2009年01月30日

吉祥寺、低空飛行

camtest先週末にカメラマン田中さんと映像ディレクター吉野さんが行った新しいビデオカメラのテスト結果がYouTubeにアップロードされていました(動画)。

それなりのスペックのコンピュータでなければHDクオリティの画質で観るのは難しいと思いますが、僕はなによりこのグライドカムという衝撃緩衝機材を取り付けて撮られた滑らかでスピード感のあるムービーが大好きで、試しに自分のカメラの三脚をデジムービーカムにセットして真似してみたけれども全然この近未来的な、低空飛行撮影のような雰囲気はでないのだ。

僕の目に映るいつもの井の頭公園や吉祥寺ハモニカ横町がかなり精密な正確さで再現された映像のような気がします。ハモニカ横町は異国の風情がありますね。

映像の仕事をしていたころは全然興味がなかった映像編集にミュージシャンになってから俄然興味がわく、という矛盾。結局自分の表現したいことは自分でやってみないと人に伝えられない、ということかもしれない。

まだまだいろいろチャレンジしていきたいと思います。  

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2009年01月29日

毛繕いのシーン

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2009年01月27日

meet me

stamp起きたらテレビでジャッキーチェンとインディアンとカウボーイがやたらたくさん出てくる映画、そのまま最後まで観させるエンタテイメントでした。「シャンハイ・ヌーン」という映画だった。

夜、吉祥寺で長いミーティング。インディアンとかオバマの本を何冊も開いて指差し泡飛ばしながらの打ち合わせは傍目にはどのように見えるのだろうか。細い路地で押井守氏とすれ違う。

今年のお年玉切手シート、当たったのはSOLE CAFEと保坂さんからの年賀状でした。  
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2009年01月25日

10年あっという間

camtest2camtest1知り合いが井の頭公園で新しく買ったカメラのテスト撮影をしている、というので様子を見にいった。通り一遍のテストは終わっていせやで休憩しているところだったので午後からビールを飲んで久々にお話を。

大学卒業後についた映像制作会社勤務時代にとてもお世話になったカメラマンの田中さんと映像ディレクターの吉野さん。田中さんは『neon, strobe and flashlight』のインナースリーブも写真を撮ってくれた方、吉野さんは「ストロボ」「tsubomi」のPVを手がけてくれた。10年前のことだ。

カメラはスチールの一眼レフにしか見えないコンパクトさなのにハイビジョンのムービー録画ができるという革新的なものでした。吉野さん50歳、田中さん45歳、僕35歳が「へえええ!」とか「わお!」とか言いながらカメラの液晶画面でプレイバックを覗く姿は子供のようだっただろう。

みんな全然若くて、でもしっかり達観もしていて、なかなか刺激的だった。日が暮れた後、吉祥寺の行ったことのないバーなんかに連れていってもらって楽しかった。奥深い街だ。  
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2009年01月23日

Thank You!

今年もすごい勢い(30分とか!)でありがとうございました。返信メールが迷子になって戻ってきているそうです(hotmailをご利用の方)。申し込んだのに案内メールが届かない人、オフィシャルサイトをチェックしてみてください。

thanks  
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日々精進

マスタリングという大事な作業があって、「原盤マスターを作る」ということでありそれはだいたいレコーディングの完了を意味する。われわれは今まさに“旅路のアルバム”のマスタリングをしているところです。

『mono』というアルバムを作った時は曲と曲をクロスフェードして全体がほとんど繋がっているような曲の並べ方にトライしたり『omni』では1曲目が終わると間髪入れずに2曲目が始まるようなシークエンスを作ったりしましたが、『ripple』になると8分の曲があったり11分近い長尺の曲が多かったこともあってだいたい均等に曲間をあけていました。

最終的な音を整えるにはプロの耳にすべてをゆだねるのが一番いい、と僕は考えますが、今回は曲と曲の繋がり方を考えるのにかなり時間をかけました。「あと0.5秒長め」とか「こことここは曲間ゼロ」とか実際にMP3に書き出してみたりとか。なかなか骨の折れる、しかし楽しい作業でした。

今晩21時から夜の科学20の申し込みが始まります。オフィシャルサイトをチェックしてみてください。

Be the first to hear the new sounds!

