2019年04月30日

さよなら平成

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昭和48年生まれの僕が中学3年生のとき、冬休みが終わるか終わらない1月に昭和天皇が亡くなった。高校進学のため学習塾に通ってた僕は友人たちと神妙な思いで世の中の静謐なムードを語り合ったことを憶えている。僕の平成は高校入学の年だから、いわゆる思春期以降のすべてを僕は平成時代に経験することになる。初めてエレキギターを買ったのも、自作曲を作ったのも平成元年だ(タイトルは恥ずかしいから言わない)。

平成4年に大学進学のため上京、GOMES THE HITMANを組んだのは平成5年のこと。何にもしないでぼーっと過ごしたはずなのにやたらと濃密な4年間を経て、平成8年に就職した僕は翌年インディーズでCDデビュー。平成11年にメジャーデビューするときには25歳になっていた。そこから先の20年が今僕のそばにあるもののすべての蓄積である。猫との暮らしの始まりは平成13年だった。僕は昭和生まれだけれど平成の人間だという感覚がある。元号が変わるということにさしたる感慨が湧かなかった僕も今日がその最後の日となると胸に去来するものがいろいろ、ある。

ぼーっと音を消したテレビを眺めながらラジオを聞いている。平成最後の日は雨だ。こういう日にずっと家にいるのも悪くはない。さよなら平成。これから先なんども、いつも思い出すと思う。GOMES THE HITMANのメジャーデビュー20周年とソロデビュー10周年の今年が令和元年になるからいろいろ数えやすくなる。新しい時代も思い出をひとつずつ積み上げていきたい。



<山田稔明 平成史>

平成元年 3月初めてエレキギター購入しバンドを組む
     4月 高校入学
平成4年 4月大学入学で上京
平成5年 4月GOMES THE HITMAN結成
平成8年 自動車普通免許取得/教職免許取得
     4月 映像制作会社に就職
平成9年 12月インディーズレーベルからCDデビュー
平成10年 冬 仕事をやめる
平成11年 1月 メジャーデビュー
平成13年 秋 ポチと暮らし始める
平成19年 バンド活動休止
平成21年 3月 ソロCDデビュー
平成26年 夏にポチを亡くし秋にポチ実に出会う・バンド活動再開
平成30年 バンド結成から25周年を迎える  

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2019年04月29日

猫さんぽ展 vol.3ー山田稔明ライブ(2019年4月27日 @ 自由が丘 ギャラリー自由が丘)【ライブ後記】

今年1月片岡まみこさんの個展に続いて、またギャラリー自由が丘で歌う機会をいただいた。昨年もお世話になった「猫さんぽ展」。会場に着くと絵本『私はネコが嫌いだ。』の著者よこただいすけさんがいらっしゃって、その絵本を僕は近所のカフェ長男堂で何度も眺めていたので不思議な既視感でお話をさせていただいた。猫にまつわる歌を歌うライブが続くと曲目が決まってパターン化してしまうので、それを打開するのがこの日の個人的テーマでした。

猫の絵や雑貨に囲まれ、満員御礼の会場でライブがスタート。最初は「猫のいる暮らし」をギタレレと生歌で。楽器が変わると曲の響き方も変わるのが面白い。少し季節を先取りして歌った「夏の日の幻」は今ここにいない誰かのことを想う歌。「スティーブンダフィ的スクラップブック」は20年前にリリースした「rain song ep」から。ここにも猫が一匹登場。「何もない人」も猫の描写からヒントを得て書いた曲、というネタばらしを。

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新しい試みは詩の朗読。前週に御徒町凧さん主催の詩の朗読会のために書き下ろした「猫のふりをして」というメロディの付いてない詩を読みました。そして、ライブ当日の朝に書いた新曲「明け方のミー」を拙くも演奏、歌詞は数日前の眠れない夜にばったりキッチンでポチ実と出くわしたことがきっかけで書きつけたメモから。「きみは三毛の子」に続いてポチ実の歌が増えました。ポチ実アルバムとか作れたらいいね。

久しぶりに「ポチの子守唄」をギタレレで。この歌を歌うと蘇る景色がある。音楽はまるでタイムマシンだな。「lucky star」はリクエストに応えて。そうでなくてもこの頃毎回歌っているこの曲は今年のお気に入り。「日向の猫」のみんなのコーラス、「my favorite things」がどんどん躍動していく感じもよかった。目に見えない猫がくるくる遊ぶイメージ。「small good things」は歌うたびにハッとする曲。前述した珍しく眠れない夜があったからなおさら。誰もみな夜明けと言葉を待っているのだ。

アンコールでは「セラヴィとレリビー」と、新曲「明け方のミー」をもう一回。この日はなんだかぺらぺらと調子よく毒も含めていろいろしゃべって、笑い声もたくさん沸いていたけれど、ライブ会場にいた人だけが知っていることがあるっていうのが、なんだかいい。ライブには出展作家の片岡まみこさん、江戸屋猫ハッピーさん、出口かずみさんが顔を出してくださった。sippo編集部の方も来てくれて嬉しかったな。とてもいい空間でした。またの機会を楽しみにしています。

僕にとって平成最後のステージでした。

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2019年04月28日

平成最後の大収穫という個人的な話

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昨日のこと、お昼過ぎに音楽ライターの友人からメッセージが届いた。「山田くん、このレコード探してるって言ってなかったっけ?」と送られてきた写真はイギリスはスコットランドのトラッシュ・キャン・シナトラズが1993年に出した『I've Seen Everything』のアナログ盤だった。こ、これは、もう僕が10年以上ずっと探してて、ウォントリストのトップに常に鎮座するレコードなのであった。奇声も自然ともれていたであろう、僕はすぐさま「どこ!?いつ!??」と興奮して返事。30分前に下北沢の中古盤屋にあった、となると居ても立ってもいられない。

夕方からギャラリー自由が丘でのライブだったのだけど、身支度を急いでバタバタと下北沢へ。お願いします神様、もう今、欲しいレコードは『I've Seen Everything』だけなのです…とかなんとか心の中でぶつぶつ言いながら。そして果たして、僕はついにトラッシュ・キャン・シナトラズ『I've Seen Everything』を手中に収めたのだった。1万円札を何枚も使う覚悟のあった1枚なのに、拍子抜けするくらいの値段で。レコードの神様はいると思った。僕のアーバンブルーズへの貢献。LPジャケットをちらちら見ながら僕はそのまま自由が丘に向かったのでした。

このレコードが出た1993年は僕がGOMES THE HITMANを結成した年、26年前のこと。このレコードを聴いて僕はGOMES THE HITMANをこんなふうな、キーボードを擁するギターポップバンドにしたいと思ったのでした。もちろんCDでは20余年ずっと聴き続けている名盤だけど、ターンテーブルにのせて針を落として聴くのは全然違う。自由が丘から帰ってきてすぐ聴いた『I've Seen Everything』は美しく空気を震わせていました。間違いなく平成最後の大収穫、連絡をくれた友人に心から感謝を。音楽って本当に素晴らしい。好きになった歌は僕を裏切らないし、心を元気にしてくれる。

  
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2019年04月27日

猫さんぽ展 vol.3ー山田稔明ライブ(2019年4月27日 @ 自由が丘 ギャラリー自由が丘)【SETLIST】

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2019年4月27日(土)@ 自由が丘 ギャラリー自由が丘
猫さんぽ展 vol.3ー山田稔明ライブ


1.猫のいる暮らし(『緑の時代』)
2.夏の日の幻(『pilgrim』)
3.スティーブン・ダフィ的スクラップブック(GTH「rain song ep」)
4.何もない人(GTH『weekend』)

5.猫町オーケストラ(『the loved one』)
6.猫のふりをして(朗読)
7.明け方のミー(新曲)
8.きみは三毛の子(『DOCUMENT』)

9.ポチの子守唄(『the loved one』)
10.lucky star(新曲)
11.日向の猫(『新しい青の時代』)
12.my favorite things(『the loved one』)
13.small good things(『the loved one』)

EN
14.セラヴィとレリビー(新曲)
15.明け方のミー(新曲)  
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2019年04月26日

10連休を目前にして

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ついに始まってしまう大型連休。明日のギャラリー自由が丘を皮切りにライブが4本、レコーディングが数日、その他諸々とため息なのか深呼吸なのかわからない大きな息を吐き出しながらカレンダーを眺めている。休みが始まる前に、と映画館に駆け込んで『グリーンブック』を観た。ずっとto do リストにあったやつだ。予想通り最高だった。ずっと流れる音楽とフリーウェイと荒涼としながら慈悲深い風景。ケンタッキーフライドチキンが食べたくなったり、美しい手紙っていいものだなあと思ったり。クリスマスの頃にまた観たい映画。

