2013年03月31日

2012年度最後の日にお知らせを

2013_05


2012年度最後の日になりました。とても長く、しかしあっという間の1年でした。明日から暮らしが変わる方も今まで通りの方もいらっしゃるでしょうが、桜も今年は長く持ってくれたのでみんな誰もが晴れ晴れとした気持ちでカレンダーをめくれますようにと願います。

大事なライブの発表を週明けにしようと思っていたのですが、エイプリル・フールと重なって「嘘だと思われて信用してもらえなかったらアレだなー」と思ったので先にここに記します。すでに発表になっている5月11日(土)愛知県蒲郡市での野外イベント“森、道、市場2013”にバンド編成で出演、加えてその編成で関西へ旅します。

この春のツアーのタイトルを“THE BANDWAGON spring tour”と名づけました。春の野外イベントから始まって関西、そして帰ってきて東京恵比寿でイトケンさん、安宅くん、fwj五十嵐くん、エビちゃんと僕の5人で今年初めてのフルタイムのライブを。今日はそのなかの蒲郡と大阪でのライブの詳細を。大阪でのライブ入場お申込みも同時に開始します。東京では5月3日にスペシャルな弾き語りのライブ(これも間もなく詳細お伝えします)バンド編成でのツアーファイナルは6月2日(日)になります。そして、その日がたぶん皆さんに新しいレコードを手にしてもらう最初の日になる、と思います(そうでありたいと祈っています)。

「2012年度中になんとか...」とMCで話してきた山田稔明の3枚目のアルバムは無事その年度内にすべての音を録り終わり(僕の気が変わり録り直したりしなければ、ですが)現在はミックス作業、マスタリング作業、アートワーク制作、流通方法の検討などを並行して行なっているところです。5月からのライブはアルバムが完成して初めて鳴らされる演奏ということになります。当初名前のなかったアルバムにはつい先週タイトルがつきました。僕がこれまでいくつかの歌で何度も「名前をつけてやろう」と歌ってきたように今回も名前をつけたのです。それも間もなく皆さんにお伝えすることに今からずっと心踊る気分でいます。もう少し待っていてください。




山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“THE BANDWAGON spring tour 2013”



“森、道、市場 2013”
5月11日(土)12日(日)@ 愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細はイベントホームページをご覧ください
http://mori-michi-ichiba.info/index.html





5月12日(日)@大阪 event space 雲州堂
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ“バンドワゴンの夜”


昨年秋以来の大阪、雲州堂でのライブは昨夏以来とステージで
大阪で初めての山田稔明バンド編成でのライブが実現します。
新作完成の勢いを受けて熱量の高い演奏を。乞うご期待!

19:00開場/19:30開演
前売り3500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964
  

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2013年03月30日

桜ひらひら



吉祥寺に住んでいて特権だなと思うことは井の頭公園にすぐ行けることだ。土日の休みは人混みがすごいので昨日、桜の見納めをしてきた。一部葉桜になっているエリアもあったが、まだまだきれいな桜の公園。宴会する人、夜の宴会のためにひとり場所取りして本を読んでいる人、すわってぼんやりしている人、ぼーっとしている僕、いろんな桜の愛で方がそこにあった。公園内のカフェに入ったらご近所の杉真理さんとばったり遭遇。「杉さーん!」「山田くーん!」とあふれる笑み。

帰宅後はアルバムのための編集作業、最後の歌を歌い終えた!と安心した瞬間にノドがいがいがとしてきて、急性咽頭炎に。この3ヶ月よく持って、よく鳴ってくれた。ありがとう。少しのあいだ休憩しようと思います。週末は声を出さずにひたすらコンピュータに向かう作業を。窓の外には向かいの庭の桜から花びらがひらひらと落ちていく様子が見えて風情がある。  
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2013年03月29日

たぶん、アメリカ人



昨日のこと、朝から夕方まで自宅でのレコーディング作業。長い長いトンネルの向こうに光が見えた。とても心地の良い闇でした。それは漆黒ではなく青い闇。もう少し続く行程、道行き。

夕方から写真を撮っている杉江篤志くんと待ち合わせ。誘ってもらった展示、友人が営む鎌倉の雑貨屋molnの看板を書いたイラストレーターさんのもので、いろいろな偶然が重なって面白かった(偶然は必然と隣り合わせる)。杉江くんは数年前の名古屋でのライブを観にきてくれたお客さんでくりっとした目がいつもキラキラしてる。彼がアメリカを放浪している期間に撮った写真がとても良くて、リアルタイムで更新されるInstagramを楽しみにしていた時期があった。アメリカから帰ってきた彼が名古屋で写真展を開くそう。「MAYBE AMERICANS」、なんでこのタイトルなの?と訊くと「確信はないけどたぶん写真に写ってる人はみんなアメリカ人なんです」と。彼が作ったZINEも手書きの文章の素晴らしい読み応えのあるものでした。愛知の皆さん興味ある方はぜひ足を運んでみてください。東京でも見たい。

夜になって新宿で高校時代の友人たちとの集まり。20年ぶりに会う人もいるがみんな変わらない。僕らは今年みんな40歳になるが、昔想像していた40歳とのイメージの乖離よ。想像はいとも簡単に外れるからもっともっと想像力を働かせないといけないな。高校時代と変わらないぎゃーぎゃー騒がしい飲み会、みんな赤い顔で帰っていった。  
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2013年03月28日

あやとりと折り紙



昨日のこと、昼からボーカルレコーディング、何度目かの録り直し、これが最後まで残ったトラック。終わらないあやとりのように去年の夏から続いてきた作業もいよいよ佳境。並行してマスタリングの作業も始まり、いよいよ、という感じ。ここ数年ずっとステージで歌ってきた歌もレコードになると思うといろいろ逡巡してしまうが、録音作業ももうすぐ終了。皆さんに早く良いお知らせができたなら。

