2008年07月31日

ゴールドラッシュのあとで

天辰保文さんの30年以上のキャリアを包括した本「ゴールドラッシュのあとで〜天辰保文のロックスクラップブック」を本屋で見つけた。『cobblestone』のライナーなどでもお世話になっている天辰さんだが、物心ついて洋楽のCDを聴き始めて以降この方の文章を情報源として何度も繰り返し読んできたが、この本も読み応えがあって素晴らしい。ニール・ヤングを聴きながら。

写真は裸眼リハ。牧野元さんとnobolというバンドのエナちゃん、元さんのオートバイ。

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2008年07月29日

2日連続の圧巻トワイライト

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2008年07月28日

ティピを作る8

5月ぶり、久しぶりのティピ。さすがに夏の暑さの中の作業はは堪えるがティピの中はひんやりしていました。朝に穫り立てのトウモロコシとトマトとキュウリをいただく。美味しかった。

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ティピを作る8

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2008年07月27日

週末のマジックアワー

redblue2redblue1ルパン三世の反響はやっぱり(公私において)大きくて、季節の挨拶とも重なって友だちや知り合いからもたくさん連絡をいただいた。今後の糧となる貴重な作品になり背筋の伸びる思いでした。劇中音楽がいちいち格好良く、大野雄二さんの音楽の力を思い知る。

グランドオープニングの新宿ピカデリーにMナイト・シャマラン監督作品「ハプニング」を観にいった。あっという間の2時間ディザスター・サスペンス、満足。わからないものをわかるように説明せずにわからないままにしておくことが人間の想像力をかき立てるのだ。

夕方の燃えるような黄昏時を映像業界では「マジックアワー」と呼び、カメラマンは必死でその何分かをテープやフィルムに収めようとします。僕はその、「マジックアワー」という言葉を映像制作会社でADとして働いていたときに学んだ。今日の雨上がりの夕方はまさに“魔法の時”だった。  
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2008年07月25日

暑中お見舞い

〒真っ赤な太陽がじりじりと地面を焦がすような毎日、ここ何日かでたくさん人に会いました。つながりというのはとても大事だな。つながりがつながり続けるためには優しさと良心が必要だ、と最近改めて思います。

金曜日の夜はいよいよルパン三世の放送。僕が歌詞を書かせていただいた原田知世さんが歌うエンディングテーマの完成版を、僕自身初めてテレビのオンエアで見ることになります。楽しみです。とてもシンプルなメロディのストイックな楽曲なので、隙間の奥まで言葉を詰め込む僕のいつもの作風とはまた少し違ったアプローチで歌詞を書きました。ぜひご覧ください。

今年は夏の挨拶が暑中見舞いの期間に間に合いました。  
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2008年07月22日

Fly me to the Moon

mmm先週はとても月がきれいでくっきりしていて、コップに張った水に月の姿が映り込まないものかとベランダで頑張ってみたがなかなかうまくはいかないものですね。月面の模様まで見えるくらいなのに写真にも全然写らないし。

最近「月」について調べものをすることが多くて、春の終わりくらいに読んだ中村純著「月で遊ぶ」という本には“月を愛でる”ためのいろんな方法が書かれている。僕が最近のライブのMCで話した“My Moon”もこの本から借用した。

梅雨があっさりと明けて、ここ最近のうだるような暑さに早速辟易している。夜になるとようやく元気が出て外へ出かける気分になって、そこではっとするような月に出会うのが夏の醍醐味のような気がする。  
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2008年07月19日

2回目のぐるりのこと。のこと

ぐるりあれやこれやとバタバタしながらも合間を縫って渋谷へ。パルコでハーモニカ&ブルース展を覗いた後、シネマライズで2度目の「ぐるりのこと。」を観る。

今日は上映終了後に橋口監督とリリー・フランキー氏によるトークショーがあるので館内は満席。初めて観たときにはリリーさんの優しい悲しい感じにグッときたが、今回はあらためて木村多江さんの渾身の演技に感動した。