今日は金曜日だったけど、10連休前の週末って週末のなかでも特別感がある感じがする。5月7日を日本国民はどんなふうに迎えるのだろうか…。

  
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2019年04月25日

なんということでもない日記みたいな話

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夕方から出かけて高橋徹也さんとヒックスヴィル中森泰弘さんとお茶してそのまま晩御飯。健康についての話ばかりで音楽のことはまったく話さないパターンのやつ。いつもこの季節には中森さんとライブをすることが多かったけど巣巣がなくなってその機会がなくなった。また新しいことが始められたらいいなと思う(中森さんとは先週も会ったし)。タカテツさんとはまた夏に何かやろうという話をしているところ。たまにはこういう、その日あったことを書く普通の日記みたいなのもいいな、と思って書いている。

このブログは2004年の5月からスタートした。当時まだウェブログとも呼ばれていた日記サイト、僕はその当時肺気胸という病気で療養していて暇だったので、なんか最近話題になっているやつを始めてみようと思ってスタートしたのだ。このブログはすべての文章がアーカイブされて読むことができるのだけど、当時はほんとどうでもいいこととか、CDや本、映画なんかのレビュー、猫の写真(写真が小さくて粗い)を気まぐれに載せていた。今は情報告知等では欠かせない情報のプラットフォームになった。15年もの月日が流れた、と気づいてびっくりする。

これからさらなる15年書き続けたい。そうするとブログ30周年で僕は還暦、中森さんの今の年齢と同じになる。  
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2019年04月24日

ギャラリー自由が丘「猫さんぽ展」は本日から|週末にライブを

一昨年の秋からたびたびライブをやらせていただいている自由が丘のギャラリー自由が丘。本日から「猫さんぽ展」という猫を愛する作家さんたちの作品展が始まり、週末には歌を添えさせていただきます。初めてお会いする作家さんばかりなのでそれも楽しみです。3月から地方での演奏が続いたので実に2ヶ月ぶりの東京でのライブとなり、しかもこれが平成最後のステージになるのですね。あと数席のご案内が可能とのことでしたのでぜひこの、もう二度と帰ってこない機会の目撃者に。猫好きも猫好きじゃない人も楽しめるような感じにします。ぜひお立ち寄りください。

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2019年4月27日(土)@ 自由が丘 ギャラリー自由が丘
猫さんぽ展 vol.3ー山田稔明ライブ

17:30開場 18:00開演/料金3500円(ドリンク・お菓子付き)
出演:山田稔明

*ギャラリー自由が丘にてご予約受付中です
受付方法:メールアドレス: gallery-jiyugaoka@aroma.ocn.ne.jp
メール件名を「山田稔明ライブ」として、お名前・人数・お電話番号を
明記の上お申し込みください。

ギャラリー自由が丘(https://www.gallery-jiyugaoka.com/
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目41-2
アトラス自由が丘ビル1F  
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2019年04月23日

猫騒動 8thシーズン(7)新しい仲間|sippoに取材していただきました

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お隣にセヌちゃんというアメリカンショートヘアの女の子がやってきた。5ヶ月くらいで、まだ小さくてしなやかで可愛い。人馴れしていて物怖じしない。近藤さんも誘って今日はセヌちゃんの猫町お披露目会が我が庭で行われたのだ(お隣との庭のフェンスを開放)。仔猫セヌちゃんにみんなメロメロ。庭の境を越えてノアちゃんやリルくんも大騒ぎ。さすがの内弁慶ポチ実も階下に降りてきて庭の様子を伺う。ノアちゃんとポチ実が直接触れ合うのは2年前のゴールデンウィーク以来のこと。鼻と鼻を合わせるぎこちないキスが可愛かった。猫町は今日も平和でどんどん楽しくなる。

先月取材を受けたsippoの記事が公開されました。とても丁寧にたっぷり話を聞いてもらえた。ポチ実のことだけじゃなくてポチのことまで。こういうふうに記憶を反芻するのはしみじみと感慨深く、また新しい気持ちが湧いてくるのが面白い。現在発売中の雑誌「ねこ」の記事とあわせてお楽しみいただけたら嬉しいです。

sippo/旅立った愛猫によく似た子猫が庭に出現「世界に色が戻った」

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2019年04月22日

GOMES THE HITMAN in studio DAY3

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GOMES THE HITMAN14年ぶりのオリジナルアルバムのレコーディングがじりじりと進んでいる。3月からスタートして3日目。メンバー4人だけの録音というスタイルは昨年の『SONG LIMBO』で確立されたもの。昔だったら息が詰まってこんなふうにはできなかっただろうなあと思いながら、どこか無責任に気負わず作業ができている今このときが楽しいなと感じる。収録曲、曲数、そしてタイトルまで決まったけれど、まだまだやることばかりがたくさんある。

来週も下北沢でのライブの前にレコーディング作業があるから、5月3日のライブはいい意味での息抜きと、なにかを開放するような夜になるだろう。見逃さないでほしい。


2019年5月3日(金祝)@ 下北沢 風知空知
GOMES THE HITMAN presents
SOLO SOLO SESSION
ーそろそろ始める未来の話 vol.2


17時開場 18時開演/前売4000円(ドリンク代別途)
LIVE:山田稔明、須藤俊明、GOMES THE HITMAN(acoustic)
ゲスト:高田タイスケ(from PLECTRUM)/DJ:堀越和子

2019年にメジャーデビューから20周年を迎えるGOMES THE HITMAN。
アニバーサリーイヤーにふさわしいメンバー同士の“対バン”セッション、
第ニ回目は山田稔明 VS 須藤俊明。予想もつかない展開にご期待ください。


風知空知にて立ち見席の予約受付中
メール予約のみ(先着受信順整理番号付き)
●メール予約:風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp
*ご希望公演名、お名前、枚数、ご連絡先電話番号をご明記の上、お申し込みください。


風知空知(http://fu-chi-ku-chi.jp/
東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル4F
TEL. 03-5433-2191  
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山田稔明ソロデビュー10周年2DAYSが来月に

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10年前の2009年3月25日に初のソロアルバム『pilgrim』、そして9年前の5月19日に2nd『home sweet home』がリリースされました。この2枚の作品は同時進行で作っていたので自分にとって2009年と2010年はあわせて一括りみたいな感覚があります。本当は2枚同時リリースしたかった。バンドでの20年の年がソロで10周年と重なるという不思議な感覚。2019年はあらためて自分の刻んできた轍を振り返り再検証する1年となります。来月ソロ活動10周年を記念した公演を。結果的に内容の違う2公演と贅沢なボリュームになりました。

第一夜は近藤研二さんと佐々木真里さんとのセッション、第二夜はイトケンさん、安宅浩司くん、上野洋くんとのバンド編成。『pilgrim+home sweet home』2枚組リイシューのお披露目となります。この数年ずっと品切れになっていた僕にとってとても重要な2作品にそれぞれ2曲ずつボーナストラックを加えました。最終形態、永久保存盤になります。こちらもお楽しみに。先に第二夜がチケット完売となりキャンセル待ちでの受付を行なっています(こちらから)。追加公演第二夜はまだお席があります。月見ル君想フは背中に大きな満月を背負って歌う印象的な会場です。ぜひお越しください。




2019年5月25日(土)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
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18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二、佐々木真里

5月26日のアニバーサリー公演完売につき、内容の異なる追加公演が
決定。山田稔明ソロワークスに重要な役割を担う近藤研二、佐々木真里両氏
を迎えます。弾き語り、デュオ、トリオと様々な風景を展開します。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤は繰り上がって
この日リリースに。ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。
煌々と光る月の下に集まりましょう。

*オフィシャル通販STOREチケットセクションで前売り販売受付開始
*フォームがうまく動作しないときは「info@gomesthehitman.com」宛てに
件名「日付・会場」、本文にお名前と人数とご連絡先を明記の上メールにて
お申し込みください。のちほどこちらからお返事させていただきます。
*整理番号順の入場となります



2019年5月26日(日)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
“夜の科学 vol.56ーunder the milk moon”


18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with イトケン、安宅浩司、上野洋

山田稔明ソロ名義でのデビュー作『pilgrim』リリースから10年を記念して
ソロ黎明期の質実剛健な “kickingbirds” 編成でその道のりと新しい旅立ちを祝う夜。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤もこの日リリース。
ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。煌々と光る月の下に集まりましょう。
*THANK YOU!SOLD OUT!キャンセル待ちでのお申し込み受付中です(順次ご案内しております)


会場:月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
住所:〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115
  
