

昨日のこと。吉祥寺猫まつり期間の最後に近藤研二さんと吉祥寺PARCO7階特設のペコneko館会場にて猫についてのトークショーに急遽お誘いただいた。ついに楽器も持たず、歌も歌わずにイベントをするまでになったのだ。僕も近藤さんも愛猫の写真を大きく(A全サイズ!)引き伸ばしたポスターにしてもらってウキウキ。peco編集部の皆さんのケアもあり楽しく40分のトークとその後のサイン会が終了しました。楽しかった。
たくさんお客さんが来てくれて大盛況でしたが、なかでもご近所の、通り一本挟んだ同じ町内の“西山”さん(『猫と五つ目の季節』に登場する西山さん)のお母様(うちの母親より高齢だ)がわざわざトークショーを観にきて楽しんでくれたことが嬉しかった。吉祥寺でこういう機会が持ててよかった終わった後お母様といっぱい猫の話をしたのだけど、「なんと今日うちにもチミママが来たんですよ!」とお母様が言うから僕も「ええ!!西山さんちにも!」と興奮してしまった。ポチのことを「もう猫を越えた存在」と褒め、ポチ実のことを「神の使い、天使みたい」と呼んで目を細めてくれるのを静かに感動しながら聞いていました。


それから帰宅しバタバタと準備して恵比寿へ。愛弟子、教え子とも呼べる立花綾香が彼女にとって特別なワンマンライブに僕をゲストとしてステージに呼んでくれた。出会って4年くらい経つ。初めて会った頃はまだ19歳だった?デモテープを一緒に作ったり、歌詞を書くのが苦手だという彼女に無理やりブログを開設させて日記を習慣付けたり、僕のバンドでコーラスを手伝ってもらったりしてきたが、ようやく自分の音楽を見つけたのではないかな、と昨日のライブを見て思いました。
呼び込まれてまず歌ったのは元チャットモンチーの高橋久美子ちゃんが歌詞を書いて僕が曲をつけた「赤いチェリーとオオカミ」。これはこの日発売された新しいCDに収録されて数年越しに日の目を見た。もう一曲「歩いても歩いても」という曲はきっと綾香が進むべき道がいくつも提示されて悶々としていた時期にあげた1曲。新しい響きが付与されたような感覚がありました。バンドも地元熊本の盟友れーなちゃんも勢いがあって上手で可愛く素晴らしかった。満員のお客さんを見てしみじみ感慨深かったです。また綾香は12月の「夜の科学」でコーラスとして参加するので、どうか可愛がってあげてください。
ライブを観にきていた高橋久美子ちゃんと恵比寿でライブの余韻に浸りながら久しぶりに遅くまで飲んだ。ハロウィーンだったので真夜中過ぎからどんどんお店が混んできてカオティックな感じでTOKYO感があったなあ。花嫁ゾンビのクオリティが高すぎて見入ってしまった。HAPPY HALLOWEEN!