20  
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猫を見てると眠くなる

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2009年01月22日

毎日7品目

basic7_2basic7_1長く冷たい雨が降る日、高円寺まで出向き堀越ソロを覗いてきました。須藤さんとも新年の挨拶。人前で初めてのライブとは思えないくらいちゃんとしてて感心しました。

演奏中のMCで思い出したのだけど、まさに10年前の1月21日にGOMES THE HITMANは『neon, strobe and flashlight』でメジャーデビューしたのだ。吉本隆明氏の言葉に「どんな仕事でも、10年間、毎日休まずに続けたら、必ずいっちょまえになれる」というのがあって、10年というのはひとつの節目だな、と改めて思いました。

写真は10年よりもっと前に作ったカセットテープで、どこかから引用してきたアメリカ的なイラストにバンド名をくっつけたレーベルが「毎日基本7品目を食べましょう」と言っていて面白かった。聴いてみたらひどくへたくそな歌を歌っていました。  
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2009年01月21日

new era of responsibility

pochi_aware夜中から朝、そして夕方までずっとテレビでオバマ大統領にまつわる特番を見て寝不足。みんな笑顔だ。アメリカに住む友人はどんな一日を過ごしただろうか。

新たな責任の時代、感動的な真夜中のスピーチ。「ミック・ジャガーという人の責任感と揺るぎなさ」について昨日書いたばかりだったので「responsibility」という言葉に意識的になった昨日今日でした。

だらだら食っては寝てばかりいた猫もアレサ・フランクリンの歌を聴いてハッと何かに意識的な引き締まった良い顔に。  
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2009年01月20日

SHINE A LIGHT

shinealightそしてその映画「シャイン・ア・ライト」なのだけれど、バウスシアターのコンサートPAシステムはとにかく音が近くて耳が気持ちよかった。コンサート会場でよくある低音の混沌も体感できて本当にストーンズのライブを観たみたいな、心地良い疲労を伴う2時間でした。

僕が一番ストーンズを聴いていたのは多分中学から高校時代にかけてだったと思う。当時ボーカリストではなかった自分はクネクネ変な踊りを踊るミックよりも渋くギターを弾いてたまに味のある歌を歌うキースが好きだったけど、20年経って真ん中で歌を歌うようになった僕はとにかくミック・ジャガーという人の責任感と揺るぎなさと若さに感動した。

スコセッシはストーンズというモンスターバンドに翻弄される自分やスタッフたちさえ映画の演出に組み込み、観たことないくらいに躍動感のあるカット割りで本作を音楽ドキュメンタリーを超えたスコセッシ映画にしている、と思いました。

帰り道、うちにストーンズのアルバムは何があったっけな、と考えると同時に「おれ、明日から腹筋しよう!」と思わせるところが、好きとか嫌いに関係なくミック・ジャガーから放たれるポテンシャルの高さのあらわれだと思いました。

館内には見るからに僕より世代が上の背広姿のおじさんたちがたくさん(ロビーは喫煙者でモクモク)。音楽好き男子は観たほうがいい、と思いました。  
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2009年01月19日

夜の科学vol.20〜pilgrim preview & live

例えるならば今日現在山田稔明という絵描きは対になるふたつのうちひとつの絵ををついに描き上げ、汚れた筆を洗ったり、その絵の隅にサインをいれたり、額縁の素材は何にするか選んだり迷ったり、そういった創作作業行程最後の悪あがきを重ねているところです(“家路”をテーマにしたもう一枚の“絵”の製作と平行しながら)。

CD発売に先だって2009年最初のライブを2月14日に行うことにしました。巨匠マーティン・スコセッシが撮ったローリング・ストーンズのライブドキュメンタリー映画「シャイン・ア・ライト」を吉祥寺バウスシアターのコンサート用PAシステムを使用した爆音で堪能して僕は新しいアルバムの初お披露目、全曲試聴をライブハウスでやりたい!と思ったのです。

そういうことで、20回目の“夜の科学”は映像と照明フル稼働での新作試聴とこれから発売される2枚のソロアルバムに入りきれなかったアウトテイクの生演奏を軸とするこれまでで一番実験的な“夜の科学”になると思います。おつきあいいただけたら嬉しいです。

