2014年01月31日

3月26日プラネタリウム“夜の科学”追加席を発売します

hoshizora nightswimming_chirashi


30分で予定席数が完売した3月26日北とぴあプラネタリウムホールでの“夜の科学extra〜星空ナイトスイミング”、公演当日は年度末の平日にも関わらずたくさんのお申込み(キャンセルもほとんどありませんでした)をいただき、きっと皆さん仕事や予定を苦労して工面してくれたことと思います。チケットが取れなかった方からのお問い合わせもたくさんありました。北とぴあプラネタリウムホールが閉館に伴いこれがこの場所で最後の星空コンサートになるので、できる限りたくさんの方に観ていただきたいと思っています。若干数の追加席の受付を明日2月1日朝10時から行います。この機会をお見逃しなく!この日は山田稔明と夜の科学オーケストラ特別編成での演奏を予定しています。ドラムにイトケンさん、ペダルスティールとギター、マンドリンの安宅くん、五十嵐くんはギターと鍵盤ハーモニカ、上野くんにはフルートを、そして会場にグランドピアノがあるので「月あかりのナイトスイミング」で素晴らしい手腕を発揮していただいた佐々木真里さんに弾いてもらおうと思います。そしてベースは今回KIRINJIの千ヶ崎学くん、7人編成の“夜の科学”です。



2014年3月26日(水)@ 王子 北とぴあ6F プラネタリウムホール
“夜の科学 extra〜星空ナイトスイミング”


18:00開場/18:30開演/前売3,500円
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔(fishing with john)、上野洋、千ヶ崎学(KIRINJI)、佐々木真里]

*2/1 AM10:20追記:追加席すべて完売しました。ありがとうございました!
“夜の科学extra〜星空ナイトスイミング”お申込みページへ


北とぴあ6Fスペースゆうプラネタリウムホール(HP
〒114-0002 東京都北区王子1丁目11−1
TEL:03-5390-1224
  

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下北沢の夜、経堂の週末



昨日のこと、夜になって下北沢へ。今年は毎週この街に足を運んでいる気がする。一時期はいつも通り過ぎていたのに。この日は久しぶりに観るプレクトラムのライブ。もう何年ぶりかわからないほど久しぶり。一時期はいつも遊んでいたのに。前日にBSでやっていた「空から日本を見てみよう」という番組が佐賀県唐津編だったのでその地出身のタイスケくんのことを考えていたら、ちょうど今年最初のライブだというのできっとそういうタイミングだったのだ。

CLUB Queの階段を降りるとアッキーがいて、去年おととしと佐野元春さんの横でギターをかき鳴らす姿に興奮したのだけど、そのときのアッキーは飲み物をこぼして恐縮しながら背中丸めて床を拭いていて「ああ、アッキーらしいなあ」となぜだか僕は懐かしくなった。楽屋を覗くとベースの千ヶ崎くん、プラネタリウム公演のヘルプに改めて感謝。タイスケくんは同郷先輩PAの岡村さんと談笑していて一気に佐賀県人会の様相に。長いこと会ってなかったのに絡まった時間がするするっとほどけていくような感じ。

共演のcafelonのライブもとても楽しく、ライブハウスっていいなあと思いつつ、トリを務めたプレクトラムは爆音で10年前と同じようなライブで魅せてくれた。ほとんどすべての歌を口ずさめるセットリストだが、10年前と違うのは覚悟のような気迫のようなサムシングが加味されていたこと。DQS健一郎氏からドラムのバトンを渡された森くんのあばれ太鼓を見ていたらデビュー当時に渋谷屋根裏でくるりと対バンしてその演奏に圧倒されて落ち込んだことなども思い出した。それも今から15年前のことだ。打ち上げでみんなとゆっくり話したのもいつぶりか。とても楽しい夜でした。ライブ前にメールで「鼻声に効く特効薬ない?」と泣きついてきたタイちゃんだったが、ステージではまったくもって問題なしでした。

明日からの2日間、経堂にあるcafe+gallery芝生での「冬の蚤の市」に参加します。僕の断捨離ボックスのなかからいろいろ物色中。福田利之さんはじめ様々な作家さんたちが出品、あなたにとっての宝物が見つかるかも。あたたかい週末になりそうなのでぜひ経堂までお出かけください。


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2014年01月30日

ナイトジャックフクオカと中学2年生

故郷佐賀で暮らしていた思春期にとても楽しみにしていたテレビがあって、それは「Night Jack FUKUOKA」という洋楽専門の音楽番組だった。土曜日の深夜にやっていて、司会者がいてプロモーションビデオを流すシンプルな構成だったけれども、九州の田舎に住む人間にとってそれは情報の泉であり、洋楽を聴きはじめた僕の知識の元となった。たまにあったリクエスト特集では同級生とともに自分の願いが採用されるかワクワクしたものだ。と書いているうちにMCを担当していた“べーちゃん”ことたけうちいずるさんとかアシスタントの木村佳代さんの顔など、どんどん思い出してきた(Youtubeにオープニングの映像が!)R.E.M.に出会ったのはナイトジャックじゃなくてベストヒットUSAだったことも鮮明に憶えています。

と、いう古い思い出を振り返ったのは昨日の夜遅くにブルース・スプリングスティーンの新作『HIGH HOPES』初回版に付帯した『ボーン・イン・ザ・USA』全曲再現ライブを観たからだ。2013年ロンドンでのライブ、大聴衆のなか打ち鳴らされた1曲目の「Born in the USA」の風景はナイトジャックフクオカで初めて観た同曲のPVと同等の、あるいはそれ以上の力強さと壮大さを湛えていました。時はさかのぼること1987年、僕は中学2年生。すでにビッグスターだったブルース・スプリングスティーンの歌に初めて正面切って触れたのがこの「Born in the USA」で、THE HOOTERSの「Satellite」と同じ日にオンエアされたことを明確に憶えている(この曲が入ったTHE HOOTERSが自分で初めて買った洋楽CDだから鮮明な記憶です)。『Born in the USA』は1984年のリリースで、1987年というと秋に次作『Tunnel of Love』がリリースされた年なので、前年の『THE “LIVE”1975–85』という大ヒットしたライブ盤からの流れでオンエアされたものかもしれなくて、しかし僕はこの3年間の時差を説明できる記憶がない。

ということは『Born in the USA』というアルバムは今年でリリースから30年ということになる。真摯に鳴らされる音楽は時を越えてゆく。曲順通りに今のブルースの声で歌われる楽曲の数々はとにかく素晴らしく、日本盤についているDVDには歌詞の日本語字幕も表示できるのでいちいち歌詞にぐっとくる(なので買うなら日本盤がお薦めです)。30年前と今では何もかもが変わってしまったのかもしれないが、一方では何ひとつ変わらない気もするな。新作のなかではトム・モレロの活躍で影が薄くなっているスティーヴ・ヴァン・ザントもライブDVDのなかでは気持ちいいくらいにボスに可愛がられています。真夜中にお酒を飲みながらしみじみと涙目になってしまうほど感動的なセットだったのでいろんなことを思い出したのでした。そして何より最新アルバムそのものでたくさんの刺激と勇気と希望を与えてくれる64歳のブルース・スプリングスティーンに感謝と驚きを。

  
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2014年01月29日

アメリカの夢



ピート・シーガーが94歳で亡くなった。初めて彼の音楽に触れたのは中学生のときでした。ピーター・ポール&マリーのベスト盤CD(「Puff the Magic Dragon」は後に僕に「hanalee」を書かせました)に収録されていた「花はどこへ行った?」「ハンマーを持ったら」を洋楽を熱心に聴きはじめた思春期の僕は辞書を片手に一生懸命歌詞を口ずさんだものです。「花はどこへ行ったのだろう?」という問いが最後には戦争の悲惨さを訴える反戦のメッセージに移り変わっていき、それは僕にとっての市井の民の歌世界への新しい窓でした。静かなる戦いの歌「勝利を我らに」やザ・バーズが歌った「Turn Turn Turn」など音楽好きには耳慣れたメロディがいくつも。つい最近ブルース・スプリングスティーンがピート・シーガーの楽曲をライブで演奏する『Seeger Session』、それのライブ盤である『Live in Dublin』を観たばかりだったのでしみじみと偉人の業績に感謝しながら、ブルース・スプリングスティーンのニューアルバムに耳を傾けながら、憧れ続ける“アメリカの夢”について物思いにふける午後です。どこまで行っても行き止まりのようなこの世界に放たれたニューアルバムの最後の歌が「Dream Baby Dream」という希望の歌だったことに感動しました。

  
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2014年01月28日

5年、10年、15年、30年



昨日のこと、WOWOWで朝からずっと午後までグラミー賞。一年に一度の楽しみなので目覚ましさえかけて。エンターテイメントってすごいなあ、心がぱっと晴れるなあ、とあっという間の至福の時間でした。早速ニューカマーのレコードを入手。太陽の日差しは暖かそうなのに外は寒い。午後からはずっとハードディスクとアーカイブスの整理。Mac G4、MacBook、iMac、MacBookProとマシンが多岐に渡るように外付けハードディスクのケーブルもいくつも種類があって「このHDはこっちのMacBookでしかアクセスできないからこっちを経由してこのUSBメモリに…ううむ、容量が足りないじゃんか」みたいなのを夜中まで。降り積もる埃の高さは僕たちが言えなかった言葉…。

こないだ五十嵐くんと飲んだときにfishing with johnは最後にアルバムを出してから10周年という変なアニバーサリーを迎えているという話になって、いろいろ「周年」的なものを考えてみたら、メジャーデビュー15周年、ソロリリースから5年に加えて、煙草をやめて10年(2004年に肺気胸に倒れたことがきっかけ)、そしてこのブログ“monoblog”を書き始めて10年(病気療養中ひまだったので開始)、もっと遡るとなんと記念すべきことに眼鏡をかけ始めて30年ということも判明しました。小5のとき初めての銀縁眼鏡は重くて厚くて恥ずかしかったな。皆さん、なにかアニバーサリーはありますか?引き続きレトロスペクティヴしていきたい所存です。

