2007年08月31日

明日から大阪名古屋先行販売です

p070831マッキントッシュメインで曲作りやデモ録音をするようになる以前はローランドVS890というハードディスクマルチレコーダーを使っていました。必要にかられて納戸から引っぱりだして触ってみると見事さっぱり操作方法をひとつもおぼえていない。記憶とはかくももろいものかと。マニュアル3冊と格闘しながら終日の作業。

いよいよ8月も最後の一日になりました。この一ヶ月を振り返ると下北沢Queでのライブに始まり作家業3曲を提出するも酷暑に見舞われふらふらとしつつ秋に照準を合わせてKKBセッションを重ねた、という感じでした。戦争と平和と故郷のことをたくさん考えた8月、苦悩と情熱を抱えて呻くように歌うブライト・アイズ、コナー・オバーストの姿に勇気づけられました。

明日の夜は大阪と名古屋の“pilgrimage”前売りチケット先行販売開始です。久しぶりの名阪、新しい歌をたくさん持っていきますから友達や家族を誘ってぜひ遊びにきてください。  

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音楽と生活

donkey2donkey1こんな涼しい季節があることを忘れていた。だんだん体の調子が良くなっていく感じがします。

夜、知人と会食。音楽の話など。ビッグサイズの飲み物を頼んだときに予想より大きいグラスが運ばれてくると妙に恥ずかしくてまわりを気にしてしまう。

ある音楽評論家の方の文章を読んでいて、「音楽を聴くということは個人的で孤独な行為であって、だからこそ同じような趣味の人と出会うとこの上なく嬉しい」というくだりに忘れていた感情を思い出した。

中学生のころCDの値段は3200円と高価だったから、他の誰かが持ってるCDは買わないという基本姿勢があって、買ったCDがあたりかはずれかというのももちろんだがそのCDを聴き込んで好きになれるかなれないかというクリアすべきハードルがあった。中1で背伸びをしてトーキングヘッズをジャケ買いした友達はその後ニューウェーブ狂いになったし、初めて買った洋楽のCDがThe Hootersというアメリカのバンドだった僕はやっぱりアメリカの音楽が好きになった。ここまで音楽の楽しみを享受できるようになれたのは3200円という高い授業料があったからかもしれない、と1500円くらいで新譜が買える今、あらためて思う。  
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2007年08月30日

黒いサカナ

saltsill22saltsill1水曜日の夜。イトケン宅へ、クレメンタイン・ミーティング。自転車で行ける距離に素晴らしいミュージシャンが住んでいて恵まれている。「筋肉聖母」「無酸素クイーン」など選手のニックネームを批評しながらテレビで世界陸上を眺めた時間のほうが長かったかもしれないが結果として実りのある相談だった。

写真はIKEAみやげでいただいた、なんだかよくわからない黒い色のグミキャンディ。パッケージは北欧っぽくて可愛いが、封を開けると不思議な微妙な香り。猫も鼻をそむけた。ちょっとなめると塩フレイバーがなんともしようのない味で結局ひとくちも、ひとかじりも食べることができなかったです。誰が、誰のために作ったグミキャンディか。

夏休みの終わりにタイミングを合わせるようにびっくりするほど涼しくなった。これで気持ちのいい日射しがあれば心も晴れ渡って、いよいよ秋の収穫の準備だ。「indian summer(小春日和)」というのがもうすぐやってくるのだ。  
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2007年08月29日

大阪・名古屋

p070829さて、大阪・名古屋の “kickingbirds pilgrimage 2007” ですが、前売りチケットの先行販売を9月1日(土)の夜から開始する予定です。

特に名古屋は定員数少なめなので気をつけてくださいね(KD japonは初めてのハコ。スターパインズを小さくした感じの2フロアらしいですが、全然想像がつかず会場入りするのがすごく楽しみです)。

去年大阪knaveの楽屋でいただいたチキンライスの味も思い出します。関西に2泊することになりそうなので久しぶりの大阪の夜も楽しみ。

10月5日の吉祥寺スターパインズカフェのチケットも同日に販売開始となります。オフィシャルサイトで予約も受け付けますのでこちらもご利用ください。神戸、キセルとのイベントは会場店頭かプレイガイドでの発売のみとさせていただきます。

秋のKKBツアー5公演、2公演以上ご来場いただいた方にはなにかプレゼント、みたいな企画を考えたらどうだろうか。今ならまだ間に合うか。  
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夏の終わり

tokyu夕方から吉祥寺で打ち合わせ。Tシャツのこと、セットリストのことなど諸々。東急の屋上のカフェ、打ち合わせが終わるころには日が暮れて遊具に子供の姿もまばらで夏の終わり感が漂っていた。

今秋で夏休みも終了だ。夜になって久しぶりの雷雨。雨がやんで外に出るとひんやりしていて、ここにも夏の終わり感が漂っていた。

もうすぐ秋だ。  
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2007年08月27日

introducing the band 3

chubbb秋のソロツアーをサポートしてくれるメンバーを紹介しています。


chubby!(bass)

