2014年12月31日

猫騒動 4thシーズン(2)2014年の猫騒動



僕は2001年の11月から愛猫ポチと一緒に暮らすようになったので21世紀になって初めてポチのいない年越しを数時間後に控えています。いろんなところで発言していますが、自分にとっての今年2014年を漢字一文字で表すならば「猫」となります(去年は「青」でした)。6月19日にポチを15歳で亡くし、経験したことのない悲しみのなかで猫のいない日々を暮らしました。人前に出てライブをするときだけが背筋の伸びる時間だったのでたくさんの歌を歌いましたが、それはきっとどこかの空に向かって吐き出した青い吐息だったのかもしれません。

ポチがいなくなって(逆説的ですが)たくさんの縁が繋がっていくのも感じました。猫経由で僕のことを知ってライブに来てくれた人が驚くほどいます。「おばあちゃん猫との静かな日々」を書かれた下村しのぶさん、チャオを亡くしたチャッツワース岸本さん一家、古くからの友人の愛猫ネボ、時を同じくして愛猫を亡くす経験をした人たちと語り合うことはかけがえのないグリーフケアとなりました。猫のことがきっかけで栗コーダーカルテットの近藤研二さんと親しく慣れたことも大きな出来事でした。昨日はご近所の近藤さん宅で忘年会をしたのですが、ポチのこと、マルオくんのこと、猫の話はいつまでも終わらないのですよね。

ポチがその神秘的な能力で僕の悲しみの涙をぬぐってくれたのは秋の始まりの9月でした。ポチにそっくりな縞三毛仔猫ポチ実の登場で僕のモノクロの暮らしが再び鮮やかな色で満たされたのです。ポチ実の後ろ姿を見ているといつもポチのことを思い出します。そして振り返った仔猫は紛うことなきポチ実の個性、どんどん顔が猫らしく変わっていくのが面白いです。21世紀になって初めてポチのいない年の瀬ですが、21世紀になって初めての6ヶ月の仔猫(もうすっかり大きいですが)との新年を迎えます。今年は喪中につき年賀状は出さないことにしたので、しばらくして寒中見舞いを。

2014年にポチとポチ実を愛でてくれた皆さんに心から感謝します。ひなたのねこ展を春夏秋冬と開催できて本当に幸せでした。これからまだまだ続くポチとポチ実の猫騒動にもどうぞご期待ください。


  

Posted by monolog at 18:13Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月26日 @ スタンダードブックストア心斎橋 “猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁”



猫に「またおでかけ?」と怪訝な顔をされながら2週連続で西への旅、目の覚めるような青空と富士山を眺めながら空路で大阪へ。スタンダードブックストア心斎橋は金曜日にも関わらずずっと賑やか。僕は午後からしばらく在廊、Twitterで交流のあったカフェtayu-tauの店主さんと会えてお話できたのも嬉しかった。この日共演する中村佑介くんはお昼すぎからずっとサイン会をやっていました。全員と会話を交わしながらイラストを描く彼のサイン会のやり方は本当にファン思いだなあと感心する。

あっという間に時間は過ぎてバタバタとイベント準備。中村くんとはほぼ打ち合わせナシ。控室でちょっと時間ができたが、いつものように世間話とか近況報告するぐらいで、中村くんはさっき買ってきたというトランスフォーマーのフィギュアで遊びはじめたので「ははーん、これは打ち合わせナシのガチなやつだな」と楽しくなり僕もレコード屋さんへレコ掘りに行ったのでした。「これは面白くなるぞ…」とわくわくしながら。

DSC08808

DSC08814

果たして始まったトーク&ライブイベントは大盛況、たくさんのお客さんを前におしゃべりな僕と中村くんは調子よくべらべら、時間をオーバーしたり話が蛇行したりしながら好き放題なおしゃべりを。彼が用意したGOMES THE HITMANのアートワークを観ながら考察するジャケット話など興味深い話題ばかり。「ラジオを聴いているみたいだった」との感想もありました。僕も彼の舵取りに乗ったり逆らったりしながらとても楽しく時間を過ごしました。何より中村くんがGOMES THE HITMANや僕の歌を深く愛していくれているのがわかって心地よかったな。いい気分にさせてもらいました。

ライブでは猫が出てくる歌を中心に。中村くんからのリクエストは「Qui La Laの夏物語」、これは彼との共作と言っていいであろう今年の記念すべきチューン。もう1曲さだまさし「雨宿り」リクエストというキラーパスがあったので、さださんエピソードと「道化師のソネット」を披露しました。ものつくりに関して普段話さないこともたくさん喋ったので観にきた皆さんもとても楽しかったんではないでしょうか。この日歌った「small good things」は今年のなかで一番いい歌だったな。時間をかなりオーバーして「ひなたのねこ展」はクライマックスを迎え、今年のライブはこれですべて終了、波瀾万丈の2014年でした。

DSC08809

DSC08807

DSC08835

DSC08836

DSC08831

そして昨日30日を持って10日間の大阪ひなたのねこ展が終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました!  
Posted by monolog at 13:05Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣 “巣巣のクリスマスライブ”

なんとクリスマスの巣巣ライブは今年で5年目連続。巣巣との付き合いも長くなったものです。今回はtico moonのお二人との合同ライブ。当初は僕と佐々木真里さんの2人編成での演奏を予定していましたが急遽ヒックスヴィル中森さんが合流、もう一度クリスマスを24日にお祝い直しすることに。カフェ長男堂が「豪華になりすぎました…」と反省するほどボリュームのあるクリスマス弁当が提供され、賑やかな夜になりました。tico moonの演奏はいつ聴いても心が洗われるよう。クスっと笑ってしまう影山さんのMCも相変わらず。ホーリー&ブライト、tico moonにホーリーサイドを担当してもらって僕はブライトに行こう!とステージへ。

DSC08784

DSC08792

AMERICAの曲をまた喜んで演奏する僕ら。そして以前巣巣で開催された原発再稼働反対展示「愛のかたまり」展で披露したAMERICAの「I Need You」に日本語詩をつけた歌を演奏しました。ビーチ・ボーイズ、NRBQ、ヒックスヴィル、いちょう並木、もはやクリスマス定番曲ですね。演奏するのが本当に楽しいのです。そしてtico moonのお二人をお迎えしてのセッション、まずは「the first noel」では僕はギターを弾かずにtico moonアレンジの伴奏で淡々と歌いました。とても神聖なシーン、ピントの合った写真が一枚もないのはカメラには映らない美しさだったからでしょうか。続く「予感」では友加さんのハープが胸に響きました。いつか友加さんもフルート上野くんもクラリネット安宅くんもイトケンさんもいる編成で「予感」を演奏できたらいいなあ。

DSC08782

DSC08802

そして東京での今年最後のライブを「sweet december」で締めくくりました。なんと素晴らしい12月でしょう。ご来場ありがとうございました。巣巣岩崎さん、今年も楽しかったですね。また来年も。  
Posted by monolog at 12:43Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月21日 @ 加古川チャッツワース “夜の科学 in 加古川ーChristmas Special Live”

大阪グルッグでのライブが終了して翌朝、またスタンダードブックストア心斎橋に戻り「ひなたのねこ展」のしばらく在廊。ようやくゆっくり本や雑貨を眺めたり、心斎橋のレコードショップを探ったりできました。お客さんにサインをしたり話をしたり、関東での開催と違い大阪は家から遠いので展示の修正、お客さんとのコミュニケーションなど心配事もありましたが杞憂に終わりました。ここで展示がやれてよかった。お昼すぎから兵庫加古川へ移動。さすがにくたびれて移動中の電車ではずっと寝ていました。加古川駅前のいつもの景色。不況によりヤマトヤシキが経営再建ADRを申請するという報、来年も変わらぬ景色が僕を出迎えてくれたらいいのだけど。



「ただいまー」とチャッツワースに挨拶。今年3回目のライブ、2008年からずっとお世話になっているお店。リハーサルもそこそこに僕は曲順を検討、リクエストを募っていたのでそれも反映させながら。今回のクリスマスライブでは開場前にクリスマスディナーを提供するという試み、とても美味しいプレートを僕もライブ前にいただきました。毎回盛況のチャッツワースでのライブですが、今回はここ数年のなかで一番ぎゅうぎゅうだったんじゃないだろうか。身動きも取れないような満員御礼のなかで「どこへ向かうか」でライブがスタートしました。

DSC08762

DSC08767

加古川は第二の故郷という意味も込めて「home sweet home」はリクエストに応えたもの。賑やかな年末に似つかわしくないかと思ったリクエスト曲「別れの歌」も凛とした響きが冬の空のようでした。クリスマスコーナーでは遊びにきていたははの気まぐれ川本くんを急遽呼び出してパーカッションで参加してもらってリズミカルに。ヒックスヴィル、小沢健二のカバーは大先輩への敬意を込めて。中島愛さんに楽曲提供した歌をリクエストしてくれた人がいたので、少し変化球で「Merry Christmas without You」というマクロスFのために歌詞を書いた歌をぶっつけ本番で。ポチのいない、チャオ(チャッツワース岸本さんの愛猫、10月に天国へ)のいないクリスマスにリンクしてとても意義深く聴こえました。

同じように「日向の猫」はポチとチャオを想いながら祈りのような響き。アンコールではなんと「SING A SONG」のハンドクラップ3回を失敗。こんなに何回もやってる曲なのに!お詫びに予定になかった「月あかりのナイトスイミング」を歌いました。チャッツワースでのライブはいつも最新回がベスト!という感じになるのですが、この日の演奏もこれまでで一番いいライブだったかもしれません。楽しくて終わるのが惜しかった。たくさんの握手とサイン、アンケートもびっしり書いてくれてありがとう。また来年も何回も加古川に来ます。

DSC08757
  
Posted by monolog at 12:25Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月20日 @ 大阪グルッグ “glogg 2nd Anniversary SPECIAL LIVE!”

