2016年07月31日

夏の日の幻?



昨日の緒川たまきさんとのイベント「猫好きにわるいひとはいないー猫にまつわる本と音楽」、最初から最後までずっと楽しくて緒川さんの猫好きなところがちょっとどうかしてるくらいに溢れだして、美しくて優しくて穏やかで、ものすごい多幸感にあふれた時間になりました。また改めてイベントの模様を振り返りたいと思いますが、とにかく今は「ああ、終わってしまった…」という呆然とした感覚のなかにいます。皆さんも楽しかったでしょうか。ぜひ感想などをコメントしてください。

イベント終了後に蔵前NAOT TOKYOに移動して、友だちと集まってみんなで隅田川花火大会。40数年生きてきてこんな至近距離での花火を初めて見ました。音、光、歓声、興奮と笑顔とおしゃべり。言葉にできない、とはこういうことだ。はやくも今夏のハイライト、夏の日の幻?物語の繰り返しか?後にも先にもこれきりか?季節が過ぎていくのをさびしく見送っても、まだまだ暑い夏が続くし、ドラマのない夏などない。

来週は長野のキャンプ場でのライブ、そして中目黒での恒例行事。  

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2016年07月30日

夏の日のパイドパイパーハウスと夢街名曲堂



おとといのこと。梅雨明けの報を聞きながら、いつもお世話になっている長門芳郎さんと土橋一夫さんのラジオ番組『ようこそ夢街名曲堂へ!』の収録で九品仏のスタジオまで出かけた。お昼過ぎから始まって『pale/みずいろの時代』特集、そして「サマーソング特集」にも混ぜてもらって2週分、録り終わって外に出たらもう夕刻のオレンジ色の風が吹いていた。長門さんはこの夏タワーレコード渋谷5階にオープンしたパイドパイパーハウスでの店長仕事の毎日が刺激的だからだろうか、とても元気だ。8月21日にインストアイベントでご一緒できることが嬉しい。2、3年前にたまプラーザのアメリカンダイナーで長門さんとご飯を食べながら刺激的な日本のロックやポップスの話をたくさん聞いて「へええ!」と何回も驚いて、長門さんに「その話まとめて本にしてください。いや、なんなら映画に!」と熱く訴えた夜を思い出す(僕は長門さんがべアズビルスタジオで『Automatic』の録音中のR.E.M.と一緒になってマイケル・スタイプと一緒にテレビを観たりゲームをした話を聞くのが大好きだ、何度聞いても)。

僕の『pale/みずいろの時代』がパイドパイパーハウスの「CITY POP」というカテゴリーのところに置かれていることを長門さんは「山田くんはCITY POPじゃないよねえ?」妙に気にしていて、この日の収録のときには「ネコードのコーナー作ろうか!」と盛り上がっていた。キャロル・キングやボブ・ディランと並べてもらえたらそれはとても光栄だ。この夏、そして1月までは週末に渋谷に行くことがあったらタワーレコード渋谷5階のパイドパイパーハウスに長門さんを訪ねることをお薦めする。勇気を出して話しかけたらニコニコとなんでも教えてくれるはずです。


<ラジオ出演情報>

K-MIX, FM PORT「ようこそ夢街名曲堂へ!」
*山田稔明ニュー・アルバム『pale / みずいろの時代』特集

 放送日:
 [K-MIX] 2016年8月20日(土)21:00〜21:55 O.A.
 /再放送8月22日(月)28:00〜28:55 O.A.(=火曜早朝4:00〜4:55 O.A.)
 [FM PORT] 2016年8月21日(日)16:00〜17:00 O.A.
 放送局:K-MIX(静岡エフエム), FM PORT(新潟県民エフエム放送)
 パーソナリティ:長門芳郎/土橋一夫
 ゲスト:山田稔明

K-MIX, FM PORT「ようこそ夢街名曲堂へ!」
*サマー・ソング特集

 放送日:
 [K-MIX] 2016年8月27日(土)21:00〜21:55 O.A.
 /再放送8月29日(月)28:00〜28:55 O.A.(=火曜早朝4:00〜4:55 O.A.)
 [FM PORT] 2016年8月28日(日)16:00〜17:00 O.A.
 放送局:K-MIX(静岡エフエム), FM PORT(新潟県民エフエム放送)
 パーソナリティ:長門芳郎/土橋一夫
 ゲスト:山田稔明

「ようこそ夢街名曲堂へ!」公式HP 
※LISMO WAVE/ドコデモFM/Radiko.jpプレミアムを使えば全国で聴取可能。
※番組宛のお便りはこちらまで。[K-MIX] meikyoku@kmix.jp [FM PORT] yume@fmport.com



<インストアイベント @ パイドパイパーハウス!>

2016年8月21日(日)@ タワーレコード渋谷店 5F
PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA前特設スペース
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念
山田稔明+長門芳郎トークショー

出演:長門芳郎、山田稔明
日時:2016年8月21日(日)15:00 -

参加方法:観覧はフリーです。
サイン会参加券配布店舗:渋谷/新宿/池袋/横浜ビブレ店の4店舗
内容:トークショー・サイン会

対象店舗で山田稔明 「pale/みずいろの時代」(GTHC-0008)をお買い上げ
いただいたお客様に、先着でサイン会参加券を差し上げます。サイン会参加券を
お持ちのお客様はトークショー終了後、サイン会にご参加頂けます。

*イベント詳細はHPをご確認ください  
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2016年07月29日

秋の始まりにイベント参加が決定しました【チケット明日発売】

akinoyonaga

秋の始まり、9月にイベントへの参加が決定しました。僕はサトミツ&ザ・トイレッツのメンバーとして、さらには山田稔明ソロで演奏します。共演はコアラモード、そしてサトミツ&ザ・トイレッツの仲間でもあるキンモクセイの伊藤俊吾くん。コアラモードはSONYのアリオラというレーベルの二人組。アリオラは元々はキンモクセイとGOMES THE HITMANの所属レーベルだったBMG JAPANの現在のかたち、すなわちみんな同胞ということになります。コアラモードは去年GOMES THE HITMANのライブを観にきてくれたりして可愛い後輩です。場所は渋谷WWW、ステージに立つのは初めてで楽しみです。また敏腕のミュージシャンたちにいろいろ手伝ってもらってこの日しかできないことをやろうと思っています。チケット発売は明日。ぜひご来場ください。



2016年9月3日(土)@ 渋谷 www
“秋の夜長の音祭り”

16:30開場 17:00開/前売3,500円 当日4,000円
出演(五十音順):
伊藤俊吾(キンモクセイ)、コアラモード、サトミツ&ザ・トイレッツ
山田稔明(GOMES THE HITMAN)、まちだガールズクワイア(オープニングアクト)

チケット発売日:7月30日(土)
イープラス

渋谷 www (http://www-shibuya.jp/)
〒150-0042渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下
03-5458-7685  
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アウトプットとインプット|Pat SansoneとSING STREET



先週末を今年最後の夏休みと宣言したものの、ここ数日いろんなところに出かけていっているから「遊んでるじゃん」と突っ込まれがちだが、苗場から帰ってきてからずっと旧知の友人とのプロジェクトで作詞作業で朝から根詰めて仕事をして夜になったら出かけるという、アウトプットしてインプットしにいくという日々だ。

火曜日はパット・サンソンのライブを観に下北沢へ出かけた。週末に苗場の一番大きなステージで観たWILCOのメンバー、この日は同じくWILCOのジョンとのバンド加入前からのプロジェクト「The Autumn Defence(オータム・ディフェンス)」のパットによるソロ、と呼んだほうがしっくりくるかもしれない。ラカーニャでオータム・ディフェンスを観たのは2013年の春だったが、同じく今回も親密な空間で彼の歌を聴いて感動した。シンプルなギター弾き語りは彼のボーカリストとしての素晴らしさを引き立てて、PCからのバックトラックとの演奏も効果的に楽曲の世界観をひろげたが、一番グッときたのは静と動のコントラストが印象的なピアノでの弾き語りでした。終演後に握手とサインをいただき、フジロックとこの日のステージの素晴らしさを伝えた。「そのTシャツいいね、何のTシャツ?」「R.E.M.のやつ」「Oh!」というやりとりが嬉しかった。相変わらずの色男だった(ライブを観にきていたジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナーも然り)。

翌日水曜日は映画へ。ずっと観たかったジョン・カーニー監督作品『シング・ストリート 未来への歌』の招待券を友人が「これ好きなやつでしょ?」とプレゼントしてくれたのだ。ジョン・カーニーの描く物語は『ONCE ダブリンの街角で』にせよ『はじまりのうた』にせよ音楽好きにはたまらない視点がある。レディースデイということもあって映画館は大盛況だったが、映画も予想以上に素敵なものだった。僕は高校生の頃からバンドを組んで今も音楽を作っているが、誰かと一緒に作詞作曲をするという作業をあまり経験していない(ひとり篭って曲ができてからメンバーに聞かせるから)ので映画の中の少年たちが刺激し合い呼応しあって歌が完成していく様を見て羨ましく思った。僕が体験したかったもうひとつの青春はこんな感じだったのかもしれない。泣いた。サウンドトラックもパンフレットも全部欲しくなる類の映画が年にいくつかあるけれど、『シング・ストリート』はまさにそういう一本だった。

アウトプットとインプット、なにかをリリースしたらなにかを取り込むのが摂理である。

  
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2016年07月28日

夏休みの最後の日|下北沢leteでの定期演奏会が決定しました

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やっぱり8月31日っていうと夏休みの最後の日というイメージがあり、切ないようなセンチメンタルな気分をいまだに感じますが、最近はそれより早く学校が始まるところが多いらしいですね。こないだ一緒にフジロックを楽しんだ小さな友だち小6のハルと話していろいろ知りました。それでも僕らにとって(あなたにとってもそうでしょう)8月31日というのは夏休みの終わり、小さな秋の始まりなのです。下北沢leteでの定期演奏会をこの日に行います。


2016年8月31日(水)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽15”

19:00開場/20:00開演/料金3,500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

恒例leteでのソロ弾き語り定期演奏会は15回目。
8月最後の日に宿題提出の気持ちで夏休みの総括を。
晩夏、そしてひとつ先の季節の歌を歌います。

8月1日(月)21時オフィシャルサイトにてチケット受付開始
オフィシャル通販STOREチケットセクション  
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2016年07月27日

真夏のライブインフォメーションまとめ

ogawayamada

おそらく明日くらいには梅雨も明けるでしょう。夏はたくさんのイベントを予定しています。今週末はいよいよ楽しみにしていたBOOK MARKETでの緒川たまきさんとのトーク&ミニライブ、チケットはすべて完売。発売から8ヶ月も経った『猫と五つ目の季節』の出版記念イベントとしてこんな素敵な催しが実現するなんて夢のようです。猫の本についての話からどんなふうに広がっていくでしょうか、楽しみでワクワクしています。そしていよいよ8月、来週6日(土)長野の木崎湖キャンプ場でのALPS BOOK CAMP、僕が購入した野鳥の会の長靴やポンチョが活躍する機会があるでしょうか。僕はお昼、13時から歌います。木下綾乃さんや落合恵さんなど仲良くさせていただいているイラストレーター組もいて楽しみ。タイムテーブルなども発表されていますのでこちらをご覧になってお越しください。