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2019年04月21日

GOMES THE HITMAN「雨の夜と月の光」リリースから今日で20年

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20年前の今日4月21日はGOMES THE HITMANが「雨の夜と月の光」をリリースした日だ。3曲入りのマキシシングル、カップリング2曲をアルバムには収録しなかったのは、作詞作曲家として1曲でも多く世に発表したいという僕の意地だったかもしれない。いろんな過去のアーカイブスを紐解いていて思い出したけれど、もともと「雨の夜と月の光」の原型となる曲はギターのカッティングで始まる至極ギターポップマナーに沿った曲だった。ドラムのバスドラも四分打ちのディスコ的なものではないので今聴くととても新鮮。この曲がピアノが引っ張っていくアレンジになったのはロジャー・ニコルズが書いてジュディス・ダーハムが歌った「I Wish I Knew」という曲を知ったからだった。「こういうふうな曲にしたい」と堀越に頼んで印象的なイントロができあがった。ソリッドなエレキを弾いてくれた、初期のバンドをサポートしてくださったギタリストのGOさんにはもう会えなくなってしまってさびしい。

この曲を書き上げたときの興奮をよく憶えているし、スタッフみんなも同じように盛り上がった。しかしその歌にはまだタイトルがなかったのだ。便宜上「rain song」と仮タイトルで呼ばれていたから『rain song ep』というマキシシングルの名称は決まっていたけど、もっと相応しい名前があるはずだと議論が重ねられた。今日思い立って当時の手帳を引っ張り出してみたら、そこに書きつけられたタイトル案の数々…。「月の雫」というのが有力だった記憶があるけれど数年後に柴咲コウさんが「月のしずく」という歌をヒットさせたから被らなくてよかった。「都市生活者のための雨の歌」とか「ムーンドロップス・メランコリア」とか、やたら気取って頭でっかちなアイデアを踏みとどまって本当によかった。もうこの曲は「雨の夜と月の光」でしかない。僕らは「アメツキ」と略すけれど去年GOMES THE HITMANのファンになった知り合いはこの曲を「アメヨル」と呼んだ。そこはかとない違和感よ。やっぱり20年経つと略称は「アメツキ」以外のなにものでもないのだ。

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カップリング2曲とも僕の大好きな歌。「スティーブン・ダフィ的スクラップブック」は最近でも猫をテーマにしたライブの時に歌うことが多いし、「down the river to the sea」は僕の故郷を舞台にしたトムソーヤー的な冒険小説である。山と川と田んぼの町で海に憧れる歌。20年経って改めて3曲を通して聴いてみて、もう二度と書けない青春を閉じ込めた歌だと感じた。25歳だった僕はどんな思いでこのCDが世に出るのを眺めただろうか。大ヒットを期待しただろうか。20年経って思うのは僕は(僕らは)「雨の夜と月の光」を胸を張って死ぬまで歌っていきたいなということで、この20年という時間の蓄積を誇りに思う。サブスクなどでPCでもスマホでも簡単にお聴きいただけますので、ぜひ20年目の「rain song ep」に耳を傾けていただけたら嬉しいです。

Apple Musicで「雨の夜と月の光」を聴く

Spotfyで「雨の夜と月の光」を聴く

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2019年04月20日

次の週末は2ヶ月ぶりの東京でのライブです

季節がひとつ進みました。次の週末、4月27日は実に2月の蔵前NAOT以来2ヶ月ぶりとなる東京での久しぶりのライブです。ギャラリー自由が丘にまたお誘いいただいて、4度目のステージとなります。「猫さんぽ展」ということで素敵な作品たちが立ち並ぶなかでの演奏になるでしょう。久しぶりなので猫の出てこない歌も歌いましょうね。もしリクエストあればコメント欄にぜひ。席があるかどうかは直接ギャラリー自由が丘までお申し込み、お問い合わせください。なかなかいろんなことがあった2ヶ月でした。新鮮な気持ちで歌いますので。

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2019年4月27日(土)@ 自由が丘 ギャラリー自由が丘
猫さんぽ展 vol.3ー山田稔明ライブ

17:30開場 18:00開演/料金3500円(ドリンク・お菓子付き)
出演:山田稔明

*メールにてご予約受付
受付方法:メール gallery-jiyugaoka@aroma.ocn.ne.jp
メール件名を「山田稔明ライブ」として、お名前・人数・お電話番号を
明記の上お申し込みください。
電話でのご予約は営業時間内に受付(03-6715-6551)


ギャラリー自由が丘(https://www.gallery-jiyugaoka.com/
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目41-2
アトラス自由が丘ビル1F
  
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2019年04月19日

今年もキチレコ展に参加します

今年のゴールデンウィークも吉祥寺リベストギャラリー創で行われるキチレコ展に参加します。いろいろばたばた忙しくしているので新しいグッズはないかもですが、引き続き『TOSH & CHIMMY』グッズとかフリーライブとか打ち上げライブとかで吉祥寺界隈で楽しく遊びたいと思います。リベストギャラリー創での展示とフリーライブ、スターパインズカフェでのステージとお楽しみください。スケジュールは下記を参照のこと。

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2019年5月11日(土)@ 吉祥寺スターパインズカフェ
キチレコ元年 大打ち上げ祭

開場 17:30 開演 18:30前売/前売3000円 当日3500円(+1drink ※来場順入場)

[出演]
近藤研二, 山田稔明, 青木慶則, 伊藤健太, 町田昌弘,
漫画狩人(上條淳士, 浅田弘幸), エ☆ミリー吉元, いしかわじゅん,
BENSONS(青木俊直, 井上正治, きはらようすけ, 西野直樹), キャラバンキョウコ


【チケット入手方法】
・リベストギャラリー創(5/2〜5/8)
・スターパインズカフェ店頭販売(4/10〜5/10)
・スターパインズカフェHP予約(4/10〜5/10)

吉祥寺スターパインズカフェ(http://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251
  
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2019年04月18日

なんということでもない東京外大の話

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GOMES THE HITMANは東京外国語大学の軽音サークルで1993年に結成されたバンドで、それは僕が大学2年生で19歳のときだったから今年で26年になる。1999年にメジャーデビューするときにGOMES THE HITMANの学生バンドっぽさを表すには実際の学校のキャンパスを舞台にするのがいいということになって、「tsubomi」は外語大のサークル棟で撮影された。このとき我々の母校は巣鴨駅から歩いて15分ほどの北区西ヶ原というところにあったけど、翌2000年に府中に移転になった。大学時代を過ごした風景が今はもうないというのはなかなか寂しいものだ。いいこともよくないこともひっくるめて青春だった日々は記憶のなかで都合のいいように書き換えられてるが、そこにもうかつての空間がないことで、その美化は加速していくのかもしれない。GOMES THE HITMANの初期楽曲には確実にモラトリアムな学生時代の風景が刻まれているから、歌を歌うと蘇る記憶もたくさんある。

東京外国語大学が府中に移転してからは前を通ることはあってもキャンパスのなかに立ち入ったことがなかった。新しくきれいでキラキラした校舎に嫉妬とか妬みみたいなものがあったのかもしれないし、そもそもキャンパスに用事などないのです、卒業生には。それがひょんなことで今日初めて府中キャンパスに立ち寄ることになって、食堂でお昼ご飯を食べたりしていると、なんとなく「嗚呼、ここは自分の母校だな」という感慨がふつふつと込み上げてきた。理由はうまく説明できないけれど、その規模感というか雰囲気というのか、四半世紀前の感覚をふっと思い出した。

GOMES THE HITMANでメンバー4人が集まると、キャリアを重ねたミュージシャン集団っていうふうには全然ならないのが面白くて、学生バンドとして始まったわれわれはいつまで経っても学生バンドであり、いつもまったりとした空気が流れるキャンパスの記憶が拠り所になる。それは西ヶ原でもなく府中でもなく今は心の中にある。メジャーデビュー20周年というのはいろんなことを思い出させるイヤーで、それはそれで嫌なことじゃない。  
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2019年04月17日

毎日がレコードストアデイだという、別にどうでもいい話

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先日4月13日はレコードストアデイだった(以下RSD)。ここ数年おびただしい数のアイテムがリリースされて、普段大人気なくサクサクとレコードを買ってるレコード大好きおじさんがさらにバカみたいにばかばかレコードを買う日ということになっているけれど、そのRSDが始まったのは2008年のことだ。アメリカでインディペンデントなレコード屋を盛り上げようというイベントがスタートしたので日本でも同調して盛り上がろうという冊子にコメントを書いたからよく憶えている。僕が書いた文章は以下のようなものでした。


レコードショップに行くのが大好きだ。大きい量販店も小さな中古レコード屋も。
CDを手に取ってみると、紙ジャケだとかデジパックだとかコート紙だとかマット紙だとか
それぞれのパッケージにそれぞれの意味があって、AからZまでぼんやり眺めるのも楽しい。
自分にとって特別なレコードは星の数ほどある商品の中でも不思議と際立って目に飛び込んでくる
ものだ、とわかってくる。そして横に縦に、過去に未来にいろんな繋がりが生まれていって、
とても芳醇なミュージックライフが果てしなく続いていく。それこそがレコードショップが
僕らにかける永遠に解けない魔法なのです。街へ出て、レコードショップに行きましょう。

