2016年01月31日

NAOT TOKYO 二周年記念LIVE<高野寛×山田稔明×高橋久美子>開催決定

一昨年のオープニング、昨年の1周年に続いて今年も高野寛さんと僕、さらに高橋久美子さんも加わってNAOT TOKYOの2nd アニバーサリーをお祝いします。

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NAOT TOKYO二周年記念LIVE<高野寛×山田稔明×高橋久美子>


今年もまた高野寛さん、山田稔明さんのお二人と、
今回は高橋久美子さんをお招きして、NAOT TOKYO二周年記念LIVEを開催します!

2014年3月にオープンしたNAOT TOKYO。おかげさまで二周年を迎えます。
全国のお客さま、お店さん、作家さん、アーティストの皆さま…
今年も一年、この場所でいただいた出会いは数え切れません。
たくさんの出会いにありがとうの気持ちを込めて、記念LIVEをお届けします。

オープニングライブ、そして一周年記念LIVEに引き続き、
高野寛さんと山田稔明さんの唄声が響きあう贅沢なひととき。
さらに今回は高橋久美子さんもお招きして朗読をしていただきます。
特別な夜を、大いに楽しんでいただければ幸いです。

またこれからの一年、素敵な出会いがありますよう。


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NAOT TOKYO二周年記念LIVE〈高野寛×山田稔明×高橋久美子〉

日時:2016年3月6日(日) 17:00 OPEN /17:30 START
会場:NAOT TOKYO (東京都台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301)
料金:4,000円(前払い制、チケットはおひとり様2枚まで)

*チケットweb販売:2月7日(日)10:00 ー 下記ページより開始いたします。
naot.shop-pro.jp/?pid=98274456

高野寛オフィシャルホームページ
山田稔明オフィシャルホームページ
高橋久美子オフィシャルホームページ

チケット等のお問い合わせ: order@naot.jp

NAOT TOKYO
東京都台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301
TEL 03-5246-4863
金・土曜日のみ営業 12:00 - 19:00  

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夜の科学 at NAKAO CAFE - 猫と五つ目の季節(2016年1月30日 @ 宮城県NAKAO CAFE)【SETLIST】



2016年1月30日(土)@ 宮城県富谷町成田 NAKAO CAFE
夜の科学 at NAKAO CAFE - 猫と五つ目の季節・山田稔明 with 近藤研二


1.太陽と満月
2.猫町オーケストラ
3.クレールとノアール
4.glenville
5.予感
6.pilgrim
7.phenomenal cat(The Kinks カバー)

<近藤研二ソロ>
8.子猫のロンド
9.おじいさんの11ヶ月
10.toi toi toi
11.猫のふみふみ

12.眠れねこねこ
13.ポチの子守唄
14些細なことのように
15.日向の猫
16.my favorite things

EN
17.あさってくらいの未来
18.ハミングバード
  
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2016年01月30日

本日は宮城県NAKAO CAFE公演!|本日正午からHARCOの春フェス先行チケット販売!



2年半ぶりの宮城県でのライブは本日NAKAO CAFEで19時から。近藤研二さんとのデュオ編成でお届けします。東北地方は雪、くれぐれも(僕たちも)気をつけて安全運転で会場まで辿り着きましょう。外は寒くてもあたたかな夜になると思います。GOMES THE HITMANが参加する東京と京都での「HARCOの春フェス」は本日正午からHARCOホームページで先行チケット受付が始まります。一番早い整理番号のチケットとなるそうです。こちらもお見逃しなく!


2016年1月30日(土)@ 宮城県 成田 NAKAO CAFE
“夜の科学 at NAKAO CAFE〜猫と五つ目の季節”

開場18:30 開演19:00/前売2800円 当日3300円(ドリンク別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二

宮城県では2013年以来2年半ぶり、NAKAO CAFEで初めてのライブ開催が
決定しました。最新アルバム『the loved one』と初小説『猫と五つ目の季節』の
世界観を余すところなくお届けするステージ、サポートギターに近藤研二さんを
迎えたスペシャルなライブにご期待ください。予約受付中です!

【お問い合わせ先】NAKAO 成田店 022-351-7752
mail: nakao.cafe@gmail.com

NAKAO CAFE
宮城県黒川郡富谷町成田8-2-9 2階


harco_main2015_w 空気公団_2015A写_s GOMES_P9120872


2016年4月19日(火)@ 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
“HARCOの春フェス 2016 in TOKYO”

LIVE:HARCO、空気公団、GOMES THE HITMAN
DJ:行達也
OPNE18:00 START19:00
前売4,000円 当日4,500円 全自由(税込/ドリンク代別)
※未就学児童:入場無料
子供料金:小学生前売2,000円
*通常の前売りチケットをご購入いただき、当日窓口にて2,000円キャッシュバック致します



2016年5月28日(土)@ 京都 元・立誠小学校
“HARCOの春フェス 2016 in KYOTO”

LIVE:HARCO、空気公団、GOMES THE HITMAN
*アコースティックセットでの演奏を予定
Guest:ヨーロッパ企画
OPNE13:30 START14:00
前売4,000円 当日4,500円 全自由(税込)
※未就学児童:入場無料
子供料金:小学生前売 2,000円
*通常の前売りチケットをご購入いただき、当日窓口にて2,000円キャッシュバック致します



*一般プレイガイド発売に先駆けてHARCOオフィシャルサイトにて1月30日正午よりチケット先行受付  
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2016年01月29日

メロディと言葉



今週はレコーディングスタジオで過ごす時間が長かった。昨年秋から始まったあるプロジェクトで、僕は作詞を担当させていただくことになって、年末からずっと作詞と推敲を続けてきたのですが、ついに作曲者であるラスマス・フェイバー氏と初めてお会いできた。僕が作詞で関わった曲をラスマスさんがアレンジを担当した案件がもう4年も前のこと、握手をかわして感慨深かった。ラスマスさんがボーカルレコーディングをディレクションをする現場を目のあたりにすることができて、とても新鮮で面白かった。彼のメロディに僕がつけた歌詞についても「バッチリ」と親指を立ててくれて嬉しかったです。そして日を改めて昨日は、その僕が歌詞を書いた歌のボーカルレコーディングで、何かあったときのためにスタジオでスタンバイ。メロディがとてもアクロバティック、ロデオで闘牛に振り払われないように必死で食らいつくマタドールのような気持ちで僕もモゴモゴと言葉をシンガロング。完成は春頃か、いい作品になりますように。

明日は宮城県富谷町NAKAO CAFEでのライブ。雲行きが怪しいので今日は朝からスタッドレスタイヤを準備したり、いろいろなシミュレーションを。外出する予定がないときは「雪、どれくらい積もるかしら」とワクワクするくせに、今回はチラリとも降らないでくれと懇願する僕がいる。勝手なものだ。明日会場へお越しの皆さん、気をつけてお越しください。外は寒くてもあたたかい夜にしたいと思います。たくさんのお申込みをいただいて、残席わずか。2年半ぶりの宮城県ライブをお楽しみに。来週はもう2月、関西奈良での「山田稔明 カレンダー展」です。




2016年1月30日(土)@ 宮城県 成田 NAKAO CAFE
“夜の科学 at NAKAO CAFE〜猫と五つ目の季節”

開場18:30 開演19:00/前売2800円 当日3300円(ドリンク別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二

宮城県では2013年以来2年半ぶり、NAKAO CAFEで初めてのライブ開催が
決定しました。最新アルバム『the loved one』と初小説『猫と五つ目の季節』の
世界観を余すところなくお届けするステージ、サポートギターに近藤研二さんを
迎えたスペシャルなライブにご期待ください。予約受付中です!