そして翌日8月7日(日)は5年目の中目黒トラベラーズファクトリー、オリジナル手帳(かわいい“みずいろ手帳”が完成しました)とアアルトコーヒーのアイスコーヒー、もりかげ商店のお菓子付きの夏祭りも完売御礼。この日は佐々木真里さんのキーボードとデュオ編成ですが、加えて特別ゲストとして「幸せの風が吹くさ」に声を吹き込んでくれた友人であり尊敬するシンガーソングライター高橋徹也氏を迎えてセッションをすることになりました。超お楽しみに。

その次の週は新潟に行きます。砂丘館という昭和8年に作られた歴史的建造物のなかで新井仁さん(NORTHERN BRIGHT、SCOTT GOES FOR、サニーデイ・サービス)との共演ライブです。新井さんも愛猫家、この日だけの猫パネル展も予定されています。ドリンクを旧知のツバメコーヒーさんが提供してくれるとのこと。繋がり続ける繋がり。そしてその週末は等々力にある家具と雑貨のお店巣巣で追加公演的ライブ、この日は「Qui La Laの夏物語」に爽風を吹かせたガールズバンドたんこぶちんのボーカル、MADOKAちゃんとの共演。一緒に演奏するのは初めてなのでとても楽しみです。新井さん、タカテツさん、MADOKAと新鮮なセッションが続きます。

そして8月21日は毎夏恒例、タワーレコード渋谷店でのインストアイベント。今年はタワレコ内に期間限定で復活した伝説のレコードショップ「パイドパイパーハウス」の長門芳郎店長とのトークとミニライブを。この日限定の内容のおしゃべりと歌をお届けしたいと思います。楽しい週末の予定が目白押しの8月です。夏バテせずに駆け抜けたいと思います。皆さんもぜひ並走を。



<LIVE SCHEDULE 2016 SUMMER>


7月30日(土)@ 日本出版クラブ「BOOK MARKET 2016」会場内
『猫と五つ目の季節』刊行記念トーク&ライブ
猫好きにわるいひとはいないー猫にまつわる本と音楽
15時開場15時30分開演(17時終演予定)/料金2000円(税込)
出演:緒川たまき、山田稔明/企画:ミルブックス


8月6日(土)@ 木崎湖キャンプ場(長野県大町市平森)
“ALPS BOOK CAMP 2016”
*イベントは5-7日開催、山田稔明は8月6日13時の音楽ステージに出演します
入場料|1日 1,000円/前夜祭 500円・小学生以下無料
イベントHP(http://alpsbookcamp.jp/


8月7日(日)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー
TRAVELER’S SUMMER FESTIVAL ‘16
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念ライブ
“夜の科学 at TRAVELER’S FACTORY - 夏はみずいろ”
第一部:14時開場/第二部:17時開場
出演:山田稔明 with 佐々木真里/ゲスト:高橋徹也



8月11日(木・祝)@ 新潟 砂丘館
“SONG BOOK - different shades of blue -”
16:30OPEN 17:00START/前売3500円 当日4000円(D代別途)
出演:新井仁、山田稔明



8月13日(土)@ 等々力 巣巣
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念ライブ
“夏はみずいろ at 巣巣”
18:30開場19:00開演
料金4000円(熊本のタルト屋Tarteletteさんのお菓子とアイスコーヒーつき)
出演:山田稔明 with 佐々木真里/ゲスト:MADOKA(たんこぶちん)



8月21日(日)@ タワーレコード渋谷店 5F
PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA前特設スペース
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念
山田稔明+長門芳郎トークショー
出演:長門芳郎、山田稔明


詳細・ご予約方法等についてはこちらをご覧ください  
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2016年07月26日

FUJI ROCK FESTIVAL 2016、25キロの旅



先週のこと、この夏唯一の予定のない週末。あるいは恣意的にそこをアンタッチャブルな日程として仕事をいれなかったのかもしれないが、とにかくフジロック・フェスティバル2016に出かけていった。去年初めて体験して(去年は付き合いで嫌々行ったのだけど)その楽しさに「ああ、食わず嫌いだったなオレ」と反省したのです。大好きなコートニー・バーネットが出ることが今年2月に第一弾出演発表されたときから行く気満々だったのが、TWEEDYの春のライブでウィルコの出演も告知されて決定的となり、そのふたつのアクトが初日と二日目と割れたことで2度目にして泊まりがけでのフジロック2日間参加と相成りました。

期待通りベストアクトは初日のコートニー・バーネットと2日目のウィルコ。長靴やポンチョなど買って気分高揚していましたが2日間とも晴れてとても快適で、初日はコートニーを最前列で観た後はリー・ペリーのダブサウンドとジェイムズ・ブレイクの生ウィルヘルムの叫びに震え、幻想的なシガーロスを堪能、翌日は朝からコレクターズとアルバム・リーフ、バンド仲間でもある森信行くんが参加した扇田裕太郎さんのデヴィッド・ボウイ『ジギー・スターダスト』全曲再現ライブ、ギミックのないウィルコのステージに感服して、ベックのヒット曲群に90年代を想いました。2日目に友だち親子と合流したのも楽しくて、ハルくんは小6にしてフジデビュー。僕らのウィルコに付き合った後はパンパンのクロマニヨンズの最前列までたどり着いて楽しそうでした。温泉に入って疲れを洗い流して帰京(疲れは実際には落ちませんでしたが)。iPhoneの歩数計を見たらこの2日間で25キロ歩いていた。ある意味、音楽の巡礼旅。

会場で会った友人知人、すれ違いざまに「新譜すごく良かったです」と握手を交わした誰かや飲み物や食べ物を振る舞ってくれた旧知のスタッフさんたち、みんなありがとうございました。音楽っていいなあと思いました。  
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2016年07月25日

ホコリと光のすごいごちそう|フィッシュマンズ “LONG SEASON 2016”(2016年7月14日 @ ZEPP TOKYO)



フジロック・フェスティバル2016を2日間ただただ堪能してきたのだけど、それよりも先に振り返っておかないといけないのが先々週観たフィッシュマンズの11年ぶりのツアー初日の東京公演だ。1990年代中盤、アルバムで言うと『ORANGE』の頃から東京でフィッシュマンズがライブをするときは可能な限り出かけていって、フィッシュマンズがどんどん得体の知れない大きなアイコンになっていくのをリアルタイムで体験した。先月末に1996年12月26日に赤坂ブリッツで収録されたライブが2枚組で発売されたばかりだが、フィッシュマンズの思い出が詰まりまくった僕のスクラップブック(宝物)のなかの観にいったライブチケットの半券を眺めていたら、チケットセゾンで買ったその日の公演のチケットと一緒にバックステージパスを見つけた。ちょうど僕が大学を卒業して映像制作の仕事をしている頃で、僕の仕事場のまわりにはフィッシュマンズの現場でカメラを回している人がいっぱいいて(しかも映像監督の川村ケンスケさんは僕と同じ東京外国語大学英米語卒の大先輩だった)大ファンである僕に誰かがパスをくれたことを憶えている。でも終演後、僕は緊張しすぎて「や、やっぱり帰ります」と楽屋挨拶に行かず逃げ出したことも思い出した。

僕がフィッシュマンズのライブを観るのは1999年、佐藤さんが亡くなった後の夏の「フィッシュマンズ的組合」と題されたライブ以来だった、と気付いて驚いた。青春時代の象徴になってしまったフィッシュマンズの、佐藤さんがいなくなった後の新しいカタチから無意識に(あるいは意識的に)目をそむけていたのかもしれない。それが今年、11年ぶりにフィッシュマンズがツアーをすると聞いたときに心から「観たい」と思ったのはなぜか。それは「2016年がそういう巡り合わせの年だから」というのが、漠然としながらも他に言いようのない僕の答えだ。5月と6月に小沢健二を観て7月にフィッシュマンズを観た年。

ゲリラ豪雨みたいな外の天気も功を奏して、ZEPP TOKYOの熱気はすごかった。僕は2階席から観たのでステージ全景とうねるオーディエンスが視野に。暗転して原始的胎動のようなイントロダクションから始まって、最初の「Go Go Round This World」からそのポジティブなヴァイブレーションに痺れてしまった。照明も素晴らしい。ステージが生き物みたいに見えた。誰も同意してくれないと思ったから口にしなかったけど、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場するイモータン・ジョー率いる軍団のなかの、戦闘高揚のために火を噴くギターを弾く男が先導する巨大スピーカーと太鼓を叩くウォーボーイズの乗った楽隊車、あれみたいだ…と感じて(“悪の象徴”ではなくポジティブな楽団。火吹きギタリストはもちろん木暮さんだ)かっこよくて笑いがこみあげてくる。それからなんと3時間半、そこには懐かしさとかセンチメンタルとかを超えた見たことのない最新型のフィッシュマンズがいたのだけど、同時に「あああ、こんな感じだった!」とも思う瞬間がいくつもあった。

選曲もすべての時期から選ばれていて、『Neo Yankee's Holiday』から「エブリデイエブリナイト」を郁子さんが丁寧に歌うのもすごくよくて、最後みんなでシンガロングするシーンなんて初めてで新鮮で感動した。『ORANGE』から「気分」が聴けたのも嬉しかったし、バンド誕生黎明期の「Blue Summer」が聴けたのもその心意気が胸に響く。「Weather Report」では春の嵐が吹いて、2時間過ぎてもまだこれから「ナイトクルージング」と「LONG SEASON」が待っていると思うとクラクラして、ああ僕らはなんて幸せなんだ、と感じた。本編最後が「新しい人」だったのもメッセージ、思い入れ過多の僕は残さず受け止めた。流れるミュージック、暗いメロディ、音楽がいつも心ふるわす人や手紙を待つ人に届きますように。アンコールの「いかれたBaby」で佐藤さんの声が聞こえてきたとき僕はどんな顔をしていただろうか。最後が「チャンス」だったのもよかった。この日カメラを撮影していた知り合い伝てに当初の予定では「感謝(驚)」だったという噂も耳にしたが、「チャンス」で終わるのが相応しいライブでした。「未来のことも明日のことも/そんなもんなんにもわかりゃしないよ/ねえ教えて今あなたのこと/急いでよ ねえ/だって今は恋の予感だよ」と最後まで僕は大きな声で歌って、次の日朝からラジオの生放送で歌わないといけなかったのに声が少し枯れちゃってて、でもそのノドの感じが今観た3時間半の証明みたいな気がして嬉しかったのです。こんな2016年夏を迎えることなんて90年代には予想もできなかった。

終演後、一緒にステージを目撃した高橋徹也さんに繋いでもらって茂木欣一さんとお話することができた。16年前の2000年にガチガチに緊張して挨拶をした僕のことをちゃんと憶えていてくれて「ゴメスの山田くんだよねえ?」とニコニコ笑顔で接していただいて泣きそうになりました。この日のことを忘れないだろうし、次にフィッシュマンズのライブを観るときは「感謝(驚)」を絶対聴きたいなと未来のことを考えている。とにかく圧倒的で素晴らしいライブでした。驚きと感謝込めて。


  
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2016年07月24日

本日 広島県世羅町での“Que Sera Sera Wine & Music Festival ‘16”チケット発売開始です

バンド編成で参加のケセラセラ・ワイン・アンド・ミュージック・フェスティバルチケット発売です!


