
あれやこれやとバタバタしながらも合間を縫って渋谷へ。パルコで
ハーモニカ&ブルース展を覗いた後、シネマライズで2度目の
「ぐるりのこと。」を観る。
今日は上映終了後に橋口監督とリリー・フランキー氏によるトークショーがあるので館内は満席。初めて観たとき
※にはリリーさんの優しい悲しい感じにグッときたが、今回はあらためて木村多江さんの渾身の演技に感動した。
エンドロールが終わってトークショーの準備、リリーさんが遅刻中という知らせ。リリー・フランキーファンはそんなこと慣れっこである。橋口監督がリリーさんにまつわる話を30分ほど。橋口監督はとても真面目な人だ、と感じる。「ぐるりのこと。」公開以来、この映画を熱く語る監督を見るのはこれで3度目
※だが、話が真っすぐ伝わってきて考えさせれられることが多い。
ようやくリリーさんが到着、ニコニコしながら登場。元気そうなリリーさんを見れて嬉しい。トークショーまでの時間があいたので飲み屋にはいってしまった、と。
東京ではお客さんがたくさん入るがテレビCMの少なかった地方都市では苦戦している、という話。「地方の人は心が満たされてるんですかねえ」とリリーさん。いや、そんなはずはないはず。悪口も良い話も含めて予想以上に充実したトークが繰り広げられました。
イベント終了後の帰り道、関係者入り口から出てくるリリーさんと奇跡的に遭遇。大好きなリリーさんと初めての握手!とても素敵でした。握手ってこんなに嬉しいんだな。
ぐるりぐるり、まるで夢みたいだ。醒めない魔法みたいだ。見上げたら真ん丸な月がとてもきれいでした。
昨日くらいから時間があるときに京都・名古屋・恵比寿での残暑見舞い企画のハガキの返事を書き始めました。今年もインディアンの格言とか僕の好きな先人たちの名言や名台詞を書き添えています(全部違うことを書いています)。名言/格言っていうのは人に思考を喚起させる小さなスイッチのようなもので、今風に言うと「だから何?」っていう想像力のない一言で途端に効力を失う危険性をはらんでいるのだけれど、僕は僕の歌を好きで聴いてくれているような皆さんにはぜひとも想像力豊かであってほしいと心から願うので、あえて「だから何?」っていうような言葉を選んでハガキに記しています。梅雨があけたらポストに投函しようと思っています。
ここ最近で一番好きな言葉はマハトマ・ガンジーの次の言葉です。
“弱い者ほど、決して相手をゆるすことができない。
ゆるすというこ とは、強さの証だから。”