エンドロールが終わってトークショーの準備、リリーさんが遅刻中という知らせ。リリー・フランキーファンはそんなこと慣れっこである。橋口監督がリリーさんにまつわる話を30分ほど。橋口監督はとても真面目な人だ、と感じる。「ぐるりのこと。」公開以来、この映画を熱く語る監督を見るのはこれで3度目だが、話が真っすぐ伝わってきて考えさせれられることが多い。

ようやくリリーさんが到着、ニコニコしながら登場。元気そうなリリーさんを見れて嬉しい。トークショーまでの時間があいたので飲み屋にはいってしまった、と。

東京ではお客さんがたくさん入るがテレビCMの少なかった地方都市では苦戦している、という話。「地方の人は心が満たされてるんですかねえ」とリリーさん。いや、そんなはずはないはず。悪口も良い話も含めて予想以上に充実したトークが繰り広げられました。

イベント終了後の帰り道、関係者入り口から出てくるリリーさんと奇跡的に遭遇。大好きなリリーさんと初めての握手!とても素敵でした。握手ってこんなに嬉しいんだな。

ぐるりぐるり、まるで夢みたいだ。醒めない魔法みたいだ。見上げたら真ん丸な月がとてもきれいでした。



昨日くらいから時間があるときに京都・名古屋・恵比寿での残暑見舞い企画のハガキの返事を書き始めました。今年もインディアンの格言とか僕の好きな先人たちの名言や名台詞を書き添えています(全部違うことを書いています)。名言/格言っていうのは人に思考を喚起させる小さなスイッチのようなもので、今風に言うと「だから何?」っていう想像力のない一言で途端に効力を失う危険性をはらんでいるのだけれど、僕は僕の歌を好きで聴いてくれているような皆さんにはぜひとも想像力豊かであってほしいと心から願うので、あえて「だから何?」っていうような言葉を選んでハガキに記しています。梅雨があけたらポストに投函しようと思っています。


ここ最近で一番好きな言葉はマハトマ・ガンジーの次の言葉です。


“弱い者ほど、決して相手をゆるすことができない。
 ゆるすというこ とは、強さの証だから。”  
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2008年07月16日

中央線

午後の中央線に乗っていたら小学生がコメツキバッタみたいな虫(全然かわいくない)をビニール袋から手のひらの上に出して戦わせたり名前をつけたりしていて、「東京にもあったんだ」とぼんやり思った。今日から家で育てるらしい。

kids2kids  
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2008年07月14日

in and out

4chomecafepark  
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2008年07月13日

やっぱり暑くなってきた

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2008年07月11日

新しくなった“いせや”と道ばたの花

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2008年07月10日

ルパン三世の歌詞を担当しました

cherry今月25日金曜ロードショーで放送されるルパン三世のテレビシリーズ2008年新作「ルパン三世『sweet lost night』〜魔法のランプは悪夢の予感」のエンディングテーマの歌詞を書かせていただきました。作曲はもちろん数々のルパンサウンドを生み出してきた大野雄二さん、そして歌を歌うのは原田知世さんです。

レコーディング当日に歌詞最終稿決定ということになって、スタジオで大野先生と原田さん、制作スタッフの方たちとディスカッションしながら無事作業が終了しました。

大野先生は60歳半ばを折返してなおとても快活で、貴重なお言葉をたくさんいただく。原田さんもとても気さくで笑顔の素敵な方でした。ボッサとレアグルーヴを縦横無尽に駆けぬけるようなサウンドにふさわしい凛とした歌声を聴いて感動しました。僕のとっておきの三鷹高円のどら焼きを美味しい美味しいと皆さんで食べてくれて嬉しかった。

実はタイトルを決めるという課題が残っていたのですが最終的に「夜想曲」という題名になりました。大野先生の最初のデモを聴いた第一印象で浮かんだタイトルそのまま。

子供の頃から見ていたアニメの歴史に作詞という作業で関われたことを光栄に思います。ルパン三世、誕生から41年、アニメ化から31年、テレビシリーズ20作目とのこと。OAが楽しみです。


