2010年11月30日

SENDAI KOFFEE CO.ライブダイジェスト

9都市ツアー最後の仙台、ライブダイジェストムービーです。

今僕のセットリストはライブに来ないと聴けない曲がたくさんあって
GOMES THE HITMANも山田稔明もCD全部持ってる人でも会場に来ないと
最新型の“山田稔明”を知ることができないという時期を迎えている感じです。
ひとりの人もくたびれてる人も大丈夫な空間だと思うのでぜひライブに来て下さい。
遠方の人も少し頑張って時間とお金を捻出して僕に会いに来てください。
対価相応の、あるいはそれ以上のものをお返しする自信があります。
12月の山田稔明にもご期待ください。本当にありがとう。


  

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2010年11月29日

クリスマスイベント緊急決定

200808-06-08-c01674082009100921080012月、“夜の科学32”SOLD OUTにつき、ささやかなクリスマスライブが緊急決定しました。
10月アノニマスタジオでのコーヒーイベントが縁で、僕が魅了されてしまったdans la nature
あいざわさんのお菓子と世田谷の巣巣との共同企画、少人数でのイベント開催となります。
普段は皆さんのためにライブのことを考えますが、これは僕がやりたくてやる集いです。

ギターと歌のシンプルな夜。対バンはお菓子!


夜の科学extra
〜巣巣のクリスマス食堂
 with dans la nature

2010年12月22日(水)※祝前日となります
巣巣(〒158-0082世田谷区等々力8-11-3)
19:00開場/19:30開演
料金4,000円(dans la natureのお菓子とドリンク、巣巣からのお土産付き)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)


完売の恵比寿“夜の科学vol.32”に加えて12月クリスマスに
追加イベントが決定しました。こだわりの生活雑貨をあつかう
素敵なお店“巣巣”にてささやかなクリスマスパーティーを。
dans la natureの美味しいお菓子にもご期待ください。

11月26日よりオフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約開始
  
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2010年11月27日

代々木 Zher the Zoo(2010.11.26)

2010年11月26日(金)@代々木Zher the Zoo

1.glenville
2.夢のなかの音楽
3.光と水の新しい関係
4.houston!
5.sweet december

とても素晴らしい音楽空間、楽しい一日でした。

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2010年11月26日

今日は代々木でイベント出演します

昨日はHARCOのライブに遊びにいっていろいろ刺激を受けてきました。
今日は林邦洋くん兄弟率いるピクチャーズ2周年イベントにお邪魔します。
東京では久しぶりのライブ、ぜひ週末の夜のお楽しみに。

ピクチャーズ活動2周年記念ライブ "BACK TO YOU 3" 
2010年11月26日(金)@代々木 Zher the Zoo
w/ ピクチャーズ, rabuka

19:00open/19:30start
前売¥2,000(1ドリンク代別途)
※20:20頃の出演を予定しています。
オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中
直前のお申込は直接会場へ

Zher the Zoo(http://www.ukproject.com/zherthezoo/


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鳴子峡、光と水のパノラマ  
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晩秋みちのく旅(2010.11.21)

DSC00627仙台SENDAI KOFFEE CO.でのライブで9都市ツアーが終了。この日はなぜか仙台の宿が取れなかった。人気アーティストのライブとかイベントのせいとか。

で、僕はあえて東京に帰らずに仙台から離れたところにホテルを予約することに。せっかくの東北だ、自分へのご褒美の旅を、と北上し大崎市というところで宿を取りました。

翌日は良く晴れて観光日和。この日の目的は鳴子のこけし観光。9月に六本木でコケシの展覧会を観て以来なにかと心惹かれるものがあった“こけし”を思いっきり堪能しようと思ったのだ。

こけしはマトリョーシカにも似た独特の風情があり、連綿と繋がる歴史もそこにはあるはず、きっと。車が鳴子に近づくとやたら大きなこけしとか、こけしのカントリーサイン的なものが車窓をかすめていく。雲ひとつない青空、野焼きする畑、とてもさわやかな気分だ。

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日本こけし館(おじさんがこけしを実演制作しててテンションあがった)、鳴子峡と歩きまわり、鳴子駅の前に車を停めてこけしストリートを右往左往。そこかしこに温泉が湧いている街。足湯はもちろん、手を浸すための“手湯”があった。昨日のライブでこそっとつったりしてた指、かなり熱めのお湯が効きそうでしばらく浸してみました。

これでもかというほどのたくさんのこけし。こけし、コケシ、KOKESHI、という感じ。僕は念願の絵付けを体験。こじんまりしたお店を選びおじいさんにレクチャーを受けながら、まゆ、目、鼻、髪と伝統的なルールに沿って描いてゆく。どんなこけしになったかは12月のライブでお見せします。

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DSC00709普段僕はツアーに出るときには近所の図書館で観光ガイドとなる“じゃらん”とか“まっぷる”とかそういう類のものを借りて旅に備えるようにしているのだが、今回手配した“まっぷる”2011年号を朝食時にぺらぺらとめくって眺めていたらアッと目を釘付けにされるスポットを発見した。

映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のロケで使用された旧佐野社宅というのが鳴子から車で50分くらいのところ(栗原市)にあると。往年のリリー・フランキー信奉者である僕がそこに行かない理由がひとつでもあるだろうか。否、行かない理由はないのである。

暗くなる前に、と鳴子を昼過ぎに出発。山をたぶん3つか4つくらい越えて「こんな田舎町、見たことないかもしれないな・・・」というような風景をいくつも眺めて辿りついた旧佐野社宅は「東京タワー」の筑豊時代まんまの昭和30年代の風景でした。

その歴史はWikipediaなどに詳しいが、“近代化産業遺産”という名のとおり戦後昭和の時代に翻弄された街だったのだろう。まるで取り残された凪のような風景でした。

圧観。観るところが多すぎる。あっという間にどんどん日が傾いていく。諸々整備されて今年から公開されたというオープンセット、懐かしさとか新鮮さとか童心に帰る時間でした。地元スタッフのおじさんは頼んでもいないのにバシバシ写真を撮ってくれるし、帰り際に「東京から来た」というとおばさんが箱ティッシュをくれたり。「栗原市を宣伝してくださいね」と笑顔で手を降っていました。

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余談だが東京に戻って最初にしたこと、それはDVDで「東京タワー オカンボクオトン」を観直すことでした。そこにはついさっき眺めた風景まんまの物語が。東北で北九州の筑豊、小倉の景色に対峙する不思議さよ。行ってよかった。