夜から外出、楽曲プロデュースをしている二十歳の女性シンガーのライブへ。会場には音楽業界人がたくさん。この感じはいつもこそばゆいし、彼女を観るときはいつもそわそわするのだけど、昨日のステージではあらためて自分が書いた歌を「うむ、これ良い曲、良い言葉だな」と素直に思えたことが自分にとってのネクストステップだった、かもしれない。終わって打ち上げ、彼女がめちゃくちゃ小さな正方形の紙で折り鶴を折り、これはTVチャンピオンレベルでは?と盛り上がる。DWニコルズのメンバーや高橋久美子ちゃん、それにスタッフの皆さんと「ちょっとだけ」と言いながら結局終電まで、とても楽しい時間でした。

  
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2013年03月27日

雨の洞窟、桜のトンネル



昨日は終日録音と編集作業、今日はお昼からずっとボーカルの録り直し、リレコーディング。新しいレコードのための、これが最後の歌入れになる(はず)。昨日は外は明るかったが今日は暗い。どっちにしても遮光防音カーテンで部屋のなかは夜の雰囲気なのだけど。ちょっと気分転換に車で買い物に行って遠回りして通った桜並木はもう10年くらい毎年くぐるトンネルだが、今年もまだまだ花盛りで、雨の水分を吸ってもうひとふんばりしてくれそうだ。


“森、道、市場 2013”
2013年5月11日(土)12日(日)
愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細は「森、道、市場2013公式ホームページ」をご覧ください。

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2013年03月26日

雲雀、ごはん会



雲雀と書いてヒバリと読むのか。昨晩はお誘いを受けて実店舗を構えてから初めて、ごはん屋ヒバリに夕飯を食べにいった。セイコさんが営むごはん屋。ヒバリといえば僕にとっては一昨年のクリスマスライブのときにフードを提供してもらったときの真っ赤なビーツのスープが印象的なのだけど、昨夜はセイコさんの故郷の鳥取から取り寄せた食材での“鳥取ごはんの会”でした。

「ああ、やっぱり鳥取のらっきょうは美味しいな!」と唸りつつ、たべたことのない“いぎす”、豆腐ちくわ、新鮮なホタルイカや“イカのくちのフライ”など、未知の郷土料理にいちいち声をあげながら楽しい時間でした。断続的に雨が桜の花を濡らす一日でしたが、行きたかったお店についに足を運べて嬉しかったです。基本的に木金土日とオープンしています。お近くの方はぜひ。

  
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2013年03月25日

春の花冷えと“開け放たってくれ”問題

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写真は先日の高橋久美子氏との“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”の風景。真っ白で無機質なセミナー会場も蛍光灯の明かりを落とすと持ち込んだライトと窓の外のビルの明かり、その向こうの東京タワーの照明効果でライブ会場になった。“言葉”についてあれこれと思考を巡らせたので左脳が活性化されました。それでここ数ヶ月ずっと考えていたことを改めて思い出したのでここに書き記しておきます。

佐野元春&コヨーテ・バンドの新譜『ZOOEY』は痛快なアルバムで『COYOTE』と同じようによく聴いている。そのなかの「世界は慈悲を待っている」という歌。まだレコード発売前のライブで聴いたときから思っていたことなのだけど、その歌の中で「静かにその窓を開け放たってくれ」と繰り返し歌われるのを僕は「ん?」と思いながらずっと耳を澄ましていた。「開け放つ」の語尾を展開していくならば「開け放ってくれ」となるはずだが「開け放たつ」という言葉は既存の辞書にはなく、あれこれといろいろな想像が膨らんでしまった。

そしてCDが発売されて手にとった歌詞カードには、しかし、「開け放ってくれ」と記載されていた。発せられる言葉は「開け放ったってくれ」文字にすると「開け放ってくれ」。それを見て僕が思い出したのは自分自身のことで、2009年に出した『pilgrim』というアルバムのタイトルトラック「pilgrim」のなかで僕は「自分じゃない誰かが/的を得た言葉で/答えを出すと思っていた?」と歌っている。CD発売前のライブでこの歌を歌ったあとに国語教師をしているファンの方から「山田くん、“的を得た”は正しくは“的を射た”なのですよ」と教わったのだけど僕の口と口角はどうしても「まとをいた」ではなく「まとをえた」と歌いたくてしょうがない。結果として歌詞カードには「的を射た言葉で」と記載しながら、声は「的を得た」と発語している。

しかし佐野さんの場合はきっともっと意識が明確で、前作『COYOTE』まで遡っても「君が気高い孤独なら」という歌の中で「どうしようもないこの世界を/強く解き放たってやれ」(この場合は歌詞カードにも「解き放たってやれ」と記載)と朗々と歌いあげてあるのだから、彼の世界のなかでは確実に「はなたつ」という言葉が存在するのだ。きっとそれは僕が解釈するに、「放つ」と「発つ」、“leave”と“release”の意味を同包する新しい言葉である。新しい国語辞書には「鼻高々」と「放つ」の間に「放たつ」という項を設けるべきだ、などと思う春の花冷えの朝です。


追記;話はそれますが英語のフレーズを書いたときに、英語を話すネイティブの知人に文法などが間違っていないか確認してもらうことがあるのだけど、『omni』というアルバムの「happy ending of the day」という曲の英語のフレーズを診断してもらったときに「英語の文法としては逸脱するところがあるけれどもとても詩的な言葉の並びなのでこのまま歌ったほうがいい!」と言われて「それでいいのか!(これでいいのだ!)」と感動したことがある。『home sweet home』収録の英語詞曲「milk moon canyon」も「Great lyrics!」と太鼓判をもらって意気揚々と歌ったのでした。母国語も外国語も含めて、言葉とはかくも面白いものですね。  
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2013年03月24日

とても小さな花に遭う



昨日は吉祥寺でアートワーク打ち合わせ。今週末が花見の盛りだ、という予測があったけれども吉祥寺の桜はまだまだ満開ではないように感じる。もう少しいけるだろう、という感じ。週末の井の頭公園へ出かけるのはちょっと気が引けて、近所の桜並木を車で流してみる日曜日。雨の予報も少し外れて、良い目の保養になりました。

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アルバム制作佳境のため長らくライブをお休みしていますが、春香る5月に素晴らしい野外イベントに
出演することになりました。itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔(fishing with john)、海老沼崇史を擁する
山田稔明バンド編成としての東京以外の演奏は初めてのこととなります。豪華なラインナップにも関わ
らず非常にリーズナブルなお値段で楽しめるフェスとなっております。愛知県の方はもちろん、ゴール
デンウィークの出費を少しセーブして遠方からもぜひお集まりください!