  
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2014年01月27日

吉祥寺ウィークエンド/同い年の歌



昨日のこと、札幌たべるとくらしの研究所スタッフの知人が吉祥寺にいるというので「お茶でも」と急遽待ち合わせ。moiも横尾も満席、週末の吉祥寺は人ひとヒト、自転車も車も駐められない。ハモニカ横丁の穴場カフェでまったりしながら、北海道の人も寒さが嫌いなのだということを改めて知る。冬のあいだに札幌ライブを、と画策していたのだけど今年は雪は見ずに春の陽光のなか出かけていこうかと思っているところ。吉祥寺では週末「冬の種市」というのが開催されていて、終了間際のヒトトに滑り込み。2011年クリスマスライブで素敵な料理を提供してくれたごはん屋ヒバリさんの豚汁に舌鼓を打ちました。

夜になって下北沢へ安宅浩司くんのライブを観に出かけた。ライブ開演までの時間久しぶりにフラッシュディスクランチで思う存分レコードを眺めて、19時にライブスタート。同い年の安宅くんには風邪で伏せっていた年明け早々に「本厄侮れないよ!厄祓い必須!」とメールをしたのだが、MCでも厄の話。安宅くんの音楽は安宅くん自身そのままが歌になったような風合い、安心するし口ずさめる歌もたくさん。そのなかでも聴き慣れない新曲や細野さんの「恋は桃色」、自分には大瀧メロディは難しいと言いながら結局演奏した「びんぼう」も安宅くんのフィルターを通した歌になった。ギターも歌もリラックスしていて今まで観たなかで一番いいライブだと感じました。

終演後は誘ったfishing with john五十嵐くんと沖縄料理屋で新年会のような盃を。今年の目標を語り合いました。楽しい夜でした。明けて今は井の頭公園の水を抜いた池を見物にいこうかな、と思うような暖かな日差しのお昼です。  
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2014年01月26日

from 御茶ノ水 to 神保町



昨日のこと、思い立って楽器屋散策へ。春までたくさんのライブが決まっているのですが、昨年末くらいから弾き語りのライブでもエレキギターを弾くようにしていて、自分を鼓舞するためにも新しい武器を物色しにいったわけです。最初に入ったお店で欲しかったタイプのセミアコがあって衝動買い。帰ってきてからもずっとギターを触っています。2月からのツアーも各地へMartinとエレキギターを持っていきます。飛行機で行く福岡も旧友のアコギを借りて東京からはエレキギターを持っていくつもりです。いつもとはちょっと違うサウンドをお楽しみに。

それにしても御茶ノ水から神保町へ歩く道のりはいつもワクワクして楽しい。ニコニコしてしまう。連なる雑居ビルを見上げながら「あの一室を秘密基地のように自分のお店にできたら(何屋さんをやるかは未定)」と妄想してしまう。「森崎書店の日々」という映画を思い出して、もう一度観たくなった(昨年旅先の高知で菊池亜希子さんと遭遇したときは感動したなあ)。こんなお店の店主になりたい、と憧れる経堂のcafe+gallery芝生で来週末に行われる蚤の市に参加することになりました。小さな山田稔明ショップを展開したいと思います。詳細はこちら。  
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2014年01月25日

春のライブスケジュールをまとめました



今日は春のような土曜日で、猫が窓際で気持ちよさそうに伸びています。
さて、慌ただしいライブラッシュが続く2月からの予定をまとめました。
ソロワンマンの“retrospective15+5”、その他のイベントも並列しました。
3月26日のプラネタリウム公演を季節の区切りにしたいと思っています。
チケットが残り少ない公演、完売した公演あります。お早めのチケット
確保をお薦めします。それぞれも街で合流しましょう。季節はもう、今。

retrospective_logo


<山田稔明 “retrospective 15+5” ツアー>
     ー2014 springー

2月11日(火祝)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー
“BITTER SWEET VALENTINE”
(w/徳永憲:ライブ詳細はこちら
中目黒 トラベラーズファクトリー
〒153-0051目黒区上目黒3-13-10


2月15日(土)@ 大阪 millibar gallery
“retrospective 15+5 OSAKA”
19:00開場/19:30開演/3,000円(1ドリンク代別途)
millibar
〒550-0012 大阪市西区立売堀1丁目12-17
TEL:06-6531-7811


2月16日(日)@ 倉敷 三宅商店
“retrospective 15+5 KURASHIKI”
18:00開場/18:30開演/3,500円(1ドリンク付き)
三宅商店
〒710-0054 岡山県倉敷市本町3-11
TEL 086-426-460


2月23日(日)@ 福岡 警固 cafe Teco
“retrospective 15+5 FUKUOKA”
17:30開場/18:00開演/3,500円(1ドリンク代別途)
cafe Teco
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377


3月1日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO
“NAOT TOKYO オープニングライブ”
(w/高野寛:ライブ詳細はこちら
NAOT TOKYO(3月7日OPEN!)
台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301
http://naot.jp/


3月10日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン
“月あかりのナイトリスニング vol.3”
武蔵小山 Live Cafe Again
18時半開場 19時半開演/前売2,000円 当日2,500円(ドリンク代別途)
〒142-0062 品川区小山3-27-3
ペットサウンズ・ビル 地下1F
TEL: 03-5879-2251


3月21日(金祝)@ 静岡 浜松 エスケリータ68
“retrospective 15+5 HAMAMATSU”
18:00開場/19:00開演/3,000円(1ドリンク代別途)
エスケリータ68
〒432-8068 静岡県浜松市西区大平台2丁目48-30
TEL 053-485-9968


3月22日(土)@ 名古屋陶磁器会館
“retrospective 15+5 NAGOYA”
14:00開場/14:30開演/3,000円
名古屋陶磁器会館
〒461-0025 名古屋市東区徳川一丁目10番3号
TEL 052-935-7841


3月23日(日)@ 京都 恵文社一乗寺店 COTTAGE
“mille books 10th anniversary〜ミルブックスとアアルトコーヒーと、素晴らしき仲間たち”
14:00〜ウクレレワークショップ(2000円)/LIVE:17:30開場/18:00開演(2500円)
イベント詳細はこちら
COTTAGE by KEIBUNSHA
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10
恵文社一乗寺店 南側
TEL 075-711-5919
営業時間:10:00 - 22:00



GOMES THE HITMANメジャーデビューから15周年、ソロ名義の
リリースから5年でついに40歳。キリのいい数字が並んだ2014年の
山田稔明はポジティブな振り返りとさらなる邁進を目指します。
全キャリア140曲から新旧含め選曲したステージをお楽しみに!


*オフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中


  
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2014年01月24日

MONOLOG vol.10の通販始めました

リトルプレスという言葉がまだ耳慣れなかった2011年から作り始めたすべて書き下ろし(fwj五十嵐くんの原稿もそうです)のハンドメイドジン「MONOLOG」の最新号、記念すべき第10号のオフィシャルサイト通販での販売を開始しました。ライブ会場ではすでにお求めいただけますし、今後のライブや大阪から始まるツアーにも持っていきますが遠方の方や早く手にしたい方は通販をご利用ください。過去のディスコグラフィーを今あえて振り返るレビューや2013年回顧録、そして特別付録のDVDには昨年末恵比寿での“夜の科学43”のダイジェスト、と読み応えも見応えもたっぷりです。表紙は基本に立ち返って愛猫ポチの絵を描きました。通販はこちらからお申込みください。



MONOLOG vol.10

A5サイズ 22P
2014年1月19日発行
著者;山田稔明/装丁;hoopline
編集/発行;GOMES THE HITMAN.COM


“紙に印刷されて手で触れて読めるZINE”を、という新しい
試み。ブログともTwitterとも違う、山田稔明の絵と写真と
文章による読み応えたっぷりのミニブック“MONOLOG”、
記念すべき第10号は様々なアニバーサリーが重なる2014年
のテーマとなる“レトロスペクティブ”特集です。特別付録は
なんと“夜の科学43”ライブダイジェストDVD!

【contents】
*retrospective 15+5
*year of the “Blue”
*recollection 2013
*ジョンの有閑郵便(五十嵐祐輔)
*afterword
・・・・
☆付録DVD「夜の科学43DAY2ダイジェスト」
 (live from 恵比寿天窓switch 2013.12.8)

限定部数での販売となります。
お求めはおはやめに!

ハンドメイドの冊子につき刷りムラなどご理解ください。  
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いやげ物展とプラネタリウム・ミーティング



昨日のこと、渋谷PARCOへずっと楽しみにしていた国宝みうらじゅん「いやげ物展」in TOKYOを観にいく。本当は札幌からレストランのや親子が東京に遊びにきたタイミングで一緒に連れていきたかったのだけど、僕「みうらさんの展示行こうぜ!」のや親子「え…。別にそんな…」という温度差に怯み見送りに。しかし連れていけばよかったなああと激しく後悔しました。こんな世界は他にはない。圧倒的なMJワールドでした。できればもう一回行きたいな。今から10年前の東京ドームに郷土LOVEというイベントを観にいったことを思い出し、同時に今年の春で僕は煙草をやめてから10年になるのだなあというとにも気付いた。monoblogのMJ関連記事はここにまとまっています。

中目黒に移動して“夜の科学 extra〜星空ナイトスイミング”のための打ち合わせ。天井が丸く音響的にかなり厳しい会場なのだけど、いろいろポジティブな策を考えていくうちにどんどん楽しみになってきました。グランドピアノを佐々木真里さんに弾いてもらうことにした。ステージ上には僕を含めてイトケンさん、安宅くん、五十嵐くんに上野くん、千ヶ崎くんと真里さんの7人、とても豪勢な感じになってきました。わくわくする。完売した席の入金締切が今月いっぱいなので追加席に関しては2月になったらお知らせできるかと思います。

明日は3月の陽気だと。さあどこへ行こう。ここではない場所?  
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2014年01月23日

京都 恵文社 COTTAGEでふたたび!

