2019年09月30日

10月6日 GOMES THE HITMAN 吉祥寺スターパインズカフェ公演についてお知らせ【再掲】

あらためて週末に迫ったGOMES THE HITMANワンマンライブについてのお知らせを再掲載。先行シングル『baby driver e.p.』はようやく本日すべての入稿が終わりました。ライブ当日にはぴかぴかの新しいCDをみなさんにお見せすることができると思います。ぜひたくさんのご来場をお待ちしております。

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10月6日 GOMES THE HITMAN 吉祥寺スターパインズカフェ公演についてお知らせ


10月6日に迫ってきた吉祥寺スターパインズカフェでのGOMES THE HITMANのライブに関して、皆様にお知らせとご報告があります。この日の公演はかねてからGOMES THE HITMAN2005年『ripple』以来14年ぶりとなる新作発売記念ライブとして告知してきましたが、「新作アルバムからの先行シングル『baby driver e.p.』発売記念ライブ」として行うことにしました。GOMES THE HITMANはこの日、全6トラックを収録したCDを会場物販にて販売します。

本公演にて14年ぶりのフルアルバムを手にすることに大きな期待を抱いていた方をがっかりさせてしまうことになったかもしれません。当初の予定からの変更が生じてしまったことを心よりお詫びします。春からレコーディング作業を続けてきた新作アルバムは全12曲収録、タイトルも曲順も決定してほぼ完成していますが、夏頃からリリース方法の再検討や水面下での事態の進展が重なって、GOMES THE HITMAN14年ぶりのフルアルバムは年末の発売が決定しました。このアルバム発売詳細について僕自身の口から10月6日のステージ上で、そして翌日にはHP等で皆様にお伝えする予定です。

本来なら作られる予定のなかったシングルCD『baby driver e.p.』には来たるべきアルバムから「baby driver」と「memoria」のシングルミックス、そしてアルバム未収録音源「夢の終わりまで(daydream session)」「hello hello(SONG LIMBO session)」、そしてインストゥルメンタル2曲が収録されます(このシングルCDは現在のところライブ会場とオフィシャル通販STOREでのみ販売を予定。一般流通の予定はありません)。もちろんライブでは新作からの曲をほぼすべて演奏する予定です。メジャーデビュー20周年となる2019年を締めくくる14年ぶりのオリジナルアルバムリリース、そしてその勢いは2020年へとバンドを推進させていくことになります。

たくさんのお申し込みを遠方からもいただいています。もし「この日にフルアルバムが手に入らないのならば…」とチケットキャンセルをお考えの方には料金の払い戻しを行いますので、ご遠慮なくその旨をお伝えください(整理番号をお伝えしたメールへ返信ください)。チケットは残りわずかとなりました。ご来場をご希望の方はオフィシャル通販STOREチケットセクションよりお申し込みください。

GOMES THE HITMAN先行シングル『baby driver e.p.』発売記念ライブ、10月6日吉祥寺スターパインズカフェ公演にどうぞご期待ください。


GOMES THE HITMAN 山田稔明

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2019年10月6日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN
new single “baby driver e.p.” release party


17:00開場 18:00開演/前売4000円 当日4500円(ともに1ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN [山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
/GUEST:高田泰介(from PLECTRUM)

メジャーデビュー20周年の記念すべき年についに『ripple』以来14年ぶりとなる
ニューアルバムが完成!アルバムからの先行シングルの発売記念ライブです。
過去・現在・未来のすべてを詰め込んだGOMES THEHITMANのステージに
乞うご期待。少し先の未来のお知らせもたくさんお届けします。

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チケット:GTH販売(オフィシャル通販STORE) / SPC店頭販売 / LivePocket
整理番号:1)GTH販売(オフィシャル通販STORE) /2)LivePocket /3)SPC店頭販売

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吉祥寺スターパインズカフェ(http://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251  

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2019年09月29日

夜の科学 in 名古屋ー旅の記録とスーベニア(2019年9月29日 @ 名古屋 金山 ブラジルコーヒー)【SETLIST】

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2019年9月29日(日)@ 名古屋 金山 ブラジルコーヒー
夜の科学 in 名古屋ー旅の記録とスーベニア


1.harvest moon(『home sweet home』)
2.目に見えないもの(GTH『00-ism / mono』)
3.アップダイク追記(GTH『Ariola years / neon, strobe and flashlight』)
4三日月のフープ(『pilgrim』)
5.ひそやかな魔法(『ひそやかな魔法 e.p.』)
6.notebook.song(『notebook song e.p.』)

7.緑の車(GTH『Ariola years / maybe someday e.p.』)
8.pilgrim(『pilgrim』)
9.baby driver(新曲)
10.ただの旅人(新曲)

11.夏が終わる(スピッツ カバー)
12.Vanderlyle Crybaby Geeks(The National カバー)

13.glenville(『home sweet home』)
14.晴れ男と雨女(GTH『SONG LIMBO』)
15.星に輪ゴムを(GTH『00-ism / ripple』)
16.bon voyage〜終わりなき旅の流浪者(『緑の時代』)
17.ホウセンカ(『DOCUMENT』)

18.新世界より(未発表曲)
19.hanalee(home sweet home)
20.雨の夜と月の光(GTH『Ariola years / weekend』)

EN
21.lucky star(新曲)
22.セラヴィとレリビー(新曲)  
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2019年09月28日

第3回 常滑お笑いEXPO(2019年9月28日 @ 愛知 中部国際空港セントレア4Fイベントプラザ)【SETLIST】【ライブ後記】

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2019年9月28日(土)@ 愛知 中部国際空港セントレア4Fイベントプラザ
第3回 常滑お笑いEXPO


サトミツ&ザ・トイレッツ
<1st stage>
1.I'LL BE THERE〜常滑生まれの僕
2.日本のトイレからこんにちは
3.あしたトイレに行こう
4.I'LL BE THERE〜常滑生まれの僕