【ご予約・お問い合わせ先】
NAKAO 成田店 022-351-7752
mail: nakao.cafe@gmail.com
*メールでのご予約の方はお名前・お電話番号・希望枚数をご明記ください。


NAKAO CAFE
宮城県黒川郡富谷町成田8-2-9 2階
  
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2016年01月28日

ご近所セッション



昨日のこと、午後からご近所近藤研二さん宅で週末のライブのための打ち合わせ。近藤さんのうちには防音のスタジオがあるのでそこで練習すればいいのだけど結局陽射しの気持ちのいいリビングで愛猫モイを眺めながらゆるゆると長居してしまう。今回初めて演奏する曲も加えて近藤さんとの“quilico”編成のレパートリーもどんどん増えてきた。来月は猫好きおじさん代表として「ちよだ猫まつり」にも参加することに。結局気付くと夜になっていて、「ご飯の準備するのめんどくさいよねえ」ということになって長男堂へ出向くことになった。

ところで少し前にナタリーの記事にもなっていましたが、ももいろクローバーZの新作のなかにさだまさしさんが作詞作曲を手がけて近藤さんが編曲を担当した楽曲が収録されることになって、そのレコーディングは弦楽器いろいろを安宅浩司くん、ドラムとピアノをsugarbeans佐藤くん、ベース渡辺等さんとともに録ったトラックに16人編成のオーケストラが合わさってものすごいスケールの歌になっていて感動する。僕はそこにブルースハープで参加している。「え!僕のハーモニカ…」と最初は萎縮したのだけど、よく考えたら僕はこれまでいくつの自分の楽曲にプカプカとハーモニカを吹き込んできたことか(最新アルバムにも2曲、「どこへ向かうか」も「ハミングバード」も「僕はネオアコ...」も、だ)。オーケストラの録音は豪華で迫力があり、「近藤さん、やっぱりただの猫好きおじさんじゃないな…」と再確認しました。これで自分のハーモニカにも改めて自信がついた。発売が今から楽しみです。

ナタリー:ももクロ2枚同時アルバム、さだまさし曲は近藤研二による大編成バンドアレンジ  
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2016年01月27日

猫と僕、五つ目の季節の歌|山田稔明 × どきキャン佐藤満春(2016年1月24日 @ 下北沢 B&B)【ライブ後記】

先週末のこと、楽しみにしていたどきどきキャンプ佐藤満春さん(サトミツさん)とのトーク&ライブ。ひょんなことからSNSを介して知り合って、今ではバンド活動までご一緒しているサトミツさんはお笑いの舞台で表と裏を駆けまわる才人。今回トークの打ち合わせはほとんどナシ、ぶっつけ本番のセッションとなりましたが、彼のラジオ番組「佐藤満春 in 休憩室」に出演したときに会話が面白いほど噛み合っていたので何の心配もしていませんでした。ただひたすら僕はジャック・バウアーの物真似ばかり練習していたのです。

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B&Bは素晴らしいセレクションのブックストア。個人的にも下北沢に来たときは立ち寄るお店だし、写真絵本「ひなたのねこ」も応援していただいた。柴田元幸さんと柴崎友香さんの講演を見にきたこともあるし(柴田さんにサインをいただいた!)小説を出すことになってこの空間で出版記念イベントをやるのが夢でした。たくさんのお客さんに来場していただき、わくわくした雰囲気のなか僕とサトミツさん壇上へ。自己紹介で僕は「私はジャック・バウアー、今日は今まで一番長い日になる…」とやったが、受けず。なぜ山田とサトミツさんなのか、そのきっかけと経緯を話すだけでいちいち楽しい。

小説『猫と五つ目の季節』を書き上げてPDF原稿をサトミツさんに送ったのが昨年9月中旬。送ったその日に彼は「結局移動中に全部読んでしまいました!」と嬉しい感想を送ってきてくれた。GOMES THE HITMANをデビュー当時から聴いてくれているサトミツさんは物語の裏側にある風景まで想像したのだろう。サトミツさん自身がエンタテインメント業界に表側と裏側、両サイドからコミットしているからか、音楽活動の光と影(人前で演奏して喝采を浴びることと人知れず苦労すること)の部分の話が盛り上がったのも面白かった。これまで新潟と大阪でゲストを迎えてトークセッションを行ってきたが、「猫」にフォーカスした前2回とは違う切り口での『猫と五つ目の季節』考察になったと思う。

50分トークをした後、ライブがスタート。今回サトミツさんリクエストの楽曲を中心にしたセットリストになりました。この日は奇しくもリリースからちょうど15周年ということで「饒舌スタッカート」でスタート。リクエスト楽曲のなかで絶句したのはインディーズ盤からの「海があればよかった」で、これは自分のなかでは「光と水の関係」へと繋がる習作であり、今では自分的に禁じ手としている“引用曲”だった(ハウスマーティンズを模した)。「おれ大好きなんですよー」と屈託なく言うサトミツさんを見て、自分自身の妙なこだわりはファンには関係ないのだなと思って、楽しく歌いました。シングル『饒舌スタッカート』収録の「ねじを巻く」を歌ったのだけど、遊びにきていた高橋徹也さんが「初めて聴いた。山田くんらしくないコード進行が新鮮、良い曲」というので、「ねじを巻く」はボサノバコードブックというのをめくりながらとても複雑なコードで書いた曲だということをまた思い出す。

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サトミツさんと組んだサトミツ&ザ・トイレッツのために書いた「空想してみて(KUSOしてみて)」を披露、2番の歌詞はサトミツさんの手によるが、とても素直で良い曲になった(遊びにきていたfwj五十嵐くんにポール・マッカートニーっぽいと言われた)。最後もサトミツリクエストで「雨の夜と月の光」。締めくくりのトーク、「忙しいところイベントに来てくれて・・・・本当に済まないと思ってる」とジャック・バウアーの真似を差し込むが、受けず。「山田さんはとにかく優しいんです。山田さんの作品に触れると自分も優しくなれるんです」と熱弁を振るうサトミツさんに僕自身がうっとりと気持ちよくさせられたが、終演後の打ち上げでタカテツ五十嵐両氏に「山田くんが優しい、っていうところには同意しかねた」とニヤニヤしながら言われた。楽しくて良い夜だった。優しい気分になった。

サトミツさんのブログ「水に流せない日常」
fishing with john の日記  
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2016年01月26日

ちよだ猫まつり2016に参加します

昨年秋には「吉祥寺の猫まつり」に関わらせていただきましたが、今回また縁あって「ちよだ猫まつり2016」に参加させていただくことになりました。一般社団法人千代田にゃんとなる会主催、千代田区が共催するチャリティイベント、観覧無料のライブとなりますのでぜひご来場いただきいろいろな催しも一緒にお楽しみいただければ、と思います。近藤研二さんも誘って“quilico”モードでの演奏を予定しています。近藤さんソロのステージもあります。千代田区は動物殺処分ゼロで名高い街です。いろんなことを知るいい機会になるだろうと僕自身も楽しみです。ライブステージの他にもワークショップや講演など猫にまつわることばかりの2日間になります。

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ちよだ猫まつり2016 @ 千代田区役所1階イベントスペース
2016年2月20日(土)
観覧無料

近藤研二ソロアクト11:30 - 12:00
山田稔明 with 近藤研二 17:30 - 18:00


千代田区役所1階・4階(千代田区九段南1-2-1)
地下鉄九段下駅6番出口
  
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2016年01月25日

GOMES THE HITMAN、HARCOの春フェスに参加決定

盟友HARCO主催の“春フェス”にGOMES THE HITMANで参加します。関西でのライブは2006年以来10年ぶりとなります。

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2016年4月19日(火)@ 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
“HARCOの春フェス 2016 in TOKYO”

LIVE:HARCO、空気公団、GOMES THE HITMAN
DJ:行達也
OPNE18:00 START19:00
前売4,000円 当日4,500円 全自由(税込/ドリンク代別)
※未就学児童:入場無料
子供料金:小学生前売2,000円
*通常の前売りチケットをご購入いただき、当日窓口にて2,000円キャッシュバック致します



2016年5月28日(土)@ 京都 元・立誠小学校
“HARCOの春フェス 2016 in KYOTO”

LIVE:HARCO、空気公団、GOMES THE HITMAN
*アコースティックセットでの演奏を予定
Guest:ヨーロッパ企画
OPNE13:30 START14:00
前売4,000円 当日4,500円 全自由(税込)
※未就学児童:入場無料
子供料金:小学生前売 2,000円
*通常の前売りチケットをご購入いただき、当日窓口にて2,000円キャッシュバック致します



*一般プレイガイド発売に先駆けてHARCOオフィシャルサイトにてチケット先行発売を行います

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山田稔明×佐藤満春「猫と僕、五つ目の季節の歌」(2016年1月24日 @ 下北沢 B&B)【SETLIST】




2016年1月24日(日)@ 下北沢 B&B
“山田稔明×佐藤満春「猫と僕、五つ目の季節の歌」”


1.饒舌スタッカート(「饒舌スタッカート」)
2.海があればよかった(「down the river to the sea」)
3.光と水の関係(weekend)
4.光と水の新しい関係(新しい青の時代)
5.一角獣と新しいホライズン(新しい青の時代)
6.猫のいる暮らし(緑の時代)
7.平凡な毎日の暮らし(新しい青の時代)
8.朗読〜ポチの子守唄(the loved one)
9.my favorite thing(the loved one)
10.ねじを巻く(饒舌スタッカート)

11.空想してみて(サトミツ&ザ・トイレッツ)
12.雨の夜と月の光(weekend)


トークゲスト:佐藤満春(どきどきキャンプ)  
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2016年01月24日