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mille books 10th anniversary〜
ミルブックスとアアルトコーヒーと、素晴らしき仲間たち
2014年3月23日(日) 恵文社一乗寺店 COTTAGE

12:00〜20:00(17:00〜17:30はライブ準備のためCLOSE。17:30以降はライブ予約者のみ入場可能)

2014年春に10周年を迎えるミルブックスがアアルトコーヒーとこれまでお世話になった仲間たちに声をかけて
1日限定のスペシャルイベントを開催します。ミルブックスの本や雑貨はもちろん、各地からおいしい食べ物や
飲み物、とっておきの雑貨たちが集まります。音楽ライブやワークショップもお楽しみいただける盛りだくさん
の楽しい一日です。福田利之さんとのコラボレーション・コーヒー缶の先行発売も。心弾む素敵な空間に是非お
越しください。

■もの
*ミルブックス(本と雑貨)
*福田利之(雑貨)
*風の栖(靴と雑貨)
*甲斐みのり(雑貨)

■音楽:山田稔明
*ライブ 17:30開場 18:00開演(2,500円)
*ウクレレ・ワークショップ 14:00〜(ウクレレ付き4,000円 持参の方は2,000円)
ライブとワークショップの予約は山田稔明HPから(RESERVE)。

■たべものとのみもの
*アアルトコーヒー
*ピエニ・トット
*たべるとくらしの研究所
*テテリア

COTTAGE by KEIBUNSHA
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10
恵文社一乗寺店 南側
TEL 075-711-5919
営業時間:10:00 - 22:00

その他、さらに出展者が増える予定です。お愉しみに。  
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KIMONO MY HOUSE〜カポウさんと着物ライブ



昨日のこと、カポウさんに誘われて新宿区落合にある着物ギャラリーでのライブ。吉祥寺で合流して車で向かう。カポウさんは「何から何までごめんねえ」と恐縮するが、僕が札幌に行ったときにキッコリーズの面々に仲良くしてもらってどれだけ心強いか。お互い様である。今度は札幌でまたお手伝い願います。新宿区落合は僕が上京してきて初めて住んだ街。神田川の川沿いの懐かしい風景。真夏の暑い夜、エアコンのなかった部屋を逃げ出してコンビニを歩いて回った最後の10代の季節を思い出した。

せっかくなのでふたりとも着物で演奏しよう、ということで初めての着付け。とても簡単、カポウさんも僕も着ていった服を脱がずに上から巻きつけるだけで一気に和装の麗人と好漢に変身。40年目の人生で初めての着物、2度目の成人式のよう。「これで刀があれば…」と言うとお店の奥から「あります!」と刀登場。カポウさんのノコギリ(ミュージカル・ソウ)に対して僕は刀を抜くことに。開場時間になるとぞくぞくとお客さんが。古い古民家を改装したGalleryさくらは満員のぱんぱんに。予期せずイラストレーターのチャンキー松本さんや犬ん子さん、巣巣岩崎さんはじめ知り合いも遊びにきてくれた。たくさんの人にカポウさんのライブを観てもらえてよかったな。第二部からゲスト出演、セットリストは以下のように。


2014年1月22日(水)@ 新宿 落合 Galleryさくら
<第二部に出演>
1.君がいなけりゃ(カポウ曲)
2.やまびこの詩
3.冬のリヴィエラ(森進一 カバー)
4.Blue Sky Blues(キッコリーズ曲)
5.確かな光(高野寛 カバー)
6.予感
7.Man on the Moon(R.E.M. カバー)
8.光の葡萄

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着物を着るなら、と練習して歌った森進一「冬のリヴィエラ」、松本隆作詞大瀧詠一作曲の名曲は歌いあげるのがとても気持ちよかった。カポウさんとのセッションならではの高野さんの「確かな光」とR.E.M.「Man on the Moon」、「予感」で鳴らされたノコギリの音も「光の葡萄」の声の重なりも気持ちよく、梁ののぞく天井まで目いっぱい音楽が満ちていく感じがしました。誘ってもらってよかった。素晴らしい時間でした。終演後は神田川沿いの味のあるお店で打ち上げ。

新宿落合と聞いて連想するのは山本晋也監督の「下落合焼き鳥ムービー」だが、入り組んだ細い道に小さなアパートやトタン壁の家が並び味のある居酒屋連なる川沿いを歩くと「ここもまた東京」という印象。学生時代の心細さとか無責任さ、お金がなくていくつかの駅を歩いたこととか、自分にとっての東京の原風景のようなものを強烈に思い出した夜でした。出会いや縁やきっかけに感謝。誘ってくれたカポウさん、Galleryさくらスタッフと仲間たち、ご来場くださった皆さんありがとうございました。

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2014年01月22日

プライベート猫カフェ/今日新宿落合でのライブにゲスト参加します



昨日のこと、夕方からお客さん。札幌から東京へ演奏旅行に来ているキッコリーズのボーカリストカポウさんが歌とギターの二人組Senの千成郁子さんを連れ立って来宅、念願のポチとの対面。前日に続き我が家はプライベート猫カフェとなりました。眠いのに甲斐甲斐しく奉仕するポチちゃん、去年愛猫を亡くしたカポウさんにはたっぷりと時間を使って猫成分を吸って補ってもらいました。抱かれたり添い寝したり、ナンバー1猫だな、ぽっちゃん。

そのカポウさんが今日出演する新宿落合にあるGalleryさくらでライブに急遽ゲスト参加することになりました。Galleryさくらは古民家を改装した着物ギャラリーだそうで、せっかくだからと僕もカポウさんも着物を着付けてもらうことになりそうです。龍馬風と思っていたんだけど昨日NHKの歌謡ショーを観て「演歌風っていうのもいいな」とリクエストしてみるつもり。40年の人生で着物も浴衣も着たことがない僕の着物初めです。お近くの方、都合のつく方ぜひご来場ください。19時から。


2014年1月22日(水)@ 新宿 落合 Gallery さくら(HP)
19:00開演 / 2000円(1ドリンク付)
出演:カポウ/ゲスト:山田稔明
東京都新宿区上落合2-17-4
TEL:03-6279-3441  
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2014年01月21日

鎌倉、茅ヶ崎、港北、吉祥寺



昨日のこと。いつもライブでお世話になっている札幌レストランのや親子が下北沢leteでのライブを観るために東京に遊びにきていたので東京いろいろ連れ回し観光ツアー敢行。まずはいざ鎌倉。天気もよく素晴らしい湘南日和、海岸沿いからは真っ白な富士山も見えました。鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュは月曜日なのに超満員、今年のディモンシュ初めができました。偶然鎌倉で巣巣店主の岩崎さん、鍵盤奏者のイシカワアユミさんと遭遇(fwj五十嵐くんもこの日鎌倉にいたがすれ違い)、連れ立って小山千夏さんのfabric campヘ挨拶。鎌倉在住のアーティスト小山さんとは春にイベントでご一緒する予定。

そこから予定変更、岩崎さんとイシカワさんと同行して茅ヶ崎まで海沿いをドライブ。友人のワイヤー作家よし子さんと洋服を作っているSEEP伸也さんが昨年末にオープンさせたSEEP STOREをで訪問。ふたりのセンスが色濃くでた素敵な空間でした。僕のCDも置いてもらっていますのでお近くの方はぜひ。そこから東海道と第三京浜を乗り継いで港北のIKEAへ。のや親子は今自分たちがいる場所がどこかを一瞬たりとも把握してなかったであろう。IKEAをさんざん歩いておなかが減ってから向かったのは吉祥寺。

「どこか東京で行きたいとこありますか?」という僕のメールに「カフェ長男堂!」と応える親子。さすがレストラン経営者、数年かけて3店舗目を築いている最中なのでどこへ行っても内装やメニュー、価格などをチェックしている様子が可笑しかったが、明確な目的地であるカフェ長男堂で遅めの晩御飯。そして我が家のプライベートビーチならぬ、プライベート猫カフェ。ポチも精一杯接待していました。代官山蔦屋とみうらじゅん「いやげもの展」にも連れていきたかったんだけどタイムアウト。また今度に。楽しい一日でした。

札幌からは今もう一人、カポウさんという女性シンガーが東京でライブツアーをやっています。札幌に行くときはいつも共演して演奏のサポートをしてもらっているキッコリーズ(「やまびこの詩」のヴァイオリンはキッコリーズのユウさんによるもの)のボーカリスト、昨年は大阪でも共演しました。そのカポウさんの明日22日新宿落合でのライブに飛び入り参加することになりました。その会場はなんと着物ギャラリーだとのことでカポウさんも和装で、「せっかくなので山田くんも」と生まれて初めて着物を着ることになりそうです。なかなかない機会なのでお近くの方、都合の着く方はぜひご来場ください。急な告知で申し訳ありませんがなかなか面白いものが見られると思います。


2014年1月22日(水)@ 新宿 落合 Gallery さくら(HP)
19:00開演 / 2000円(1ドリンク付)
出演:カポウ/ゲスト:山田稔明
東京都新宿区上落合2-17-4
TEL:03-6279-3441
  
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2014年01月20日

夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2 @ 下北沢lete

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2014年1月19日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”


1.気分
2.点と線
3.クレールとノアール(w/イノトモ)
4.やまびこの詩(w/イノトモ)
5.太陽と満月
6.光と水の新しい関係
7.RGB
8.長距離ランナー
9.確かな光(高野寛カバー)

10.予感
11.夢の終わりまで
12.名前のない歌
13.それを運命と受け止められるかな
14.hanalee

EN
15.tsubomi
16.レモンひときれ
17.距離を越えてゆく言葉

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昨日のこと、ハンドメイドジンMONOLOGの製本作業を朝から。10冊目にしてとても読み応えのある内容になっています。ずっと楽しみにしていた昨年11月以来の下北沢leteライブは満員御礼の熱量高いステージになりました。古い歌、新しい歌、公式には未発表の歌、とふるいにかけて2014年の山田稔明が歌うセットリスト。冒頭2曲は10年以上前に書いて一時期頻繁に歌っていた歌を今の声で。飛び入りゲストはイノトモちゃん、その日の午後leteで弾き語り教室で来ていたところを残って歌ってもらいました。彼女の自由自在なコーラスに「クレールとノアール」は楽しい歌だなあと改めて思えたセッションでした。