<2nd stage>
1.I'LL BE THERE〜常滑生まれの僕
2.日本のトイレからこんにちは
3.今夜もCLEAN IT!
4.I'LL BE THERE〜常滑生まれの僕



僕が参加している課外活動バンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」、なにかと愛知県常滑市に縁があるのはリクシルの本社が常滑にあるから。去年は常滑の小学校でトイレの歌を歌うという楽しい企画にお誘いいただきましたが、今年はセントレア空港を含む多くの会場で行われた「常滑お笑いEXPO」で演奏しました。入り時間が早かったので僕とイトシュンとイトケンは前夜のうちに常滑へ。美味しい名古屋飯も食べることができて楽しかったな。

ものすごい数のお笑い芸人さんたちの神業を間近で見ることができて感動しました。サトミツ&ザ・トイレッツは今年常滑のために「I'LL BE THERE〜常滑生まれの僕」という新曲を書き下ろして録音しました。僕が曲を書いて常滑リクシルさんたちの熱い想いを聞いてサトミツさんと歌詞を仕上げましたが、暑い夏の日にみんなでそれを録音したのはいい思い出です。「I'LL BE THERE〜常滑生まれの僕」を2回演奏する推し方で地元のみなさんにも楽しんでいただけたでしょうか。僕らはお昼ご飯にバーベキューを食べさせてもらったり、なんだかご褒美みたいな一日でした。ご来場いただきありがとうございました。

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2019年09月27日

週末は東中野でフリーマーケット

僕自身は愛知県で二日間ライブですが、東京は東中野で行われるaptpフリーマーケットにいろんなものを出品します。大物はギター、TakamineのエレアコPT-406かな。これは2000年頃『cobblestone』を中心としたまちづくり三部作を作っているときにプロデューサーの斎藤誠さんに薦められて買ったエレアコ、数年僕のメインギターでした。ハードケースに入れて。音楽的なものがいいかなと思って、いわゆるバンドTシャツをかっこいいのから面白いのまでいろいろあります。

あと断捨離LP(CDで持っていたり重複して買ったりしばらく聞かなかったりしたやつ)を50枚くらい。これには全部キャプションを書きましたのでそれを読むだけでも面白いかも。音楽関係の本などもまとめて。だいたいワンコインか1000円以下です。僕がかき集めたモノたちがまた別の新しい人に出会えますように。とにかく豪華な参加者たち、賑やかな集まりになりそうです。お楽しみに。

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2019年9月28日(土)29日(日)@ 東中野 aptp
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12:00-18:00

東中野 atpt(https://aptp.jp
〒164-0003 東京都中野区東中野3丁目16−14

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夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】5

サンフランシスコ2日目も長い一日。ミッションドロレスパークで風に吹かれたら体力復活。予定していいなかったミッション地区を歩くことにした。この日僕が歩いた距離を地図で眺めてみると、ちょっと尋常じゃない。フジロック一日分といってもイメージが沸かないだろうか。ノーチェックだった1-2-3-4-GO! Recordsはロック系の品揃えが嬉しいお店、ここでもカセットテープを購入。DOG EARED BOOKSも目に楽しい本屋さん、長い時間をそこで過ごしてしまう。翌日出くわすことになるALLEY CAT BOOKSはここの系列店。猫についての詩の本を購入。サンフランシスコでは猫に一匹も会わなかった。かわりに大型犬を散歩させている人がとにかく多くて、レコード屋さんのなかにも犬を連れた人がいるし、アニマルフレンドリーな街だなという印象を持った。

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だんだん日が暮れてきて、今日の最後は前日に続いてまたスーパーマーケット。Rainbow Groceryはバルク、いわゆる量り売りで有名なオーガニックと地産地消のスーパー。「へええ」と声が出るほど広い。ここで買った量り売りのお茶(オーガニックラズベリーティーとかいろいろ)は友達へのいいお土産になった。最近日本のスーパーでも様々な種類のトマトを選べるトマトバイキング的なものがあるけれど、ここにはきのこバイキングがあった。アメリカの豊かさと鮮やかさを実感。しかしとにかく物価が高くて、ちょっとしたものにもお札がどんどん飛んでいって、ハッと目が覚めて冷静になる。つつましく、つつましく、と。

ピニャータという飾りを売っていて、調べてみるとメキシコのお祭りで使うものだったり、売り場によっては居住者たちのダイバーシティを改めて感じさせる部分もいたるところに。見たことのない地ビールがたくさんあってパッケージもデザインが面白くて、毎晩ひと缶の晩酌を楽しんだ数日だった。スーパーからダウンタウンまではさすがにUberで。もう足がパンパン。

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夕飯はホテルのそばにあったMASON DINER。いわゆる絵に描いたようなアメリカンダイナー、映画みたいでわくわくする雰囲気がある。昔みたいにステーキとかハンバーガーとかこってりしたもをあんまり食べなくなっている自分に時間の経過を感じつつも、この日はアメリカらしい夕食を。遅い時間にちょっと緊張しながらリカーストアでポテトチップスを買ったりするのもいい。2晩目となる宿もだんだん自分の巣のように感じてきた。さあ明日はフィッシャーマンズ・ワーフへ行ってクラムチャウダーを食べよう。(断続的にまだまだ続く…)

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2019年09月26日

カフェ長男堂リニューアルと13周年記念ライブ開催決定!