“森、道、市場 2013”
2013年5月11日(土)12日(日)
愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細は「森、道、市場2013公式ホームページ」をご覧ください。

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2013年03月23日

メロディに吹き込む言葉



昨日は作家・作詞家高橋久美子をゲストに迎えてのセミナー、“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”。昨年末から数えて3度目の企画だが、もともとこのマイナビ主催の作曲セミナーは巣巣で久美子ちゃんとミルブックスとでやった作詞ワークショップに端を発しているので、また彼女と作詞についての話ができてよかった。

久美子ちゃんとは今年に入ってお茶したりご飯食べにいったり飲みにいったり、たびたび話をする機会があるのだけど、くだらないどうでもいいオモシロ話の合間に断続的に“言葉”についてのはっとするような会話があって、昨日のセミナー中も自分が話しながら「あ、そういうことか」と思ったり、久美子ちゃんの言うことを聴きながら「なるほど・・・」と感心したり、とても充実した時間だった。とてもいい話をしたと思うのだけど、どうにかして文字に起こせないだろうか。

僕は弾き語りで4曲「どこへ向かうかを知らないなら..」「glenville」「一角獣と新しいホライズン」そして前日に作った「太陽と満月」という新しい歌の短い断片を歌いました。トークをはさんで久美子ちゃんの朗読は僕が作曲支援ソフト“Band in a Box”で作ったバックトラックを伴奏に。満員の会場で質疑応答まで和やかな2時間、終演後もたくさんのお客さんとお話ができました。

千鳥ヶ淵や皇居の桜は美しく、井の頭公園や桜並木の街の風景とは少し違って見えた。今週末が2013年の桜のピークなので少し今日は街を歩いてみようと思います。4月になったら皆さんお待ちかねの情報をお知らせしたいと思っていますので今しばらくお待ちください。季節はもう春、そして初夏へ。  
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2013年03月22日

コーヒーで幸せを



昨日のこと、昼からアルバムアートワーク用の写真撮影と作曲セミナーのための準備、さらには先月の作曲セミナー参加者特典の音源作りなどフル回転。すっかり春めいてずっとTシャツで過ごす。午後になってコーヒー豆が切れてしまった。コーヒーのない自宅作業ほどつらいものはない。

夜になって巣巣へ出かける。『Coffee & Music』と「はじめてのコーヒー」コラボイベントの総まとめ、畠山美由紀さんのライブ。久しぶりの巣巣には知り合いがたくさん、ずっと自宅作業続きだったのでなおさら楽しい時間。小池龍平さんの流麗なギターに乗せて歌われる歌は厨房から香るコーヒーの香りのようにいろんな心の琴線にふれ、奥まった隙間まで満たすよう。スザンヌ・ヴェガ「Gypsy」はとても好きな曲、美由紀さんが初めて買ったCDが『孤独』だそうだ。同世代(山田による「Gypsy」考察はこちら)。

ディモンシュ堀内さんが作詞を担当した「Drip for Smile」という歌が染みた。堀内奥さまがライブで聴いて号泣した理由がわかる。本当の気持ちしか描かれていない、堀内さんにしか書けない本当の言葉。ライブ終演後に、僕「明日作詞セミナーやるんですよ」堀内さん「受けたい!」と談笑したけれども堀内さんはすでに言葉のベテランである。

去年の気仙沼を含む東北旅のことを美由紀さんに伝えられてよかった。彼女が出演したBSの番組で見た“一本だけ残った昇り龍のカタチをした松”に辿り着いてどれだけ気持ちを鼓舞されたことか(その旅のメモはここに)。アアルト庄野さんとは初夏の四国四県ツアー実現のための相談を。去年出版された「はじめてのコーヒー」という本がとても好評なようで自分のことのように嬉しい。この本の奥付に僕は協力者として名前を載せてもらっているけれども、この本のおかげでいろんな出会いや楽しい旅をたくさん経験した。とても感謝しています。コーヒー豆を買って帰宅、今朝もこうして美味しいコーヒーが飲める幸せ。  
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2013年03月21日

風にたゆたうウーリッツァー



昨日のこと、午後から作業。40公演を越えるゴスペラーズのツアーが終わったばかりのキーボーディスト佐々木真里さんに来てもらって鍵盤ダビング。エンジニア手塚さんにも手伝ってもらう。たゆたうウーリッツァーを窓の外の空を見ながら聴く心地いい時間。作業部屋のCD棚からマリマリのシングルを取り出し手塚さんは「懐かしいなあ」とつぶやく。手塚さんが録音とミックスを担当したCDでした。「佐藤さんは?」と聴くと「コーラス歌いにこられましたよ」と。数日前の命日からまだフィッシュマンズを聴いていないので今日は『Neo Yankee's Holiday』か「メロディ」を聴いてみようと思いながら朝にマリマリ「J」を10年以上ぶりに聴き返しました。

作業終わってご飯を食べにいったカフェ長男堂で偶然『pilgrim』と『home sweet home』を購入中のお客さんと遭遇。サインをさせていただきました。ありがとう。明日は高橋久美子さんとの“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”です。明日も物販もサインもしますのでぜひお声をかけてください。今晩まで参加申し込み受付中です。



Creative Now クリエイターセミナー
“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”


日時:2013年3月22日(金)18:30開場 19:00開始 21:00終了(予定)
講師;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ゲスト;高橋久美子(作家/作詞家、ex. チャットモンチー)