エレキギターで「光と水の新しい関係」、途中ギターアンプにトラブルがあったのはMCで話した「風をあつめて」「はいからはくち」の件で天国から何らかのお達しだったのでしょうか。「RGB」はGTH『ripple』のなかの静謐なブルース。念のために宣言しておくとGOMES THE HITMANの歌を歌うときにノスタルジーやネガティブな思いは一切ありません。自分の青春をかけて(それは今も続いていて)書いた曲たちに埃がかぶらないようにするのが僕のライフワークです。「夢の終わりまで」は未完成のGTH楽曲、ストレートな歌詞、歌っているうちに胸が熱くなるメロディ。「それを運命と受け止められるかな」は昨年末に知人のカーステレオのシャッフル再生で聴いて自分で不意に感動、久しぶりに声に出してみると書いた当時のことなども思い出した。リリースから15年となった「tsubomi」はマイクやスピーカーを通さず、leteのウッディーな空間の生音で響きました。

立ち見も出るほどのぎゅうぎゅうの場内でしたが、やっぱりこの会場で歌うのは気持ちが良くて楽しい。いつもより音が小さくて原寸大の歌になるのです。次回は3月15日に。3月は高野さんとの共演、ツアー、プラネタリウムとlete、楽しいことが山盛り。新年早々大風邪をひいて長引いていたのだけどようやく鼻ノドともにすっと抜けた感覚。ようやく2014年が重たい腰をあげたような感じがしました。どんどん毎日が楽しくなっていく感覚。立ち止まり、振り返り、また前を向いて歩みを進めていく日々の暮らしでありたいと思います。ご来場ありがとうございました。また2月に中目黒で、全国各地で、いろんなシチュエーションで。

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2014年01月19日

本日からMONOLOG第10号を販売/プラネタリウム完売御礼



急ピッチで作業を進めてきたハンドメイドのリトルプレスZINE、“MONOLOG”が間に合いました。2011年から作り始めて今回が記念すべき10冊目!「内容がマニアック過ぎるので」と本屋にも並べてもらえない文字だらけの自分語りの冊子ですがここ最近どんどん評判がよくなって、ついに最新号はDVD付きといういろいろ充実した内容になっています。CDで伝わらないことをライブで、ライブだけでは話し足りないことをブログとこのMONOLOGに詰め込んでいます。ぜひ手に取ってみてください。

昨晩から受付開始した北とぴあプラネタリウムホールでの“夜の科学extra〜星空ナイトスイミング”、年度末の平日という日程もありどれくらいの反応があるのか不安だったのだけど、杞憂でした。北海道から九州まで全国からたくさんのお申込み、1時間で予定席数が埋まりました。メンバーに「売り切れたよ!」と興奮してメールすることなどなかなかないことです。皆さんの予想を越えていくような特別なコンサートにしたいと思いますのでどうぞご期待ください。追加席なども設けられないか鋭意調整していきたいと思いますのでチケット取れなかった人もあきらめずに。

本日下北沢leteでの“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”は満員御礼、当日券はありません。“レトロスペクティブ15+5”の始まりのようなライブになると思いますので来られる皆さん、どうぞお楽しみに。2月11日中目黒トラベラーズファクトリーでのライブ(第二部)、大阪から始まるツアー公演は現在も入場予約受付中です。2014年スピードに乗り始めた山田稔明をぜひ各地で目撃しにきてください。



2014年1月19日(日)@下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”

18:30開場/19:30開演/チケットは完売
出演:山田稔明
下北沢lete
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2014年01月18日

本日21時から“プラネタリウムの夜の科学”入場申込受付開始します!

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2014年3月26日(水)@ 東京 王子 北とぴあ6F プラネタリウムホール
GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 extra〜星空ナイトスイミング”


18:00開場/18:30開演/前売3,500円
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔(fishing with john)、上野洋、千ヶ崎学(KIRINJI)]

7年ぶり2回目、満天の星空の下でのライブが決定しました。
北とぴあプラネタリウムホール閉鎖に伴い、これがおそらく
最後の特別企画となります。雨が降っても曇っても季節外れの
雪でも大丈夫。この日の空には25000個の星が輝きます。


*定員数に達したためSOLD OUTとさせていただきます。
全国からたくさんのお申込みありがとうございました!(1/18 22:00)



北とぴあ6Fスペースゆうプラネタリウムホール(HP
〒114-0002 東京都北区王子1丁目11−1
TEL:03-5390-1224

  
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プラネタリウムとレトロスペクティブ

昨日のこと、3月北とぴあプラネタリウムホールでの“夜の科学”と2月の大阪から始まる“retrospective15+5”ツアーの情報を開示した。北とぴあプラネタリウムでのライブは急展開での開催決定だったのでベースの海老沼くんがスケジュール合わず、ベースレス(あるいは曲によっては誰かがベースを兼任)での演奏を考えていたのだけど、Twitterでのやりとりから昨年KIRINJIメンバーとなった千ヶ崎学くんが代打を買って出てくれた。今回ベースはエビちゃんではなくチガちゃんだ。チガちゃんとはGAPCツアー頃からの付き合いだからもう10余年。去年彼のブログで『新しい青の時代』を褒めてくれて嬉しかったのだけど、がっつり共演するのは初めてか。とても楽しみ。そうだ、このプラネタリウムホールにはグランドピアノがあるのだ。鍵盤奏者の方にも今覗いをたてているところ。すごいコンサートになる予感。7年前に下見にいったときの写真が下の2枚。自分の肩より上が全部球体のスクリーン、言葉では伝わらない空間。ぜひ皆さんの瞳で目撃してください。ライブ詳細についてはこちら、今晩21時から入場申込受付を開始します。

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そして“レトロスペクティブ15+5”と名づけたツアー(詳しくはこちら)。今年はこのテーマを幹として旅をすることになります。“15”とは今年がGOMES THE HITMANがメジャーデビューしてからの15年、“5”は初めてソロで『pilgrim』を出してから今年までの5年を意味します。ついに第10号を迎えるハンドメイドのリトルプレスMONOLOGを作るにあたってこれまで出したCDを机に積み上げて眺めて原稿を書いたのだけど、そこにはいつの時代もその季節その季節の歌を懸命に綴る自分の姿、バンドの姿があっていろいろ思うところがありました。ちょうど15年前の1月21日に『neon,strobe and flashlight』が出たときから自分はプロの音楽家になったのだ、という意識の切り替えがありました。今もこうして歌を歌っているということが自分にとっての喜びでもあり誇りでもあります。

昨年は年明けから4月いっぱいずっとレコーディングしていたのでライブ活動ができない時間がありとても不安だったことを思い出します。今年は新しい歌をたくさん作って転がしていく1年になるのでしょう。全国各地の皆さんと現在進行形の音楽を共有できたら嬉しいです。昔からのファンの方も新しい人も、なんとなく山田稔明が気になっている人も。春までのライブスケジュールを下記にまとめました。どこかの街で合流しましょう。

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<LIVE SCHEDULE 2014 spring>

1月19日(日)@ 下北沢 lete *SOLD OUT!
1月22日(水)@ 新宿 落合 Galleryさくら*new
(札幌キッコリーズのカポウさんのライブにゲスト出演)
2月2日(日)@ 蔵前 in-kyo*new
(中川ちえさんと安斎明子さんのトークイベントで歌を少し)
2月11日(火祝)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー(w/徳永憲)
2月15日(土)@ 大阪 millibar gallery*new
2月16日(日)@ 倉敷 三宅商店*new
2月23日(日)@ 福岡 cafe teco*new
3月1日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO(w/高野寛*SOLD OUT!)
3月10日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン(トーク&ライブ)
3月15日(土)@ 近日発表
3月21日(金祝)@ 浜松 エスケリータ68*new
3月22日(土)@ 名古屋陶磁器会館*new
3月23日(日)@ 近日発表
3月26日(水)@ 王子 北とぴあプラネタリウムホール*new

各公演ともオフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中
3月26日プラネタリウム公演は本日1月18日21時からこちらで受付開始
  
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山田稔明 “retrospective 15+5” ツアー2014決定!

2月から音楽の旅を再開します。大阪、倉敷はライブ当日までもうあと1ヶ月もありませんので全関西の皆さん、播州広島方面からもぜひ勢いよくたくさんの皆さんの応援をお願いします。ミリバールは1階のカフェも美味しいので(何を食べても残すうちの父親がランチを平らげて「ええ味しとるのう」と呟いたのです)ライブ前の腹ごしらえもぜひ。三宅商店はもう言うまでもなく有名人気店。ぜひカレーとパフェを。福岡へは帰省も兼ねての旅。大好きなお店cafe Tecoでのライブ。九州の皆さん、どうか僕に「ああ、やっぱ九州はオイのふるさとばい。うれしかあ…」としみじみさせてください。静岡はライブを熱望する声も通販の注文も多い県ですが、友人ミュージシャンから評判をよく聞く浜松のエスケリータ68というカフェで初めてのライブを。ぜひ静岡全土から駆けつけてください。今年は静岡をちょっと遠い関東圏くらいに見据えて足繁く通えればと思っていますがこのエスケリータ68での盛り上がり次第、重要なライブです。名古屋は3度目となる名古屋陶磁器会館でのデイタイムのライブを。国の有形文化財に指定されたこの会館、僕はここの音の反響が大好きなのです。ここ最近のライブのチケットが取れにくかったり、プラネタリウムライブが「東京で年度末で平日…」という嘆きの声もちゃんと耳に届いています。今年もいろんな街に出かけてたくさん歌を歌うつもりです。だから皆さんも忙しい日々のなかでもどうにか予定を工面してライブ会場へお越しください。

今年はGOMES THE HITMANメジャーデビューから15年、山田稔明としてのソロリリースからも5年、とキリのいい数字が並び、僕はいよいよ40歳になりました。人生80年だとすると折り返しの季節です。東京では年末の“夜の科学”などでGOMES THE HITMANの楽曲(どれも愛すべき歌たちです)をまとめて歌う機会がありましたが、東京以外の街でも15年のキャリアのなかから新旧をセレクトしたセットリストでのステージをご覧いただきたいと思いました。“ポジティブな回顧とさらなる邁進”が2014年のテーマです。放っておくとあっという間に1週間や1ヶ月が過ぎてしまうような時の流れのなかでも僕の音楽が皆さんの一瞬一瞬のバックグラウンドミュージックになりますように。