今年一番バタバタと忙しかった何日間かもしれない。ディモンシュでのライブが終わって落ち着くこともなく関西への旅。朝3時に起きて一番早い飛行機で大阪へ。もはや1日が40時間くらいあるように感じる。9時には心斎橋に到着。スタンダードブックストアでの「ひなたのねこ」展設営作業開始。今までで一番広い空間をどう使うか試行錯誤しながら2時間ほどかけて展示完了。膨大な数の物販物や展示物でしたが、大阪の友人河童堂の弓削さんが手伝ってくれました。スタンダードブックストアのスタッフさんたちもてきぱきと素晴らしいサポート。早速展示を観にきてくださる方も多くてサインをしたり猫の話をしたり。この時間がとても愛しいです。

DSC08754

夕方まで在廊してホテルに一度チェックイン。そして夜のライブ会場であるグルッグへ。大阪港、雨あがりのアスファルトを街灯が照らして外国みたいだった。グルッグとの繋がりも猫が結んだもの。「猫写」「ネコテン」とポチグッズを扱ってもらったことからライブが実現した去年に続いて2度目のライブとなります。ここはステージの後ろを電車が走るのが見える窓があって、きっと客席から見たらとてもいい雰囲気なのだろうな(僕は窓に背を向けているから電車が走る音しか聞こえない)。

「どこへ向かうか」で始まったライブ、新旧楽曲を織り交ぜてクリスマスソングも含む“全部入り”の贅沢なセット。「北風オーケストラ」は古くからのファンには嬉しかった模様。ディモンシュで歌って楽しかったカバーを一人でトライ、とても良い感じだったと思います。ここでも鍵束やキーホルダーに付いている鈴、なかには上賀茂神社のお守りの鈴を鳴らしてくれるお客さんもいて賑やかなメリークリスマスでした。そして新曲「small good things」が歌うたびに身体に染みこんできて、声がすーっと彼方に飛んでいくイメージ。長い一日で体力的には限界だったはずなのにとても良い歌が歌えました。

DSC08742

DSC08750

たくさんのお客さんとグルッグの2周年をお祝いすることができて嬉しかったです。また来年も誘ってもらえたら。グルッグ和田さん、お手伝いいただいたスタッフの皆さん、ありがとうございました。  
Posted by monolog at 12:03Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月18日 @ 鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ“Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会”

怒涛の12月中旬からのステージを改めて振り返るライブ後記、今年のことを今年のうちに。

DSC08704

3年目となる鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブ。今回もヒックスヴィル中森泰弘さんと、さらにキーボード佐々木真里さんも加わって賑やかな演奏に。中森さんと真里さんは当日初めて会うというバタバタなスケジュールでしたが、音を鳴らせばばっちり意気投合。音楽ってすごい接着剤だな。上の写真はリハーサル中に準備された賄いのワッフル。これを食べるために早めの練習終了。今年はmolnでの「ひなたのねこ展」もあり何回も鎌倉に来る機会があって嬉しかったです。

平日開催のディモンシュクリスマスは初めてだったのですが、お忙しい中たくさんのご来場ありがとうございました。小山千夏さんによるクリスマスの飾りがとてもきれい。外は寒くてもお店のなかはホカホカしていました。ライブは僕と中森さんのライブでは恒例のAMERICAのカバーからスタート。「名前のない馬」「ヴェンチュラ・ハイウェイ」「黄金の髪の少女」とクリスマスに託けてカリフォルニアの風を吹かせました。真里さんの鉄琴やアコーディオンが加わってパワーアップ。

DSC08717

DSC08724

DSC08730

ニール・ヤングにジミー・ウェッブと今年からレパートリーに加わったカバーも交えつつ、今年もクリスマスソングをたくさん演奏。お客さんに鳴り物を降ってもらって年に数回の童心に帰る音楽会の様相。ビーチ・ボーイズやNRBQのカバーはもはや僕らオリジナルな風合いも出てきたように思います。ライブ前半を終了、マスター堀内さんによる恒例のコーヒー教室。今回は真里さんが生徒。堀内さんは風邪を引いてしまってマスク着用でしたが小気味のいい楽しいトークで盛り上がりました。

ヒックスヴィル15年ぶり(!)のアルバム『Welcome Back』に収録された「今年のクリスマスソング」という歌を誰よりも先にカバーするという試み。この歌も毎年冬になると歌うことになるのだろうな。デビュー15周年の僕、15年ぶりのリリースのヒックスヴィル、オープン20周年のディモンシュ、長く続けることには必ず大きな意味が付帯します。そして恒例カバー「いちょう並木のセレナーデ」これもリリースから今年で20周年。去年一回も成功しなかったギターソロをちゃんと弾くことができて嬉しかったです。

DSC08738

また来年ディモンシュでクリスマスライブができますように。中森さん、真里さん、堀内さんはじめチームディモンシュの皆さん、そしてお客さんに大きな感謝とメリークリスマスを。  
Posted by monolog at 11:42Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月30日

仕事納めは年始のリハ



昨日のこと、お昼から出かけてリハーサルスタジオで練習。1月2日の杉祭り、杉さんから「再始動のGOMES THE HITMANもぜひ参加を」とありがたい言葉をいただいた。4人全員揃わないからトリオ編成でささやかにやります、という僕に対して杉さんからドーンとバンドでやろうよ!とさらに嬉しい提案が。で、ベースを関雅夫さん(ハイ・ファイ・セット、浜田省吾、松山千春など数々のアーティストをサポートされてきたベテラン!)、ギターは『cobblestone』の杉さんセッション〜当時のサポートギターだった橋本哲さん、そして気づけば里村美和さん(佐野元春&THE HEARTLAND!)もパーカッションしてるし、杉さんはもちろん村田和人さんまでコーラスで加わって、なんだかすごいセッションになりました。本番でどうなるかドキドキ、楽しみです。

年始のためのリハーサルが仕事納めという、グルーヴ感のある1年のラストスパートでした。帰宅してからはひたすらゴロゴロだらだら。いつの間にか寝落ちしたり食ったり飲んだり、朝までテレビで「世界ネコ歩き」を観ながら猫をなでたりなでられたり。3日間ひたすら怠惰に、そして1月2日から2015年を始めたいと思います。年末のバタバタで詳しく振り返られていないライブ後記も順々に。

  
Posted by monolog at 12:09Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月29日

ヨコハマ、トシノセ



昨日のこと、お昼から横浜へ。なかなか行かない街なのでうろうろしてしまった。レコード屋さんを3件攻めたり、なぜかホームセンターで雪かき用のスコップを買ってしまったり。街はキラキラしていて年末感がすごかったです。プライベートパーティーにお呼ばれして1曲心をこめて歌わせてもらいました。おめでたい日、幸せでありますように。なかなか終わらない2014年、冷たい雨が降る今日もお昼からリハーサル。1月2日、恒例の吉祥寺スターパインズカフェでの“杉祭り”に今年は山田稔明、GOMES THE HITMAN揃って出演させていただきます。東京でお正月を過ごす方はぜひ2日の街の初売りとあわせ吉祥寺へ。大阪でも杉真理さんからの繋がりで僕を知ってくれたという方がたくさんいて嬉しかったです。皆さんのこと杉さんに今日伝えておきます。大阪スタンダードブックストア心斎橋での「ひなたのねこ」展は明日30日まで。こちらも最後までよろしくお願いします。


2015年1月2日(金)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
“吉祥寺の杉まつり2015
〜皆さまにとってこの1年が未年でありますように〜”


〔紅組〕
遠藤響子 / 野田幹子 / 渡辺かおる / 玉城ちはる
峠 恵子 / Aisa / ほか
〔白組〕
杉 真理 / 村田和人 / 伊藤銀次 / 鈴木雄大
山田稔明 / 東郷昌和 / 松尾清憲 / 久保田洋司 / 黒沢秀樹 / ほか
特別枠:GOMES THE HITMAN

演奏:紅茶キノコ&ゲストミュージシャン
坂本 洋(key)/ 田上正和(g)/ 藤田哲也(b)/ 杉 未来(d)/
里村美和(per)/ 高橋結子(d,per)/ 清水 淳(d,per)
小泉信彦(Key)/ 関 雅夫(b)/橋本 哲(g)/
星 宣彦(g)/村田彼方(Dr)

15:00開場16:00開演
前売¥5500(+1drink)当日¥6000(+1drink)
チケット予約:スターパインズカフェHPをご参照ください

スターパインズカフェ(http://www.mandala.gr.jp
武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251


  
Posted by monolog at 10:16Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月28日

2014年のライブすべて終了、ありがとうございました!



スタンダードブックストア心斎橋でのイベントが今年のライブ納めでした。6月にポチが天国へ旅立つという大きな出来事があっていろいろ個人的には停滞した感がありましたが(本厄だったし)数えてみると去年とだいたい同じ60数回のステージでした。共演していただいたミュージシャン、演奏でサポートしてくれたバンド陣、そしてGOMES THE HITMANのメンバー、スタッフ、観にきていただいた皆さまに心から感謝を。今年は“retrospective”という振り返りの1年だったのですが、来年は新しい創造を。今年よりも来年が楽しくなるように願いたいと思います。



<2014 LIVE ARCHIVES>

1月3日(金)@ 吉祥寺Star Pine's Cafe“お正月だョ全員集合!吉祥寺の杉まつり2014〜今年1年が午年でありますように〜”
1月13日(月祝)@ 下北沢 440 “うたをつづる〜その壱〜”
1月19日(日)@ 下北沢 lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽2”
1月22日(水)@ 新宿 落合 Galleryさくら “カポウ(from キッコリーズ)ライブにゲスト出演”

2月1日(土)@ 吉祥寺 ハバナムーン “イノトモライブにゲスト出演”
2月9日(日)@ 下北沢 風知空知 “黒沢秀樹ライブにゲスト出演”
2月11日(火祝)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー“BITTER SWEET VALENTINE”(w/徳永憲)
2月15日(土)@ 大阪 millibar gallery “retrospective 15+5 OSAKA”
2月16日(日)@ 倉敷 三宅商店 “retrospective 15+5 KURASHIKI”
2月23日(日)@ 福岡 cafe teco“retrospective 15+5 FUKUOKA”

3月1日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO(w/高野寛)
3月10日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン“月あかりのナイトリスニング vol.3”
3月15日(土)@ 下北沢 lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽3”
3月21日(金祝)@ 浜松 エスケリータ68 “retrospective 15+5 HAMAMATSU”
3月22日(土)@ 名古屋陶磁器会館“retrospective 15+5 NAGOYA”
3月23日(日)@ @ 京都 恵文社一乗寺店 COTTAGE “ミルブックスとアアルトコーヒーと、素晴らしき仲間たち”
3月26日(水)@ 王子 北とぴあプラネタリウムホール “夜の科学 extra〜星空ナイトスイミング”

4月14日(月)@ 吉祥寺 Star Pine's Cafe “音編み”(w/MAMALAID RAG、森広隆、カンバス)
4月17日(木)@ 等々力 巣巣 “トーク&ライブ 「人をつなぐことと・永井 宏」”
4月20日(日)@ 札幌 レストランのや “retrospective15+5 SAPPORO”
4月26日(土)@ 下北沢 CLUB Que “lose control of oneself”
4月29日(火祝)@ 鎌倉 moln “関東百景2014:retrospective15+5”

5月1日(木)@ 下北沢lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽4”
5月3日(土祝)@ 経堂 cafe+gallery 芝生 「ひなたのねこ」発売記念ライブ
5月5日(月祝)@ 恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.44〜緑の時代”
5月28日(木) @ 下北沢 モナレコード “枕じゃなくて招待状”

6月23日(月)@ 武蔵小山ライブカフェアゲイン “月あかりのナイトリスニング vol.4”
6月27日(金)京都 もしも屋 山田稔明 X 岡村詩野:15年目の“週末”〜weekend 夜話
6月28日(土)@ 加古川 チャッツワース “夜の科学 in 加古川〜retrospective15+5”

7月7日(月)@ 下北沢 lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽5”
7月24日(木)@ 吉祥寺 Star Pine's Cafe “結局は、とてもシンプル。”(w/樽木栄一郎、龍之介、高橋徹也)
7月26日(土)@ 等々力 巣巣 「15年目の“週末” weekend夜話」ライブ(w/五十嵐祐輔)
7月27日(日)@ @ 中目黒 トラベラーズファクトリー SUMMER FESTIVAL 2014(2stage)

8月3日(日)@ 恵比寿 天窓 switch @ 恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.45〜wish upon a star ポチに願いを”
8月8日(金)@ スタンダードブックストア心斎橋 夜の科学 in 大阪〜15年目の“週末”
8月9日(土)大阪 野田阪神 Goo-note “村田和人ライブにゲスト出演”
8月9日(土)加古川 チャッツワース “山田稔明 LIVE 歌とギターとピアノ”
8月10日(日)@ タワーレコード神戸店 『緑の時代』発売記念インストアライブ
8月23日(土)@ タワーレコード渋谷店『緑の時代』発売記念インストアライブ
8月23日(土)@ 等々力 巣巣 「ひなたのねこ」クロージングライブ
8月24日(日)@ 福島 あんざい果樹園内 Utsuwa gallery Anzai まよいながら、ゆれながら』ファイナルイベント

