのはず。きびしくしなければ。  
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2006年06月21日

自分へのご褒美に

dylan2dylan1
ここ一週間で4日スタジオリハーサル、2日間のライブだったのでさすがに疲れが出ました。普段あんまり働いていないのでたまにステージが続くとその後の虚無感、虚脱感がすごいです。はやく次がやりたくてそわそわしますが、ソールドアウトしてしまった「夜の科学7」前に弾き語りでひとつイベントにお呼ばれすることになりました。詳細はまた追って。

録音していた440での“裸眼”ライブを聴き直してみましたが、明らかに元さんより僕のほうがしゃべっているので解任される可能性が大きくなりました!会場が笑いに満ちていて素敵な録音でした。

吉祥寺をふらふら、ボブ・ディランの厚手ハードカバーの洋書「DYLAN」を衝動買い。写真が信じられないくらいにカッコいい。


【memo】
ノー・ディレクション・ホーム
時効警察DVD-BOX  
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2006年06月20日

来るのか来ないのかわからない猫を待つ

440カスタネッツ牧野元ソロ“裸眼”にギターと歌で参加してきました。しゃべりすぎた。僕は10年来のシンガーソングライターなので他人のサポートをする機会がほとんどないのですが、今日は先輩の胸を借りる感じでめちゃめちゃ楽しかったです。

途中「手と手、影と影」をメインで歌わせてもらいましたが、サビに元さんのハーモニーが添ってくる感じが新鮮でした。僕とフィッシュマンズの間にある目に見えない接点は他でもなくカスタネッツで、そのバンドを背負って立つボーカリストとの、バカ話含めて40分のステージは非常に心躍るものでした。またやりたいな、と思いました。

帰り道、カスタネッツ健一郎とPLECTRUMアッキーと立ち話。ライフスタイルの再起動と再構築、水をたくさん飲むことの必要性などを静かに語り合う。長くて有意義な一日だった。明日からも頑張って足を踏ん張っていきたいです。  
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2006年06月19日

Thank You!SOLD OUT!

boxpochi2boxpochi1申込数が会場定員数に達しましたのでソールドアウトとさせていただきます。これもワールドカップ特需なのか、ものすごい勢いの申し込みに慌てて日本戦が始まる直前に予約終了タイミングを決める緊急ドットコムミーティング、40分で完売しました。全国各地からたくさんのお申し込みありがとうございました。

今回はキャンセル待ちの方も非常にたくさん待機しているということもあって入金締め切り日を設定させていただきました。6月いっぱいが締め切り日です。キャンセル待ちの皆さんも最後の望みにかけるサムライジャパンの気持ちで待っててください。

キー!サッカー観てるといらいらするな。「あーっっ!」とか「ぎゃあああっっ!」とか叫ぶと寝てた猫がすっごい嫌そうな顔で僕を見るのです。  
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2006年06月18日

夜の科学7受付開始しました!

samuraipochi本日21時から「夜の科学vol.7〜旅のしおりとポストカード」の入場申し込み受け付けが始まりました。全国、北からから南からお申し込みをいただいてるようで嬉しいです。お申し込みはこちらから。

しかし、今日はワールドカップ日本戦なので入場料金振込の案内メールを発送するのが試合終了後になるかもしれません。GTH.COMの受付スタッフも「今日の試合が大事だ。目を離せない!」と。その旨ご了承ください。

うちの猫もサムライブルー。ミラクルに期待しましょうね。  
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if today is not a endless highway

bobbioものすごい数のポストイットが示すタフ・リーディング、ボブ・ディラン著「ボブ・ディラン自伝」を読み終えました。面白かった!非常に詩的な文章。フォークソングとはとにかくほのぼのしたカレッジ・ミュージックではなく時代を映しそれを時と場所を超えて伝えていく音楽である、と痛感。再び燃焼するディラン・ブーム。まもなくスコセッシ監督の歴史的な映像作品「ノー・ディレクション・ホーム」のDVD国内盤が出るので、まだまだしばらくディラン浸けになりそうです。