ずっとお世話になっているカフェ長男堂がびっくりするくらいリニューアルしたらしい(まだ行ってないのです)。新装開店と13周年をお祝いするためにご近所・縁の深いミュージシャンが集まって完全生音ライブで花を添えます。このメンバーならセッションも楽しいでしょうね。美味しいご飯も食べられることでしょう。ぜひ吉祥寺から少し歩いて長男堂へお越しください。

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2019年11月4日(月祝)@ 吉祥寺 長男堂
長男堂リニューアル記念&13周年祝いフェス

開場16:00 開演17:00/3,000円(+オーダー)

*完全生音ライブ!
出演、イノトモ、イトケン(Drs)、近藤研二、
笹倉慎介、山田稔明、湯川トーベン/O.A.:ネロ

【ご予約・お問い合わせ】
長男堂(https://chounandou.wixsite.com/chounandou
武蔵野市中町3-18-11
0422-56-1530  
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2019年09月25日

名古屋ブラジルコーヒー弾き語りワンマン、当日精算のチケット取り置き予約受付を開始しました

今週末に迫った名古屋ブラジルコーヒーでの山田稔明ソロ弾き語りワンマン、当日精算の前売りチケット予約受付を開始しました。オフィシャル通販STOREですでにご入金済みの整理番号をお持ちのお客様ご入場後のご案内になりますが、どうぞお気軽にご予約ください。

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2019年9月29日(日)@ 名古屋 金山 ブラジルコーヒー
“夜の科学 in 名古屋ー旅の記録とスーベニア”

18:00開場 18:30開演/前売3500円 当日4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

今年7月に初めてGOMES THE HITMANで出演したブラジルコーヒーで
秋の始まりにソロ弾き語りの夜を。2019年最新旅の報告とお土産を歌に込めて。

チケットの取り置き予約(当日精算)の受付を開始しました!
*整理番号をお持ちのお客さまのご入場後のご案内となります。

ブラジルコーヒー(https://twitter.com/kanayamabrazil
〒460-0022 愛知県名古屋市中区金山4丁目6-22
TEL : 052-321-5223  
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夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】4

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ヘイト・アシュベリーからテクテク歩いてロウワー・ハイトへ、途中コーヒースタンドThe Grindでアイスコーヒーを飲む。ちょっとしたイートインも緊張、もっと英語が喋れたらなと思う。アメリカのアイスコーヒーもすっきりした味のものが多くて美味しかった。Groove Merchant Recordsは小ぶりだけど品揃えが僕好みでとても良いお店だった。ここではレモンヘッズとビリー・ブラッグのカセットテープを買った。たくさんのアナログ盤を持って帰るのはしんどいなあと思っていたのでカセットテープは思い出作りにちょうどいい。Vinyl Dreamsはテクノ、エレクトロやEDMの専門店、日本のレコードもたくさんあった。サンフランシスコに来て感じたのはデフォルメすぎないジャパンカルチャーが自然に受け入れられているということ。カタカナのTシャツ着てる人とかいっぱいいるし。Rooky Ricardo's Recordsはとにかく7インチの量が圧巻だった。お店の奥では店主と仲間たちがカードゲームをしていて、好き勝手にレコードを試聴しているお客さんがふたり。僕は名前も知らないバンドのレコードをジャケ買いした。

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夕方5時前、太陽の光に少しオレンジの色味が加わるけれど、まだまだ日が高い。ロウワー・ハイトから歩いてミッション地区のほうへ。サンフランシスコは気持ちのいい都会だ。路面電車と車が華麗に交差する。目指すのはミッション・ドロレス・パーク、ここは映画『スウィート・ノーベンバー』に登場した公園。この『スウィート・ノーベンバー』が転じて「sweet december」という曲が誕生したと思うと立ち寄らないわけにはいかなかった。果たして、辿り着いたのはサンフランシスコ市民の憩いの場、息をのむほど美しい公園だった。小高い丘からは海が見え、太陽の光を日暮れまで楽しむ人たちがたくさん転がっていた。夢みたいな街だなあ…と思った。(断続的に続く。まだ2日目…)

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2019年09月24日

夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】3

サンフランシスコに行ったの、もう1ヶ月前のことになってしまう。時が過ぎるの早い。現実逃避で旅日記を。サンフランシスコ2日目は8月29日、この日はとにかく徹底的にレコード屋を巡る日と決めていた。レコードハンティングの旅はロックの聖地ヘイト・アシュベリーからスタートだが、まずその前に行ってみたかったHEATH CERAMICSへ。サンフランシスコ生まれのヒース・セラミックの食器はなかなか日本では売ってなくて、あったとしてもとても高い。僕はマグカップひとつだけ持ってたんだけど、やっぱりご当地で見てみたいと思ったのだ。とてもスタイリッシュで、NEWSSTANDと名付けられたショップにはかわいい雑貨が並んでいて、来た甲斐があった。最後まで悩んで、トートバッグを買わなかったことを後悔している。

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午前中をHEATH CERAMICSで過ごして、お昼になってヘイト・アシュベリーへUberで移動。車窓からの景色がすべて目に鮮やか。ヘイト・アシュベリーは1960年代後半のヒッピームーブメントの中心地であり、'70年代はゲイカルチャー高揚の舞台。さまざまな文化にとっての聖地。さあ、レコード屋散策の始まりだ。前日はバークレーにあるアメーバ・ミュージック(Ameoba Music)に行ったけど、今日はヘイト・アシュベリーにあるサンフランシスコ店へ。ここもとにかく大きい。バークレー店も相当な時間を夢中になって過ごしたけれど、サンフランシスコ店では気づいたら2時間経っていたから驚いた。このペースはやばいと思ったので少し早足に。ここではR.E.M.の海賊盤レコードとThe Nationalの持ってなかったCD、そしてお土産用のTシャツやロゴ入りのピックを買った。

そしてまた前日と同じくラスプーチン・ミュージック(Rasputin Music)のサンフランシスコ店も覗いてみた。ここにはたくさんのTシャツを売っていた。今巷ではメタル系のビンテージTシャツが流行っていて、僕もあわよくばカリフォルニアで掘り出し物でもあればと思ったのだけど、かっこいいやつはどれも値段が高い。古着屋に入ってもメタルTシャツコーナーのものは値段の桁がひとつ違う感じだった。全世界同時進行的なメタルTシャツブーム。ネットで調べて手帳に書きつけていたヘイト・アシュベリー・ミュージック・センターという楽器屋はなんと閉店セール中だったが、さすがにギターを買って帰るわけにはいかないのだ。