山田稔明(GOMES THE HITMAN)


これは2009年の1月に書いた文章、10年前のこと。初めて輸入盤のレコードを買った中2の頃から30年ずっと僕はレコード屋さんがあれば出かけていき、これまでにどれくらいのレコードを買っただろうか、と気が遠くなる。体調が悪くてもレコード屋に行くとなぜか調子が戻るのも不思議。先週4月13日も吉祥寺で2つレコード屋をのぞいてRSDアイテムを眺め、結局WEEZERとR.E.M.の変名バンドのやつを買ってから長野県松本へ向かった。松本に着いて見つけたレコード屋さんにはRSDリリースのレコードはほとんど何もなかったので、その本来の企画趣旨の本末転倒さを残念に思うけれど、旅先のレコード屋での予期せぬ出会いっていうのはやっぱり面白い。

RSD情報とかそういうことで連絡してくるの友だちは高橋徹也くらいだ。「RSD限定の誰々の何々がもしどこかのレコード屋にあったら買ったほうがいい」「今年はあれとこれを買った」と他愛もない報告をしあうのは中学生みたいで楽しい。結局僕は4月14日も16日もレコード屋に行った。自分にとっては毎日がレコードストアデイだからだ。きっと来年も再来年も、ずっと変わらない。  
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2019年04月16日

GOMES THE HITMAN企画イベントは再来週に

GOMES THE HITMAN1月以来となる演奏を5月3日風知空知で。チケット残り少しです。

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2019年5月3日(金祝)@ 下北沢 風知空知
GOMES THE HITMAN presents
SOLO SOLO SESSION
ーそろそろ始める未来の話 vol.2


17時開場 18時開演/前売4000円(ドリンク代別途)
LIVE:山田稔明、須藤俊明、GOMES THE HITMAN(acoustic)
ゲスト:高田タイスケ(from PLECTRUM)
DJ:堀越和子

2019年にメジャーデビューから20周年を迎えるGOMES THE HITMAN。
アニバーサリーイヤーにふさわしいメンバー同士の“対バン”セッション、
第ニ回目は山田稔明 VS 須藤俊明。予想もつかない展開にご期待ください。


風知空知にて立ち見席の予約受付中
メール予約のみ(先着受信順整理番号付き)
●メール予約:風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp
*ご希望公演名、お名前、枚数、ご連絡先電話番号をご明記の上、お申し込みください。


風知空知(http://fu-chi-ku-chi.jp/
東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル4F
TEL. 03-5433-2191  
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2019年04月15日

大型連休あたりのライブスケジュールとかいろいろについて

元号が変わって、さらに10連休という、今年の5月はお祭りみたいなことになるのでしょうか。ゴールデンウィークの遠征は移動が大変だから、とここ数年は都内でライブを重ねることが多い5月ですが、今年もいろいろ決まってきました。初出し情報も含めて大型連休あたりのライブスケジュールをまとめます。大型連休最初の週末はなんと2ヶ月ぶりとなる東京でのライブ。ギャラリー自由が丘「猫さんぽ展」での演奏、チケットはもうあとほんの少しくらい残っているのでしょうか。直接ギャラリー自由が丘までお問い合わせください。

GOMES THE HITMANでの久しぶりのライブが5月3日に下北沢 風知空知で。立ち見席がもう少し残っている可能性がありますので風知空知までお申し込みください。僕のソロ、そしてレアな須藤俊明ソロ、ゲストに高田タイスケくんを迎えてアコースティックと言いながらかなりがっつりとバンドでも演奏します。恒例の吉祥寺キチレコ展に今年も参加します。観覧無料のライブが5日(日)に。こちらはリラックスした感じになるでしょうか。

下北沢leteでの2月以来となる定期演奏会はチケット完売。夏を見すえたセットリストにして、アニバーサリーイヤー的な全部入りの内容にしようと思っています。リクエストがある方はコメント欄にぜひ。連休明けの週末はキチレコの公開打ち上げ的なライブ。これまで月見ル君想フでやってたのを、キチレコなんだから吉祥寺で、とHOME的なスターパインズカフェでやります(僕も出演します)。飛び飛びでライブスケジュールが入りつつ、それ以外はずっとレコーディングなので、あっという間に10日間なんて過ぎてしまうのでしょう。皆さんの黄金週間が輝かしきものでありますように。皆さんの楽しみにいくらか加担できたら嬉しいです。

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2019年4月27日(土)@ 自由が丘 ギャラリー自由が丘
猫さんぽ展 vol.3ー山田稔明ライブ

17:30開場 18:00開演/料金3500円(ドリンク・お菓子付き)
出演:山田稔明

*ギャラリー自由が丘にてご予約受付中です
受付方法:メールアドレス: gallery-jiyugaoka@aroma.ocn.ne.jp
メール件名を「山田稔明ライブ」として、お名前・人数・お電話番号を
明記の上お申し込みください。

ギャラリー自由が丘(https://www.gallery-jiyugaoka.com/
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目41-2
アトラス自由が丘ビル1F




2019年5月3日(金祝)@ 下北沢 風知空知
GOMES THE HITMAN presents
SOLO SOLO SESSION
ーそろそろ始める未来の話 vol.2


17時開場 18時開演/前売4000円(ドリンク代別途)
LIVE:山田稔明、須藤俊明、GOMES THE HITMAN(acoustic)
ゲスト:高田タイスケ(PLECTRUM)DJ:堀越和子

2019年にメジャーデビューから20周年を迎えるGOMES THE HITMAN。
アニバーサリーイヤーにふさわしいメンバー同士の“対バン”セッション、
第ニ回目は山田稔明 VS 須藤俊明。予想もつかない展開にご期待ください。

風知空知にて立ち見席の予約受付中
メール予約のみ(先着受信順整理番号付き)
●メール予約:風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp
*ご希望公演名、お名前、枚数、ご連絡先電話番号をご明記の上、お申し込みください。

風知空知(http://fu-chi-ku-chi.jp/
東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル4F
TEL. 03-5433-2191




2019年5月5日(日)@ 吉祥寺 リベストギャラリー創 *NEW
キチレコ presents キチレコ元年 フリーライブ

LIVE:青木慶則 15:00- 山田稔明 18:00-

吉祥寺恒例のキチレコ展に今年も参加します。
観覧無料のフリーライブは5月5日(日)18時からです。
キチレコ展は5月2日(木) 〜8日(水)開催
12時〜19時 [4日(土)のみ有料イベントのため18時まで]

吉祥寺 リベストギャラリー創(http://www.libestgallery.jp/
武蔵野市吉祥寺東町1-1-19
TEL/FAX 0422-22-6615




2019年5月6日(月祝)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 34

18:30開場 19:30開演/料金3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

下北沢leteでの定期演奏会は春の歌会。
大型連休を締めくくるべく新しい季節を歌います。
*THANK YOU!SOLD OUT!

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275




2019年5月11日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ *NEW
キチレコ 大打ち上げ祭り

17:30開場 18:30開演/前売3000円 当日3500(1ドリンク代別途)
前売り:SPC店頭販売 / SPC HP予約
出演者たくさん!キチレコの大打ち上げ的お祭りです。

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
info:0422-23-2251
〒180-0004 東京都武蔵野市本町1-20-16 B1




  
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2019年04月14日

LIXIL松本ショールーム × サトミツ&ザ・トイレッツライブ(2019年4月14日 @ LIXIL松本ショールーム)【ライブ後記】

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長野県松本まで出かけて課外活動バンド サトミツ&ザ・トイレッツの観覧無料のライブでした。LIXILのショールーム、新製品の展示会という場所での大音量での演奏、こんな機会はなかなかレア。これまでLIXIL本社、新潟県長岡とクローズドなイベントで演奏させてもらってきましたが、この日は一般観覧も可能ということで遠くからお越しいただいたファンの方も多かったと思いますし、なによりLIXILの社員、スタッフの皆さんたちが笑顔で心強いサポートをしてくれたことに感謝したいです。

サトミツ&ザ・トイレッツというのは変わったバンドで、それぞれメンバーはかなり過酷なスケジュールを無理くり工面して合流するんだけど、みんなで集まるとそれだけで癒しというかなんというか、和やかになって、ゲラゲラ笑ったりバカみたいなことを話したりして元気になるのですよね。この日も2回まわしの演奏、音響は持ち寄りのセルフPA、ぶっつけ本番というビハインドをものともせず良い演奏ができた気がします。次はZEPPダイバーシティ?新しいお誘いなども受けていますのでこれから先もご注目ください。


2019年4月14日(日)@ LIXIL松本ショールーム
LIXIL松本ショールーム × サトミツ&ザ・トイレッツライブ


<第一部>
1.日本のトイレからこんにちは
2.ぷりぷり行進曲
3.僕の小さな悩み事
4.PULP!
5.心のトイレット(新曲)
6.今夜はCLEAN IT!