往路と同じだけの山を越えてもう一度鳴子に戻る。とてもきれいな夕焼けと山の稜線を見ることがきた。鳴子での目的はもうひとつ、日帰り温泉。昼間も側溝から立ちあがる湯気と硫黄の匂いに気もそぞろだったのだ。

ディレクター前沢さんからも「鳴子は温泉地としては東の横綱」とお墨付き。まず滝の湯という総ヒバ造りの小さな温泉に。とても熱いが歩き疲れた身体に心地良い。欲張ってもうひとつ、早稲田大学の学生が掘り当てたという早稲田桟敷湯にもトライ。芯からあったまりました。

9都市ツアー終了記念という気持ちで挑んだみちのく旅でしたが、とにかく宮城の自然と工芸にノックアウトされた道程でした。また再訪したい街がどんどん増えていく。一日かけて“命の洗濯”ができました。

ありがとうございました。

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2010年11月24日

夜の科学 in 仙台(2010.11.20)

IMG_2370IMG_23642000年春から1クール、ラジオのレギュラー番組を持っていた。月に2回仙台に日帰りで収録していたから、今でもいつも心の底辺に“仙台”という地名が根づいている。

朝遅めに快晴の東京を出発して東北道を仙台へ。どこまで行ってもいい天気。走り慣れない道の風景はとても新鮮。仙台は名古屋へ行くのと同じくらいの距離感覚。思っているより意外と近い。

仙台に着いたのは15時過ぎ。仙台といえば牛タン、味 太助という店を選んだがとても美味しかった。Cafe de エビアンという喫茶店でコーヒーを飲んで心の準備。

会場のSENDAI KOFFEE CO.に到着、店長の田村さんが迎えてくれる。今回の場所は僕がネットで「仙台・コーヒー」で検索して見つけたお店を、ラジオのレギュラー番組のディレクターだった前沢さん経由でコンタクトをとって実現した。

HPと携帯電話で撮った写真でしか店内の様子のヒントがなかったのだけれども、実際のお店は思っていたよりもゆったりと広々としたスペースで音もよく響き、なにより店内の雰囲気がとてもいい。いいライブになるという直感がありました。

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9月に始まった秋のツアーは東京蔵前を含めて9都市のツアー、今回がその最後となる。フィナーレ!という感じではなく終わることが惜しいというような、何かを見送るような気持ちで良い意味でしんみりと言葉を噛み締めながら歌いました。「自転車で追い越した季節」に始まる『cobblestone』コーナーが気持よかった。

とても実りの多い断続的な長い旅でした。どのライブもそれぞれのハイライトとそれぞれの意味があった。仙台の夜もそうだった。10年前にラジオを一緒に作っていたパートナーが今の僕の歌を聴いて本気で感動してくれていることも嬉しかったし、10年前のラジオリスナーがしおらしくサインを求めて列をなしてくれることにも感謝ひとしおでした。

この日のアンケートからいくつか紹介します。

◎FMを楽しみに聴いていた当時を思い出し、昔はたくさんCD買って毎日好きな音楽を聴いていたのにいつの間にか帰ったらすぐ寝るような生活になり大好きな音楽から遠ざかっていましたが今日「やっぱり音楽っていいな」と実感。(36歳・書道教室講師)
◎ハナリちゃんとの対面妄想の話がよかったです。キリっとした黒髪ストレートの美少女だと絵的に嬉しいです。(39歳・SE)
◎もう嬉しくて幸せな気持ちいっぱいで何を書いたらいいかわかりません!(36歳・会社員)
◎10年前のラジオで投稿メッセージを呼んでもらえたのがいい思い出です。また来て下さい。(32歳・会社員)
◎新潟から見に行ったデザインをしている者です。思いおこせば新潟県にあるキューピットバレイのCMのデザインコンペで負けた悔しさからCM自体拒絶していましたが、マイスペースで流れ流れてたどり着き、仙台にライブに行き、今日ネットで見たらずっと気になっていたCMソングの人ではないか!って..(ウェブデザイナー・女性)
◎リクエストにお答えいただきありがとうございました。山田さんは魔法使いだったんですね。(22歳・大学生)


最後の写真はSENDAI KOFFEEのイケメン店長田村さんと僕のラジオ番組「山田稔明の友好都市宣言」のディレクターだった前沢さん。また来年、今度は時をあけずに東北再訪します。終演後はホテルにチェックイン、お土産にいただいたずんだ餅がちょうどいい感じに自然解凍されたのを食べて就寝。

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2010年11月23日

CD マクロスF『cosmic cuune』

196623217作詞で参加させていただいたマクロスF(フロンティア)クリスマスコンセプトアルバム『cosmic cuune』が明日発売になります。今日夕方あたりからどこの大型レコード店にもきれいに展開されるのではないでしょうか。

前回のマクロスF関連アルバムでは「イゾラド」という曲を歌詞先行で書いたのですが、今回は菅野よう子さんのデモに言葉を並べさせてもらいました。真夏の酷暑のなかで書いたクリスマスソングです。

タイトルは「Merry Christmas without You」といいます。同じタイトルで年末にクリスマスイベントも開催されるそうです。作家陣に目をやると松本隆さん、銀色夏生さん、一倉宏さん、岩里祐穂さんと超豪華。濃密にコンセプチュアルでハイクオリティな作品に関わらせていただいて光栄です。

Another Works of Toshiaki Yamada、ぜひチェックしてみてください。


マクロスFポータルサイト
マクロスF『cosmic cuune』  
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映画「レオニー」と札幌と高松

Photo 11月 23, 0 46 39自分のライブが終わると必ず映画を映画館で観たくなるのはなんでだろう。何かのバランスをとろうとしているのかもしれません。観ると決めていた映画「レオニー」を観にいってきた。

日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれた芸術家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモア。20世紀初頭を生き抜いたその波乱の生涯を、日米両国を舞台に描く」という内容の映画。

今年の夏、札幌でのライブの後に氏が設計したモエレ沼公園を訪ねて以来「イサム・ノグチ」という芸術家への関心がむくむくと芽生えて、先月高松でのライブの前にイサム・ノグチ庭園美術館に心を打ち抜かれた僕がこの映画を観ない理由はないのです。

知らないことを知ること、それは自分の“平凡な毎日の暮らし”に様々な遠回りや袋小路を増やす作業である。僕はこの秋のツアーでいろんな気持ちや思いを吐き出したが、またこの映画を観て大きく息を吸い込んだような気がしている。

イサム・ノグチの父、野口米三郎がイサムの母レオニーに捧げた作品が「巡礼(The Pilgrimage)」だと劇中で知ったときに「は!またなにかとなにかがつながっていく!」とどきどきしました。

とにかく、高松の人と札幌の人にはマストな映画といえるのではないでしょうか。もっといろんなことを知りたいと思いました。僕の作業机の目の前には夏のモエレ沼公園のポストカードが貼ってある。これを見つめながら僕は8月の作曲期間を過ごしたのでした。

  
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2010年11月21日

夜の科学 in 仙台

9都市ツアー終了しました!ありがとうございました。


2010.11.20 仙台SENDAI KOFFEE CO.