チャビーはnoa noaというボッサ・バンドのベーシスト、それ以外にもBEGINをはじめとして様々なサポートで屋台骨を支えている。“chubby”というのはスラングで「丸々と太った、丸ぽちゃの」という意味らしく僕の知り合いのなかでも当然一番体が大きい。先日は、しかし、僕が食べきれなかったハムチーズサンドを食べて嫌いなマヨネーズがたっぷり入っていて泣きそうになっていた。

彼も僕の作家仕事の行程で知り合い去年のSUMMER SONICで初めてソロを手伝ってもらった(その日は一緒にメタリカをメロイックサインを掲げながら観戦)。家が比較的近いので車で一緒に乗り合わせることが多いのだが話の尽きないナイスガイである。

インディアンネームをつけるとするならば、“Totoro in My Neighboring Town”ーとなり町のトトロといったところか。それはただのあだ名か。

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たった100年前

curtisいつも本屋へ行くと立ち寄ってパラパラと眺める本があった。Edward S. Curtisという人の「The North American Indian」という写真集だ。一般的に知られるインディアンの写真や肖像などはほとんどこの人が撮ったものだと言っても言いすぎではないかもしれない。600ページ近い、ミシシッピー河以西の全部族の写真と記述による民俗誌、机の上に立つほどのボリュームなのですが、ついに買ってしまいました。これで家でゆっくり鑑賞できる。

古いものは100年前の写真、新しいもので1930年。当然モノクロで被写体に対しての派手な演出もなくCurtisは“失われゆく文化の記録者”という姿勢に徹している。威厳高いチーフの肖像もはにかむ子供の写真も女性たちのオシャレも全部記録されていて見入ってしまいなかなか先に進まない。目的意識を持った写真は雄弁だ。

夢に出てきそうな鮮烈なまなざしもあるが、手の届く過去に思いをはせるのは意外とロマンティックだ。



Northwestern University Digital Library Collections  
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2007年08月26日

KKB TOUR

poster_gif東名阪のワンマンに加え東西で2公演のイベント参加が決定しました。1ヶ月にわたる山田稔明ソロプロジェクトによる秋のツアーにご期待ください。


“STAR PINE'S CAFE 10th ANNIVERSARY GO-GO!!
2007年10月5日(金)
[東京] 吉祥寺 Star Pine's Cafe

出演/ kickingbirds、ハンバートハンバート、寺尾紗穂(O.A.:アカネイロ)
open/start:18:30/19:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
チケット販売;SPC店頭(9/1〜)チケットぴあ(9/8〜)
(問):Star Pine's Cafe 0422-23-2251 (http://www.mandala.gr.jp/spc.html)



“ポップロックのススメ”
2007年10月19日(金)
[兵庫] 神戸 BACK BEAT

出演/ kickingbirds、キセル
open/start:18:30/19:00
前売/当日:¥2,800/¥3,300(税込/ドリンク別)
チケット販売;チケットぴあ、ローソンチケット、店頭(9/11〜)
(問):Back Beat 078-231-3933 (http://www.soundclub.jp/BACKBEAT/)


kickingbirds;山田稔明 (vo, guitar) with
上野洋(key, flute) / 安宅浩司(guitar, mandolin) / chubby!(bass) / イトケン(drums)

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夏休み最後の週末か

p070826金曜日の夜、渋谷で打ち合わせ後土曜日をだいなしにするほど遅くまで会食。今日は姿勢を立て直す日曜日。

さて、8月最後の週末だ。小学生のころ夏休みの後半を父親の実家である愛媛で過ごすことが多かった。海が近くて、昼過ぎにばあちゃんといとこと一緒に海へ出かけ、つぶ貝をとってきてその夜にそれを食べたりしていたことを憶えている。ばあちゃんがおやつの時間になるとなぜかいつもオロナミンCをくれたことも思い出した(10歳かそこらの僕が滋養強壮のために飲んだ初めての栄養ドリンクだった)。愛媛弁は関西弁と九州弁のちょうど中間のような言葉で、数週間そこで暮らしていると自分の九州弁が少しずつ変な感じに変わっていくのがおかしかった。

ばあちゃんは例えば海から家に帰るときに「さあ、としあき、そろそろいぬじょ」という。僕は「は?」となるわけで、「いぬんじゃ、いぬ」というばあちゃんに「いぬって?」と聞くと「“去る”っちゅうことじゃ」、「い犬?猿?なにそれ!?」みたいな風景がバーッとフラッシュバックした。今でも「いぬ」とは「帰る」ということだと無意識に頭のどこかがカチッと認識している。

四国に最後に行ったのは1998年頃、テレビ番組制作の仕事をしていたころで、その時はたくさんの滝でロケをした。その前に行ったのが大学時代、いつもオロナミンCをくれたばあちゃんのお葬式のときで、自分の親父が泣いているのを初めて見たんだけども、やっぱり直視できなくてやめていた煙草を再び吸うきっかけになった旅だった。

夏が来れば思い出す、という歌を口ずさみながら記憶をたぐるとどんだけこすっても落ちない湯のみの茶渋みたいにポロポロと思い出す何かがある。今年の夏は暑くてずっと部屋の中にいたから物思いに費やす時間が長くてたくさん記憶を整理したのだ。  
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2007年08月23日

pilgrimage〜音楽の旅

kamigo秋のツアー用のリハーサルスタジオに便利そうな物件を下見しに行ってきた。広々としていてグランドピアノまであって良い感じ。今日は三鷹で打ち合わせ。新しいTシャツのこととか演奏楽曲のことについて、繰り返されるブレインストーミング。