2016年10月16日(日)@ せら夢公園 (広島県世羅郡世羅町黒渕411-13 )
Que Sera Sera Wine & Music Festival ‘16


有料エリアステージ」「無料エリアステージ」の2つのステージを設けます。
下記は「有料エリアステージ」のチケット詳細となります。
なお、各アーティストの出演ステージ、タイムテーブルは
後日発表となりますのでご了承ください。

◯一般前売 3,000円
◯町民前売 2,000円(道の駅世羅店頭のみでの販売)
◯当日 4,000円
◯4名グループ前売 10,000円 (数量限定)

※税込・小学生以下、保護者同伴に限り入場無料。
※町民前売は道の駅世羅のみでの販売。ご購入時に人数分の住所確認が必要となります。
※「チケットぴあ」以外で販売するチケットはオリジナルデザインとなります。
※無料駐車場(約500台) を設けております。

【販売所】
●道の駅世羅(広島県世羅町川尻2402-1) 他
●チケットぴあ(セブンイレブンの末端からご購入いただけます)
Pコード:305-938
WEB:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1635472

【発売日】
2016年7月23日10:00〜

お問い合わせ:道の駅世羅 電話0847-22-4400


  
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2016年07月23日

今夜のラジオ、新潟の空の下から



この週末だけ予定をオフにして夏休みとする。ということで昨日からフジロックフェスティバル2016に遊びにきています。音楽って素晴らしいな、と当たり前だけどいつもそばにある感覚を再確認しているところです。今夜23時から新潟FM PORTでの『pale/みずいろの時代』1時間特集です。ディレクターさんによる編集も楽しみです(一昨日出させていただいたときは予定にない曲がポチを悼んでオンエアされて僕は泣いてしまいました)。苗場の夜空の下でradikoプレミアムで聴くのでしょうか、僕は。



7月23日(土)FM PORT 23:00「PORT Tasting Music」
1時間の『pale/みずいろの時代』特集
出演:山田稔明/ゲスト:近藤研二、高橋徹也
FM PORT HP  
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2016年07月22日

週末のレイディオ



今週末7月23日(土)は夜の10時から新潟FM PORTにラジオ出演します。先週も生放送でお世話になりましたが、今回は「PORT Tasting Music」という収録番組、1時間ひとりしゃべりの『pale/みずいろの時代』特集、自宅スタジオで収録した、かなりスペシャルなプログラムになります。『pale/みずいろの時代』からたくさんの楽曲を紹介しますが、自分で収録するということの利点を活かしてゲストが2名加わります。お迎えするのは近藤研二さんと高橋徹也さん。近藤さんは近藤さんちでiPhoneで愛猫モイをなでながら収録し、タカテツさんとはフィッシュマンズ東京公演を共に観て興奮冷めやらぬなか帰りの車のなかで録音しました。こういう録音をしていると本当に自分はラジオ好きなのだなあと感じます。新潟の皆さんには8月に砂丘館でのライブでお会いできますね。radikoプレミアムなら全国で可聴です。

今回のリリースにともなうラジオプロモーションのなかでは一番長い時間、自分の言葉でしゃべった番組です。ぜひ週末の夜をラジオとともにお過ごしください。加えて、現在発売中の雑誌「リンネル」の本紹介ページに『猫と五つ目の季節』のことが掲載されています。小さなスペースですが発売から8ヶ月経った本にとっては驚異的なことです。各所に感謝を。


7月23日(土)FM PORT 22:00「PORT Tasting Music」
1時間の『pale/みずいろの時代』特集
出演:山田稔明/ゲスト:近藤研二、高橋徹也
FM PORT HP  
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2016年07月21日

雨の打ち合わせDAY



お昼から打ち合わせで渋谷へ。久しぶりに井の頭線からヒカリエのほうまで歩いたが、渋谷は雨の日もキラキラしている。興味深いミーティングになった。そこから吉祥寺へ戻って、自宅に来客での打ち合わせ、本についての話。そこからまた別の場所へ移動して猫にまつわる案件の打ち合わせ、と今日は打ち合わせ三昧の一日でした。あさってくらいの未来の話。

ガレージで車の整備をしていたら、お隣のお母さん(ノアちゃん宅とは反対側)がトコトコ駆けてきて、「これ、プレゼント!」とお菓子と猫の顔をあしらった大胆なバッグを持ってきてくれた。ポチ実が先月悪さをして迷惑をかけたお詫びにお隣さんには菓子折と『猫と五つ目の季節』をさし上げたのだけど、あっという間に本を読んでYoutubeで僕の歌を聴いてくださったらしく「応援してるからね!」と。なんて嬉しいコミュニケーション。手紙とか声掛けとか、そういうものにここ最近ずっと鼓舞され続けている。

  
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2016年07月20日

吉祥寺の夜はふけて



今日は朝からずっと作詞仕事。トンネルの先の光が見えてきた。日が暮れて友人と待ち合わせて吉祥寺公園口のダイニング&バーQUATTRO LABOへ。PARCOがプロデュースするお店だが大きなスピーカーから流れる音楽が素晴らしい。Inter FMで番組も担当するジョージ・カックルさんが選曲して次から次にレコードをかけて、アメリカンなセレクトがとても心地よかった。22時を過ぎてDJ役を終えたジョージさんとお話ができたが、鎌倉在住の彼はディモンシュ堀内さんとも懇意とのことで、楽しい会話になった。もちろん久しぶりに会った友だちとも有意義な時間。

とぼとぼ歩いて家路を辿っていたらハモニカ横丁で流しをしている男性が。よくよく見たら大学時代の知り合いでビックリ。ずっと音楽を続けているらしい。20年ぶりくらいに会って、ビールをおごってくれたので歌に対するチップを渡した。面白いことがあるものだ。今日は今日で良い日だった。明日からガクッと気温が下がって陰鬱な天気らしいが、良いことだってあるだろう。

吉祥寺の夜は更けていく。  
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2016年07月19日

日々の徒然



昨日のこと、久しぶりに近藤さんがうちに来て一緒に夕飯。ポチ実は近藤さんがからっきしに苦手(近藤さんに限らずですが)なのだけど、昨晩は結構頑張ってサービスした。無理やり抱かれた後も定期的に姿を現して一定の距離を置いてその可愛い姿を披露、近藤さんは「チミちゃん、小さいねえ」と言葉しきり。モイは男の子で骨格もしっかりしてて大きく育って今やポチ実より1キロ以上重いから、チミはモイに比べらたらまだ子猫に見える。なんやかやと話していたらもう夜遅くなって、ご近所に友だちがいるといちいち楽しい。

今日は午前中にDQS・カスタネッツの溝渕健一郎から連絡があり急遽ランチを一緒に食べることに。もう15年来の友だちなので美辞麗句のない忌憚のない会話になるから彼は僕のことを「腹黒い」と表するが、もうちょっと「辛辣」とか「批評的」とか違う形容詞があるようにも思うが、しっくりくる言葉がまだ見つからない。彼が地元に帰って1年少し経つが関係性はなんら変わらないし、またすぐ会えるだろう。

今日7月19日はキョウコさんの1周忌だ。1年前の今日僕は京都にいて報せを受け取った。あっという間の1年にも感じるし、長い長い時間のようにも思える。ポチはキョウコさんが大好きだった。うちから歩いて数分のところに住んでいたキョウコさんは『猫と五つ目の季節』に出てくる女性登場人物にその存在が反映された部分がたくさんある。同じく今日が月命日であるポチがキョウコさんの細くて長い指で空の上で目を細めてゴロゴロのどを鳴らしている様をことあるごとに想像する。そのイメージのなかにキョウコさんはいつも笑顔で浮かび上がるのだ。

  
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2016年07月18日

そいぎあがんこがんそがん



いろいろ一段落して(引き続きとりかかっている案件もあれど)今日から完全に作詞仕事モード。せっかく晴れたのに出かけられません。今日はお昼13時半から故郷のNBCラジオ佐賀の生放送に電話で出演します。この番組は残念ながら佐賀でしかお聴きいただけませんので、地元の言葉を駆使して全編方言でしゃべりたいと思います。今日のブログのタイトルは佐賀弁で「それで、あんなこんなそんな」という意味です。佐賀県と近郊の皆さんぜひラジオのチャンネルをNBCラジオ佐賀に。

今日はラジオがもうひとつ、僕が「猫すなお先生」という仮の姿で参加しているサトミツ&ザ・トイレッツからサトミツ、イトシュン、良くんの3名が文化放送『吉田照美 飛べ!サルバドール』にゲスト出演、学校のトイレ問題に鋭く斬り込むそうです。こちらはradikoプレミアムで全国で可聴ですのでぜひチェックしてみてください。

文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」  
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2016年07月17日

気づけば3連休



昨日のこと、昼からむさしのFMの生放送。いつもどおりリラックスして楽しい放送になった。夕方から赤坂まで出かけて今度は新潟FM PORTに生出演、こちらも何度もお世話になっている番組で充実した時間でした。気づけばリリース日からずーっと何かしらの予定があって休みなしだったのが、ようやく仕事の切れ目。気づけばカレンダーは三連休の真ん中で、久しぶりに今日はゆっくりだらだら過ごしました。

今晩24時からはミュージックバードはじめ全国たくさんのコミュニティFMでの「モナリザラウンジ」のオンエアがあります(先月録音したもの)。明日月曜日は祝日、海の日。故郷である佐賀、NBCラジオ佐賀の生放送「情報コンビニ佐賀ですよ」に13時半頃から出演します。といっても体は自宅、電話出演です。去年くらいからとても良くしていただいている放送局、楽しい地元トークができるかと思います。これ、radikoでも聞けない佐賀に住んでいる人だけのための放送です。全編九州弁でしゃべりたいと思います。ぜひ同郷の皆さんお耳にかかれれば。

8月13日(土)巣巣でのライブはチケットが残り少なくなっていますのでお急ぎください。今月末のBOOK MARKET、8月7日のトラベラーズファクトリー公演はチケット完売、タワーインストアをのぞくと東京でのライブは8月の終わりまでありませんのでぜひ巣巣へお越しください。




2016年8月13日(土)@ 等々力 巣巣
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念ライブ
“夏はみずいろ at 巣巣”

18:30開場19:00開演
料金4000円(熊本のタルト屋Tarteletteさんのお菓子とアイスコーヒーつき)
出演:山田稔明 with 佐々木真里/ゲスト:MADOKA(たんこぶちん)

新作発売を記念して“HOME”とも呼べる巣巣での
ライブを開催します。アルバムに参加してくれた
ゲストを迎えての特別な夜、夏の思い出を作りましょう。

*今回のライブの売り上げの一部を16年4月に熊本と大分で起きた
「熊本地震」の復興支援に寄付させていただきたいと思います。

ライブ当日の12:00〜16:00の間は巣巣店内でTarteletteさんの
タルトを召し上がっていただけるタルトカフェも開催しております。
ぜひお立ち寄りくださいませ。


*ライブは巣巣にてメールでご予約を受付中【残席わずか!】
メールアドレス:susu@susu.co.jp
タイトル:「8/13山田稔明ライブ」
本文: お名前、人数、携帯番号
*数日の間に巣巣から返信がきます。
*携帯からのメールアドレス(ezwebやdocomo)は返信が届かないことが多いです。
設定をご確認いただくか、PCなどからご送信をお願いいたします。
*数日しても巣巣からの返信が届かなかった場合は
恐れ入りますがお電話にてお問い合わせをお願いいたします。
*定員になりましたら、受付を締め切りさせていただきます。

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020  
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2016年07月16日

本日は14時から吉祥寺むさしのFM|19時から新潟FM PORT【ラジオ生出演】



昨日は夜に下北沢まで出かけて風知空知でライブを観た。元セロファンでありカスタネッツ、DQSの溝渕健一郎が広島から上京しているから会いにいかないわけにはいかない。共演はARCHの中村大さん、そしてタカテツさん。90年代から息の長い音楽家のヴァイブレーションを吸収した。今朝、お隣から「山田さーん」と声が聞こえて「わ!ベンガル猫のノアちゃんしゃべれるようになったのか?」と思ったらノアママさんで、発売日に吉祥寺のタワーレコードで『pale/みずいろの時代』を買ってくれたとのことで入念にサインを描き込む。なんて素晴らしいご近所のお付き合いだろうか。

