2013年04月30日

ニューアルバム発売記念ライブ、明日から予約受付

ymd_s山田稔明3rdアルバム発売を記念してのライブツアーが続々決定しています。
以下の公演に関しては明日5月1日から予約受付を開始、皆さまのご来場をお待ちしています!

山田稔明ニューアルバム発売記念ライブツアー
   “夜の科学〜brand new blue”



6月21日(金)大阪 CAFE ROOM
開場19:00/開演19:30/前売3500円(1ドリンク代別途)

2ヶ月連続の大阪ライブはついに完成した新作を引っさげての
先行レコ発ライブになります。初めてのcafe Roomにて
もうひとつ先の新しい季節の新しい歌にご期待ください!

cafe Room(http://cafe-room.com/
〒550-0013 大阪市西区新町4-3-4-2F



6月22日(土)加古川 チャッツワース
開場18:00/開演18:30/前売3500円(1ドリンク代別途)

いよいよ完成!山田稔明新作を引っさげての加古川凱旋です。
チャッツワースでのコーラス採集も記憶に鮮やか。もうひとつ
先の新しい季節の新しい歌にご期待ください!
*本公演は5月1日よりチャッツワースHPにて予約受付開始

紅茶と英国菓子のCHATSWORTH(チャッツワース)
〒675-0065加古川市加古川町篠原町4−7
TEL 079-420-1707
HP http://www.hotkakogawa.com/chatsworth/



6月23日(日)倉敷 三宅商店
開場18:00/開演18:30/前売3500円(1ドリンク代別途)

いよいよ完成!山田稔明新作を引っさげての三宅商店へ凱旋です。
昨年のコーラス採集も記憶に鮮やか。収録曲「光と水の新しい関係」は
倉敷の旅がきっかけでできた曲です。新しい季節の新しい歌にご期待ください!

三宅商店(http://www.miyakeshouten.com/
〒710-0054 岡山県倉敷市本町3-11
TEL 086-426-4600



7月6日(土)仙台 SENDAI KOFFEE
開場18:30/開演19:00/前売3500円(1ドリンク代別途)

いよいよ完成!山田稔明新作を引っさげての仙台凱旋です。
SENDAI KOFFEEでのコーラス採集も記憶に鮮やか。もうひとつ
先の新しい季節の新しい歌にご期待ください!

SENDAI KOFFEE(http://purple.ap.teacup.com/sendaikoffeeco/
TEL 022−224-7403
〒980-0821宮城県仙台市青葉区春日町4-25パストラルハイム春日町1F



7月14日(日)札幌 レストランのや
開場16:30/開演17:00/前売3,000円(1ドリンク代別途)
昨年秋以来の9ヶ月ぶりの札幌、待望のレコード発売記念ライブと
なります。新しい季節の新しい歌にご期待ください!

札幌 レストラン のや 
札幌市中央区北2東11-23-14
tel.011-210-5105
ぐるナビ

予約はこちらのRESERVEフォームから受付  

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ゴールデン・ウィークの渋谷の谷



昨日のこと、ゴールデン・ウィークの、3日目?朝からハンドメイドZINE“MONOLOG”の作業。去年からの切れ間ないライブとレコーディングに忙殺されてとても久しぶりのMONOLOGだけど、新しいアルバムについてのことが何万字と書いてあります。執筆陣のもうひとり五十嵐くんも「よくこんだけ書いたよな」というくらい書き連ねている。で、今回はCDRもつく。うまくいけば5月3日の巣巣に間に合うと思います。

ここ最近めっきりiPodとイヤホンで音楽を聴く機会が減ったことに気づいた。車の中ではCDを聴くし、家ではLPかCDをステレオで鳴らすし、さらにはずっとレコーディングだったので外を歩くときくらい街の音を聴いていたかったのかもしれない。できあがったばかりの(生まれて4日目)ニューアルバムをiTunesに取り込みiPhoneに入れて歩きながら聴く。夕方から渋谷へ。まだ外が明るかったので渋谷から電車に乗るのをやめて南青山まで歩く。明治通りを超えて宮益坂を登り、自分の歌を聴きながら青山通りの青山学院側を歩く(びっくりするくらい突然、18歳の頃にマインドトリップ。青学は第二志望の大学、最初に来た東京)。52分ちょっとという時間は結構な長さで目的地についても歌は続き僕は最後の一音までをガードレールに座って聴いた。空気を通じて聴いてきた今までの感じとはまた違う、風景に揺れる音であった。

青山CAYでtico moonとChocolat & Akitoのライブ。“COUPLES”と題されたイベントで野菜たっぷりのディナープレートとワインを飲みながら贅沢な時間。tico moonは相変わらずため息の出るような演奏で、その中でも僕は友加さんが歌う2曲に惹き込まれる。アルバムのなかでも友加さんにハープとともにコーラスをしてもらったのだけど「ハッ!」とするような新鮮な響きがある。影山さんのMCも安定の面白さ(なで肩ゆえ肩掛けバックが落ちないように右肩をあげて歩くと左方向に曲がってしまう、など)。

Chocolat & Akitoは清水ひろたかさんのギターを交えて。まだ寒かった渋谷でのワンマン以来。夫婦漫才のごとく今回も新しいMCネタ(?)が可笑しくて(定番ロッテンハッツ小咄、馬の話、幻の前髪の話など)、ずっとツアーを続けているお二人の毎日の充実ぶりが伺える。腰砕けのMCのあとに真っ直ぐな歌声ふたつが凛と交差する様は本当に素晴らしいし、その清濁併せ呑む言葉にも感動させられる。アンコールで歌われた「ベースボールとエルビス・プレスリー」が時を越えた初々しさだった。

tico moonのおふたりにできあがったばかりの音源を渡し、ショコラさんと片寄さんに挨拶して地上に出る頃はもう夜の10時過ぎだったのだけど、なぜかウキウキと足取りも軽く再びイヤホンを耳に突っ込んで、来た道をまた渋谷まで歩く。吉祥寺についてもまだニューアルバムはまだ鳴り止まず。この1枚で結構遠くまで行けるのだな。
  
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2013年04月29日

Sowing the Seeds of Love



昨日のこと、朝から資料作成などに手をつけ、昼からは新しいMONOLOG(手作りジン、数日後の完成を目標とする)の原稿書きを。五十嵐くんからも原稿届き、トータル数万字の文字が踊る。ゴールデンウィークの始まりだけども、生活と仕事が密着している自分には休日の連なりという概念があまりピンと来ないので(10連休とか想像もつかない)いつもどおり。しかし猫のご飯を買いたいだけなのに吉祥寺の街の人混みよ。

夕方から吉祥寺キチムへ。札幌たべるとくらしの研究所から安斎伸也さんがトークイベントをしにくるというので遊びにいく。7月の札幌旅のことで電話で話したばかりだったしFacebookなどで近況を知っているつもりになっているので久しぶりという感じがしないが長かった髪が短くなっていて次の季節を思わせた。「食の未来、種と子どもの未来」という題目で、伸也さんと料理人の明峯牧夫氏、吉祥寺ベースカフェの奥津夫妻のクロストーク。余談になるが、新しいアルバムを作るにあたって去年初頭にエンジニア手塚さんと最初の打ち合わせをしたのはベースカフェだった。

会場はぎゅうぎゅうの満席、深刻なムードにおちいることなく難しいテーマを笑いの絶えない語り口で面白く展開する様子はとても気持ちがよく、知らなかったことばかりが提示されてゆくのも新鮮で、顔の見えるものつくりの意義のようなものを再認識。印象に残ったのは、「無農薬やオーガニックなど反主流なやり方での農業は、やっていて“さびしい”。しかし消費者が能動的に美味しいものや安全なものを選んでくれたら“さびしくない”と感じる。なんでも“能動的”に選んでほしい」という伸也さんの言葉で、なぜだか僕はこのくだりに静かにワナワナと熱く共感したのだった。果樹でも野菜でも料理でも音楽でも意識的/能動的に接することこそ楽しいと知ることは暮らしをパッと照らす宝物のような感覚である。

このトークショーは“種”をテーマにした“古来種ファーマーズマーケット 種市”という2日間の催しの締めだったのだけど、今まで知る機会のなかったことや起こっている問題に触れていろんなことを考えたのでした。レコーディングが終わってすぐ僕は庭にキュウリとトマトとナスを植えたのだけど、昨日とは違う気持ちで今朝は水をあげた。ぶつぶつと野菜のひょろ長い小さな芽に話しかけながら。

