2006年07月31日

秋が来る頃には

pochi0731大阪marthaでの「夜の科学8」がソールドアウトとなりました。たくさんのお申し込みありがとうございます。キャンセル待ち等に関しては直接marthaへお問い合わせください。下北沢での「夜の科学9」に関しては8月5日の一般発売がありますのでそちらをご利用ください。

午後から“夜の科学オーケストラ”に関しての打ち合わせ。サマーソニックでのステージが初舞台となりそうです。フルートやペダルスティールギターなどいつもとは違うプレイヤーを背負っての演奏がどんなものになるのかワクワクしますよ。

ネット通販でメタリカTシャツを買ってしまった。来るべき猛暑を思い描いてうんざりする自分と、今年はそういうのを無理矢理楽しんではいかがなものか、と自問自答する自分がいる。たとえば今年が冷夏だったとしても夏はいつもどおり暑い夏なわけで、32度と29度くらいの違いは結局日常生活にはなんの関係もないような気がするのだ。  

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2006年07月30日

その街の今は

pochi073001pochi073002気持ちいい一日、晴れて太陽が照っているのになんだか涼しい。こういう日が2ヶ月続いて夏が終わればいいのに!と心から思う。ずっとすねたみたいに箱に入ってた猫もベランダで遊ぶ。

休日の図書館へ。買いそびれてずっと探していた新潮7月号を借り、柴崎友香の最新小説「その街の今は」を一気に読み終えた。保坂和志と柴崎友香は特別な小説家だ。自分の意識のベクトルや時間感覚が気持ちいいくらいに一致するから、ディスク容量いっぱいにコンパイルされたジャズのCDを小さな音で流しておくとだいたいそのCDが終わるくらいにキリのいいところに辿り着いてフッとため息をつくことになる。久々に柴崎友香を読んで大阪の残暑をふらふらと歩くのが楽しみになりました。9月は少し関西に長居できたらな、と思ってます。

高校生のころ親戚の家に遊びにいって夏休みを大阪で過ごすことが多く、天下茶屋とか寝屋川とか鶴見緑地とか四ツ橋筋とかアメリカ村とかタイムボムとか、そういう記憶の断片がたまに頭のなかでグルグルすることがあるんですが、興奮しながら仁徳天皇陵を見にいって(昔から僕は文化人類学系だったのかもしれない)、しかしやっぱり前方後円墳を俯瞰で見れないことに失望しながら帰ったことが忘れられない。今ならもっと楽しめるだろうな。  
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2006年07月29日

夜の科学7ライブダイジェスト前編

travelcard9月の「夜の科学」は大阪も東京も予約受付が始まりました。迷わず、お急ぎください。先週の「夜の科学7」のライブダイジェストをポッドキャストに公開しました。この週末限定での配信にしますので、「夜の科学」がどんな感じなのかとか含めてぜひ皆さん聴いてみてください。

それではー。

【追記】
夜の科学9(下北沢)の公演に関しましてGTHオフィシャルサイト分定員数に達しました。現在キャンセル待ちという形での申し込みを受け付けております。8月5日からの一般発売もご利用ください。なお、入場整理番号はお振込順に発行しますので早めのご入金をおすすめします。


【追記】
下北沢科学、キャンセル待ちの受付も一旦終了しました。8月5日からの会場とプレイガイドでの一般発売をご利用ください。


たくさんのお申し込みありがとうございました!
  
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夜の科学vol.8/vol.9〜a place called powwow

indian_hand【夜の科学ツアー2006】

2006年9月2日(土)@大阪martha
“夜の科学vol.8〜a place called powwow (WEST)”
出演;山田稔明/guest:沢田ナオヤ
開場18:00/開演19:00
前売¥2,500/当日¥3,000(ドリンク代別途)
※入場者にお土産プレゼント


2006年9月14日(木)@下北沢440
夜の科学vol.9〜a place called powwow (EAST)
出演;山田稔明/guest:おおはた雄一
開場18:30/開演19:30
前売¥2,500/当日¥3,000(ドリンク代別途)
※入場者にお土産プレゼント


残暑の9月、定例の山田稔明ソロ弾き語りライブ企画がそのスケールを少しだけ大きくして秋期講習、涼風を吹かせてくれそうな精鋭SSWをゲストに迎えます。「a place called powwow」・・・・“パウワウ”とは集い踊り歌う集会を意味するアメリカ先住民の言葉です。

※大阪公演は会場marthaのHPにて7月29日(土)17時より入場受付を開始します。
当オフィシャルサイトでは予約受付を行いませんのでご注意ください

お申し込み詳細→marthaイベントページ
(問)martha 06-6446-2314 / info@marthanet.com


※東京公演はGTHオフィシャルサイトにて7月29日(土)21時よりチケット先行予約を開始します。
ぴあ、ローソンチケット、440は8/5から販売開始。
入場整理番号はオフィシャルサイトGOMES THE HITMAN.COMの発行する整理番号が最も早く入場できる番号となり、続いて440、プレイガイドの順番になりますのでご了承ください。

お申し込み詳細→夜の科学特設フォーム
(問)下北沢440(four forty)/チケット予約03-5481-4143[2PM-8PM]
ぴあ;0570-02-9999(Pコード:236-929)
ローソン;0570-06-3003(Lコード:34396)