GOMES THE HITMAN「饒舌スタッカート」リリースから本日で15周年

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15年前の2001年1月24日はGOMES THE HITMANのシングル「饒舌スタッカート」が発売された日です。今日でちょうど15周年となりました。「饒舌スタッカート」「拍手手拍子」「ねじを巻く」と3曲収録されたうち「拍手手拍子」はフジテレビ系『世界超密着TV!ワレワレハ地球人ダ!!』というバラエティ番組のテーマ曲になり、「饒舌スタッカート」も後を継ぎました。この番組はバカバカしくて面白くて毎週放送を楽しみにしていました。「ねじを巻く」はNHK-FM『ライブビート』のエンディング曲に長く使われていた記憶があります。全国のFM局でも数えきれないほどのパワープレイを獲得、TOKYO FMでたくさん流れて感動したことを憶えています。

そもそも「饒舌スタッカート」を僕は “ボ・ガンボスの「魚ごっこ」をガレージサウンドで超高速で演奏する”というコンセプトで書いた。印象的なイントロのギターリフから時間軸に沿って順番にできた。「拍手手拍子」は『cobblestone』でお世話になった斎藤誠さんのライブで「ギターマンの純情」という曲を聴いて、みんなでラララと歌える曲を作りたいと思って作った、みんなのための歌。「ねじを巻く」は1998年以来隠遁していた小沢健二氏へのオマージュ、ボサノバのギター教則本を見ながら書いた曲。

このCDは小説『猫と五つ目の季節』のなかでも描かれているように僕らの試金石になるべく望まれた、バンドの未来を占う作品でした。売れなくてはいけないCDだったということです。「饒舌スタッカート」はスピッツを手がけた笹路正徳氏にプロデュースを依頼、「拍手手拍子」「ねじを巻く」はルースターズ、ブルートニックとレジェンダリーなバンドを経て、僕の人生を変えたレコード『犬は吠えるがキャラバンは進む』でベースを弾いた井上富雄さんと作り上げた。「饒舌スタッカート」でエレキギターを弾いているのは現ソウル・フラワー・ユニオンの高木克さん。レコーディングのすべてのシーンが貴重な体験だったし、これまで作ったどの作品よりも強度のある作品になった手応えがありました。それまで頑なに拒んでいたインストゥルメンタル(カラオケ)トラックの収録を決意したのはみんなで楽しくシンガロングしてほしいと思ったから。最終工程のマスタリング作業はロスアンゼルスで敢行された。エンジニアのEddy Schreyer氏は僕の無人島ディスクの1枚であるJane's Addiction『Ritual De Lo Habitual』を手がけた人。できあがったばかりのマスターCDを聴きながらヴェンチュラ・ブルーバードを走ったことを今でも忘れない。

葉山の斎門富士男邸で行われたCDジャケット撮影で僕は運命の猫ポチと出会う。深い青を背景に猫を抱いた僕の姿(僕の写真がジャケット表紙に使われたのもこれが初めてだった)を見たときに、これが自分にとって何かの機転となる1枚になると思った。CD帯には僕が描いた猫の絵、「ニャンだそんなことか!」と吹き出しのセリフ。「饒舌【じょうぜつ】おしゃべり。口数の多いこと。スタッカート【staccato】一つ一つの音を勢いよく短く切って演奏すること」と記載されたのは“饒舌スタッカート”というタイトルが音の響き、字面ともに難しすぎるのでは、という懸念を補足するためでした。僕はこの曲のおかげで今でもスラスラと「饒舌」と漢字で書くことができます。

このCDの発売日を機にドラマー高森哲也が脱退(彼の最後の仕事はPV撮影だった)、僕らは4人組となり、これからどうなるのか期待と不安の只中にいました。当時のスタッフの皆さんには本当にお世話になって、今でもよくしてもらっている。なんだかんだと解散せずに4人で演奏できている僕らは幸せなバンドだな、と思う。いろんなことがあったから「なんだ、まだ15年しか経っていないのか」というのも正直なところ。「饒舌スタッカート」という曲は一生懸命に身体を使って息を大きく吸って演奏する曲で、今でもステージでプレイすると息が上がってしまう。余裕しゃくしゃくとか熟練という言葉とは程遠い。次に演奏するときもハアハア肩で息をしながら歌い奏でるのだ、僕らは。


iTuneでの購入はこちら、Apple MusicやLINE MUSICなどのサブスクリプションサービスでもお聴きいただけます。だれかが勝手にアップロードしたカラオケトラックがこちらにあるので歌ってみてください。

15周年、ありがとうございます。  
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「猫と五つ目の季節」の季節|今夜、下北沢B&Bで



昨日の夜うとうとしていたら、友だちから「今テレビ見てる?」と連絡があった。『新・情報7daysニュースキャスター』という安住アナの番組のなかで猫特集があって、神保町にある本屋の猫本コーナーが紹介され、その画面のなかに『猫と五つ目の季節』の表紙の青がきれいに映えていたそうだ。その姿を目撃することはできなかったが、ちゃんとそういう猫本コーナーの仲間にいれてもらえているのが嬉しかった。神保町には猫好きには有名な「にゃんこ堂(姉川書店)」という猫本専門店があるのだけど、先日にゃんこ堂HPに『猫と五つ目の季節』を紹介していただいてとても嬉しかった。お店の方はその後すぐ経堂ギャラリー芝生の「カレンダー展」にも遊びにきてくださったので、僕も近いうちに挨拶しにしかなくては、と思っている。僕がエッセイを寄稿したネコパブリッシング季刊の雑誌「ねこ」がこないだふらっと寄ったコンビニに売っていて驚いた。空前の猫ブームというのは本当みたいだ。一過性のものだったとしても、猫と暮らしたい人が増えて身寄りのない猫たちの数が一匹でも減ったらいいな、と思う。

今日はいよいよ下北沢B&Bで小説『猫と五つ目の季節』出版記念 “山田稔明×佐藤満春「猫と僕、五つ目の季節の歌」”の開催日。本を出すことになってから下北沢B&Bとスタンダードブックストア心斎橋でイベントをやるのが夢でした。スタンダードブックストア心斎橋ではラジオパーソナリティの仁井聡子さんと抱腹絶倒のトークになったが、今日のサトミツさんとの打ち合わせなしのセッションがどうなるか。サトミツさんはお笑い芸人であると同時に構成作家/放送作家でもあるので(朝の「スッキリ」とか「PON!」、「オードリーのオールナイトニッポン」「たりないふたりー山里亮太と若林正恭」などで暗躍)ライブと同様にトークも楽しみです。当日券も出せると思いますのでぜひよく晴れた日曜日の下北沢散策をぜひ。



2016年1月24日(日)@ 下北沢 B&B
“山田稔明×佐藤満春「猫と僕、五つ目の季節の歌」”

18:30開場19:00開演/前売1500円(1ドリンク代500円別途)
出演:山田稔明、佐藤満春(どきどきキャンプ)

下北沢B&Bにて『猫と五つ目の季節』刊行を記念したトーク&ライブを
開催します。スペシャルゲストとして、山田がボーカルをつとめるバンド
GOMES THE HITMANをデビューアルバムから愛聴していたお笑いコンビ
どきどきキャンプの佐藤満春さんをお迎えします。

偶然にも、開催日の1月24日は山田が愛猫ポチと出会うきっかけとなった
シングル『饒舌スタッカート』が発売されてちょうど15年目の日。
小説の話だけではなく、小説には書けなかったバンド時代の裏話や、
その当時の楽曲もたっぷり演奏する予定です。どうぞお楽しみに。

入場お申込みはこちらから

B&B(http://bookandbeer.com/
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F  
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2016年01月23日

ジャジーなミッドタウン|午後からはラジオがいい



昨日のこと、夜になって六本木まで出かけてビルボードライブ東京でラスマス・フェイバー氏が主催するプラチナ・ジャズ・オーケストラのライブを観させていただいた。ラスマス・フェイバーさんはかつて僕が歌詞を書いた中島愛さんの「金色〜君を好きになってよかった」にアレンジャーとして関わったスイスの音楽家(「金色〜」の作曲は菅野よう子さん)、僕はこれまで一度もラスマス氏の音楽に触れたことがなかったのだけど、新旧の有名アニメソングをゴージャスなジャズにアレンジしたこの日のライブを興味深く堪能した。アニメソングに疎い僕には「タイガーマスク」と「銀河鉄道999」くらいしか判別できなかったけど、素材がアニメソングであることを差し引いてもハイクオリティなステージでした。“ジャズ”に触れる機会は個人的には好きないのだけど、やっぱりこの日もドラマーの手さばきに目を奪われる。そして最終的に耳に残るのはシンガーたちの歌声でした。