7月は札幌でまた伸也さんと会える。レコード発売記念ライブをレストランのや、たべるとくらしの研究所でもキッコリーズを誘ってなにかできないかと打ち合わせしている。7月、とてもいい季節だと思うので札幌や道内はもちろん、ぜひ遠方からも遊びにきてください。2ヶ月前に告知できたので値段の安いエアチケットのチャンスがまだあります。取り急ぎレストランのやの公演情報から。たべるとくらしの研究所の詳細は追って。



7月14日(日)札幌 レストランのや
山田稔明ニューアルバム発売記念ライブ
“夜の科学 in 札幌〜brand new blue”

開場16:30/開演17:00/前売3,000円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の9ヶ月ぶりの札幌、待望のレコード発売記念ライブと
なります。新しい季節の新しい歌にご期待ください!
※お申し込みは5月1日からGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

札幌 レストラン のや 
札幌市中央区北2東11-23-14 
tel.011-210-5105
食べログ  
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2013年04月28日

2ヶ月連続の大阪含む6月関西瀬戸内ツアー



昨日のこと、身体がぐったりしているのはレコーディングの緊張感から解放されたからか。それでもまだやることはたくさん。息抜きがてらダン・ラ・ナチュールに遊びにいってマフィンと交換に完成したアルバムをなっちゃんに。すぐさま短くも気持ちの入ったメールが届いて、その感極まった言葉に僕が感動。まず友だちに新しい音を聴いてもらうウィーク。

夕方から池袋へ。ゴールデン・ウィーク初日、ものすごい人混み。アルバム完成を祝ってささやかなお疲れさま会。たらふく食べたあとはひたすらおしゃべり。ここ1年半のこと、さらにはここ5年のことを思い返していくと『pilgrim』と『home sweet home』、そしてようやくできあがった新アルバムのメロディーが頭のなかを巡るのだ。

新しい旅の準備も具体的になってきました。5月に続き6月も大阪へ。レコード発売記念大阪瀬戸内ツアーの詳細が決定しました。各地で皆さんと会って直接CDをお渡しすることを楽しみにしています。7月14日と15日の札幌遠征も決定。地元の皆さんも、少し足を伸ばしてみようと思う方もぜひ手帳にメモを。



山田稔明ニューアルバム発売記念ライブ〜brand new blue

6月21日(金)大阪 CAFE ROOM
山田稔明ニューアルバム発売記念ライブ
夜の科学 in 大阪〜brand new blue

開場19:00/開演19:30/前売3500円(1ドリンク代別途)

2ヶ月連続の大阪ライブはついに完成した新作を引っさげての
先行レコ発ライブになります。初めてのcafe Roomにて
もうひとつ先の新しい季節の新しい歌にご期待ください!

5月1日よりオフィシャルサイトRESERVEにて入場予約受け付け開始

cafe Room(http://cafe-room.com/
〒550-0013 大阪市西区新町4-3-4-2F




6月22日(土)加古川 チャッツワース
山田稔明ニューアルバム発売記念ライブ
夜の科学 in 加古川〜brand new blue

開場18:00/開演18:30/前売3500円(1ドリンク代別途)

いよいよ完成!山田稔明新作を引っさげての加古川凱旋です。
チャッツワースでのコーラス採集も記憶に鮮やか。もうひとつ
先の新しい季節の新しい歌にご期待ください!

5月1日よりチャッツワースHPにて予約受付開始

紅茶と英国菓子のCHATSWORTH(チャッツワース)
〒675-0065加古川市加古川町篠原町4−7
TEL 079-420-1707
http://www.hotkakogawa.com/chatsworth/




6月23日(日)倉敷 三宅商店
山田稔明ニューアルバム発売記念ライブ
夜の科学 in 倉敷〜brand new blue

開場18:00/開演18:30/前売3500円(1ドリンク代別途)

いよいよ完成!山田稔明新作を引っさげての三宅商店へ凱旋です。
昨年のコーラス採集も記憶に鮮やか。収録曲「光と水の新しい関係」は
倉敷の旅がきっかけでできた曲です。新しい季節の新しい歌にご期待ください!

5月1日よりオフィシャルサイトRESERVEにて入場予約受け付け開始

三宅商店(http://www.miyakeshouten.com/
〒710-0054 岡山県倉敷市本町3-11
TEL 086-426-4600  
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2013年04月27日

ニューアルバム完成(音が)



昨日のこと、お昼からスタジオへ。ニューアルバム、音の制作の最後の作業、マスタリング。音の細かい調整をしたり(みんながステレオですきなEQ調整をするように最終的なモードを決める)曲間を何秒にするか(「ここは間髪いれずすぐ曲が始まりたい」とか「この曲の前は長くあけて余韻を演出したい」とか)など、まさに締めくくりの作業。大きな音で聴いたり小さな音で聴いたり。果たしてここ2年の時間を凝縮した、最終的には52分22秒のCDができあがりました。一緒に立ち会ってサポートしてくださったエンジニア手塚さん、『pilgrim』『home sweet home』に続けて音をまとめてくれたマスタリング・エンジニアの石橋さん、スタジオのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

できあがったCDをカーステレオで爆音で聴きながら今度はリハーサルスタジオへ。夜から夜中までバンドでのリハーサル。メンバーそれぞれには録音作業などで会う機会はあったが全員が揃うのは今年初めて。完成したアルバムの話などを息巻いて語るうちに、つらく孤独な作業だったように思えた(特に後半)アルバム制作も本当はたくさんの力添えとみんなの出す音を集めて作ったものなのだなあと再認識。五十嵐くんなどはサプライズに“ アルバム完成記念ポチ招き猫(だるま付き)”を作ってきてプレゼントしてくれた。感動する。

くたくたになるまで練習して安宅くんを送っていく帰路、一緒にできあがったCDを聴いていたのだけど環七を走りながら隣りで彼がしみじみと「すごい力作ができたねえ」と呟いた言葉に「そうだねえ、思い残すことはないねえ」と素直に返せた。レコードを作るとできあがったそばから反省するようなクセが自分にはあったのだけど、今回は違う感覚。今は自分が次にどういう新作を作るか想像もつかないほどすべてを吐き出した感がある。

「もう今日でレコーディングの日々の終わり」と僕のTシャツには“THE END”と書いてあった。音に関してこれでハッピーエンド。アートワークと歌詞ブックレット、パッケージも作業は佳境、すべてがそろったらプレス工場からCDが届く。五十嵐くんがくれた招き猫が抱いているダルマには音完成の片目をいれて、皆さんの前に現物をお披露目するときにもうひとつの目を描き入れたいと思います。今年の6月は素晴らしい6月になりそう。  
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2013年04月26日

600日と52分30秒



昨日のこと、朝からコミュニケーションのズレ修正、昼からリハとマスタリングの準備、夕方になって車の整備と点検(もうすぐライブ活動が戻ってくるのだ)。夜になってアートワークに関する作業とマスタリングに向けてのアルバムの曲間のシミュレーションをああでもないこうでもない、と。いろいろやったようにも思えるし何もしてないようにも感じてしまう日。

村上春樹をゆっくり読んでいるのは以前書いたが、だからなかなか読み進められない。一晩で読める本ではあるけれども村上春樹はこの本を一晩では書いてないわけだから、一晩やそこらで満足したくない、と思う。同じように、僕が長いことかけて作ったアルバムは52分30秒くらいあるわけだけど、600日間くらいの時間から絞りとった52分30秒なわけで、一回聴いて「なるほど、わかった」とは言われたくないわけだ。

今日の夜にはもう新しいアルバムの音が決定する。いつになってもこういう日は心がそわそわする。それとは無関係に猫は今日も幸せそうに猫らしくしている。  
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2013年04月25日

ニュー・インディペンデントとクロニクル



昨日のこと、雨上がりの曇天の窓の外を猫と一緒に眺めていたら猫が歩いていた。・・・っておまえどこの猫だよ!侵入者発見!と僕もポチも総毛立ってシャーシャーいって侵入猫を威嚇。ポチのしっぽはアライグマのようになっていた。以降ポチのパトロールの目つきが厳しくなったのはほんの30分くらいで結局すやすやと眠る。