<第二部>
1.日本のトイレからこんにちは
2.ぷりぷり行進曲
3.あしたトイレに行こう
4.PULP!
5.心のトイレット(新曲)
6.今夜はCLEAN IT!  
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2019年04月13日

サトミツ&ザ・トイレッツ|今週末は松本、5月はZeppダイバーシティ東京です

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いろんな方面からお声がけをいただいて課外活動バンド サトミツ&ザ・トイレッツは今年に入っていろんなところでライブをやらせていただいています。今週末14日(日)には長野県松本市のリクシル松本ショールームで演奏させていただきます。一般の観覧も可能なようなので、ぜひお近くの皆さんお集まりいただきますように。新グッズとして「KUSOくんサコッシュ」というのを作りました。とても可愛いのでこれからの行楽シーズンやフェスのお供としてお薦めです。

5月にはZeppダイバーシティ東京という大箱での演奏が決定しています。どうなることでしょうか。



2019年4月14日(日)@ LIXIL松本ショールーム×サトミツ&ザ・トイレッツライブ
LIXIL松本ショールーム × サトミツ&ザ・トイレッツライブ

開場10時/LIVE:1stステージ11:00 2ndステージ14:00
出演:サトミツ&ザ・トイレッツ

LIXIL松本ショールーム
〒399-0036 長野県松本市村井町南2-10-4
電話予約受付中⇒TEL.0263-85-2177
※当日の飛び込みも大歓迎

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2019年5月18日(土)@ Zepp DiverCity Tokyo
テレジア&miuzic Entertainment 共催【Mezzo Forte SP】

開場12:00 開演13:00/前売り4500円 当日5000円(ドリンク代別途)

〜出演者第1弾発表〜
サトミツ&ザ・トイレッツ
SOLEIL(ソレイユ)
築田行子
Gothic×Luck
RY's
星野みちる
WHY@DOLL
鈴木花純

総合司会 加野文華

◯チケット発売日:2019年4月13日 (土) 10:00〜
◯プレイガイド:LivePocket
◯受付URL:https://t.livepocket.jp/e/20190518_zeppdc
◯公式Twitter:https://twitter.com/terejia_
◯主催:テレジアプロジェクト / miuzic Entertainment
◯協力:株式会社プリモ
◯制作・企画:テレジアプロジェクト / Zen-A
◯お問い合わせ Zen-A(ゼンエイ) TEL:03-3538-2300(平日11:00〜19:00)

Zepp DiverCity (TOKYO)
〒135-0064 東京都江東区青海1-1-10  
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2019年04月12日

なんということでもない桜の話

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今年も桜を堪能した。井の頭公園にも行ったし、近所の公園のソメイヨシノも豪快で美しかった。うちの庭から見える桜の木も花盛りで、毎年恒例のポチ実を掲げての記念撮影も済ませた。武蔵野市役所あたりの中央通りの桜のトンネルを車で流さなかったのだけが心残りだけど、今年はとても長く花を眺めることができてよかった。先週の福島三春の滝桜は惜しかったけど、今週末は長野県松本市でもまた桜に出会えるかもしれない。

毎年のことだけれど、美しさとは裏腹に、桜を眺めながらいつも思うのは「あの人は『これが最後の桜かもしれない』と思っただろうか、まさかそんなこと思いもしなかっただろうか」というようなことだ。長く生きているともう会えなくなる人が少しずつ増えていくわけだけど、新しい季節を迎える時に、ああこんなにも美しい花をあの人にも見せてあげたいなあとぼんやりと考える。去年の桜をどんな気持ちで眺めていたのだろうかと想像する。ぼーっとiPhoneのカメラロールを眺めていたら見つけた2014年4月に今は亡きポチが桜を見上げている写真(ポチ実と一緒に映っているのと同じ桜だ)とか、花咲く頃になって耳にしたいくつかの訃報が、いろんなことを今年も僕に考えさせる。

また次の春に、満開の桜を眺めながら誰かのことを思い出すような暖かい一日を過ごしたい。

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2019年04月11日

雑誌『ねこ』にインタビュー・対談記事が掲載されます|4月12日発売!

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雑誌『ねこ』最新号が「音楽とねこ」特集ということで、愛猫ポチ実と一緒に取材を受けました。近藤研二さんとの対談も丁寧にまとめていただいています。近藤さんとモイウニ、むぎ(猫)ちゃん、はしもとみおさんと仲良くさせてもらってる人たち猫たちがいっぱい載ってて嬉しいです。これまでもエッセイを書かせてもらったり(その文章は加筆修正してエッセイ集『猫町ラプソディ』の序文になりました)、Tシャツ展を取材してもらったり、ずっとお世話になっている『ねこ』ですが、今号は永久保存版レベルの一冊ですね。明日4月12日発売。ぜひお買い求めください。


ねこ110号 2019年5月号  
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2019年04月10日

本日21時から山田稔明ソロデビュー10周年記念 追加公演の申込受付をおこないます

5月26日公演チケット完売を受けての追加公演、このあと21時より受付開始となります。

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2019年5月25日(土)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
“夜の科学 vol.56 extraーunder the milk moon”


18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二、佐々木真里

5月26日のアニバーサリー公演完売につき、内容の異なる追加公演が
決定。山田稔明ソロワークスに重要な役割を担う近藤研二、佐々木真里両氏
を迎えます。弾き語り、デュオ、トリオと様々な風景を展開します。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤は繰り上がって
この日リリースに。ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。

煌々と光る月の下に集まりましょう。


*オフィシャル通販STOREチケットセクションで本日4月10日(水)21時より前売り販売受付開始
*フォームがうまく動作しないときは「info@gomesthehitman.com」宛てに
件名「日付・会場」、本文にお名前と人数とご連絡先を明記の上メールにて
お申し込みください。のちほどこちらからお返事させていただきます。
*整理番号順の入場となります


会場:月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
住所:〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115  
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山田稔明LIVEーspring fair 2019(2019年4月7日 @ 福島 三春 in-kyo)【ライブ後記】

山形でお昼過ぎまで駆け足で観光したあと、東北道を南下。約2時間で福島県三春町に到着しました。in-kyoが蔵前から三春に移転して、これで4回目のライブ。店主ちえさんと話していていろいろ思い出す。巣巣との付き合いよりも前、2010年にちえさんとイベントで初めてお会いしたのだな。in-kyoはいたるところにさりげない工夫がしてあって、凛として美しく、心がすっきりとして背筋の伸びる空間。初めての春の三春、これまでは窓の外が夕暮れから夜に変わっていく背景を背負っての演奏だったのがこの日は違う季節の風景。

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意識的に前日の山形とはセットリストの異なるステージ、「一角獣と新しいホライズン」は窓の外の青空のイメージ。奇しくもこの日のちえさんのエプロンも鮮やかな青い色だった。「day after day」は桜並木が出てくる曲、「世紀末のコロンブス」は2012年代官山にあったcholonというお店でちえさんとあんざい果樹園の伸也さんと一緒のイベントのときに歌って印象的だった歌。「春のセオリー」はHARCOこと青木慶則くんとの共作曲で、彼もin-kyoの大ファン。春の歌をたくさん歌いました。エイプリルフールを騒がせたポチ実コーギー問題を話題にしつつ「きみは三毛の子」、終演後打ち上げの時にちえさんもこの奇説を信じてしまっていたことが発覚…。「予感」は2011年の震災後に書き上げた、これも春の歌。

未発表新曲群のなかから「長距離ランナー」「lucky star」「毎日のポートフォリオ」「baby driver」。「memoria」は今作っているGOMES THE HITMANの新作のために初めて正式にレコーディングしているけれど、もう自分の血となり肉となっているような感覚。「hanalee」以降はマイクを通さない生音で。この日も歌いたいだけたっぷり2時間越えのステージとなりました。三春名物の滝桜は残念ながら開花間に合わず、まだ蕾の状態(去年は4月2日に開花、今年の開花予報もこのライブの日でした。難しい!)。これほど「tsubomi」が切実に響くときがあるとは。今回もお世話になったちえさん、そして遠くから近くからお越しいただいた皆さんに心から感謝を。

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4度目にして三春に初めて宿泊。夕飯はちえさんのご自宅でいただいた。たくさんの話、楽しい時間でした。翌朝、ほのかな期待を胸に滝桜へ。初めて見るその姿はまるで生き物のよう。これ、夜になったら絶対こっそり歩いたりしてると思う。なんと僕が訪れた日に開花宣言がなされ、「つぼみ」から「咲き始め」となりました。いくつか花開いた桜を見て感動。でも最初に蕾の滝桜を目撃したのはよかったかもしれない。なぜなら満開の滝桜に会いたいという気持ちがもっと高まったから。

また来年!