今日はこのあと14時台に吉祥寺のむさしのFM「川久保秀一のSaturday Music Flow」に生出演します。毎回お誘いいただいて嬉しい。散歩がてら出向いていってリラックスして喋れるのがいい。今日も楽しいトークができると思います。PC経由で全国でお聴きいただけますのでぜひアクセスください(むさしのFMホームページ)。リクエストやメッセージもお待ちしています。

そして夜には新潟、といいつつ東京のスタジオからお送りする生放送FM PORT「TOKYO→NIIGATA MUSIC CONVOY -SATURDAY SPECIAL」です。こちらもメッセージなどお待ちしています。radikoプレミアムなどで全国でも可聴です。FM PORTでは来週末も1時間の番組を担当させてもらいます。8月21日(日)と28日(日)には「ようこそ夢街名曲堂へ!」でもお世話になります。8月には砂丘館でライブもありますのでたくさんの新潟の皆さんにお聴きいただけたら嬉しいです。


<ラジオ出演情報>
7月16日(土)むさしのFM 13:00-「川久保秀一のSaturday Music Flow」
7月16日(土)FM PORT 18:00- 「TOKYO→NIIGATA MUSIC CONVOY -SATURDAY SPECIAL」
7月17日(日)ミュージックバード 24:00-「モナリザラウンジ」
7月18日(月祝)NBCラジオ佐賀 13:30- 「情報コンビニ 佐賀ですよ」電話出演
7月19日(火)FM802「Midnight Garage」24:00-コメント出演  
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2016年07月15日

雨の日、ラジオ&レコーズ



そぼ降る雨の中を朝から出かけて半蔵門のTOKYO FMへ。JFN9局ネットの「Simple Style -ヒルノオト」へ出演。生演奏があったので番組スタート前にリハーサル。ゲストの枠が空いていますがご都合は?と各所から連絡があって今回のリリースに関してとてもたくさんのラジオに出させていただいて嬉しい。ちょっと前までは「10分か15分だから大したことも言えずあっという間に終わっちゃうんだろうな」とぼんやり出かけていたように思うのだけど、今年は番組のパーソナリティの方々やスタッフの皆さんがすごく丁寧にレコード、さらには去年出した本について掘り下げてくれて毎回これまで以上に楽しくおしゃべりをさせていただいている。今日もリアド慈英蘭さんは『猫と五つ目の季節』が読んでくれて、アルバムのなかで個人的に好きな曲をセレクトしてくれた。内容の濃いトークができました。

半蔵門からの帰り道、渋谷で電車を降りてタワーレコード渋谷の5階に今日オープンしたパイドパイパーハウスに挨拶。長門芳郎店長がニコニコと迎えてくれました。お父さんみたいだ、長門さん。昨年の横浜赤レンガ倉庫からの流れで今年は夏から半年(来年の1月まで)こんな素敵なセレクトのお店が東京に復活するという意義深さ。『pale/みずいろの時代』も並べていただいていました。8月のタワーレコード渋谷でのインストアは長門さんと一緒に。どんなふうに展開するのか今から楽しみです。ぜひ皆さんも渋谷へお立ち寄りの際はパイドパイパーハウス in タワレコ5階へ。古くて新しくて良質な音楽がそこで鳴っているはずです。

明日もラジオ生放送が2本、楽しくなれ。  
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2016年07月14日

みずいろの雨、ラジオ収録



昨日はあいにくの天気だったので家から一歩も出ないで自宅スタジオでラジオ収録。新潟FM PORTの「PORT Tasting Music」という番組に出させていただくのは3度目なのだけど、これ1時間の一人しゃべりプログラムなのである。今回も一人で、と思ったがせっかく近所にアルバムに参加してくれた音楽家が住んでいるわけだから急遽飛び入りしてもらったり、なかなか楽しい1時間になりそうです。『pale/みずいろの時代』の楽曲もおしゃべりもたっぷりのFM PORT『PORT Tasting Music』は7月23日23時からオンエア。そして朝4時という時間帯の30分を演出する選曲をさせていただいたのがJFN系32局「Memories & Discoveries」、これは8月2日早朝4時に「みずいろの音楽」というテーマで選んだプレイリストをお楽しみください。

明日15日(金)はJFN系9局でネット(FM群馬 ・ FM石川 ・FM岐阜 ・FM三重 ・FM山陰 ・
FM岡山 ・FM徳島 ・ FM高知 ・ FM長崎)の「simple styleーオヒルノオト」という番組に生出演します。生演奏もありますのでぜひお聴きください。お昼11時半からの番組、サイマル放送でもお聴きいただけます。radikoで聞けなかった、という声がありましたが、月額350円(税別)の「radikoプレミアム」が便利です。僕はラジオ好きなのでサービス開始以来ずっと使っていますがこの機会にラジオの面白さを追求するのもいいかもしれません。

明後日16日(土)はお昼過ぎ14時頃からおなじみむさしのFMの「川久保秀一のSaturday Music Flow」に生出演、前回はリラックスしすぎてスマホをいじっているところを川久保さんに注意されたので今回はピリッと緊張感を持って挑みたいところです(こちらはPCで全国で聴けます)。そしてその日の夜はFM PORTの生放送「TOKYO→NIIGATA MUSIC CONVOY -SATURDAY SPECIAL」に出演します。これはradikoプレミアムでアクセスしてください。


<ラジオ出演情報>

7月15日(金)11:30-「simple styleーオヒルノオト」
JFN系9局 (FM群馬 ・ FM石川 ・FM岐阜 ・FM三重 ・FM山陰 ・
FM岡山 ・FM徳島 ・ FM高知 ・ FM長崎)

7月16日(土)むさしのFM 13:00-「川久保秀一のSaturday Music Flow」
7月16日(土)FM PORT 18:00- 「TOKYO→NIIGATA MUSIC CONVOY -SATURDAY SPECIAL」
7月17日(日)ミュージックバード 24:00-「モナリザラウンジ」
7月18日(月祝)NBCラジオ佐賀 13:30- 「情報コンビニ 佐賀ですよ」電話出演
7月19日(火)FM802「Midnight Garage」コメント出演
7月23日(土)FM PORT 22:00「PORT Tasting Music」1時間の『pale/みずいろの時代』特集
8月2日(火)JFN系32局「Memories & Discoveries」30分のプレイリスト選曲  
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2016年07月13日

“夏はみずいろ”追加公演、巣巣でのライブが決定しました!

8月7日の中目黒トラベラーズファクトリー“夏はみずいろ”公演チケットが即日完売し、たくさんお申込みいただいているキャンセル待ちの方にもご来場いただくことができそうにないので、その翌週に“HOME”とも言える等々力の家具と雑貨のお店巣巣にて追加公演を行うことにしました。トラベラーズファクトリー公演同様鍵盤奏者佐々木真里さんをピアノに迎えて、さらにアルバムに彩りを加えてくれたゲストとともに特別なステージを。「Qui La Laの夏物語」にキラキラとした爽風を吹き込んでくれたガールズバンドたんこぶちんのMADOKAを迎えます。




2016年8月13日(土)@ 等々力 巣巣
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念ライブ
“夏はみずいろ at 巣巣”

18:30開場19:00開演
料金4000円(熊本のタルト屋Tarteletteさんのお菓子とアイスコーヒーつき)
出演:山田稔明 with 佐々木真里/ゲスト:MADOKA(たんこぶちん)

新作発売を記念して“HOME”とも呼べる巣巣での
ライブを開催します。アルバムに参加してくれた
ゲストを迎えての特別な夜、夏の思い出を作りましょう。

*今回のライブの売り上げの一部を16年4月に熊本と大分で起きた
「熊本地震」の復興支援に寄付させていただきたいと思います。

ライブ当日の12:00〜16:00の間は巣巣店内でTarteletteさんの
タルトを召し上がっていただけるタルトカフェも開催しております。
ぜひお立ち寄りくださいませ。


*ライブは巣巣にて7月15日11:00よりメールでご予約を受付中
メールアドレス:susu@susu.co.jp
タイトル:「8/13山田稔明ライブ」
本文: お名前、人数、携帯番号
*数日の間に巣巣から返信がきます。
*携帯からのメールアドレス(ezwebやdocomo)は返信が届かないことが多いです。
設定をご確認いただくか、PCなどからご送信をお願いいたします。
*数日しても巣巣からの返信が届かなかった場合は
恐れ入りますがお電話にてお問い合わせをお願いいたします。
*定員になりましたら、受付を締め切りさせていただきます。

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020  
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近藤研二さんとの東北2公演が決定しました!

山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念ライブの旅は夏を過ぎても続きます。今年の春初めてお世話になった宮城県富谷町成田にある雑貨とカフェのNAKAOで今回も近藤研二さんと二人でのライブ開催が決定しました。そして蔵前から三春へと移転した長谷川ちえさんのin-kyoへ。こけら落としライブを近藤さんと僕が務めます(蔵前で僕と近藤さんのデュオで演奏したのは昨年春のことでした)。新しいアルバムからたくさん歌いますし、近藤さんのギターの調べも堪能できる貴重な2公演になると思います。ぜひ遠くから近くからご来場下さい。予約受付を本日から開始します。

新作収録曲「モノクローム」を編曲演奏してくれた近藤さんのコメントを転載します。


「モノクローム』について

アルバムタイトルが『pale/みずいろの時代』と聞いたので、
自分のパレットから青、白、黒だけを使って編曲しました。

結果、前作でアレンジさせてもらった『ポチの子守唄』同様、
山田稔明の音楽としては静かなものになったかもしれません。

あ、そうそう、“日向で猫が寝返りをうつように” という部分だけ、
赤、茶、あたりの色も淡く混ぜてみました。

近藤研二




2016年9月24日(土)@ 宮城県 成田 NAKAO CAFE
“夜の科学 at NAKAO CAFEーpale blue days”

開場18:30 開演19:00/前売3000円 当日3500(ドリンク別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二

今年の春に続き2度目のNAKAO CAFEでのライブが決定しました。最新アルバム
『pale/みずいろの時代』、Eテレ0655おはようソング「第2の人生」をひっさげて
さらに内容充実してお届けします。今回も近藤研二さんとのスペシャルな編成で
秋の始まりを彩るたくさんの歌を奏でます。ぜひご来場ください!