1.手と手、影と影
2.平凡な毎日の暮らし
3.clementine
4.クレールとノアール

5.home sweet home
6.アップダイク追記
7.ココロ/コトバ

8.coffee
9.夢のなかの音楽

10.自転車で追い越した季節
11.シネマ
12.7th avenue
13.僕たちのニューアトラス

14.glenville
15.光と水の新しい関係
16.houston!

17.hanalee
18.歓びの歌

EN
19.些細なことのように
20.SING A SONG
21.hummingbird  
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2010年11月19日

明日は9都市ツアー最後の仙台公演です

IMG_2334週末のライブの旅に出かける前にかならずやること、それは掃除。歌を歌ってクタクタになって帰宅したときに部屋がしっちゃかめっちゃかだとホントに打ちのめされるのだ。帰ったら部屋が整然としてて「もう寝てしまっても大丈夫ですよ」というふうだと救われる。

もちろんライブの準備をあれこれやりながら。明日行く仙台は2000年頃、ひとつきに2回ラジオ収録に通っていた街です。新幹線で、マネジャーも同行せずレギュラー2本録りの日帰り。そのころ僕はおしゃべりがとても下手だったのでうろうろと遊んでいる時間はなく、楽しみといえば仙台駅にあるトライアングルというお店でスープスパを食べることでした。美味しかったな。仙台駅を利用して明日来られる方はタイミング合えばぜひ。

思えば昨年父親と東北旅行したときに仙台には一瞬立ち寄り、すっと松島の方へいってしまったので仙台の街は久しぶりで、とても楽しみ。父親は牛タンを「かたい。いらん」と僕に押し付けたが、明日も久々に牛タンを食べるのだろうな。

当時のラジオ番組のディレクターさんに教えてもらった牛タンのおいしい店は「牛タン料理 雅」と「利休」(雅はお値段高めだそうです)。鮮やかな蛍光緑、ずんだ餅もはずせないでしょう。昨年仙台駅で乗り換えのときファーストフード風のずんだ餅カフェがたくさんあってびっくりしました。で、お土産は「萩の月」か。

食べ物の話ばかりですが、仙台って“ルーズソックス”と“冷やし中華”の発祥の地だ、という噂を聞いたことがあります。杜の都、楽しい旅になればいいなと思います。ラジオ番組をやっていた頃の、街づくり3部作の歌とか冬の歌とかセットも衣替えして挑もうと思います。お楽しみに。


11月20日(土)@ 宮城 仙台 SENDAI KOFFEE CO.
夜の科学 in 仙台〜秋の夜と荒城の月
open 18:30 start 19:00 adv.3,000円(1ドリンク代別途)


デビュー当時から縁のある杜の都仙台にて弾き語りイベント“夜の科学”開催決定。
2003年のインストアをはさみますが2001年のMACANA以来の来仙公演となります。
新旧楽曲からリクエスト曲、カバーまで?充実の内容に乞うご期待!

恒例のポストカード企画はクリスマス編を募ります。
ご住所お名前を明記し切手を貼ったハガキを終演後のアンケートと一緒に
提出、あるいは山田にお渡しください。クリスマスの頃に手描きの返事が届きます。

RESERVEフォームにて受付中
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4

info;SENDAI KOFFEE TEL 022−224-7403
http://purple.ap.teacup.com/sendaikoffeeco/
〒980-0821宮城県仙台市青葉区春日町4-25パストラルハイム春日町1F

※下の写真はSENDAI KOFFEE店内。どんな場所かわくわくします。

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夜の科学“瀬戸内ツアー”ダイジェストムービー

明日の“9都市ツアー”最後の仙台SENDAI KOFFEE CO.を前にして
先日の加古川・高松・徳島の瀬戸内ツアーダイジェストをご覧ください。

明日仙台でお会いできる皆さん、楽しい一日になりますように。

  
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2010年11月17日

雑感いろいろ【1週間まとめ】

IMG_2340加古川四国から帰ってきてバタバタ、いろいろうろうろしていました。

まず、aalto coffeeとのイベントでお世話になったmillebooksの藤原さんと打ち合わせ、吉祥寺のmoiでお茶しようと思ったら店長風邪とのことでスタバでコーヒーを。来年に向けてのたくさんの楽しそうな話。カレーの本と青柳拓次さんのエッセイ集をいただく。millebooksのどの本も手に取ると気持ちいいから不思議。

ヨドバシカメラの家電売場をふらふらしていたら中学時代の同級生まっけんから電話、誘われて夕方から池袋ヤマダ電機総本店のテレビ売り場へ。地デジとかエコポイント云々とかあって、今、世の中のテレビ売り場はすごいことになってるのな。その壮絶な売り手と買い手のやりとりに唖然としてしまいました。

翌日、映画撮影現場を見学に行って、打ち合わせ。ピリピリと緊張感のある雰囲気はモノ作りへの熱心さを映す鏡である。その足で久々に『pilgrim』『home sweet home』の共同プロデューサーであるYAMACHIさんに会い、自宅制作環境の相談。

IMG_2347その流れで翌日には渋谷で音源関連のソフトウェアを購入し、ひたすらHDDにインストール作業。しばらく録音作業から遠ざかっていたが今週から新しい歌のデモを録るのだ。とてもわくわくする。

その翌日は世田谷の巣巣dans la natureのマフィンカフェを覗きにいく。ようやくあいざわさんのマフィンを食べることができた。巣巣で売っていたバリのうさぎ、買って帰ったら猫が興味津々。

巣巣から蔵前アノニマスタジオのmillebooks「東京カレー旅行」出版記念イベントへ。期せずしてmona recordsのチキンカレーで出店の行さん、Quinka, with a yawnミッコちゃん、そして久しぶりに柴崎友香さんまで遭遇してビックリ。みんなカレーの香りに引きよせられたのか。in-kyoの中川ちえさんともまたお話できた。

IMG_2351翌日、香川の岡製麺所からうどんが届く。僕が注文した以外におまけまでつけてもらった。夏はぶっかけで食べたが寒くなったので温かい肉うどんをいただいた。美味しい。しばらくうどん生活。引き続き自宅録音環境整備期間。