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夜の科学 in 山形ー新しい旅の始まり2019(2019年4月6日 @ 山形 瑳蔵)【ライブ後記】

先週末を振り返ります。初めて山形でライブをすることになって、とても楽しみにしていたと同時に、どれくらいのお客さんが来てくれるのかドキドキしていた日。朝9時過ぎに東京を発ち、東北道を北へ。思っていたよりも桜前線は北上しているのだな、と思いつつも、蔵王の山の雪景色にはやはりここは東北なのだなと実感。初めて来た山形市は大きな道が行き交う、建造物が印象的な街でした。会場の瑳蔵は蔵造りの響きのいいスペースで、今回の公演は地元のシンガーソングライター堀謙太郎くんがアレンジしてくれた。彼は僕の曲をカバーしてくれていて、彼の歌経由で僕のことを知ってくれたという方がとても多い。だから、今回はオープニングアクトとして歌ってもらうことにしました。オリジナル曲と「光と水の新しい関係」のカバー、とても新鮮だし嬉しかったです。

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満席となった会場、山形で初めて歌います。デビュー20年でもまだ行ったことのない街があるというのはこの上ないモチベーションになるものです。「星に輪ゴムを」は今回のライブをスタッフとして手伝ってくれた子からのリクエスト、堀くんもたまにカバーする曲だそう。山形はまだ桜はすべて蕾の状態、「思うことはいつも」「春のスケッチ」「スプリングフェア」という春の曲をまた改めてフレッシュな気持ちで歌えるのが北への旅のいいところ。山形は「孫」で知られる大泉逸郎さんの地元、「なんでこんなにかわいいのかよ」ということで「きみは三毛の子」へのリクエストに応えました。この日久しぶりに「クレールとノアール」を歌ったのだけど、とても可愛い歌だなあと改めて思った。『home sweet home』リイシューしてたくさんの方に聴いてもらいたい。

東京の慣れ親しんだ空間であれ、今回のような初めての土地であれ、「lucky star」「houston」「baby driver」といった新曲を演奏するときは、今この瞬間ライブを見てくださっている人たちが最新型の山田稔明の受け手となる。耳慣れない曲、その言葉を真剣に追う顔を眺めながら歌うのが僕は大好きだ。山形の皆さんは熱心で、親切で、ニコニコとたくさん拍手をしてくれて素晴らしいオーディエンスでした。「memoria」のさえずりも「SING A SONG」の手拍子もきれいに響きました。マイクを使わないで生音の演奏もよかった。「tsubomi」は個人的には3月で役割を終える曲だと思っていたのがこんなにタイムリーな楽曲になることが面白かったな。とても楽しい時間でした。堀くん、手伝ってくれた友達、そして遠くから近くからご来場いただいた皆さんに大きな感謝を。

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翌日、遠くに雪山を眺めながら駆け足で山形市街を散策。行ってみたかったのは文翔館。大正5年に建てられた英国近世復興様式のレンガ造りの旧県庁舎及び県会議事堂だそうで、そのモダンな美しさに息を飲む。議場ホールではコンサートなどのイベントが開催されるそうで、ここで歌ってみたいなあと思った。ミュージック昭和というライブハウスや楽器屋と一緒になったレコード屋さんに行ってみた。ひやかしのつもりが、そこはもう、なんというか、品揃えがとても不思議なただならぬレコ屋だった。あと1時間いたかった。またゆっくりと山形を堪能する機会がありますように。初めての旅でしたが、2回目3回目と数を重ねていくことが楽しみになりました。

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2019年04月09日

山田稔明ソロ10周年記念公演前売りチケット完売につき追加公演決定しました

5月26日(日)の山田稔明ソロCDデビュー10周年記念公演にたくさんのお申し込みをいただき、前売りチケット完売となりました。ありがとうございます。会場からの提案もあって、その前日5月25日(土)に追加公演として近藤研二さんと佐々木真里さんを迎えて、本公演とは内容の違うステージを開催したいと思います。弾き語り、近藤さんのギター、真里さんのピアノとのデュオ編成、そして3人でのセッションと様々な風景が展開します。遠方からお越しの皆さんのなかでもう交通機関チケット取っちゃったよ!という方もいらっしゃるかもしれませんがどうぞご容赦ください。『pilgrim』と『home sweet home』2枚組リイシュー盤については発売をこの日からと繰り上げる予定です。明日4月10日(水)21時よりオフィシャル通販STOREチケットセクションにて受付を開始します。ソールドアウトとなった5月26日公演に関してはキャンセル待ちをこちらで受付中。どうぞよろしくお願いします。下記掲載の写真は2015年に安宅くんと二人で演奏したときのもの。満月の下で歌えることを楽しみにしています。

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2019年5月25日(土)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
“夜の科学 vol.56 extraーunder the milk moon”


18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 近藤研二、佐々木真里

5月26日のアニバーサリー公演完売につき、内容の異なる追加公演が
決定。山田稔明ソロワークスに重要な役割を担う近藤研二、佐々木真里両氏
を迎えます。弾き語り、デュオ、トリオと様々な風景を展開します。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤は繰り上がって
この日リリースに。ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。

煌々と光る月の下に集まりましょう。


*オフィシャル通販STOREチケットセクションで明日4月10日(水)21時より前売り販売受付開始
*整理番号順の入場となります

会場:月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
住所:〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115



  
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2019年04月08日

山田稔明LIVEーspring fair 2019(2019年4月7日 @ 福島 三春 in-kyo)【SETLIST】

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2019年4月7日(日)@ 福島 三春 in-kyo
山田稔明LIVEーspring fair 2019


1.new sensation(新曲)
2.手と手、影と影(GTH『00-ism/ripple』)
3.一角獣と新しいホライズン(『新しい青の時代』)

4.day after day(GTH『00-ism/omni』)
5.春のスケッチ(GTH『cobblestone』)
6.スプリングフェア(GTH『SONG LIMBO』)
7.世紀末のコロンブス(GTH『SONG LIMBO』)
8.春のセオリー(HARCO カバー)

9.きみは三毛の子(『TOSH & CHIMMY』)
10.クレールとノアール(『home sweet home』)
11.予感(『新しい青の時代』)
12.glenville(『home sweet home』)
13.長距離ランナー(未発表曲)
14.lucky star(新曲)

15.毎日のポートフォリオ(新曲)
16.baby driver(新曲)
17.my favorite things(『the loved one』)
18.memoria(『DOCUMENT』)
19.hanalee(『home sweet home』)

EN
20.セラヴィとレリビー(新曲)
21.tsubomi(GTH『neon, strobe and flashlight』)  
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2019年04月07日

夜の科学 in 山形ー新しい旅の始まり2019(2019年4月6日 @ 山形 瑳蔵)【SETLIST】

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2019年4月6日(土)@ 山形 瑳蔵(さくら)
夜の科学 in 山形ー新しい旅の始まり2019


1.new sensation(新曲)
2.手と手、影と影(GTH『00-ism/ripple』)
3.星に輪ゴムを(GTH『00-ism/ripple』)

4.思うことはいつも(GTH『cobblestone』)
5.春のスケッチ(GTH『cobblestone』)
6.スプリングフェア(GTH『SONG LIMBO』)
7.雨の夜と月の光(GTH『weekend』)

8.きみは三毛の子(『TOSH & CHIMMY』)
9.吉祥寺ラプソディ(『TOSH & CHIMMY』)
10.blue moon skyline(『pilgrim』)
11.クレールとノアール(『home sweet home』)
12.lucky star(新曲)

13.houston(新曲)
14.baby driver(新曲)
15.my favorite things(『the loved one』)
16.光の葡萄(『新しい青の時代』)
17.memoria(『DOCUMENT』)

EN
18.セラヴィとレリビー(新曲)
19.SING A SONG(『pilgrim』)
20.tsubomi(GTH『neon, strobe and flashlight』)  
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2019年04月06日

いよいよ今日から春の東北ツアーです

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2019年4月6日(土)@ 山形 瑳蔵(さくら)
夜の科学 in 山形ー新しい旅の始まり2019

17:00開場 17:30開演/前売3000円 当日3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)/オープニングアクト:堀 謙太郎

バンドでのデビューから20年、ソロでの10周年のアニバーサリーイヤーに
初めての山形公演が決定しました。未だ見ぬ街で新しい季節の歌を歌います。
*GOMES THE HITMANオフィシャルサイトにて予約を受付
*フォームがうまく動作しないときは「info@gomesthehitman.com」宛てに
件名「日付・会場」、本文にお名前と人数とご連絡先を明記の上メールにて
お申し込みください。のちほどこちらからお返事させていただきます。