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サンフランシスコの街歩きはとても楽しい。いたるところにグラフィティが描かれていて、それがいちいちかっこいいし、なんということもない通りでも家の形や色が可愛いし特徴的。つまらない風景がないからついつい歩きすぎてしまう。この日も尋常じゃない距離を僕は歩いた。感覚的に言うと、恵比寿から新宿までを寄り道しながら歩く感じだろうか。次のレコード屋さんまでは少し離れていたんだけど、なぜかあっという間に歩けてしまう。途中ブエナビスタ公園というところで座ってしばし休憩、時計を見るともう午後3時になっていた。

まだまだこの日の散策は続くけれど、旅日記はまた気まぐれに断続的に続きます。まだ2日目の途中。

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2019年09月23日

今週末は愛知県2DAYS|サトミツ&ザ・トイレッツ観覧無料イベント & 山田稔明ソロ弾き語りワンマン

猫町フェス東京編の狂騒でぼんやりした一日でしたが、今週末は愛知県に行きます。サトミツ&ザ・トイレッツでのイベント出演とブラジルコーヒーでのソロ弾き語りワンマンです。サトミツ&ザ・トイレッツでは書き下ろしたリクシル常滑ご当地ソングを演奏する楽しいステージになりそうです。ブラジルコーヒーではバンドでの20周年とソロでの10周年を合わせ含めたセットリストで刻んだ轍を再確認するような夜にしたいと思います。ぜひお近くの方、遠方からもご来場いただけたら嬉しいです。

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2019年9月28日(土)@ 愛知 中部国際空港セントレア4Fイベントプラザ
第3囘 常滑お笑いEXPO

13:10- 17:10- / 観覧無料
「常滑生まれのトイレ」の歌 誕生
イベントHPはこちら

中部国際空港セントレア(https://www.centrair.jp/
〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1


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2019年9月29日(日)@ 名古屋 金山 ブラジルコーヒー
“夜の科学 in 名古屋ー旅の記録とスーベニア”

18:00開場 18:30開演/前売3500円 当日4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

今年7月に初めてGOMES THE HITMANで出演したブラジルコーヒーで
秋の始まりにソロ弾き語りの夜を。2019年最新旅の報告とお土産を歌に込めて。
*オフィシャル通販STOREチケットセクションにて発売
*整理番号順のご入場となります

ブラジルコーヒー(https://twitter.com/kanayamabrazil
〒460-0022 愛知県名古屋市中区金山4丁目6-22
TEL : 052-321-5223  
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2019年09月22日

猫町フェス2019 ー nekomachi music and art festival(2019年9月22日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【SETLIST】

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2019年9月22日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
猫町フェス2019 ー nekomachi music and art festival


0.開会宣言
<むぎ(猫)>
1.黒い鳥
2.ギフテッド  
3.タイトル未定(新曲)
4.流れ星

<近藤研二>
5.車窓(仮)
6.ウニナース(仮)
7.モイカウニカ
8.モイウニマスキングテープ(with イトケン、伊藤健太)

<山田稔明 with 近藤研二、イトケン、伊藤健太>
9.太陽と満月
10.猫のふりをして
11.lucky star
12.きみは三毛の子(with 峯村リエ)

<猫町セッション>
[ 山田稔明+近藤研二+むぎ(猫) +イトケン+伊藤健太 ]
13.上野動物園準備中(with イノトモ)
14.猫町オーケストラ(with イノトモ)
15.どんなふうに(with イノトモ)
16.るすばん天国(with イノトモ)

17.日曜日のセレナーデ
18.天国かもしれない
19.AとBと
20.AはBでCになる
21 .CとDと
22.四輪駆動の飛び出し坊や

EN
23.君に会いに(with イノトモ)
24.日向の猫(with イノトモ)
25.toi toi toi(with イノトモ、峯村リエ)  
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2019年09月21日

サトミツ&ザ・トイレッツが宮代トウブコフェスティバルに参加します

僕が参加する課外活動バンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」
また楽しいお祭りにお誘いいただきました。
うんころもちくんも一緒!

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2019年11月16日(土)@ コミュニティセンター進修館(埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-1-1)
宮代トウブコフェスティバル

入場無料/雨天決行 荒天中止

イベントHPはこちら

主催:宮代トウブコフェスティバル実行委員会
(みやしろマルシェ実行委員会・宮代町・宮代町商工会)

お問い合わせ
宮代町産業観光課
TEL 0480-34-1111 内線265

コミュニティセンター進修館
埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-1-1
  
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佐賀豪雨被害のためのチャリティイベントに出演します

ここのところ毎年九州地方はものすごい雨に降られていて、今年も大きな被害が出ています。僕も地元の母親や旧友にいつも電話をしたりメールを送ったりしているのですが、音楽でなにかできないかと思っていたところにCLUB Queの二位さんから応援ライブへのお誘いを受けました。ずっとお世話になっているCLUB Que二位さんも僕と同じ佐賀出身で、会うたびに「佐賀んもん集めてなにかやりたかねえ」という話になるのだけど、今回このような形で故郷に恩返しすることができて光栄です。ジャンルや世代を超えた普段ならありえないラインナップですが、方言が飛び交うなんだか元気が出るような夜になればいいなと思います。僕はアコースティックで、同胞PLECTRUMタイちゃんとも一緒に歌ったりするでしょう。ぜひに。

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2019年10月23日(水)@ 下北沢 CLUB Que
2019 佐賀豪雨【水害被害】ジャンル越え緊急応援ライブ!