翌日、映画「マザーウォーター」をバウスシアターで観る。平日なのに結構なお客さん(年配の方多かった)。ある意味安定感さえあるジャンルムービー、100分の時間が150分に感じる。これは映画館で観ないと、テレビやDVDで観たら僕は確実に寝てしまうだろう。観てよかった。最後の大貫妙子さんの歌に静かに感動。

吉祥寺から渋谷へ移動してLIBROにてリリー・フランキーさんのエッセイ集「エコラム」発売記念サイン会。10月の終わりにお台場のイベントでもサインをいただいたが、ファンは行けるものにはすべて行かないといけないのだ(サイン会の整理券をもらうために買った2冊目の「エコラム」は徳島の庄野さんにプレゼントした)。今日も素敵なリリーさんだった。2回目の猫の絵を書いてもらった。

平凡な毎日の暮らし、繰り返すカタチ。塗り絵の色は、自分で塗るのだ。

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2010年11月16日

情報いろいろ

ymd_autumnたくさんのお申込をいただいた夜の科学32ですが、2日目12日(日)はキャンセル待ちでのお申し込みも締め切らせていただきます。11日(土)に関しては若干数のキャンセル発生等の可能性があります。

ステージに色を添えてくれるゲストの紹介を。11日(土)は2人のマルチ・インストゥルメンタリストを迎えます。ご存知イトケンさん(d.v.d.、harpy、トクマルシューゴ etc,)とfishing with john 五十嵐祐輔くん。おもちゃ箱的なライブを。

12日(日)は3ピースのロックバンド編成で。ドラムに杉野寿之さん(ゴスペラーズ、元ちとせ、上野耕路アンサンブル・オーケストラetc)、ベースに海老沼崇史くん(タオルズ、青葉ユウゴ etc)という5月Que“Smoke Singals”以来の師弟リズム隊。僕にエレキを持って歌うことを強く薦めたのは杉野さんなのである。


そして11月26日(金)は古くからの友人SSW林邦洋くん率いるピクチャーズのアニバーサリーイベントにゲスト出演することになりました。代々木ザーザズーのステージは初めてなので楽しみです。

そして今週末はいよいよ9都市ツアー最後の地、仙台SENDAI KOFFEE CO.です。リクエストなどあればコメントください。もちろんポストカード企画(クリスマス編)やります。お名前ご住所を明記したハガキを終演後アンケートや僕へのメッセージとともに提出ください。クリスマスの頃に手描きの返事を出します。

いよいよ肌寒くなってきたので仙台からは秋経由、冬の歌も歌い始めることになります。2010年はまだ40日以上ある。思い出を増やすには充分な日数です。たくさんの皆さんに会えることを楽しみにしています。



※間違っていた日付訂正しました。ご指摘ありがとう。  
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2010年11月14日

夜の科学“瀬戸内ツアー”日記(DAY4;11月8日)

金曜日の加古川から始まった“瀬戸内ツアー”、月曜日のこの日は東京へ帰る日。

旅の終わりがさびしいという以前に、とにかく朝起きるのがつらかったな。そんな朝には濃いコーヒーが飲みたくなるのだ。11時にチェックアウトしてアアルトコーヒーにコーヒーを飲みにいく。庄野さんは意外とさっぱりした顔でそこにいました。

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day4_5いつも僕が吉祥寺で買うのはaaltoの“アルヴァーブレンド”という豆なのだけど、この日は庄野さん本人に“アアルトブレンド”を淹れてもらう。とても美味しい。

僕は蔵前のイベントで庄野さんからコーヒーの美味しいいれ方を教わって以来コーヒーメーカーをしまってしまい、すべてハンドドリップでいれるようになった。僕のようにライブ以外基本的に家で仕事をしている者にとってはそういう時間の仕切り方がとてもいいということに気がつきました。

結局数時間お店に居座って来年春くらいまでのaalto計画を聞かせてもらったが、今からわくわくするばかり。またいろいろ一緒に大人の遊びをしたいなと思います。庄野さんとは話が合う。話が終わらない。この年になっても気の合う友だちってできるものなのだな。

飛行機の時間まで少しあったので昨日お世話になったcue!という雑貨屋さんをのぞく。唸ってしまうほど自分の好きなモノがたくさんあって散財してしまいました。偶然にも“HOME SWEET HOME”と書かれたカードを見つけて嬉しかった。お近くの方はぜひ。


今回の瀬戸内を巡る旅はとても充実したものでした。まずは古巣の加古川チャッツワースで深く息を吸い込んで呼吸を整えて、素潜りのように手探りで初めての四国、高松に辿り着き現在位置を確認して、しっかり地図を眺めながら徳島で思い切り息を吐き出した。そんな感じ。また中国地方と絡めて旅回りをできたら、と思っています。

今回加古川から力強いサポートで同行してくださったチャッツワース岸本夫妻に最大限の感謝を。僕は行きと帰りの飛行機のチケットしか押さえずに旅に出て、とても楽をさせてもらった。声を枯らすことなくすべてのステージで自分が歌いたいように歌えたのはそのおかげだ。

この4日間本当に皆さんありがとうございました。

次の旅は東北仙台です。杜の都で新しい皆さんと会えることを楽しみにしています。

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夜の科学“瀬戸内ツアー”日記(DAY3;11月7日)

day3_7day3_6高松の夜は明けた。2晩続いた150分のライブで疲れているはずなのに「でもやるんだよ」という感じで足が前へ前へ進む。

きっとこれが旅の魔法というものだ。その終わりが近づくほどになるべくたくさんのものを見てたくさんの場所を訪問したいという気持ちがわいてくる。

10時にチェックアウトして昨日立ち寄れなかった北浜アリーへ赴く。ここは高松市北浜町にある古い倉庫をリノベーションした複合商業施設で、独特の佇まいが目をひく。

おどろくほどたくさんの雑貨屋、ギャラリー、レストランにカフェが並ぶ。特にジャンル豊かな雑貨の品揃え、雑貨好きにとって天国のようなエリアだといえるだろうな。目指したのはumieというお店。赤さびたトタンの倉庫の階段を登ると広い雰囲気のいいカフェがそこにありました。


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day3_5店内には雑然と本が積み上げられ、一冊面白いやつを見つけたら時間を忘れて読みふけってしまいそうな心地良さ。

とても色鮮やかなモーニングセットをいただく。結局予想以上に長居してしまい、駆け足で周辺のお店を駆けまわってなんとか気が済んだ。さらば香川、今思えば屋島にも行ってみたかった、と思うし、何よりもカフェアジールを紹介してくれた岡製麺所に肉うどんを食べにいく計画をスケジュールの都合で断念。次回は必ず!