場所:(株)マイナビ 本社 マイナビルーム 9F-L
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口直結
受講費:1,000円(当日現金払いのみ) メルマガ会員は無料
お申込みはこちらから


ここ数年で僕の一番好きな作詞家である高橋久美子さんに来てもらって、普段話す機会の少ない
作詞についてのあれこれ、ティップスや心構え、思っていること感じていることなどをトーク。
ミニライブや朗読、Q&Aなど盛りだくさんのイベントになります。とてもお得なイベントです。
週末の夜、ぜひご来場ください。物販ではサインなどにも応じます。今からとても楽しみ・・・。  
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2013年03月20日

火曜日の吉祥寺



昨日のこと。たまには外で昼ご飯を食べようと街へ出て好きなカフェに向かったら閉まっていた。「は!今日は火曜日」と気付く。火曜日が休業のお店が吉祥寺には多いのだ。火曜日には吉祥寺に来ないほうがいい。モイも36も長男堂もカフェアマルもみんな休み。再び夜に吉祥寺まで出かけて旧知の友人とご飯、いろいろな話。途中から80年代に聴いた音楽の話題になって楽しかった。

そして明けて今日は今日で祝日だということを知らず、また昨日のように「は!今日休みなの」となる。街は大賑わいだろう。  
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2013年03月19日

新しいレコード/新しい記録

新しいアルバムをずっと作っている。去年からやっているのに毎日毎日やることがあって、一度塗ったペンキを塗り直したり基礎を組み直したり、魔法の粉をふりかけたり素材の味を再確認して薄味にしたり。2010年から2012年に作った歌がメインで(1曲だけ2009年に作った)いろんな意味でテン年代初めてのオリジナル・アルバムになる。最初に想定していたものが緩やかに姿を変えていき、僕はそれをずっと眺めていた。もうすぐできあがる。今あるカタチは僕自身のための音楽で、これが不特定多数の人の暮らしのなかで鳴る春を楽しみにしています。ああ、ワクワクする。

ずっとライブをやっていないので今週末の作曲セミナー“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”がとても楽しみだ。作詞の話はあちこちと蛇行して余談とオモシロと真剣さを行き来するから面白い。新年早々に杉真理さんと飲みの席で歌詞の話をしたときもとても有意義な時間だった。この季節になると高橋久美子ちゃんが歌詞を書いたチャットの「桜前線」という曲の、「どうでもいいこと多すぎて/くだらないこと多すぎて/この世界はお花見のゴミ箱と同じ」というフレーズを鼻歌で闊歩するのが楽しい。たくさんのお申込みをいただいているようですが100人収容の会場でのセミナーなのでまだまだ間に合います。ぜひ金曜日の夜、遊びにきてください。物販もありますし、CD持ってきてもらえたらサインしますので。


songwriting



昨年から数えて3回目になるソングライティングについてのセミナー、
今月は高橋久美子さんに来てもらって作詞についての話をします。


Creative Now クリエイターセミナー
“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”


日時:2013年3月22日(金)18:30開場 19:00開始 21:00終了(予定)
講師;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ゲスト;高橋久美子(作家/作詞家、ex. チャットモンチー)

場所:(株)マイナビ 本社 マイナビルーム 9F-L
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口直結
受講費:1,000円(当日現金払いのみ) メルマガ会員は無料
お申込みはこちらから


ここ数年で僕の一番好きな作詞家である高橋久美子さんに来てもらって、普段話す機会の少ない
作詞についてのあれこれ、ティップスや心構え、思っていること感じていることなどをトーク。
ミニライブや朗読、Q&Aなど盛りだくさんのイベントになります。とてもお得なイベントです。
週末の夜、ぜひご来場ください。物販ではサインなどにも応じます。今からとても楽しみ・・・。  
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2013年03月18日

新しい懐かしい



昨日のこと、午後からエンジニア手塚さんと落ち合って吉祥寺でお茶。日曜日の街は人が多く、“街に出た!”という感覚が強くなる。手塚さんもずっと自宅作業だったそうで、風は強かったけど良いサイクリング日和ではなかったでしょうか。

サーストンの新バンドもデヴィッド・ボウイの新譜も素晴らしかったが、最近は改めてビートルズやジョン・レノンを聴くのが楽しい。安宅くんとのおしゃべりのなかで「ジョンのパフォーマンスはデモの段階が一番輝いている」という話題になり『John Lennon Anthology』ボックスを改めて聴いてみると深いエコーや音の壁のなかとは違う、人間味のある歌がそこにはあった。

今週はいよいよアルバムの最終スケジュールと対峙か。  
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2013年03月17日

春の休日



東京はもう桜が咲いて4月にはもう散ってしまうという。平年より10日早く、2002年と同じ最も早い開花宣言だそうです。2002年に何をしていたかを思い出してみると・・・『mono』を作っていた頃。気分的にズーンと深海に潜っていたのような時期だけどあの頃は今よりも頻繁に井の頭公園に出かけていっていたような気がする。

昨日はご近所のイトケンさんが昼過ぎにふらりと遊びにきて、コーヒーを飲んだりパンを食べたりDVDを見たりして夜までダラダラとおしゃべり。猫はごろごろと寝そべったりキャットウォークしたり撫で回されたり、山田家ネコカフェの看板猫としての責務を果たした。春の愛知とそれに連なる旅にイトケンさんと回れることがうれしい。

夜は徹底的に怠けようと思ったのにバタッと寝てしまい気づくと真夜中。それはそれで良い休日でした。  
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2013年03月16日

野外イベント「森、道、市場2013」に参加します

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アルバム制作佳境のため長らくライブをお休みしていますが、春香る5月に素晴らしい野外イベントに
出演することになりました。itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔(fishing with john)、海老沼崇史を擁する
山田稔明バンド編成としての東京以外の演奏は初めてのこととなります。豪華なラインナップにも関わ
らず非常にリーズナブルなお値段で楽しめるフェスとなっております。愛知県の方はもちろん、ゴール
デンウィークの出費を少しセーブして遠方からもぜひお集まりください!