9月1日(月)@ 下北沢 lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽6”
9月9日(火)@ 代官山 WGT “ランタンパレード × 山田稔明 ★LIVE GARAGE”
9月13日 (土)@ 蔵前 NAOT TOKYO “高野寛ライブにゲスト出演”
9月18日(木)@ 下北沢 CLUB Que “草加印 其の十九”
9月23日(火)@ 渋谷 喫茶SMiLE “志田一穂JUNCTION!”
9月29日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン “月あかりのナイトリスニング vol.5”

10月11日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ 15年目の“週末”〜united state of GOMES THE HITMAN
10月26日(日)@ 新潟 北書店 “夜の科学 in 新潟〜retrospective15+5”
10月25日(月祝) @ 新潟燕市 ツバメコーヒー 大塚いちお + 山田稔明 “飛び立つコトノハ”
10月30日(木)@ 青山 月見ル君想フ [lifter] ニューアルバムリリースレコ発企画 「fargic vol.2」

11月3日(月祝)@ 鎌倉moln “貸し切り図書館12冊目 ひなのねこ特別編”
11月9日(日)@ 鎌倉 moln 「ひなたのねこ」展 クロージングスペシャルライブ
11月16日(日)@ 恵比寿 天窓 switch united state of GOMES THE HITMAN〜15年目の“週末” EXTRA SHOW
11月24日(月祝)@ 下北沢 mona records “mona records ユキタツヤ卒業記念公演ーHARCO×山田稔明”

12月1日(月)@ 下北沢 lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽7”
12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.46ーblue, green, and red”
12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch “猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”
12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会
12月20日(土)@大阪 天保山 glogg “2nd Anniversary SPECIAL LIVE!”
12月21日(日)@ 兵庫 加古川 チャッツワース “夜の科学 in 加古川〜Christmas Special Live”
12月24日(水)@ 等々力 巣巣 “巣巣のクリスマスライブ”
12月26日(金)@ 大阪 スタンダードブックストア心斎橋 “ひなたのねこ展トーク&ライブ”  
Posted by monolog at 08:35Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月27日

2014年12月26日 @ スタンダードブックストア心斎橋 “ひなたのねこ スペシャルトーク&ライブ”【SETLIST】



2014年12月26日 @ スタンダードブックストア心斎橋
<ひなたのねこ スペシャルトーク&ライブ>
“猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁”

トークゲスト:中村佑介(イラストレーター)

1.猫のいた暮らし
2.夏の日の幻
3.ココロ/コトバ
4.coffee
5.Qui La Laの夏物語

6.雨の夜と月の光
7.道化師のソネット(さだまさし カバー)
8.ねじを巻く
9.small good things(新曲)
10.日向の猫

EN
11.sweet december  
Posted by monolog at 16:23Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月26日

今日はひなたのねこ展トーク&ライブ @ 大阪



昨日は終日いろんな準備作業。いよいよ今日は大阪スタンダードブックストア心斎橋で開催中の「ひなたのねこ展」のハイライトとなるイベント、中村佑介くんとのトークとライブです。個人的には年内最後のライブになります。とてもたくさんのご来場お申込みをいただいているそうで嬉しいです。これから飛行機で大阪入りしますが、中村くんが新刊「NOW」のサイン会を13時頃から地下階カフェでやっています。僕は15時前には会場に着いてうろうろ在廊予定。僕もサインなど描きますので気軽に話しかけてください(ああ、レコード屋がセールしていたので少し抜けて散歩するかもしれません)。「ひなたのねこ展」自体は年内いっぱい30日まで開催されます。ぜひ年末年始の喧騒のなかでの少しゆったりした時間をスタンダードブックストア心斎橋で。今日は果たしてどんな饒舌な夜になるのか、わくわくします。


ひなたのねこ展 in スタンダードブックストア>

■会場:スタンダードブックストア 心斎橋店
■URL http://www.standardbookstore.com
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル1FBF
06-6484-2239 
■会期:2014年12月20日(土)ー12月30日(火)

■参加予定(50音順)
秋山奈穂、雨と太陽、五十嵐祐輔、イシカワアユミ、石坂しづか、
イナキヨシコ、eccomin、落合恵、甲斐みのり、キクタヒロコ、桑原奈津子、
こじまさとみ、sorasido、tegamiya、中村佑介、NICO、ヒサマツエツコ、
はしもとみお、服部あさ美、日置由香、福田利之、保立葉菜、やまぐちめぐみ、
山田タクヒロ、山田稔明、弓削ナオミ、弓削満(河童堂)、lull
*イベント詳細はこちら
http://www.standardbookstore.com/archives/66163839.html



<ひなたのねこ スペシャルトーク&ライブ>
“猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁”

山田稔明(GOMES THE HITMAN)+ 中村佑介(イラストレーター)

■日時:12月26日(金) 18時45分開場 19時30分開演
■料金:3,500円(1ドリンク付)

スタンダードブックストアにてご予約受付中です!
http://www.standardbookstore.com/archives/66163834.html



  
Posted by monolog at 07:12Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月25日

2014年12月24日 “巣巣のクリスマスライブ”【SETLIST】



2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”


1.名前のない馬(America カバー)
2.ヴェンチュラ・ハイウェイ(America カバー)
3.I Need You(America カバー:日本語詞)
4.ウィチタ・ラインマン(Jimmy Webb カバー)

5.Little Saint Nick(The Beach Boys カバー)
6.Christmas Day(The Beach Boys カバー)
7.Christmas Wish(NRBQ カバー)

8.光の葡萄
9.日向の猫
10.今年のクリスマスソング(HICKSVILLE カバー)
11.いちょう並木のセレナーデ(小沢健二 カバー)

12.the first noel(with tico moon)
13.予感(with tico moon)
14.sweet december


山田稔明 with 佐々木真里
and special guest:中森泰弘(HICKSVILLE)  
Posted by monolog at 10:03Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月24日

Merry Christmas!





  
Posted by monolog at 10:18Comments(0)TrackBack(0)

12月のサイレン



昨日のこと、北海道からホウレンソウが段ボールにいっぱい送られてきて喜ぶ。それでも多すぎるのでご近所の栗コーダ―近藤さんに遊びにきてもらってお裾分け。今週末のポチ実の世話を近藤さんにお願いしてみることに。僕と同じようなシルエットとオーラをまとった近藤さんにポチ実が勘違いして「おにいちゃあん」と出て来ないか期待。近藤さんに柔らかなポチ実の体を触らせてあげたい。ポチ実は関西でいただいてきたおもちゃで遊んで暴れてひとつずつ破壊しているところ…。

夕方から出かける。お笑いコンビラブレターズの単独ライブを観にいった。6日間連続公演の千秋楽、お客さんも満杯。秋にどきどきキャンプサトミツさんのラジオ収録のときも同じ大塚だったので、学生時代の庭のようだった大塚が僕にとってお笑いとラーメンの街として2014年にイメージが塗り替えられた。先週末の大阪と加古川のライブでは「tsubomi」を演奏する前にラブレターズ塚本さんのこのブログのことを話したのだけど、その“ゴメッサヒットマン”塚本さんからお誘いを受けて楽しい時間を過ごしました(これがMCのときにも話した西岡中学校校歌)。「下世話なネタばかりなので恐縮です」とのことでしたが、中高生の頃の悶々とした感情とかバカバカしい一生懸命さとかが詰まっていて、なんとなく懐かしいとすら感じました。たくさん笑って元気になった。僕が昔からずっと思っていること、人を泣かせることより笑わせることのほうが何倍も難しい。

ライブのタイトルだった「SIREN」、その言葉はいろんな意味を持つ。事件の匂いがする警報音、高校球児の明暗を分ける球場のサイレン、ギリシャ神話のなかで船人を誘う海の女神の名はセイレーン、転じて魅惑的な歌手という意味もあるそうだ。人で溢れて緊張感のある山手線と総武線を乗り継ぎながら、多面的な意味を持つ言葉のことをずっと考えながら彼らの台詞を反芻してマスクの下でニヤニヤしながら帰路につきました。楽しかった。

今日は東京での今年最後のライブ、等々力巣巣でのクリスマスライブです。新しいお知らせもひとつ。皆さまのご来場をお待ちしています。


2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
19:00開場 19:30開演(21:30まで)
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。カフェ長男堂による
特製クリスマス弁当付、スペシャルな夜になること間違いなしです。
お一人でも、お友達とでも、もちろんカップル、ご家族でたくさんの
ご予約をお待ちしております。2014年を締めくくる素敵な夜にしましょう。

*予約申込は巣巣HPにて受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020
  
Posted by monolog at 10:10Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月23日

明日は巣巣での5年目のクリスマスライブです



スタンダードブックストア心斎橋でのひなたのねこ展設営、大阪グルッグでのライブ、ひなたのねこ展在廊、チャッツワースでのライブと2日間とは思えない濃密な旅から昨日戻りました。空港の駐車場に停めていた車がまさかのバッテリー上がりと年の瀬の大渋滞のせいでものすごい時間をかけての帰路でした(ポチ実は意外とダメージなく留守番できました)。ひとつひとつのライブを回想することすらできないバタバタぶりですが、これも年末ゆえの盛り上がりですね。また週末には大阪へ戻りひなたのねこ展もクライマックスに向かいます。

明日はいつもお世話になっている等々力の巣巣でのクリスマスライブです。なんと2010年から5年連続のイベント。今回はtico moonのおふたりとの共催、そしてクリスマスディナーは僕の懇意にする定食屋カフェ長男堂がお弁当をこしらえてくれます。このライブが関東での2014年最後のライブとなります。忙しい年末ですがどうか頑張って巣巣にたどり着いてください。そうすればそこにはほっと息のつける穏やかな空間があるはずです。1年の感謝と皆さんの年末年始の平穏を祈って歌います。残席もう少しだそうです。巣巣までお問い合わせください。



2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
19:00開場 19:30開演(21:30まで)
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。カフェ長男堂による
特製クリスマス弁当付、スペシャルな夜になること間違いなしです。
お一人でも、お友達とでも、もちろんカップル、ご家族でたくさんの
ご予約をお待ちしております。2014年を締めくくる素敵な夜にしましょう。

*予約申込は巣巣HPにて受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020  
Posted by monolog at 12:07Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月22日

2014年12月21日@ 加古川チャッツワース“夜の科学 in 加古川”【SETLIST】




2014年12月21日 @ 加古川チャッツワース
“夜の科学 in 加古川〜Christmas Special Live!”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.home sweet home
3.平凡な毎日の暮らし
4.別れの歌
5.太陽と満月

6.the first noel(w/ 川本健二 on per.)
7.wish you a merry christmas(w/ 川本健二 on per.)
8.今年のクリスマスソング(ヒックスヴィル カバー w/ 川本健二 on per.)
9.Merry Christmas without You(マクロスfカバー)
10.いちょう並木のセレナーデ(小沢健二 カバー)

11.春のスケッチ
12.tsubomi
13.small good things(新曲)
14.光の葡萄
15.日向の猫
16.hanalee

EN
17.Auld Lang Syne
18.sweet december
19.SING A SONG
20.月あかりのナイトスイミング
  
Posted by monolog at 09:30Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月21日