山形 瑳蔵
〒990-0043 山形県山形市本町2丁目4−26


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2019年4月7日(日)@ 福島 三春 in-kyo
山田稔明LIVEーspring fair 2019

15:00開場 15:30開演/前売 3000円 当日3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

ついに実現する滝桜の季節の三春ライブ!新しい季節に
in-kyoの大きな窓にはどんな風景が浮かぶでしょうか。
*THANK YOU!SOLD OUT!
当日券、キャンセル待ち等のお問い合わせは直接in-kyoまでお問い合わせください。

三春 in-kyo
福島県田村郡三春町中町9
TEL 0247-61-6650


  
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2019年04月05日

なんということでもないお花見の話

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吉祥寺界隈に住んでいると、四月の井の頭公園なんて人が多いだけで…とか言って、ひねくれて、気づいたら桜の季節に一度も出かけていかなかったという年もあったりする。去年は井の頭公園の桜を見た記憶が、ない。毎日のウォーキングの道すがらにはたくさんの桜があるから結構それで満足しちゃったりして、うちの庭から見える大きな桜の木は花盛りが2週間くらい後ろにずれる品種なのでまだ楽しみは取ってあるし、お花見にはとんと事欠かないのである。それでも、やはり、吉祥寺といえば井の頭公園の桜であり、花びらが渦巻く池、というパブリックイメージがあるのは事実。

で、今日は友だちの高橋徹也さん(タカテツさん)が吉祥寺に遊びにくると言うのに「や、井の頭公園はさー」などとグチグチ言うのも無粋なので、午前中に待ち合わせて公園へ歩いた。午後からは風が強くなるのが春の常なので、お花見はお昼前からするのがいい。なかなか行かない井の頭公園へ行くのだから、なかなか普段やらないことがやりたくなって、僕らは手漕ぎボートに乗った。井の頭公園のボートに乗るとカップルは別れるというが、タカテツさんとなら別になんてことない。思えば井の頭公園でボートに乗ったのは18年ぶりくらいだ(前回は昼からPLECTRUMタイスケくんとシンガーソングライターのシャーペンと3人で酔っ払って乗った)。ボートに乗ってるときの脳内BGMはXTCの「One of the Millions」でした。

とにかくタカテツさんの怖がりぶりが異常だった。「こわい、こわい…」とボートのへりを掴んで離さないのである。タカテツファンには見せられない姿だ。僕は大学時代の体育の授業でボートがあったので、こういうことは得意なのだ。大きな弱みをひとつ掴んだ気がした。それでもスーッと水面を滑りながら桜を眺めるのは非現実的で、花びらはどこからかずっと延々降り注いでいて、天国かここは、と思うほどだった。お昼過ぎから風が強くなってくるころに花見は終了。とてもいい時間でした。今日の桜は僕のインスタグラムのストーリーズに。カモも可愛かったな。

東京はこの週末が最後のお花見チャンスでしょうか。井の頭公園、近くにあるんだからもっと行かなきゃな、と思いました。反省。  
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2019年04月04日

GOMES THE HITMAN、次のライブは5月3日です

GOMES THE HITMAN新作レコーディングの2日目でした。かつてわれわれが5人編成時代のとき飲食店に入ると「ゴメス様ですか?」って言われて「え、なに?おれたちそんなに知られてるのかよ!」と思ったら「5名様ですか?」だったという記臆を、くたくたになってみんなでファミレスに入るときに「4名です」と名乗ったときに、思い出した。あれから20年が経った。次のGOMES THE HITMANは山田稔明と須藤俊明のソロ、そしてアコースティック編成でのバンド演奏、さらにゲストに盟友高田タイスケを迎えたセッションです。チケットはまだあるでしょうか。お急ぎください。

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2019年5月3日(金祝)@ 下北沢 風知空知
GOMES THE HITMAN presents
SOLO SOLO SESSION
ーそろそろ始める未来の話 vol.2


17時開場 18時開演/前売4000円(ドリンク代別途)
LIVE:山田稔明、須藤俊明、GOMES THE HITMAN(acoustic)
ゲスト:高田タイスケ(from PLECTRUM)/DJ:堀越和子

2019年にメジャーデビューから20周年を迎えるGOMES THE HITMAN。
アニバーサリーイヤーにふさわしいメンバー同士の“対バン”セッション、
第ニ回目は山田稔明 VS 須藤俊明。予想もつかない展開にご期待ください。


風知空知にて立ち見席の予約受付中
メール予約のみ(先着受信順整理番号付き)
●メール予約:風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp
*ご希望公演名、お名前、枚数、ご連絡先電話番号をご明記の上、お申し込みください。


風知空知(http://fu-chi-ku-chi.jp/
東京都世田谷区北沢2-14-2 JOW3ビル4F
TEL. 03-5433-2191  
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2019年04月03日

ポチ実のコーギー騒動、その後

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僕のギターの不具合メンテナンスや改造などでいつもお世話になっているハックルベリーフィンのたけ兄が来宅、僕がギブソンにつけてしまった傷をどうにかしてもらうべく相談。タイミングよく(タイミング悪く?)リビングに幽閉されてしまったポチ実はたけ兄にいやいや接待。「チミちゃん、コーギーだったの?」とからかわれました。うちの母親も「チミちゃん、どげんしたとね?」と電話があった。昨日、全日本コーギー協会より「コーギーの遺伝子などありませんでした。ポチ実ちゃんは猫なのですから」と連絡がありましたので一件落着です。

桜は見頃だけど寒い。早くあたたかい春になったらいいですね。  
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2019年04月02日

山田稔明ソロデビュー10周年アニバーサリーライブは残席わずかに

たくさんのお申し込みをいただいている5月26日(日)月見ル君想フでの山田稔明10周年アニバーサリーライブは席が残り少なくなってきました。着席制でゆっくりご覧いただくライブになります。ご入金順に整理番号を割り振りますのでお早めのお申し込みとご入金がお薦めです。10年前のことをいろいろ思い出しているところですが、とにかく孤独な時代だったな…としみじみします。そんなときに音楽を介して静かに寄り添ってくれたのがイトケンさんであり安宅くんであり上野くんたち音楽家仲間でした。ついこないだのように感じますが、とても昔みたいにも思うのです。当時「やがて何もかも変わってしまっても/何ひとつ変わらない気もするなあ」という歌詞を書きましたが、まさにそんなことを思う春の日です。下の写真はソロ黎明期、ちょうど10年くらい前のアー写、今はもうない逗子のcoyaという素敵なカフェで撮ったスナップでした。

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2019年5月26日(日)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
“夜の科学 vol.56ーunder the milk moon”


18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with イトケン、安宅浩司、上野洋

山田稔明ソロ名義でのデビュー作『pilgrim』リリースから10年を記念して
ソロ黎明期の質実剛健な “kickingbirds” 編成でその道のりと新しい旅立ちを祝う夜。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤もこの日リリース。
ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。煌々と光る月の下に集まりましょう。


オフィシャル通販STOREチケットセクションにて前売り申込受付中
*フォームがうまく動作しないときは「info@gomesthehitman.com」宛てに
件名「日付・会場」、本文にお名前と人数とご連絡先を明記の上メールにて
お申し込みください。のちほどこちらからお返事させていただきます。


月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115

  
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2019年04月01日

平成最後のエイプリルフール|少し先の未来の情報いろいろ

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ということで、平成最後の四月馬鹿。2006年以来(!)このブログでなんだかんだとウソみたいなことを言っては面白がって、この数年はサプライズとかリリースの告知タイミングみたいになってたエイプリルフールですが、今年は思い切り力を抜いて、バカみたいなことを言いました。こないだ公園をウォーキングしてる途中で僕を追い抜いていったコーギーのお尻が可愛くて、ポチ実にそっくりだなと思ったのです。きっと丸みには愛が詰まっているのでしょう。不謹慎だと思われた方もいたかもしれませんが、僕は楽しかったです。とにかく今年は予定しているイベントやリリース、制作中の作品等たくさんあるので、これからも皆さんの期待に応えたり予想を裏切ったりして退屈させないアニバーサリーイヤーにします。

まずはこのあと21時より月見ル君想フでの「山田稔明 10周年記念ライブ」の受付が始まります。もちろんこのアニバーサリーライブも『pilgrim』と『home sweet home』をセットにした2枚組のリイシューも本当のことですので、ぜひ皆さんの応援でお祭りを盛り上げていただきたいです。イトケンさんと安宅くんと上野くん。もう10数年一緒にやってるソロ初期メンバーで、大きな月が浮かぶステージで歌います。2007年2008年と続けて山田稔明バンド編成ワンマンをやったのですが、それ以来のソロでの月見ルです。オフィシャルサイト通販STOREチケットセクションよりお申し込みください。


2019年5月26日(日)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
“夜の科学 vol.56ーunder the milk moon”