六本木に行く前に広尾に寄って髪を切ってもらった。ヘアサロンでは普段読まない雑誌を読むのが楽しみだけど、新年早々から続く芸能界や政界のゴシップを受けてか、いつもは購読していない週刊誌がいろいろ揃っていてあらためて目を通す。そしていろんなことを僕らやみんなが無責任に言うのだ。ところで、『the loved one』のオープニングを飾る「my favorite things」のなかの「昼過ぎのニュースとドラマを眺めて/午後からはラジオがいい」というフレーズを書いた頃より僕はもっとテレビを観なくなって一日中ラジオだけの日もあるのだけど、ラジオ生活を送っている(TBSラジオ派の)われわれには週刊文春に書いてあることよりも衝撃的なニュースがあった。午前中の帯番組「ゆうゆうワイド」の大沢悠里さんが30年の歴史に終止符を打ち番組を4月に降板するのだ。そして代わりに8時半から11時まで伊集院光氏が番組を担当し、11時から13時までの枠を音楽プロデューサー/作詞家/コラムニストのジェーン・スーさんが担当するという。これは大変だ。変化は大きいが、ノスタルジックに終止せず、なんだか楽しみでもある。

生活のリズムはどうなるだろうか。  
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2016年01月22日

猫の誕生日について



在廊したカレンダー展、あるいはライブ会場でカレンダーにサインを描きいれるときにも「猫の誕生日に印をつけてください」という人がたくさんいて、そのたびに僕は「あなたのうちの猫の誕生日がはっきりわかってるんですか?」と質問した。多くの人が「うちにやってきた日」を誕生日としていたり、ダジャレみたいにして日時を決めていたり(もちろん本当に生まれた日がわかってる羨ましい家庭もありますが)、その返答を聞くのがとても面白かった。

うちのポチ実は野良猫を保護して家族になった猫なので詳しい出生は不明なのだけど、“生まれ変わり”を信じる僕は愛猫ポチが死んで2日後、お葬式をした2014年6月21日を誕生日に制定した(その後の考察でかなり事実と近いのではないかということになった)。ポチにいたっては僕がアメリカ好きだから、ということで7月4日のアメリカの独立記念日を誕生日とした。映画「7月4日に生まれて」にも因んでいる。こうやって人間のいいように運命の記念日を決められる猫たちですが、それは間違いなく心いっぱいの愛なのだ。

ということで、昨日1月21日でポチ実は1歳と7ヶ月ということになりました。大きくなった。  
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2016年01月21日

今週末は下北沢の本屋B&Bでトーク&ライブです




今週末は下北沢の本屋B&Bでお笑いコンビどきどきキャンプの佐藤満春さん(サトミツさん)とのイベント。小説『猫と五つ目の季節』発売から3ヶ月を経ての、出版記念イベントです。本を出すことになってから「B&Bでイベントができたらいいなあ」と思っていました。B&Bは時間があれば立ち寄りたい本屋。写真絵本「ひなたのねこ」が出たときもいい場所に並べてもらったり、柴田元幸さんと柴崎友香さんのイベントを観にいったり、やっぱりブックストアという空間が僕は昔から大好きなのです。「B&B」のBは本(book)とビール(beer)のB。本屋さんでビールを飲みながら、音楽と猫のことをおしゃべりをして歌を歌うなんてとても幸せ。

どきどきキャンプのサトミツさんとの交流はTwitterから始まりました。2014年のことだったと思います。サトミツさんと同じくお笑いコンビのラブレターズ塚本さんがGOMES THE HITMANの歌詞を引用してやり取りしているのを僕が発見してコンタクトを取ったのでした。話をしてみるとサトミツさんはライブは出囃子に音楽を使ったりするほどGOMES THE HITMANのファンでした。ソロのCDもとても気に入ってくれて、彼のラジオに誘ってもらったりするうちにバンドを組んで遊んだりするようになった。デビュー当時からGOMES THE HITMANを知るサトミツさんはいろんな想像を膨らませながら『猫と五つ目の季節』を読んで感想をくれたので、今回のイベントの話相手として迎えたら面白いトークができるだろうなあと思ってB&Bに来ていただくことになりました。

奇しくもイベントが開催される1月24日は僕と愛猫ポチの出会いのきっかけとなったマキシシングル『饒舌スタッカート』の発売からちょうど15年という記念日です。『猫と五つ目の季節』の世界と当時の記憶と今現在を行ったり来たりしながら話したことのない裏話など含めて面白い夜にしたいと思います。「サトミツさん、なにか聴きたい曲リクエストありますか?」と尋ねたら僕だったら絶対選ばない面白いセレクトが返信されてきました。僕はジャック・バウアーの物真似の練習をして挑みたいと思います。この日限りのトークとセットリストになると思いますのでぜひお越しください。



2016年1月24日(日)@ 下北沢 B&B
“山田稔明×佐藤満春「猫と僕、五つ目の季節の歌」”

18:30開場19:00開演/前売1500円(1ドリンク代500円別途)
出演:山田稔明、佐藤満春(どきどきキャンプ)

下北沢B&Bにて『猫と五つ目の季節』刊行を記念したトーク&ライブを
開催します。スペシャルゲストとして、山田がボーカルをつとめるバンド
GOMES THE HITMANをデビューアルバムから愛聴していたお笑いコンビ
どきどきキャンプの佐藤満春さんをお迎えします。

偶然にも、開催日の1月24日は山田が愛猫ポチと出会うきっかけとなった
シングル『饒舌スタッカート』が発売されてちょうど15年目の日。
小説の話だけではなく、小説には書けなかったバンド時代の裏話や、
その当時の楽曲もたっぷり演奏する予定です。どうぞお楽しみに。

入場お申込みはこちらから

B&B(http://bookandbeer.com/
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F  
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2016年01月20日

ギャラリー芝生のカレンダー展終了しました|展示は関西 奈良へ巡回します



昨日を持ちまして10日間の経堂ギャラリー芝生での「カレンダー展 2011-2016」が終了しました。会期中6日間在廊してたくさんの皆さんとお会いできたことがとても嬉しかったです。想像していたよりももっと充実した空間が作れて、芝生店主ユサさんにもあらためて感謝を。“ほぼ原画”をお買い上げいただいた皆さんには来週あたりから順次発送する予定ですので今しばらくお待ち下さい。2回行なわれたライブで僕自身の音楽キャリアの始まりの歌「僕はネオアコで人生を語る」のなかの「人生は続くだろう、カレンダーのように」というフレーズを歌いながら72ヶ月分のカレンダーを眺めるのは感慨深い時間でした。

全国から駆けつけていただき好評だったこの「山田稔明 カレンダー展 2011-2016」は関西への巡回が決定しました。奈良NAOT NARAはボリクコーヒーがあった場所にオープンしたイスラエル靴のお店、ようやく伺うことができて嬉しいです。あわせて2年半ぶりのライブも決定、“ほぼ原画”や様々なグッズの販売も予定しています。各地からお越しいただけたら嬉しいです。

NAOT_calendar展


山田稔明 カレンダー展 2011-2016 @ 奈良 NAOT NARA
2016年2月2日(火)ー2月13日(土)


SPECIAL LIVE:猫と五つ目の季節
2016年2月7日(日)@ NAOT NARA
18:30開場19:00開演/予約3,000円(ドリンク付き)

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
シンガーソングライターが綴る72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。
原画の販売、オリジナルグッズも多数ご用意しました!
2月7日には奈良では2013年8月以来2年半ぶりとなるライブも決定。
オフィシャルサイトRESERVE/NAOT NARAにて予約受付


NAOT NARA(http://naot.jp/
奈良県奈良市芝突抜町8−1
OPEN:火曜-日曜 (11:00-日没)  
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北風オーケストラ 2016



一昨日、東京にこの冬初めての積雪があった。前の晩から降り始めた雪を見て「これは2年前くらい積もるな」と楽しみになったのは次の日に僕が出かける予定が何もなかったからだけど、朝から東京の交通機関は大変なことになっていたみたいで皆さん大変な思いをしたことでしょう。猫と雪ときゃあきゃあ遊んでいたらお昼過ぎになって、外を見やるとお隣の大学生の息子さんがうちの前まで雪かきをやってくれていた。「わーわー、申し訳ない。ありがとう」と僕も長靴を履いて外へ出たんだけど、大学生くんはすごく手際よく熱心に雪をかきわけてくれるので、「うちのショベルのほうが大きくて使いやすいかもよ」とシャベルを交換して、僕は彼から受け取った小さなショベルで車に積もった雪などをちょこちょここそいでいるうちに、うちの前の道の雪はきれいになくなった(御礼にお菓子折りを贈った)。

ポチ実はスポスポと足を雪に埋めながら庭を駆けまわって、それに飽きたら真っ白な街を窓から眺めながら眠ってしまった。その後は晴れて雪はどんどん溶けていって街は汚れたまだら模様。そしてその雪は昨日、今日と東京以外の街を白く染め上げている。冬生まれの僕は雪が好きだ。「やれやれ」と言いながらワクワクしているのがすぐバレてしまう。数年前に買ったフィンランド軍物の長靴を去年は履かなかったけど今年は履くことができて嬉しかった。もう何回か降ってもらってもかまわない。出かける予定のない日なら。