2014年12月20日グルッグ2nd anniversary Special Live【SETLIST】



2014年12月20日@ 大阪 天保山 ギャラリーグルッグ
グルッグ2nd anniversary Special Live


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.一角獣と新しいホライズン
3.猫のいた暮らし
4.北風オーケストラ

5.the first noel
6.wish you a merry christmas
7.Christmas Wish(NRBQカバー)
8.今年のクリスマスソング(ヒックスヴィル カバー)

9.太陽と満月
10.tsubomi
11.small good things(新曲)
12.光の葡萄
13.Auld Lang Syne

EN
14.symphony no.9
15.sweet december
16.SING A SONG  
Posted by monolog at 10:55Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月20日

レコーディングと会食/旅支度、関西へ



昨日のこと、お昼から立花綾香と高橋久美子、ふたりの妹とも言える両氏が来宅で秋から続いているプロジェクトのための作業。久美子ちゃんが前回来たときは打ち合わせにも関わらず僕がポチ実(当時はまだ野良猫)にかかりっきりだった。綾香は12月の恵比寿switch以来だけどなんだか久しぶりのように感じる(それだけ慌ただしい日々なのだろう)。なんだかんだわーわー言いながらコーラスを録ったり音を重ねたり。完成までもう少し。そのまま吉祥寺まで二人を送った足でタイミングよくシンガーソングライター高橋徹也氏と合流してご飯。来年のことなどいろんな状況報告でいい刺激をもらった。

帰ってきて録音編集作業の続き。そしてばたばたと旅の支度。ポチがそうしていたようにポチ実もスーツケースのなかに入って可愛らしい顔で僕を見上げるから胸が痛む。一緒にいけたらいいのにねえ。今日からの関西旅、ポチ実にとってはこれまでで一番長い留守番。さあ、どんなことになるか。今日から「ひなたのねこ」展、そして夜は天保山グルッグでのライブ。余裕があれば海遊館で青色に癒やされたいのだけどムリだろうな。明日は恒例の兵庫加古川チャッツワースでのクリスマスライブ。いよいよ年の瀬という感じ。関西の皆さん、各所でよろしくお願いします。

旅支度完了、旅路へ。  
Posted by monolog at 03:53Comments(1)TrackBack(0)

2014年12月19日

ポチの月命日/6ヶ月がたちました

IMG_0961

今日はポチの月命日で、旅立った6月19日から半年が経ちました。長くて短い6ヶ月です。今年春に「ひなたのねこ」という写真絵本と、「饒舌スタッカート」以来初めてポチがジャケットに登場する『緑の時代』を出せてよかったなあと改めて思います。不思議なことですが「春夏秋と駆け抜け、離れ離れの冬が来る」ではなく、もしかしたら以前よりもいつでもポチをそばに感じられるような冬を迎えています。明日から大阪スタンダードブックストア心斎橋で開催される「ひなたのねこ」展はたくさんの作家さんの絵やグッズを巻き込んだ大規模なスケールで巡回する最後の展示になると思います(年明けの諫早オレンジスパイスではポチの写真のみの展示に)。たくさんの方に「ポチ」「ぽっちゃん」と名前を呼んでもらえて「ほんとに幸せな猫だなあ、おまえは」と心から思うのです。

関西の皆さま、明日からの10日間どうかよろしくお願いします。



ひなたのねこ展 in スタンダードブックストア>

■会場:スタンダードブックストア 心斎橋店
■URL http://www.standardbookstore.com
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル1FBF
06-6484-2239 
■会期:2014年12月20日(土)ー12月30日(火)

■参加予定(50音順)
秋山奈穂、雨と太陽、五十嵐祐輔、イシカワアユミ、石坂しづか、
イナキヨシコ、eccomin、落合恵、甲斐みのり、キクタヒロコ、桑原奈津子、
こじまさとみ、sorasido、tegamiya、中村佑介、NICO、ヒサマツエツコ、
はしもとみお、服部あさ美、日置由香、福田利之、保立葉菜、やまぐちめぐみ、
山田タクヒロ、山田稔明、弓削ナオミ、弓削満(河童堂)、lull
*イベント詳細はこちら
http://www.standardbookstore.com/archives/66163839.html



<ひなたのねこ スペシャルトーク&ライブ>
“猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁”

山田稔明(GOMES THE HITMAN)+ 中村佑介(イラストレーター)

■日時:12月26日(金) 18時45分開場 19時30分開演
■料金:3,500円(1ドリンク付)

スタンダードブックストアにてご予約受付中です!
http://www.standardbookstore.com/archives/66163834.html  
Posted by monolog at 13:17Comments(0)TrackBack(0)

3年目のディモンシュクリスマス終了しました



鎌倉ディモンシュ楽しかった!終わるのがさみしいほどでした。
明日からのひなたのねこ展と関西遠征の準備でバタバタする金曜日、
取り急ぎ昨日のライブを観た人が“チェックすべき”リストを。

名前のない馬
ヴェンチュラ・ハイウェイ
ウィチタ・ラインマン
ハーヴェスト・ムーン
Christmas Wish
ビーチ・ボーイズ『Christmas Album』
今年のクリスマスソング
sweet december

年内の東京でのライブは24日の巣巣のみとなりました。皆さま素敵な年末年始を!



2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
19:00開場 19:30開演(21:30まで)
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。カフェ長男堂による
特製クリスマス弁当付、スペシャルな夜になること間違いなしです。
お一人でも、お友達とでも、もちろんカップル、ご家族でたくさんの
ご予約をお待ちしております。2014年を締めくくる素敵な夜にしましょう。

*予約申込は巣巣HPにて受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020

  
Posted by monolog at 10:25Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月18日

中村佑介『NOW』/大阪ひなたのねこ展は明後日から



かねてから親交の深いイラストレーター中村佑介くんの作品集「NOW」が発売になりました。今年は「きららちゃん」というイラストブックでの言葉と絵とのコラボレーションもできて例年よりもコミュニケーションをたくさんとる1年になりました。色鮮やかな、圧倒的な量の作品群が目に楽しい一冊です。前作「Blue」に続いて僕はコメントを寄稿させていただいています。そして以前イベントで描いてもらった似顔絵イラスト(ポチも含む)が掲載されています。あと、もうひとつ他のページにGOMES THE HITMANにまつわるアイテムが隠されていました。全国たくさんの本屋にて展開されていると思いますのでこの週末にブックストアへおでかけください。

その中村くんも猫の絵(レアな初期作品原画です)で参加してくれる「ひなたのねこ」展、関東を離れて大阪へ向かいます。今週末20日(土)からの開催のため、たくさんの絵やグッズの発送準備を昨日は一日中。これだけ猫グッズが集まる展示も珍しいと思いますので、ぜひ猫好きのお友達を誘ってスタンダードブックストア心斎橋のB1カフェへお越しください。僕自身は20日の朝から大阪入りして設営、そのまま夕方まで在廊しますのでサインなどご希望の方はお気軽にお声をかけてください。26日の中村くんとのトーク&ライブは順調にお申込みいただいています。確実なご入場にはお早めのチケット確保をお薦めします。その絵の筆致とはアンバランスなめちゃめちゃおしゃべりで面白い中村くんとのトークなので僕も負けずに饒舌になると思います。これが山田稔明年内最後のライブになりますのでみんなで「蛍の光」を歌いましょう。



ひなたのねこ展 in スタンダードブックストア

■会場:スタンダードブックストア 心斎橋店
■URL http://www.standardbookstore.com
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル1FBF
TEL 06-6484-2239 
■会期:2014年12月20日(土)ー12月30日(火)

■参加作家(50音順)
秋山奈穂、雨と太陽、五十嵐祐輔、イシカワアユミ、石坂しづか、
イナキヨシコ、eccomin、落合恵、甲斐みのり、キクタヒロコ、桑原奈津子、
こじまさとみ、sorasido、tegamiya、中村佑介、NICO、ヒサマツエツコ、
はしもとみお、服部あさ美、日置由香、福田利之、保立葉菜、やまぐちめぐみ、
山田タクヒロ、山田稔明、弓削ナオミ、弓削満(河童堂)、lull
*イベント詳細はこちら
http://www.standardbookstore.com/archives/66163839.html


<ひなたのねこ スペシャルトーク&ライブ>
“猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁”

山田稔明(GOMES THE HITMAN)+ 中村佑介(イラストレーター)

■日時:12月26日(金) 18時45分開場 19時30分開演
■料金:3,500円(1ドリンク付)

スタンダードブックストアにてご予約受付中です!
http://www.standardbookstore.com/archives/66163834.html

  
Posted by monolog at 11:12Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月17日

クリスマス始めました



昨日も今日も終日自宅作業でいろんなことを平行して準備。寒さも相俟って気持ちがどんどん晴れやかなクリスマス仕様になってきました。わくわくする。2012年に『Christmas Songs』を出したのは一向に進まないオリジナルアルバム制作(その翌年に『新しい青の時代』としてリリースされました)の傍らで皆さんに何か音源を届けたくて作ったコンピレーションでしたが、3年経ってもこの季節になるとたくさん売れて、日本のどこかの雑貨屋さんやカフェで僕の歌ったクリスマス・ソングが流れているというのはとても幸せなことです。昨日も「京都河原町の雑貨屋アンジェで流れていました」という報告を受けました。去年新宿丸井のなかにあるアンジェに買い物に行ったときに不意に自分の歌(とポチの声)が流れてきて慌てたことを思い出します。

この『Christmas Songs』のなかにはポチの声がたくさん入ってるんです。「きよしこの夜」はワンコーラスをポチに任せたし、アルバムの最後の最後はポチの可愛いハスキーな声で締めくくられるので、このアルバムを聴くととても個人的に幸せな気持ちになるのです。福田利之さんの絵もどんどん深味を増していきます。今年初めて『Christmas Songs』を自分でまるまる通して聴いてみて「ああ、オレこれ作っといてよかったなあああ」と思いました。明日は鎌倉ディモンシュでしっかりクリスマスソングを歌う儀式を。もちろんオリジナル曲も演奏します。ぜひご来場ください。ヒックスヴィル中森さんとキーボーディスト佐々木真里さんとのトリオ編成で、楽しい夜になると思います。遅くなりましたが今年もクリスマス始めました。


Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会
2014年12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ

19:00開場/19:30開演/料金3,500円(コーヒーの試飲つき)
出演:ライブ/山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
*佐々木真里さんの参加も決定しました
コーヒー講座/堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)

毎年恒例となった鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブを今年も。
デビュー15周年の山田稔明と15年ぶりのアルバムをリリースするヒックスヴィル
中森泰弘氏の一晩限りのコラボレーションにご期待ください。
*RESERVEフォームにて予約受付中!