開場18:00 開演18:30/1,500円(1ドリンク代別途+投げ銭・義捐金募集)

佐賀出身と佐賀に深く関係した、色んないろんなジャンルの人間が集まって
豪雨に見舞われた故郷「佐賀」を応援するイベントを開催します。

◆ACOUSTIC SECTION
大森洋平 with 上田ケンジ 
大島治彦(RamaAmoeba)
山田稔明(GOMES THE HITMAN) 
タカタタイスケ(PLECTRUM)*高田&山田 アコースティック・セッション
OA>二位徳裕(CLUB Que)

◆BAND SECTION・
デッドボール
※奇跡の1夜限りの復活!
・Go!(Vo&Sax : JUNIOR)・TERU(Dr&Cho : CRACK The MARIAN)
・大上豪(Ba&Cho : Sundance)・Tiger(Gt&Cho : Pinch of Snuff)

◆ SAGA
Vo. DOKU (Vo : NO CUT)
TORIYA(Vo : VIBRATE TWO FINGERS)
大島治彦(Dr)
上田ケンジ(Ba)
Ba. HIROKI(Ba : NO CUT)
二位徳裕(Gu,cho)

映像>諸江亮佑(CLUB Que:唐津)

チケット販売 9/25発売開始
CLUB Que店頭、ライブポケット、イープラス

問合せ OFFICE QUE 03-5433-2500

下北沢 CLUB Que(http://www.ukproject.com/que/
〒155-0031世田谷区北沢2-5-2ビッグベンビルB2F
TEL:03-3412-9979  
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2019年09月20日

10月6日 GOMES THE HITMAN 吉祥寺スターパインズカフェ公演についてお知らせ

10月6日に迫ってきた吉祥寺スターパインズカフェでのGOMES THE HITMANのライブに関して、皆様にお知らせとご報告があります。この日の公演はかねてからGOMES THE HITMAN2005年『ripple』以来14年ぶりとなる新作発売記念ライブとして告知してきましたが、「新作アルバムからの先行シングル『baby driver e.p.』発売記念ライブ」として行うことにしました。GOMES THE HITMANはこの日、全6トラックを収録したCDを会場物販にて販売します。

本公演にて14年ぶりのフルアルバムを手にすることに大きな期待を抱いていた方をがっかりさせてしまうことになったかもしれません。当初の予定からの変更が生じてしまったことを心よりお詫びします。春からレコーディング作業を続けてきた新作アルバムは全12曲収録、タイトルも曲順も決定してほぼ完成していますが、夏頃からリリース方法の再検討や水面下での事態の進展が重なって、GOMES THE HITMAN14年ぶりのフルアルバムは年末の発売が決定しました。このアルバム発売詳細について僕自身の口から10月6日のステージ上で、そして翌日にはHP等で皆様にお伝えする予定です。

本来なら作られる予定のなかったシングルCD『baby driver e.p.』には来たるべきアルバムから「baby driver」と「memoria」のシングルミックス、そしてアルバム未収録音源「夢の終わりまで(daydream session)」「hello hello(SONG LIMBO session)」、そしてインストゥルメンタル2曲が収録されます(このシングルCDは現在のところライブ会場とオフィシャル通販STOREでのみ販売を予定。一般流通の予定はありません)。もちろんライブでは新作からの曲をほぼすべて演奏する予定です。メジャーデビュー20周年となる2019年を締めくくる14年ぶりのオリジナルアルバムリリース、そしてその勢いは2020年へとバンドを推進させていくことになります。

たくさんのお申し込みを遠方からもいただいています。もし「この日にフルアルバムが手に入らないのならば…」とチケットキャンセルをお考えの方には料金の払い戻しを行いますので、ご遠慮なくその旨をお伝えください(整理番号をお伝えしたメールへ返信ください)。チケットは残りわずかとなりました。ご来場をご希望の方はオフィシャル通販STOREチケットセクションよりお申し込みください。

GOMES THE HITMAN先行シングル『baby driver e.p.』発売記念ライブ、10月6日吉祥寺スターパインズカフェ公演にどうぞご期待ください。


GOMES THE HITMAN 山田稔明

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2019年10月6日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN
new single “baby driver e.p.” release party


17:00開場 18:00開演/前売4000円 当日4500円(ともに1ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN [山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
/GUEST:高田泰介(from PLECTRUM)

メジャーデビュー20周年の記念すべき年についに『ripple』以来14年ぶりとなる
ニューアルバムが完成!アルバムからの先行シングルの発売記念ライブです。
過去・現在・未来のすべてを詰め込んだGOMES THEHITMANのステージに
乞うご期待。少し先の未来のお知らせもたくさんお届けします。

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チケット:GTH販売(オフィシャル通販STORE) / SPC店頭販売 / LivePocket
整理番号:1)GTH販売(オフィシャル通販STORE) /2)LivePocket /3)SPC店頭販売

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吉祥寺スターパインズカフェ(http://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251  
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いよいよ今週末開催!|猫町フェス2019Tシャツを作りました

猫町フェス2019

今週末に迫ってきた猫町フェス2019、吉祥寺スターパインズカフェでの公演はチケット完売。2月22日の告知から7ヶ月ずっとワクワクしていましたが、もうすでに今は終わってしまうのがさびしくなっています。今週末の東京、そして来月の京都、そしてまた来年の新しい目標を見つけて「楽しい」を持続していけたらいいなと思います。「物販はアートだ」というのが昨年のステージ上で生まれた名言。今年も山田稔明、近藤研二、むぎ(猫)、3組ともいろんなグッズ販売を予定しています。

猫町フェス2019Tシャツを作りました(猫町フェスのギター猫を新しくアレンジして絵を描きました)。秋にぴったり、多彩なカラーバリエーション、そしてボディのシルエットもおしゃれで、季節を問わず老若男女着てもらえるような素敵な感じになりましたので、ぜひご来場の記念にお買い求めいただけたら嬉しいです。*追記*東京公演では「黒×ピンク」「黒×青」「白×黒」の3バージョンを販売、京都公演でカーキが加わる予定です。CDや書籍、ハンドメイドのポチバッジの販売も予定しています。お楽しみに。