【ご予約・お問い合わせ先】
NAKAO 成田店 022-351-7752
mail: nakao.cafe@gmail.com
*メールでのご予約の方はお名前・お電話番号・希望枚数をご明記ください。

NAKAO CAFE(http://nakao-shop.jp/pg235.html
宮城県黒川郡富谷町成田8-2-9 2階
022-351-7752

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2016年9月25日(日)@ 福島 三春 in-kyo
“夜の科学 at in-kyo - pale blue days”

開場15:00 開演15:30/前売3000円 当日3500(ドリンク別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二

蔵前の頃からずっとお世話になっている、エッセイスト長谷川ちえさんの
お店 in-kyo。福島三春に移転して満を持して初めてのライブが決定しました!
山田稔明の歌と近藤研二さんのギター、秋を彩るステージに乞うご期待。

*オフィシャルサイトにて予約を受付

三春 in-kyo(http://in-kyo.net/
福島県田村郡三春町中町9
TEL 0247-61-6650

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みずいろと黄色と赤、タワレコ巡り|山田高橋 定例ミーティング



昨日のこと、ようやく時間ができたのでCD『pale/みずいろの時代』リリースに際して今年もお世話になっているタワーレコード池袋、新宿、渋谷、吉祥寺、と挨拶にいってきた。関西ではタワー神戸しか立ち寄る時間がなかったのが悔やまれる。本当は秋葉原にも横浜ビブレも回りたいんだけどなかなか足を運べない。昨日挨拶に行った4店は特にたくさんCDを置いてくれて応援してくれているところで、ポップを作ってくれたり試聴機に入れてくれたりありがたい限りだ。その様子を見ると「なんだ、『pale』めっちゃ展開してるじゃない」と思われるかもしれないけど、都市部以外では店舗に1枚とか入荷なしのところもあるのが実情で、インディペンデントなリリースに関して実店舗での販売はなかなか厳しい時勢なのは変わらない。それでももう30年近く通っているタワーレコードの黄色と赤のお店に自分のCDを見つけると嬉しいのだ。タワーレコード渋谷では8月にインストアイベントでもお世話になります。皆さんのお近くのレコードショップにもし『pale/みずいろの時代』がなかったらレコード番号「GTHC-0008」とタイトルをお店の方に伝えてご注文いただくか、オフィシャル通販もご利用ください。リリースから1週間、引き続きよろしくお願いします。

夕方になって友人のシンガーソングライター高橋徹也氏が吉祥寺に来たので会食。参加してもらった作品、完成版のCDをようやく渡せた。彼がコーラスを担当した「幸せの風が吹くさ」が最近ラジオでオンエアされる機会が増えた。ライブで演奏していてもノリがよくて客席が揺れて楽しく、眠っていた歌が息を吹き返した感覚がある。くだらないことから最近の出来事、死生観に至るまで深い話をして、いろいろなことを考えてとても刺激になった。いよいよレコーディングが始まった彼の次作も楽しみだ。タカテツさんが『pale/みずいろの時代』に寄せてくれたコメントをここに転載したい。


『pale/みずいろの時代』に寄せて

自分にとって特別なシンガーソングライターであり
友人でもある山田稔明くんの最新作『pale/みずいろの時代』が届いた。
彼の音楽遍歴や青春時代を彩るレコード棚を辿るような輝かしい作品だ。
そんなアルバムにコーラスで一曲参加させていただいたことをとても嬉しく思う。

彼が十代の頃、キャリア最初期に作ったという「スミス」、
そして最新の書き下ろし曲である「calendar song」。
二十年という長い歳月を経て生まれたこの二つの輝きこそ
『pale』を象徴する青き光りなのかもしれない。

僕らはいつだって青春の途中だ。

アルバムを聴き終えた今、改めてそう感じている。

高橋徹也(音楽家)



  
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夜の科学 in 加古川ーpale blue days(2016年7月9日 @ 加古川 チャッツワース)【ライブ後記】



関西旅3日目の朝は神戸で目覚めた。窓の外は雨。久しぶりにゆっくり朝を過ごせた。僕の一日はラジオが時計の役割を果たすので、東京から離れた街でもホテルの朝や移動中等はいつもradikoプレミアムでいつも聞いている番組を聴く(たまに地元ならではのプログラムにチャンネルをあわせることもあるけれど)この日も旅という非日常と日々のルーティンをかき混ぜていたら、雨があがった。神戸、三宮駅のミントへ出かけてここ数年ずっと力強いディスプレイで山田稔明作品を応援してくれているタワーレコード神戸へ挨拶。前任者の方が遺した『the loved one』のポップもまだ飾られていた。念が強くて捨てられないのだろうな。せっかくレコードショップに来たので岸本さんとPAサナダさんにプレゼントするレコードをチョイス。

そして晴れ間さえ見えるようになった空と海を眺めながら加古川へ。2008年以来何度通ったか、この線路よ。チャッツワースで賄いご飯をいただく。美味しくてホッと安堵の溜息が出るこの感覚は里帰りに近い。今回はライブ開場前に「pale blue cafe」と銘打って、僕が選曲したBGMや映像などが流れる空間を企画。僕は階上でリハーサルをしていたので目撃できなかったが、予想外の賑わいでスタッフみんなてんてこまいだったそう。ファン同士の交流もさかんに行なわれたそうで、チャッツワースならではの展開だなあと感じました。満員御礼の会場、岸本さんの挨拶に導かれて開演。

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この日の個人的テーマは『pale/みずいろの時代』の全曲演奏。「pale blue」から「セレナーデ」まで曲順どおりに5曲を続けた。「Qui La Laの夏物語」から夏つながりで「スティーブン・ダフィ的スクラップブック」。スティーブン・ダフィはTHE LILAC TIMEのボーカリスト、The Smithsと並んで僕の青春期に大きな影響を与えた音楽家。同じく青春時代のBGMとしてフィッシュマンズの「気分」をカバー。これは前日のFM802生演奏のために準備した曲だったのだけどすごく今の気分に似合う歌だったので「幸せの風が吹くさ」と合わせて披露。そしてカバーをもう一曲、村田和人さんの「BRAND NEW DAY/BRAND NEW SONG」。今回の関西3デイズ、村田さんファンがたくさん駆けつけてくれたことがとても嬉しかった。「音楽のバトン」ということを感じました。

この日はとにかく音響が素晴らしかった。前回のライブに続いてPAはサナダさんが手腕を振るってくれた。山登りが好きなチャッツワース岸本ファミリーに捧げて「やまびこの詩」、「my favorite things」も「太陽と満月」も楽しく盛り上がって、勢い余ってMONOLOG vol.17収録のアウトテイク「LOVER LOVER」まで。「calendar song」もみんなの笑顔と掛け声が印象的でした。アンコールで「my valentine」を歌って『pale/みずいろの時代』コンプリート。楽しいライブを終わらせたくなくて、最後まで名残惜しく歌を歌った。今まで一番のチャッツワースライブになったのではないかな、と思いました。終演後もたくさんの握手とサインとおしゃべり。また来ます。ありがとう加古川。いつもホスピタリティ溢れる空間を作って待っていてくれるチャッツワースと岸本ファミリーに感謝を。





  
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2016年07月12日

大阪ラジオプロモーション|『pale/みずいろの時代』発売記念インストア(2016年7月8日 @ 枚方T-SITE)関西旅DAY2【ライブ後記】



大阪2日目は朝早くからのラジオ出演。車を借りて、カーラジオで出演するFM大阪を聴きながらなんばHatchへ。生放送「hug+(ハグタス)」に初めまして。事前に取材を受けてお気に入りのお菓子を用意、僕が差し入れしたのは「若鮎」でした。京都大極殿本舗の若鮎は初めて食べたけど今まで食べたなかでも一番の若鮎でした。パーソナリティの大塚由美さんはアルバムを聴きこんでくれていてとても楽しく話ができた。猫の話も小説の話も全部入りで、言い足りないことのない、いわゆる“完璧なラジオ”になりました。「スミス」と「calendar song」をオンエア、初めて自分で歌うために書いた曲と最新曲を並べてかけられるのが今回の醍醐味。

南森町に移動してFM802で、番組収録。生演奏を2曲録るのでしばし声出しリハーサル。番組は「FLipLiPS」、パーソナリティの内田絢子さんはなんと15年前のGOMES THE HITMAN『in arpeggio』『down the river to the sea』が青春のレコードだったとのこと。音楽の話に花が咲き、なんと珍しく猫のことがまったく話題にのぼらないレアなトークになりました。生演奏はレアなカバーと『pale』楽曲(本日お昼すぎのオンエアでお楽しみください)、オンエア以外のところで内田さんのために僕は「僕はネオアコで人生を語る」を歌ってみせたりしました(「ネオアコ」と「calendar song」の繋がりに感動しきり)。「FLiPLiPS」のあとは土井コマキさんの「Midnight Garage」のコメント録り。放送は「FLiPLiPS」が本日12日の13時台、「Midnight Garage」が来週火曜19日24時です。


本日!FM802「FLiPLiPS」13時台ゲスト出演





長い一日、一息ついて枚方市へ移動。果たして、辿り着いたT-SITEはキラキラ輝く知の宝箱のような建物でした。これまで代官山蔦屋、湘南T-SITEでもライブをやらせてもあったことがありましたが、今年5月にできたばかりの枚方T-SITEの素敵な空間で歌を歌う機会が持ててとても嬉しかった。このお店の音楽フロアを統括する北村さんとは2005年『ripple』のころからの付き合い、今回の最新作でまたお世話になれたのは感慨深い。

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リハーサルでThe Smithsの「ASK」を歌っていたらT-SITE北村さんがニヤッとして「山田くんの声のスミスもええなあ」と言ったので本番でも。早速北村さんはThe SmithsのCDをレンタルの棚から持ってきて物販横に並べていた。こういうお店でライブをすると横の糸が繋がっていく感じが良い。「my favorite things」で歌われている「ジョン・キューザック」の映画は『ハイ・フィデリティ』、ゾンビ物なら『THE WALKING DEAD』シリーズかロメロ監督のものを、と皆さんの週末へアドバイスを。Eテレで僕のことを知って駆けつけてくれた方もいて「第2の人生」を歌うと身体が揺れていた。1時間弱の短いステージでしたがとても充実したものになりました。ご来場いただいた皆さんありがとうございました。

翌日お世話になる加古川チャッツワース岸本さんとPAサナダさんがが観にきてくれて(その前日の雲州堂には札幌レストランのやの川端親子が駆けつけて僕を驚かせてくれた)一緒に小一時間T-SITE散策をした後に一緒にみんなで打ち上げ。関西の草の根音楽シーンは力強いなあと思いました。岸本さんに神戸まで送ってもらってこの日は終了。疲れて、泥のように眠る…。  
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“星鳴き空の演奏会 vol.4”(2016年7月7日 @ 大阪 雲州堂)関西旅DAY1【ライブ後記】



先週の関西旅を振り返ります。織姫と彦星の七夕、僕は灼熱の羽田から同じくらい灼熱の大阪へ。夏の暑さは体力をどんどん奪っていって危険。辿り着いた雲州堂、なんと3年ぶり。3年前は夜の科学オーケストラでのバンド編成だったのだけどその時は『新しい青の時代』リリース直前だったのだ。時が経つのが本当に早い。雲州堂は天井が高くて、ステージも高い。かつてのソロバン倉庫だった蔵を改造して作られたハコで、音の響きがいい。そうだそうだ、こんな感じ、どんどん思い出していく記憶。共演は地元のカーテンズ、大阪での対バンイベントは10数年ぶりか。

平日の夜にも関わらずたくさんのお客さん。開場直後からCD、MONOLOG、Tシャツが飛ぶように売れた。そうだ、今日はニューアルバム『pale/みずいろの時代』発売日だった。Tシャツなどサイズによっては完売、足りなくてごめんなさい。読みが甘かった。今回Tシャツ(チミT)の人気が予想以上で、早速追加発注となりました。カーテンズの演奏が終わり僕の出番、ステージ上はキャンドルの灯が揺れて笹の葉に結ばれた短冊がとてもキレイでした。