18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with イトケン、安宅浩司、上野洋

山田稔明ソロ名義でのデビュー作『pilgrim』リリースから10年を記念して
ソロ黎明期の質実剛健な “kickingbirds” 編成でその道のりと新しい旅立ちを祝う夜。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤もこの日リリース。
ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。煌々と光る月の下に集まりましょう。

オフィシャル通販STOREチケットセクションで本日4月1日21時より前売り販売受付開始
*フォームがうまく動作しないときは「info@gomesthehitman.com」宛てに
件名「日付・会場」、本文にお名前と人数とご連絡先を明記の上メールにて
お申し込みください。のちほどこちらからお返事させていただきます。

月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115

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GOMES THE HITMANは6月でデビューフルアルバム『weekend』発表から20周年を迎えます。昨年はVAPから2000年代の3作品をまとめた『00-ism [mono / omni / ripple] 』をリリースすることができましたが、今年も初期作品のアーカイブ集が出せないものかと打ち合わせを重ねています。『00-ism』には「including some miscellaneous debris=雑多な残留物を含む」というひねくれた副題をつけましたが、初期作品アーカイブ集のタイトルも一昨日最高なやつを思いついたところです。どうかこのプロジェクトがうまいこと実現しますように。2005年の『ripple』以来となるオリジナルアルバムのレコーディングも進んでいます。早ければ秋、何をどうしたってぎりぎり12月には皆さんの手元に届くと思います。楽しみにしていてください。

そして山田稔明3rdアルバム『新しい青の時代』と愛猫に捧げたアルバム『the loved one』の2作品のサブスクリプション配信およびダウンロード配信に向けての作業を進めているところです。この2タイトルがもっとたくさんの人に聴かれるようになったら嬉しいです。今でもセットリストに乗る曲ばかりが入ったアルバムなので。『新しい青の時代』に関しては去年アナログ盤でリリースした、歌詞や曲目が当初意図していた通りの内容のものになる予定です。こちらも続報と詳細を追ってお知らせします。

平成残り1ヶ月、そして来たるべき令和もよろしくお願いします。

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Posted by monolog at 20:30Comments(0)

山田稔明ソロデビュー10周年記念ライブ開催決定|『pilgrim+home sweet home』2枚組セット発売決定

山田稔明としてソロ名義でのCDリリースから10周年を記念して、ソロ初期の質実剛健でシンプルな、イトケン、安宅浩司、上野洋というメンバー編成(映画『ダンス・ウィズ・ウルブス』に登場するインディアンの酋長からとって “kickingbirds” と名前をつけていました)でアニバーサリーライブを行います。なにかと「月」にちなんだ歌が多かったソロ黎明期の山田稔明、ステージ上に昇る大きな月が印象的な南青山 月見ル君想フでは2007年と2008年にワンマンライブを敢行しましたが、それ以来11年ぶりの満月の下でのソロワンマンとなります。

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2019年5月26日(日)@ 南青山 月見ル君想フ
山田稔明 ソロデビュー10周年記念公演
“夜の科学 vol.56ーunder the milk moon”


18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日4500円(ともにドリンク代別途)
出演:山田稔明 with イトケン、安宅浩司、上野洋

山田稔明ソロ名義でのデビュー作『pilgrim』リリースから10年を記念して
ソロ黎明期の質実剛健な “kickingbirds” 編成でその道のりと新しい旅立ちを祝う夜。
長く入手困難だった『pilgrim/home sweet home』リイシュー盤もこの日リリース。
ネイティブアメリカンは5月の満月を「milk moon」と呼びます。煌々と光る月の下に集まりましょう。


オフィシャル通販STOREチケットセクションで本日4月1日21時より前売り販売受付開始


月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL :03-5474-8115



山田稔明としてのソロ名義でのCDデビューから今年3月25日で10周年を迎えました。GOMES THE HITMANのメジャーデビューから20周年のアニバーサリーイヤーでもある今年、これまで積み重ねてきた足取りを誇らしく振り返ることができてとても幸せです。1stソロアルバム『pilgrim』と2ndソロアルバム『home sweet home』はリリースからしばらく流通に頼らずライブ会場物販とオフィシャル通販のみでの販売で数年かけて最初のプレスを売り切り、2013年にセカンドプレスを行い、3rdソロアルバム『新しい青の時代』のリリースと時を同じくして全国流通販売を開始しました。2タイトルともCDが完売となりこの数年入手困難盤となっていましたが、ソロデビュー10周年を機に、山田稔明ソロ黎明期を支えた2作品『pilgrim』『home sweet home』にボーナストラックを加えた2枚組セットとしてリイシューすることにしました。

『pilgrim』は“旅路”、『home sweet home』は“家路”をテーマにしていて、アートワークからも伺えるようにこの二作は対になるコンセプトを持つ双子のようなアルバムだし、制作時期もほぼ重なります。この二作を2 in 1で2019年にリリースすることは自分にとってとても意味のある必然的なことだなあと感慨深く思います。2013年の再プレス時に『travelogue ep』として制作した「watercolor suite」「euphoria」を、それぞれ「水彩組曲」「ユーフォリア」と改題して本編終了後に追加、さらには未発表の「clementine」のアコースティックデモ、「hanalee」のウクレレデモをボーナストラックに収録予定です。5月26日(日)南青山 月見ル君想フでのソロ10周年記念ライブから販売します。10年聴いてくださっている方も、まだ聴いたことがない方も、新しい響きと装丁にご期待ください。

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山田稔明『pilgrim/home sweet home』

(GTHC-0017:2019年5月26日発売/CD2枚組/3500円+税)

<DISC1:pilgrim(2009年作品)>

1.harvest moon theme
2.blue moon skyline
3.clementine
4.夏の日の幻
5.三日月のフープ
6.pilgrim
7.雨に負け風に負け
8.ONE
9.SING A SONG
10.ユートピア
ーbonus track
11.水彩組曲
12.clementine(acoustic demo)


<DISC2:home sweet home(2010年作品)>

1.harvest moon
2.歓びの歌
3.home sweet home
4.クレールとノアール
5.milk moon canyon
6.glenville
7.hanalee
8.星降る街
9.sweet home comfort
10.距離を越えてゆく言葉
ーbonus track
11.ユーフォリア
12.hanalee(ukulele demo)


produced by Toshiaki Yamada
manufactured by GOMES THE HITMAN.COM

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Posted by monolog at 09:20Comments(0)

ポチ実の出生について驚愕の秘密

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愛猫ポチ実に関して皆様に大切なご報告があります。

先日ポチ実の、年に一度のワクチン注射と定期健康診断のためにかかりつけの動物病院を受診しました。その際にダライラマ先生(主治医・小説『猫と五つ目の季節』をご参照ください)から「気になることがある」と厳しい表情で打ち明けられたのです。検査の結果、ポチ実のDNAからコーギー犬の遺伝子らしきものが検出された、と先生から小さな声で、しかし重厚な錘(おもり)のような言葉で告げられたとき、僕は呆然としてしまいました。遺伝子とは細胞の中にあるDNAの一部で生物の設計図になる情報です。ポチ実は猫なので当然コーギー犬の遺伝子が入り込む余地などないはずなのですが、目視で確認できるポチ実の臀部(でんぶ)の形状、肉付き、丸み、毛の色味なども考慮すると、コーギー犬の血を引いている可能性が否定できない、というのが先生の見立てでした。その可能性としては五分五分だそうです。

僕自身もここ最近、インスタグラムに投稿するポチ実の姿が丸みをおびていることに対して、見て見ぬ振りをしていたのかもしれません。「太った?」とか「丸い」といった皆さんのコメントにも「ちげーよ冬毛だよ失礼な」と全否定の姿勢でいたことは確かですし、野良猫として我が家にやってきたポチ実には僕の知らない過去だってあるでしょう。もしポチ実にコーギー犬の遺伝子が組み込まれているということになれば、正直納得できる具象がいくつかあるのも事実であり、飼い主としての思慮が足りなかったと猛省しています。突然のことに一番混乱しているのは僕自身で、ポチ実は今日もいつものように元気であり、首にリードをつけて軽快にお尻を振って散歩に出かけます(その後ろ姿がコーギー犬を連想させることは言うに及ばないでしょう)。

今後この件に関しては全日本コーギー協会のほうに精査を依頼し、最終結果を待ちたいと思っています。もしポチ実がコーギー猫だったとしても、僕は彼女と一生をともにする相棒でありたいと思っています。毎日のようにインスタグラムやSNSでポチ実を可愛がり応援してくださっている皆さんに驚きとご心配ををおかけしてしまいますが、また改めてご報告をさせてください。これからも、新しい元号になっても、愛猫ポチ実のことをどうぞよろしくお願いします。


平成31年4月1日 山田稔明


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