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そして昨年好評だった、雨と太陽(堀口尚子+ヒサマツエツコ)による出張店舗「ふきげんなねこ」、そしてカマクラ張子(五十嵐祐輔)によるグッズの販売もあります。当日をお楽しみに。

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2019年09月19日

猫町フェスリハーサル2DAYS

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昨日と今日、今週末に迫った猫町フェス2019のリハーサルでした。初日はバンドだけでアレンジや構成を固める作業。自分の曲はもちろんですが、セッションパートのむぎ(猫)ちゃんの曲も代理で僕が歌いました。好きな歌ばっかりなので楽しいのです。途中で女優の峯村リエさんがちょっと所用でスタジオに立ち寄ってひとしきり演奏を聴いて「楽器が弾けるってステキねえ!」と褒めてくれたのでみんな嬉しくなって軽やかに帰路につきました。僕は夜になってタワーレコード新宿へカネコアヤノさんのインストアライブを観に。一度ライブが観たかったアーティスト。ものすごい人気で観客いっぱいで姿はほとんど見えなかったけど歌もバンドも素晴らしかった。

明けて本日も猫町フェスリハーサル。今日はむぎちゃんも参加して、本番さながらの白熱した演奏。みんなニコニコ笑いながらやってるのがこの「猫町フェス」というイベントのお祭りらしさを表しているなあと思った。楽しい予感しかしない数時間の猛特訓でした。リハ終了後はみんなでご飯を食べてイベントの成功を願いました。僕はそれから日本橋の映画館へ試写会へ。オーストラリアの INXSのライブ映画、という「え、今?」と虚を突かれるようなお誘いでしたが、広い映画館は満員で、このライブフィルムを映画化した理由はそのパフォーマンスを観てわかりました。マイケル・ハッチェンスはジム・モリソンとミック・ジャガーのハイブリッドみたいな感じで、最後のロックスターと呼ばれるわけだなあと感動したのです。猫町フェスを前にたくさん刺激を受けて気分の高まりを感じます。

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2019年09月17日

さまざまな夜、さまざまな歌

基本的に僕は昼型で、朝から夕方まで集中して作業して夜はなるべくボーッとする、というか、したい。なので夜に誰かのライブを観にいったり、出かけていく予定が入ると余計に昼間の仕事がはかどる。先週は町田康さん率いる「汝、我が民に非ズ」、今週になって谷山浩子さんのコンサートを観にいった。お二方ともベテラン、そして猫というキーワードで結べるけれど、それぞれの歌は当然それぞれの世界観で紡がれていて、帰り道で見上げる月の風合いが全然違って見えたのが面白かった。

町田さんたちは来月の吉祥寺ねこ祭りLIVEでご一緒するからまた会えるのが嬉しい。僕は町田さんが何かを言い出す直前のフッとした間のようなものが大好きだ。おだやかな殺気すら感じる。これはリラックスしたオフのときも、オンステージでも感じられるものなのでぜひみなさんにもライブで確認してほしい。谷山浩子さんには永遠の少女性を感じた。僕が観たコンサートは春名風花さん(はるかぜちゃん)がアリスを演じる「不思議の国のアリス」朗読劇と歌のコラボレーションだったけれど、躍動的に駆け回る春名風花さんとピアノの音をころころ転がしながら歌う谷山浩子さんがぴったり重なり合う感覚がたびたびあった。

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2019年09月16日

夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】2

サンフランシスコ旅行の一日目、8月29日。レンタカーで走り出したのはお昼過ぎだった。ホテルのチェックインまではまだ時間を持て余してしまうから、車を借りたのは正解だった。初日は車でしかいけない場所へ行こう。まずはサンフランシスコの象徴ゴールデンゲイトブリッジを目指す。三度目のサンフランシスコだが、金門橋はやっぱり毎回行かないと気が済まない。車で橋を渡ると、やっぱりテンションがあがる。橋のサンフランシスコ側にお土産やさんがあるウェルカムセンター、渡った先に景色の綺麗なビスタポイントがあるが、『ripple』のジャケット撮影のときにはこの観光客ひしめく場所で僕は猫の被り物で撮影した。14年前の話だ。

インターナショナルオレンジと称される橋の美しさもさることながら、サンフランシスコ湾の向こう側に見える市街地の、空と海の淡い青に溶けていく感じがとても良い。早速いろいろ細々としたお土産を買って、先が思いやられる。お土産を選ぶときは「わー、これ微妙!面白いから◯◯くんにあげよう」というのが基本姿勢。この旅行最初の食事はウェルカムセンターにある Bridge Round Houseでラテとビスケット。汗ばむくらいの晴天。

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初めてサンフランシスコを訪れた時に印象に残ったのがベイエリアの町バークレー。UCB(カリフォルニア大学バークレー校)で有名な学園都市だが、やっぱり僕の根っからのモラトリアム気質と空気が合うのだろうか。ゴールデンゲイトブリッジから車で1時間かけてバークレーへ向かうことにする。サウサリートやミルバレー(エイブラムズ先生とストロベリー・ポイント小学校4年生の奇跡の名盤が生まれた町だ)といった自然豊かな風景を駆け抜けて、サン・クェンティンからリッチモンドまではサンフランシスコ湾をまた別の長い橋で渡る。

やっぱりバークレーは時間の流れ方が独特な、居心地のいい町だった。最初に向かうのはもちろんレコードショップだ。カリフォルニアに来たら行かないといけないお店、Amoeba Music(アメーバ・ミュージック)は体育館みたいなところに無限にCDとLP、Tシャツやらバッジやらメモラビリアがひしめくお店。初めてここに来た2000年(19年前!)、僕は圧倒されて頭が痛くなり、なぜかキャロル・キング『つづれおり』の中古CDだけ1枚買った。今回はたっぷり時間をかけて広い店内を散策、そして散財。カリフォルニアとレコード、なんと幸福な時間。