高層ビルの上のほうでは 粉雪が風に舞い上がる
きっとこんな日には浮かれた彼が 彼女の心を揺さぶる言葉を編む

  
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2016年01月19日

カレンダーは僕の敵?|カレンダー展ライブ2days(2016年1月16-17日 @ 経堂cafe+gallery 芝生)【ライブ後記】

DSC00339


1月8日から経堂ギャラリー芝生で開催されてきた「山田稔明 カレンダー展 2011-2016」に伴い決定したミニライブはとても小さなスペースゆえすぐに完売し、追加公演が決まって2日連続の週末ライブとなりました。鼻先がふれあうようで、ステージと客席の仕切りがなく、L字型の店内にぎゅうぎゅうになった店内はとても暖かかった。まずライブ初日はToad the Wet Sprocketというアメリカのバンドが1989年にリリースした「I Think About」という曲のカバーでスタート。この曲のサビは下記のような歌詞。


Funny how the days go by invisibly
And faster than I realize the things I think about
Strange to find the calendar my enemy
And scared that when I die so will the things
I think about

毎日が目にも止まらぬスピードで過ぎていく
僕が考えているよりももっと早く
カレンダーが僕の敵になるなんて不思議
もし僕が死んでしまったら
僕が今考えていることも一緒に死んでしまうのかな


この歌詞、「カレンダーが僕の敵」というパンチラインに強い影響を受けたせいで僕の初期の楽曲には「カレンダー」がモチーフとして歌詞に使われた歌が少なくなく、カレンダー展にちなんで「カレンダー」楽曲を全部歌うことにしました。まずGOMES THE HITMANが最初に出したCDのオープニングを飾る「僕はネオアコで人生を語る」(人生は続くだろう/カレンダーのように)、そして「言葉はうそつき」(受話器上げてなぜか宙を舞う指が/薄くなったカレンダーをめくるのは)、そして未発表曲である「気分」(何度も眺めたカレンダー/この日が来なけりゃと本気で思ってた)、未発表曲をもうひとつ「北の国から」(カレンダーの薄さを見れば/君の焦りの色も見える)、そして「何もない人」(廊下から低空飛行で声をさらった隙間風が/カレンダーを揺らし季節を進ませる夢を見て)。僕のPCの歌詞倉庫のなかにはもう一曲、Max Boysという声優ユニットに提供した「ハートブレイカー」という曲があり、このなかでは「筋書き通りに進んでゆくんだ/僕を急かす日めくりのカレンダー」と綴っている。カレンダーはとどまらずに過ぎていく時間の象徴として描かれることが多い。あらためて自分の指向性/趣向性を確認するいい機会でした。Toad the Wet Sprocket含めてぜひ定額制音楽配信サービスなどでお聴きいただけたら嬉しい。2日目はToadのカバーの前にサイモン&ガーファンクルの「四月になれば彼女は」を歌いました。これも影響を受けた歌。

春夏秋冬、季節の歌を1曲ずつ歌うことにして、まず初日は、春の歌として「tsubomi」、夏は「一角獣と新しいホライズン」、秋は「光と水の新しい関係」、冬の歌として「星降る街」を。2日目は春の新生活を歌った「思うことはいつも」、そして「夏の日の幻」、秋の引っ越しをモチーフにした「glenville」、そして「星降る街」をもう一度。いかに自分が季節感や気温、服装や街の風景に歌を欠かされているかがわかります。昨年夏にリリースした「my favorite things」は今年のカレンダー、1月のデザインのもととなりました。

せっかくの「カレンダー展」なのでカレンダーのCMソングのようなものを作りたくなって、前の晩に曲を書き始めたのだけど4月から始まって12月まで書いたところでタイムアウト。でもせっかくなので未完のまま歌った初日。そして一晩明けて残り3ヶ月のことを書き込んで完成した「calendar song」を追加公演で披露することができました。僕自身の音楽キャリアのスタートである「僕はネオアコで人生を語る」で歌われる「人生は続くだろう/カレンダーのように」を受けて、「calendar song」は「人生は続く/何度でも言う/そう/カレンダーのように」と結ばれる歌になりました。気負いのない、風通しのいい爽快な歌になりました。また歌う機会があれば。

いよいよ今日は10日間の展示の最後の日となりました。僕も午後から在廊して、サインなどに応えますのでお時間あればぜひ足をお運びください。カレンダー展は経堂から奈良へ巡回します。




2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”

本日最終日 13:00 - 18:00

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。原画の販売もあります!

経堂 cafe+gallery 芝生(http://shiba-fu.com/
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722  
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2016年01月18日

カレンダー展2011-2016 TALK & LIVE追加公演(2016年1月17日 @ 経堂 ギャラリー芝生)【SETLIST】




2016年1月17日(日)@ 芝生 cafe+gallery 芝生
カレンダー展2011-2016 TALK & LIVE追加公演


1.四月になれば彼女は(Simon & Garfunkel カバー)
2.I Think About(Toad the Wet Sprocket カバー)
3.北の国から〜life in a northern town(未発表)
4.言葉はうそつき(cobblestone)
5.気分(未発表)
6.何もない人(weekend)

7.思うことはいつも(cobblestone)
8.夏の日の幻(pilgrim)
9.glenville(home sweet home)
10.星降る街(home sweet home)
11.my favorite things(the loved one)
12.僕はネオアコで人生を語る(GTH in arppegio)

13.calendar song(新曲)
14.猫町オーケストラ(the loved one)  
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2016年01月17日

カレンダー展2011-2016 TALK & LIVE(2016年1月16日 @ 経堂 ギャラリー芝生)【SETLIST】




2016年1月16日(土)@ 経堂 cafe+gallery 芝生
山田稔明 カレンダー展 TALK & LIVE


1.I Think About(Toad the Wet Sprocket カバー)
2.僕はネオアコで人生を語る(GTH in arpeggio)
3.言葉はうそつき(cobblestone)
4.気分(未発表)
5.何もない人(weekend)
6.北の国から ーlife in a northern town(未発表)

7.tsubomi(neon, strobe and flashlight)
8.一角獣と新しいホライズン(新しい青の時代)
9.光と水の新しい関係(新しい青の時代)
10.星降る街(home sweet home)
11.my favorite things(the loved one)

12.カレンダーの歌(仮・新曲)
13.太陽と満月(the loved one)



本日も18時からギャラリー芝生でライブを行いますが
チケットは完売しています。15時頃からの在廊を予定、
17時半まではどなたも展示をご覧いただけます。
芝生での「カレンダー展」残り3日、ぜひお越しください。

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2016年01月16日

月刊ケ・セラ・セラ・ダイジェスト|今日は経堂ギャラリー芝生に一日います



去年の秋に高野寛さんと行った広島ツアーはずっと記憶に残る楽しい旅になりました。道の駅世羅での「月刊ケセラセラ」チームがライブ当日の模様をダイジェストムービーにしてくれて、その丁寧な仕事に感動しました。世羅ではまず最初に「おへそカフェ」という古民家をリノベーションした人気店に行ってご飯を食べたのだけど(猫が可愛かった!)、懇意にしているイスラエルの靴NAOT(高野さんとライブ共演したのもNAOT TOKYO)の宮川さんと繋がっていることを後から知ったり、やっぱり世の中は狭くて、いろんな点と点が線になっていくのが面白いと感じる。田舎と音楽、と言えば昨年は実家のある佐賀県基山町のお祭りでライブをやったのだけど、また春あたりに歌いにこないか?というお誘いがあって驚きと喜びを感じている。実現したら素晴らしいな。

会期を折り返した経堂ギャラリー芝生での「カレンダー展」は今日で7日目。本日は13時のオープンからずっと芝生に在廊する予定です。今日明日と18時からはミニライブ。「カレンダー」と「春夏秋冬」をテーマに選曲、なかなかレアなセットリストになりそうです。天気もいいので経堂散策をお薦めします。“ほぼ原画”販売も好評のようです。お気に入りの風景をあなたのお部屋に持って帰ってください。


2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”

13:00ー19:00(水木はお休み・最終日は18時まで)

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。原画の販売もあります!

1月16日(土)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演
料金1500円+ドリンク代500円
*THAK YOU!SOLD OUT!