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「pale blue」から始まる『みずいろの時代』セット、「気分」「ナイトライフ」と続く序盤はストイックで緊張感のあるひとかたまりのシークエンスです。七夕に因んで「Qui La Laの夏物語」、そこから夏モードになって(行きの旅路で出会った“パーフェクトな女の子”の話から流れ込んで)「一角獣と新しいホライズン」「月あかりのナイトスイミング」と続きました。会場のすぐそばの大川ではちょうど同じ時間帯に七夕のイベントが開催されていてLED電球の入った光の玉が流れる天の川の様相だったそうです。見えない天の川を想いながら「光の葡萄」を歌いました。「太陽と満月」「calendar song」「my favorite things」と盛り上がる曲がここ数年で増えたことがとても嬉しい。この日もみんな手を叩いてコール・アンド・レスポンス、たくさんの笑顔を見ることができました。気づけば15曲も。

終演後もたくさんの握手とサイン。CD発売日のタイミングで関西にいるということがなかなか稀有なのでとても新鮮な感覚。遠くから近くから、夜遅くまでありがとうございました。サポートしてくれた友人たち、雲州堂の小谷さんとカーテンズにも感謝を。

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2016年07月11日

杉 真理 & Friends『ずっとピーカン!ツアー』総集編に参加します

2月に急逝された村田和人さんを愛する音楽仲間たちが集まり、盟友杉真理さんが先導して3月から全国で開催されてきた「ずっとピーカン!」の旅、ツアーは9月まで続きますが、各地でいろいろな組み合わせで参加したバンド“紅茶キノコ”選抜メンバー、ゲストが再び集結、総集編を。山田稔明も参加させていただきます。




2016年8月30日(火)@ 渋谷 Mt. RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
杉 真理 & Friends『ずっとピーカン!ツアー』総集編 〜We Love Kaz〜

17:45開場 18:30開演/前売7,000円(税込・全席指定・当日1ドリンク500円別途)※グッズつき!
出 演:杉 真理 (Vo.G)
紅茶キノコ選抜メンバー(坂本 洋・清水 淳・杉 未来・高橋結子・谷口 守・橋本 哲・藤田哲也)
山本圭右、小板橋博司(ex.村田バンド)/フラリーパッド/村田彼方/山田稔明(GOMES THE HITMAN)

e+ イープラス:プレオーダー:受付期間 7月1日(金)12:00〜7月12日(火)18:00
チケットぴあ:プレリザーブ:受付期間 7月13日(水)11:00〜7月20日(水)11:00 ※カード決済のみ
※出演者は追加・変更になる場合があります。ご了承ください。
※未就学児童が座席を使用する場合チケット必要
※当日券の販売がある場合500円UP
★7月23日(土) 一般チケット発売

渋谷 Mt. RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
〒 150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目29番5号 渋谷プライム6F  
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2016年07月10日

今週はラジオ出演が続きます|ラジオ出演情報

関西ツアーが終了し、7月30日の緒川たまきさんとのトーク&ミニライブまで次のステージはおあずけとなりますが今週来週とたくさんのラジオ出演があります。ラジオの電波は全国どこまでも、PCやスマートフォンで可聴なものがほとんどです。ぜひ全国の皆さんにチャンネルチューニングしていただきたい。まず今夜は全国たくさんの局でネットされている「モナリザラウンジ」、一昨日FM802で収録した番組も週明けにオンエア、生演奏をする機会も多いのでラジオを通したライブという気持ちで出演します。どうぞお楽しみに


<ラジオ出演情報>

7月10日(日)ミュージックバード 24:00-「モナリザラウンジ」
7月12日(火)FM802 12:30-「FLiP LiPS」
7月15日(金)JFN系9局 11:30-「simple styleーオヒルノオト」
7月16日(土)むさしのFM 13:00-「川久保秀一のSaturday Music Flow」
7月16日(土)FM PORT 18:00- 「TOKYO→NIIGATA MUSIC CONVOY〜SATURDAY SPECIAL〜」
7月17日(日)ミュージックバード 24:00-「モナリザラウンジ」
7月18日(月祝)NBCラジオ佐賀 13:30- 「情報コンビニ 佐賀ですよ」電話出演
7月19日(火)FM802「Midnight Garage」コメント出演
7月23日(土)FM PORT 22:00「PORT Tasting Music」1時間の『pale』特集
8月2日(火)JFN系32局 4:00-「Memories & Discoveries」30分間のプレイリスト選曲  
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夜の科学 in 加古川ーpale blue days(2016年7月9日 @ 加古川チャッツワース)【SETLIST】



2016年7月9日(土)@ 加古川 チャッツワース
夜の科学 in 加古川ーpale blue days


1.pale blue
2.気分
3.ナイトライフ
4.モノクローム
5.セレナーデ
6.Qui La Laの夏物語

7.スティーブンダフィ的スクラップブック(GTH『rain song ep』)
8.スミス
9.気分(フィッシュマンズ カバー)
10.幸せの風が吹くさ
11.BRAND NEW DAY BRAND NEW SONG(村田和人 カバー)

12.やまびこの歌
13.my favorite things
14.太陽と満月
15.第2の人生(Eテレ0655おはようソング)
16.LOVER LOVER(MONOLOG vol17収録 未発表曲)
17.calendar song

EN
18.my valentine
19.きみは三毛の子(新曲)
20.光の葡萄
21.ハミングバード
  
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2016年07月09日

『pale/みずいろの時代』発売記念インストアライブ(2016年7月8日 @ 枚方 T-SITE)【SETLIST】



2016年7月8日(金)@ 枚方T-SITE
『pale/みずいろの時代』発売記念インストアライブ


1.気分
2.ナイトライフ
3.ASK(The Smiths カバー)
4.スミス
5.第2の人生(Eテレ0655おはようソング)
6.光の葡萄
7.太陽と満月
8.calendar song
9.my favorite things

10.ハミングバード  
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2016年07月08日

星鳴き空の演奏会 @ 大阪 雲州堂(2016年7月7日)【SETLIST】



2016年7月7日 @ 大阪 雲州堂
“星鳴き空の演奏会 vol.4”


1.pale blue
2.気分
3.ナイトライフ
4.ASK(The Smiths カバー)
5.スミス
6.Qui La Laの夏物語
7.一角獣と新しいホライズン
8.月あかりのナイトスイミング
9.光の葡萄
10.太陽と満月
11.幸せの風が吹くさ
12.calendar song
13.my favorite things

14.第2の人生
15.きみは三毛の子  
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2016年07月07日

『pale/みずいろの時代』本日発売|本日 大阪雲州堂、明日 枚方T-SITE、明後日 加古川チャッツワース

pale_sample_C1

昨日のこと、週末は関西にいるので期日前投票に行ってきた。当たり前のこと、大人のたしなみ。選挙権のある皆さんも必ず投票へ。そのまま広尾で髪を切ってタワーレコード渋谷にCDが到着したことを確認、帰宅後関西旅の準備。明けて本日は七夕、ついにやってきた『pale/みずいろの時代』の発売日です。思えば2013年『新しい青の時代』2014年『緑の時代』2015年『the loved one』、そして今年と4年連続でCDをこの日に出せていることを幸せに思います。

みんなが予想しているよりももっと良いレコードを作るというのが音楽家のつとめだと思っていますが、今回もそんな作品になったと思います。僕自身が「これくらいのアルバムになるかな」と思ったクオリティを凌駕して勝手にむくむくと入道雲のように大きくなっていったのです。完成してしばらくは僕だけの宝物のような銀盤でしたが、レコ発から数日経ち、もう聴いた人、今日手にする人、関西で僕から直接購入してくれる人、皆さんの『pale/みずいろの時代』になります。感謝。

七夕にちなんだ曲を2曲、『pale/みずいろの時代』収録の「Qui La La の夏物語」には「今宵は織姫と彦星の逢瀬」、2010年の「クレールとノアール」には「夜の帳にベガとアルタイル、銀の水面に目を細めている」というフレーズがあります。七夕が大好きなのだな、僕は。






今日から3日間関西の皆さんにお世話になります。まず本日は雲州堂でのイベント、近くを流れる川では七夕の催しもあるそうです。明日はまず朝10時からFM大阪「hug+」に生出演。夜は19時から枚方T-SITEにて観覧無料のインストアライブ、これは予約も不要なのでお仕事帰り、ご家族ご友人を誘ってお越しください。そして明後日9日は加古川チャッツワースお昼からは1階店舗にて「pale blue tea time」、ライブは完売御礼となっています。たくさんの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。




2016年7月7日(木)@ 大阪 雲州堂
“星鳴き空の演奏会 vol.4”

18:30開場 19:00開演/予約3000円 当日3500円(1ドリンク付き)
出演:カーテンズ、山田稔明

七夕の夜に素敵なイベントへお誘いいただきました。
雲州堂でのライブはなんと3年ぶり。またあの空間で
素晴らしい夜を。新作発売日は大阪にて歌います!

*雲州堂にて入場予約を受付中です。「info@iori-unshudo.com」宛てに
件名を『7/7七夕予約』として、お名前/人数/電話番号
をご記入ください。雲州堂からの返信を持ってご予約完了となります

大阪 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
03-6361-3964
::::::::::::::



2016年7月8日(金)FM大阪 10:00 頃 -「hug+(ハグタス)」
山田稔明ゲスト出演します(生放送)
http://www.fmosaka.net/_sites/16782386
::::::::::::::



2016年7月8日(金)@ 枚方T-SITE 蔦屋書店2階 オーディオスペース
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念インストアライブ

時間:19:00 - 20:00/参加費 無料
主催 枚方 蔦屋書店/共催・協力 ブリッジ
問い合わせ先 072-861-5700

先月オープンしたばかりの大規模商業施設、キラキラした空間での
『pale/みずいろの時代』発売記念インストアライブが決定しました!
観覧無料、ぜひお友だち連れ、ご家族連れでお越しください。CD発売日から
雲州堂、枚方T-SITE、加古川チャッツワースと関西3デイズ、ご期待ください。

枚方T-SITE(http://real.tsite.jp/hirakata/
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町12-2
::::::::::::::



2016年7月9日(土)@ 加古川 チャッツワース
“夜の科学 in 加古川ーpale blue days”

出演:山田稔明
1階カフェ:15時半より“pale blue tea time”を開催! (17:00オーダーストップ)
2階会場:17:30開場 18:00開演/前売3500円(別途ドリンク代)
*THANK YOU!SOLD OUT!キャンセル待ちを受付中

兵庫 加古川 チャッツワース(http://www.hotkakogawa.com/chatsworth/
〒675-0065加古川市加古川町篠原町4-7
TEL 079-420-1707  
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2016年07月06日

タワーレコード渋谷“PIED PIPER HOUSE” にてインストアイベントが決定しました!