“森、道、市場 2013”
2013年5月11日(土)12日(日)
愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細は「森、道、市場2013公式ホームページ」をご覧ください。

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2013年03月15日

明日は遠く

最近の息抜きは「THE WALKING DEAD」というゾンビのドラマを観ることなのですが(もともとこれも年末年始に観ようと思って買ったBlu-Rayだったのだ)1話45分というのが時間的にも寝転がって眺めるのにぴったりで、これがもうほんとに面白いドラマなのです。昨日シーズン1をようやくようやく観終えたのだけど最後にボブ・ディランの「明日は遠く」が静かに流れてきて感動してしまった、ゾンビと人間に。「もし今日という日が果てしないハイウェイでなかったとしたら/今日が曲がりくねった山道じゃなかったとしたら/明日が遠いものでなかったら/さびしさはなんの意味も持たないだろう」と歌われる、オリジナルバージョンの存在しない歌。

言葉の向こう側にある意味をぼんやりと考えながら、ボブ・ディラン『グレイテスト・ヒッツVOL.2』を聴きながらコーヒーを飲む朝である。


songwriting



昨年から数えて3回目になるソングライティングについてのセミナー、
今月は高橋久美子さんに来てもらって作詞についての話をします。


Creative Now クリエイターセミナー
“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”


日時:2013年3月22日(金)18:30開場 19:00開始 21:00終了(予定)
講師;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ゲスト;高橋久美子(作家/作詞家、ex. チャットモンチー)

場所:(株)マイナビ 本社 マイナビルーム 9F-L
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口直結
受講費:1,000円(当日現金払いのみ) メルマガ会員は無料
お申込みはこちらから


ここ数年で僕の一番好きな作詞家である高橋久美子さんに来てもらって、普段話す機会の少ない
作詞についてのあれこれ、ティップスや心構え、思っていること感じていることなどをトーク。
ミニライブや朗読、Q&Aなど盛りだくさんのイベントになります。とてもお得なイベントです。
週末の夜、ぜひご来場ください。物販ではサインなどにも応じます。今からとても楽しみ・・・。  
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2013年03月14日

昨日今日



昨日からずっと自宅作業。アルバムのためのあれこれ大詰め、さらにコンピレーションCD参加のためのトラックのミックス完成。そして今日はお昼から安宅くんにまた吉祥寺に来てもらってエレキギターのダビング。猫は安宅くんを怖がらない。いつもひとりきりの独房のような作業場に同志が風を吹きこんでくれるとほっとする。夕方に録り終わり駅まで送る。安宅くんは新しくなったディスクユニオンで何か良いレコードを見つけられただろうか。

そしてまだまだ果てなく続く作業の途中に、いる。  
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2013年03月13日

記録



昨日のこと、朝からオーディオ編集作業。やってもやっても終わらないこの感じ、季節柄みんなは今確定申告で辟易しているけれども、僕にとってはとにかくやれば終わる確定申告はなんてことのない事務作業でした。レコードを作るって大変なことだ。なんといっても“記録(record)”なのだからギリギリまで意地を張りたいのだ。

楽しみにしていた佐野元春とコヨーテバンドの新譜『ZOOEY』が届いて、それを聴きながら夕方に原宿のライブハウスへ。「この街には音楽が溢れているけれど誰も君のブルーズ(憂鬱)を歌ってくれない」と元春が歌うフレーズをひとりごちながら。昨日に続き二十歳シンガーのライブ。前日よりこの日のほうが良いライブ、本人も「今日は歌ってて楽しかった」と言い、それは僕にも伝わった。昨日より今日、今日より明日と“記録”を更新していくことが大切。

夜、以前所属していたレコード会社のスタッフ(もう15年近い付き合いになるのだな)と食事。前回会った数ヶ月前から今までのいろんなことをあれこれ話すと自分の中での思考が整理整頓されるから不思議。帰りの電車のなかで『ZOOEY』の歌詞カードを読みながら帰路。この、電車でCDのブックレットをどきどきしながら読む行為っていうのは何時の時代も心がときめくものだ。もうすぐ山田稔明の歌詞カードも皆さんに読んでもらえると思うとワクワクする。

  
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2013年03月12日

平凡な毎日の暮らし



昨日のこと、朝からボーカルのレコーディング。2010年からある歌の、何度目かの録り直し。震災以前に描いた歌だけれども自分のなかでの意味が変わった曲。午後、地震の起きた時間に黙祷。“”気仙沼くんから来た手紙には「1年前とは違って少し先の未来の,新しい街の形が示せるようになってきました。これまで支援していただいた全国の皆さんへの感謝を思いを新たにしながら復興3年目のスタートを切りたいと思います」と書いてあった。2年、そして3年目。「再会できる日を楽しみにしています」と締めくくられた文を読んで、そうだ、早くいろんなところに歌いにいきたい!と想いを新たにしました。

夕方から出かけて楽曲プロデュースをしているデビュー前の20歳の女性シンガーのライブへ。来るべき本番に備えた練習的なウォーミングアップだが荒削りでもキラキラしていて、歌録りのスタジオで考えこむ姿を見るほうが多かったのでパンと弾ける蕾のようで若さとは素晴らしきものだな、と感じた。帰宅後は午後の続きのコーラス録音。平凡な毎日の暮らしを愛しく思う歌に終始したあれから2度目の3月11日でした。

  
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2013年03月11日

黄色い嵐とアートワーク・ミーティング



昨日のこと。新しいアルバムのアートワークの打ち合わせ、「いつやります?」「今日でしょ」と吉祥寺に集合!となるはずがいきなり空が黄色く暗くなってきて砂嵐が。“煙霧”という、“淫夢”みたいな不穏な気象現象に恐れおののいた我々チームは「車で集まれるところにしましょう」とファミレスでのミーティングに。今年に入って誰もかれも忙して疲れているが、これがアベノミックス?忙しいのはいいことだ。忙しさが一旦終わるときのシフト切り替えが今年の課題。