東名阪のワンマン“pilgrimage 2007”に加えて10月5日に吉祥寺スターパインズカフェのアニバーサリーイベントに、10月19日には神戸BACK BEATでのイベントにソロプロジェクトkickingbirdsの出演が決まりました。1ヶ月に渡るpilgrimageツアーという感じです。詳細は近日中にお知らせします。音源になってない歌ばかりのライブになると思いますができる限りたくさんの方に聴いてもらいたい!と切に願っています。

今日の夕方は本当に涼しくて夏が終わってしまうようで井の頭通りも少ししんみりしていた。  
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kickingbirds〜pilgrimage 2007

pilgdawn夏が終わったら東名阪ツアー!!

山田稔明ソロプロジェクト “kickingbirds / pilgrimage 2007”

2007年9月24日(月・祝)
[東京] 青山 月見ル君想フ
open/start:18:00/19:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
(問):月見ル君想フ 03-5474-8115


2007年10月20日(土)
[大阪] 南堀江 knave
open/start:17:00/18:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
(問):knave 06-6535-0691


2007年10月21日(日)
[名古屋] 鶴舞 K.D Japon(ケーディ・ハポン)
open/start:17:00/18:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
(問):K.D Japon 052-251-0324


kickingbirds;山田稔明 (vo, guitar) with
上野洋(key, flute) / 安宅浩司(guitar, mandolin) / chubby!(bass) / イトケン(drums)


東京公演のチケット先行販売中!
GTHオフィシャルサイトにて東京公演のチケットの先行販売を行ないます。
プレイガイド、店頭よりも早い整理番号の記載されたチケットとなります。
ぜひ先行販売をご利用ください。一般プレイガイド・店頭での発売は
8月24日開始を予定しております。

■月見ル会場での前売りチケット販売
→8月24日(金)16:00〜9月23日(日)22:00迄
■ローソンチケット 0570-084-003
→8月24日(金)発売開始(Lコード : 38939)

→http://www2.lawsonticket.com/

※大阪・名古屋公演先行販売に関しては追ってお知らせします。もうしばらくお待ちください。
  
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興奮さめやらぬ路地

rpjiuraneko夕方から吉祥寺で打ち合わせ。佐賀北高校優勝の興奮が体を軽くさせダッグアウトからフィールドに向かう選手のように僕を小走りにさせる。

吉祥寺の路地で猫を眺めていたら母親から電話。予想通り「すごかねえ」「ミラクルったい」を連発し、「佐賀のがばいばあちゃん」の島田洋七さんが実は広陵高校出身でどちらを応援するかで断腸の思いだったらしい、というオモシロ情報まで教えてくれた。やはり仕事場でも大騒ぎだったみたいだ。夜のニュースを見てもまた感動して涙してしまうような試合でした。受け取ったバイブレーションのようなものをこれからのなにかに活かせればいいなあ。

そろそろ夏が終わっていく感じがしてきました。いつもなんとなく夏を見送ってしまうのだが、今年の8月はいろんなことを考えて心が充電されたみたいな気がするからやがてくる秋が楽しみです。  
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2007年08月22日

感動的決勝戦

sorairo2そしてテレビの前でお昼から甲子園の中継を食い入るように観戦。広島広陵と佐賀北の決勝戦。普段はまったく野球に興味がなくてもこういうときに調子に乗って盛り上がる性分は親から引き継いだ遺伝子かもしれない。

もうダメかと手遊びを始めたとこで8回裏のミラクル満塁ホームラン。地元の友達は「仕事にならんばい」とか言って昼からビールとか飲んでるんじゃないかとか、うちの母親がまたわかったような顔でぎゃあぎゃあ言ってるんじゃないかとか、地元を思う時間になった。

ここ数日とても感動したし面白かった。頂点を目指す夏の高校野球は、一度も負けなかったのは優勝したチームだけで、予選で負けたチームも決勝で負けたチームも、しかしたったの一回しか負けてないのだ。  
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introducing the band 2

atkソロを手伝ってくれるメンバーを紹介していきます。


安宅浩司(guitar, mandolin)

安宅(あたか)くんは僕と同い年のギタリスト/シンガーソングライターで、キッチンというバンドを経て現在はハンバートハンバートや今野英明さんなどを精力的にサポート、自身のソロCDも完成したばかりだ。上野くんとともに僕が作家として関わったアニメ関連の現場で演奏してもらったことからお付き合いが始まりました。ペダルスティールギターをはじめフォーク/カントリーと相性のいい楽器をたくみに操る敏腕ですが、ふと振り返るといつもおだやかなお地蔵さんみたいにニコニコと笑っているナイスガイである。

インディアンネームをつけるとすると、“smiling mandolin rain”ー微笑むマンドリンの雨、という感じか。


安宅浩司ブログ

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熱闘

p4お昼からまたテレビで高校野球を観てしまった。佐賀県代表が頑張ってるとやっぱりすごく気になる。高校野球の選手を見ていると自分も同い年くらいの年頃に戻ったような気がするのはやっぱり夏休みに甲子園の熱闘に歓喜していた子供時代に心が振り戻されるからか。