ウィルコやブライト・アイズに感化されてディラン再認識が始まったんですが、今日はディランからさかのぼってウディー・ガスリーやロバート・ジョンソンを聴いている。歴史ってすごい。感服する。  
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NICE TO MEET YOU!@下北沢CLUB Que

0617p2006年6月17日(土)@下北沢CLUB Que

1.bluebird(『ripple』)
2.星に輪ゴムを(『ripple』)
3.hanalee(新曲)
4.memoria(新曲)
5.ホウセンカ(新曲)
6.手と手、影と影(『ripple』)




日本語と韓国語と英語が飛び交うインターナショナルな雰囲気で、バタバタしつつもすごく楽しかったです。CDとかいろんなものも飛ぶように売れて、携帯ストラップは完売しました。もうありません。来てくれた皆さんありがとう。また秋に。

今晩は日本クロアチア戦ですが、その直前に「夜の科学7」の申し込み受け付けが始まります(サッカーのことを若干開始時間を早めるかも?)。こちらからお申し込みください。昨日のライブでは新しいのばっかりやりましたが「夜の科学」では新しいのも古いのもやります。

そして夜が明けて月曜日はカスタネッツ牧野元ソロユニット“裸眼”に僕が全面参加、下北沢440に出演します。出番は最後で21時過ぎの予定。自分の歌も歌わせてもらう予定なので都合が合う方はぜひ遊びにきてください。予約はこちらから。

夏が暑くなるまでは一生懸命活発にやっていこうと思います。よろしくお願いします。  
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2006年06月17日

旅のしおりとポストカード

allsample金曜日、カスタネッツ牧野元氏とスタジオで練習。僕の好きなカスタ曲にハーモニーをつけたりメインをとったりするのが楽しい。興が乗って予定時間を1時間延長するほど。思っていたよりもいい感じです。

夜はバタバタしながらライブの準備、そしてアルゼンチン戦。マラドーナ後継者のメッシの快挙をリアルタイムで観て興奮。さらに真夜中にお風呂のラジオでオランダ戦の中継を聴いた。ラジオはまったく映像喚起力がないように思えるのに妙に会場の興奮が伝わる感じが面白いです。ラジオの実況は現地からではなく東京のNHKのスタジオで映像を見ながら解説してるそうです。夜が明けてまさに今、BonnarooフェスティバルでのBright Eyesのライブウェブストリーミング、朝から「Lua」を聴いて泣きそうになってテンションがあがっています。

さて、7月22日に「夜の科学vol.7〜旅のしおりとポストカード」という山田ソロワンマン的なイベントをやります。下北沢CLUB Queの翌日のあさってから予約受付を開始します(日本・クロアチア戦が始まるくらいの時間だ!)。前回新しいリズムマシーンを使ったり作ったばかりの新曲を試してみたりして“夜の科学”の理想型が作れたなーと思ったので、さらにその精度をあげていこうと考えています。

僕はファンの皆さんからいつもポストカード(それも猫モノが多い)をたくさんもらうのですが、そのコレクションもここ数年でべらぼうな数になってきてまた新しいカードファイルが増えました。今回タイトルを「旅のしおりとポストカード」と名付けたので、ポストカードにちなんだコミュニケーションをやってみたいと思っています。

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2006年06月16日

あれから携帯電話も進化した

strap土曜日のライブでは最新作『ripple』や残ってる「SONG LIMBO」などのCD、Tシャツやバッグなどを販売する予定ですが、先日GOMES THE HITMAN倉庫資料の森から20世紀中に製作・販売したGTH携帯ストラップがいくつか発掘されたのでそれも売り切ってしまおうと思います。

GOMESロゴと僕が書いた猫の足跡が配置された当時のスタッフによるシンプルなデザインですが、なにしろこの頃は猫を飼ってなかったので猫の足跡の絵が下手、熊の足跡のような感じだ。ノスタルジーとセンチメンタリズムにかられた僕の携帯にも今このストラップがついていますが中途半端な感じが時代感を感じさせます。