ああ、しかし、とても素敵なCDになりそうだ。なにより誰より僕が早く手にしたいと思っている。プラスチックより紙だな、とか大きいサイズと小さいサイズならどっちだろうか、とかパッケージの話をしているとワクワクしてくる。3月もライブをやることはできなそうです。唯一作曲セミナー「はじめてのソングライティング」で楽しい時間を共有できたらと思っています。久美子ちゃんとはあれこれ話して“メロディに吹き込む言葉”という副題を付けました。年度末の金曜日の夜ですが実質無料のイベントなのでぜひお時間工面して遊びにきてください。楽しみです。




Creative Now クリエイターセミナー
“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”


日時:2013年3月22日(金)18:30開場 19:00開始 21:00終了(予定)
講師;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ゲスト;高橋久美子(作家/作詞家、ex. チャットモンチー)

昨年末から3度目のマイナビセミナー、3月は高橋久美子さんと作詞の話を。そもそも巣巣での
作詞ワークショップがきっかけで始まった作曲セミナーなので、“ひとつの輪”が繋がりました。
山田稔明のミニライブ、高橋さんの朗読、メルマガ登録すれば実質的には無料のイベントです。
ぜひ“音楽”だけでなく“言葉”にも関心のある皆さまのご来場をお待ちしております。

場所:(株)マイナビ 本社 マイナビルーム 9F-L
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口直結
受講費:1,000円(当日現金払いのみ) メルマガ会員は無料
お申込みはこちらから


  
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2013年03月10日

花と花粉と積み重なるマスク



僕は花粉症はそんなにつらくないのだけどさすがにこの週末の空気感には辟易する。鼻がかゆいし、部屋の中がなんだか(他にも2つの要因?)埃っぽいというか砂っぽいというか、春独特の不快感があります。庭の梅は満開になり忘れ去られたいたようにクロッカスは芝生を付き抜いて開花し窓の向こうの紅梅ははらはらと散り始めもする3月。箱買いした使い捨てマスクがあるのに携帯せず外出してしまいキオスクなどで買ったマスクが溜まっていく3月。

昨日はアルバム作業、鳥のさえずりのようなフルートの音をずっと聴いていた。今日はなにに耳を澄まそうか。  
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2013年03月09日

目指せよ、海へ



「ここから先は勝利ある、勝利あるのみー」と佐野元春「コヨーテ、海へ」を鼻歌で歌いながら鎌倉へ。第三京浜は物想いにふけるのにふさわし道。カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュで美味しいコーヒーをいただいて堀内さんに挨拶。そこから葉山へ、海を見にいく。朝晴れていた空は曇りがちになっていたけれど、夕暮れの真っ赤なマジックアワーに遭遇した。

想定した曲順に並べて新しいアルバムに入る曲を爆音で聴くシミュレーション。家で聴いて気づかなかったところにハッとしたり、自ずと修正点が見つかったり、発見の多い道行き。帰ってきて作業の続きを。鎌倉の並木には早咲きの桜もちらほら。ふくらんだ蕾はもうすぐ大きなあくびをするんだろう。春はもうすぐそこまで。  
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2013年03月08日

取り残される世界で



一昨日は安宅くんに吉祥寺まで来てもらって録音、昨日はアルバム作業から離れてお誘いを受けたコンピレーションCDのための録音。2009年からずっと書きためた曲のなかで今作っているアルバムに入りきらなかった曲がいくつもあるがその歌が音源として旅立つ機会を与えてもらうことはとても嬉しいことだ。

作業部屋の窓からは真っ赤な(本当に形容しがたいほどの色味)梅が咲き誇っている。ベランダにはポチが自由に出入りしてゴロゴロ転がったり鳥と交信したりしている。引き篭って創作をしていると世界から取り残されたような気分になるよね、と先日もお酒を飲みながらそういう話になったのだけど、取り残される世界が今日のような春の穏やかな風景だったらどうだろうかと妄想する。期間限定だったらいいな。自分以外は全部ゾンビとかもナシで。  
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2013年03月07日

Song of the Week vol.6 “Home Sweet Home”

ちょっと間隔があきましたが、まだまだ継続する“Song of the Week”の第6回目は『pilgrim』『home sweet home』“旅路と家路”をテーマにした2枚の再プレスを記念して、Motley Crueが1985年に発表した「Home Sweet Home」という歌を。『Theatre Of Pain』というアルバムに収録。僕は2010年、各地を回った『home sweet home』発売記念ライブで何度もこの歌を1曲目に弾き語りしました。

その当時の雰囲気に近いアレンジで、毎日稼働している自宅スタジオでエコーを深くかけて気持ちよく歌いました。Martinのアコギでの弾き語り、歌とギター、そこにウクレレとコーラスを2声ダビングして、連日新アルバムのトラックダウンに力を注いでいただいている freewheel 手塚雅夫氏にミックスしていただきました。



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2013年03月06日

作詞についての話をします

昨年から数えて3回目になるソングライティングについてのセミナー、
今月は高橋久美子さんに来てもらって作詞についての話をします。


Creative Now クリエイターセミナー
“はじめてのソングライティング〜メロディに吹き込む言葉”


日時:2013年3月22日(金)18:30開場 19:00開始 21:00終了(予定)
講師;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ゲスト;高橋久美子(作家/作詞家、ex. チャットモンチー)

場所:(株)マイナビ 本社 マイナビルーム 9F-L
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口直結
受講費:1,000円(当日現金払いのみ) メルマガ会員は無料
お申込みはこちらから

songwriting


ここ数年で僕の一番好きな作詞家である高橋久美子さんに来てもらって、普段話す機会の少ない
作詞についてのあれこれ、ティップスや心構え、思っていること感じていることなどをトーク。
ミニライブや朗読、Q&Aなど盛りだくさんのイベントになります。とてもお得なイベントです。
週末の夜、ぜひご来場ください。物販ではサインなどにも応じます。今からとても楽しみ・・・。  
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2013年03月05日