僕の通った高校は新設校で僕らは2回生だったから先輩がひとつ上にいるだけで、だから部活なんかも全然活発じゃなくて(それでも僕はなんとなくバレーボール部に入ってたけども)、小学校から野球を頑張ってきた友人なんかは人数も少ない停滞した部活が物足りなかったに違いない。あの頃の高校時代(80年代後半から90年代頭にかけて)というのはどこかしらなにかに熱くなることが恥ずかしいようなしらけムード全盛の時代だった気がする。

なんにでも一生懸命になることは素晴らしいことだしかけがえのない経験だから、30歳を過ぎてもなにかに一生懸命でいられるように日々指差し確認して頑張らなくては、と思う。同郷の若者の勇姿に鼓舞されたいから決勝戦まで見届けるつもりだ。  
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2007年08月21日

残暑お見舞いばかり

毛むくじゃらの猫をみているとこっちまで暑くなってくる。
でも猫は涼しい場所を探すのがとても上手なので、だいたい
ポチがいる場所にたたずんでいれば間違いない、ということになる。

p1p2p3  
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リハーサル/リハビリテーション

cutout月曜日、朝の10時からkickingbirdsリハ。酷暑とあいまってかなり身体にこたえる。今回のリハーサルは杉並区の公共機関を利用したのだが、お年寄りや子供がたくさん集う空間などもあり普段の薄暗い黒ずくめの音楽スタジオとは少し違う雰囲気。

最近も別編成での演奏はあったが5人編成で合奏するのは1月のプラネタリウムぶり。バラバラだったパーツを組み合わせて細かい目の紙ヤスリでキレイに整えていくような確認作業を半日かけて。

練習後に食べたサイゼリヤの安いカルボナーラがえらく美味しかった。「空腹は一番のごちそうをうむ」というインディアンの格言を思い出した。  
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2007年08月19日

夏の思い出

sorairo暑い暑いと念仏のように唱えているが、そんな炎天下の中で野球をしている高校生はすごい。地元佐賀北高校と帝京高校の試合をなんとなく見始めたらあまりの熱戦に見入ってしまって、延長戦、佐賀北のファインプレイで鼻がツーンときてその裏の回の2アウトからの3連続安打のサヨナラで涙が出た。最近涙もろいなあ(前日は「まごまご嵐」で泣いたし24時間テレビでも何回涙ぐんだか)。

高校野球を見ていて高校時代のことを思い出していた。僕が通った佐賀の東明館高校という私立進学校は坂の上にあって、僕の家は坂の下にあった。登校時は3分、下校時は自転車で30秒という距離だったが、学校までの距離が近すぎて何時に家を出ればいいかで迷って遅刻ばっかりしていた(高校時代の話は「オリンピックと思い出ぽろぽろ」というタイトルでここに書いてあります)。あの頃に戻りたいとはまったく思わないけれども風景や記憶を忘れなくないなあと思う。

明日からkickingbirdsリハーサル。  
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この夏の暑さ

planesky昨日は久々に暑さがやわらいで生きた心地のする日だった。太陽が隠れるだけでこれだけの差。しかし今日はまた暑い。人が死ぬ暑さなのだ。こうなるともうエコも実践できないな。電気代も跳ね上がる。

夜中にテレビで「イージーライダー」を見た。何度も見た映画のはずだったが日本語吹き替えの雰囲気が妙に心地よかった。キャプテン・アメリカがルパンの声!雄大すぎるアメリカ大陸の景色を見るのはこれから先の未来を前にして気が遠くなったり希望を持ったりする感覚と似ている。

テレビでは24時間テレビをやっていますが今年で30年とのこと。物心ついたころから晩夏の行事のひとつとして確実に刻まれた黄色だ。まだ暑いけど夏はもうすぐ終わっていくのです。  
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2007年08月18日

introducing the band

上野洋良い機会なのであらためて、何回かに分けて、ソロを手伝ってくれるメンバーそれぞれのことを紹介していこうと思います。


上野洋(flute/key)

上野くんはNoa Noaというボッサバンドでフルートを担当している。シングル「夜明けまで」に収録の「男なら女なら」でブラスセクションまわりをコーディネイトしてくれて、その後『ripple』でも「bluebird」で流麗なフルートを聞かせてくれました。ディレクター/エンジニアとしてのキャリアもあって、僕が作家として関わったアニメ関連の録音作業でも力強く音楽的なサポートをしてくれた。kickingbirdsではフルートと、ピアニカやキーボード等の鍵盤まわりも担当。僕が書いた譜面の間違いをいち早く発見するのも彼。ナイスガイである。

静かだが快活、彼にインディアンネームをつけるとするならば “crazy candle in the wind” ー風にあおられまくるロウソク、というとこでしょうか。  
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kickingbirds〜陽気な小鳥たち

kicking birdソロでのバンド編成をなんと呼ぶかと考えて、僕はニール・ヤング with クレイジー・ホースみたいな、インディアンの酋長の名前を引用したかったのだ。

本を読んだりネットで調べたり(ここを何時間も眺めたこともあった)、「シッティング・ブル」はどうか、「マッド・ベア」も強そうだとか、酋長からはなれて「ポカホンタス」「スモーク・シグナルズ(のろしのことですね)とかネタは尽きなくて、やっぱりバンド名を考えるのは楽しいなと思いました。