夕方から出かけて代官山蔦屋書店へ。音楽プロデューサーの牧村憲一さんとジャーナリスト津田大介さんのトークイベント「これから僕たちにできること」を聞きにいく。時を同じくして出版されたおふたりの音楽についての著作を興味深く読んだあとだったのでお二方の生の声が聞きたかった。とても充実した終始可笑しみも絶えない示唆的な話。牧村さんは冒頭で著書の意外だった反響の大きさについて語られていて「著書の中に記された高野寛氏とトッド・ラングレン氏のやりとりに感銘を受けたという感想もいただいた」というのは僕が牧村さんに送ったメッセージのことだった。「仲間を作れ」「ミュージシャンとつるまず異業者と新しいことを(これは文脈から取り出すと誤解を生むかな)」という言葉が印象的でした。具体的に質問したい最近逡巡していることがあったのだけど、運良くQ&Aで訊くことができてとてもためになった。

牧村さんはおそらく「ネットとライブで自分の曲を売る方法ーミュージシャン・サバイバル・ハンドブック」というリットーミュージックのムックの記事で僕のことを認識していただいたのだと思うのだけど、3年前くらいにふらっとライブを観にきてくださった。終演後に自分の10数年のソングライティングが報われるようなお褒めの言葉とフリッパーズ・ギターのLP(kaji hidekiトートバッグの中に入っていた!)をプレゼントにいただいて感激した。

トーク終了後、本にサインをいただく。津田さんとは一昨年のOil in Life以来。音楽配信メモから津田さんを知っている者として彼が創りあげようとしている政治メディアはとても興味深い。実家が近所ということで東京外国語大学のキャンパスのことをとても良くお知りなので同世代感とあわせて親近感がわく。牧村さんからもためになる忠告をいただいた。ミュージシャンとしての音の作業が終わってリリース準備やレーベル運営の諸作業に追われているこのタイミングでお二人の話を聞けてよかった。以前お世話になっていたレコード会社の方ともばったり会ったり。


夜遅くに帰宅、依頼していたアルバムジャケットのためのアートワークが届く。ああ、本当にCDができあがるんだなあ、と深呼吸。  
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2013年04月24日

晴れ/雨



昨日のこと、吉祥寺でランチと打ち合わせ。帰宅後あれこれと諸作業。そこから物思いに沈んで、海底をさまよう海女のごとく。2010年の春もそうだった。『home sweet home』のCDができあがってくるまでの間は何故だか鬱鬱と過ごしていたのを思い出します。春になっても寒い日が定期的に訪れて今日は冷たい雨と風。暑いのが嫌いな僕も今この時は灼熱の夏を欲してしまうほど。

いろいろなことが佳境。  
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2013年04月23日

4回目の“はじめてのソングライティング”



昨日のこと、東京の西の方へドライブ。郊外のホームセンターは家が建てられるくらいいろいろなものを売っていて、楽しい。15万円で庭に小屋が作れるキットを見つける。モノが溢れていざとなったら?月曜日のガラガラのフードコート、対照的にさわさわと賑やかなガーデニングコーナー、今年の夏のやまだ農園ではキュウリ、トマト、オクラを栽培することに決定。

来月5月23日にまた作曲セミナーにお呼ばれします。前回の作詞に関する話もとても好評だったそうで、これでもう4回目。「もうしゃべることないですよ」という僕の弱音に担当氏は「こういうことは?」「こんな切り口は?」と名編集者よろしく提案してくれて、「ああ、面白そうですね」と今回は現役の音楽ディレクター氏をゲストに招いて「“アーティスト”ができるまで」というテーマで。僕自身のことも含めて興味深い話ができたらと思っています。中身の濃い(と思われる)話をとにかく安いお値段(実質無料)で聞けて、帰り際には豪華なお土産がもらえるというイベントなので平日の夜ですがぜひ一度ご来場いただければと思います。


“はじめてのソングライティング〜“アーティスト”ができるまで”
2013年5月23日(木)18:30開場 19:00開始 20:45終了(予定)
場所:(株)マイナビ 本社 マイナビルーム 2F-U
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口直結

お申込みはこちらから



ミルブックスからteteria大西進さんが上梓した「はじめての紅茶」が本屋に並び始めて、早速手に入れ読み始めたのだけど、コーヒー同様身近なものに思えるのに紅茶について知らないことだらけで面白い(福田さんの挿絵のかわいさよ)。ディモンシュ堀内さんとアアルト庄野さんの「はじめてのコーヒー」、そして「はじめての紅茶」、これにワインとか抹茶をはさんで、そのうち「はじめてのソングライティング」が出版されるのではないか?という未来予想図を思い描きながら。  
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2013年04月22日

窓の向こうの魚



昨日のこと、朝から冷たい雨の寒い一日。気分も沈むような、猫も夕方まで丸くなって寝てしまうような。丸一日考え事と長い原稿書き。ミックスが終了した新しいアルバムをいろんなシチュエーションで聴く日々なのだけど(本を読みながらとか車のステレオ、小さな音で大きな音で)、ん?と気になってしまい一旦完成したものもエンジニア手塚さんにいろいろ聞いてもらって微調整をしたり、これはもうノイローゼとかに近い。マリッジブルーとかマタニティーブルーとかいう言葉があるがアルバムフィニッシュブルー?その色は“青”である。

あまりにも寒かったので油断していたのだけどふと目線をあげると窓の外に魚が泳いでいた。曇天に鯉のぼり。お隣がキャッキャと楽しそうにしていたのはこのせいだったのだ。もうすぐ5月。そして夜が明けて目覚めると風は強いが窓から暖かくハッとする日差し、この太陽の時間を全身で受け止めたい、と思う春の終わり。同じブルーでも今日の空の色はスカイブルーである。


2013年5月3日(金祝)@等々力 巣巣
巣巣10th Anniversary live
山田稔明 x 高橋久美子
“cottonnoha”


18:30開場/19:00開演
3,500円(dans la nature お菓子付き)
出演;山田稔明(シンガーソングライター)
高橋久美子(作家・作詞家)

巣巣の10周年をお祝いして音楽と朗読のコンサートを開催します。
洗いざらしの木綿のような言葉のひとひらをお持ち帰りください。

入場予約は4月12日11:00から巣巣HPにて受付
巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020


“森、道、市場 2013”
5月11日(土)12日(日)@ 愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細はイベントホームページをご覧ください
http://mori-michi-ichiba.info/index.html



5月12日(日)@京都 SOLE CAFE
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ “バンドワゴンの午後”


約1年ぶりのSOLE CAFE公演は初めてのフルバンド編成での
ランチタイム生音ライブとなります。重なる声とリズム、弦楽器の響きに
耳を澄まして新しいアルバムの息吹を感じてください。

13:00開場/13:15開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で明日4月3日21時から受付開始
SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



5月12日(日)@大阪 event space 雲州堂
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ“バンドワゴンの夜”


昨年秋以来の大阪、雲州堂でのライブは昨夏以来とステージで
大阪で初めての山田稔明バンド編成でのライブが実現します。
新作完成の勢いを受けて熱量の高い演奏を。乞うご期待!

19:00開場/19:30開演
前売り3500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964


6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来半年ぶりの恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
THANK YOU SOLD OUT!

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2013年04月21日

winter again



東京で4月下旬にここまで冷えるとは、ラジオでは48年ぶりの桁外れの寒さだと言っていた。木金と半袖だったのに。冷たい雨はお昼になってあがったけども、気温はこのままらしい。かくも人間とは冬には春を、同様に夏には秋を望むものなのだな。気分の盛り上がらない日曜日。

昨日のこと、雑貨屋さんなどに行くといつも目を惹くモノを作っているPUEBCOというブランドのオフィスセールがあるというので出かけた。お値打価格のものばかりで楽しく、本物そっくりのフクロウと小鳥のオブジェを買う。もちろん猫が喜ぶのではないか?と思ったからだ。

新宿の楽器屋さんで気になっていた12弦ミニギターを試奏、ピックアップも最初から付いているのでなにかの機会に役立ちそうだと購入。新しい楽器は新しい発想をもたらしてくれるから、そろそろ作曲モードか。街をゆく道中、ここに来て新しいアルバムの収録曲、曲順などで猛烈に悩む。悪いクセだとは分かりつつも、これが自分の性格なのだから、仕方がない。

