2008年10月30日

SHIBUYA WALKING

道玄坂のカフェで資料を広げて安宅浩司くんと打ち合わせ。これにはマンドリンを、これにはペダルスティールを、ここにバンジョーを、と確認作業。お祝いを渡すととても喜んでくれた。週末は安宅くんとレコーディング。

夕方から渋谷の街を行ったり来たり。HMVには僕がライナーを書いたCOCOONのCDがたくさんディスプレイされていた。タワーレコードでDVDを見ていたら夏に放映されたルパン三世のDVDが発売になっていて、パッケージに自分の名前が書いてあることが嬉しかったです。

みうらじゅん&リリー・フランキー「期待されても困るんですよ」は男性版「SEX and the CITY」のようなフリートーク。ほだされた。

cafememo  

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2008年10月29日

Solid State

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2008年10月28日

音をまぜる 音を重ねる

ソロアルバムのレコーディングの日々、西麻布でミックス作業。数年前に作業部屋で録音した音もこの夏新たに録り下ろした音もアナログの卓に香り立つように広げられて不思議な気分だ。

途中渋谷で打ち合わせに行くタイミングで豪雨に降られびしょぬれに。真夜中の青山霊園を眺めながらスタジオに戻ると秋のツアーで各地で録音したみんなの合唱が「ああ、家よ」と何層にも重なってものすごい倍音が出ていました。

遅くまでの作業につきあってださったスタッフの皆さんに感謝。

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2008年10月27日

home sweet home

hshCharaさんのツアーで九州をまわっているPLECTRUMのアッキーから僕の生まれ故郷の駅の写真が送られてきて、故郷に思いを馳せました。

近頃は齢90を越えた僕のおばあちゃんが入院したり退院したりして実家からよく電話がかかってくる。アッキーは鳥栖駅名物のうどんを食べられただろうか。

故郷は遠くにありて思うもの。  
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2008年10月26日

季節の変わり目で

tigercheeter降っても晴れても連日の録音作業。いつ終わるのか、いつ終わらせるのか、自分でもわからないくらいになってきました。「ONE」と「三日月のフープ」、今まで作ったことのないようなサウンドスケープに。ここ数年の集大成だな。

疲れて真夜中、テレビで「SEX and the CITY」なんてやっているとなんだかずっと観てしまってすぐ朝になってしまう。季節の変わり目なので体調管理を気をつけないといけません。

いつも楽しみにしているNHKの四季折々さだまさしさんの生放送(テレビでラジオを聞いてるみたいな雰囲気がいい)、今回はお台場のフジテレビの中から生中継していて驚いた。

写真は京都のイノダコーヒーにいたチーターと大阪の父親のマンションにあったトラ(このトラは僕が小さい頃大好きで勉強部屋に飾っていたトラだ)。猫は丸くなって寝ている。秋ですね。  
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2008年10月21日

sweet november sessions

soldout  
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2008年10月20日

9つの物語

9storiesちょっと前になるが、本屋をふらふらしていたら気持ちいい表紙の本が目に留まった。見れば柴田元幸氏が訳し下ろした全篇新訳のJ.D.サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」だったのです(モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号)。

この「ナイン・ストーリーズ」という短編集は僕が高校時代にはじまって数えきれないくらい読んだ本のひとつで、本棚にあった野崎孝訳の文庫(なぜか2冊)やペーパーバッグを引っ張り出してみたら、やっぱりおびただしい書き込みとアンダーラインの数々が染み込んでいて、大学時代のサリンジャーゼミの記憶がよみがえる。

村上春樹氏が「ライ麦畑」を新訳したときにも感じたが、言葉を更新していくことによって視力が矯正されたように見えなかった風景が見えてくることもあるもので、今回の柴田元幸訳の「ナイン・ストーリーズ」も最初の数ページを読んでみて懐かしさと新鮮さが混ざったような感じになった。

音楽にも文学にも心の深いところにまで爪痕とか染みを残す力があるものだなあ、と思った。  
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HSH/PLG

今日も東京は気持ちのいい天気。さて、今レコーディングしている2枚のソロ・アルバムについて、僕が具体的に「ソロアルバムを2枚作っている」と発言したのは前回の記述が初めてだったかもしれないですね。

今年の春あたりから、ここ数年の楽曲を2つの入れ物に振り分ける作業をしていて、ひとつは“HSH album”、もう一方は“PLG album”と便宜的な名前で呼ばれています。平行して作業は始まり、ちょっとしたトラブルや新しい出会いやいろんなことが絡まりあって今もレコーディング作業やミックスが続いているところです。

ここ最近の「夜の科学」ではGTH楽曲と“HSH album”と“PLG album”から、季節を考慮したセットリストで演奏をしています。11月の「夜の科学」では作業が進んで全体像が見えてきた新作についてもう少し掘り下げて紹介
してみようと思っています。

楽しみにしていてください。入場申込み受付はオフィシャルサイトにて今晩21時から始まります。


pochi vs neko1pochi vs neko2pochi vs neko3  
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2008年10月19日

夕凪の街

kinmoku金木犀の橙色の花がアスファルトを汚す秋の週末です。

真夜中、テレビでやっていた映画「夕凪の街 桜の国」を観ていたら夜が明けました。数年前に原作を読んで号泣してしまった人間劇は映像化されても魅力が減ることはなく、懐かしい色味の優しくて悲しい2時間でした。今まで仕事で2度しか行ったことのない広島にゆっくりと行きたくなりました。

知らない街のことを考えると夜も寝れなくなるな。新しいCDができあがったらそれを持っていろんな街に歌いにいきたいと思います。  
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2008年10月17日