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(http://cvdois.exblog.jp/
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目1-5
TEL 0467-23-9952

  
Posted by monolog at 12:47Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月16日

果てなきリハーサル/1月2日は杉祭り



昨日のこと、朝から鎌倉ディモンシュでのライブの準備。お昼過ぎにミルブックス藤原さん来宅、週末から始まる大阪での「ひひなたのねこ」展に関して諸々確認作業。もう12月も折り返したのに全然年が納まる気がしない。年内あと2回も大阪への旅があるのだ。しかし年始に向けての動きも確実にあって、吉祥寺のスタジオで杉真理さんの杉祭りリハーサルが始まったとのことで、僕は今年で3年連続参加となるのでお菓子を持って陣中見舞いに出かけた。杉さんはわが師、元気に駆け回っている姿を見ると“師走”という季節を再確認する。

杉さんから「杉祭りにGOMES THE HITMANで出ない?」と提案あり、いろいろ調整を。来年も2日から音楽に満たされるのかと思うと、やはり年の瀬が迫っているのだなという感覚にもなる。どっちつかず、いったりきたり。リハスタには別の部屋に加藤千晶さんの練習でけっちゃんもいて、ロビーにはタートルズの松本くんもいた。僕は帰宅してまた鎌倉ライブの準備を始めたし、みんながみんな果てなきリハーサルの途中なのだな。これまで僕とヒックスヴィル中森さんでのらりくらりと細かいところをごまかしながらやってきたクリスマスソング、今年は佐々木真里さんの鍵盤が入るので譜面を作ったり細かいところを確認したりしたので3年目にしてこれまでで一番いい演奏ができそうです。明後日18日(木)鎌倉でお会いしましょう。ライブ詳細についてはこちら。そしてお正月には吉祥寺で。



2015年1月2日(金)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
“吉祥寺の杉まつり2015〜皆さまにとってこの1年が未年でありますように〜”


〔紅組〕遠藤響子 / 野田幹子 / 渡辺かおる / 玉城ちはる
峠 恵子 / Aisa / ほか
〔白組〕杉 真理 / 村田和人 / 伊藤銀次 / 鈴木雄大
山田稔明 / 東郷昌和 / 松尾清憲 / 久保田洋司 / 黒沢秀樹 / ほか

演奏:紅茶キノコ&ゲストミュージシャン
坂本 洋(key)/ 田上正和(g)/ 藤田哲也(b)/ 杉 未来(d)/ 里村美和(per)/ 高橋結子(d,per)/ 清水 淳(d,per)
小泉信彦(Key)/ 関 雅夫(b)/橋本 哲(g)/星 宣彦(g)/村田彼方(Dr)


15:00開場/16:00開演/前売¥5500当日¥6000(+1drink)
チケットに関してはスターパインズカフェHPをご覧ください

スターパインズカフェ(http://www.mandala.gr.jp/spc.html
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
http://www.mandala.gr.jp/spc.html  
Posted by monolog at 17:40Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月15日

15年目のメリークリスマス



昨日のこと、寒いが抜けるような快晴。午後から出かけて選挙。ここ数ヶ月でご近所の知り合いが増えて、あの人もこの人もこの小学校に投票に来てるのか、と考える。自分への誕生祝いと本厄抜け記念に注文していたソファーが届いて気分が高まる。これで年末年始のダラダラとした何日かがまた楽しくなる。杉さんとメールで1月2日の杉祭りの打ち合わせ。今年もキラキラとした新年になりそう。

夜になってヒックスヴィル中森さんが来宅、一緒に御飯を食べてつつ、覚悟を決めてまじめに打ち合わせと練習。ああ、クリスマスが来た、と実感。これまでにカバーしてきたアメリカ、ビーチボーイズ、NRBQ、ニール・ヤングなどニッチでスタンダードを外した楽曲に新しいレパートリーを加えた。これに真里さんのアコーディオンやグロッケンが入ると思うとせわしない師走も笑顔で過ごせるはず。いよいよ今週木曜日、18日鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュにて。ヒックスヴィルのカバーもやりたく、ひとり猛練習(実現なるか?)。

15年ぶりにリリースされたヒックスヴィル新作『Welcome Back』をありがたくいただく。15年。GOMES THE HITMANが今年でデビュー15周年だと思うと感慨深い。思えば福岡でのライブのあと「ヒックスヴィルが打ち上げしてるけど行ってみる?」という誘いに乗って初対面した時からも15年なのだ。そんな大先輩とまた今年も楽しく、いちいちコード進行に手こずりながら、季節限定の音を鳴らせるというのはとても光栄なことだといろいろな何かに感謝しながら、今日も個人練習を。これは去年の様子、マスター堀内さんのコーヒー教室など楽しいことづくしのディモンシュのクリスマスコンサートへぜひお越しください。


Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会
2014年12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ

19:00開場/19:30開演/料金3,500円(コーヒーの試飲つき)
出演:ライブ/山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
*佐々木真里さんの参加も決定しました
コーヒー講座/堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)

毎年恒例となった鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブを今年も。
デビュー15周年の山田稔明と15年ぶりのアルバムをリリースするヒックスヴィル
中森泰弘氏の一晩限りのコラボレーションにご期待ください。
*RESERVEフォームにて予約受付中!

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(http://cvdois.exblog.jp/
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目1-5
TEL 0467-23-9952

  
Posted by monolog at 09:47Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月14日

12月14日のワールド・リーダー・プリテンド

GO VOTE GO VOTE

僕が今年リリースしたCD『緑の時代』はR.E.M.がが1988年にリリースした『GREEN』というアルバムのアートワークをオマージュしたものなのだけど、この作品は1988年11月8日のアメリカ合衆国大統領選挙と時を同じくして発売されたので米国では「11月8日にすべき2つのこと、投票と“GREEN”」という文字が載った広告が雑誌や新聞を飾った。僕が15歳、中3のときのことだ。何事も「R.E.M.ならどうするか?マイケル・スタイプならどう言う?」というのが僕の指針になっているから、当時思春期の“中2病”真っ只中の僕にとって選挙で投票するということは“COOL”だ、ということになった。そして大人になった今でもそのときの感情をいつでも思い出す。

その『GREEN』のなかで「World Leader Pretend」という1曲だけが歌詞が掲載されている(それまでR.E.M.の作品に歌詞がプリントされることはなかった)。僕はその歌を繰り返し繰り返し聴いて辞書を引いたから全部そらで歌える。「これは僕が作り上げた世界/僕はその世界の指導者のふりをする/これは僕の人生、そして僕の時代/自分にフィットするようにしつらえる自由は与えられている/今はとても大事なとき/僕は自分で設計して壁を張りめぐらせた」という歌詞は、SNSで自分が選んで作ったタイムラインを眺めて「みんな同じようなことを考えて、いいことをして、世界はとても美しいな」と錯覚してしまう感覚に似ている。今日の夜のテレビのニュースが伝えることを考えるととても憂鬱になるけれど、東京の空はとてもよく晴れていて、選挙に行かない理由はない。

  
Posted by monolog at 11:04Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月13日

もう1週間

先週末の2DAYSからぼーっとしたり手だけは一生懸命動かして仕事したりふらふら遊びに出かけたりしまして、枯れたノドも戻りました。41歳という年齢にも慣れました。たくさんの誕生日お祝いをありがとうございました。ライブのMCで告知したことですが、GOMES THE HITMANは来年4月25日(土)、吉祥寺スターパインズカフェでのライブが決定しています。“reconstruction of cobblestone―僕たちの都市再生計画”というタイトルで“まちづくり三部作”を21世紀に蘇らせたいと思っていますのでご期待ください。先週の猫町オーケストラの写真をもういくつかご覧ください。

PC070001 PC070099

PC070649 PC070459

PC070474 PC070677

PC070697

PC070885
  
Posted by monolog at 13:18Comments(0)TrackBack(0)

年末キラキラ恵比寿/言葉の海、波よせて



昨日のこと、夕方までずっと録音編集作業。延々ファイルの書き出し。なんとか年内には納めたい仕事。
中村佑介くんの新しい作品集が届いてパラパラと眺めるがこれはとても豪華な一冊。僕の似顔絵が載っているのも嬉しい。前作に続きコメントを寄稿させてもらっています。イラストレーター木下綾乃さんのDMも到着。来年の綾乃さんの原画展でトークとミニライブをします。絵描きと音楽家は結構似ている、と思う。来年のこともどんどん決まってきて、もう鬼も笑わない。

夕方から出かけて恵比寿へ。Small Circle of Friendsや高橋徹也さん、sugarbeansくんなどが出演する「Holiday2014」、楽しませていただいた。スモサを聴くと2度目の青春の頃を思い出す。「波よせて」のリズム隊だけの無骨なアレンジが素晴らしかった。鹿島さんのベースはとても心地が良い。今日久しぶりにレコード棚からスモサを引っ張りだしてみようと思う。会うたびにさつきさんと九州の話をするのが楽しい。クアトロで2000年代はじめに行われた「Holiday」で出待ちをしてスモサ東さんにポエトリーリーディングしてもらった曲が『mono』のなかの「言葉の海に声を沈めて」だ。

高橋徹也さんはこの日も素晴らしい演奏。声の調子や瞬発力、ダイナミクスなどを鑑みても彼自身のキャリアハイの季節なのではないだろうかと思う。親しいミュージシャンから絶えず刺激を受けることができるというのはとても幸せなこと。sugarくんも相変わらずの胡散臭い風貌でビシビシ攻めていた。僕自身も再起動して12月を折り返したい。まずは来週の鎌倉ディモンシュから。中森さんとは明日作戦会議。

  
Posted by monolog at 10:46Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月12日

年末キラキラ新宿/季節はもうトシアキ


昨日のこと、夕方までずっと録音編集作業。この作業、年内にはどうにか完了させたい…。この季節になると「年明けに」という言葉がよく交わされるようになるが、これが完全に「トシアキに(稔明に)」と聞こえてハッと振り返るというのを、物心ついてからもう35年以上続けている。季節はもう「トシアキ」の頃だ。新宿へ出かける。先週驚かされた新宿伊勢丹のミロコマチコさんのディスプレイをもう一度。やはり圧倒的。久しぶりの老舗酒場どん底で古い友人と飲む。いつも季節ごとに近況を報告しあっている気がしていたがなんと会うのは今年初。今年はお互いに猫を亡くしたので猫の話多め。16歳の愛猫の最期がどうだったかを聞く。ここのうちにも四十九日も済まないうちに奇跡のようなタイミングで新しい猫があらわれた。楽しくて長時間痛飲。今週は遊んでばかりいる。

来週18日は3年目を迎える鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュでのクリスマスライブです。先日15年ぶりのアルバムをリリースしたヒックスヴィル中森泰弘さんとの恒例行事、今回はそこにキーボーディスト佐々木真里さんが先日の夜の科学での不在を埋めるべく賑やかしにきてくれます。少しずつレパートリーを増やしている僕と中森さんですが今年はなにをやろうか検討中。中森さんとは夏の永井宏さん個展に続いて今年2度目にして最後の演奏となります。ポチが亡くなった日、お通夜に花を持ってきてくれた優しい顔をいつでも思い出すなあ。下に中森さんとのセッションの様子を動画でいくつか紹介します。ディモンシュのマスター堀内さんのコーヒー教室も間に挟んで楽しい夜になることでしょう。もう東京での週末のライブはありませんが、木曜日の鎌倉も歩きやすくてお薦めです。


Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会
2014年12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ

19:00開場/19:30開演/料金3,500円(コーヒーの試飲つき)
出演:ライブ/山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
*佐々木真里さんの参加も決定しました
コーヒー講座/堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)

毎年恒例となった鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブを今年も。
デビュー15周年の山田稔明と15年ぶりのアルバムをリリースするヒックスヴィル
中森泰弘氏の一晩限りのコラボレーションにご期待ください。
*RESERVEフォームにて予約受付中!