そして一路、徳島へ。雲行きが怪しくなりフロントガラスにはポツポツと雨粒も。もう少しだけ我慢して!と願いながら僕らの車は大きな吉野川を越えてゆく。


day3_8day3_9午後早くに到着した徳島キャッチギャラリー。この日のイベント、実は僕はどういうことになるのか全然予想がつかないままの現場入りだった。

僕のライブは14時開場16時開演、並行して“ニサンジカンクライノツドイ”は正午からすでに始まる、という事前情報を聞いてもイメージを掴めなかったのだけど、たどりついた会場はすでにたくさんの人で盛り上がっていた。

会場の写真でも伝わらないと思うのだけど、階段でつながる3つのフロアがあって、そこで作家さんがワークショップをしていたり、おでん屋さんの出店があったりレコードを回しているDJがいたり弾き語りをしているシンガーがいたり。

そして一番上のフロアはカフェになっていてaalto coffe庄野さんが“アップダイク・ブレンド”というコーヒーを一杯ずつハンドドリップでいれていた。そこが僕の歌うステージになるのだった。ああ、今日もまた面白い一日だなあ、という思いを通り越してリハの段階で「ああ、今日の日が終わってしまったらさびしいなあ」とさえ思う。

開演前にはお客さんでいっぱいになった会場。正直言って初めて訪れる街でこんなにたくさんの人たちが歌を聴いてくれるとは思ってもいなかった。すでにとても幸せな気分でステージへ。昼から夕暮れ、そして夜と3つの風景が窓の外に。

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僕の歌を初めて聴く人もたくさんいて、とても新鮮な気持ちで言葉をはっきりと発音するように心がけて歌いました。庄野さんからのリクエストで予定になかった「街をゆく」を。「カフェの厨房から(コーヒー編)」も蔵前から発展したように思う。この日の「情熱スタンダード」はすごくいい響きでした。


この日のアンケートからいくつか紹介します。

◎「些細なことのように」で撃沈しました・・・。(42歳・女性)
◎初めて聴く曲でこんなにもいいなあ、好きだなあと思えることってそうそうないです。(自営業23歳)
◎すっかり曇ってしまった窓を見てこの部屋は外より温かいのだなあと、それが一番の発見でした。(33歳)
◎心がゆるやかになる日曜日が過ごせました。またどこかで!(小学校の先生・23歳)
◎来春から新しい生活が始まる前に「情熱スタンダード」が聴けたことは私の心の中に深く刻まれました。(広島県・34歳女性) 



この日もたくさんのサインと握手。CDが飛ぶように売れてびっくりしました。ありがとう。

day3_16day3_17そこからYRG CAFEという素敵なお店に移ってたくさんの皆さんと打ち上げ。ニサンジカンクライノツドイに参加されていたスタッフの方たち、まさにチームaaltoと呼ぶべき仲間たちと楽しい時間。

確かライブ撤収が20時で日付が変わっても饗宴は終わらなかったような気がする。僕もようやく気兼ねなくビールだワインだと楽しく思う存分おいしいお酒を味わいうことができました。ホテルにいつどうやって帰ったのか。

とにかくaalto庄野さんとの出会いから「ぜひ四国でライブをやりたい」という希望を半年かけて実現させた今回のツアー、3日目のライブも大盛況のうちに終了したのでした。

この日出会ったたくさんの皆さん、歌を聴いてくれた皆さん、遠くから近くからわざわざ足を運んでくれた皆さんに大きな“ありがとう”を。  
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2010年11月13日

夜の科学“瀬戸内ツアー”日記(DAY2;11月6日)

day2_2day2_1初日加古川でのライブから一夜明け、この日はいよいよ四国へ。思えば今年の5月のレコ発の翌日思い立ってチャッツワース岸本夫妻の車で出かけて以来「加古川起点で四国ツアーに一緒に回れたらいいですねえ」と話ていたことが、たった半年でいよいよ実現する。

山陽自動車道をまず岡山へ。倉敷をジャンクションして瀬戸大橋を渡るルート。奇しくもこの秋倉敷に足をつっこむのは3度目、いよいよ“通り過ぎる街”になってきた。

瀬戸内海が見えてくるとテンションが上がってくる。海のない、山の田舎で育ったからか僕は海を見ると外国に来たような異邦人感を感じるのだ。

海の青の向こうにうっすらと浮かぶ島々、工業地帯、右も左も見渡すかぎりの青。与島PAで車を停めてしばし休憩。太陽が眩しくて何度もくしゃみがでる。瀬戸大橋の大きさよ。瀬戸内海の美しさよ。言葉数も少なくなってただただ景色を眺めさせる魅力がある。

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day2_3day2_5瀬戸大橋は1988年春に開通した岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ橋。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジと“姉妹橋”だそうで、そのシルエットは“銀色のゴールデンゲート橋”という趣があります。

鉄道と車が併走する眺めはとても壮観。普段パーキングに寄るとお店の中に入ってお土産をひやかしたりするのが常なのに与島PAではずっと外で景色を眺めていました。ぐるっと見渡すパノラマの美しさ。

瀬戸大橋由来のゆるキャラは「わたる」くん、TVチャンピオンのゆるキャラ王選手権で全国チャンピオンになった猛者。橋を渡ると確実に景色のチャンネルが変わった。遠くに見える山々のかたちが三角、まさに“おむすび山”という感じ。いよいよ四国に突入。

いくつか見たい場所をリストアップ、まずは港のほう、北浜アリーというエリアを目指すも駐車場がいっぱいでどこにも停められず。時間を無駄にしないようにと次の目的地イサムノグチ庭園美術館へ。今年の初夏にイサム・ノグチが設計した札幌のモエレ沼公園を訪れて以来なんとしても行きたかった美術館。見学できる日が限られ、さらに往復はがきで申し込まなければならないという関門を越えてようやく辿りついた(実は辿り着く前にカーナビに迷わされたが怪我の功名で山田屋うどんを発見した)。

day2_8day2_7果たして辿りついたイサム・ノグチ庭園美術館はその後の僕の背筋をすっと真っ直ぐ矯正するようなひとつのブレもない澄み切った宇宙だった。すべてがでこだわりの意匠で配置された空間に感動。写真には映らないひんやりとした熱情がそこにはありました。