結局、映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」に登場する「kicking bird(蹴る鳥)」からさかのぼって、カイオア族に実在した同名の酋長の写真を見てピンときて、プロジェクト名は「kickingbirds」、陽気な小鳥たちということに落ち着いたのです。「わが魂を聖地に埋めよ」という20世紀アメリカに衝撃を与えたインディアン殲滅の歴史が書かれた本にはキッキングバードが白人との懐柔策の立場をとったり狩りよりも農業を奨励したりする先進的な姿が描かれていました。

kickingbirds(KKB)のメンバーは、僕の作家仕事のときのアレンジや演奏や録音を手伝ってくれたミュージシャンたちで、イトケンさんに関しては近所であるがゆえに僕の留守中のポチの世話役をやってくれていた、という人間関係がそこにある。9月10月と「陽気な小鳥たち」と一緒に音楽の旅をしようと思いますのでぜひ聴きにきてください。  
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2007年08月17日

チケットの先行販売を開始しました

tp暑い作業部屋での録音作業は本当にしびれます。マイクに風の音が入るからエアコンをつけられないのだ。40℃は越えてるだろうな。相変わらずのDeath Summerです。

今晩から山田稔明ソロプロジェクト“kickingbirds / pilgrimage 2007”東京公演の前売りチケット先行販売が始まりました。今回のライブも椅子席をもうけようと思っています。先行販売のチケットに一番若い整理番号が記載されていますので早めのご入場を希望される方はぜひ先行販売をご利用ください。

大阪、名古屋の公演についても近日中に先行販売情報をお知らせしますので待っていてくださいね。  
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ソロプロジェクト

kkball“Acoustic”で“Authentic”で“Americana”なものに特に重点を置いた歌を紡ごう、と3つの“A”のことを冗談半分で考えながらソロ名義でのライブを繰り返してきて、そこにサポートの楽器を加えたりして“kickingbirds”という編成ができあがるまでにだいたい半年から一年かかって緩やかな流れができているわけですが、今年初めのプラネタリウム以来のソロプロジュクト“kickingbirds”のライブが決定しました。

CDになってないたくさんの曲たちを時間軸に配置してどれだけ説得力のある演奏ができるだろうか、と今から楽しみでしょうがない。ここで鳴らすのは極めて個人的な環境と感情のなかから浮かび上がってきた“うわずみ”のような音楽で、まだ沈着せずに日ごと形を変えるような規則から自由な歌たちだから、それをできるだけたくさんの人と共有できたら、と思っています。

“pilgrimage”とは「聖地巡礼」とか「長旅」と訳される言葉ですが、今回のツアーにふさわしい響きを持っているように思います。収穫の秋にふさわしい芳醇な時間を楽しみにしていてください。

東京公演分の先行販売がこのあと22時から始まります。ぜひご利用ください。詳しくはオフィシャルサイトにて。  
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2007年08月16日

kickingbirds〜pilgrimage 2007

pilg2今秋、東名阪ツアー決定!!

山田稔明ソロプロジェクト “kickingbirds / pilgrimage 2007”

2007年9月24日(月・祝)
[東京] 青山 月見ル君想フ
open/start:18:00/19:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
(問):月見ル君想フ 03-5474-8115


2007年10月20日(土)
[大阪] 南堀江 knave
open/start:17:00/18:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
(問):knave 06-6535-0691


2007年10月21日(日)
[名古屋] 鶴舞 K.D Japon(ケーディ・ハポン)
open/start:17:00/18:00
前売/当日:¥3,000/¥3,500(税込/ドリンク別)
(問):K.D Japon 052-251-0324


kickingbirds;山田稔明 (vo, guitar) with
上野洋(key, flute) / 安宅浩司(guitar, mandolin) / chubby!(bass) / イトケン(drums)


8月17日(金)22:00より東京公演のチケット先行販売!
GTHオフィシャルサイトにて東京公演のチケットの先行販売を行ないます。
プレイガイド、店頭よりも早い整理番号の記載されたチケットとなります。
ぜひ先行販売をご利用ください。一般プレイガイド・店頭での発売は
8月24日開始を予定しております。
※大阪・名古屋公演先行販売に関しては追ってお知らせします。もうしばらくお待ちください。
  
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2007年08月15日

田舎のばあちゃん

tipi相変わらず僕は東京で暮らしているのだけども、昨日はお盆ということもあって先祖のお墓のある田舎のばあちゃんの住所をなんとなく検索窓に書きこんでみたらこんなページを見つけて驚いた。紹介されているのはうちの母の姉、だから僕のおばちゃん、舞台となる古民家は僕が子供の頃に服を泥だらけにして遊びまわったおばあちゃんの家なのだ。ギャラリーのようなことをしているという話を何となく聞いていたのだが「ギャラリー」という洒落た響きと記憶の風景が不似合いでピンとこなかったところにやっと符号が一致した。