Cocoonというフランスのデュオ

cocoonpochicocoonずーっと録音作業をしていました。何回も何回も塗り直したり塗り重ねたりする画家のような境地です。外は小春日和で窓の外を恨めしく睨む毎日です。

フランス出身のCOCOON(コクーン)というデュオの日本デビュー盤のライナーノーツを書きました。本日発売とのことです。ちょうど秋のツアーの頃によく聴いていました。全編英語詞でアコースティックなサウンド、とても可愛らしいジャケットなのに「私の友だちは全員飛行機事故で死んでしまいました」というアルバムタイトル。ここで音が聴けます。レーベルのサイトはこちら

11月に「夜の科学」開催が決まりました。今年も冬がやってきます。今現在僕は2枚のソロアルバムを制作中なのですが、そのうちの1枚をメインにすえたセットを考えています。冬の歌もいろいろ集めて並べてみようと思います。  
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2008年10月14日

夜の科学vol.18〜sweet november sessions

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2008年10月11日

オレンジ色の

tunneljunction  
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2008年10月10日

リリー・フランキー@劇的3時間SHOW

gekiteki2gekiteki早起きして表参道へ。お昼から当日券に並んで劇的3時間SHOWのリリー・フランキー氏のトークショーを見てきました。

様々なコンテンツを世に提供するクリエイター10人が3時間の持ち時間を自由に使ってコンテンツ観を語る、という趣旨のイベント。今年で2回目とのこと。3時間の持ち時間、といいつつリリーさんは開演を過ぎてもあらわれず遅刻中というアナウンス。想定内で誰も怒らず緊張が解けて和やかな雰囲気にすらなって最初の30分の遅刻も演出かと思えてくる。

革ジャンと革パンツであらわれたリリーさん。聞き手役にゾノネムさんを従えて、会場の悩み相談や質問状に答えたり答えなかったりお客さんをステージにあげて直々におしゃべりしたりしつつ、9割方は下ネタ/エロ話で進行。

「最近の時事問題についてどうお考えですか」という僕の質問も読まれた。本当は蒟蒻ゼリーのことに触れてほしかったが麻生政権についての返答。リリーさんの地元が麻生一族の勢力が強い地域だったらしい(僕の出身高校も今では経営者が麻生グループだ)。

どれだけ下ネタが暴走しようとイグノーブルで惨憺たるアウトサイダーな話題になっても、意外と世代の幅も広く男女比のバランスもとれた客席からは終止笑いが絶えず、嗚呼なんとあたたかい空間だ、と思いながらこの時間が終わらなければいいなあと思っていた。

歳をとって落ち着いたように見えるのは体力が落ちて元気がなくなっただけで心のなかではいつまでも浮わついたことを考えているのだ、とか、自分が作った作品に対して自信満々なクリエイターなんていない(自分の作品に疑いなき自信を持ったら終わりだ)とか、スローライフは逃避だとかなんだとか、胸のすくような言葉がたくさんありすぎてほんの一部しか思い出せない。

イベント終盤で「今週の月曜日に子宮がんと診断されて動揺しています」という女性をステージに呼び面と向かいながら話を聴くリリーさんの優しい目よ。「病気の人は周りの人の言うことをちゃんと聞いてくださいね。家族も同じ痛みと苦しみを思っているしそれを感じたいって思ってるんですから」という言葉が説得力を持っていた。「子宮ってどのへんですか?」と尋ねて女性のおなかにに“おまじない”と言いながらおでんくんシールを貼るリリーさんはとても素敵な人に見えました。

主催者からの「もうそろそろ」という横やりを幾度もやりすごしながら結局4時間近いリリー・フランキーの世界でした。楽しかった。素晴らしいイベントだと思いました。15日まで続くので興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。  
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2008年10月09日

金木犀

渋谷で会食。新しい出会いはいつも刺激的でわくわくします。
雨降り、金木犀が濡れたコンクリートをオレンジ色にしている。

kinmokukinomoku2  
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2008年10月06日

神無月の武蔵野

nekocoffee金木犀の匂いがした。もうそんな季節だ。夜になって雨が降ってきた。

レコーディングはまだまだたくさんやることがあって、「三日月のフープ」の作業に取りかかっている。『mono』制作時以来ずっとお世話になっているスタジオに遊びにいっていろいろ相談など。

気になっていた吉祥寺の「四月」というお店に行ってみた。可愛いものがたくさんあった。いつもは通らない路地を入るとまだまだ果てなく知らないカフェや雑貨屋がある。

週末になると吉祥寺の中道通りにできたドーナツ屋の行列が長くなって賑やか。はらドーナツというお店で、シンプルで懐かしく優しい味がする。向かいの吉祥寺西公園にもグーグー効果で人がたくさん。

陣内智則のなるトモ!卒業の映像をネットで見て落涙(なるトモ!好きなのだ)した僕は、今度は清原和博の引退セレモニーを見て感動して泣いてしまう。23年間走り続ける精神力に感服する。心が素直になる秋の夜長だ。  
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2008年10月02日

We'll come back for indian summer

数日「クレメンタイン」「pilgrim」と孤独な作業が続く。「クレメンタイン」という曲は特にいろんな形態とアレンジで演奏しているからトラックを抜き差ししていくとカメレオンのように風合いが変わって面白い。

その「クレメンタイン」をはじめHARVEST MOONツアーでの演奏の様子をMySpaceにまとめて公開したのでぜひ聴いてみてください。詳しくはこちら

ずっと雨の洞窟のようなうんざりする天気が続いていたのが、ようやく今朝から晴れて“INDIAN SUMMER/小春日和”という言葉とBeat Happeningの牧歌的な歌が耳の奥で鳴り続けるような日です。

pondskypink  
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