おなかもペコペコでくたびれた足で山田屋へ。ここは水曜どうでしょうの四国八十八ヶ所で登場する有名店。今回の旅で残念だったのはうどん製麺所的なお店でうどんを食せなかったことでしたが、ここのぶっかけは疲れた僕らを満足させるものでした。

とっぷり日も暮れて、予定より遅れてカフェアジールへ。店長の倉橋さんが迎えてくれる。予想以上のとても雰囲気のいいお店。離れのギャラリーとウッディーなカフェ。急いで会場設営。リハもそこそこにその瞬間の気分でセットリストを考えながら開演まで。


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day2_13day2_12この日はとてもひっそりと親密なひそひそ話のように穏やかなライブだったような気がします。

四国初めてのライブ、意外なくらい冷静に演奏できて言葉を噛み締めながら歌いました。そしてお客さんも言葉を噛み締めるように聴いてくれていたような気がしました。

終盤で歌う「些細なことのように」のときに、どこの会場にも泣いてうつむいている人がいる。僕が僕の気分を言葉にした歌だけども、それが歌として僕から発せられたときまた別の感情と合致して気持ちの渦のようなものができるのを、秋になってから僕は微笑ましく楽しんで眺めている。この日もそうでした。

終演後たくさんのサインと握手。この場所でのイベント実現を可能にしてくれた岡さんにも感謝。スタッフの子たちもみんないい子たちでした。


この日のアンケートからいくつか紹介します。

◎ライブの中でお話された「昔好きだったものを思い出す時間」ということ、最近よく思うことです。教員をしているので毎日子供たちと接しているといつの間にか大人側に鳴っている自分にびっくりします。(31歳・教員)
◎本当に素敵な時間をありがとうござました。5年前からファンですが初めて生で歌を聴きました。今の悩みは大学4年の娘の就職が決まらないことです。(高知県・48歳・主婦)
◎めちゃくちゃ良かったです!私は香川県の山の上のほうの高校に通っています。毎日チャリを頑張ってこいでいます。最近進学のこととかをかが得ているのですがなかなか難しいですが、将来は外国へ行くのが夢です。(16歳・学生)
◎山田さんの歌は新月のような黒を満月にしてくれるようです。気持ちが「助かった」と言っています。どうもありがとう。いつもありがとう。(広島・事務職)
◎「雨の夜と月の光」は結婚式の最後に明るい未来を思い描いてかけた曲なので、目の前で歌ってもらえて幸せでした。(香川県・32歳)



day2_14day2_15終演後、店長の倉橋さんと長話。香川、特にカフェアジールのある仏生山という街の再生計画、とても興味深い。イサム・ノグチ美術館や瀬戸内のアートシーンとの繋がりなど尽きない話、この出会いは大切なものになりました。

カフェアジールと同じ設計士さんの手による仏生山温泉を強く薦められ、一緒に温泉をいただく。こんなおしゃれなお風呂見たことない!という感じ。お湯は柔らかく肌がすべすべに。

東京を離れていつも思うのはその土地その土地に東京には絶対ないようなとても贅沢な空間がある、ということだ。この日は車に揺られ、歩きまわってくたびれて、2時間歌を歌って朦朧としているはずなのに、とてもすっきりとした足取りで宿に辿り着きました。

一期一会の素晴らしい旅、2日目終了。

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2010年11月11日

夜の科学“瀬戸内ツアー”日記(DAY1;11月5日)

kobe3kobe2秋の“home sweet home tour”も折り返し地点をUターンして兵庫は加古川からデビュー以来未踏の地、四国へ。

別称“瀬戸内ツアー”と呼んだこの旅では、加古川チャッツワースの岸本さん夫妻が加古川以降の高松徳島への行程を車で同行してくれるということになっていたので、今回は音響機材やキャリーバッグなどはすべて宅急便で加古川へ発送しそれを車で持ち回ることにし、僕は空路、アコギとエレキとウクレレを持って羽田から神戸に向けて出発。


東京も神戸も快晴、幸先がいい。三宮でいったん降りて久しぶりにステーキランドKOBEで980円の神戸牛ランチ。ここは初めて加古川に来た2008年2月に評判をききつけて飛び込んだお店だ。じゅうぶんすぎる腹ごしらえをして加古川へ。

前回春にきたときには1階店舗はまだ内装工事も入らないむき出しのコンクリート空間だったが、駅前から歩いてチャッツワースに辿り着くと「わああ」と声を上げてしまうくらい立派なカフェが出来上がっていた。岸本さんに迎えてもらう。取り扱っている雑貨も可愛いし、こんなお店が近所にある地元の皆さんが羨ましい。

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今回aalto coffeeとチャッツワースと僕とでコラボレーションした“ネコ缶”にあわせて調合された“milk moon blend”という紅茶をいただいたが、とても香りが良くて飲みやすかった(今朝自分で淹れてみても美味しかった!)。新しい若いスタッフたちが増えていてとても不思議な感覚。2階はおなじみの雰囲気。東京から持ってきたLEDライトや星の照明でいろいろ飾ってみた。常に新しいことにトライするのが成長なのだ。

そしてソールドアウトの会場で“夜の科学 in 加古川〜琥珀色の夕暮れ”スタート。

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お茶、コーヒーに続き紅茶バージョンの「カフェの厨房から」をこの日のためだけに歌った。僕の歌のなかでも数少ない紅茶が出てくる「レモンひときれ」も。そういえば「平凡な毎日の暮らし」は尾道観光をしたことがきっかけでできた歌だったが、そのとき一緒だった岸本さん夫妻はどう思っただろうか。

kkgw5新しい歌もとても評判がいい。初めて聴く曲を「いい」と言ってもらえることは作家としてとても嬉しい。歌詞カードも見たことのないまったく形のないものを記憶にとどめようとこっちに向かってくるみんなの意識が嬉しいのだ。



この日のアンケートからいくつか紹介。

◎やっとチャッツワースに来られました。星のライト素敵だなあと思っていたらなんと持参されたものとは(驚!)音もすごく良くて岸本さんがスピーカーマニアだということがよくわかりました(札幌・女性)
◎昔の楽曲がたくさん聴けて嬉しかったですが新曲もどれもよくて、特に「houston!」の“僕らは今、僕らは今”というフレーズにいろんな意味が込められてそうで、大好きです。(電力会社勤務・20歳)
◎今回初めて山田さんのライブにきました。ネットやYouTubeで聴くよりだんぜん生のLIVEがイイ!(会社員・女性)
◎最近仕事で少し嫌なコト続きだったのですが、今晩でリセットできました。楽しかったです。(36歳・公僕)
◎今日は疲れた心をなぐさめて欲しくて来ました。帰りは来た時より元気になれました。(36歳・会社員)
◎最近弱っていましたが音楽で心がじんわりしました。山田君の音楽は止まり木ですねー。(31歳・会社員)



kkgw6みんな疲れたり悩んだりくたびれたりしてるんですね。あなただけじゃないよ他の人もだよ(僕もそうだ。だからなんとかやっていこうぜよ)と言葉を返したい。

何年か前に“癒し系”という言葉が流行ったときに、そう呼ばれるのがなんとなく嫌だったんですが、みんなが僕の音楽を聴いて英気をやしなったりちょっとすっとしたりするのなら僕は今こそ“癒し系”を買ってでようと思いますよ。疲れた人は僕の歌を聴きにきてください。たくさんの方のご来場に感謝します。