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(http://cvdois.exblog.jp/
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目1-5
TEL 0467-23-9952






  
Posted by monolog at 10:19Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月11日

MONOLOG最新号の通販開始しました



“紙に印刷されて手で触れて読めるZINE”を、という試みで2011年に創刊した、
ブログともTwitterとも違う、山田稔明の絵と写真と文章による読み応えたっぷりの
ハンドメイドジン“MONOLOG”、第13号は激動の2014年を総括した保存版的一冊!
クリスマス・ソング2曲を収録したCDRと「ポチとポチ実のペーパークラフト」つき。

ご注文はこちらから

MONOLOG vol.13

A5サイズ 28P
2014年12月6日発行
著者;山田稔明
編集/発行;GOMES THE HITMAN.COM

【contents】
*introduction
*思ひ出ぽろぽろ
*2014 ROUNDUP
*2014 LIVE ARCHIVES
*new atlas e.p.
*超個人的BEST MUSIC 2014
*超個人的BEST MOVIE 2014
*『ひなたのねこ』展
*2014年の猫騒動
*Christmas ep 2014 edition
*afterword
・・・・  
Posted by monolog at 16:58Comments(0)TrackBack(0)

クリスマスにはクリスマスソング



昨日のこと、朝からずっと録音編集作業のあと日が暮れてから吉祥寺の街へ。わー寒い!と今年初めて思った。スターパインズカフェで栗コーダーカルテットのクリスマスコンサート。今年出た20周年記念ベスト盤付属のDVDで昨年のクリスマス公演の様子を観ましたが、初めてライブで体感する栗コーダーのクリスマス、否が応でもワクワクする感じがとても師走的でした。スターパインズカフェのフロア中央にステージが組まれる新鮮なレイアウトもよかった。

いわゆる街で流れるようなクリスマススタンダードはもちろん、賛美歌のメロディなどが多く演奏され、フォークミュージックの源流となる旋律はどこか懐かしく、リコーダーの音はやっぱり子どもの頃の学校の思い出や学び舎の風景と結びつくので、なんだか時間旅行のBGMのようでした。駒沢裕城さんのペダルスティールも素晴らしかった。ハワイ生まれアメリカ育ちの楽器だが、奏法は日本でどんどん進歩しているという話が興味深かった。「アメリカでこんな演奏する人はいないんじゃないかな」と。安宅くんにも僕はいろんなことをしてもらっているが、その始祖は間違いなく駒沢さんだ。

ここ最近ネコにまつわる縁でとても仲良くさせていただいているご近所の近藤研二さん、すっかり“猫好き愛妻家のおにいさん”というイメージが定着していたが、この日は二枚目笛吹き&爪弾きプリンスという姿で見目麗しくかっこよかった。低くて大きな笛担当の関島さんにはGOMES THE HITMANデビュー盤でチューバを吹いてもらった。もう15年も昔、と懐かしく挨拶。ここ最近お会いしていなかった栗原さんとも話せてとても楽しい夜でした。遊びにきていたビューティフル・ハミングバードのおふたりとも挨拶。いつもクリスマスは自分が演奏する側だが、こうやって音のシャワーを浴びるとリフレッシュするものだな、と実感。スターパインズカフェには年明け早々1月2日の杉祭りでまたお世話になります。栗コーダーのクリスマスコンサートは本日も開催。

去年、一昨年とCD『Christmas Songs』にまつわるクリスマス楽曲をたくさん演奏するライブをやったので今年はもういいかなーと躊躇するところもあったのです。しかしやっぱりクリスマスのメロディはなにかマジックを呼ぶなあと再確認したので、年内のライブできちっと背筋を伸ばして演奏したいなと思いました。都内ではもう週末のライブはなく18日(木)の鎌倉ディモンシュと24日(水)の等々力巣巣でのライブだけになりましたが、12月というのは曜日感覚がなくなる1ヶ月でもありますので今年の総括の意味も込めてぜひたくさんの皆様に皆様にご来場いただければ、と思います。観なかった人が後悔するようなライブをやるつもりです。2014年も最後までよろしくお願いします。




Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会
2014年12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ

19:00開場/19:30開演/料金3,500円(コーヒーの試飲つき)
出演:ライブ/山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
   *佐々木真里(key)の参加が決定しました
コーヒー講座/堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)

毎年恒例となった鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブを今年も。
デビュー15周年の山田稔明と15年ぶりのアルバムをリリースするヒックスヴィル
中森泰弘氏の一晩限りのコラボレーションにご期待ください。
予約受付中!

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(http://cvdois.exblog.jp/
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目1-5
TEL 0467-23-9952



2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
   *佐々木真里(key)の参加が決定しました
19:00開場 19:30開演(21:30まで)
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。カフェ長男堂による
特製クリスマス弁当付、スペシャルな夜になること間違いなしです。
お一人でも、お友達とでも、もちろんカップル、ご家族でたくさんの
ご予約をお待ちしております。2014年を締めくくる素敵な夜にしましょう。

*予約申込は巣巣HPにて受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020  
Posted by monolog at 12:31Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月10日

猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow(2014年12月7日 @ 恵比寿天窓switch)【ライブ後記】

2014120777

GOMES THE HITMANの“猫町オーケストラ”というイベントは2000年の9月に始まって、2007年まで毎年年末恒例のイベントとなった。2004年に僕が肺気胸で休養した年以外の年末は2デイズ開催の、超長時間のライブとだらだらした進行で4時間くらい平気でやっていた気がします。その“猫町オーケストラ”が7年ぶりの復活。あれもやりたい、これもやってみよう、この曲はお客さんが聴きたいんじゃないか?とセットリストはどんどん膨らんでいきました。この一日を振り返りたいと思います。

抜けるような青空、僕がライブをやる日は本当によく晴れる。前日の“夜の科学”の興奮を引きずりながらお昼すぎに恵比寿の会場入り。この日のPAは同郷久留米出身の心強いエンジニア古賀くん、3月のプラネタリウム公演、高野寛トリビュート、前回のGOMESライブとお世話になっているが、なんと今日が誕生日。僕らが意気投合したのは同郷で誕生日が10年と一日違いだったことがきっかけだ。リハーサルで四苦八苦しながらギリギリまでかかって準備完了。どんだけ長くやっていてもライブ当日は本当に気を抜くヒマがない。開場、満員御礼でパンパンの会場はざわざわと開演を待ちます。スクリーンには懐かしい猫町ロゴが。

2014120710

2014120714 2014120709

2014120708 2014120734

この日のライブは「ready for lab」が流れるなかをステージへ。やり残していた『weekend』楽曲をコンプリートすることからスタート。「ready for love」「雨の夜と月の光」「猫のいる暮らし」そして『weekend』の表題曲とも言える「週末の太陽」と続きました。15年目の“週末”、完了。そして僕自身が「子どもっぽい歌だから今歌う気分じゃない」と演奏するのを渋っていた「北風ロック」は、しかし、演奏してみると楽しくて楽しくて。「街をゆく」は堀越リクエスト、「keep on rockin'」は高橋セレクトだったかな。「太陽オーケストラ」は僕が歌いたかった曲。須藤さんは「百年の孤独」をやりたがって、練習までしたんだけど選からはもれてしまった。

「覚醒ロック」という曲はGTHが初めて作ったCD『in arpeggio』をメジャーで再発するときにデモがボーナストラックとして加えられたレア楽曲で、正規録音バージョンが存在しない曲。「理性を盾に理論を武器にくすぶった僕は笑いながら手放しで長いロードに出る」「嘘つきでわがままでどうしようもない僕」など90年代後半の自分のネガティヴィティが刻まれていて妙に愛おしい。「恋の見切り発車」は「SONG LIMBO」というCDR作品からのセレクト(ここで聴けるようにしました)。「男なら女なら」は「良い曲過ぎる」という変な理由で長いことリリースされなかった曲。「会えないかな」は僕と高橋のウクレレ、須藤のiPad、堀越のアコーディオンという“猫町”ならではの変則シフトで。

2014120717

2014120742

2014120728

堀越ソロ楽曲「虹」(素晴らしい内容のCDです。こちらから購入できます)、そしてGOMES THE HITMANの未発表楽曲「ホウセンカ」と「memoria」は7年の空白と来年以降の“やるべきこと”の象徴だったかもしれません。終演後の会話やTwitterのタイムラインを眺めていたら、この日のライブが終わってしまってペシミスティックな感情を抱いたファンも少なくなかったように感じましたが、僕は全然前向きに面白く楽しく先のことを考えています。前日に続きこの日もファン感謝祭的景品大会。倉庫から出てきたデッドストックのグッズを。コブルストーンの種が果たして花開くのか報告をお待ちしています。くじ引きに使ったのは往年のデジタルビンゴマシンで懐かしい音がしました。

ライブのクライマックス「ネオアコ」「レモンひときれ」「tsubomi」は本当に身体に染みついているな、と感じる曲。前回のライブで『omni』『ripple』楽曲を多く演奏したためこの日はVAPイヤーズの楽曲は少なかったのですが、あの頃の歌たちはぎゅっと凝縮してまとめて演奏することに意味があるのでまたそういう機会を作れたらいいなと思います(来年は『ripple』から10年…)。アンコールでステージへ向かうとけっちゃんが客席へ向かう謎の行動、「なに?どうした、体調悪くなったの?」とびっくりするほど、自分の誕生日のことを忘れていました。サプライズのケーキとハッピーバースデー、いくつになっても41歳になっても嬉しいものです。そして来年4月25日のライブ告知を。まちづくり三部作を再演するライブ、「Reconstruction of “cobblestone”ー僕たちの都市再生計画」というタイトルを考えています。41歳の春なのだ。

2014120745

2014120746 2014120747

来たるべき春を思い演奏する「春のスケッチ」はみんなの乾いた手拍子の音が気持ちよかった。そして非常に演奏やコーラスワークが難しくずっと先延ばしにしてきた楽曲「maybe someday」をついにプレイ。「最後まで付き合ってくれてありがとう/言葉ではうまく言えないけれども/この場を借りて僕のわがままで無礼な振る舞いに/何も言わずにそばにいてくれたみんなに花束を」という歌詞は時を越えて、バンドメンバー、スタッフ、そしてお客さんに向けて歌うための歌でした。2000年の僕は2014年の僕の姿を想像できてたかな。

まだまだ続くアンコール、2000年代中盤頃には気恥ずかしさすらおぼえた「拍手手拍子」の真っ直ぐな歌詞も今ではとても素直な気持ちで歌えるようになりました。最後は「sweet december」、この1週間でソロ弾き語り、7人編成バンド、そしてGOMES THE HITMANと異なる編成をすべてこの12月を愛でる歌で締めくくることを最初から決めていました。「Hallelujah」は魔法の言葉、特別な信仰を持たない僕でもいろいろな想いが去来します。、全25曲、3時間超えのステージになりました。長時間座りっぱなし、立ちっぱなしでお疲れさまでした。たくさんのご来場に心から感謝を。

2014120757

2014120758

2014120766

2014120765

友人ミュージシャンもたくさん観にきてくれて、そのなかにはGOMES THE HITMANを初めて観る人も多かったことに7年の長さを感じます。お越しいただいたお世話になってきた方々にもきちんと挨拶できずにごめんなさい。お笑いコンビ「ラブレターズ」の塚本さんがこんなブログを書いてくれました。皆さんがそれぞれGOMES THE HITMANに思い入れを持ってくれていることを嬉しく思うと同時に思い出に留めるだけなのは面白くないなと感じています。写真を撮ってくれた祖父江さんにもありがとう。この前日の“夜の科学”で「家がいくつかあるのもいいものだ」という趣旨のMCをしましたが、それは今感じている正直な気持ちです。

10月からの3ヶ月、この日のステージはGOMES THE HITMANの「始まり」の「終わり」。たくさんの方のサポートで気分よくバンドを再起動できました。これからのGOMES THE HITMANも皆さんを失望させないものにしたいと思います。まだまだ2014年は続きますが、今年はいつもとは違う特別な1年になりました。GOMES THE HITMAN、そして山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明それぞれの活動も含めて今後ともどうぞよろしくお願いします。また来年会いましょう。