日付変わってたった今から下記全公演の入場予約をオフィシャルサイトRESERVEフォームから受付けます。各地の皆さんからのたくさんのお申込みをおまちしています。

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<山田稔明 “retrospective 15+5” ツアー>
     ー2014 springー

2月15日(土)@ 大阪 millibar gallery
19:00開場/19:30開演/3,000円(1ドリンク代別途)
millibar
〒550-0012 大阪市西区立売堀1丁目12-17
TEL:06-6531-7811


2月16日(日)@ 倉敷 三宅商店
18:00開場/18:30開演/3,500円(1ドリンク付き)
三宅商店
〒710-0054 岡山県倉敷市本町3-11
TEL 086-426-460


2月23日(日)@ 福岡 警固 cafe Teco
17:30開場/18:00開演/3,500円(1ドリンク代別途)
cafe Teco
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377


3月21日(金祝)@ 静岡 浜松 エスケリータ68
18:00開場/19:00開演/3,000円(1ドリンク代別途)
エスケリータ68
〒432-8068 静岡県浜松市西区大平台2丁目48-30
TEL 053-485-9968


3月22日(土)@ 名古屋陶磁器会館
14:00開場/14:30開演/3,000円
名古屋陶磁器会館
〒461-0025 名古屋市東区徳川一丁目10番3号
TEL 052-935-7841


GOMES THE HITMANメジャーデビューから15周年、ソロ名義の
リリースから5年でついに40歳。キリのいい数字が並んだ2014年の
山田稔明はポジティブな振り返りとさらなる邁進を目指します。
全キャリア140曲から新旧含め選曲したステージをお楽しみに!


全公演とも本日1月18日からオフィシャルサイトRESERVEにて予約受付を開始しました。

  
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2014年01月17日

プラネタリウムで“夜の科学”を



2014年3月26日(水)@ 東京 王子 北とぴあ6F プラネタリウムホール
GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 extra〜星空ナイトスイミング”

18:00開場/18:30開演/前売3,500円
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ

7年ぶり2回目、満天の星空の下でのライブが決定しました。
北とぴあプラネタリウムホール閉鎖に伴い、これがおそらく
最後の特別企画となります。雨が降っても曇っても季節外れの
雪でも大丈夫。この日の空には25000個の星が輝きます。

*チケットお申込みはGOMES THE HITMAN通販STOREのチケットセクションにて
明日1月18日21時より受付を開始します。

北とぴあ6Fスペースゆうプラネタリウムホール(HP
〒114-0002 東京都北区王子1丁目11−1
TEL:03-5390-1224

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7年前の今頃、当時“山田稔明 with kickingbirds”という名義でソロ活動を始めた頃に東京の北区王子にあるプラネタリウムホールでライブをやりました。上の写真はそのときの1枚、ライブスタート時は東京の夕暮れという設定だったので薄っすらとステージの様子が写っていますがライブ中はほぼ暗闇だったので他の写真が残っていません。メンバーにはitokenさん、安宅くん、そしてフルートの上野くんもいました。手元さえ見えない真っ暗ななかでの、文字通り暗中模索な演奏で、しかし暗闇に目が慣れてくると天井に映し出される星座に見とれてしまうという体験。まるで自分が目そのものになってしまった感覚でした。当時演奏したのは「home sweet home」や「hanalee」「星降る街」といったできたてほやほやのソロ楽曲たち。チケットはあっという間にソールドアウトし限られた人たちがその体験を共有しました。

会場となった北とぴあのプラネタリウムホールが2014年の3月いっぱいで23年間の操業に幕、閉館するという報を聞いたのは昨年の秋でした。音響機材などをすべて持ち込まないといけなかったり、すでに会場の週末の日程が他のイベントで埋まっていたり、メンバーのスケジュール調整も含めてもう一回プラネタリウムでやるのは無理かなあ…と半ばあきらめていたのだけど、ここ最近のいろいろな出来事に触れて「やり残したことで後悔したくない」という気持ちがわきあがって春まだき3月26日に“夜の科学 in プラネタリウム”を開催することにしました。

7年前にプラネタリウムホールで「暗くて何も見えないよ」と「home sweet home」を歌い出したときの可笑しさ、僕自身の朗読が流れるなかでの夜空の移り変わり、「星降る街」を演奏していたら流れ星が流れてハッとした瞬間などをどんどん思い出してきて僕はわくわくしています。7年前には存在しなかった「月あかりのナイトスイミング」をどんな気分で僕は歌って、お客さんは聴くのか。2013年度を締めくくる総決算ライブになると思います。ぜひ皆さん今からスケジュールを工面して、王子にたどり着いてください。ちなみに北とぴあは僕が通った(そしてGOMES THE HITMANが誕生した)東京外国語大学の入学式と卒業式が行われた場所でもあります。繰り返す終わりなき青春に思いを馳せながら。

お友達やご家族、音楽仲間へ、タイムライン等での情報伝播にご協力ください。  
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2014年01月16日

言葉の洪水のなかで



昨日のこと。朝からずっと原稿書き、言葉の洪水のなかものすごい集中力で。夕方ミルブックス藤原さん来宅して2014年の企て、流れ、作戦会議をいろいろ。良質な本を作り続けてきたミルブックスも今年で10周年のアニバーサリーだそう。僕自身もバンドのメジャーデビューから15年、初めてのソロリリースから5周年というキリの良い数字が並ぶ年なのでさらなる邁進とポジティブな回顧で駆け抜ける2014年にしたい。夜になって映像編集。新しいMONOLOGに付録としてDVDをつけようと試行錯誤しているが果たしてどうなるか。五十嵐くんの原稿も届き、リトルプレスのジン制作は佳境に。ぬくぬくと元気な猫がお慰み。

昨晩21時からの蔵前NAOT TOKYOオープニングライブのWEB先行予約は5分とたたずにSOLD OUTとなったそうです。嬉しい限り。立ち見も含めてあとどれくらい追加席を設けられるかNAOTスタッフとも相談して3月を迎えたいと思いますのでチケット取れなかった人もさらなる情報をどうぞお待ちください。今週末の下北沢lete公演も完売、当日券もありません。2月11日中目黒トラベラーズファクトリーでのライブは第1部(14時)は受付終了、第二部(17時)のご予約が可能となっています。3月10日には3度目の“月あかりのナイトリスニング”も。今年はいちいち風合いの違うライブでたくさんのレパートリーを用意しますのでぜひどのライブもお見逃しなく。


<LIVE INFORMATION 2014>
1月19日(土)下北沢lete
2月11日(火祝)中目黒 トラベラーズファクトリー
3月1日(土)蔵前 NAOT TOKYO
3月10日(月)武蔵小山 ライブカフェアゲイン
  
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2014年01月15日

コーヒーと電話とペンと手帳



昨日のこと、夜になるまでリビングでコーヒーカップをまぜくりながら、ときに電話、ときにペンと手帳、ときに猫を撫でまわし、今年春までのライブスケジュールの打ち合わせと電話連絡。僕の旅はまだまだ全然終わらないのだ。今年はGTHメジャーデビュー15周年、僕のソロリリースから5年、そして40歳の年とキリのいい数字が並ぶのでこれから先とこれまでの轍に思いを巡らせるようなライブをたくさんやりたいと思います。急な決定で皆さんを困らせるようなスケジュールもあるかもしれませんがどうかお付き合いください。すべてが意味のあるモーメントにしたいと思っています。

そして夜からは原稿書き。MONOLOGの新しい号を作っています。津田大介さんは僕のMONOLOGを見て「ああ、これはもう山田さんにとってのメディアですね」と言ったが、もはやライフワークのような作業。CDだけでは伝わらないことをもっと皆さんに知ってもらいたいと願って今も原稿を書いています。本日は夜21時から高野寛さんとのスペシャルなライブのWEB先行予約が始まります。1月18日17時までの期日限定の受付なのでお早めのチケット確保を。僕自身がこのライブのことを心から楽しみにしています。



2014年3月1日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO
“NAOT TOKYO OPENING LIVE:高野寛 X 山田稔明”

17:00開場/17:30開演/料金3500円
出演:高野寛、山田稔明

ライブ・イベント等でお世話になっている奈良風の栖がイスラエルの
手作り靴NAOT(ナオト)の日本直営店が東京蔵前にオープンさせます。
そ開店をお祝いするライブイベントに高野寛さんと一緒に参加、特別な
宴になりそうです。スカイツリーを眺める墨田川のリバーサイドで始まる
新しい物語にご注目ください。本日1月15日21時よりWEB先行受付開始!

チケット詳細はNAOTホームページをご覧ください。
こちら

NAOT TOKYO(3月7日OPEN!)
台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301
http://naot.jp/  
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2014年01月14日

高野寛さんと蔵前で

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2014年3月1日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO
“NAOT TOKYO OPENING LIVE:高野寛 X 山田稔明”

17:00開場/17:30開演/料金3500円
出演:高野寛、山田稔明

ライブ・イベント等でお世話になっている奈良風の栖がイスラエルの
手作り靴NAOT(ナオト)の日本直営店が東京蔵前にオープンさせます。
そ開店をお祝いするライブイベントに高野寛さんと一緒に参加、特別な
宴になりそうです。スカイツリーを眺める墨田川のリバーサイドで始まる
新しい物語にご注目ください。明日1月15日21時よりWEB先行受付開始!