写真は福島から、原田知世さんのファンクラブに入っている!という高校時代の友人が光の速さで送ってくれたさくらんぼ。甘くて美味しい。



2008年7月25日(金)金曜ロードショー
「ルパン三世 『sweet lost night』〜魔法のランプは悪夢の予感〜」
日本テレビ系全国ネット (21:03 〜 22:54 )  
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2008年07月09日

猫とフープ

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2008年07月08日

HOOP【フープ】

恵比寿switchでの“夜の科学”は初めてで、ステージ上にMacBookを持ち込んだり映像やスライドショーを使ってみたきれいな照明で演出していただいたりしていつもとは違った雰囲気になったかと思います。「三日月のフープ」という、それこそ直前まで歌詞を推敲していた新曲を歌うことができて嬉しかったです。

この夏はここで歌った歌をCDにする作業で明けては暮れるでしょう。秋にまた“夜の科学”でお会いしましょう。

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2008年07月07日

夜の科学vol.16〜三日月のフープ

kgk16_12008年7月6日@恵比寿天窓switch
夜の科学vol.16〜三日月のフープ

1.雨に負け風に負け
2.夏の日の幻
3.太陽オーケストラ

4.SING A SONG
5.home sweet home
6.glenville

7.僕のミシシッピー(カバー)
8.down the river to the sea
9.ONE

10.クレメンタイン
11.milk moon canyon
12.blue moon skyline

13.sweet home comfort
 〜puff the magic dragon
14.hanalee


En1.長期休暇の夜
En2.三日月のフープ(新曲)

En3.歓びの歌  
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2008年07月05日

夜想曲

ptate終日リハーサル。“夜の科学”というイベントを初めてもう何年にもなるが、いつもいつでもライブが始まって終わるまでものすごい不安と期待のせめぎ合いの真っただ中だ。

だれにも頼れず自分だけで2時間強の時間を演出するということにいつになっても慣れない(スタッフやエンジニアさんの協力や手腕を差し引いて自分だけの力はいかほどかということになると、それはいつになっても未知数だ)。慣れっこになってもいけない類いのものではあるけども、自分がやりたいこととお客さんが観たいものとの溝を想像してセットを組んだりアレンジを考えたりしていると夜も眠れなくなって朝も起きれなくなる。

あっという間に夜が終わって朝になってしまうこの季節は特に時間が足りない!と焦ってしまうが、その焦燥感を楽しんでいる自分がいることにも気付いていて、だからこの週末は有意義なものになる、と信じています。

歌うべき夏の歌がたくさんあってセレクトに困る。  
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2008年07月04日

夏待ち、日暮らし

ss早起きして広尾へ。午後渋谷、HMVの前でクリンゴン木村くんとばったり。

夕方吉祥寺、その後、夜から終わりなきライブの準備。

移動中は「ジョン・レノンを殺した男」という本に熱中、あっという間に目的地に。

そして今、真夜中に部屋の窓を全部開けてゴオゴオと気持ちの良い風の音を聞いている。  
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2008年07月02日

赤と青、東京タワー

麻布台のスタジオへ。東京タワーがとても大きく見えた。昼間の東京タワーの赤い色が晴れた空にあわさるとものすごい高揚感。

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2008年07月01日

book days

bookdays1角田光代「あしたはうんと遠くへいこう」「幸福な遊戯」、ECD「いるべき場所」、バクシーシ山下「よりみちパン!セ29 ひとはみな、ハダカになる。」、浦沢直樹× 和久井光司「ディランを語ろう」、と時間があればひたすら本を読みメモをとる、という数日。まぶたを閉じても活字が見えるような。

R.E.M.の2003年から2007年までのプロモーションやツアー、オンステージ、オフステージ、楽屋風景とあらゆるシーンを収めたDavid Belisleによる写真集『R.E.M. Hello』はページをめくるたびにそこから音楽が聞こえてきそうな躍動感溢れる本だった。とても見応えがあって、ヴォルフガング・ティルマンスやロバート・フランクの写真を眺めている感覚に近く、アーティスト本という範疇を軽く凌駕している作品だと思いました。  
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