だるま日和



武蔵野の地で10数年暮らしていながら毎年3月3日と4日に深大寺で「厄除元三大師大祭 だるま市」なるものが行われていることを知らなかった。年始に厄払いに訪れたときに知った催し、実は江戸時代から続く歴史と伝統の行事だそうだ。この目でその風景を確かめるべく出かけた。深大寺付近は交通規制もされて大変な賑わい。境内から参道まで出店が並ぶ。

本堂に入るとだるまの真っ赤な色。梅の花に目がいかないほど目を惹く無数のだるま。お目当てはインターネットで知った“招き猫だるま”なる、猫が胸にだるまを抱いた張り子。あれもこれも可愛くて、これは友だちに、これは自分用に、とたくさんのだるまを購入。そしてそれを持って「だるま開眼所」に並ぶとお坊さんがだるまの左目に目を描き入れてくれる。梵字で「あ」、阿吽の呼吸の「阿」と描き込む深大寺独特の作法らしい。曇天がだんだんと晴れていくような(実際にそんな天気でした)刺激的な赤に鼓舞されてとても元気な気分になった。東京にはまだまだ知らない面白いことがたくさんある。  
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2013年03月04日

サリンジャーとばあちゃん



昨日は朝から断続的に終日録音作業。3月3日はひな祭り、そして3年前からはうちの母方のおばあちゃんの命日になった。うちのおばあちゃんはJDサリンジャーと同じ1919年(大正8年)生まれで、同じ年に91歳で亡くなる。子どもの頃に見たおばあちゃんの元気さを思うと早くに隠遁したサリンジャーの未知の姿を夢想してしまう。天気の良い日はニャーニャーと外へ出たがるのに曇り空と雨の日には寝床から起きてもこない老猫(♀)を眺めながらばあちゃんのことを想う3年目の3月3日。

夜にNHKスペシャル「“命の記憶”を未来へ〜震災ビッグデータ」に見入って物思い、そして真夜中にTBSテレビの「kesennuma voices 特別編」という番組を観て静かに感動した。気仙沼の彼らはどうしてるだろうか。陸前高田で僕のCDは鳴っているだろうか。あれから2年経って変わるもの、変わらないもの。2年や3年はあっという間に過ぎてしまうのにその時間にわれわれは何を為すのだろうか。  
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2013年03月03日

2013年の拝啓ビートルズ



昨日のこと。三寒四温の社会には休憩だって必要だろ?ということで録音作業すべてオフに。お昼からTSUTAYA TOKYO ROPPONGIまで出かけて出版記念トークショーを覗く。風のとても強い日で何もかもがひっくり返っている東京。いたるところがゴミ捨て場みたいになった東京。カラスがどこかで虎視眈々。六本木から広尾へ。先週切った髪の毛、追加作業。

広尾から渋谷へ。渋谷公会堂で開催される「Dear Beatles 2013」というイベント、数ヶ月間毎日ラジオでCMを聞いていたのでずっと気になっていた。10年来お世話になっている杉真理さんと村田和人さん、それにアルフィー坂崎さんら“いい大人たち”が真剣にビートルズを演奏するという10年以上続いているイベント。正直に言うと僕は全然熱心なビートルズ・リスナーではない。アンコールのセッションでビートルズの曲を!となるとソラでも歌える皆さんとの温度差を感じながら一生懸命アンチョコを見つめるのが常だ。

それでもなぜか今年はこのイベントが観たくなって開演時間に客席にいた。DEAR BEATLES 2013が僕を無性に惹きつけたわけがわかったのはイベント中盤。毎回アルバム通して完全再現するという企画があって今年は『REVOLVER』をやる!僕が擦り切れるほど聴いたビートルズは2枚だけ、それは『HELP』と『REVOLVER』、僕の一番好きなビートルズは僅差で『REVOLVER』である。そうか・・『REVOLVER』が僕を呼んでいたのか・・・。

『REVOLVER』はライブをやらなくなったビートルズが発表した作品だから、楽曲の演奏は大変そう(同時に楽しそう)。でも杉さんたち5人の歌い手は「TAXMAN」から「TOMORROW NEVER KNOWS」まで完遂。僕は90分テープの片方に『REVOLVER』を入れ(もう片面は『HELP』)それをウォークマンに忍ばせて中学3年の修学旅行で南九州バス旅行の数日間を過ごしたから『REVOLVER』は南九州の風景とともに響いてくる。神々しい山並み、阿蘇のカルデラの台地、知覧の特攻隊が飛び立った場所、指宿の温泉宿、桜島・・・。15歳の僕は何を思っていただろうか。

杉さんがジョージ・マーティンにあったときに畏れ多くも「一番好きなビートルズはなんですか?」と聴いたら『アビーロード』と『リボルバー』だと答えたというエピソードも興味深かった。ライブの最後を「ビートルズの最新曲です」と言って「REAL LOVE」で締め括ったのも今なお心に作用し続けるビートルズへの愛を感じさせた。終演後の挨拶もそぞろに会場を抜けだして閉店間際のレコード屋で僕は『ホワイト・アルバム』を手にしていた。家に帰って日焼けしたジャケットを開いてみるとポスターとピンナップの四隅には画鋲の跡、歌詞対訳カードに原詞を貼り付けたりして(意味を理解しながらシンガロングできるように?)自分用にカスタマイズされた中古盤、数十年前の音楽好きの痕跡がありました。十人十色のビートルズのことを思った夜でした。  
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2013年03月02日