買ってきたフクロウに猫はわれ関せずという態度(小鳥は執拗な猫パンチ)。

追記;昨日20日は二十四節気の6つ目「穀雨」だったそう。田畑の準備が整った頃に合わせて春の雨の降るころ、まさに昨日今日のような天気を言うのか。7月に加古川チャッツワースに行く打ち合わせをしているが、「山田くんのライブは田植えが終わった頃に」ということで日程を選んでいるところでした。  
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2013年04月20日

毎日がレコード・ストア・デイ



4月20日はレコード・ストア・デイという、アメリカ発端の、去年くらいから日本のレコード好きの間でも盛り上がるようになったイベントの日です。5年前くらいだったか、日本でもレコード・ストア・デイを盛り上げようというコメントを書いた記憶がある(が、そのときどのようにその文章が使われたか未確認)。で、僕は何日かにいっぺんはレコード屋に行き、ライブで旅するときはその街その街の名物レコード屋に足を運んで、それこそバカみたいにレコードもCDも買う。

いざ断捨離、とか言って定期的にCD棚を見直す機会を設けるのだけど気づけばもうアルファベット順、洋邦、ロック/非ロックと分けられた棚は隙間なくギッチギチになってしまうのだ。2013年から買ったCD、レコードを全部写真に撮ってInstagramに載せるようにした。そうすると自分がどれくらいの枚数のレコードを日々増やしていくのかがわかるのだ。月の統計を出してみると1月は25枚、2月は23枚、3月は20枚、4月は20日現在で21枚。これでだいたい自分が月に20枚ちょっとレコードを買う男だ、という定義ができる。「そうか、そんなものか」と笑い飛ばしてはみても、これが1年続くと300枚になるわけで、CDならいいんだけどその半分がアナログだったとしても相当な収納スペースがいる、ということが今の時点でわかった・・・。

それでもいちいち楽しいのである。夏のライブツアーの計画をいろいろ立てているここ数日だが、「ああ、あの街に行くからまたあのレコード屋に行ける!」とか「この街では前回バタバタしててレコード屋巡りできなかったな」とか、旅とレコードというのは意外と結びつく(“旅目”というのはレコードハンティングでも、ある)。レコード・ストア・デイ限定リリースの情報にワクワクしたりする春だが、基本的には365日毎日が自分にとってはレコード・ストア・デイなのだな、ということも再認識する。  
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2013年04月19日

色彩を持たない山田稔明と



昨日のこと、朝からエンジニア手塚さんと連絡取り合ってニューアルバムで最後に残った大曲のミックスの確認(まだまだしつこくやっているのだ)。個人的に異常なほどの思い入れとこだわり、エゴとも言いかえられるであろう自己完結のためのあれこれを詰め込んだ曲だが、そこに手塚さんが技術的な立場からのオマージュのベールをかけた旨を告白され、とても感動する。ヘッドフォンで聴かないとわからない秘密の暗号、時をおいてまた改めて皆さんにも教えたい。余談だけども他の曲にはヘッドフォンで聴かないと(あるいは飼い主の僕にしか?)わからないような声で愛猫ポチも録音に参加している。

午後からは5月のバンドワゴンツアーの準備と確認の事務仕事。どうか我々が旅するすべての上空が晴天でありますように。朝からTシャツで過ごせるほどの春の日だったが、5月はもっと快適な日々であろう。新しい物語の始まりにはちょうどいい季節だ。そして2時間ほど本を読む。録音していた日々には設けられなかった時間を作れて嬉しい。保坂和志「考える練習」と村上春樹を交互に。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅」はとても春樹的で読み終わるのが惜しくてゆっくりと。「巡礼=pilgrimage」という題名のシンクロニシティにもハッとするが、間もなく完成する山田稔明の新しいアルバムタイトルも奇遇にも“色彩”と関係している。僕も自分の名前に色が入っていたらよかったのに。

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山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“THE BANDWAGON spring tour 2013”



“森、道、市場 2013”
5月11日(土)12日(日)@ 愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細はイベントホームページをご覧ください
http://mori-michi-ichiba.info/index.html



5月12日(日)@京都 SOLE CAFE
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ “バンドワゴンの午後”


約1年ぶりのSOLE CAFE公演は初めてのフルバンド編成での
ランチタイム生音ライブとなります。重なる声とリズム、弦楽器の響きに
耳を澄まして新しいアルバムの息吹を感じてください。

13:00開場/13:15開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で明日4月3日21時から受付開始
SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



5月12日(日)@大阪 event space 雲州堂
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ“バンドワゴンの夜”


昨年秋以来の大阪、雲州堂でのライブは昨夏以来とステージで
大阪で初めての山田稔明バンド編成でのライブが実現します。
新作完成の勢いを受けて熱量の高い演奏を。乞うご期待!

19:00開場/19:30開演
前売り3500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964


6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来半年ぶりの恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
THANK YOU SOLD OUT!

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
Posted by monolog at 08:46Comments(0)TrackBack(0)

2013年04月18日

音楽に背中を押されている



昨日のこと、新しいアルバムの最後の曲のミックス確認とあわせてマスタリングの日程調整、皆さんは「まだできないのかよ」と思われるかもしれないが「ああ、終わるとなるとこの1年の日々が愛しい。ずっとレコーディングしていたかった・・・」とすら思う自分がいる。親しい人にはもう新しいレコードの音を聴いてもらっているのだけど、「久しぶりに長い手紙をもらった気がする」とリリカルな感想をくれる人もいれば、全曲解説ばりに曲順を含めて長い文章で僕を客観視させてくれる人もいる。

夕方から吉祥寺で打ち合わせ。去年の秋からやっている“はじめてのソングライティング”というタイトルの作曲セミナー、先月で4回目だったのだけど回を重ねるほどに好評だそうで来月5回目の開催が決定になった。毎回参加者の世代が幅広く上は70代までというのもすごいが、高橋久美子ちゃんとやった前回はチャット モンチーのファンだという中学生がお母さんと一緒に参加していて(緊張しながら久美子ちゃんとおしゃべりしていて)微笑ましたかった。次回は5月23日に。週末か来週には詳細を。ここまで定期的に続くとのらりくらりと蛇行を続けてきたトークにもさすがに体系的なまとまりができてきたので誰にとっても見所があるかと思います。ぜひ一度ご参加ください。

4月は楽しみにしていたレコードがたくさんリリースされて、楽しい。毎日なにかしらの郵便が届く。レコードのシュリンクをすっと開けて(親指の爪ですっと)ビニール盤に跳ね返る光を眺めたり、CDの歌詞カードのクレジットに目を細めたり、ひとりDJよろしく音楽を鳴らす時間は至上の喜びである。小西康陽さんが書いて話題の歌のなかで「普通の人はCDなんてもう買わなくなった」というフレーズを聴きニヤリとして「ああ、おれ普通じゃなくてよかったな。毎日楽しいな」と悦に入る春の終わりである。  
Posted by monolog at 09:21Comments(0)TrackBack(0)

2013年04月17日

平凡な毎日の暮らしと、来るべき巡礼の年



昨日のこと、引き続き事務仕事と夏からのライブのスケジューリング。合間にたくさん本を読む。ようやく余裕ができて、今はパラレルで村上春樹新作(読み終わりたくなくて少しずつ)、保坂和志「考える練習」と大槻ケンヂ著「40代、職業・ロックミュージシャン」、それからキンドルで大橋巨泉の「第二の人生」というのも。BGMをいちいち選びながらの読書、いかに自分の暮らしが音楽と読書かということを思い知る。ゆっくり本が読めるこの季節が嬉しい。

7月以降いろんな街のいろんなお店で歌う算段をたてているところですが、とにかくまずは5月の弾き語り、そしてバンドワゴンでの5人旅、各地で皆さんと音楽の時間を共有できたら嬉しいです。ずっと自宅での作業が続いたので久しく家を留守にすることがないから猫は気楽に安心しきった緊張感のない様を見せます。ああしかしポチよ、おまえにご飯を食べさせるために私はまた旅に出るのだよ。


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山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“THE BANDWAGON spring tour 2013”



“森、道、市場 2013”
5月11日(土)12日(日)@ 愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細はイベントホームページをご覧ください
http://mori-michi-ichiba.info/index.html



5月12日(日)@京都 SOLE CAFE
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ “バンドワゴンの午後”


約1年ぶりのSOLE CAFE公演は初めてのフルバンド編成での
ランチタイム生音ライブとなります。重なる声とリズム、弦楽器の響きに
耳を澄まして新しいアルバムの息吹を感じてください。

13:00開場/13:15開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で明日4月3日21時から受付開始
SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



5月12日(日)@大阪 event space 雲州堂
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ“バンドワゴンの夜”


昨年秋以来の大阪、雲州堂でのライブは昨夏以来とステージで
大阪で初めての山田稔明バンド編成でのライブが実現します。
新作完成の勢いを受けて熱量の高い演奏を。乞うご期待!