終演後は1階でサインと握手。たくさんネコ缶を買っていただき感謝。チャッツワースが用意した“milk moon blend”も完売してしまいました。打ち上げでおいしい料理をいただきお酒もおいしいが、これからもう2日150分のステージをこなすと思うと気が引き締まる。そうそうにホテルへ帰って就寝、快調な旅初日でした。

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Thank you! Sold out!

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たくさんのお申込をいただき山田稔明“夜の科学32”2daysは
両日とも定員に達しました。SOLD OUTとさせていただき、
以降キャンセル待ちでのお申し込みのみ受け付けます。
楽しいツアーファイナルになりそうです。ありがとう。

特設メールフォーム  
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2010年11月10日

2010年をしめくくるツアーファイナル今晩受付開始

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東京を出発して札幌、静岡、名古屋、京都、大阪、加古川、広島、福岡、佐賀、香川、徳島、
そして宮城仙台を残す2010年の“home sweet home”ツアーを締めくくるFINAL2days。
場所はもちろん“home”とも言うべき恵比寿天窓switchです。今日の21時から予約受付開始。

日替わりのゲストを迎えて新しい曲もセッションできたらと思っています。ゲストは今年お世話に
なったあの人とあの人とあの人とあの人を予定しています。詳しくは追ってお知らせする予定です。

今年は歳末ビンゴ大会的なお楽しみもやってみようかなと思っています。僕は12月8日にひとつ歳を
とるので晴れて37歳としての門出ライブとなりますよ。ぜひ近くからも遠くからもご来場ください。



GOMES THE HITMAN.COM presents
夜の科学vol.32〜十二月の化学反応
2010年12月11日(土)/12月12日(日)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、両日ともにゲスト有
18:00開場/18:30開演/前売¥3,500(1ドリンク代別途)
※11月10日(水)21時よりオフィシャルサイト特設フォームにて予約受付開始


2009年『pilgrim』2010年『home sweet home』と続いた“旅路と家路”、
今秋のツアーを総括するツアーファイナル、山田稔明37歳になって初めての
ソロワンマン“夜の科学”、日替わりゲストを迎えての2days公演開催が決定し。
ACOUSTICな11日とELECTRICな12日、さらに今年はささやかなビンゴ大会も予定。
今年1年の感謝をこめて両手に抱え切れない音楽空間を。さあ、年末だよ、全員集合!


夜の科学メールフォーム→http://www.gomesthehitman.com/live/order/gth_order_1.html
※携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「ご希望日/お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887
http://www.otonami.com/ebisu/news/
  
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2010年11月09日

非日常の続きの日常

IMG_2276IMG_2271楽しみにしていた加古川、高松、徳島の瀬戸内の旅から東京の武蔵野に帰ってきて、ぼーっとするヒマもなく、いろいろ忙しく歌詞を書いたり劇伴仕事の準備をしたり12月の“夜の科学”のための作業をしたりしています。ライブの写真や今回の旅日記にもなるべく早くとりかかりますのでたびたびこのブログを覗きにきてください。

3日間が何百時間にも感じるような、とても刺激的な週末でした。たくさんの人と知り合って言葉を交わした。いろいろ感じ過ぎて言葉がまとまらず、チャッツワースにもカフェアジールにもチームaalto coffeeにも御礼のメールをまだ書けないでいます。遠くから観にきてくれた人、5年、10年と念願だった生の山田稔明の歌に感動してくれたかの地の皆さんどうもありがとう。また来年元気で会いましょう。

高松について、港のほう、北浜アリーを歩いたときに会った猫2匹に翌日も再会することができた。旅先で猫に会うとどうしても近づいていってしまうのな。ああ、猫はスッとしてて凛々しくてかわいいな、と思うのだけど旅が終わって家に帰ってくると「どこの猫よりもうちの猫が一番かわいいいなあ、やっぱり」と感じ入ってしまうのだ。

明日10日21時から恒例の歳末“夜の科学 vol.32”の受付が始まります。日替わりでゲストを迎えて新しい実験をやったり、今年はビンゴ大会的なこともやってみようかなと思います。皆さんの気長で辛抱強く、心強い協力とサポートに感謝をこめて。

pochi_2010autumn
  
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2010年11月08日

加古川、高松、徳島の“夜の科学”終了

とても充実した3日間でした。ご来場の皆さん
お世話になったスタッフの皆さんに感謝します!


2010年11月5日(金)@兵庫 加古川チャッツワース
“夜の科学 in 加古川〜琥珀色の夕暮れ”


1.harvest moon
2.平凡な毎日の暮らし(new)
3.home sweet home
4.夏の日の幻

5.アップダイク追記
6.夕暮れ田舎町
7.glenville

8.魔法があれば(new)
9.夢のなかの音楽(new)
10.カフェの厨房から(紅茶編・new)
11.レモンひときれ

12.言葉はうそつき
13.光と水の新しい関係(new)
14.忘れな草
15.houston!(new)

16.hanalee
17.歓びの歌

EN
18.些細なことのように(new)
19.SING A SONG
20.hummingbird(new)



2010年11月6日(土)@香川 高松 cafe asile
“夜の科学 in 高松〜隠れ家のコンチェルト”


1.手と手、影と影
2.clementine
3.クレールとノアール

4.home sweet home
5.アップダイク追記
6.オレンジ〜真実
7.午後の窓から

8.glenville
9.夢のなかの音楽(new)
10.雨の夜と月の光

11.光と水の新しい関係(new)
12.houston!(new)
13.hanalee
14.歓びの歌

EN
15.些細なことのように(new)
16.SING A SONG
17.hummingbird(new)