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そしてアメーバの隣にあるのがRASPUTIN MUSIC(ラスプーチン・ミュージック)。ここも地下のアナログフロアとCDのフロアとものすごい量の音楽。お店に入るとバッグや荷物をカウンターに預けるように言われた。以降、古着屋さんなどでもこの荷物預けパターンが多かった。どのレコード屋さんにもお客さんがたくさんいて活気がある。一生かけても聞けない数のレコードが世界に溢れていて、無限のコレクターがいるわけだけど、僕はジャズやソウルにはそんなに食指が伸びないので、ロックの、それも80年代以降のインディの棚をパタパタとすれば気が済む。ラスプーチンではThe Nationalのライブにオープニングアクトを務めるカナダのALVVAYSのレコードを買った。

アメリカに来て一番重宝したのは僕が使っている携帯キャリアが提供するアメリカ放題というサービスだった。SPRINTという回線のあるところなら日本にいるときと同じようにiPhoneが使えてお金もかからないし、フリーWi-fiも街中のそこかしこにあるから地図だってお店の情報だって簡単に調べることができた。バークレーで有名なスーパーマーケットがあるのを知って立ち寄った。Berkeley Bowl(バークレー・ボウル)という、オーガニックなスーパーマーケット。売り場に溢れるその物量と質、色鮮やかさは眼福。日系のお店らしくてお寿司なんかもたくさん扱っていた。結局この日の晩御飯はここでサラダバイキング、それとクラムチャウダーとおにぎり、それをイートインスペースで。さすがに疲れてきた。

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カリフォルニアの太陽はなかなか沈まず、19時頃からだんだん日が暮れてくる。夕暮れ時にフリーウェイをバークレーからサンフランシスコに向かって走ると、耳の奥にサイモン&ガーファンクルの「America」が流れてくる。左ハンドルと車線にも慣れて、独特なスカイラインを眺める余裕もできた。市内に入ると急な坂の上り下りが増えてきてワクワクする。ビクトリア様式の家が並ぶ。ダウンタウンに入ってくると治安の良し悪しが雰囲気でわかった。僕の泊まるホテルはかつて「マーク・トウェイン・ホテル」という名前だったらしいが、リノベーションされてシンプルで小ぎれいな宿に変わっていた。昔はどんなふうだったのかな。この部屋にこれから3日間お世話になる。

チェックインしてスーツケースを広げたら、またひとつ身軽になった気がした。もう21時前、夜の街を歩いてみるとUrban Outfitters(アーバン・アウトフィッターズ)があったので覗いてみる。前回2005年に来たときは洋服だとかいろんなものを買ったお店、今回は品物を眺めて少し子どもっぽいなと思ったところに時間の経過を感じる。ケーブルカーとすれ違うと、やっぱりワクワクした。借りた車は翌日の朝に返却することになっていたから、もう少し夜のサンフランシスコ市街を流してみることにした。

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2005年に『ripple』のジャケット撮影で偶然たどり着いたとても風景の美しい印象的な場所があって、それは高級住宅街のなかにあって、ベイブリッジと高層ビル群と海を見下ろす丘だった。車をゆっくり走らせて、かすかな記憶を頼りにiPhoneの地図を睨む。ものすごい傾斜の坂を上ったり下ったり。そしてNob Hill(ノブ・ヒル)とRussian Hill(ロシアン・ヒル)の中間くらいのところに「ここだった!」という間違いない場所を見つけた。とても静かで、風がやんで凪の状態になると遠くの潮の音が聞こえて
、14年前と何にも変わってないように思えた。あ、14年前はサンフランシスコ名物のアシカの声が聞こえたのを憶えている。今回はついにアシカの姿を見なかった。

サンフランシスコはアメリカのなかでもとにかく抜群に家賃や物価が高い街で、そのなかでも一番裕福なエリアを歩いてみると、ほのかな灯が漏れるマンションや瀟洒なビクトリアンハウスの窓からは、それでも、この街ならではの日常的な営みを感じる。もちろんこんなところに住んだりはできないけど、もしここに住んだら…ということを夢想してみるのも楽しい。夢とうつつを行き来する感覚。そろそろ眠たくなってきた。僕の時計には現地時間とあわせて日本の時間もディスプレイされているから2つの時間を過ごしているようにも感じる。ホテルに戻って、スーパーで買った地ビールを飲んで就寝。長い一日、DAY1終了。(断続的にしばらく旅日記が続きます)

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2019年09月15日

GOMES THE HITMAN出演イベント、チケット発売・予約受付中

GOMES THE HITMANが出演するイベント、豪華出演陣でいい予感しかありません。チケットの販売、予約受付が始まっています。ぜひお早めのチケット確保を。

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2019年11月23日(土)@ 西永福 JAM
STUDY HARD! presents EIFUKU NIGHT Vol.2〜永福的夜晩〜

17:30開場 18:00開演/前売3000円 当日3500円(1ドリンク代600円別途)

STUDY HARD! / GOMES THE HITMAN(with 高田泰介 from PLECTRUM)/
minakumari(ミナクマリ)バンドセット [minakumari+清水ひろたか(exコーネリアスグループ)+栗原努(リトル・クリーチャーズ)]

▶TICKET INFO◀
(e+イープラス 9月14日10:00〜発売)
西永福JAMメール予約
オフィシャルサイトRESERVE

西永福 JAM(http://jam.rinky.info/
〒168-0064 東京都杉並区永福3-34-14(B1F)
TEL 03-6304-7012  
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2019年09月14日

夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】1

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夏の終わりの旅の記録を備忘録的に。旅のことを反芻すると幸せな気持ちになるので、慌ただしく忙しい日々からの逃避行のような感じで、だらだらと何回にも渡って書き綴っていきたいと思います。