レコ発ツアーやCDプレオーダー等に関して現在鋭意準備中です。2009年はいつもとは違う1年にします。期待しててください。

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2009年01月18日

エコと猫

・・・・

フィルターをきれいに洗って掃除したらエアコンの効きがとてもパワーアップして、どんなに設定温度を下げても部屋があたたかくて驚いています。これがエコなんだな。猫がとにかく弛緩してゴロゴロと伸びていて、これを見ていると僕まで眠くなる。まいった。

追記;猫と英会話

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in the shadow of the moon

moonあいかわらず毎日毎日いろいろやっていますが、ふと思い立って夜中にドライブ。隣町のレイトショーで「ザ・ムーン」を観てきました。

NASA秘蔵の映像や歴史的フィルムの連続(CGなし)が圧倒的。アメリカ栄光の宇宙時代を刻んだ作品でありつつ人類科学と大自然についての映画だ。宇宙の静けさもロケット発射の轟音もシネコンならではのサウンドクオリティでぐっときましたが、また改めてDVDで画面に釘付けになって観てみたいと思いました。

旅路をテーマにしたアルバムには月に絡むタイトルの曲が4曲もあって、個人的にはとても夜っぽい、宇宙っぽい感じのアルバムだと思っていたところに「ザ・ムーン」はナイス・タイミングでした。

帰路に見上げた月、あそこに12人の宇宙飛行士が降り立ったのだと考えるとやっぱり不思議でぽかんとしてしまう。たまに月が大きな夜には、九州に行くより月のほうが近いのではないか、とか思ってしまったりするのだけど。
  
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2009年01月17日

猫にらむ

hitman_pochiそうかと思うと、僕がくたびれて仕事部屋でぼーっと途方に暮れていると、ものすごい眼光でこっちを睨んでいたりする猫。さっきまで100年目醒めない眠り姫みたいだったのに今度はサングラスのシークレットエージェントマンみたいだ、ポチよ。

明日が今日の続きになって、気がつけば朝を待って、果てなきナイトライフだ。  
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2009年01月15日

僕が眠るまで

急な追加録音作業とデータのやりとりに奔走し、久しぶりに24時間越えの貫徹。

夜が真夜中になってしばらくするとカーテンの向こうが薄ら明るくなって光が差してきて新しい一日が始まりお昼が来て午後が夜になるまで休みなく集中。

なかなか終わりの見えない作業でため息と深呼吸ばっかりしている僕とは関係なく猫がくるくると気持ち良さそうに寝ていて、猫の手はまったく役に立たない、もう何度も思ってきたことをまた思い知らされました。

ひと眠りして出かけようとするとマンションの自転車置き場に僕の自転車がない。「わわ、自転車泥棒だ!ショック!」とあたふたするも、記憶をたどると早朝にいつもは歩いていくコンビニに時間を惜しんで自転車でコピーと宅急便を出しに行ったことを思い出した。

テクテクとそのコンビニまで歩くと果たして僕の自転車はコンビニの前にありました。夜明けの僕は自転車で出かけて歩いて帰ってきたのでした。時間を惜しんだはずだったのに。

睡眠って大事だ。その後泥のように眠りました。

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2009年01月13日

楽観と逃避は

river週末はバンド仲間で集まって新年会。楽しくてお酒を飲み過ぎました。みんないろんなことを思い考えながら音を鳴らしているのだな。

連日の作業や事務処理関係が後手後手に詰まっていくのは僕がB型で楽観的だからだろうか。楽観と現実逃避は違うということを自分の手でソロアルバムを作るにあたって再認識しています。継続して追い込み作業の日々です。

作業のかたわら映画をたくさん観た。「ノー・カントリー」「バイオハザード3」「アイアムレジェンド」「デイオブザデッド2」「家族」など節操なく。「ノー・カントリー」の静かなアメリカの狂気にため息が出た。

また新しい1週間を頑張りましょう。  
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2009年01月10日