チケット詳細はNAOTホームページをご覧ください。
こちら

NAOT TOKYO(3月7日OPEN!)
台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301
http://naot.jp/  
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下北沢で新年はようやく晴れて



2014年1月13日 @ 下北沢440
“うたをつづる〜その壱〜”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.太陽と満月
3.三日月のフープ
4.光と水の新しい関係
5.些細なことのように
6.maybe someday
7.君は天然色(大瀧詠一 カバー)
8.光の葡萄

見上げてごらん夜の星を(with TSUNTAさん)
Daydream Believer(with TSUNTAさん、ニベケイスケさん)



昨日のこと、成人式で街にはあちこちに晴れ着を着た若者の姿が。もう20年も前のこと…などと思い出を振り返りながら下北沢へ。お誘いいただいたライブ、共演のTSUNTAさん、ニベさんとは初めまして。この日下北沢ではあちこちで知り合いのライブが。風知空知でヒックスヴィル、SHEED SHIPで磯貝サイモンくん、leteではQuinka with a Yawnと渚十吾さん、OraNoaさんに挨拶。高橋久美子ちゃん、エンジニアの古賀くんも遊びにきてくれて、夜にはHARCOにもばったり会って新年の挨拶をたくさん交わす日でした。

新年の杉まつりでセッションして、一度全部自分で歌ってみたくなった「君は天然色」をカバー。あわせて1月4日のブログに書いたような気持ちゆえ「君は天然色」経由の「maybe someday」を久しぶりに歌いました。「些細なことのように」も何年ぶりか。TSUNTAさんが成人の日についてのおしゃべりの流れで19歳のときに作った歌を歌われたので、僕もちょうど二十歳のときに作った「プロポーズ大作戦」というオリジナル曲を一節歌いました。ひょんなことからTSUNTAさんとのセッションで人生で初めて「見上げてごらん夜の星を」を歌うことに。永六輔さん作詞、坂本九さんの不朽の名曲、歌いながら言葉の強さに感動していました。いくつになっても初めてのことっていうのがあるものだな。

ようやく風邪、治りました。来週はいよいよ下北沢leteでの今年初めてのワンマンライブです。

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2014年01月13日

柑橘まつり



昨日のこと、等々力の巣巣に遊びにいく。作家・作詞家の高橋久美子ちゃんの実家(愛媛)の無添加みかんをdans la natureなっちゃんがお菓子にして、“みかん”にまつわるいろいろな話をするという企画。去年に続いて今年も2days開催で満員という、「みかんのポテンシャルの高さよ!」と唸らずにはいられない時間。巣巣に入るとオレンジ色の風景と柑橘の香り、これが毎年恒例の風景になるのだろうか。オズマガジンのサポートもあってとてもスムーズで楽しい2時間ちょっとでした。教職資格を持っている久美子ちゃんの話を聞いていると学校の机に座っていたときを思い出す。かく言う僕も中高の英語教師の資格を持っているのだけど、人を笑わせずにはいられないサービス精神というのはいつ何時もセーブできないものなのである。

終わって新年会のような打ち上げ。ようやくのど鼻ともに風邪が抜けて、晴れてじりじりと2014年がスロースタートしていっている感じがします(機関車のイメージ)。夜が明けて目覚めて今日は今年初めて体調が普通!と思えた日。快気祝いで下北沢440で歌います。出番は2番目で19時半くらいから。予約してご来場いただいた方にはささやかなお年賀を差し上げます。ぜひ3連休の締めくくりに。新成人の方、おめでとうございます。いつでも成人の日には2001年の横浜アリーナを思い出す。まだ1月はあと3週間もあるのだ。全然大丈夫。


2014年1月13日(月祝)@ 下北沢 440
“うたをつづる〜その壱〜”

出演:TSUNTA、ニベケイスケ、山田稔明
18:30開場/19:00開演/前売2,500円当日3,000円(1order別))
RESERVEフォームにて予約受付中
下北沢440
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440 [4PM-]  
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2014年01月12日

アメリカンダイナー、午後の陽光



昨日のこと、昨年12月にライブでお世話になった川崎たまプラーザのアメリカンダイナーTroubadourでサタデーブランチ。ここでご飯を食べるのは3度目だがお昼の日差しが入る時間帯は初めてだったのでまた違う表情。ブランチといいつつ僕のプレートにはタマゴとステーキで満腹に。とても贅沢な気分になれるお店、写真家の杉江篤志くんが縁をつないでくれた。彼の写真展「Maybe Americans+」は今月19日までTroubadourで開催、ご飯を食べながらゆっくり写真と文章を読むのがお薦め。杉江くんからお年賀に届いたA1サイズのクールなポスターは額装した。どこに飾ろうか。

3連休だったのだな、と帰りの渋滞で気がついた。明日は成人の日で祝日、下北沢440でのイベント。レコードリリースに伴うワンマンライブばっかりやっているせいか、最近なかなか対バンイベントのお誘いも少なくなったのだけど19日の下北沢leteが早々にソールドアウトしてしまったのでお受けしたお誘い。共演のお二方とも当日初めましての挨拶になる。新鮮な気分で下北沢へ向かいたいと思います。昨年12月は11本もライブをやったのだけどそれでも演奏する機会のない曲がたくさんあるもので、明日の440は最近演奏していない曲を中心にセットを組もうかと思う。ぜひ年始の挨拶を僕に、皆さんに。帰り道に眺めた多摩川沿いのグラウンドがとてもきれいな、外国みたいな色味だった。




2014年1月13日(月祝)@ 下北沢 440
“うたをつづる〜その壱〜”

出演:TSUNTA、ニベケイスケ、山田稔明
18:30開場/19:00開演/前売2,500円当日3,000円(1order別))
RESERVEフォームにて予約受付中
下北沢440
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440 [4PM-]  
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2014年01月11日

メンテ、再起動、春のオアシス



昨日のこと、猫と戯れる一日。寝ても寝ても寝れるという、まるで猫になったような感覚。午後には耳鼻咽喉科でメインテナンス、今年になって3度目の通院とはなんとも先が思いやられるが健康に関しては気を引き締めていこうという決心はついた。13日下北沢440でのイベント出演はエンジン再起動、リハビリテーションも兼ねた演奏と歌唱になります。あらためて丁寧に自分の歌を自分の声で歌おうと思います。ご来場いただいた方にはお年賀のカードを。

お世話になっている奈良の風の栖が取次しているイスラエルの手作り靴“NAOT”の直営店を東京蔵前にオープンさせるという話を聞いたのは昨年の秋頃でした。中川ちえさんのin-kyoからほど近い、大沼ショージさんのカワウソの上階、cholon tokyoがあった場所なので慣れ親しんだエリアなので嬉しく思っていましたが、その、NAOTO TOKYOと名付けられるお店の開店を高野寛さんと僕とお客さんとで一緒にお祝いするスペシャルなライブが決定しました。ライブが行われる3月1日は蔵前界隈のマーケットも開催されるとのことでとても賑やかな一日になることでしょう。スカイツリーと隅田川と音楽を、履き心地のいい靴で歩く早さで。“NAOT”とはヘブライ語で“オアシス”という意味だそうです。東京砂漠を歩くのに相応しい名前。僕が持っている3足のNAOTはどれもすでに僕の足の形にぴったりフィットして僕をどこまでも連れていってくれます。2014年春、ぜひ“オアシス”へお越しください。

ライブ詳細お申込み方法はまた追って。
詳細はNAOTのホームページをご覧ください。

NAOT.JP  
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2014年01月10日

弦楽四重奏のナイアガラサウンド



昨日のこと、とても寒い日。夜から出かけて武蔵小山のライブカフェアゲインでモーメント・ストリング・カルテットの演奏を聴きにいく。モーメント・ストリング・カルテットは2バイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏で、杉真理さんとの演奏などで知っていて、先週の杉まつりではチェロの郷田さんが参加されていた。先月頭から開催が決定していたこのライブは奇しくも大瀧詠一さんの急逝により彼への追悼演奏会となり、お客さんも入りきれないほどの大盛況でした。大瀧さんと交流の深かった店主石川さんのお話と彼女たちの演奏を織り交ぜての2時間。古くは「指切り」、そして「幸せな結末」までキャリアを駆け足で、時には客席からの手拍子も伴って緻密なアレンジで演奏するものでした。なかでも『LONG VACATION』のメロディとコードプログレッションは弦楽四重奏に相応しい、ポップ・クラッシックとでも呼びたくなるものだった。

店主石川さんは昨年の秋、僕がアゲインで階上のPET SOUNDSの森陽馬さんとトーク&ライブのイベントをやった後にアメリカの作曲家フォスターを僕に強く薦めてくれた。CDだけでなく伝記まで、そして次のイベントのときにはSP盤をひっぱりだしていろいろな古い貴重なフォスター音源を聴かせてくれて、それは結果として僕に「ケンタッキーの我が家」をカバーさせ、さらなるフォスター研究を促すことに至ったのだけど、この石川さんの研究家気質というのは確実に大瀧詠一さんからの影響で、そこから溢れ流れてくる機知は僕にとっての隔世遺伝なのだな、とここ数日ずっと考えていたので終演後に石川さんが僕を見つけて力強くハグしてくれたことがとても嬉しかった。皆さんも大瀧詠一さんについて知りたいことがあったらアゲインに行ってみて店主に話しかけたらいい。

夜の10時まで開いているPET SOUNDSにも新年の挨拶。お店が選ぶ2013年ベストアルバムの1枚に『新しい青の時代』をセレクトしていただいたお礼を。店頭には目立つところに盤が置かれていて、とても嬉しい。昨年から森陽馬さんと始めた“月あかりのナイトリスニング”というイベントは自分自身が楽しい会なのだけどお客さんの数も増えてきて、2014年も継続して開催することになりました。次回は3月10日(月)、「山田稔明の音楽遍歴」「クリスマスソング特集」ときて3回目は「映画音楽特集」というテーマに。年末に「ウォールフラワー」を観て盛り上がったサウンドトラックに焦点を当てたいと思います。


2014年3月10日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン
PET SOUNDS RECORD presents
“山田稔明 月あかりのナイトリスニング vol.3”

18時半開場 19時半開演
前売2,000円/当日2,500円

<GOMES THE HITMAN山田稔明のルーツとなった音楽をアナログ・レコードを
楽しみながらファンの方々にも聴いていただき、より音楽の良さを知ってもらう>
ことを主旨にした1部トーク、2部ライヴのスペシャル・イベントです。
第3回目は映画音楽特集!山田稔明お気に入りサントラ盤や映画の中で使われた
印象的な楽曲を聴きながら、映画に関することを語り尽くすトーク&DJの1部、
このイベントならではのセットリストでお届けするライヴの2部構成。
店頭、RESERVEフォームにて予約を受付けます。

武蔵小山 Live Cafe Again
〒142-0062 品川区小山3-27-3
ペットサウンズ・ビル 地下1F
TEL: 03-5879-2251  
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2014年01月09日