19:00開場/19:30開演
前売り3500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964


6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来半年ぶりの恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
THANK YOU SOLD OUT!

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2013年04月16日

スプリング・タイムのオータム・ディフェンス



昨日のこと、朝からジェームズ・ブレイク、ヴァンパイア・ウィークエンド、ダイナソーJr.にレッド・ホット・チリ・ペッパーズと、砂漠の町コーチェラから届くウェブキャストでのライブを眺めながら(前日のポスタル・サーヴィスも素晴らしかったな…)ひたすら事務仕事。制作クレジットをまとめたり新譜にまつわるJASRACへの申請など、何回やってもその都度やり方を忘れてしまい手こずる。

夕方から出かけて下北沢へ。WILCOのベーシストJohn Stirratt(ジョン)とマルチインストゥルメンタリストPat Sansone(パット)がやっているThe Autumn Defenceのライブが小規模なライブバーで観れるというまたとない機会。キャンセル待ちをしてようやく手に入れたチケット、ぎゅうぎゅうの店内で運良くステージ真横の砂かぶり席的なグッド・シチュエーションを得る。手を伸ばせば届く距離。

The Autumn DefenceはパットがWILCOに加入する以前の1999年頃から断続的に続くサイドプロジェクトで、普段はWILCOでボトムを支えるジョン(アンクル・テュペロ以降WILCO結成からジェフとともに活動する)と鍵盤、ギター、パーカッションと楽器を持ち替えてWILCOサウンドを演出する(ときにピート・タウンゼントばりのウィンドミル奏法でお客さんを煽るイケメン担当)パットの、どこか'70年代の香りもするメロウな音楽。

ふたりだけのシンプルな編成、ピアノ、ギターとベースで奏でられる歌はとてもシンプルで、しかし他になにもいらないような豊かなアンサンブル。ふたりのシンガーソングライターが楽器と声を重ね、真っ直ぐで明快な歌詞が歌われる。彼らが座る椅子の軋みまで聞こえてくる至近距離で、最高の歌を聴いた。ボブ・ウェルチ「センチメンタル・レディ」のカバーとアンコールで歌いあげられたWILCOデビュー作からの「It's Just That Simple」が個人的ハイライト。終演後には先日のライブとふたりの演奏がどれほど素晴らしかったかを伝え、サインと握手。この日のステージを目撃できたことを幸せだと思う。

家に帰ってステレオで鳴らしたThe Autumn DefenceのCDはそれまでと全然違うように響いた。目の前で生の音に触れたことにより浸透圧の値が変化したのかどんどん心に入り込んでくるように感じる。かくもライブとは目からウロコの素晴らしい体験なのだな。僕もよく「ライブのほうがCDよりグッときますね」と、褒められているのかどうなのか「ん?」ということを言われることがあるが、どっちが良いではなくてどっちも体験してこその発見がある、はず。僕はこの夜を境にThe Autumn Defenceの本質にぐっと近づいた気がしたし、WILCOの凄みにも改めてため息をついた。朝から夜まで素晴らしいライブを眺めて「僕ら音楽に愛されてる」と思った一日。先週から続いたライブ週間の大団円。  
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2013年04月15日

旅に出る理由



昨日のこと、久しぶりの休み、というか久しぶりに遊びに出かける予定がない日なので仕事部屋でいろいろ作業と確認。お昼前にイトケンさんから情報あり近所の珈琲豆屋へ。買っても買ってもすぐになくなるコーヒー、近所にいいお店ができると嬉しい(皆さんがライブのときにコーヒーくれるのとても嬉しいのですよ)。天気がよくて猫がとても楽しそうで嬉しそうで、その調子に乗った感じを見ているのが幸せな時間。

いろいろな作業と並行して行なっているマスタリングと、残った最後の1曲のミックス確認を。ああ、もうすぐ終わってしまうのが嬉しいけどさびしい。去年から本格的に始まった作業、ずっと終わらないような気がしていて、確実に生活の一部と化していた。燃え尽き症候群にならないようにたくさんライブと旅をしなければならない。ボブ・ディランの真似をするならば “You're the reason why I'm travering on” この手塩にかけた音楽をあなたたちに届けるために私は旅をするのだ。
  
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2013年04月14日

WILCOとシンガロングの夜



等々力から渋谷へ移動してAXでウィルコ来日公演の最終日。このご褒美があったからこそ年明けからの果てのないようなレコーディング作業を頑張ってこれたのだ。ステージ前方、ジェフとネルスの間の場所を確保、3年前のZEPPで観たときよりも至近距離。21世紀以降個人的にウィルコはいろんな意味で音楽的指針になっている。ウェブの使い方、レーベルとの関係性、マーチャンダイズの意匠、アヴァンとオーセンティック、などなど。憧れのアーテイストを生声も聞こえるような場所で見られることが嬉しい。

もう長いことウィルコのファンでいるが、自分にとって一番の作品はなんだろうかと考えて(それぞれのアルバムがすべて愛聴盤なのだけど)最近特に聴き返していたのは『a ghost is born』というアルバムで、これは僕が肺気胸になって伏して休養していた2004年のある時期に、初めて買ったiPodでそれこそ擦り切れるほど聴いたレコードなのでした。地味で静かで意味深な。そしてこの日のライブは定番曲以外の『a ghost is born』からのセレクトが多くあり嬉しかった。

とても小さな音で始まったライブはどんどん音楽が大きく膨らんでいって、ステージ上はみんなとてもリラックスしていた。「Impossible Germany」という強靭なサウンドスケープの定番曲があるのだけど、それをニコニコしながら演奏する猛者たちよ…。そして嵐のようなトリプルギターのアンサンブルを抜けたあとの開放感に両の手をあげて嬌声をあげて応えるオーディエンス(僕たち)、なんと素晴らしい音楽のケミストリー。「Via Chicago」はドライブウェイを進む車のなかで静かに話をするような、そんな風景、どんな雷鳴が轟いても会話は淡々とイン・テンポで続いていく…。などと、いろいろ脳内再生の映像は移り変わっていくけれども、ただただ楽しい2時間強、シンガロングして声も枯れるほどでした。そして今回もジェフは一口も水を飲まなかったのだった。

たくさんの知り合いが大阪と東京の3公演に足を運んでいて感想を述べ合うのも楽しく、全公演でセットリストを変えてきたウィルコのホスピタリティにも感動しました。ああ、でも欲を言えば「Hummingbird」と「Spiders」が聴きたかったな。一度でいいからアメリカで観てみたい。2日続けて圧倒的な音楽の魔法にかかって随分とふわふわした気持ちになっています。  
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春のマフィンと永井宏展



昨日のこと、久しぶりに深大寺のdans la natureへ。お店の入り口には残り桜の散った花びらが吹き溜まって春の終わりの風景。しばらく来ないとその間にいろいろあっておしゃべりも長くなる。柑橘ピールマフィンとミルクコーヒーマフィン、久しぶりになっちゃんのマフィンが食べられる幸せよ。

そこから等々力の巣巣へ。今週から始まったFor the garden 永井宏展、自由奔放なアート表現に刺激される。永井さんの奥様がいらっしゃっていて少しお話をさせていただくと、葉山の話、愛猫ポチの由縁となった斎門富士夫さんの話、音楽や吉祥寺の話などいろんな点と点がつながっていく。僕は永井さんとお会いしたことが一度もなかったのだけど、少しだけその肌身に近づけたような気がした。

余談になるが、先日のキリンジのコンサートの僕の席の周辺は川勝正幸さんと親しかった関係の方たちが多くかたまっていて開演前にがやがやと「遺影を胸に抱いて観ようか」とか「あ、おれiPhoneのなかに川勝さんの遺影ある!」「このへんに降りてくるんじゃない?」「不謹慎だなあ」とニコニコと笑い交わす会話が耳に入ってきてなんだかとても楽しくて可笑しくて、今読んでいる保坂和志「考える練習」という本に“人は死なない”という言葉が出てきてそれについて猛烈にいろんなことを“考える”のだけど、永井さんの展示を見てキリンジのときの川勝さんにまつわるこのやりとりを思い出すと、うむ、人は死なないのではないか・・・と。