渋谷、円山町

dvdharpy東京、雪はまったく積もらず。ただ寒く冷たい雨のなか渋谷へ、円盤ジャンボリー「イトケンワンマンライブ」を観る。

Harpy、zuppa di pesce、そしてd.v.d.など6ユニットすべてがイトケンさん絡みという、いわばイトケン祭りでした。イトケンさんの人柄同様とても和やかな進行。22時半までの長丁場、お疲れさまでした。

一緒にプレイしていてもすごい妙技をさらっとやってしまうイトケンさんにいつも驚かされるのですが、あらためてステージでの八面六臂ぶりを見て感動。

特にd.v.d.は以前見た時よりポップにパワーアップしていて、その黎明期から話を聞いたり映像を見せていてもらったりしただけに感慨深い。トライバルなサウンドのなかに可愛らしさやユーモアがあってステージも客席もニコニコしていて気持ちがよかった。

行きに降っていた雨も帰りにはあがり、急行電車にも座れたし、気分がよかったな。  
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2009年01月09日

渋谷、表参道、原宿

cat-stmeiji-stソロアルバムに関する詰めの打ち合わせで渋谷へ。ここ数日、今までやったことがなかった手続きなどでバタバタしていて、CDを作るということの大変さを改めて思い知る。B型の楽観だけでは万事はうまくいかないのだな。

今年初めての渋谷だったので街歩きをしたくなり、明治通りからキャットストリートを通って原宿まで歩く。新年のセールで賑わうお店を覗きながら。街はいつもどおり。歩き疲れました。

明日は雪が降るそうです。どんだけ積もるかな。  
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2009年01月04日

2009年はゆっくり始まり

kenカスタネッツ健一郎とお茶。昨年を振り返りつつ今年の野望と展望を語り合う。毎年のように「今年はどうにかしないといけない!」と言っているが今年こそなんとかしなければならないな。佳境に入った仕上げ前のソロアルバムを聴かせる。いろいろ感想を言ってくれました。

午前中からIKEA港北へ行って散財。年始の道路はそんなに混雑していませんでした。冬晴れの第三京浜が気持ちよかった。久々にギターを弾いて歌ってみたり、プロトゥールズを立ち上げてみたり、だんだん体を慣らしていく一日一日。

世界は明日から本格的に2009年モードなのだろうな。  
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2009年01月03日

ありとあらゆるすべての神よ

shrine2shrine1近所の小さな八幡さんで静かにゆっくり詣でた後、自転車で東伏見稲荷へ。出店もたくさんで賑やかなお正月の風景でした。

いつもの護符とペットお守りを買って、ふと見つけた可愛らしいダルマ。依然軌道修正を続けながら制作が続く2枚のソロアルバムがちゃんと無事リリースされるように、1枚リリースするごとに目玉を入れていこうと思って小さなダルマさんを買いました。

日常とは絶え間ない努力による必然的な幸福と運とかツキによる偶発的な幸福とのバランスの中にある、と思うので、自分なりのやり方で何かを祈る行為にはきちんと意味があると思います。

今日も東京は冬晴れで空は真っ青で、赤い鳥居とのコントラストが鮮やかだった。仕事始めはハードディスクの中のデータの整理から。



闇よ、光よ、ありとあらゆるすべての神よ
僕をその手で受け止めて ーーーhanalee  
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2009年01月01日

書き終えた!

bird12月の「夜の科学」で受け付けた“NEW YEAR GREETING”の返事をようやっとポストに投げ入れました。あと何日かで皆さんのポストへ。

曲順に並べた新作を聴きながら歌詞の一節一節を書き入れましたが、なんか歌詞を切り取って綴るとポエムっぽい感じがして妙に気恥ずかしかったです。手書きとスタンプで年越し年賀状書き、緊張と緩和の時間でした。

今年初めて聴いた歌は「川の流れのように」、さだまさしさんのNHKのトーク番組は今年も良かった。  
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今年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます。1973年丑年生まれの年男、山田稔明です。

新年からごめんなさい。“NEW YEAR GREETING”のポストカード、今まさに必死で書いています。今日中にポストに投函するつもりなので寒中見舞いということで受け取ってください。新しいソロアルバムの歌詞の一節を抜粋した、全部手書きで内容の違うものになるはずです。

本年もよろしくお願いします!

newyear  
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