7月7日全国発売の『pale/みずいろの時代』、いよいよ今日は店着日、いわゆるフラゲ日です。今回も全国のタワーレコードをはじめたくさんのショップにお世話になります。昨日全国のレコード店への出荷枚数の報告を受け取りましたがとても興味深かった。特筆すべきは札幌。多分FMノースウェーヴの力強いサポートのおかげでこれまでよりもたくさん仕入れていただいています。チャッツワースのある兵庫、神戸も。吉祥寺も。渋谷も新宿も池袋も。全国のバイヤーさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。

そんななかでタワーレコード渋谷で嬉しいイベントが決定しました。今年の夏、タワーレコード渋谷5階で復活、展開する「PIED PIPER HOUSE」の長門芳郎さんとの共催でトークショーを行います(ナタリーニュース「伝説のレコード屋が渋谷に期間限定復活」)。もちろん弾き語りで歌も歌う予定。長門さんはGOMES THE HITMANデビュー当時に「だれか会ってみたい音楽評論家の人はいない?」とスタッフに問われてその名前を即答した憧れの人、それ以来ずっとかわいがっていただいています(長門さんは猫好きでもあるので猫トークも盛り上がる)。この日は連綿と繋がるロックとポップスにまつわる音楽の話をはじめ貴重なトークになると思います。ぜひご注目ください。

top_image


2016年8月21日(日)@ タワーレコード渋谷店 5F
PIED PIPER HOUSE in TOWER RECORDS SHIBUYA前特設スペース
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念 山田稔明 ✕ 長門芳郎トークショー


出演:長門芳郎、山田稔明
日時:2016年8月21日(日)15:00〜

参加方法:観覧はフリーです。
サイン会参加券配布店舗:渋谷/新宿/池袋/横浜ビブレ店の4店舗
内容:トークショー・サイン会

対象店舗で山田稔明 「pale/みずいろの時代」(GTHC-0008)をお買い上げいただいたお客様に、先着でサイン会参加券を差し上げます。サイン会参加券をお持ちのお客様はトークショー終了後、サイン会にご参加頂けます。

※対象商品のご予約はお電話とタワーレコードホームページ(http://tower.jp/)の店舗予約サービスでも承っております
※【サイン会参加券】の配布は定員に達し次第終了いたします。終了後にご予約(ご購入)いただいてもお付けできませんのでご注意ください。
※トークショー終了後、サイン会を実施致します。
※サイン会参加券1枚で1名様ご参加頂けます。
※当日は必ずサイン会参加券をお持ちください。盗難・紛失等による再発行は致しません。
※当日の混雑具合により入場規制をかけさせて頂く場合がございます。
※イベント対象商品は不良品以外での返品をお受け致しません。
※カメラ及び録音機器等によるLIVE模様の撮影及び収録は固くお断り致します。
※都合によりイベントの内容変更や中止がある場合がございます。あらかじめご了承ください。
※イベント当日は係員の指示に必ず従ってください。係員の指示に従っていただけない場合、イベントへのご参加をお断りすることがございます。  
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レコ発ライブ “夜の科学vol.49 - pale blue days”(2016年7月2日 @ 恵比寿 天窓switch)【ライブ後記】



先週土曜日、ついにやってきた『pale/みずいろの時代』発売記念ライブの日。梅雨とは思えないホットな天気にも恵まれ、素晴らしい一日になりました。お昼過ぎに恵比寿の会場入りして、入念なリハーサル、要所要所の確認。気心の知れたメンバーでのライブ、ずっと楽しいしワクワクする。あっという間に開場時間になりバタバタと準備を。控室でみんな衣装に着替えると景色は一気に「みずいろ」に。そう、この日のドレスコードは「pale blue」でした。客席が暗転して開演、海の映像はアルバム・ジャケット撮影時の“千葉にあるウユニ塩湖”を歩く僕のスローモーションでした。

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夏虫の鳴く声に耳が慣れて、静寂のなかから立ち上がるような、「気分」「ナイトライフ」と続くアルバムの象徴となるふやけた青白い青の風景、そして『緑の時代』からの「ココロ/コトバ」ですっと雲に切れ間ができて、狐の嫁入りの光が指した。「セレナーデ」はitokenさん、安宅くんとは2000年代に何度も演奏した曲、その後コーラス立花綾香の上京初期のレパートリーにもなった。あれから10年近く経ち、このメンバーで2016年に演奏していることにグッとくる。「スミス」のアルペジオを近藤さん、安宅くん、僕の3人で弾く力技、こんなふうに響いたことはなかったなあ。

予告もなく伊藤健太を呼びこむ。ベースのイトケン、CDで「幸せの風が吹くさ」のベースを弾いてくれた彼が駆けつけてくれたから「せっかくなので」とベースを弾いてもらった。五十嵐くんは昨年末に続いてベースでバンドを支えてくれたがこの曲はハジけたタンバリン男して以降十年は人々の記憶に残ることだろう。バンドで演奏するのが映える曲だなあと感じました。続いてまた静謐な夜の水色が降りてきて、近藤研二さん編曲で生まれ変わった「モノクローム」、今まで夜の科学オーケストラにはなかったストイックな演奏。そこからシーンは夜へ。「月あかりのナイトスイミング」「光の葡萄」と続きました。

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「my favorite things」「太陽と満月」と続いてステージ上は熱を帯びて、新作からの「calendar song」。このポップチューン3連続がとても楽しくて、ずっとこの時間が続いたらいいのに!と思った。「calendar song」の「ユー!ソー!」の掛け合いはいつしかこぶしを突き上げる振り付けまでついて、円熟とは程遠い青春っぽさ。ステージ上も客席もニコニコと笑顔があふれていました。アンコールでは初めて近藤さんとふたりで「第2の人生」を。「hanalee」「ハミングバード」と鳴り響き大団円。

終演後、たくさんのCDが旅立っていきました。本当に嬉しい。僕は自分でスケジュールを立てて資金を工面してギリギリまで粘って自分のレーベルから作品を出すようになって以来、よく言われる「CDが売れなくなった」ということを実感したことがないのです。長い長いサインの列は1時間ほど続いたでしょうか、一番手応えと喜びを感じる時間です。たくさんのご来場ありがとうございました。みずいろの夏が始まります。

  
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2016年07月05日

トラベラーズファクトリー公演は完売御礼|1年の長さ|7日から関西3デイズ



昨日のこと、中目黒トラベラーズファクトリーでの8月の恒例ライブの入場受付でしたが数分で一部、二部ともに完売してしまいました。もともととても小さな親密な空間なのでチケット取れなかった方には本当に申し訳がありません。キャンセル待ちの方もたくさんいらっしゃるのですが、ちょっと今回はご来場叶わない方が多くなってしまうかもしれない…。東京でのライブは7月末もソールドアウトしているので、追加公演的な何かを現在考え中ですので詳細お待ち下さい。8月の最後の日には下北沢lete公演を予定しています。観覧無料のストアイベントも計画中です。

今月はもうすぐ友人であり愛猫ポチの面倒をいつも見てくれたキョウコさんの一周忌で、法要の日に僕は関西にいるので一足早く今日お花とメロンを持って手を合わせにいった。誕生日以来だったから「もうちょっと会いにこないとねえ」とみんなで言ったけど、いつでも手を伸ばせばそこにいるのかもしれないな、とも思う。僕はこないだパティ・スミスのステージを観たときに猛烈にキョウコさんを感じた。1年経って形見分け的に腕時計を授かった。これを見ればいつでもキョウコさんの細くて長い腕を思い出す。

明後日7日は大阪雲州堂でライブ。CDの発売日に関西にいるなんて初めてでワクワクする。地元のカーテンズとの共演、僕の出番は後のほう。たくさん予約をいただいているようなので確実なご入場のためにも予約をぜひ。8日(金)は枚方T-SITEでの観覧無料のインストアライブ。とても大きくてきれいな商業施設らしい。一部「19時半からイベント開始」と告知されているところがあるそうですが、正しくは「19時スタート」です。お気をつけて。そして9日(土)はお馴染み加古川チャッツワース。15時半からは1階店舗で“pale blue tea time”を開催、僕がBGMを選んだり趣向をこらしたことを計画中。ライブは完売御礼、当日券については直接お店にお問い合わせ下さい。10日(日)は選挙!投票するのは大人の常識、当たり前のこと。僕は明日期日前投票へ。



2016年7月7日(木)@ 大阪 雲州堂
“星鳴き空の演奏会 vol.4”

18:30開場 19:00開演/予約3000円 当日3500円(1ドリンク付き)
出演:カーテンズ、山田稔明

七夕の夜に素敵なイベントへお誘いいただきました。
雲州堂でのライブはなんと3年ぶり。またあの空間で
素晴らしい夜を。新作発売日は大阪にて歌います!

*雲州堂にて入場予約を受付中です。「info@iori-unshudo.com」宛てに
件名を『7/7七夕予約』として、お名前/人数/電話番号
をご記入ください。雲州堂からの返信を持ってご予約完了となります

大阪 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
03-6361-3964
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2016年7月8日(金)@ 枚方T-SITE 蔦屋書店2階 オーディオスペース
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念インストアライブ

時間:19:00 - 20:00/参加費 無料
主催 枚方 蔦屋書店/共催・協力 ブリッジ
問い合わせ先 072-861-5700

先月オープンしたばかりの大規模商業施設、キラキラした空間での
『pale/みずいろの時代』発売記念インストアライブが決定しました!
観覧無料、ぜひお友だち連れ、ご家族連れでお越しください。CD発売日から
雲州堂、枚方T-SITE、加古川チャッツワースと関西3デイズ、ご期待ください。

枚方T-SITE(http://real.tsite.jp/hirakata/
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町12-2
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2016年7月9日(土)@ 加古川 チャッツワース
“夜の科学 in 加古川ーpale blue days”

出演:山田稔明
1階カフェ:15時半より“pale blue tea time”を開催! (17:00オーダーストップ)
2階会場:17:30開場 18:00開演/前売3500円(別途ドリンク代)
*THANK YOU!SOLD OUT!キャンセル待ちを受付中

兵庫 加古川 チャッツワース(http://www.hotkakogawa.com/chatsworth/
〒675-0065加古川市加古川町篠原町4-7
TEL 079-420-1707  
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2016年07月04日

本日21時からK-MIX「メゾン・ド・アミ」に出演します



本日7月4日(月)夜9時から静岡K-MIX「コントラリーパレードのメゾン・ド・アミ」にゲスト出演します。先月、旧知のコントラリーパレードたなかまゆさんがうちに遊びにきて僕の仕事部屋で収録したもので、かなりリラックスした和やかな内容となっています。ぜひラジオで、radikoプレミアムなどで聴いてください(トラベラーズファクトリーのお申込みも21時から、お忘れなく!)。先週末恵比寿でのライブの夜中3時半からの「佐藤満春 in 休憩室」、前番組の最後にかかったのがプロコル・ハルムの「青い影(WHITER SHADE OF PALE)」だったというミラクルもありました。ラジオって本当に面白いですね。



『pale/みずいろの時代』によせて

こんなにいろんなみずいろがあったんだと、はっとしました。
pale blueから真夏の空色まで、不思議なほどの心地よさで流れる
みずいろのグラデーション。最後まで聴き終わると、
とてもすっきりとした気持ちになりました。夏が始まりますね。

コントラリーパレード たなかまゆ




今後のラジオ出演情報をまとめました


<ラジオ出演情報>

7月4日(月)K-MIX 21:00-「コントラリーパレードのメゾン・ド・アミ201号室」
7月8日(金) FM大阪 10:00- 「hug+」(ハグタス)
7月10日(日)ミュージックバード 24:00-「モナリザラウンジ」
7月12日(火)FM802 12:30-「FLiP LiPS」
7月15日(金)JFN系9局 11:30-「simple styleーオヒルノオト」
7月16日(土)むさしのFM 13:00-「川久保秀一のSaturday Music Flow」
7月17日(日)ミュージックバード 24:00-「モナリザラウンジ」
7月18日(月祝)NBCラジオ佐賀 13:30- 「情報コンビニ 佐賀ですよ」
7月23日(土)FM PORT 22:00「PORT Tasting Music」  
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本日21時から中目黒トラベラーズファクトリー恒例の真夏ライブ申込受付を行います



今年も真夏恒例の中目黒トラベラーズファクトリーの夏祭りを8月7日に開催します。なんと今年で5年目。5年の間にたくさん知り合いが増えたなあ、と感慨深いです。毎年トラベラーズノートとタッグを組んでオリジナルノート(レザーのカバーにセットできるリフィル)を作って来場者全員にプレゼントしていますが、今年はもちろん「pale」ノートを作る予定です。徳島アアルトコーヒーのアイスコーヒー、もりかげ商店のお菓子もつきます。毎年その夏で一番暑いライブになるのがトラベラーズファクトリー。今年も一緒に夏の思い出を作りましょう。


2016年8月7日(日)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー
TRAVELER’S SUMMER FESTIVAL ‘16
山田稔明『pale/みずいろの時代』発売記念ライブ
“夜の科学 at TRAVELER’S FACTORY - 夏はみずいろ”


第一部:14時開場/第二部:17時開場
料金:4000円+税
*オリジナルノートとアアルトコーヒーのアイスコーヒー、
もりかげ商店のお菓子付き
*コーヒーが飲めない方は事前にお伝え下さい


+前売りチケットは完売しました。キャンセル待ちでのお申込みを受け付けます。
「info@gomesthehitman.com」宛に「お名前/人数/お電話番号」を明記の上メールにてお申込みください。


キャンセル待ちでのお申込みも締め切らせていただきます。ありがとうございました!