ーそんなことを思いながら渋谷へ移動して長い一日はまだまだ続くのでした。  
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2013年04月13日

袂を分かつ野良の虹



昨日のこと、夕方から渋谷へ出かけた。堀込兄弟=キリンジとしての最後の夜。キリンジの初めてのCD(キリン柄の)を聴いたときの衝撃は忘れられない。奇跡のような日本語ポップスに打ちのめされた。その後GOMES THE HITMANでインディーズで初めてのアルバム『down the river to the sea』をリリースした一ヶ月後の1998年5月にキリンジ、Swinging Popsicleを誘って“3 label one night only”というライブを企画、それが僕にとって初めての渋谷クアトロのステージだったのだけど、兄弟ふたりが手練なサポート陣を背負ってレコードを再現しようとする緊張感のあるステージをリハも本番もずっと観ていたことを憶えている。

当時ライブでの舞台監督さんが同じだったということもありキリンジの20世紀の終わり頃のライブを何度も観させてもらった。MCで話すべきことを紙に書いてあって泰行くんがそれを「あー、」と言いながら読むというシーンも懐かしい。15年くらい前の話。気づけば随分と長い時間が経った。4時間にも届きそうなあれもこれも全部入りのキリンジの歴史は圧倒的で、そのメロディと言葉の“幸せな結婚”を見せつけられて「ああ、やっぱり奇跡的だ」と思い知る。

僕が好きな、思い入れのある歌は初期の頃に集中するのだけど「さよなら また会おうね」と歌われる「野良の虹」のときに胸にキュッときて以降はもうただ楽しくて、耳が幸せで、2階の真ん中あたりくらいの席からオペラグラスの右側に高樹さん、左に泰行くんをスコープして眺めたり、突然柑橘類に物申し始めたりするMCも可笑しくて、バンドスタイルも完成形、純粋にとても素晴らしいコンサートだった(なにより満員のお客さんの反応が美しかった)。

終演後の挨拶では高樹さんも泰行くんもニコニコしていて、センチメタルの欠片もなく、それも含めてとてもキリンジ的だなと感じる。会場で久しぶりに会った知人が「ずっと終わらないものっていうのはないのかねえ…」と溜息をついたが、終わったらまた新しいことが始まっていくのだろう。物語の始まりにはちょうどいい季節が。袂を分かつ二人と照れくさくも硬い握手を交わしてNHKホールを出たのは23時半、僕は久しぶりに新しい歌を作りたくなっていました。  
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2013年04月12日

海に行くつもりだった



昨日のこと、海に行くつもりだったのに辿り着いたのは渋谷イカセンターだった・・・。WILCO公演を観るために大阪から前乗りした友人とご飯を食べようということになって、この前テレビで観たイカセンターを選択(新宿ではなく渋谷のほうへ)、いけすで泳いでいるところを捕まえられてさばかれた活き造りのイカは透き通っていてまだ足が動いていた。僕は無類のイカ好きなのでこのイカづくしの宴は天国のよう。アルバムが完成したら改めて新宿イカセンター本店で祝杯をあげたいと思う。イカを食べながらもずっと音楽とコーヒーの話。

そして同じくイカ好きの高橋久美子ちゃんとの巣巣10周年記念イベントの予約受付が始まります。1月以来のライブ、昨日ギターの弦を買ってきたので今日は6本を張り替える日。レコーディングではテイラーのギターと出番が半々くらいだった僕のマーティン、心機一転で春の日差しのようにカラッと鳴り響いてくれるだろうか。ピカピカに磨いてやろう。  
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2013年04月11日

季節に架ける橋



昨日のこと、去年の夏から本格的に取りかかってきた新作アルバムの、それこそ去年の7月から時間をかけて作り上げてきた(彫刻みたいな、粘土細工みたいな)、最後の1曲のデータをまとめる作業、それをエンジニアの手塚さんへ送る。複雑なセッションデータにその半年間の時間の流れを見るよう。

この大きな歌は2011年の夏に明石海峡大橋を渡る刹那の風景と感情がきっかけでできた歌。その旅はそもそもチャットを抜けた高橋久美子ちゃんが画家の白井ゆみ枝さんと徳島で開催した「ヒトノユメ展」を見るために車で出かけた一人旅だった。そこから2年経って今、彼女と一緒にあれこれと楽しいことを企画しているというのが感慨深い。明日の朝11時から巣巣10周年のイベントの予約申し込みが始まります。ニューアルバムについてのいろんなエピソードも話したくてうずうずしています。


ymdkmk今週末12日(金)から予約受付です!

2013年5月3日(金祝)@等々力 巣巣
巣巣10th Anniversary live
山田稔明 x 高橋久美子
“cottonnoha”


18:30開場/19:00開演
3,500円(dans la nature お菓子付き)
出演;山田稔明(シンガーソングライター)
高橋久美子(作家・作詞家)

巣巣の10周年をお祝いして音楽と朗読のコンサートを開催します。
洗いざらしの木綿のような言葉のひとひらをお持ち帰りください。

入場予約は4月12日11:00から巣巣HPにて受付
巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020
  
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2013年04月10日

intoroducing 夜の科学オーケストラ

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ここ数年で“夜の科学”を開催するときのバンド編成として定着した僕と4人のミュージシャンの集合体、名前つけなきゃと思いつつもいつのまにか便宜上“夜の科学オーケストラ”という名前で呼ぶようになったのですが、この編成で東京以外の街で演奏したことはありませんでした。イトケンさんも安宅浩司くんも五十嵐祐輔くんも自分の名前で(五十嵐くんはfishing with john名義で)活動するマルチ・インストゥルメンタリスト、ベースの海老沼崇史くんも数多くのサポートを務める名プレイヤーです。

5月は愛知県、そして京都と大阪の3ステージ、初めてのバンドでの遠征旅行となります。スケジュールと経費といろんなことを考慮するとなかなかまとまったツアーを組むのは困難なことなのでこの春のバンドワゴンの旅を僕はとても楽しみにしていて、できるだけたくさんの皆さんにライブを観てほしいと願っています。すべてのステージで異なるセットリストになると思いますのでぜひ万難を排して会場まで足をお運びください。新しいアルバムがいち早く手に入るプレオーダーを受け付けようと現在準備中です。

ドラムのitokenさんとは10年以上一緒に演奏しています。自身のharpy、d.v.d.をはじめ相対性理論やトクマルシューゴなどNHK Eテレの劇伴など八面六臂の活躍。安宅くんももう7年くらい僕の楽曲でギターやマンドリン、ペダルスティールを弾いてくれているマルチな弦楽器奏者。ハンバート・ハンバートや中村まりさん、ワールド・スタンダードなど幅広く活躍、新作ではなんどクラリネットまで吹き込んでくれました(近いうちにステージでも?)。ギターと鍵盤ハーモニカを演奏してくれている五十嵐くんとも長い付き合い。彼が以前やっていたバンド各駅停車(2000年頃。そのとき彼はギターとボーカルを担当していました)のCDのコメントを書いたのが最初の繋がりでした。映像作品との親和性の高いfishing ith johnというインストユニットを一人(ライブでは7人で)で率いつつ、有能な張り子職人としての顔も持つ名エッセイスト。えびちゃんは5人のなかで一番若くて、もう3年一緒にやってますがどんどん良い感じに歳をとっていくのが面白い。坂本真綾さんや古内東子さんなどのサポートも務める、歌に優しい低音を添える名手です。誰もタバコを吸わず、誰も声を荒げたりすることもなく、すねたりしょげたりする人もいなく、とても穏やかなこの組み合わせを僕はとても“有難い”カンパニーだと感じています。

愛知と関西のツアーから帰ってきたら東京恵比寿でツアーファイナルです。それまでに新しいバンド名がついているだろうか。各地会場ではそれぞれメンバーのCDなども物販すると思いますのでぜひ手にとってご覧ください。愛知で関西で東京で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。チャンスがあればもっと他の街へも。

2013_05_2


山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“THE BANDWAGON spring tour 2013”



“森、道、市場 2013”
5月11日(土)12日(日)@ 愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細はイベントホームページをご覧ください
http://mori-michi-ichiba.info/index.html



5月12日(日)@京都 SOLE CAFE
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ “バンドワゴンの午後”


約1年ぶりのSOLE CAFE公演は初めてのフルバンド編成での
ランチタイム生音ライブとなります。重なる声とリズム、弦楽器の響きに
耳を澄まして新しいアルバムの息吹を感じてください。

13:00開場/13:15開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

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SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
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Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



5月12日(日)@大阪 event space 雲州堂
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ“バンドワゴンの夜”


昨年秋以来の大阪、雲州堂でのライブは昨夏以来とステージで
大阪で初めての山田稔明バンド編成でのライブが実現します。
新作完成の勢いを受けて熱量の高い演奏を。乞うご期待!