ひたすら新年の挨拶を描く



昨日から今日、ただひたすらに新年の挨拶を手描きで仕上げる。いつからか年賀状を書くときプリンターを使わなくなった。誰かに大事な手紙を書くときと同じように季節の挨拶も全部自分の字で書くのがいい。昨年末に募ったポストカード企画の返事も遅れに遅れてしまって申し訳ありません。クリスマス柄のハガキに新年の言葉を書き込む罪悪感よ…。かくして1月はゆっくりとスロースタートしています。

2月の徳永憲さんとのライブの予約申込も始まりました。1年のなかで2月と8月は“ニッパチ”といって商いが停滞する月です。一番寒いときと一番暑いときなんですね。なのでそのタイミングで打つイベントにお客さんが集まらないとジンクスに負けたような気分になって悔しいのでぜひ皆さん“ニッパチ”のライブにはご参加ください。第一部は残席わずか、第二部はまだ余裕があります。今週末からも3連休なのだと気付きました。1月13日は成人の日で祝日、下北沢440でのイベントに誘っていただいたので弾き語りで歌を歌います。ぜひこちらもお見逃しなく。


2014年1月13日(月祝)@ 下北沢 440
“うたをつづる〜その壱〜”

出演:TSUNTA、ニベケイスケ、山田稔明
18:30開場/19:00開演/前売2,500円当日3,000円(1order別))
RESERVEフォームにて予約受付中
下北沢440
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440 [4PM-]


  
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2014年01月08日

2月はトラベラーズファクトリーで 山田稔明 ✕ 徳永憲 LIVEです

徳永憲というシンガーソングライターがいる。過去に数度共演していますが、僕にとって徳永さんはとにかく“音楽をよく聴く男”というイメージがある。僕が中学生の頃から愛聴してきたToad the Wet Sprocketというカリフォルニアのバンドがいて、自分しか知らない宝物のような、しかし誰ともその音楽を共有できない寂しさを抱えていたときに、この徳永さんとはToad the Wet Sprocketの素晴らしさを称える話で盛り上がったのだ。「トードの3枚目の『Fear』がさー」とか「グレンが単独来日するね!」とか、それまで活字で読み書きするだけで発語したことのなかった言葉を口に出して会話を交わすというのは結構印象に残ることだ。僕もバカみたいにレコードを買う音楽バカだが、彼とは“本当に好きな音楽”の話をできるし彼のブログで新しい音を知ることも多い。

で、去年そのToad the Wet Sprocketが16年ぶりに気持ちのよい新作を出たので久しぶりに徳永さんにメールを書いた。お互い新譜リリースのタイミングだったので音源を交換したのだけど、彼のCDも現代のアメリカ音楽を独自に咀嚼した好盤だ。Twitterで彼とのこの交流について書いたところ料理研究家であり「パンといっぴき」の著者でもある桑原奈津子さんが「ふたりの共演観たいな…」と呟いた(dans la natureのなっちゃんとともにダブルなっちゃんとしてイベントなどでお世話になっている桑原さんは徳永さんの大ファンなのである)。そこにイラストレーター福田利之さんが「そうだそうだ!やれやれ!」と乗ってきて企画が持ち上がり2月に桑原さんのお菓子と福田さんがいれるコーヒーとを味方につけてのライブが決定しました。以前対バンしたときは客席にいる徳永さんを意識して僕はCrowded Houseのカバーをしたことを憶えている。今回はなにか一緒にやりましょうよと盛り上がっています。元をただせば去年16年ぶりのアルバムを発表したToad the Wet Sprocketのおかげで決まったライブということになる。今晩24時から予約受付を開始します。中目黒トラベラーズファクトリーにて人数限定でのライブ開催となります。

2014年2月11日(火・祝)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー
“BITTER SWEET VALENTINE” at TRAVELER'S FACTORY

LIVE:山田稔明 ✕ 徳永憲
SWEETS:桑原奈津子
COFFEE:福田利之

1部:14時〜16時 / 2部:17時〜19時(入れ替え制)
料金 4,000円(桑原奈津子さんのお菓子と、福田利之さんがいれるコーヒー付き)

シンガーソングライター山田稔明と徳永憲との交流をツイッターで見つけた料理研究家 桑原奈津子さんと
イラストレーター福田利之さんが「ふたりの共演がみたい」とつぶやいたことから実現したスペシャルラ
イブ。バレンタインの季節なので、きっかけをつくった桑原さんにチョコレートのスイーツを、コーヒー
好きイラストレーターの福田さんにはハンドドリップをお願いすることにしました。会場は過去2回の山
田稔明ライブが大好評だった、中目黒のトラベラーズファクトリー。4人が贈る、甘くそしてちょっとほ
ろ苦い休日の午後をお愉しみください。

予約は本日24時(9日0時)よりオフィシャルサイトRESERVEフォームにて受付開始

中目黒 トラベラーズファクトリー(http://www.travelers-factory.com
〒153-0051目黒区上目黒3-13-10
TEL 03-6412-7830(12:00-20:00:火曜日定休)

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2014年01月07日

超大吉と愛すべき嗜好品



なかなか風邪が抜けない。あと一両日中にはなんとか。頭のなかで流れるBGMはジョンB&ザ・ドーナッツの「つらいなあ」である(これはまだ未発売の曲だ)。しかし今日からは年末年始にたまっていた通販とか春までのライブについての打ち合わせとか、いろいろなアーカイブスの整理とかでなんとか仕事をした気分になった。年末に仕事部屋の大掃除とレイアウト変更をしていたためこれまでより居心地がよく日差しもよく入るようになったのが救い。太陽は心身を元気にさせる。

昨日の深大寺で引いたおみくじにはいいことはあまり書かれていなかったのだけど、いつかどこかで知らないうちに僕の袖口にくっついていた謎のシール。「めくってね」の言葉通りに小づちをめくるとそこには“超大吉”というオボシメシ。今年を占うおみくじこちらの“超大吉”を採用することにする。今年分の風邪はこの1週間ですべて終わらしてしまおう。

風邪をいいことにぬくぬくごろごろと寝転がりながら本を2冊読んだ。神足裕司著「一度、死んでみましたが」は、くも膜下出血に倒れた筆者の渾身の復帰作。僕はこの人が出るラジオをいつも聴いていたので感慨深い。記憶の混乱や混沌が綴られるくだりは恐怖を感じるし、もし万が一自分が、あるいは家族が不自由な体になったらどうなるのかということにも思いを巡らせた。もう一冊は堀部篤史著「街を変える小さな店」、“京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち”という副題のついた、恵文社一乗寺店店長の本。書物同様に音楽という“嗜好品”を売って生計を立てている自分にとってとても有意義な考察と観察。12月の恵文社COTTAGEでのイベントの後の打ち上げで堀部さんと初めてちゃんとお話させてもらったが、そのときに感じた静かな熱さがこの本のなかにも。昨日買ったTHE BANDの1971年のライブ盤と今日届いたスティーブン・マルクマス&ザ・ジックスの新作を交互に聴きながら。

音楽も本もコーヒーもお酒もすべてが愛おしい“嗜好品”であり、やめられないし、とまらない。  
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2014年01月06日

ステレオ読経、厄祓い/うれしい予感



初詣、去年に引き続き調布の深大寺で厄祓いを。チリン、チリンと澄んだ音のする鐘、鈴、火鉢をカチャカチャと叩く火箸、燃え上がる火の粉がステレオで左右から。三ヶ日近くだからか去年よりもお坊さんの数も多く豪勢な儀式でした。今年は本厄なので奮発して大きな御札に。1年よろしくお願いします。思えば2012年末の『Christmas Songs』のヒット祈願(お寺にクリスマスCDの成功をお願いするというノー・ボーダー感)からお世話になっている。深大寺に来るときはたいていいつも晴れていて、気持ちがすっきりとして心が晴れやかになる。今日もそんな感じだった。いつものお店でお蕎麦を食べながらどんどん2014年という名の蒸気機関車が加速していくのを感じました。

2日の杉まつりが終わってからもずっと「お疲れさまでした」という杉さんから出演者への一斉メールに呼応して回覧板のように皆さんからのメールが受信箱に届いて、そのたびにあたたかい気持ちになったり、知らなかった話に「へええ!」となったり「なるほど」と合点したり、個人的に僕の歌を褒めてくださる言葉に感激したりするのだけど、昨年秋に大瀧詠一さんから直接言葉を託された杉真理さんの息子の未来くんからの愛あふれるメッセージ、そして杉真理さんから今日届いた何通目かのメールではまた感涙してしまった。今日は特別に寒い夜だけども杉さんのメールにたくさんのエピソードと一緒に添付されていた大瀧詠一さん作曲の渡辺満里奈「うれしい予感」を何回も聴いている。今日から2014年は本格始動。  
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2014年01月05日

猫と溶けてゆく一日




昨日のこと、終日スイッチオフの日。1日と2日はほとんど寝ていたので4日になっても三が日間が抜けず。猫と並んで寝たり起きたりごろごろしたりされたり、そんなときに庭に不審者(猫)が侵入!ポチはここ最近では一番のキリッとした顔になり小一時間くらい見張りのためウロウロ。最近は人間にしか見えなかったポチもちゃんと猫の顔になっていました。そうこうしているうちにテレビで岩合さんの「世界ネコ歩き」が始まり、またそれを猫と並んで眺める、そんな弛緩した時間でした。今日までいろいろお休みで、通販の発送等も含めて明日から通常営業としたいと思います。次のライブは1月13日の下北沢440、そして1月19日の下北沢leteでの公演と続きます。


2014年1月13日(月祝)@ 下北沢 440
“うたをつづる〜その壱〜”

出演:TSUNTA、ニベケイスケ、山田稔明
18:30開場/19:00開演/前売2,500円当日3,000円(1order別))
RESERVEフォームにて予約受付中
下北沢440
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440 [4PM-]




2014年1月19日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”

出演:山田稔明
18:30開場/19:30開演/3500円(ドリンク代別途)
*チケットはすべて完売
下北沢 lete
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2014年01月04日