大阪科学は間もなく17時から、下北沢科学は21時から予約受付が始まります。各公演ごとに申し込み方法が違いますのでよくご確認ください。たくさんのお申し込みをお待ちしております。
  
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2006年07月28日

新宿という街は

visual昨日と今日でデモ「Stay with me(仮)」を完パケて提出。楽しんでロックマナーなテンポのいい曲を作りました。夕方から知り合いのバンドを観に新宿へ。いわゆるビジュアル系、ちょっとどきどきしながら会場へ入ると手をひらひらさせる独特な振り付けのお客さんとか新鮮な眺めでした。これも異文化コミュニケーションか。

普段できるだけ新宿駅を通らないようなルートを心がけて生活しているのですが、たまに新宿を歩くと人の流れが右往左往していてびっくりするくらい疲れる。やはり新宿とは絵に描いたような東京だ、と思う。

夜、レッド・ホット・チリ・ペッパーズをミュージック・ステーションで観る。4人とも格好良かった(特にジョン)。フジロックで観れる人がうらやましい(行きたいかと問われると微妙な気持ちですが)。

明日は「夜の科学」申し込み受付開始です。みんな頑張って。  
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2006年07月27日

遠く離れて思うのは

pochi0727夜、下北沢へ。豪華なゲスト陣を招いてのhalちゃんのデビュー10周年ライブ。なかでもワタナベイビー、向井秀徳両氏が出色の存在感でした。音楽を10年続けることはやっぱりすごいことだ。僕らは来年で初めてCDを出してから10年経つのだが、あっという間だったとはまったく思わない。10年は長いのだ。

終演後、新婚のCLUB Que二位店長と向井くんと僕という佐賀県出身者でしばしローカルな話。僕は向井くんと同い年で同じ地域の出身だが、ともに生まれて初めてのライブを久留米シャウトという場所でやったということがわかった。僕はそのときギタリストでストリート・スライダーズのコピーを一生懸命演奏していたのです。

梅雨はもうすぐ明けるのか。窓の外はほのかに明るい。  
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2006年07月26日

定期的に箱入り猫になる

oichi0725pochi0725世田谷、目黒と環状ドライブ。カーステからはメタリカ『Master of Puppets』が爆音で。高校生の頃を鮮明に思い出す。1曲目から8曲目まで全部憶えているのがすごい。

「夜の科学」という企画を東京以外の街に持っていくのは昨年からの目標だったのですが、一方では極めて東京的な(もっと言うと高円寺的な)妙に濃度の濃い空間をそのままに保持する、という選択肢もないわけではなかった。高円寺で4年7回かけて雰囲気を作り上げたように、初心にかえって1から“大阪の夜の科学”というのを長期計画で確立していけたらな、と今は思っています。高円寺から場所を移して行う“下北沢の夜の科学”も新しい試みを考えていて、弾き語りという限定されたフォーマットにこだわらない新しい表現を模索中です。

いろんなことを考えていたら手帳がメモでいっぱいになってくる。今年はなんだか考えることがたくさんあって、やたら楽しい毎日を送っている気がします。もうすでに「hanalee」や「ホウセンカ」の歌詞を憶えて口ずさんでくれている人がいる、ということに作り手として喜びを感じました。これなら夏暑くても大丈夫かも。でもやっぱりダメかも。  
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2006年07月25日

さあ君に手紙を出そう

postcard_give東京はもう何日太陽に照らされていないだろうか。うちの猫がしっとりしていて朝になるとそれが僕の胸の上に乗って不快だ。だから暑くもないのにエアコンのドライをつけてしまうのだ。

午後から吉祥寺にて夏に向けての打ち合わせ。ずっと入りたかった、ロヂャースの向かいにあるくぐつ草に初めて行った。すごい雰囲気、地上の喧噪から遠く離れた感じがする居心地で、コーヒー1杯にそれなりの対価を払う価値のあるお店でした。パンプディングも美味で、なんの打ち合わせのしたのかを忘れた。とにかく、夏と残暑にむけて僕の弾き語りを支える“夜の科学オーケストラ”的な楽団を組もうと考え始めました。新しいトライアルに二の足を踏んではいけないのです。

僕は結構膨大な量のネコのポストカードのコレクションを持ってるんですが、今回のポストカード企画のおかげでネコのカードがさらに増えました(ネコ以外のカードももちろん嬉しいですからね)。それらにはさらに皆さんからの手書きの言葉と名前なんかが書いてあって、この思い出は一生ものだなあ、と今日ふと思ったのです。

手紙はいい。ちょっと今年は手紙に励んでみようかと思います。  
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2006年07月24日