19:00開場/19:30開演
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(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

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〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
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6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来半年ぶりの恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
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キャンセル待ちでのお申込みをオフィシャルサイト特設メールフォームにて受付中

恵比寿 天窓 switch
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TEL 03-5795-1887  
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シャツとレモネード



昨日のこと、お昼から出かける。吉祥寺美術館の「佐々木マキ見本帖」は70年代から最近までの原画を集めた展示。「カンガルー日和」や「羊男のクリスマス」など村上春樹ファンとしてはその色味を目に焼き付けた。一番印象に残ったのはガロに描いた漫画「フクロウと仔猫ちゃん」、とても可愛くて可憐なメロディが流れてくるような漫画。古本屋に探しにいってみようと思う。

そこから高井戸のオカズデザインさんのカモシカへ。「シャツとエプロン」、+CAPSULEの新作シャツ展示受注会。+CAPSULEシンヤさんが作るシャツは気分が塞いでいるときに着るとパッと雲が晴れて、心が元気なときに着るといつもより遠くまで行ってみようかと背中を押してくれる。届くのは6月頃か、夏の楽しみがひとつ増えた。いただいたオカズさんのアイスマーマレードはすでに夏の味がしていた。展示は今日が最終日。

帰り道、急な誘いあり吉祥寺でお茶。あれこれいろいろ話して気持ちがいい。この日はレコード屋で友人への贈り物としてのCDをいろいろ選んだ(最近お祝いごとにその人を想定して選んだレコードをプレゼントするのが楽しい)。そして今週末はいよいよWILCOのライブ、音楽が好きでよかったなーという季節を迎えている。  
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2013年04月09日

巣巣10th anniversary “cottonnoha”

ymdkmk今週末12日(金)から予約受付です!

2013年5月3日(金祝)@等々力 巣巣
巣巣10th Anniversary live
山田稔明 x 高橋久美子
“cottonnoha”


18:30開場/19:00開演
3,500円(dans la nature お菓子付き)
出演;山田稔明(シンガーソングライター)
高橋久美子(作家・作詞家)

巣巣の10周年をお祝いして音楽と朗読のコンサートを開催します。
洗いざらしの木綿のような言葉のひとひらをお持ち帰りください。

入場予約は4月12日11:00から巣巣HPにて受付
巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020
  
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音、オト、おと



昨日のこと、午後から出かけて手塚さんとマスタリングに関する実験。Aの音とBの音を聴き比べて「うむうむ!」と唸る。ギリギリまでこだわる今回のCDは今までよりも“想い”の密度が濃いような気がする。『pilgrim』も『home sweet home』も音が良いと褒めてくださる方が多かったのだけど、今回のレコードはすべての曲をエンジニアの手塚雅夫さんにミックスを委ねたので思い残すことはない。

夜になってヤマチさんのBlack Cherry Studioへ。佐々木真里さんと一緒にオーケストレーションのダビング作業。真里さんに書いてもらったスコアで、1stバイオリン、2nd、ビオラ、チェロ、ピチカートと弦楽器を重ねていく。人数を増やしたり部屋の大きさを試行錯誤したりを真夜中まで。これですべての楽器が録音された。鳴らされるべき音が鳴らされた。完成までもうすぐ、もう少し。

6月夜の科学41はたくさんのお申し込みをいただき受付開始から24時間を待たずにソールドアウトとさせていただきました。夏以降またたくさんいろんな街まで歌いにいきたいと思っています。新しいレコードは僕をまた旅路に引き戻す。それはとても心地よいルーティーン。またあの店に行って歌いたい、行ったことのない街の知らないお店と出会いたい、いろんなことを考えながら春の終わりを睨んでいるところです。

  
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2013年04月08日

夜の科学41受付開始しました

新しい一週間は気持ちいい青空と少し強い風で始まりました。
6月には新しい音を皆さんに届けられそうです。本当にお待たせしました。
5月から再開する演奏活動にわくわくしているところです(本当にワクワクっとなるのです)。
ライブ再開、君と再会、飛んでFly High、街を徘徊、などと身振り手振りでライミングするくらい。

kagaku_41


2013年6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
GOMES THE HITMAN.COM presents
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来半年ぶりの恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場申込受付はオフィシャルサイト特設メールフォームにて
4月8日(月)0:00から受付開始しました
*メールフォームがうまく機能しない方、携帯電話からのお申込みは
「名前/フリガナ/E-mail/都道府県/電話番号/人数」を明記の上
件名「恵比寿天窓switch」で info@gomesthehitman.com 宛に4月8日0時以降に
Eメールにてお申し込みください。追って返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2013年04月07日

本日真夜中から“夜の科学41”受付開始します

本日真夜中、日付が4月8日に変わる0時から6月2日(日)恵比寿天窓switchで行われる“夜の科学vol.41”の入場予約お申込み受付を開始します。予定はあくまで予定でまだまだ余談を許しませんがおそらくこの日が山田稔明ニューアルバム先行発売記念ライブになると思います。1月以来のライブ、バンド編成では半年ぶりのライブとなるこの夜のステージをどうかお見逃しなきように。このライブに先駆けた京都大阪は新作プレオーダーを受け付ける予定です。新しい季節の準備を!

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2013年6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
GOMES THE HITMAN.COM presents
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来の恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場申込受付はオフィシャルサイト特設メールフォームにて
4月8日(月)0:00から受付開始
*メールフォームがうまく機能しない方、携帯電話からのお申込みは
「名前/フリガナ/E-mail/都道府県/電話番号/人数」を明記の上
件名「恵比寿天窓switch」で info@gomesthehitman.com 宛に4月8日0時以降に
Eメールにてお申し込みください。追って返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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最後のひといき



昨日のこと、テレビやラジオからは嵐の予報。作業で部屋に引き篭もるにはうってつけの日だなと思いつつも以前強い風が吹きすさぶ音がマイクロフォンまで入り込んでしまって作業日を棒に振ってしまったとこを思い出し嵐の前のお昼から録音開始。もう何度目かの歌の録り直し、しかしこの最後の一息で新しいレコードに吹き込む自分の声、音は最後になるのだ。2年前から始めたアルバム制作の、最後のひといき。その言葉は「季節はもう今」というフレーズだった。季節はもう春を過ぎようとしている。

夕方から雨も降り出し、散々な天気に猫も不愉快そうなので猫を抱きながらテレビの前。1週間録りためたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に追いつき、「THE WALKING DEAD」が終わってしまったら楽しみがなくなる!と今更見始めた海外ドラマ「LOST」を数本、気がついたら寝てしまっていて、朝になったら空は晴れていたのだった。

今晩日付の変わった0時から“夜の科学vol.41”入場申込受付が始まります。


2013年6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
GOMES THE HITMAN.COM presents
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来の恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場申込受付はオフィシャルサイト特設メールフォームにて
4月8日(月)0:00から受付開始

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2013年04月06日

10年という時間



昨日のこと、吉祥寺にあるギャラリーfeveが10周年を記念して美味しいものを集めた展示をやっているというのを知り出かける。イラストレーター福田利之さんの展示を初めて観たのもこのスペースだった。その福田さんはお客さんにコーヒーを淹れて振舞っていらっしゃった。オカズデザインのトマト漬けや鶏味噌、いろんなお菓子屋さんの美味しそうな焼き菓子などであふれる空間。吉祥寺界隈に住み始めてもう12年になるがfeveに通うようになったのはここ数年。地下のパン屋ダンディゾンとともにこれからも暮らしに彩りを与えてくれそうで心強い。