2010年11月7日(日)@徳島 キャッチギャラリー
“夜の科学 in 徳島〜おいしい音楽の入れ方教室”
ニサンジカンクライノツドイ


1.手と手、影と影
2.clementine
3.home sweet home

4.アップダイク追記
5.夕暮れ田舎町
6.街をゆく

7.coffee
8.カフェの厨房から(コーヒー編・new)
9.夢のなかの音楽(new)

10.glenville
11.情熱スタンダード
12.光と水の新しい関係(new)

13.houston!(new)
14.hanalee
15.歓びの歌

EN
16.些細なことのように(new)
17.SING A SONG
18.hummingbird(new)  
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2010年11月04日

明日から加古川、高松、徳島の旅

DSC04496先々週は日本海を気が済むまで眺めてきましたが、今週末はいよいよ瀬戸内海をはさんで兵庫は加古川、四国に上陸して香川高松と徳島に歌いにいきます。

加古川はおなじみ英国菓子と紅茶のお店、チャッツワース。オリジナル“ネコ缶”にチャッツワース特選のブレンド、名づけて「milk moon blend」をつけた限定セットを用意していただいた。「茶葉の中に黄色いカモミールの花を月のようにちりばめた!」とのことです。そして限定20食の“栗ごはん、かぼちゃグラタン、鶏肉のきのこソースかけ、サラダ付きの1プレートディナー(?1000)”もぜひ。本当にチャッツワースの料理は美味しいので一度でいいから食べて欲しい。チケットはソールドアウトしていますが当日券やキャンセル待ちなどは直接お店にお問い合わせください。

デビュー以来10余年、ライブはおろかキャンペーンでさえも足を踏み入れたことのない四国。まずは香川高松カフェ・アジールで初めて歌を歌います。ここのご飯やスイーツもとても美味しそう。夕方までは通常営業をされていると思うのでぜひチェックしてみてください。イサム・ノグチ美術館や金毘羅さん、屋島に法然寺と見所もたくさん。うどん情報としては岡製麺所鶴丸のカレーうどん、根っこ



ねこ缶そして先月東京蔵前でご一緒したaalto coffee庄野さんにコーディネートしてもらった徳島キャッチギャラリーでのライブ。僕のライブに関しては14時開場16時スタートとなっていますが庄野さんたちが定期的にやっている「ニサンジカンクライノツドイ」という、いろんなジャンルの作家さんたちがワークショップをしたり物販をしたりという集いがお昼くらいから始まっています(長い一日になりそうでワクワクする)。dans la natureの美味しいお菓子も出張するみたいです。ライブの時間設定に関しては「ぽっかり切り取られた窓から夕焼けを見て夜になるという風景と共にライブが進んでいくと幸せだなあと思って」という庄野さんの目論見があるようでとても楽しみ。オリジナル“ネコ缶”につく庄野さんの豆は「アップダイクブレンド」という名前になります。

とにかく3日間72時間では足りないくらいの風景と音楽と人との出会いが待っている旅のような気がして早々に旅支度をまとめています。リクエスト曲、聴きたい歌があればコメントください。ポストカード企画“クリスマス編”も募ります。お名前ご住所を書いたハガキをライブ終了後アンケートや僕へのメッセージと一緒に提出してください。クリスマスの頃に返事を書きます。

CDやTシャツ、ツアー限定CDR「bon voyage ep」もたくさん持っていきますのでオリジナル“ネコ缶”ともども宜しくお願いします。小銭の準備にご協力ください。ライブ後のサイン会も予定しています。たくさんの人と会って握手するのを楽しみにしています。遠くから近くからご来場を心よりお待ちしています!


11月5日(金)@ 兵庫 加古川 紅茶と英国菓子の店 チャッツワース
夜の科学 in 加古川〜琥珀色の夕暮れ
open 18:30 start 19:00 adv.3,500円(1ドリンク代別途)
Thank You SOLD OUT!キャンセル待ちを受け付け中
→Tel.079-420-1707(9:00〜20:00 火曜定休
info;チャッツワース (http://www.interq.or.jp/www-user/chatea/top.htm
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
TEL 079-420-1707
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11月6日(土)@ 香川 高松 Cafe asile(カフェ・アジール)
夜の科学 in 高松〜隠れ家のコンチェルト
open 18:30 start 19:00 adv.3,000円(1ドリンク代別途)
※駐車場の数に限りがありますのでお車でお越しの方は
お申し込み時に「info@gomesthehitman.com」までご一報ください。
RESERVEフォーム、カフェアジールにて予約受付中
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;cafe asile TEL 087-889-1531 http://www.cafe-asile.net/
〒761-8078 香川県高松市仏生山町甲2507
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

11月7日(日)@ 徳島 キャッチギャラリー3階
夜の科学 in 徳島〜おいしい音楽の入れ方教室
“ニサンジカンクライノツドイ”
collaborated with aalto coffee
open 14:00 start 16:00 adv.3,500円(1ドリンク付)
RESERVEフォームにて受付開始
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;aalto coffee TEL 088-632-9088 http://aaltocoffee.com/
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2010年11月03日

12月の“夜の科学”は大感謝祭

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☆速報☆12月の“夜の科学”は大感謝祭2days開催です

GOMES THE HITMAN.COM presents
夜の科学vol.32〜十二月の化学反応
2010年12月11日(土)/12月12日(日)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、両日ともにゲスト有
18:00開場/18:30開演/前売¥3,500(1ドリンク代別途)
※11月10日(水)21時よりオフィシャルサイト特設フォームにて予約受付開始!


2009年『pilgrim』2010年『home sweet home』と続いた“旅路と家路”、
今秋のツアーを総括するツアーファイナル、山田稔明37歳になって初めての
ソロワンマン“夜の科学”、日替わりゲストを迎えての2days公演開催が決定し。
ACOUSTICな11日とELECTRICな12日、さらに今年はささやかなビンゴ大会も予定。
今年1年の感謝をこめて両手に抱え切れない音楽空間を。さあ、年末だよ、全員集合!

夜の科学メールフォーム→http://www.gomesthehitman.com/live/order/gth_order_1.html
※携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「ご希望日/お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887
  
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2010年11月02日

北陸2daysダイジェスト、ロードムービー

先週の北陸2公演の旅、富山と金沢のダイジェストムービーです。
秋以降、静岡のはこれで倉敷のはこれ、蔵前はこんな感じ
面白いくらいに毎回毎回違うライブになっています。

11月になってもツアーは続きます。今週末は加古川、高松、徳島と3つ。
ひとりでも多く会場に足を運びCDとは違う空気を感じてもらえたら嬉しいです。

ぜひ皆さんのブログで紹介したり友だちに教えたりして情報伝播にご協力ください。

  
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