土曜日は混雑するイベントでお釣りの問題もあるので、ポストカードとセットで1,000円にしてみます。売れなかったら考えますが、もう二度と再生産することもない代物ですので一度見てみてくださいね。  
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2006年06月15日

雨の木曜日

0615pochi本日もリハーサル。リハの日に雨が降るとものすごく心がブルーになるんですが、負けないでみっちり練習。もうすぐライブです。

リハの帰りにカスタネッツ溝渕健一郎宅に立ち寄り、DVDを貸し付ける。是枝監督がプロデュースしたエレファント・カシマシのドキュメンタリー「扉の向こう」というのを久々に観て胸が熱くなって、この熱さをだれか同じミュージシャンと共有したかったのだ。メタリカのドキュメンタリーに迫るほどの切迫したやりとりが収められていて惹き付けられる作品です。

結局夜になっても雨は止まず。週末に降らないでくれたら、と思う。湿っぽい夜はいつもよりしつこく猫をコーミング。  
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2006年06月14日

胸の奥の鏡には

0614rhやはりどうしてもサッカーを観てしまいます。ブラジルvsクロアチアもぼんやり眺めていたのですが夢うつつでした。得点シーンを見逃す。

あけて午後、リハーサルスタジオにてギタープレイの確認を中心に練習。エレキを弾く時って少し年齢が巻き戻るような気がして、アコースティック・ギターとは違う自分との一体感を感じます。

エレキを弾くのが楽しいのはSonic Youthの新譜『Rather Ripped』ばかり聴いているせいか。鳴るべき音がなってて風通しがよくて胸にぐっとくるし「Teenage Riot」を彷彿とさせる曲がいくつもあって、これは何枚目かの最高傑作ではないかと思います。いろんなアメリカの風景がを夢想させる音だ。

  
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2006年06月13日

国を背負うということ

wcup2wcup1終日曇りの一日、電車の行き帰りで「世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集」読了、読み応えのある一冊でした。

昨晩は義務感すら感じてテレビの前でワールドカップ日本戦を。やはり自国のチームの試合は90分が短く感じますね。ため息で部屋の窓が曇るほど。呆然としながらそのままアメリカ対チェコの試合も観てしまいました。

一晩明けて若い子たちとサッカーについての話をしていて、韓国出身の男の子に「2002年のときはどこでW杯を応援してたの?」と尋ねると「兵役中だったから軍隊のキャンプの中で観てました」と。「アメリカなんてW杯出ても誰も見ないんだから棄権してほかのアメリカ大陸の国に譲ればいい」というアメリカ人の知り合いもいました。世界は広い。  
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2006年06月12日

ただあてもなく続く日々に

0612rh週末のライブへ向けて久々のバンドでのリハーサル。初めて使うリハスタでしたが、僕の家からきわめて近いためかリラックスできてなかなかレイドバックした鳴りをしていました。

今回はアッキーを含まない4人編成なので言葉少ない黙々とした練習になるだろうと思っていましたが「そこはああだ、ここはこうだ」と万策を練る感じでいつも以上にコミュニケーションのとれた充実の半日間でした。まあ、メンバー全員で顔を合わせたのが3月以来なので黙々となるわけがないんだけどな。新しい曲をバンドで演奏するのが楽しいです。

バンドは今年で結成から13年、今のラインナップになってから5年、来年になったらCDデビューから10年ですよ。歴史ってすごい。感服する。ずっと若手のつもりなのに。  
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2006年06月11日

中学生のときに観た映画

superpochi梅雨的な日曜日、低気圧に押しつぶされそうなだるーい感じで譜面を書いたり消したりしてるだけなのにぼんやり疲れるから、やっぱり早く梅雨は終わって秋になってほしいです。

CATVのジョニー・デップ特集で「プラトーン」を観る。チャーリー・シーンやウィレム・デフォー、トム・ベレンジャーの影に回った控えめな配役なのにジョニー・デップ特集はどうかと思いますが、この映画はなんでかものすごく細部まで憶えていて1986年の作品とは思えないくらい強烈な既視感があった。

ポッドキャストを更新してあります。17日@Queの前売りチケット取り置き予約は締め切り予定枚数に近づいてきました。迷っている人は早めに申し込んだほうがいいです。  
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2006年06月10日