ああ、君に手紙を書けば

postcard_takeさすがに立ちっぱなし歌いっぱなしで2時間半は堪えましたが、鰻を食べて持ち直しました。

「夜の科学7」で紹介したインディアンの言葉のいくつかは、開演前の控え室となっていた地下にあるマーブルトロンの事務所に置いてあった「月に映すあなたの一日―ネイティブ・アメリカンの364のことわざが示す今日を生きる指針」をぱらぱら眺めてメモを取ったものでした。マーブルブックスは他にも数冊北山耕平氏が翻訳したネイティブアメリカン関連の本を出していて、前回のイベント時にも素敵な本をいただきました。この本は装丁もきれいで、ダイアリーをめくるように感覚的に深遠な言葉に触れられて良い(わかる言葉とわからない言葉があるのが、またいい)。たとえば自分の誕生日にあわせて12の月の8の日の項を見るとドゥワミッシュ族の言い伝え「持ち帰っていいのは記憶だけ。残していいのは足跡だけ」と書かれています。

興奮冷めやらぬ昨日も用もなく吉祥寺をふらふらして、みうらじゅん氏の解説に惹かれて購入した岡本太郎著「芸術と青春」を読みながらコーヒーを飲んで時間を過ごしたのですが、そのなかで岡本太郎氏は「青春は無限に明るく、また無限に暗い」と書いていて、それが「今までもこれからも自分の芸術、生き甲斐を豊かに育んでくれるものである」と結んでいた。孤独な作業で歌を作ってそれを人前で歌ったり録音したりする自分の暮らしを「ずーっと青春時代みたいだな」とか「いっつも学園祭みたいだな」と感じている僕にとって「青春は無限に明るく無限に暗い」という言葉は、僕の暮らしに定期的に訪れる光と影の時間を全肯定してもらえたような気がしてハッとして、それをモレスキンの手帳に人目を気にしながらササっとメモを取ったのです。「真実の言葉とは深く心に沈んでそこにとどまるもの」というオグララ・ラコタの言葉の横に。  
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2006年07月23日

夏から秋のGOMES THE HITMAN

sitripple昨年の春先に発表した『ripple』というアルバムが季節を一回りして2度目の夏を迎えてもロングセラーを続けている。JACCSのCMイメージソングに起用された「手と手、影と影」は特に熱い反響を持って受け入れられているようだ。音楽は一度CDという銀盤に刻まれると作者の手を離れて不特定多数の人のものになる、ということを僕は常々思っていましたが、時間と季節を経て「手と手」および『ripple』が水面に描いた波紋は思ったよりもさらに遠くまで広がっているのかもしれません。2006年も僕らにとっては引き続き『ripple』の世界観を拡大していく1年間になりそうです。

昨年の写真展に続き今年の晩夏もGTHすべてのアートワークを手がけるデザイナーチームNRS516とともにアップルストア銀座にて音と映像の制作過程を紐解いてさらなる『ripple』検証を試みます。

残暑の9月は東阪にてイベント「夜の科学」を。定例だった僕のソロ弾き語りライブ企画がそのスケールを少しだけ大きくして、涼風を吹かせてくれそうな精鋭SSWをゲストに迎えます。タイトルは「a place called powwow」・・・・“パウワウ”とは集い踊り歌う集会を意味するアメリカ先住民の言葉です。

秋になって10月には1年ぶりのバンドワンマンツアー“ripple-ism2006”で東名阪をまわります。この1年間で『ripple』に収められた“うた”がどれだけ大きくなってどう変わったのか、『ripple』以降の新しい“うた”はどう響いて、それはどこへ向かっているのか。ライブという空間で確かめてみたいと思っています。

今年も夏は暑くなるだろうし、それでもやがて秋がやってきます。この季節の変遷を眺めながら、GOMES THE HITMANが紡ぎだす夏虫の声のような音楽に耳を傾けてみてください。(GOMES THE HITMAN山田稔明)



<<LIVE INFORMATION summer→autumn 2006>>

2006年8月12日(土)@ 千葉マリンスタジアム/幕張メッセ
“SUMMER SONIC 06”

東京会場に新たにRIVERSIDE STAGEが誕生!
メッセ〜マリン間の導線、浜田川沿いに新設された、その名もリバーサイド・ステージ。
このステージに出演が決定したアーティストは下記になります。

Asia Sunrise / ありましの / canappeco / Hands of Creation
ハシケン / ハンバートハンバート / kayoko / まつきあゆむ
山田稔明(GOMES THE HITMAN)(A to Z)

info;サマーソニック事務局(0180-993-030)
web;www.summersonic.com/




2006年8月30日(水)@アップルストア銀座
GOMES THE HITMAN × NRS516
“ripple meets apple”ーthe inside story about making “ripple”

開演/19:00(入場無料)
出演;GOMES THE HITMAN/NRS516

ロングセラーを続けるGOMES THE HITMANのアルバム『ripple』の世界を、デザイナー・ユニットNRS516と共に深く掘り下げます。ボーカル山田稔明とのトーク、『ripple』 アートワークの制作過程の解説、NRS516の映像とのコラボレーション、バンド編成でのアコースティックライブ等の内容でお送りします。

Apple Store Ginza



【夜の科学ツアー】
2006年9月2日(土)@大阪martha
“夜の科学vol.8〜a place called powwow (WEST)”
出演;山田稔明/guest:沢田ナオヤ
開場18:00/開演19:00
前売¥2,500/当日¥3,000(ドリンク代別途)
※入場者にお土産プレゼント


2006年9月14日(木)@下北沢440
夜の科学vol.9〜a place called powwow (EAST)
出演;山田稔明/guest:おおはた雄一
開場18:30/開演19:30
前売¥2,500/当日¥3,000(ドリンク代別途)
※入場者にお土産プレゼント