ここ最近10年とか25年とか30年とか、そういうアニバサリー的な区切りに出会うことが多い。例えば擦り切れるほど聴きこんだレコードのことを思い出しプレイヤーに乗せてみると25年前にリリースされたものだったり、「ああ今日はカート・コバーンの命日だ」とかけたCDが20年前に出たものだったり。ふと気づくとつい最近の作品のように思える『omni』から10年経っていたり、もっと言えば今年はGOMES THE HITMANというバンドを作ってから20年目だったりもする。そしてそれらは一瞬「あっという間だったなあ」とつぶやかせたりするような驚きなのだけど、よくよく考えると全然あっという間なんかではなくて、それだけの時間・分・秒をかけて今に至っている、ということに改めて気づく。

来月5月3日は巣巣の10周年記念のイベント。初めて巣巣に行ったのは 2010年の秋でその暮れには初めてのライブをやっていた。穏やかな家具のお店だった巣巣が今では月に何本も盛況なライブをやるようになったきっかけのひとつは自分だったかもしれない…という責任を感じつつも、楽しく活発で刺激的な交流の場たる巣巣の今の姿を嬉しく思っていたりもする僕は、去年からみんなと同じように巣巣コミュニティに迷い込んだ高橋久美子ちゃんを誘って音楽と言葉がひらひらと交錯するようなライブを。

僕は今年30歳になった2003年からいよいよ10周年なのだな・・・などと考えて春の嵐を待っているところだ。


LIVE INFORMATION 2013 early summer

5月3日(金祝)@等々力 巣巣 “cottonnoha” with 高橋久美子
5月11日(土)@ “森、道、市場 2013
5月12日(日昼)@京都 SOLE CAFE “バンドワゴンの午後”
5月12日(日夜)@大阪 雲州堂 “バンドワゴンの夜”
6月2日(日)@恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.41”

www.gomesthehitman.com
  
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2013年04月05日

打ち合わせと暗黒物質



午後から打ち合わせ、新しいレコードについての新しい繋がり。春らしい晴天の日にせっかく街に出たのに体調がすっきりせず寄り道なしで帰宅、ひたすら猫と眠る。つけっぱなしのテレビのニュースからは「暗黒物質」という聞きなれない言葉が流れ、朦朧としながら見た夢のなかで僕は得体のしれない“暗黒物質”のただなかにいた…。


LIVE INFORMATION 2013 early summer

5月3日(金祝)@等々力 巣巣 “cottonnoha” with 高橋久美子
5月11日(土)@ “森、道、市場 2013
5月12日(日昼)@京都 SOLE CAFE “バンドワゴンの午後”
5月12日(日夜)@大阪 雲州堂 “バンドワゴンの夜”
6月2日(日)@恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.41”

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2013年04月04日

ミーティングからの猫時間



昨日のこと。午後から来客あり夜まで家で打ち合わせ、からのだらだらと楽しいおしゃべりとお茶。難しい議題のミーティングもうちにはなごみの素である猫がいるので終始フワッとする空間。接待猫として立派に働いている。僕らは5月の準備をして、6月のあれこれを段取りし、7月のスケジュールが決まり、そして9月のことを相談しあっている。1年の4分の1が過ぎたと思っているが実際はもっとどんどん体感時間は先にある。初夏からはたくさんのライブと旅、伸び伸びと歌ったり演奏したりしたい。


LIVE INFORMATION 2013 early summer

5月3日(金祝)@等々力 巣巣 “cottonnoha” with 高橋久美子
5月11日(土)@ “森、道、市場 2013”
5月12日(日昼)@京都 SOLE CAFE “バンドワゴンの午後”
5月12日(日夜)@大阪 雲州堂 “バンドワゴンの夜”
6月2日(日)@恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.41”

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2013年04月03日

4ヶ月ぶりの東京でのライブ/半年ぶりのバンド編成ワンマン

レコーディングのためにずっとお休みしていたライブ活動ですが、5月から再開、夏にはたくさんの街へ旅することができたらなーと楽しみに思っています。ゼロ年代後半からライブ活動メインで音楽をやるようにシフトしてきて、今回ほどライブを休んだ時間はありませんでした。冬眠から覚めたみたいに活発な春、そして初夏そして未来になりますように。

まず5月のゴールデンウィークにいつもお世話になっている雑貨と家具のお店巣巣の10周年を記念するイベントを。作家・作詞家で元 チャット モンチーの高橋久美子さんと一緒に音楽と言葉がひらひらと交錯するようなライブを。このライブに“cottonnoha=コトノハ”というタイトルを付けました(なかに“木綿”がひそんでいます)。新しいなにかを始めたいと思います。

そしてバンド編成での旅から戻ってきて6月2日にいつもの恵比寿天窓switchで“夜の科学 vol.41”を開催します。まだ空白になっている副題の部分には新しいアルバムのタイトルが入ります。いつものように入場申し込み予約はオフィシャルサイト特設メールフォームから、4月8日(月)0:00からの受付です。5月12日お昼の京都SOLE CAFEでのライブのお申込みも本日21時から始まります。いつ冬が終わるのかと思っていた頃を遠く思うような、ほんの少し先、あさってくらいの未来の話です。

2013_05_2


2013年5月3日(金祝)@等々力 巣巣
巣巣10th Anniversary live
山田稔明 ✕ 高橋久美子
“cottonnoha”


18:30開場/19:00開演
3,500円(dans la nature お菓子付き)

巣巣の10周年をお祝いして音楽と朗読のコンサートを開催します。
洗いざらしの木綿のような言葉のひとひらをお持ち帰りください。

入場予約は4月12日11:00から巣巣HPにて受付
巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020



2013年6月2日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
GOMES THE HITMAN.COM presents
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“夜の科学vol.41〜      ”


昨年末以来の恵比寿でのバンド編成ライブはいよいよ
山田稔明新作アルバム先行発売の記念すべき夜になります。
フルバンド編成で鳴らされる新しい季節のサウンドに乞うご期待!

18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場申込受付はオフィシャルサイト特設メールフォームにて
4月8日(月)0:00から受付開始

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
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2013年04月02日

5月京都公演追加

せっかく5人バンド編成でまわるツアーなのだから一回でも多くの演奏の機会を得たい、ということになって京都SOLE CAFEでの追加公演が決定しました。いつも一人で弾き語りする小さなカフェに果たして5人はどう位置を取るのかワクワクします。今決まっているのは歌とベースを少しPAする以外は生音でやろうということ。全く違う内容のライブになると思いますのでぜひ皆さま僕らの欲張りなワガママにお付き合いください。




山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
“THE BANDWAGON spring tour 2013”



“森、道、市場 2013”
5月11日(土)12日(日)@ 愛知県 三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺


<出演>
5月11日;ZAZEN BOYS / 在日ファンク / 清竜人 /
LITTLE CREATURES / 山田稔明 / John John Festival

5月12日;TOKYO No.1 SOUL SET / bonobos / THA BLUE HERB /
YOUR SONG IS GOOD / コトリンゴ / ショピン / トゥラリカ

*山田稔明は5月11日に出演します
チケットやアクセスに関する情報、詳細はイベントホームページをご覧ください
http://mori-michi-ichiba.info/index.html



5月12日(日)@京都 SOLE CAFE
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ “バンドワゴンの午後”


約1年ぶりのSOLE CAFE公演は初めてのフルバンド編成での
ランチタイム生音ライブとなります。重なる声とリズム、弦楽器の響きに
耳を澄まして新しいアルバムの息吹を感じてください。

13:00開場/13:15開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で明日4月3日21時から受付開始
SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



5月12日(日)@大阪 event space 雲州堂
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ“バンドワゴンの夜”


昨年秋以来の大阪、雲州堂でのライブは昨夏以来とステージで
大阪で初めての山田稔明バンド編成でのライブが実現します。
新作完成の勢いを受けて熱量の高い演奏を。乞うご期待!

19:00開場/19:30開演
前売り3500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964  
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2013年04月01日

山田稔明4thソロ・アルバム詳細

山田稔明 4th solo album
『山田稔明は何者で、どこから来てどこへ向かうのか』


4th Album_2



現在もなお鋭意制作中の山田稔明3rdソロ・アルバムに先駆けて、ついに
歌を通り越して自身キャリア初の全編語りのコトバム(コトバ+アルバム)完成。
豪華ゲスト参加の全12曲入り、2013年5月3日発売。コトバはココロを越えられるか?

山田稔明4th solo album
山田稔明は何者で、どこから来てどこへ向かうのか
2013.5.3 on sale(GOMES THE HITMAN.COM / GTHC-0005)

*掲載されているジャケットは初回盤握手券付きAパターンとなります。


  
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