1月17日(日)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演
料金1500円+ドリンク代500円
*残席わずか

経堂 cafe+gallery 芝生(http://shiba-fu.com/
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722  
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2016年01月15日

この冬一番の寒さとあたたかさ|映画「ひつじ村の兄弟」




お正月に映画館で映画を観るのが好きだ。「ああ、お正月だなあ」と思う。去年観たのは「ゴーン・ガール」でしたが、今年はストイックで地味な映画を。「ひつじ村の兄弟」はアイスランドが舞台の映画。牧羊の村での出来事を淡々と描く。無口で粗雑な彼らが羊を慈しむ姿が、僕らが猫を可愛がるのとほとんど一緒でちょっと泣いた。インディアンの古い言葉に「長年会っていなかった兄弟のように向かいあおう」というのがあるけれど、40年不仲の兄弟が不器用に心を交わそうと四苦八苦するが、兄弟のいない僕には新鮮な感覚。

アイスランドは人口25万人程度に対して羊の頭数が100万頭以上という羊大国なのだそうだ。暖冬の今年は東京に雪が積もるかどうかわからないけれど、真っ白に吹雪くスクリーンを観ながらこの冬一番の“寒さ”と“あたたかさ”を感じました。不仲の兄弟の意思疎通を助けるボーダーコリー犬がお利口で可愛かった。羊たちはモフモフしていた。静謐に響くサウンドトラックもとてもよかったです。新宿武蔵野館は妙に居心地がいい。予告編でも面白そうなのがたくさん紹介されていた。次はアメリカの映画を観にいこう。



昨年2015年は映画をあまり観ない1年だったが、それでも印象に残っているものがいくつもある。まずはやっぱり『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だが、個人的に「これはおれが推さなくては!」と思った『ゾンビーバー』のくだらなさ(と劇場内の観客の一体感)を特筆したい。そして『海街diary』はすぐにでも鎌倉へ出かけたくなる映画だった。『ラブ&マーシー 終わらないメロディ』や『Dearダニー 君へのうた』など清々しく音楽が立ち上がる映画も印象に残っています。今年は去年よりたくさん映画館へ行きたいと思います。  
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2016年01月14日

猫騒動 6thシーズン(3)チミママが帰ってきて地域猫に



突然の再会だったので涙が出るくらい嬉しかった。去年の夏にむさしの地域猫の会のスタッフの方の手により捕獲され避妊手術をしてもといた場所に戻された(TNR活動:そのときの記事はこちら)チミママと僕が名付けた猫は、ポチ実のお母さんなのだけど、その夏以来ずっと姿を見せることがなかったのが、この1月になって急に我家の庭先に現れた。あわててご飯をあげたらぺろりとたいらげて、その日以来だいたい毎日うちに通ってくるようになった。人が訪ねてきたら文字通り尻尾を巻いて逃げるポチ実だが、チミママが庭に現れると低い唸り声をあげながらもコンタクトをとるようにずっと窓からママを眺めて、彼女が塀の向こうに消えていくまでずっと見つめている。

チミママは昔からそうであるように、目ヤニひとつなく身体もまるまるとして健康そのもので美しい。無闇に近づこうとするとふわりと逃げるが、「チミママー、元気かい?」と話しかけると真ん丸な目でこちらを見つめてゆっくり瞬きをする。ご飯を食べ終わると大きく伸びをして軽やかにキャットウォーク(という名の塀)をしゃなりしゃなりと歩いてみせる。僕はその姿を見るのが嬉しくて、傍らにいるポチ実もすっとんきょうな顔でその優雅な姿を眺めるのだ。東京はここ何日かで急に寒くなったから、夜になるとチミママのことを考える。そして朝が来てうちにご飯を食べにくる姿を見たら僕は安心する、という日々がしばらく続いている。今日はチミママのボーイフレンドのクマがやってきたが、我が町内会の猫模様は引き続き面白い。チミママが帰ってきてよかった。地域猫として長生きしてくれたらいいなと思う。

ネコパブリッシングから年に4回刊行される雑誌「ねこ」の最新号(「ねこ」2016年2月号)に「猫と暮らす人生はかくも素晴らしい」という書き下ろしのエッセイを寄稿しました。現在発売中なのでぜひこちらもお読みいただきたい。“ねこ男子”の特集号ですが僕は意外と硬派な文章を書きました。お隣のお母さんが『猫と五つ目の季節』を読んでくれたそうで、垣根越しにおしゃべりしていたら「山田さんは本当に猫を愛してらっしゃるのね」と言われて、そう言われると笑いながら「そうなんです」と答えるしかない。猫騒動はまだまだ続くのです。




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2016年01月13日

奈良で“カレンダー展”と2年半ぶりのライブ開催が急遽決定しました!

速報!カレンダー展の奈良への巡回、2年半ぶりの奈良でのライブが決定しました。

NAOT_calendar展


山田稔明 カレンダー展 2011-2016 @ 奈良 NAOT NARA
2016年2月2日(火)ー2月13日(土)


SPECIAL LIVE:猫と五つ目の季節
2016年2月7日(日)
18:30開場19:00開演/予約3,000円(ドリンク付き)

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
シンガーソングライターが綴る72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。
原画の販売、オリジナルグッズも多数ご用意しました!
2月7日には奈良では2013年8月以来2年半ぶりとなるライブも決定。
オフィシャルサイトRESERVE/NAOT NARAにて予約受付

NAOT NARA(http://naot.jp/
奈良県奈良市芝突抜町8−1
OPEN:火曜〜日曜 (11:00〜日没)  
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2016年01月12日

経堂ギャラリー芝生でのライブ、追加公演決定|本日発売「ねこ(2016年2月号)」に寄稿しました



好評開催中の経堂ギャラリー芝生での「山田稔明カレンダー展2011-2016」、本日5日目で明日と明後日はお休みとなります。昨日も夕方から在廊しましたがたくさんの方に足を運んでいただいてとても嬉しいです。芝生にある『猫と五つ目の季節』を全部サイン本にしました。すべて異なるイラストを描きましたので手にとって眺めてみてください。このカレンダー展、関西方面での開催が急遽まとまりそうで、それについては近日中にお知らせします。今週末16日開催のトーク&ライブは早々に定員数に達してチケット完売しましたが、翌17日に追加公演を行います。小さなスペースで限られた収容人数でのスペシャルなライブとなります。ぜひこの機会をお見逃しなく。


2016年1月17日(日)@ 経堂ギャラリー芝生
山田稔明カレンダー展 2011-2016 @ トーク&ミニライブ

17:45 開場/18:00開演
料金1500円+ドリンク代500円
受付フォーム

経堂 cafe+gallery 芝生(http://shiba-fu.com/
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722


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そしてもうひとつお知らせ。本日1月12日発売のネコパブリッシング刊「ねこ」(2016年2月号)に書き下ろしエッセイ「猫と暮らす人生はかくも素晴らしい」を寄稿しました。“ねこ男子”特集ということで、そこに名前を連ねさせていただいて光栄です。見開き2ページ、たっぷり書かせていただきました。本屋さんでぜひ手にとってみてください。そして、『猫と五つ目の季節』感想コメント&写真コンテストに参加していただいたたくさんの皆さんに感謝。賞品受賞者にはミルブックスから連絡させていただきました。すべての声と画像が励ましになりました。引き続きよろしくお願いします。

  
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2016年01月11日

20年前のこと、15年前のことを思い出す



今年も成人式の季節だ。1995年から96年生まれの人が今年の新成人ということで、今から20年前自分が何をしていたかをぼんやりと思いかえすと、1995年に僕は大学4年生で、20年前のちょうど今頃は映像制作会社への就職が決まってぼんやりと日々を過ごしていたはずだ。悪あがきのようにデモテープをいろんなところに送りまくっていた頃で、レーベルやコンテスト、当時テレビでやっていた「えびす温泉」というオーディションにも送って、ぽつぽつと決定打にならない返事を受け取っていたように思う。恐らく人生のなかでもっとも不安だった時期ではないだろうか。ヒマで不安なのが一番たちが悪い。僕はこの20年前にはもう戻りたくない。

それから5年後の2001年、ちょうど今から15年前の成人の日に、僕は横浜アリーナのステージの上で演奏していた。GOMES THE HITMANがシングル「饒舌スタッカート」(ポチが表紙の運命のレコードだ)をリリースする直前、僕らは横浜市の成人式をお祝いする演奏をやったのです(この季節になるといつも振り返る思い出ですがご存知ない方もたくさんいらっしゃると思います)。午前の部と午後の部の2回、数万人を前に演奏しました。ちょうど「荒れる成人式」の始まりのころで、午前中はとても不穏なステージ、そして午後にはやんちゃな子たちがステージに上がってくるというエキサイティングなライブで、ずっと忘れません。