それでなんとなく母親に電話してみたらタイミングよく祖母がホームから一時帰宅していたので久しぶりに話をすることができた。「元気ね?」と言うと「元気ね?」と向こうも尋ねてくる。言葉は少し弱々しくなったがもう89歳になるというから意志の疎通ができることを幸せに思わないといけない。「足も腰も痛くてどうもこうもならんたい」とばあちゃんが言い、受話器の向こうにいるうちの母や親戚たちが「90もなろうとしてるのに当たり前たい」と笑っている。自然に涙がこぼれてきてびっくりして僕も変なタイミングで少し笑った。

89歳ということはおばあちゃんは1918年の生まれで、太平洋戦争が始まるときに23歳、終戦を27歳で迎えその間に最初の夫を戦地でなくしている。うちの母親を産んだときは31歳で僕が産まれたときは55歳。僕の記憶に鮮明に残る快活な姿というのは60代から70代の頃のばあちゃんだ。僕は根っからのおばあちゃんっ子で産後入院しがちだった母のかわりにひらがなもおばあちゃんに教わってる。おばあちゃんを嫌いになったことが一度もない。今になって強く思うのは、残された時間でもっと話を聞きたい、大人の言葉で今いろんなことを話したい、ということだ。

今日で62回目の終戦の日を迎える。ニュースでもたくさん関連映像が流れているのを、多分僕が知ってるよりもっと小さく丸くしぼんだばあちゃんがどんな思いで眺めて、それについて何かを言ったりするのだろうか。東京では逃げ場がないほどの暑さが何日も続いていて身体を疲労させるけれども、僕の倍以上の歴史にまみれてきたばあちゃんの健康と、繰り返さない過ちと願い事のいくつかを妙にスッキリした頭で今祈って、そして考えている。  
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2007年08月13日

夏を見送る

beachseaside去年は途中で通り雨が降ったりして焦げるような暑さというのは感じなかったのですが、今年は幕張に着いた時点で汗が吹き出てきた。みんな若くて元気だなーと思い自分も若ぶってたくさん歩きました。

一日目、Seaside VillageのRiverside Stageにハンバートハンバートを観にいくとそこはキャンパーズエリアになっていて一帯にティピ(インディアンの移動式住居)やハンモックなどが設置されていて興奮。少し翳った日射しのなか生まれて初めてハンモックに寝て音楽を聴きました。PUFFY、SEAMO、ダイナソー、Modest Mouse、チャットモンチーなどごった煮感覚で駆け抜けた。

二日目はさらに眩しく暑かった。今回のサマソニの目当てはBright Eyes、前回来日時はR.E.M.と重なってしまい泣く泣くあきらめたのです。この日はTilly and the Wall、The Polyphonic SpreeとUS勢が素晴らしくいやがうえにも期待が高まる。そしてBright Eyesをかなり前で胸の前で、祈るように胸の前で手を組んで観てしまいました。白のスーツ、格好よかったな。また観れますように。ショーン・レノンをBGMに暮れていく夕方のビーチがきれいだった。

足をぱんぱんにして帰宅。今年の夏休みは終わり。  
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2007年08月12日

SUMMER SONIC 07

ss07_2ss07_1千葉に行くのは一年ぶり、サマーソニック07に行ってきました。

外は逃げ場のない炎天下、今年はひたすら歩いてたくさんのアクトを観て感動したり勉強したり笑ったり泣いたりしました。一日目のベストアクトはハンモックに揺られながら聴いたリーバーサイドステージのハンバートハンバート、二日目は思い入れも相まって何度も泣きそうになったブライト・アイズ。他にもたくさん良いものを観せてもらったので後でまた振り返りたいと思います。

僕の夏休みはもう終わり。  
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2007年08月10日

ポストカードとフォークソング

ivyheartしかし本当に夏は暑いですね。くじけそうです。しかし緑の色はどんどん濃くなっていって目に気持ちいい。ベランダの実のなる植物たちも葉を伸ばしている。吉祥寺で見かけたハートの形の植物がどんどん上のほうに向かってツルを伸ばしているのが可愛らしくて写真を撮りました。

どうしてもテレビに見入ってしまうこの頃。夕方のニュースでやっていた「被爆ピアノ」、ものすごいネーミングだが記憶を絶やさないようにと頑張る人たちの心意気が感動的だった。ドラマ「はだしのゲン」前編で小さい頃に読んだ本の印象が少しずつ再生されていくのがわかった。

僕が近年フォークソングに興味を持った理由がわかった。語り継いでいく歌だからだ。ポストカードが届き始めているようで安心しました。秋にはライブ会場で「秋ですね」と言いたいと思います。  
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2007年08月09日

嗚呼、長崎の鐘がなる

嗚呼、家よそして今日は8月9日だった。初めて長崎に行ったのは小学校6年生のときの修学旅行だった。修学旅行で広島・長崎に行ったという人もたくさんいるんじゃないでしょうか。

長崎ちゃんぽんとかグラバー邸とか浦上天主堂とか異国情緒あふれる坂の多い街並に小躍りしながらも、如己堂(にょこどう)という、自ら被爆し白血病と闘いながらも負傷者の救護活動を続けた永井隆博士の小さな住まいとそこに展示された博士のデスマスクを見たときに胸が締めつけられる思いをしたことをいつまでも憶えている。子供ながらに「8月9日の天気次第では爆弾は佐賀に落とされるやったらしいばい」「いや、福岡の小倉やったげな」と話したりしたことも、修学旅行から帰ってきてすぐ親にねだって「ロザリオの鎖」という著書を買ってもらった記憶もなくならない。