中目黒 トラベラーズファクトリー
〒153-0051東京都目黒区上目黒3-13-10  
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夜の科学49 開演前&終演後BGMプレイリスト




BGMのプレイリストを知りたいというご要望を少なくない数いただいたので公開します。“みずいろ”の開演前BGMは大学生の頃好んで聴いていたいわゆる「青春」的なやつを。終演後は青のグラデーションを意識してなんとなく選んだものです。「#paleみずいろの時代」というハッシュタグをつけて感想を書いてくださった人のなかから抽選で2名にこのCDRをプレゼントすることにします(当選者にはスタッフ、あるいは僕から連絡します)。7月いっぱいの企画にしましょう。

<開演前 “みずいろ”>
1.William, it was really nothing/The Smiths
2.There She Goes/The La's
3.What's In Your Mind/Mexico 70
4.Devil Child/Dead Famous People
5.He Doesn't Love You Like I Do/Nick Heyward
6.I Love You When You Do That/How Many Beans Make Five
7.The Girl Who Waves At Trains/The Lilac Time
8.Meet Johnny Rave/Blueboy
9.My Motorhome/Blissful
10.Spit And Polish/John Cunningham
11.Bizarre Love Triangle/Frente!
12.My Big Ambition/Resque
13.I'm The Sun/Eugenius
14.Summertime/The Sundays
15.It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)/R.E.M.


<終演後 “after hours”>
1.A Whiter Shade of Pale(青い影)/Procol Harum
2.Pale Blue Eyes/R.E.M.
3.Pale Blue/Toad The Wet Sprocket
4.See Through Blue/Beth Orton
5.April Come She Will(4月になれば彼女は)/Simon & Garfunkel
6.ブルーの構図のブルース/小沢健二
7.BABY BLUE/フィッシュマンズ
8.There Is a Light That Never Goes Out/The Smiths
9.My Drug Buddy/Lemonheads
10.Pilgrimage/Suzanne Vega
11.Better Be Home Soon/Crowded House
12.Please, Please, Please, Let Me Get What I Want/She & Him
13.After Hours/The Velvet Underground  
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猫たちの雨宿り|本日より通販オーダー分『pale/みずいろの時代』が皆さんのポストに



昨日のこと、午後から巣巣へ出かける。土曜日恵比寿での“夜の科学”ではロッキンなギターを弾いてくれた近藤研二さん、この日は一転ギター独奏によるコンサート。“猫たちの雨宿り”と題されていましたが、東京はびっくりするくらいの猛暑でした。それでも近藤さんのギターは涼やかで、僕は特に「雨の日と月曜日は」と「雨にぬれても」にグッときました。雨は爪弾くアルペジオ。僕は恵比寿の夜に続いてEテレ0655の「第2の人生」で飛び入り。ついでにデーモン閣下が歌う近藤さん作曲の人気楽曲「toi toi toi」も共演させていただきました。満員の会場、みんな軽やかに揺れて楽しそうな顔をしていたなあ。

昨日の朝はオフィシャルサイト通販STOREプレオーダー分の『pale/みずいろの時代』の発送作業を行いました。今回なるべく早く皆さんの家に届くようにと郵便局で手配しました。都内早いところでは本日皆さんのポストに投函されると思います。東京から離れた皆さんには明日には。入金確認が取れたものから発送していますのでご注文のみで未決済の方はお急ぎください。ぜひ発売日よりも一足早く『pale/みずいろの時代』を手にした方はSNSなどに「#paleみずいろの時代」とハッシュタグをつけてジャケット画像、感想等を記していただけたらとても嬉しいです。発売日に向けて皆さんが山田稔明の草の根プロモーターになっていただきたい。

レコードショップ、WEBショップでご購入の方は7月7日まで今しばらくお待ち下さい。今週は7日から関西へ。夏の扉が開きそうです。


  
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2016年07月03日

夜の科学 vol.49 -pale blue days(2016年7月2日 @ 恵比寿 天窓switch)【SETLIST】

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2016年7月2日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
夜の科学 vol.49 -pale blue days


1.気分(『pale/みずいろの時代』)
2.ナイトライフ(『pale/みずいろの時代』)
3.ココロ/コトバ(『緑の時代』)
4.セレナーデ(『pale/みずいろの時代』)
5スミス(『pale/みずいろの時代』)

6.幸せの風が吹くさ(『pale/みずいろの時代』)
7.モノクローム(『pale/みずいろの時代』)
8.月あかりのナイトスイミング(『新しい青の時代』)
9.光の葡萄(『新しい青の時代』)

10.my favorite things(『the loved one』)
11.太陽と満月(『the loved one』)
12.calendar song(『pale/みずいろの時代』)

EN
13.my valentine(『pale/みずいろの時代』)
14.第2の人生(Eテレ0655おはようソング)
15.hanalee(『home sweet home』)
16.ハミングバード(『新しい青の時代』)



山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
安宅浩司、五十嵐祐輔、itoken、近藤研二、佐々木真里、立花綾香
伊藤健太(bass on M-6)


  
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2016年07月02日

本日恵比寿天窓switchでのレコ発“夜の科学 vol.49 -pale blue days”開催です



いよいよ本日となりました。“夜の科学 vol.49 -pale blue days”、ニューアルバム『pale/みずいろの時代』発売記念ライブとなります。たくさんのグッズがありますのであらためて紹介しますので参考にしていただけたら幸いです。来週から関西を皮切りにレコ発ツアーが始まります。そちらのライブ会場物販でも同じものをご用意する予定ですがすべて数に限りがありますので売り切れの際はご容赦ください。小銭をご用意してお会計時にご協力いただけたら幸いです。

2016年7月2日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.49ーpale blue days”

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日4500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、佐々木真里、近藤研二、立花綾香)
*前売りチケットは完売、当日券等のお問い合わせは直接会場まで
恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



<物販商品リスト>

CD『pale/みずいろの時代』2700円 *NEW
ハンドメイドジン『MONOLOG vol.17』1500円(『pale』特集/CDR付き)*NEW
Tシャツ『paleチミT』2500円(色:ペイルブルー、白、グレイ/サイズ:Woman、S、M)*NEW
ハンドメイドバッジ『ポチバッジ -pale edition』700円(数に限りがあります!)*NEW

小説『猫と五つ目の季節』1400円(初版本と第二刷版からお選びいただけます)
小説『コブルストーン』清水浩司著 800円
ハンドメイドジン『MONOLOG』バックナンバー 1000円
2016年カレンダー 500円(あと半年使えます。プライスダウン!)

CD『the loved one』2160円
CD『緑の時代』2500円
CD『新しい青の時代』3000円
CD『Christmas Songs -standards and transfers』2000円
CD『home sweet home』3150円
CD『pilgrim』3150円
出演メンバーのCD作品も販売します  
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広島世羅 Que Sera Sera Wine & Music Festival ’16に出演します|今晩深夜はトイレラジオ

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この秋広島県世羅町で行なわれる「Que Sera Sera Wine & Music Festival ’16」に出演します。バンド編成でのライブを予定。
昨年秋に高野寛さんとともに行った道の駅世羅でのイベントから繋がる舞台、今からとても楽しみです。

“Que Sera Sera Wine & Music Festival ’16”
2016年10月16日(日)@ 広島県世羅町せら夢公園 (広島県世羅郡世羅町黒渕411-13 )

開場 10:00 開演 11:00(終了予定18:00)雨天決行・荒天中止

チケット:一般前売 \3,000(税込)町民前売 \2,000(税込・道の駅世羅店頭のみでの販売)
当日 \4,000 (税込)  4名グループ前売 \10,000 (税込・数量限定)
※小学生以下保護者同伴に限り入場無料
※チケット販売に関する詳細は後日。

Que Sera Sera Wine & Music Festival ’16


今日は恵比寿天窓switchでのレコ発ライブですが、深夜3時半からはどきどきキャンプ佐藤満春さんのラジオ日本『佐藤満春 in 休憩室』にコメント出演、新作からの楽曲をオンエアしていただきます。夜更かしのともにぜひ。そして週明け月曜日の夜9時からは静岡K-MIX『コントラリーパレードのメゾン・ド・アミ』にゲスト出演します。とても和やかで楽しい内容になっています(うちで録音したので空気感が弛緩しています)。PC、スマホなどで全国でお聴きください。ラジオの予定がいっぱいでラジオ好きの僕には嬉しいリリースタイミングです。

<ラジオ出演情報>
7月2日(土)27:30-(深夜3:30-)ラジオ日本「佐藤満春 in 休憩室」*コメント
7月4日(月)21:00- K-MIX「コントラリーパレードのメゾン・ド・アミ」
  
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2016年07月01日

CD『pale/みずいろの時代』到着|明日はレコ発 “夜の科学”です







できた。間に合った。2月からずっと取りかかっていた『pale/みずいろの時代』の製品盤がレコ発前日の今日届いた。夏休みの宿題を8月31日に終わらせるようなことを、もう大人だからなるべくしたくないなあといつも思うのだけど、そうはいかないのがB型の性(さが)というやつだ。あわせてフライヤー、MONOLOG17号、そしてTシャツと続々いろんなものが到着して、無事明日のレコ発“夜の科学 vol.49”に必要なものはすべて揃った。余裕ができた僕はフンフンと鼻歌など歌いながら開場時と終演後のBGMをセレクトしたりしている。開場時は“みずいろ”をテーマに僕が青春時代に胸を痛めながら聴いていた歌たちを、終演後は同じく“みずいろ”を感じさせるアフターアワーズな音楽をセレクトしたので気を留めていただけたら嬉しいです。

ああ、ついに明日『pale/みずいろの時代』が僕の手を離れてみんなの日常に溶けてゆく。リリースのたびにいつも思うことだ。ものつくりをしていて一番幸せなことだ。届いたばかりのCDをリビングのステレオで再生したのだけど、ちゃんと思った通りの音楽だった。夢じゃなかった。通販プレオーダーの方はもう少し待ってください。店頭やWEBストアで買う方は七夕までお楽しみに。そして明日恵比寿に来られる皆さんは僕らの生演奏を楽しんで心に刻んで、家に帰ってからCDを聴きながらいろんなことを思いだしてください。僕は寝る前にもう一回『pale/みずいろの時代』を聴きます。明日恵比寿でお会いしましょう。


2016年7月2日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.49ーpale blue days”

18:30開場 19:00開演/前売4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、佐々木真里、近藤研二、立花綾香)
*前売りチケットは完売、当日券等のお問い合わせは直接会場まで

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887  
Posted by monolog at 22:24Comments(1)TrackBack(0)