残暑の9月、定例の山田稔明ソロ弾き語りライブ企画がそのスケールを少しだけ大きくして秋期講習、涼風を吹かせてくれそうな精鋭SSWをゲストに迎えます。「a place called powwow」・・・・“パウワウ”とは集い踊り歌う集会を意味するアメリカ先住民の言葉です。

※大阪公演は会場marthaのHPにて7月29日(土)17時より入場受付を開始します。
当オフィシャルサイトでは予約受付を行いませんのでご注意ください

お申し込み詳細→marthaイベントページ
(問)martha 06-6446-2314 / info@marthanet.com

※東京公演はGTHオフィシャルサイトにて7月29日(土)21時よりチケット先行予約を開始します。
ぴあ、ローソンチケット、440は8/5から販売開始。

お申し込み詳細→夜の科学特設フォーム
(問)下北沢440(four forty)/チケット予約03-5481-4143[2PM-8PM]




【GOMES THE HITMAN presents “ripple-ism 2006” tour】
2006年10月9日(月・祝) @ 名古屋TOKUZO
出演:GOMES THE HITMAN
開場18:00/開演19:00
前売¥3,000/当日3,500(税込/ドリンク代別途)
主催:ゴシップス /企画・制作:GOMES THE HITMAN.com/協力:BMG音楽出版

2006年10月10日(火) @ 大阪 knave
出演;GOMES THE HITMAN
開場18:30/開演19:30
前売¥3,000/当日3,500(税込/ドリンク代別途)
主催:knave /企画・制作:GOMES THE HITMAN.com/協力:BMG音楽出版

2006年10月13日(金)@ 吉祥寺 Star Pine's Cafe
出演;GOMES THE HITMAN
開場18:30/開演19:30
前売¥3,000/当日3,500(税込/ドリンク代別途)
主催:Star Pine's Cafe/企画・制作:GOMES THE HITMAN.com/協力:BMG音楽出版


1年ぶりのバンドワンマンツアー“ripple-ism2006”で東名阪をまわります。この1年間で『ripple』に収められた“うた”がどれだけ大きくなってどう変わったのか、『ripple』以降の新しい“うた”はどう響いて、それはどこへ向かっているのか。ライブという空間で確かめてみたいと思っています。(やまだとしあき)

チケット先行予約:8/5(土) GTHオフィシャルサイトにて受付開始
一般チケット発売日:8/12(土)からプレイガイド、各会場店頭にて販売開始



  
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夜の科学vol.7〜旅のしおりとポストカード

marble_after “夜の科学vol.7〜旅のしおりとポストカード”
2006年7月22日@高円寺SALON/by marbletron


1.RGB(『ripple』)
2.目には目、歯には歯(夜の科学6特典CDR)
3.星に輪ゴムを(『ripple』)

4.スティーブン・ダフィー的スクラップブック(「rain song ep」)
5.何もない人(『weekend』)
6.かげおくり(未発表曲)


7.Death Valley'69(Sonic Youthのカバー)
8.California(『omni』)
9.Death Valley’05(未発表)

10.お別れの手紙(『weekend』)
11.train song(『weekend』)

12.僕らが旅に出る理由(小沢健二のカバー)
13.たしかなこと(小田和正のカバー)

14.ドライブ(『ripple』)

15.新世界より(夜の科学7特典CDR)
16.距離を越えてゆく言葉(未発表)

17.hanalee(未発表)
18.千年の響き(『omni』)

19.春風スニーカー(嵐のカバー)
20.長期休暇の夜(『weekend』)

21.Tommorow is a Long Time(Bob Dylanのカバー)
22手と手、影と影(『ripple』)

23.会えないかな(『down the river to the sea』)
24.ホウセンカ(未発表)

25.雨の夜と月の光(『weekend』)





たくさんのご来場、窮屈な環境でのご協力ほんとにありがとうございました。2時間半超えの「夜の科学」となりました。皆さんからのたくさんのポストカードとアンケート、ようやく全部目を通しました。すごい量です。くじけてしまいそうですが地獄のように暑い8月くらいに返信します。

知識とは風のようなものでそれを手に入れるとどこへでも行ける。今日僕は歌っていてすごく楽しくて幸せだったな。みんなもそうだったらいいなと思います。夏から秋にかけて怒濤のライブラッシュです。手帳にメモしておいてください。疲れたのでちょっとしばらくダラダラします。  
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2006年07月22日

間に合った!

pochiyawn特製限定デザインの「吾輩はポチである」ポストカードが完成、当日に間に合いました。偉そうなポチの肖像。

会場物販コーナーで商品を購入の方に先着でプレゼントします。数に限りがありますのでなくなったら終了です。ぜひ物販コーナーをおたずねください。

目が覚めると明るめの曇り空、暑くなくて良い感じだ。会場でお会いしましょう。  
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2006年07月21日

旅の出発前日のような気分だ

rh0721午後からスタジオにて最終調整、泣き笑いの2時間をイメージトレーニング。明日は東京は曇り空のようです。日本中が雨のせいで大変なことになって心休まるヒマもありませんが、来るべき梅雨明けに先駆けて心をクリーンナップさせる空間デザイナーのような立ち居振る舞いで明日はたくさん喋って歌いたいと思います。いつものように会場内が混雑すると思いますが譲り合いの優しさで気持ちよいコミュニケーションが交わせるように皆さんのありったけのご協力をお願いします。気温は結構上がるみたいなので体温調整が出来る服装を!