“吉祥寺の杉まつり”を終えて



杉真理さんと出会って今年で15年になる。セルフプロデュースで『weekend』というメジャーレーベルでの1stフルアルバムを作ってネクストステージを目指すバンドとスタッフは次の作品群の制作を外部プロデューサーの手に委ねることにして、斎藤誠さん、村田和人さん、そして杉真理さんに白羽の矢が立ったのだ。昨日の杉まつりのステージ上でも「15年」という話題が出たが、終演後の打ち上げで杉さんといろんな話をすることができて嬉しかった。ずっと知りたかった、杉さんが仕掛けた「言葉はうそつき」のイントロのネタ元の曲がエレクトリック・ライト・オーケストラの「Do Ya」だと教えてもらって、偶然にも僕が昨年夏のライブの出囃子に同じくELOの「Mr. Blue Sky」を選んだことと符号する。

杉さん曰く「でも『cobblestone』で一番好きな曲は1曲目の“自転車で追い越した季節”なの。あれは良い曲だよ」と。杉さんは斎藤誠さんが静謐に作り上げた「自転車で」を聴いて自分はオーバープロデュースし過ぎたのではと不安になったらしい(反対に斎藤誠さんは杉さんが手がけた楽曲を聴いて「手を加えなさすぎたのでは…」と感じたそうなのでトータルでバランスが取れているということになるのでは?)。僕にとって『cobblestone』は精神論に頼らない初めての音楽的な作品集といえる記念碑だ。僕は自分の歌詞にとても自信(過信)があったのでコード3つくらいとアルペジオのギターがあれば何曲でも歌が書けると思っていた季節の終わり、ちょうどその頃の杉真理音楽教室(文字通りふたりで部屋にこもって向き合っての指導でした)との出会いはその後の自分にとっての基礎になったのです。

それで、15年が経って昨日のステージでは杉さんに「山田くん、転調が巧くなったねえ!」と絶賛してもらった最新ソロ作『新しい青の時代』収録の「月あかりのナイトスイミング」を杉さん率いるバンドに伴奏してもらって演奏することになり、視界の隅に譜面を目で追う杉さんのギターがDセブンからBフラットメジャー7へと運指して転調するのを眺めながら歌うことができて幸せな気分だった。16時過ぎから始まった恒例の“吉祥寺の杉まつり”は出演ミュージシャン30名以上、全54曲、6時間に及ぶほどの年始めとなりました。

杉さんと村田和人さんのくす玉割りとカラッとした笑いから始まったステージ、ずっとゆらゆらと音楽に揺れていましたが、強く印象に残ったのは息子のカナタくんのドラムと一緒に絶唱した村田さん(前日が誕生日で御年60!)。かしぶち哲郎さんが歌詞を書いた曲を歌う松尾清憲さん、華やかに歌い継がれた須藤薫さんの曲たち、「生きている今が素晴らしい」と謳われる杉さんの新曲、そして大瀧詠一さんのことを思い言葉を詰まらせながらさんざめくサウンドをバックに「君は天然色」を歌った伊藤銀次さん。そしてアンコールはステージぎゅうぎゅうに参加者全員が乗って、生を謳歌する杉さんの新曲「最高の法則」をもう一度、そして会場も総立ちになってもう一度「君は天然色」で締めくくられました。スターパインズカフェは携帯電話の電波が全然入らない地下なのだけどミラーボールが映し出した星空の向こう側と交信しているような感覚をおぼえました。

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大晦日からこの数日で思い出したこと。2000年に「maybe someday」という曲を書いたとき、“まちづくり三部作”のコンセプトを大団円させる大きな歌になると僕は確信して本当に嬉しくて、プロデューサーである杉さんも絶対この歌を好きなはず!とみんなに聴かせる自宅デモを録ることになるのだけど、歌い出しの「やたら長いトンネルを抜けて」というフレーズを意図的に大瀧詠一さん「君は天然色」の「くちびるツンととがらせて」と同じメロディで吹き込んでみた。杉さんはこれ聴いてなんて言うだろうな、と反応を楽しみにしながら。しかし結局レコーディング期間特有の緊張感のせいで詳細な記憶は曖昧で、杉さんとは多分「これ、あれだよね、ちょっと、メロディ変えたほうがいいかもね。アレと同じだしね」という感じでCD収録バージョンのメロディラインに落ち着いたのだと思うけど、僕はそのとき杉さんのファミリーツリーの上にあるナイアガラへのリスペクト、とその系譜に立つ自分をその門外不出のデモテープで訴えたかったのではないか・・・、ということを終演後の思い出話のなかで杉さんに話していたら急に涙が溢れてしまって困った。その後の打ち上げでもとても貴重なとても良い話をたくさん聞けて胸の奥の宝物が増えました。喪章っていうのも湿っぽいからと出演者全員に配られたLONG VACATIONバッジとともに。

実はお正月から39度の熱が下がらず2日寝込んでしまいリハーサルにも出られず、ライブ前日に救急病院へ駆け込みインフルエンザの検査を受けながら、もしおれインフルだったら「山田稔明インフルエンザ罹患のため」という出演キャンセルの告知が今年最初のニュースになるのだろうか…と目の前真っ暗だったのですが、結果インフルエンザではなく喉からくる風邪との診断に胸をなでおろす。薬で熱を下げて出かけていった杉まつりを見届けたからこその安堵が誘った止まらない涙でもあったのかもしれません。本当に2014年1月3日の吉祥寺スターパインズカフェに立ち会えてよかった。幸せでした。寒いお正月の真夜中、杉さん親子と僕と3人並んでギターバッグを背負って吉祥寺の街をぺたぺたと歩いて帰る細い道は1年前の同じように楽しかったお正月を思い出させましたが、我々は過去ではなく現実と未来を見据えて元気に生きていかないといけないのですね。本年もよろしくと手を振って別れて一人になって白い息を吐きながら、杉親子の名前が“真理”と“未来”だとは、とても出来過ぎな、とても素敵な話だなあとひとりごちながらの帰り道でした。

満員御礼、たくさんのご来場ありがとうございました。会場全員の気持ちが作り上げた素晴らしい空間と時間でした。  
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2014年01月03日

今年も本日の“杉まつり”から2014年の活動を始めます



元旦、2日と2014年を象徴するかのようなやんごとなき事態ありバタバタでしたが(詳しくは今月のライブのMCでゆっくりと)本日3日の吉祥寺Star Pine's Cafeでの杉真理さん主催の“杉まつり”から今年の歌初めです。前売りチケットがすべて完売しており、当日券も若干数とのことなのでぜひ会場に詳細を直接お問い合せください。CDとカレンダーを物販に持っていきますので1年に1回杉まつりでしか山田稔明に会わないという方もぜひお声をおかけください。1月19日の下北沢leteもソールドアウト、当日券もありません。ぜひ13日の下北沢440でのライブにご来場ください。まだ始まってもいないけども今年の杉まつり、出演できて本当によかった...。写真は昨年の杉さんとの2ショット。

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2014年1月3日(金)@吉祥寺Star Pine's Cafe
“お正月だョ全員集合!吉祥寺の杉まつり2014〜今年1年が午年でありますように〜”

15:00開場/16時開演/前売5,000円(ドリンク代別途)
【白組】杉真理、村田和人、伊藤銀次、山田稔明、松尾清憲、久保田洋司、BOX
【紅組】遠藤響子、野田幹子、渡辺かおる、峠恵子、玉城ちはる、しらいみちよ
バンド:紅茶キノコ:坂本洋、藤田哲也、田上正和、杉未来、里村美和、高橋結子
*前売りチケットは完売、当日券も若干数となりそうです。
STAR PINE'S CAFE
TEL:0422-23-2251
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
  
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2014年01月02日

ライブ初めは明日

2014年1月3日(金)@吉祥寺Star Pine's Cafe
“お正月だョ全員集合!吉祥寺の杉まつり2014〜今年1年が午年でありますように〜”

15:00開場/16時開演/前売5,000円(ドリンク代別途)
【白組】杉真理、村田和人、伊藤銀次、山田稔明、松尾清憲、久保田洋司、BOX
【紅組】遠藤響子、野田幹子、渡辺かおる、峠恵子、玉城ちはる、しらいみちよ
バンド:紅茶キノコ:坂本洋、藤田哲也、田上正和、杉未来、里村美和、高橋結子
*前売りチケットは完売、当日券も若干数となりそうです。
STAR PINE'S CAFE
TEL:0422-23-2251
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1




2014年1月13日(月祝)@ 下北沢 440
“うたをつづる〜その壱〜”

出演:TSUNTA、ニベケイスケ、山田稔明
18:30開場/19:00開演/前売2,500円当日3,000円(1order別))
RESERVEフォームにて予約受付中
下北沢440
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440 [4PM-]




2014年1月19日(日)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”

出演:山田稔明
18:30開場/19:30開演/3500円(ドリンク代別途)
*チケットはすべて完売
下北沢 lete
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2014年01月01日

新年 2014年もよろしくお願いします

紅白のあまちゃんスペシャルで泣いたり笑ったりしている間に年が明け、2014年になりました。本年もよろしくお願いします。去年の念頭に掲げた目標は「新しい作品のリリース(複数枚)」「全国隅々までライブ」「楽曲提供」「アメリカ旅行」、このうち「新作リリース」と「たくさんのライブ」は叶ったのだけど具体的に目標にしていた四国四県ツアーと九州各県へのツアーはならず。自分のことだけで精一杯だったので作家として楽曲提供に関してはゼロ、ポチが病気になったりしたので長い旅も無期限延期となりました。願いの半分というとこでしょうが、それでも素晴らしい1年でした。

2014年は新しい歌をたくさん作って歌う1年に。そしてとっ散らかった自分のアーカイブスの整理整頓、自分ではない誰かの声で歌われる楽曲も積極的に手がけていけたらと思っています。個人的には猫をたくさん可愛がって、昨年頓挫した毎日のチベット体操を。今年僕は本厄なので大風呂敷を広げず小さな目標をひとつずつこつこつとこなしていけたらいいな。GOMES THE HITMANで1999年1月にデビューしてから15周年という節目でもあります。誰かにとって大事な音楽を変わらずきれいな言葉で美しい日本語で丁寧に気持ちを込めてお届けすることを誓います。それが自分の天職だと肝に銘じて。

2014年1月1日 山田稔明


  
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