1日1時間くらいは猫をなでるのだ

060610b060610a金曜日、再びカスタネッツ牧野元、うちに遊びにくる。彼のソロユニット“裸眼”の曲をセッションしたりするもやはり途中からDVDを観たり僕所有の幻のフィッシュマンズ・コレクションなどに寄り道。6月19日の下北沢440での裸眼ライブで僕も一緒にステージに上がることになりました。興味のある方はぜひ遊びにきてください(予約はこちらから。日付を6月19日、会場名を440に)。

夜はワールドカップ。もうあれから4年も経ったか、と。日本が初めてW杯で勝った夜に僕らは『mono』を携えてのツアー中、名古屋でライブをしていて会場内のテレビをチラチラ観ながらライブをやるというメディアミックスを成し遂げたのでした。

日が変わって土曜日、耳鼻咽喉科へ。平日とうってかわって超激混みだったのだが、そこの耳鼻咽喉科はいつもものすごく受付の要領が悪く、今日も待合室のみんなは見るからに不機嫌。で、僕は「よし、これで森達也対談集の残りを読破できるな」とゆっくり読書モードだったのにすぐに名前を呼ばれ、憎しみと羨望の視線を感じながら診察室へ。看護婦のおばちゃんから「お帽子をとって先生のところへ行きなさい」とさとされました。なんだか耳鼻咽喉科へ行くと童心にかえるのだ。

最近昼夜を問わず「フォックス先生の猫マッサージ」という本を片手にうちの猫を撫で回しているのですが毛並みもつやつやになって恍惚とした表情をするしゆっくりじっくりヒーリングタイムが流れていく感じですごくいいのです。猫を飼ってる人に強くおすすめします。  
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2006年06月09日

梅雨入り

bag4昨晩、うたばんに“やな家”が出て「家庭内デート」を歌うのを笑いながら見ていましたが、その合間にやはりさっとJACCSのCMが流れて背筋がすっとする思いでした。

「手と手、影と影」の中には僕が自宅の作業部屋でデモを作っていたときに録音したチープなシンセがそのまま完成版にも使用されているので作り手側の視点から(聴点か?)聴くと人差し指一本でポーンと弾いた音がまず一番に気恥ずかしさを伴って聴こえてくるのですが、それをまた自宅で聴くと不思議な気持ちになる。CMが流れた夜から次の日にかけてやはり『ripple』はたくさん売れるみたいです。

advantage Lucyとのライブが近づいてきました。昨年末の猫町オーケストラのときのような4人編成での演奏を予定しています。2001年から02年頃のライブスタイルを思い出しながら。チケットの取り置き予約はお早めに。  
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2006年06月07日

人は孤島ではない

curtain昨日に続きどうにも調子が出ない一日。読書とテレビの一日。

CATVでニック・ホーンビィ原作の映画「アバウト・ア・ボーイ」を。キャメロン・クロウ同様ニック・ホーンビィの書く話は音楽好きにアピールするところが多いのではないでしょうか。「38歳の独身男ウィル(ヒュー・グランド)は、親の遺産のおかげで働きもせずに悠々自適の生活を過ごしていた。そんな彼の前に、12歳の少年マーカス(ニコラス・ホルト)が現れ、たちまち彼の生活はかき乱されていく。しかし、マーカスは深刻な問題を抱えていることがわかり、次第にウィルは自分に欠けているものを認識するようになる…」という話。面白かった。

それから夕方、「すいか」が再放送されているのをぼんやり眺めていましたが、出演者台詞まわしなどすべてが涼しげで初夏から盛夏にかけて観たいドラマだなあと思いました。僕がゴロゴロしてると猫もごろごろして、僕がキビキビしてると猫もキビキビする、という事実に今日気がつきました。  
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2006年06月06日