<GOMES THE HITSHOPからのお知らせ>
夜の科学vol.7会場物販コーナーでは最新CD『ripple』やCDR「SONG LIMBO」シリーズの残り在庫分に加え、前回の「夜の科学6」での入場特典CDRもほんのわずかながら販売します。その他の商品としましては、通常のTシャツやトートバッグ、さらには夏のTシャツセール品「吾輩はポチであるTシャツセット」を準備しました。ロングセラー商品ポストカードセット、ステッカーなどバラエティにとんだ品揃えです。会計等で混雑すると思いますのでぜひ小さなお金をご用意いただければ幸いです。よろしくお願いします。(GTH.COM STAFF)  
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2006年07月20日

what's goin on

riripochiばたばたとライブの準備、午後からスタジオへ。久しぶりの曲や初めて試す曲など曲がたくさんありすぎて時間が足りないのですが、ここ最近弾き語りが本当に楽しくて充実しててやりがいがあります。

以前書いた「吾輩はポチであるTシャツセット」のおまけに「吾輩はポチである」ポストカードを作ろうと思って猫の写真撮影会をひらくも、ポチは眠そうでかなり手こずる。ポチ次第で間に合わないかもしれません。

7月のこの時期になると妙に見覚えのある日付が意識の表層に浮かんでは消えてゆくのはなぜだろうと考えたら、2003年の7月24日に『omni』のリリースがあったからだと気付きました。もう3年か。


【夜の科学7 POSTCARD PROJECT】;再掲載

まず会場に来る際、皆さんは2枚のポストカードを用意し、うち1枚には山田稔明、あるいはGOMES THE HITMAN宛ての暑中見舞いを書いてください(猫のカードだと嬉しいけど涼しげなのでもなんでもいい)、もう1枚には自分の住所を明記し必要な額の切手を添付する(可愛らしいカードでもいいし無地のでもいいし)。

それをライブ当日会場内に設置された特設メイルボックスに投函。すると僕は一気に猫ポストカードのコレクションが増える(猫じゃなくてもいいですが)。そしてみんなの住所明記・切手添付したもう1枚のほうに僕がちょちょっと返事を書いて、残暑見舞いとして夏の酷暑の頃に届く、というGIVE-AND-TAKEを。

最近手書きでメモをとったり歌詞を書いたりすることが多く、改めてやっぱり手書きって味があっていいな、と思ったのです。もちろん希望する人だけで大丈夫ですからね。(やまだとしあき)  
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2006年07月19日

チアーズ!

rain0719雨の洞窟をまだ抜けない。夜の科学7の準備諸々のため世田谷で作業。特典CDRは今回もNRS516吉積さんによるイベントタイトルにちなんだ手に取って眺めてうっとりするような素敵なデザインです。

雨のせいで暑さはやわらぎましたがこう降ってばかりだと気が滅入ります。そんなときにキルスティン・ダンスト主演作「チアーズ!」を観て少し心がカラッとしました。絵に描いたようなカリフォルニアの高校生の青春。

僕はデビュー前の映像制作会社勤務時代、全国大学チアリーディング選手権という大会の中継スタッフとして毎年代々木競技場に足を運んでいたのであのチアーの異様な熱気を体感していますが、顔も体も声も全部をフル活用して人を元気づけようという精神性はすごいと思いますね。

僕もこの週末はチアー並みにテンション高く歌を歌いたいと思います。  
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2006年07月18日

ベランダでひるがえるTシャツが

kwgtkbtmsみうらじゅんさんは兜(カブト a.k.a. KBT)がブームだと近年しつこく発言されてますが、やはり今年もカブトムシとクワガタブームの季節が。吉祥寺のSEIYUに積み上がったカブトとクワガタ、よく見るとすでに絶命したやつもいるから気をつけないといけません。

僕は九州の田舎出身なので小学校の頃は夏になると夜明け前の暗いうちから山に出かけて木を揺さぶったり前日に仕掛けた蜂蜜トラップに誘われてくるムシたちをたくさん採ったものです。ノコギリクワガタの車みたいなフォルムが好きだったな。あの頃は確か夏が嫌いではなかったはずなのに、時間の経過とは人を変えていきます。残酷です。

今日はなかなか過ごしやすい天気だったのですが、それでもやっぱり体は背後に控える夏地獄を察知している。本格的にTシャツの季節になってきたので今年の夏はGTHオリジナルTシャツのクリアランスセールをしようと思っています。

まずは今週末の夜の科学7にて、うちの猫ポチの柄のTシャツに、ポチがジャケットを飾った2001年発表マキシCD「饒舌スタッカート」と根強い人気のポチ・ポストカードを封入して「吾輩はポチであるセット」を3,000円で限定数販売します。通販のほうはまだ未定ですが夏にGTHのTシャツを着てフェスに行ったり海に行ったり山に行ったり待ち歩きをしたりしてGTHのことを宣伝しまくってください。