パフ・ザ・マジック・ドラゴン、その後日談



昨日は終日作業部屋で一昨日録った録音を編集。ポロポロと弾ける音が耳に楽しい。とてもあたたかい日で心も緩やかにほどけてゆくようであった。昨日までの段階で僕の新しいレコードにはイトケンさん、安宅くん、五十嵐くん、エビちゃんといつものバンドメンバーの音、共同プロデューサーYamachiさんのアレンジとサウンドに加え、杉野寿之さんのドラム、佐々木真里さんのキーボードたち、石川具幸さんのベース、HICKSVILLE中森さんのギターと札幌はキッコリーズの鈴木裕さんのフィドル、イノトモちゃんのコーラスとtico moon友加さんのアイリッシュ・ハープ、そして北海道、本州、四国、九州で集めたお客さん皆さん数百人分の声が入っている。今の僕のハードディスクはまるで宝箱みたいだ。

しばらく前に故郷である佐賀の同級生みっちゃんから連絡あり、鳥栖北小学校(僕が3つ行ったうちで最初の小学校、みっちゃんの子が通っている)にミス・インターナショナルの吉松育美さんとピーター・ポール・アンド・マリーのピーター・ヤーロウさんが講演に来るということを聞いていた。「みっちゃん!行って観て聞いてどんなだったか教えてくれん?」とお願いしていたのだけどその報告が昨晩届きました。ピーターさんは子どもたちに向かって「Puff the Magic Dragon(魔法の竜パフ)」の歌の後日談、というかジャッキー・ペーパーとパフのその後の物語を説明したそうです。


ジャッキーは成長して“子どもだけが行くことのできる”ハナリー島へ行けなくなり寂しい思いをし、同時に魔法の竜パフはジャッキーが来れなくなった理由を知らずにとても悲しんだのでした。ジャッキーは大人になり、なんと小学校の先生になっていた。子どもたちの間ではいじめ問題や仲間はずれで困っていて、同僚の女性の先生と問題解決に奔走するうちに恋におちて結婚する。ふたりの間にはかわいい娘が生まれ、ジャッキーはことあるごとに彼女にパフやハナリー島の話を聞かせていました。

ジャッキーの娘が9歳になった頃。学校で仲間はずれにされ嫌なことを言われたと帰ってきた娘は「パフのところへ行きたい!」としくしく泣いた。ジャッキーはハナリー島へ行く方法として「夜寝る前にパフのことを思ってハナリー島のことを強く思いながら寝るんだ」と教える。果たしてその夜、娘はパフに会うことができたのだ。

娘「パフ!あなたに会えてとてもうれしい!お父さんにあなたのことをいつも聞いていたの」
パフ「お父さんの名前はなんだい?」
娘「ジャッキー。ジャッキー・ペーパーよ」
パフ「おお!君はジャッキーの子どもなのか?ジャッキーに会いたい!彼は元気?」
娘「元気よ。でも大人だからここには来れないの」
パフ「そうか。嫌いになったから来れなかったわけではなかったのだね」

パフはジャッキーと会えなくなった理由もわかって、ジャッキーの娘と楽しく遊んだ。娘も楽しい時間を過ごして仲間はずれにされたことなどちっぽけなことだと思う。パフに会うことで友だちの大切さを知った・・・。


というような話だったそうです。「Puff the Magic Dragon」は1963年に発売されたから今年で50年、僕が初めて聴いたのが小学生のころだからそこからも30余年。僕がずっと「嗚呼、かわいそうなパフよ(ジャッキーもな)」と思っていた起承転の物語にキュッと結び目をつけてもらったようなスピンオフ。ピーターさんはこのお話のあと子どもたちと「パフ」を歌ったそう(子どもたちは練習していた日本語詩で)。

小学生の子どもたちはなにか感じることがあっただろうか。それともポカンとした顔をしていただろうか。歌と記憶は結びつきが強く、ちょっとやそっとで忘れられないような跡を残すからきっとみんな歳をとっても「魔法の竜パフ」の歌を気づくと口ずさんだりするのだろう。僕は僕でこの話を聞いてから「hanalee」という歌にまた物語が負荷されたという気持ちになっている。「Puff the Magic Dragon」がなければ書けなかった歌、『home sweet home』の核心。

歌とお話を通して子どもたちにいじめや暴力はいけないよと伝えるピーターさんはキング牧師の「I Have A Dream」のスピーチの現場にも居合わせたそう。アメリカの現代史の生き証人なのだな。「500マイル」など公民権運動のころの歌も歌ったとのこと。そんな得がたい機会を得た鳥栖の人たちが羨ましい。「今度会うとき動画ば見せちゃるけん」というみっちゃんのメールの結び、長いメールでの報告に感謝。

  
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2013年03月01日

夜までレコーディング/吉祥寺井戸端ミーティング



昨日のこと、朝から近所で起きた凶悪事件の報を嫌な気持ちで聴きながらバタバタと起きだしてレコーディング・スタジオへ。この日は徒歩で行けるほど近くにある場所(録音しに歩いていくのは初めての経験、イトケンさんはドラム運搬もあり徒歩の距離を車で)、初めて使うずっと気になっていたスタジオ。初めてだらけの条件もあって最初の数時間は機材の把握にあくせくするも、エンジニア手塚さんとイトケンさんのトラブルシューティングのおかげもあり録音敢行。

この日録ったのはイトケンさんのドラム、パーカッション、トイピアノ。そして夕方からtico moon吉野友加さんに来ていただいてアイリッシュ・ハープの音色に魅了される。思えば昨年末の大阪公演でtico moonとセッションしてからずっと僕の心の奥底で琴の音がポロポロと鳴り続けていた。ガラスの向こう側、天使が奏でるような音すべてがOKに思えてずっと聴いていたいと思いつつも、ギターリスト影山さんからも的確なアドバイスをいただきながら良いテイクが録れました。

夜ご飯を食べにカフェ長男堂へ。そこで栗コーダーカルテット栗原さんと久しぶりにばったり。店主含めてみんなで話すことはやはり昨晩からの吉祥寺での事件のことで、みんなそれぞれにニュースやネットで得た情報を持ち寄って「嫌だねえ…」とか「信じられない」と繰り返すだけ。それでもご近所の顔なじみと言葉を交わすこの時間は心の平静のためにとてもいい時間。また吉祥寺に新しい週末がやってきますが、いつもの街に戻りますように。  
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