そう、「饒舌スタッカート」から15年が経つのだ。感慨深い。

  
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2016年01月10日

カレンダー展2日目|新春みかんの会



昨日のこと、経堂ギャラリー芝生での「山田稔明 カレンダー展 2011-2016」お昼から在廊、たくさんの方に足を運んでもらってとても幸せ。フェルト作家の猫ラボさんが遊びにきてくれて、窓際に佇んでこの展示を見守ってくれている羊毛フェルトのポチをチクチクと針でさしてメンテナンスしてくれた(その瞬間に立ち会えた方は貴重な光景でしたね)。ちょうど猫ラボさんがいらっしゃるときに一人のおばさまが「去年の春に猫を亡くしたんですが、あなたに猫を作っていただくことって可能なのかしら?」と目をうるませて入店されたり。「猫」をきっかけに親密な会話が始まるシーンに今年もいくつも出会うのです(おばさまは『猫と五つ目の季節』を嬉しそうに買って帰られました)。カレンダー展は19日まで。本日も13時から19時までオープンしています。僕の在廊情報はTwitterでお知らせします。

夜になって経堂を出て巣巣へ。dans la nature千葉奈津絵さん(なっちゃん)と作家・作詞家の高橋久美子さんが食とみかんについて語る年始に恒例の「新春みかんの会」、久美子ちゃんちの無農薬みかんが主役で今年4年目(!)。去年は生まれたばかりのなっちゃんの息子くんに会いにいったり、久美子ちゃんとは一緒に徳島銘菓のCMソングを作ったり(「幸せほっぺのマンマローザ」)したけれどみんなで会うのは本当に久しぶり。今年はもっと頻繁にお茶したりムダ話をしたりしたいな。谷川俊太郎「生きる」に倣ってお客さんたちと一緒に「食べる」という詩を作る行程が楽しかった。

なんだか、どんどん2016年が始まっていきます。
新成人の皆さん、おめでとうございます。  
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2016年01月09日

72ヶ月分のメモリーズ



昨日のこと、経堂ギャラリー芝生での「山田稔明 カレンダー展 2011-2016」が始まった。「山田さんのカレンダーで何か展示をやりませんか?」と店主ユサさんから依頼されたのは昨年末。それからバタバタと忙しくしてしまい、一夜漬けの学生のごとく年が明けてから取りかかった展示ですが、見どころたくさん盛りだくさんな空間になりました。6年分とはかくもたくさんの記憶か、としみじみします。初日からたくさんのご来場ありがとうございます。展示してある“ほぼ原画”はカレンダーデザインから描き起こしたオリジナル作品で、すべてご購入できます。小箱のなかに閉じ込めた季節をぜひみなさんのお部屋のどこかで飾ってもらえたら嬉しいです。

ご要望の多かったバックナンバー、2011年から2015年までのデッドストックも販売。過ぎ去った暦、と思ったら大間違いで2011年のカレンダーは2022年に、2012年は2040年、2013年はオリンピックより手前の2019年に、というように未来にリユースできます(遠い目で想像しましょう)。会場入口には芳名帳が置いてありますのでぜひひと言を。その際、何年の何月が一番好きか添えてもらえたら嬉しいです。僕はいろんな思い入れがあって2014年6月のカレンダーが一番好き。

経堂に遊びにくるならすずらん通りを歩いてハルカゼ舎、stockと雑貨屋巡りをするのがお薦めです。ラーメン秀は週末は行列ができるかな。僕はWAKASUGIという昭和っぽいパン屋で買い食いするのが好きです。芝生に行けば「経堂散歩マップ」がもらえます。今日も僕は13時からしばらく在廊予定。サインなどもしますのでCDや本など持ってきてください。たくさんの方とお会いできることを楽しみにしています。


2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”

13:00ー19:00(最終日は18時まで)

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。原画の販売もあります!

*1月16日(土)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演
料金1500円+ドリンク代500円
*THAK YOU!SOLD OUT!

経堂 cafe+gallery 芝生(http://shiba-fu.com/
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722
  
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2016年01月08日

山田稔明カレンダー展2011-2016|本日13時から経堂ギャラリー芝生にて開催

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2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”

13:00ー19:00(最終日は18時まで)

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。原画の販売もあります!

*1月16日(土)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演
料金1500円+ドリンク代500円
*THAK YOU!SOLD OUT!

経堂 cafe+gallery 芝生(http://shiba-fu.com/
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722


  
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2016年01月07日

明日から経堂ギャラリー芝生で「カレンダー展」始まります



昨日は免許更新で試験場へ。11月からずっと忙しくしてどうにも時間が取れなかったのがギリギリになってしまい焦った。2時間講習を受けないといけなかったのだけど、2014年のHARCOとの新潟ツアーのときに犯したスピード違反を思い出し気を引き締めました。試験場にくるといつも不思議な感覚がある。この教室で講習を受けてる人たちってだいたい射手座か山羊座か水瓶座なのかー、と思うと面白い。

そして今日は昼から出かけて経堂ギャラリー芝生にて「山田稔明カレンダー展 2011-2016」の搬入と設営。72ヶ月分のカレンダー、そして正月明けの4日からずっと取りかかっていた、カレンダーデザインから描き起こした直筆の“ほぼ原画”約50点を壁に。2011年から続くカレンダー制作においては、コピー用紙とかチラシの裏なんかにさっと描いた絵や思いがけずうまく描けたイラストをスキャンしたりコラージュしたりして作ることが多いので厳密な“原画”というのがない。あらためて6年分のイラストをなぞってみるのは新鮮な作業でした。“ほぼ原画”たちはすべてご購入いただけます。カレンダーの展示ということで必然的に春夏秋冬を駆け抜けるような空間になりました。ぜひ皆さんの目でご確認ください。そっと音楽が聴こえてくると思います。明日13時からスタート、明日は開店時から在廊する予定です。



2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”

13:00ー19:00(最終日は18時まで)

2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。原画の販売もあります!

*1月16日(土)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演
料金1500円+ドリンク代500円
*THAK YOU!SOLD OUT!

経堂 cafe+gallery 芝生(http://shiba-fu.com/
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722  
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2016年01月06日

徳島14gでのライブが決定しました!

ついに、というかようやく、というか、念願の徳島14gでのライブが決定しました。アアルトコーヒー庄野さんと知り合ったのは2010年春。以来数々のステージをともにしました(音楽家と珈琲豆焙煎人という垣根を越えて)。庄野さんが「14g」というコーヒースプーン一杯の重さをその名に冠した2軒目のお店を作るときに「ミュージシャンが楽器だけ持ってくればライブができるシステムを備えたいのだけど」と問われ機材を手配したのは僕。そして「庄野さん、『14g』ってなんて読むんですか?『じゅうよんぐらむ』?」「あ、読み方決まってない」「『ワンフォージー』がいいんじゃないですか?」「それ決まり!」と読み方を決めたのも僕だったかもしれない。そんなお店にようやっとたどり着けると思うとわくわくします。落合さん、旅ベーグルのMJという旧知のみんなと一緒というのもいい。アアルトコーヒー10周年をお祝いします。

14g72


2016年2月6日(土)@ 徳島 14g
“山田稔明 LIVE at 14g - Oh! Mountain”

18時開場18時30分開演/予約3,500円 当日4,000円
*旅ベーグル特製HIGASHI ALPSベーグル
aalto coffeeのHIGASHI ALPSブレンド付き
出演:山田稔明

aalto coffeeが手がけるカフェ「14g」でのライブがついに決定。
落合恵さんの原画展初日を音楽でお祝いします。新しい旅が始まった
旅ベーグルも参加のこの日は、めでたいアアルトコーヒーの10周年記念日!

山田稔明オフィシャルサイト、14gにて予約を受け付けます

RESERVE

14g予約:14g@aaltocoffee.com / 080-6282-3266
*お名前、人数、お電話番号をお伝え下さい

落合恵原画展「Oh!Climb」
2016円2月6日(土)-21日(日)

14g by aalto coffee
徳島市東新町1-14 2F
080-6282-3266  
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2016年01月05日

2016年初め|チミママが帰ってきた



去年の夏にむさしの地域猫の会に相談してTNR(T=捕獲して N=不妊手術して R=元いた場所に戻す)を施したチミママ(ポチ実のお母さん野良猫)はその後一切姿を見せなかったのだけど今日突然うちの庭にやってきた。左耳に地域猫を示すカットが確認できた。ご飯をたらふく食べていった。毎日遊びにきてくれたらいいのに。ポチ実は2階のベランダからチミママを見つけ、声にならない声で呼びかけていた。チミママにまた会えてとても嬉しい。

昨日から諸作業に着手。今週末から開催される「山田稔明カレンダー展 2011-2016」の準備をひーひー真夜中まで。5年分のカレンダー、72ヶ月分のイラストをあらためて並べてみるとその時間分の思い出がよみがえるのだな。ポチが天国へ旅立った2014年6月のカレンダーは雨のなかで紫陽花を見つめる猫の絵。7月になってもカレンダーがめくられなかったことを思い出す。8日(金)から経堂ギャラリー芝生にて。ぜひご来場ください。そして今日は今年初のレコーディングスタジオ、ある案件の録音作業。とても刺激的で創作意欲が沸いた。また今年も新しいCDを作れたらいいな。



2016年1月8日(金)-1月19日(火)
“山田稔明 カレンダー展 2011 - 2016”


2011年以来こつこつと作り続けた、山田稔明が描く猫イラストの
カレンダー。その6年分のイラストを一挙に公開します。
72ヶ月分の“猫のいる暮らし”です。

1月16日(土)トーク&ミニライブ
17:45 開場/18:00開演

料金1500円+ドリンク代500円
*THANK YOU!SOLD OUT!