僕がふらふらと吉祥寺を歩いていると意外に頻繁にゴメスTを着た人を見かけて、いつも僕はササッと隠れてしまうのだけど今年の夏は隠れずにビールの1杯でもおごるくらい大人な振る舞いをしたいと思ってます。  
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2006年07月17日

旅としおりとポストカード

allsamples「夜の科学7」入場特典CDRの中身が決定しました。未発表曲2曲を含む3トラック入り10分弱の充実した内容になりました。楽しみにしててください。ご来場できない方のための通販も考慮中なんですが、今のところ未定です。ごめんなさい。



【夜の科学7 POSTCARD PROJECT】;再掲載

まず会場に来る際、皆さんは2枚のポストカードを用意し、うち1枚には山田稔明、あるいはGOMES THE HITMAN宛ての暑中見舞いを書いてください(猫のカードだと嬉しいけど涼しげなのでもなんでもいい)、もう1枚には自分の住所を明記し必要な額の切手を添付する(可愛らしいカードでもいいし無地のでもいいし)。

それをライブ当日会場内に設置された特設メイルボックスに投函。すると僕は一気に猫ポストカードのコレクションが増える(猫じゃなくてもいいですが)。そしてみんなの住所明記・切手添付したもう1枚のほうに僕がちょちょっと返事を書いて、残暑見舞いとして夏の酷暑の頃に届く、というGIVE-AND-TAKEを。

最近手書きでメモをとったり歌詞を書いたりすることが多く、改めてやっぱり手書きって味があっていいな、と思ったのです。もちろん希望する人だけで大丈夫ですからね。(やまだとしあき)  
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WAIT IN VAIN

france9打ち合わせとヘアカットで世田谷・目黒徘徊。夜は下北沢でSwinging Popsicleとadvantage Lucyのライブを覗く。たくさんの知人友人と挨拶をかわす。楽しい一日でした。

車のなかで嵐の『ARASHIC』という新譜を爆音で聴いて夏っぽい爽やかな気持ちになりました。あと、夏の最中に体感温度を下げてくれるレコードとして、Bob Marleyのなかでも個人的には一番の愛聴盤『EXODUS』をあげておきます。井の頭通りが海岸通りに思えた、ような気がした。

イギリス土産にフランス柄のTシャツをもらいました。雨の日に着ると目がチカチカする。僕はジダンが好きなのに肩口に「9」と書いてある。  
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2006年07月15日

爆発的な暑さだ

be_taro悲しくなるくらい暑い一日。雨もすごかったが、暑さもすごかった。室内から室外に出るとあきれて笑ってしまうような暑さである。

大学時代の友達と吉祥寺で食事。サンロードを抜けて久々に旅人食堂に行ったが、ここは本当に居心地が良い。スタッフさんたちがBボーイ的なかっこよさで、さながら厨房のなかのリップスライム!という感じで見ていて楽しい。

普段吉祥寺に来る機会の少ない友をいろいろ案内してブラブラすると改めていい街だなあと思ってしまう。夏が終わったら渋谷や下北沢じゃなくて吉祥寺あたりでライブがしたいな。  
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2006年07月14日

芸術とは

sufjan2
「吾輩は主婦である」を泣き笑いしながら見終えた。幸せな三ヶ月間でした。夏目漱石の「それから」を読み始めたのですがこれがウソのように面白い。興味を持つと世界が変わるのですね。

サフィアン・ステーブンスの新しいCD『The Avalanche: Outtakes & Extras from Illinois Album』も素晴らしかった。文字通り昨年発表の『ILLINOIS』制作時のアウトテイクですが、ディスクぎっしりの75分。この人の才能の泉は枯れないのか!という感じです。

ちょうど一年前の僕はひどい風邪をひいてつらい思いをしてたようです。今年は暑くて死にそうですが結構元気だ。  
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2006年07月13日

ドラマのない夏などない

oshin毎日楽しみにして都合が付かないときは録画までして観ていた昼ドラ「吾輩は主婦である」がついに明日で終わってしまうのである。寂しくて悲しい。いつからかドロドロ路線やキッズウォー的な流れに一筋の光明のようにあらわれた「吾輩」はアヴァンな内容やネタの細かさなどの点でエポックメイキングな昼ドラとして記憶されるだろうと思います。

6月に下北沢440で行われた“裸眼”という、ザ・カスタネッツ牧野元氏のソロユニットのライブダイジェストをポッドキャストに公開しました。自分で聞いてても話のテンポがよくて笑ってしまった。期間限定での公開です。会場に来れなかった皆さんもぜひ聴いてみてください。

今日はびっくりするくらい暑い。このままでは夏の本番はどうなってしまうのかと。耐えられるのかな。  
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2006年07月12日