松谷みよ子著「ふたりのイーダ」を読んだ。ファンタジーの体裁をとりながら強烈に戦争や原爆の恐ろしさと悲しさを心に訴えてくる内容だった。僕はこの歳になって初めて読んだのだけども、子供時代に読んだらどう思ってなにを考えただろうか。図書館で競争するように「はだしのゲン」を読んでいた放課後を思い出しました(この週末にテレビでやる実写ドラマも興味深いです)。

8月に入っての絵に描いたような夏の暑さに負けそうになったので髪を切ってさっぱりしました。佐野史郎さんとすれ違った吉祥寺らしい夏の日。  
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ペンだこをなでる夏の夜

neko070808neko070808_2久々に吉祥寺をふらふら。猫がのんびりしている、と思って写真を撮って、さらに近づいたら鼻水と目やにでしんどそうな猫だった。夏に負けないでな。

香山リカ著「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人」、星野道夫著「旅をする木」を読了。幸せとは何か、やりがいとは何か、などといろいろ考える。

夜の科学12での残暑見舞いプロジェクトの返事を書いて赤いポストに投函しました。手書きのイラストと北米先住民に伝わる格言や良い言葉を部族名とともに(いくつか山田稔明による格言もあります)記しました。全部違うことが書いてあります。2、3日中にはみんなのポストへ。ちゃんと届いたかどうだか教えてください。  
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2007年08月08日

今この時が真夏なのか

greenpeace2今週に入って2曲デモをしあげてくたびれてしまった。天気がよくて暑い日が続くがほとんど外に出ていない。

今日はNHKスペシャル「秘密尋問所トレイシー〜日本人捕虜2000人が語った機密情報」というのをやっていて見たこともないような貴重な映像に釘付けだった。知らないことが多すぎる。

昨日のブログに関してもたくさんの皆さんからのコメントをもらって、人の数だけそれぞれの戦争があるんだということがわかりました。貴重な言葉をありがとう。

マザー・テレサの有名な言葉で、「“愛”の反対語は“憎しみ”ではなく“無関心”である」というのがある。大事なことは無関心にならずに知ろうと欲することで、それがいわゆる愛というとても大きなテーマに繋がるのではないかと思う。

最近やっている様々な作業が結実するように、という願掛けもあって、近所の花屋で実のなる観葉植物を買った。花は枯れてしまうけども実は朽ちて種になるから良い。  
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2007年08月06日

GREEN/PEACE

greenpeace昨日の夜はNHKスペシャル「硫黄島玉砕戦〜生還者 61年目の証言」とNHKアーカイブス「NHKスペシャル 赤紙が来た村〜誰がなぜ戦場に...」とテレビを観て打ちのめされて深く考え込んでしまった。証言者の元兵士の方たちはもう80歳を越えていて、しかし様々なことを克明に記憶して様々な理由でそれに封をしている。ぽつぽつと語り出す戦争の凄惨さはやっぱり認識や予想をはるかに越えている。

僕の母方のおばあちゃんは最初の旦那さんを戦地で亡くしている。だから僕の血の繋がったおじいちゃんは二人目の夫ということになるのだが、戦争に対する思いや戦時中のこととか亡くなったおじいさんのことなんかを全然話してはくれなかった。たまに少し酔っぱらって陽気になって「マッカーサーさんが来たときわたしたちゃ“松傘さん、松傘さん”って呼びよったもんよ」とか言うくらいだ。

僕がこのごろ思うのは、日本の戦争に関して語られる生の言葉を耳にすることができる最後の世代が僕らなのではないか、ということで、おじいちゃんはおばあちゃんたちが語りたがらないことに対しても、そのつぶやきや小さな声に耳を澄まして忘れないように記憶にとどめておかないと言葉が消えてしまう、と思う。

昨日の日記に書いた氷ジュース(チューペットとかチューチューが主流みたいだけど僕にとってはやっぱ氷ジュースだな)を食べると暑い夏の日におばあちゃんちと山を歩いていて「この木の実は戦争中のお菓子やったとよ」なんて話したことを思い出します。今日は広島に原爆が落とされた日で、いつもみたいに蝉が絶え間なく鳴いている。

みんなが昨日僕の問いかけにたくさん答えてくれたからまた聞くけど、皆さんはおじいちゃんやおばあちゃんと戦争の話をしたことがありますか?僕にはもうおばあちゃんが一人いるだけだけどこの歳になって改めて、長い歴史の中でのいろんなことを聞いてみたくて仕方がありません。  
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2007年08月05日

これをなんと呼ぶか

氷ジュース?8月は戦争と平和をあらためて考える月だ。

テレビで「“千の風になって”ドラマスペシャル『ゾウのはな子』」を観てしみじみと涙した。吉祥寺にある井の頭自然文化園は予想以上に大きな動物園で、そこには猿山もあるしゾウもいる。井の頭のはな子が経験した重い歴史と時代背景を初めて知った。ゾウの寿命は人間と同じくらいらしく、はな子はうちの母親よりはるかに高齢だ。近いうちにふらっとはな子を見にいって話しかけてみたいと思った。