経堂 cafe+gallery 芝生
156-0052 東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722


  
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2016年01月04日

今年最初のソロ弾き語りワンマン|夜の科学 in 下北沢lete開催決定!(本日21時から受付開始)

今年最初の弾き語りソロワンマンをいつもの空間で。
本日夜21時からチケット受付を開始します。

2016_2_3


2016年2月3日(水)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽12”

19:00開場/20:00開演/料金3,500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

2016年最初のソロ弾き語りフルタイムのライブをleteで。
小さなスペースでの定期演奏会も4年目に突入、
新しい実験の場所で新しい季節の歌を歌います。

*通販STOREチケットセクションにて1月4日 21:00からチケット販売開始!

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp/
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2016年01月03日

杉まつりが終わりお正月が始まる(1日だけ)



昨日のこと、毎年恒例の“吉祥寺の杉まつり”。お昼から会場入りして16時にライブがスタートして22時に終演。出演者36名全51曲6時間というものすごい一日でした。僕は最新作からの「太陽と満月」そして杉さんからのリクエストで「月あかりのナイトスイミング」を3年連続で歌わせていただいた。ドラムはけっちゃんでした。ライブ終盤の村田和人さんのステージで、僕が歌詞を提供した「Brand New Day, Brand New Song」にコーラスで参加、杉さんと村田さんに挟まれた真ん中でタオルがぶんぶん振り回される客席を体感できたことが嬉しかったです。

出演者皆さん唯一無二の素晴らしい演奏ばかりでしたが、種ともこさんの鬼気迫るポップネスに特に感動した。少し前にいただいた新譜で音には触れていたんだけど、シンガーソングライター然とした立ち居振る舞いがかっこよかった。満員御礼、たくさんのお客さん。お正月から長丁場を盛り上げていただきありがとうございました。心強いスタッフ、スターパインズカフェの皆さん、舞台監督の八木沢さんにも心から感謝。そしてこれだけたくさんのミュージシャンとお客さんをひとつにさせる魔法使い、杉真理御大に敬意を評します。今年もお年玉をありがとうございます。明けましておめでとうございました。

やっとほっと一息ついて「お正月」が一日だけやってきたような1月3日です。


  
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2016年01月02日

週末の夜をダラダラと過ごすならジョン・キューザックとかゾンビの映画なんかいい




週末の夜をダラダラと過ごすならジョン・キューザックとかゾンビの映画なんかいい。そういう一節を「my favorite things」という歌のなかに書いた。ジョン・キューザックなら『ハイ・フィデリティ』で、ゾンビの映画というのは当初は『ウォーキング・デッド』シリーズだったのだけど、シーズンが進むごとに内容がものすごいことになってきて1エピソードを観るたびに身体がこわばり溜息をつくことになり、「ダラダラと過ごすなら」というのにはそぐわなくなってきて、ポテトチップスでも食べながら楽しむなら『カリフォルニア・ゾンビ逃避行』とか『ウォーム・ボディーズ』とか『ゾンビランド』とか、筋金入りのゾンビファンなら“邪道”といいそうなやつのほうがいい(昨年劇場で観た『ゾンビーバー』は最高だった)。

しかし、だ。昨日は一日休みだったのでついに意を決して、先に進めないままだった『ウォーキング・デッド』に向き合った。気分を高めるためにもうすでに観たエピソードを数回分を見返していたらあっという間に夜になって、結局わなわなと震えながら1エピソードを消化したところで疲れ果てた。『ウォーキング・デッド』をまとめて観るのは心臓に悪い。いつも想像することは、本当に世界の終わりがこんなふうだったら、ということだ。猫がゾンビになったら僕ら愛猫家はどうするだろうか。愛する人が転化したら?しかしつまるところ、ゾンビより人間のほうが恐ろしい。

ということで、今日はスターパインズカフェにて恒例の“吉祥寺の杉祭り”、ポップス界の先輩、御大たちに混ざって歌ってきます。




2016年1月2日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ

“吉祥寺の杉まつり2016 〜皆さまにとってこの1年が申年でありますように〜”

15:00開場16:00開演/前売6000円当日6500円(ドリンク代別途)
今年も杉真理さんの杉まつりに参加させていただきます!

[白組] 伊藤銀次・岩澤幸矢・SACHA KNITZ・杉 真理・鈴木雄大・
東郷昌和・十×十SATisFaCtiON・徳武孝音・松尾清憲・村田和人・山田稔明
[紅組] Aisa・井上昌己・遠藤響子・種ともこ・峠 恵子・なかの綾・野田幹子・渡辺かおる(以上五十音順)
演奏:紅茶キノコ&ゲストミュージシャン
坂本 洋・田上正和・藤田哲也・杉 未来・里村美和・高橋結子・清水 淳・
細井 豊・関 雅夫・渡辺 格・稲葉 智・橋本 哲・星 宣彦・村田彼方 他

吉祥寺 スターパインズカフェ
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251  
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2016年01月01日

a happy new year 2016

2016 年賀状_omote


大晦日に刷り上がったNEW YEAR GREETINGのカード  
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太陽と月のメロディ(2015年12月31日 @ 吉祥寺スターパインズカフェ)|あけましておめでとうございます|明日は吉祥寺の杉祭り




2015年12月31日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ
“太陽と月のメロディ”


1.my favorite things
2.太陽と満月
3.ポチの子守唄
4.些細なことのように
5.small good things
6.猫町オーケストラ


昨日のこと。お世話になっている地元吉祥寺のスターパインズカフェの大晦日イベント昼の部にお誘いを受け、久しぶりに年末に歌を歌う。お昼に始まったライブ、1年の締めくくりということで2015年6月の愛猫ポチの一周忌に完成し7月7日にリリースされたアルバム『the loved one』を曲順どおり全曲演奏。持ち時間は25分と短かったが作品まるまるひとつ分の世界を作れたような気がしました。共演には友人高橋徹也さん。彼は彼なりの2015年の締めくくりを。「夜のとばりで会いましょう」を歌う前に僕の曲「予感」の一節を歌うのを聴き、のけぞって驚き、感動。忙しい大晦日にたくさんのご来場ありがとうございました。

ライブが終わってもまだ夕方だったので、いつもより人出の少ない吉祥寺をタカテツさんとふらふらとカフェへ。今年最後のお茶飲み話はパンケーキとワッフルで。2016年の野望について語り合いました。帰宅したらもう夜で、近所の近藤研二さん宅で鍋をしながら紅白歌合戦を見ていたらもう日付が変わる時間。大晦日の夜に印象的だった音楽は「おれこの曲好きなんだよなー」と近藤さんがおもむろにガットギターを取り出して弾いたX JAPANの「Forever Love」だった。年が明けて最初の作業は近藤さんちのモイスタジオでデモ録音。昼も夜も友人と過ごすこんな年越しも楽しくていいな、と思いました。新年明けましておめでとうございます。2016年もよろしくお願いします。

明日は毎年恒例(5年目?)“吉祥寺の杉祭り”です。前売券は完売していますが、立ち見の当日券の販売の予定があるそうです。年の始め、5時間越えのイベントに一度参加してみてはいかがですか?今年も僕はスペシャルバンドをバックに自分の歌を歌わせていただきます。



2016年1月2日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ

“吉祥寺の杉まつり2016 〜皆さまにとってこの1年が申年でありますように〜”

15:00開場16:00開演/前売6000円当日6500円(ドリンク代別途)
今年も杉真理さんの杉まつりに参加させていただきます!

[白組] 伊藤銀次・岩澤幸矢・SACHA KNITZ・杉 真理・鈴木雄大・
東郷昌和・十×十SATisFaCtiON・徳武孝音・松尾清憲・村田和人・山田稔明

[紅組] Aisa・井上昌己・遠藤響子・種ともこ・峠 恵子・なかの綾・野田幹子・渡辺かおる(以上五十音順)

演奏:紅茶キノコ&ゲストミュージシャン
坂本 洋・田上正和・藤田哲也・杉 未来・里村美和・高橋結子・清水 淳・
細井 豊・関 雅夫・渡辺 格・稲葉 智・橋本 哲・星 宣彦・村田彼方 他

吉祥寺 スターパインズカフェ
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251


  
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