低気圧で眠い

hidamari「夜の科学7」特典CDRの編集作業と提供楽曲用のデモ制作を夜中まで。猫がずっと手の届く場所で寝ていて暑苦しいです。爆音でも起きない。

先日新改装した吉祥寺カーニバルで瓶詰めのオリーブが安かった。食欲の出ない夏でもオリーブとかならバクバク食べられる。ビールもさらにおいしく感じます。

ジダンに絡む人種差別問題が加熱するなか、アラン・パーカー監督「ミシシッピー・バーニング」を観ました。黒人差別とKKK団と公民権運動、というアメリカの影の部分。1960年代のボブ・ディランが公民権運動の象徴に祭り上げられたその時代背景が知りたくて観たのですが、人間の尊厳や誇りや哀しみなどいろんな感情が渦巻く内容にじっと見入ってしまいました。

春先に続きプレイリスト・マガジンに原稿を書きました(音声もあり)。  
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2006年07月11日

30年前のニューミュージックマガジン

nmm先日古本屋で1976年7月に出たニューミュージックマガジン(ミュージックマガジンの前身)を200円で買った。中村とうよう氏や湯川れい子氏、北中正和氏や中川五郎氏など名高い評論家たちがテキストを綴った「うたにとって歌詞とは?」という特集が載っていたからである。ちょうど30年前、僕は2歳でビートルズは全員生きている時代。

本のなかで「この頃は日本の歌も歌詞が難しすぎたり聞き取れなかったり言葉の乱れが甚だしい」と書いてありましたが、一方で山下達郎氏やシューガーベイブ楽曲の歌詞を褒めてあったりする。これを読んで僕が思ったのは、いつの時代も言葉に重きをおいた音楽とビートやサウンドに重点をおいた音楽、その両方に挑戦する音楽があるということで、そもそも歌詞にはクオリティの上下がある訳ではなくその種類は右か左かの違いなのではないか。

この30年前の音楽雑誌は今読むと隅から隅まで面白いのです。広告を見てもタワーやHMVのパブはなく、ディスクユニオンもレコファンもない。パイドパイパーハウスという伝説的なレコード屋さんの広告には心が躍り、ビートルズ日本武道館公演10周年記念(今年は40周年なんです)のLPと日本独自企画盤がページをさいて紹介されていて「危険なドラッグを追放しよう」という緊急提言があったりする。読者からの手紙に掲載されてるのは半分以上が10代で、こんなに音楽が熱い1976年だったんだな、と憧れる。  
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2006年07月10日

A Time to Remember

france10昨日は終日「夜の科学7」特典CDRのレコーディング、2002年頃のアウトテイクデモを含むまだ誰も聴いたことがない曲が収録されます。楽しみにしていてください。通販希望のメッセージもたくさんいただいているのですがちょっと未定です。待ってください。

真夜中、ワールドカップ決勝戦を2時間たっぷり固唾を飲んで「カーッ!」「キー!」「クー...」「えええ!?」と言いながらテレビ観戦。ジダンのフランスを応援していた僕は朝が来ても全然眠れなかった。しかし、ミステリアスな部分を自己演出するということに最近興味がある僕としては「お酒を楽しく飲んでいた場から忽然と姿をくらまし黙って帰宅する」という行為を遥かに超えて謎めいた頭突きに驚きと感嘆を隠せなかった、というのが本音だ。マルセイユの悪童シリル・アビディすら彷彿とさせるキレだったな。僕にとってはジダンのワールドカップでした。

2002年も楽しかったけど2006年も楽しかった。きっと2010年も楽しいんだろうな、と思う。  
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2006年07月09日

守護神カーン

kahn2006年7月8日@渋谷7th floor

1.点と線(『夜的科学3in1』)
2.星に輪ゴムを(『ripple』)
3.明日は今日と同じ未来(『ripple』)
4.百年の孤独(『mono』)
5.Tomorrow is a Long Time(Bob Dylanのカバー)
  〜手と手、影と影(『ripple』)




7th floorでのソロでした。会場後方のやたらガヤガヤと落ち着かない感じが気になったりもしましたが「夜の科学7」へ向けていいウォーミングアップになった気がします。楽しかったです。毎回ライブをやるたびに誰かしら誰か数人が発売から時間のたった『ripple』を買って帰るのが嬉しい。時間と季節を超えていく一枚になったなあと実感します。

夜はドイツ、カーンの勇姿を。写真は2002年のときのカーン全盛期のポスター。  
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2006年07月08日

梅雨の晴れ間みたいな天気だ

boxopenboxclose暑い!渋谷でネオンを眺めながら歌ってきます。猫は自分のスタイルにあった新しい箱を見つけました。一日のうち半分このなかで過ごしている。  
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2006年07月07日

もう答えはどこにもない

0707studio今日は午後からスタジオへ。スタジオはどこでもだいたい凍えるほど寒い。

明日のライブの準備ですが、ワンマンだったらやりたいだけ曲をリストアップしてカバーしたい曲もたくさん歌って、っていうふうにできますが、主催者からお呼ばれするイベントは演奏時間も決まっていて演奏云々よりも選曲でウンウン悩むことになるのです。しかし、ということはつまり選りすぐられたその夜歌うべき必然性のあるベストな選曲が構築されるから、ものすごい集中力で演奏のベクトルがひとつの方向に向かう感じで気持ちいい。

「ミサイルが」とか「飛翔体が」とアニメみたいな子供みたいな言葉が深刻な風情でニュースやワイドショーから流れてくるここ数日をうんざりしながら眺めて暮らして息が詰まってきたので明日はカラッと梅雨の晴れ間のようなそういう夜になれば良いなと思います。  
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2006年07月06日