しゃべりすぎたから

omnikage今日はいわゆる「Rock!Rock!Rock!」という威勢のいい日付なのに、ここ3日ほど声を張ってたくさんしゃべり倒したからか、ノドが荒れて痛いので耳鼻咽喉科へ。前回は3月、花粉症の頃でしたがこの時期の耳鼻咽喉科は混雑することもなくスムーズでした。はあ、耳鼻咽喉科に行くとなんか落ち着くのだ。

声を出さないのが一番の治療と言われたのでボーッとビデオ鑑賞を。まずは1989年キャメロン・クロウ監督作品「セイ・エニシング」、「キックボクサーを夢見るロイド(ジョン・キューザック)は、ハイスクール卒業式のとき、卒業生総代のスピーチを務めた美人才女ダイアン(アイオニー・スカイ)に一目ぼれ。周囲から高嶺の花とからかわれながらも、彼は熱烈なアタックを開始し、見事デートにこぎつけるが…」という内容。キャメロン・クロウの作品は「あの頃ペニーレインと」や「エリザベスタウン」、「バニラ・スカイ」でもそうだけれども、基調低音のようなものが首尾一貫性していて肌に合う感じがする。音楽ネタが豊富なところもいい。17年前の作品だがオープンングでレッド・ホット・チリ・ペッパーズが流れる。

次に録画しておいたETV特集「もういちどつくりたい〜テレビドキュメンタリススト木村栄文の世界」を。息をつかせぬ90分でした。雑誌「H」の最新号でリリー・フランキー氏が「この時代にモノを作る人間は常に無常観を感じてなきゃウソですよ。諸行無常ですよ」という旨の発言に深く相槌を打ったばかりだったのですが、人生の最後に「優しさ」をテーマにしたドキュメンタリを作ろうとする木村栄文氏の意地のような、業のようなモノを作る人間の姿勢に感銘を受けました。  
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2006年06月05日

繰り返される諸行無常

yake昨日はデザイナーNRS516吉田さん宅へ遊びにいきお好み焼きをたらふくごちそうになった。地上11階の部屋からは東京タワーも小さく見える。遅くまでいろんな話をしましたが、そろそろNRS516との付き合いも10年になるわけで、そう思うとみんな年を取るのも当たり前だなあと思いました。

今日、ザ・カスタネッツの牧野元が自転車で来宅。今月僕と元さんのふたりで演奏する機会があるのでその打ち合わせを。うちの猫は最初警戒したもののまるさんという猫と十数年暮らしている元さんになでられてメロメロになっていました。

テレビを見てるとうんざりするニュース映像の連続ですが、マイケル・ジャクソンが登場したSMAP×SMAPが非常に面白かった。  
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2006年06月03日

下北沢で友達と

planet土曜日はひたすら終日デモ録音。途中ラップのパート飛び出す「もっと遠くまで(仮)」完成。何もないところからひたすら韻を踏んでいく作詞過程がとても新鮮でした。

1974年発表の『Planet Waves』は僕と同じ32歳の頃のボブ・ディランの作品。ザ・バンドとの録音はどこまでも芳醇なアメリカ音楽の歴史の連綿としたつながりを感じさせます。こういうディランがこの季節に聴きたかったのだ。

下北沢、ハックルベリーフィン主催イベントへ遊びにいきました。いろんな刺激を受けて遅くまでわいわいと楽しかった。ここでもドイツ人の知り合いとボブ・ディラン談義。

昼間は半袖だが夜はやっぱりまだ肌寒い。  
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2006年06月02日

ライブダイジェスト後半

flooring6月になってしまいましたよ。

今日吉祥寺を歩いてたら背中に「Dog Just wanna have Fun!」と書いてあるTシャツを着て犬の散歩をしてる人がいて面白かったです。録画しておいた宮本輝原作の映画「泥の河」を観ました。切ないモノクロームでストイックな世界、川三部作を読み返してみようかと思います。

居間のカーペットをしまって夏仕様にしました。ポチもするすると滑る感覚を楽しみながらのびのびと伸びています。抜け毛も減ってきてポチも夏仕様に。

先月行われた「夜の科学6」のライブダイジェスト後半は3日(土)から4日(日)にかけてmonoblog soundsketchにて公開します。お聞き逃しのないようにー。

  
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