夏が俄然暑くなってきました。毎年スーパーなんかで安く売っている氷菓(写真のやつ)には重宝しているのですが、さてこの氷菓をなんと呼ぶのか、というので思い悩んでしまった。例えばチューペットと言ったりしますがそれは商品名でありピンとこない。僕は小さいころからこれのことを「氷ジュース」と呼んでいる(はなたれ小僧感があるな)。地域とか世代によっても違うのか知らん。これがあると少しだけエアコン使用頻度をセーブできるから個人的にはこれをエコ食品と認識している。皆さんはこの氷菓をなんと呼びますか?なんと呼んでいましたか?  
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2007年08月04日

2007年8月3日@下北沢CLUB Que

070803_2070803_12007年8月3日@下北沢CLUB Que

1.watercolor suite(未発表)
2.hanalee(未発表)
3.home sweet home(未発表)
4.I am a Pilgrim(traditional)
 〜pilgrim(未発表)
5.ユートピア(未発表)


山田稔明
with
イトケン(per.)
上野洋(flute, key)



3日当日は早朝から起き出して下北沢のリハーサルスタジオで練習、15時に会場入り。イトケンさんと上野くんとのトリオは夜の科学11以来でした。PLECTRUM主催のライブ、CUBE STITCHには元オータムストーンの山田くん、detune.には元クリンゴンの丸尾くんとセロファンの河野センセイ、知った顔がたくさん。久しぶりに柴崎友香さんにも会えた。

全曲未発表曲のセット。自分的には短いなかでいくつものハイライトがあってやりがいのあるステージでした。来てくれたみんなに、手伝ってくれたメンバーとスタッフ、誘ってくれたPLECTRUMに大きな感謝を。  
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2007年08月02日

明日は下北沢

p070802CLUB Queに出るのは久しぶりです。去年の6月にルーシーとやって以来だ。僕はアコースティックギター、パーカッションにイトケン、フルートと鍵盤に上野洋を配しての演奏、20時前後の出演を予定しています。オフィシャルサイトで明日のお昼までチケットの取り置き予約を受け付けています。



2007年8月3日(金)@下北沢CLUB Que

PLECTRUM presents
  “BOYS OF THE SUMMER”
w/ PLECTRUM、CUBE STITCH、detune.
開場/開演:18:00/18:30
前売/当日;2,500円/2,800円(1 order別途)


夏の風のような演奏をして会場のお客さんが太陽に伸びる稲穂のように左右に揺れるみたいな夜にしたいと思います。


  
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嗚呼、家よ

夕暮れ8月暑くて早起きする。午後からスタジオで個人リハーサルとバックトラックの確認など。

昭和を、というよりも日本歌謡界を代表する作詞家阿久悠さんが亡くなられて、テレビでその膨大な数のヒット曲が流れるのを聴いていていかにオリジナルな道を築いた人か、と畏敬の念でいっぱいだ。生前のインタビューで「歌はただ流れるものではなくて人の人生を大きく変えてしまう力のあるものだから、そういうものをつくっているのだという自惚れを持って挑むのもいいんじゃないかと思っている」という旨の発言が印象的だった。

夕方、大きな黒い雲のかたまりが淡い色の空をすごい早さで流れていってアニメーションみたいだった。  
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気分上々

ebisu梅雨明け直後の夏の雰囲気に誘われ、恵比寿リキッッドルームでmihimaru GT とFUNKY MONKEY BABYSのライブを観てきました。結果として僕はひどく感動して「ああ、来てよかったなあ」と思ったのです。怒号のようなコールアンドレスポンスも頭の上でぐるぐる回るタオルも“分かち合う音楽の一部”という感じでした。FUNKY MONKEY BABYSのアンコールが終わった後、メンバーの去っていったステージに向かって立ち尽くした子たちが「ありがとー!!」と叫んでいたのが印象的だった。

歌を歌う人にはそれぞれ歌を歌う理由があって、歌をリスナーやオーディエンスに届けることが天職だと胸を張って言えるようにとそれぞれが日々必死で頑張っている。僕も気を抜かず努力を怠ることなく精進したい。

良い一日だった。  
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2007年08月01日

梅雨が明けた

natunoko7月が終わった途端にようやく僕の街も梅雨が明けたのだ。

7月を振り返ってみると1日の呼人の部屋、6日7日と二日間の夜の科学(これに伴う残暑お見舞いを山ほど書かないといけないことを思い出した)、子供たちが夏休みに突入してから19日の月見ル君想フ、とライブ三昧ななかで、3曲の切ない歌と自分のための1曲を作った。1曲作曲を担当した夏木マリさんのアルバムが出てライブを観にいったり、列挙してみると非常に音楽的な一ヶ月だったように思える。低気圧のせいかずっと低い雲がかかっているような感じではあったけれども、梅雨が明けたらもっと気分よくいられるのではないか、と思う。

新しく作った歌は「watercolor suite」という名前で、言葉をかえるなら “水彩組曲” みたいな意味なのだが、雨の季節の窓から見た淡い色の感じを歌った歌が梅雨明けの8月にどう響くかが楽しみだ。なんだかんだ言っても暑い夏だから覚悟して楽しもうと思います。  
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