追憶のハイウェイ61

likearolling井の頭線の電車のなかでグリール・マーカス著「ライク・ア・ローリング・ストーン」を読み終わる。面白かったっ!一発録りでミュージシャンが頭を抱えながらアレンジを変えながらディランが不機嫌になりながら奇跡の6分ちょっとをキャプチャーする過程が克明に綴られて、これを読みながら『追憶のハイウェイ61』を聴くと40年前の録音がやたらと立体的に聴こえる。

海外ではディラン研究家のことを“Dylanologist(ディラノロジスト)”と呼ぶのですが(Dylanologyででディラン学ということだ)、ほんとに底が深くて抜け出せない。先日、1974年に初版が出た「ボブ・ディラン全詩集」の第3刷(1976年発行)を手に入れたのですが、程度もよく日焼けした感じも味があって眺めるだけでも心が躍る。しかしページをめくるとものすごい量の文章文章文章...。もはや文学、ディランがずっとノーベル文学賞にノミネートし続けられているわけがわかります。

夜は下北沢でHARCOを観る。僕の好きな「Night Hike」という曲がぐるぐる回る。土曜日は久々に渋谷で弾き語りです。できるだけたくさん歌ってたくさんしゃべろうと思いますので、特に「夜の科学7」に入れないみんなとかGTHの音楽が足りない!と思ってる人とかみんな観にきてください。予約はこちらから。  
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2006年07月05日

煙が目にしみる

nekonobi暑い。足取り重く市ヶ谷へ。夕方から夜までやたらビールを飲みました。いつもそうなんですが、「今日は控えめに」と思ってもあっという間に時間が過ぎていくのです。

タバコを吸わなくなって2年ちょっと経ちますが、タバコを吸ってた気分とか深く吸い込んだ味とかがまったく思い出せなくなってきました。飲み屋から帰ってきて服を脱ぐときに染み込んだ煙の匂いにハッとする。

タバコを吸う家に暮らす猫は肺ガンにかかる危険性が2倍らしいです。うちの猫はタマネギを切っても涙ぐむんだからそれは影響も大きいんだろうな。

ちょっと見ないうちにえらく高くなったタバコの自販機を見ていろいろ思ったのです。  
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2006年07月03日

人として

kinpachistamp便せんや封筒やポストカードに加えて、切手にもいろんなバリエーションがあることに気づくと手書きの便りはもっと楽しい。比較的混雑の少ない時間帯に郵便局に行くといろんな切手売ってるのをじっくり見ることができて興味深いです。

今日は午前中K-1MAXの魔裟斗を応援しながら書いた「パンチアウト(仮)」という曲を仕上げて納品、お昼から車の整備工場、その後終日「夜の科学7」の準備という事務系の一日。やばい。暑くて嫌になってきました。

暑くなって、なにをするにも「えい!」と気合いをいれないと体が動かないような天気ですが、最近買った『American Warriors: Songs For Indian Veterans』というCDは北米インディアンが歌う戦いの舞を古いのから新しいのまでコンパイルした非常に丁寧な作りの作品なのですが、これを聴くと不思議と「キー!頑張るか!」となるのです。調べてみたらGrateful Deadのドラマーであるミッキー・ハート(インディアン精神的指導者ローリング・サンダーをロック界に紹介したのもこの人だった)が手がけた作品でした。

まだまだ地味に売れ続けている最新作『ripple』が、そのタイトルをGrateful Deadの名作『American Beauty』収録の楽曲から得ていることを考えるとこの偶然のつながりは僕にとってはとても感動的ですらあります。

いろんな物事がつながっていくのは刺激的だ。  
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2006年07月02日

よく見えるほうの目で

casta251梅雨の凪、夜から下北沢へザ・カスタネッツ久々のライブへ。ロック全開モードのカスタはやはり格好良くて涙腺にぐっときました。個人的に下北沢251というハコはメジャーデビュー前に散々なライブを一回やった記憶があってそれ以来打ち上げとかでしか足を踏み入れなかったのですが、男らしい良い音が鳴ってました。

そのまま打ち上げでステージにスクリーンを下ろし、イギリス対ポルトガルのパブリックビューイング。知り合いたちとガヤガヤお酒を飲みながら観るとやっぱり楽しいですね。ベッカムとジダンとブラジルを応援していた僕としては複雑な気分の2試合でした。

こないだの牧野元ソロユニット“裸眼”のライブの模様をポッドキャストで流していいことになったのでちょっと時間をみてポストしてみます。お楽しみにー。  
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2006年07月01日

2006年上半期総括

pochikao7月になりました。のこり6ヶ月も頑張って2007年に向けて照準を合わせたいと思います。

【2006年上半期よかった音楽10枚】
The Flaming Lips『At War With the Mystics
Beth Orton『Confort of Strangers
LOOSE FUR『Born Again in the USA
Glenn Kotche『Mobile
Juana Molina『Son
Glen Phillips『Mr.Lemon
Red Hot Chili Peppers『Stadium Arcadium
Josh Ritter『The Animal Years
The Ditty Bops『Moon Over the Freeway
Sonic Youth『Rather Ripped


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