2014120775

2014120776

写真:祖父江綾子  
Posted by monolog at 11:50Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月09日

夜の科学46ーblue, green and red(2014年12月6日 @ 恵比寿天窓switch)【ライブ後記】

12月第一週は自分のキャリアを総括するような素晴らしい1週間になった。弾き語りワンマンを経ての山田稔明バンド、7人編成での“夜の科学”は46回目を数えました。振り返ります。



当初出演予定だったキーボード佐々木真里さんの不在を埋めてくれたピンチヒッターはsugarbeans佐藤くんでした。5月のライブでイトケンさんの代役でドラムを叩いてもらったときに真里さんもsugarくんのビートを絶賛していたので、きちんと筋の通った今回の配役交代だったのかもしれません。僕もいろんな現場で彼の演奏を聴いていたのでなんの心配もしていませんでしたが、スケジュールの都合で全員揃ってのリハーサルは一度もなされず、当日会場入りしてからの細部の確認作業となりました。

普段ならぎりぎりまでやってしまうリハーサルもなぜかこの日は余裕の進行だったのはなぜだろうか。もしかしたらリハを含めて週に6日歌を歌うことになった僕をみんなが気遣ってくれたのかもしれない、と昨日気づきました。昔は2日ライブが続いただけで声が枯れていたのに41歳にして何かを乗り越えたのかな。スクリーンにポチの映像を流して開場準備、きれいな満月が昇る冬空の下、“夜の科学vol.46”がスタートします。満員御礼の会場、わくわくする感じが師走的で心躍りました。

DSC08645

恒例のオープニング映像はポチの元気な姿、そしてポチ実のスクリーンデビューも。「ポチ実だ!」というお客さんのざわざわする声も聞こえました。男性陣は全員蝶ネクタイを着用。アニバーサリーイヤーでいろんな歌を歌ってきて、あらためて『新しい青の時代』楽曲を丁寧に演奏したくなり、「どこへ向かうか」「一角獣」「光と水の新しい関係」、「ココロ/コトバ」を挟んで「予感」「平凡な毎日の暮らし」と曲順をなぞって青と緑を行き来。この日の演奏はとても男性的だったと思います。その中で紅一点の綾香のコーラスもコントラストが明確になってよかった(綾香のブログ)。sugarくんもコロコロと良いプレイ、10年以上の付き合いのイトケンさんと上野くん、もうすぐ10年の安宅くんも阿吽の呼吸とはこのことか、という感じ。リハーサル参加できなかったエビちゃんもばっちり合わせてきてくれて、「平凡な毎日の暮らし」のベースはうねっていてすごかったね。

音源化されていない「太陽と満月」はライブのたびに進化する曲。今回はsugarくんのピアノが新鮮なエッセンスとなり全体のノリが変わった感覚がありました。高野寛カバー「夜の海を走って月を見た」はトリビュートCDに収録されたストイックなバージョンをエモ方向に展開。そしてまっさらな新曲、前回下北沢leteでは「ささやかだけど大切なこと(仮)」と呼ばれた曲が「small good things」というタイトルになってバンドサウンドに。とても評判がよかった。新しい歌が褒められるととても嬉しいです。

DSC08635

DSC08646

IMG_3929 IMG_3931

ピアノのsugarくんには「ナイトスイミングを完璧に弾いてくれたらあとはもう自由に好きなようにプレイしてくれていいから」と注文を出していたのだけど、とても丁寧にきちんと解釈して弾き出してくれた「月あかりのナイトスイミング」は歌いながら感動。そしてスクリーンにポチを投影しながらの「日向の猫」会場全体に響くコーラスは本当に何回聴いても涙が出そうになる。大きな声をありがとうございました。綾香と安宅くんと3声のハーモニーで歌う「hanalee」で本編を締めくくり。

いつもとは異なり定番クリスマスソングを排して組んだセットだったので、年末気分を少しでも、ということでアンコールに上野くんと綾香の3人で「Auld Lang Syne(蛍の光)」。そして全員が揃っての「SING A SONG」ではお客さん全員スタンディングで。これは前日に観たR.E.M.のDVDで「次の曲はみんな立って楽しむほうがいいね」とマイケル・スタイプが自然に促したシーンを観たことに起因しますが、とても自然にできてよかった。風景ががらっと変わった。「ハミングバード」はブルースハープ、マンドリンの爪弾き、オカリナや笛の響きでお祭りみたいでした。この日は年末恒例の景品大会を行いましたがその特賞は「ステージで一緒に演奏できる権利(鈴付き)」でした。2時間半、とても楽しい時間でした。今年も夜の科学オーケストラを背負って3月のプラネタリウム、5月の『緑の時代』レコ発、8月のポチを見送った夏の夜、そして12月と充実した1年を過ごせました。この日ステージ上にはいなかった佐々木真里さん、そして駆けつけてくれた五十嵐祐輔くん(五十嵐くんの日記)も夜の科学オーケストラの団員です。心から感謝を。

たくさんのご来場ありがとうございました。

DSC08666

DSC08674

打ち上げは五十嵐くん、遊びにきてくれた栗コーダーカルテット近藤研二さんも含めて賑やかに、ガーデンプレイスと東京タワーが見えるTOKYO的なお店で。しかし見事に20代からアラフィフまで多岐に渡る世代が音楽で繋がっていることが楽しい。僕は次の日のライブがあるにも関わらず楽しくてビールを1杯だけ。もしかしたらこの日の演奏は5年間の集大成かもしれないな。それくらい楽しく名残惜しかった。また来年も夜の科学オーケストラで、今度は新曲をたくさん演奏するライブができたら、と計画を練っています。お楽しみに。


  続きを読む
Posted by monolog at 18:03Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月08日

“猫町オーケストラ vol.15―Let the Four winds blow”(2014年12月7日 @ 恵比寿天窓switch)【SETLIST】



2014年12月7日(日)@ 恵比寿天窓switch
“猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”


1.ready for love(weekend)
2.雨の夜と月の光(weekend)
3.猫のいた暮らし(weekend)
4.週末の太陽(weekend)

5.北風ロック(new atlas ep)
6.街をゆく(new atlas ep)
7.keep on rockin'(cobblestone)
8.太陽オーケストラ(cobblestone)

9.覚醒ロック(GTH in arpeggio)
10.恋の見切り発車(SONG LIMBO vol.3)
11.男なら女なら(夜明けまで)
12.会えないかな(down the river to the sea)

13.虹(堀越和子『虹』)
14.ホウセンカ(未発表)
15.memoria(未発表)

16.僕はネオアコで人生を語る(GTH in arpeggio)
17.レモンひときれ(GTH in arpeggio)
18.tsubomi(neon, strobe and flashlight)

19.手と手、影と影(ripple)
20.夜明けまで(mono)
21.饒舌スタッカート(饒舌スタッカート)

EN
22.春のスケッチ(cobblestone)
23.maybe someday(maybe someday ep)

24.拍手手拍子(饒舌スタッカート)
25.sweet december(未発表)



GOMES THE HITMAN
山田稔明/堀越和子/高橋結子/須藤俊明  
Posted by monolog at 11:20Comments(1)TrackBack(0)

2014年12月07日

夜の科学vol.46ーblue, green and red(2014年12月6日 @ 恵比寿天窓switch)【SETLIST】



2014年12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.46ーblue, green and red”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと(新しい青の時代)
2.一角獣と新しいホライズン(新しい青の時代)
3.光と水の新しい関係(新しい青の時代)
4.ココロ/コトバ(緑の時代)

5.予感(新しい青の時代)
6.平凡な毎日の暮らし(新しい青の時代)
7.home sweet home(home sweet home)
8.glenville(home sweet home)

9.太陽と満月(新曲)
10.small good things(新曲)
11.夜の海を走って月を見た(高野寛カバー:高野寛ソングブック)

12.月あかりのナイトスイミング(新しい青の時代)
13.光の葡萄(新しい青の時代)
14.日向の猫(新しい青の時代)
15.hanalee(home sweet home)

EN
16.Auld Lang Syne(Traditional:MONOLOG vol.13)
17.SING A SONG(pilgrim)
18.ハミングバード(新しい青の時代)
19.sweet december(CD未収録楽曲)



山田稔明 with 夜の科学オーケストラ:
イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、立花綾香、sugarbeans  
Posted by monolog at 10:03Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月06日

猫騒動 4thシーズン(1)新しい季節のはじまり



光陰矢のごとし。猛スピードで動くほど時間の流れが遅くなるという相対性理論と相反するように思うが、山をひとつずつ越えてまた次の山へ、とバタバタしていたらもうあっという間に年末です。愛猫ポチが6月に逝ってもうすぐ半年、半年前の今頃は寝ずに看病の日々が続いてクタクタになっていました。今もライブ続きでクタクタなのは変わらないんだけど同じクタクタでも違うクタクタだ。仔猫のポチ実がうちの猫になってから3ヶ月になります。たったの3ヶ月だとも思うし、もうそんなに経ったのかとも思う。時間の感覚はとても不思議。

ポチ実は順調に大きくなり、数日前に人生で初めての“毛玉”(うちではケダムと呼んでいます)を経験しました。「変な鳴き方してるなあ」と思ったら、コポッコポッと音をたててケダムを吐き出したのです。ポチ実にはいったい何が自分の身に起こっているのかわからない様子で、自分が吐き出したケダムちゃんを眺めて砂をかける素振りをしたり。チミよ、猫は吐くのだから大丈夫だよ。しかしこのケダムの中身が問題。ポチ実はなんでもかんでも齧ってしまう癖があって、発泡スチロールやビニール袋、僕のレコードコレクションなどに噛み付いてしまう。どうやら猫じゃらしを食い破って中の綿を食べてしまったみたいで、初めて吐いたケダムの中身は綿だった。結果としてすべてのおもちゃ見直しを余儀なくされたのでした。

最近猫が招いたとても嬉しいことがいくつかあった。先月のご近所の猫騒動(以前の猫騒動日記参照)で知り合いとなったAさん(尋ね猫チミヨの貼り紙の主)が直接ポストに美味しい紅茶と手紙を差し入れてくれた。その手紙には猫の不在の寂しさを僕が渡したCDの歌が埋めていること、小さな猫が道なき道を挟んで出会いを作ってくれたことなどがとてもきれいな、何度も推敲された詩のような文章で書かれていて、僕はそれを読んで思わず泣いてしまうほど感動した。僕はまたその御礼への御礼を直接届けたりして交流は続いている。

ポチ実は寒くなって時折布団に入ってくるようになって、はじめは冷たい体が芯から温かくなっていき、それはそれは幸せなやわらかさだ。獰猛な猛獣のような、小さなライオンの様相はますます調子に乗ってきたが、とても物静かで穏やかだったポチとは違うポチ実の個性のようなものがどんどん浮かび上がってくるのを毎日眺めて、毎日「なんでこんなに可愛いのかよ」と大泉逸郎の「孫」を歌うことになる。2014年を漢字一文字であらわすならば「猫」だ(去年は「青」だったな)。猫のいる暮らし。新しい季節を迎えて猫騒動はまだまだ続きます。





  続きを読む
Posted by monolog at 12:02Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月05日

今週末は“夜の科学”&“猫町オーケストラ”【当日券情報】



昨日のこと。午前中から出かけて今週末の“猫町オーケストラ”のためのGOMES THE HITMANリハーサル。これでしばらくリハーサルおさめか。曲順を考慮しながらの練習は結局6時間に及びました。くたくたになりつつも下北沢へ。ハックルベリーフィンの15周年記念ライブ、GOMESも同じ15周年だが7年活動していないときがあるから、ハックルの15年は僕らのよりもすごい15年だ。ハジくんが前日に怪我するも演奏は完璧というミラクルを目撃した。夜遅く、クリスマスの巣巣でのライブの打ち合わせをご飯を食べながら。僕がいつも美味しいご飯を食べさせてもらっているカフェ長男堂が美味しいお弁当を用意してくれます。フランス料理店に勤めていただけあって長男堂は和洋バランスのとれた料理が得意技。きっと素晴らしいクリスマスになる。今年もうちのおせちは長男堂特製のやつになる予定です。


そして今日も終日“夜の科学”と“猫町オーケストラ”の準備。明日6日の“夜の科学”は当日券が出せそうです。RESERVEフォームからキャンセル待ちでお申込みください。あらためてご案内をお送りします。“猫町”のほうはお世話になっている招待客人も多く、ちょっと当日券を出すのは無理そうです。とにかく先日1日の下北沢leteでの弾き語り“夜の科学”と土曜、日曜、すべてまったく内容が違うという、あんまり例を見ないスペシャルなウィークになります。皆さん、参加できるところで一生懸命役割を果たしてください。夜の科学オーケストラもGOMES THE HITMANも120パーセントの演奏をします。


2014年12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.46ーblue, green, and red”

出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member:イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、立花綾香、sugarbeans
18:30開場/19:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*当日精算での入場が可能です。「キャンセル待ち」からお申込みください。追ってお返事します。
http://www.gomesthehitman.com/html/modules/live/index.php/content0002.html
::::::::::::::

2014年12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
“猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”

出演:GOMES THE HITMAN
17:30開場/18:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
03-5795-1887  
Posted by monolog at 16:35Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月04日

リハーサルの日々



月曜日のlete弾き語りワンマンが終わってから、火曜日は半日かけての長時間GOMES THE HITMANリハーサル、そして昨日は夜の科学オーケストラの練習をエビちゃん抜きで。春にドラムで手伝ってくれたsugarbeans佐藤くんが今回は鍵盤で参加するので、すべての楽曲をあらためておさらい。ゴメスは僕の原点であり、一方で夜の科学バンドは数年かけて築いてきた発展形の楽団。どちらも自分の曲を演奏するがそれぞれにいいところがある、という当たり前のことに気付く。46回目を迎える“夜の科学”のためにこの期に及んで初めての新曲をトライ。今回の夜の科学オーケストラは男っぽくてすごく新鮮。

週末の“夜の科学”も“猫町オーケストラ”もどちらもソールドアウトしていますが、あきらめずにキャンセル待ちのお申込みをぜひ。会場設営の都合でもう少し入場可能になるかもしれません。そして今日はまたGOMES THE HITMANリハーサル。かなりしびれるスケジュールですが、毎日自分の歌を歌えるという日々はとても幸せ。今週末には全国から集まってくる皆さんへの1年の感謝祭のような2夜になれば、と思っています。頑張ります。2014年を振り返るハンドメイドジン「MONOLOG vol.13」も完成(予定!)。乞うご期待。



2014年12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.46ーblue, green, and red”
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member:イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、立花綾香、sugarbeans
18:30開場/19:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)


2014年12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
“猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”
出演:GOMES THE HITMAN
17:30開場/18:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)

*キャンセル待ちでの申し込みのみ受付中です

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
03-5795-1887  
Posted by monolog at 09:24Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月03日

GOMES THE HITMANの10年前にリリースしたシングル2作「夜明けまで」「明日は今日と同じ未来」が配信リリース

今から10年前、2004年にリリースしたシングル「夜明けまで」「明日は今日と同じ未来」2作が本日からiTune Storeをはじめ配信サイトでデジタルリリースになります。「夜明けまで」には表題曲と「情熱スタンダード」「忘れな草」「男なら女なら」、「明日は今日と同じ未来」にはアルバム『ripple』収録とは別バージョンで表題曲、「GOLDEN8」と、それぞれすべてこのシングルでしか聴けないトラックとなっています。

BMG時代に続きVAP時代のカタログもほぼすべて配信リリースされたことになります。VAPからの作品群もおそらく現在レコード店等にある在庫で現物がなくなってしまうと思います。メジャーレーベルで制作された、僕自身が原盤を持っていないこれらの音源を再びフィジカルCD化するのはとてもむずかしく、しかし、聴きたいと思ったときに皆さんに聴いていただける状態にすることが今年の目標だったのでひとつの達成感を感じます。


screenshot


GOMES THE HITMAN2作品が12月3日配信開始
「夜明けまで」(2004年1月21日リリース)
「明日は今日と同じ未来」(2004年11月25日リリース)

配信予定サイト:iTunes、レコチョク、mora、amazon、music.jp
  
Posted by monolog at 11:40Comments(0)TrackBack(0)

小箱のなかの音楽、1年間総まとめ(2014年12月1日 @ 下北沢lete)

去年の秋から始めた下北沢leteでの“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽”というシリーズ、今年は1、3、5、7、9、12、と見事に奇数月に計6回。店主町野さんの「そろそろですね」という定期的なメールもありとても筋の通った定例ライブになりました。すべてチケット即日完売。とても小さなハコですが平日開催も多かったので、これはこれですごいことだなと振り返っています。今年最後の下北沢leteも息で窓が曇るなか満員御礼となりました。

DSC08600

DSC08605

今週はこの日を皮切りに週末の7人編成“夜の科学”ライブ、そしてGOMES THE HITMAN再始動から3度目の、7年ぶりの“猫町オーケストラ”があるということで、月曜日の山田稔明は土曜と日曜の山田稔明をライバル視し、土曜日のオレは月曜と日曜を…という不思議な感覚。なのでこの日のセットリストはとてもレアで特別なものにしたかった。この日を見逃した人が「またいつかこのセットリストでやってくれないかしら」というライブをすることが自分に課した目標でした。

GOMES THE HITMAN『ripple』オープニングからの2曲で始まったライブ。このコンセプチュアルな2曲はなかなか演奏する機会が少ないのです。「雨に負け風に負け」は夏を気だるく眺める曲ですが、今年の夏に余りにも元気が出なくて、ほんとにすべてに負けてしまいそうで歌えなかった曲。山田稔明的クリスマス・ソング「もみじ」「蛍の光」も好評でした。昔の人は良い歌残したね…。

映画「インターステラー」効果で歌いたくなった歌がたくさんあって、さながら“世紀末の宇宙”コーナーという感じでした。PAを通さない生音での「世紀末のコロンブス」は入手困難盤「SONG LIMBO」からのセレクト。「milky way」は坂本真綾さんに提供した「30 minutes night flight」の元になった僕のオリジナル歌詞で歌うバージョン。その後「三日月のフープ」に昇華したもの。「houston」は2010年頃書いた歌、「ヒューストン、聞こえますか?」と地球に呼びかける歌。

2009年頃に書いたピースを再構成してライブ前日に歌詞を書いた新曲は仮タイトルで「ささやかだけど大切なこと」というタイトルに。本当にささやかだけど大切なことについて書いたので。しっくりくる曲名を考えたい。「あさってくらいの未来」と同じことを歌っている曲のような気がします。アンコールでは「サニーレタス」の大輪唱のあと12月名物の「sweet december」で締めくくり。今年1年下北沢leteにはお世話になりました。店主の町野さんとの定期的な情報交換もいつも楽しかった。また来年よろしくお願いします。

月曜日の夜遅くまでたくさんのご来場ありがとうございました。師走を調子よくキックスタートすることができました。

DSC08609
  
Posted by monolog at 10:20Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月02日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽7(2014年12月1日 @ 下北沢lete)【SETLIST】



2014年12月1日(月)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽7”


1.東京午前三時(ripple)
2.ドライブ(ripple)
3.夜に静かな独り言(new atlas ep)
4.雨に負け風に負け(pilgrim)

5.もみじ(童謡:今月発売のMONOLOG vol.13に収録)
6.寒い夜だよ(down the river to the sea)

7.auld lang syne(Traditional:今月発売のMONOLOG vol.13に収録)
8.milk moon canyon(home sweet home)
9.スミス(未発表楽曲)
10.僕たちの旅〜自己嫌悪97(緑の時代)

11.世紀末のコロンブス(SONG LIMBO vol.2)
12.milky way(坂本真綾さんへの提供曲「30 minutes night flight」のオリジナル歌詞ver.)
13.houston(未発表楽曲)
14.ささやかだけど大切なこと(仮:新曲)
15.あさってくらいの未来(新しい青の時代)

EN
16.サニーレタス(緑の時代)
17.sweet december(未発表楽曲)


  
Posted by monolog at 09:57Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月01日

SWEET DECEMBER 2014

昨日のこと、終日こもってレコーディング。2005年から毎年毎年だれに頼まれたわけでもないのに冬になるとクリスマスのスタンダード曲を録音するということを続けてきて、それは2012年にリリースした『Christmas Songs - standards and transfers』というアルバムに昇華されたのですが、そのライフワークは今年も続きます。一度始めたことを僕はやめないのです。去年は「Deck the Halls」という曲と、「ケンタッキーの我が家」を録りました。「ケンタッキーの我が家」は「ケンタッキー」=「フライドチキン」=「クリスマス」という解釈でなかば無理やりクリスマスソングに制定されたのです。

今年もひねくれた解釈の“クリスマス”ソングを。まずは「もみじ」、童謡の「もみじ」です。新潟ツバメコーヒーでのライブで演奏しましたが、高野辰之氏が明治時代に書いた言葉に続いて3番を僕が自分で書き足しました。これを録ろうと思ったのはテレビで見た「このまま温暖化が続くと2050年には京都の紅葉のピークはクリスマス頃になる」というニュースでした。ホワイト・クリスマスならぬレッド・・クリスマス。未来のクリスマス・ソングを先取り。そしてもう一曲は「Auld Lang Syne」、「蛍の光」のメロディーで小さな頃から親しんできた歌を改めて録音してみました。朝の連ドラ「マッサン」を楽しみに観ているのでこのスコットランド民謡は年の瀬に格別に響きます。大晦日に歌われることが多い歌ですが、今年から僕のなかではクリスマスソングに。

この新録2曲は今月販売予定の2014年総まとめの「MONOLOG vol.13」に付帯します。とてもいいトラックになりましたので楽しみにしていてください。クリスマス気分を盛り上げるために「Deck the Halls」と「ケンタッキーの我が家」をサウンドクラウドに公開します。







<12月はたくさん歌を歌います>

12月1日(月)@ 下北沢 lete “夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽7” *SOLD OUT!
12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.46ーblue, green, and red” *SOLD OUT!
12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch “猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow” *SOLD OUT!
12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会
12月20日(土)@大阪 天保山 glogg “2nd Anniversary SPECIAL LIVE!”
12月21日(日)@ 兵庫 加古川 チャッツワース “夜の科学 in 加古川〜Christmas Special Live”
12月24日(水)@ 等々力 巣巣 “巣巣のクリスマスライブ”(w/ tico moon)
12月26日(金)@ 大阪 スタンダードブックストア心斎橋 “ひなたのねこ展トーク&ライブ”

予約・詳細はこちらから  
Posted by monolog at 12:45Comments(0)TrackBack(0)