ここのところ毎年9月に旅行をすることになっている。恒例の7月の何かしらのリリースとそれに伴う制作と一連のライブを切り抜けた自分へのご褒美みたいなものとして、ここ2年連続でインドネシアのバリ島で休暇を取った。今年は春からすっきりしない健康問題(そして昨年末からの個人的ないろいろも含めて)夏が本格的に始まる前にくたくたになっちゃって、これはいかん、何か刺激的な予定を人参のように目前にぶらさげなくては、と思ったのだ。

ちょうどその頃、数年前から大好きなThe NationalというバンドのライブをYoutubeで毎晩のように観ているうちに彼らをアメリカ本国で観てみたいという欲望がむくむくと膨らんできて、ネットで予定を調べるとヨーロッパツアーから帰還して夏の終わりからアメリカ国内のツアースケジュールが。ロサンゼルスなら飛行機代も安いし!と調べたらライブの良い席はあらかた売れていてがっかり。しかしその前日のサンフランシスコ公演ならフェス方式で入場料一律、がんばれば良い位置を確保できるかもしれない。憧れのサンフランシスコ…、特別な場所へ行ってしまう?そこから電卓を叩いたり、さまざまな旅のアプリをダウンロードしたりして予定が決まったのは6月の終わり頃、心臓の手術が終わってしばらくしてからでした。

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本当ならGOMES THE HITMANのアルバム制作作業がひと段落してからの晴れて休暇旅行の予定だったわけだけれど、全然予定は予定通り進まなくて、様々なあれこれが終わらない状態でどんどん日々は進み、旅の準備や下調べ等なにひとつできないまま出発の日を迎えることになった。マリッジブルーならぬ旅行ブルー、嗚呼この旅行がなかったらあれもこれも進められるのに!と複雑なテンションに。心配事がいくつも残されたまま、トランクに荷物を詰める。ひとつだけ、MOLESKINE City Notebookのサンフランシスコ版を購入したことが光明だった。もう廃番になっていた手帳のデッドストックを見つけて手に入れた。僕はその手帳の地図に友達から聞いたりネットで調べたりしたレコード屋をびっしりと書き込んだ。

8月29日、出発の日がやってきたが、朝からトイレの水が流れなくなって往生し、サトミツさんとずっとLINEで話してレクチャーを受けたりして(言われた通りにやるとちゃんとなおるところがサトミツさんのすごさだ)バタバタしながら、成田へ。アメリカに行くのは2005年以来14年ぶり、その前は2000年の暮れ。サンフランシスコへは3度目の渡航となる。14年の間にすべてが変わったと言っても過言ではない。搭乗手続きから何からがすごく簡単になっていた。待ち時間もないし、緊張するやりとりも必要なかった。チェックインして荷物を預けて、お世話になっているトラベラーズファクトリーの成田空港店に初めて立ち寄ることができた。MOLESKINEの手帳にトラベラーズファクトリーのスタンプを押す背徳感…。

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成田を29日の17時に飛び立った飛行機は時間を巻き戻ってサンフランシスコの29日の朝10時半に着くことになる。9時間少しのフライト。時差ボケなどの心配は結局、食事以外のほぼすべての時間をガーガー寝てしまって杞憂に終わることになる(出発前の数日よく働いたからな)。たくさん観られる映画のなかから僕が選んだのは『ガーフィールド・ザ・ムービー』で、それも途中で寝てしまった。機内食は最初と最後の2回。チキンの照り焼きとオムライス。この旅で最初に触れる外国的な食べ物、昔から僕はこの味気ない感じの機内食が嫌いじゃない。ビールを一缶もらってすぐ夢の中へ。

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何度目かの目覚めの後、いよいよサンフランシスコ空港へ着陸。イミグレもバゲージクレームも問題なく(英語脳に切り替えるためにどんどんカタカナになっていく言葉)、カリフォルニアのブルースカイが僕を迎える。さあ、何も決めてない一日目をどうするか。とりあえず無料のエアトレインでレンタカー会社のカウンターがひしめくレンタカーセンターへ。予約もしてないからいろいろあわあわ。値段を比較しつつ「ここで借りてダウンタウンで返したくて」「保険も最低限つけて」とか身振り手振りで、しかし、なんとか鍵とエコノミー車を手に入れて時間をかけて左ハンドルを把握。走り出す前にラジオをロックのステーションに設定するのを忘れずに。

果たしてサンフランシスコ旅行の一日目が始まる。夏の終わりのカリフォリルニアは日の射すところでは汗ばむほど暑いが、カラッとしていて風が吹くと涼しい。僕は何度もウィンカーとワイパーを間違えながらハイウェイ101をサンフランシスコ市内方面へと走る。ラジオからはチャンス・ザ・ラッパーの新しい曲が何度も流れた。途中間違って一般道に降りてしまったけれど、そこには憧れた彼の地の街並が続いた。さあ、どこへ行こう。ここではない場所へ。(以降断続的に旅日記が続きます)

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2019年09月13日

GOMES THE HITMAN新作制作は続く…

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ライブがあり、打ち合わせがあり、猫町フェスの準備が本格的に始まり、そしてGOMES THE HITMANの作業はまだ続いている。先日も数曲で共同プロデューサーを務めてくれたPLECTRUMタイちゃんとミックスチェック、そのまま夜まで細かい確認作業が続いた。『SONG LIMBO』のときはもっと気楽だったなあと思うが、14年ぶりのアルバムっていうのはやっぱり一筋縄ではいかない。いろんなことが水面下で進んでいたり、予期せぬ展開にあたふたしたり、事態が(そんなに悪くない方向に)変わっていったり、いろんなことがあって忙しい。

来週あたりにあらためてお知らせを。  
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2019年09月12日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 37(2019年 9月10日 @ 下北沢 lete)【ライブ後記】

下北沢leteでのソロ弾き語りワンマン、先月から間を開けずに急な開催となりました。8月末から9月にかけてのサンフランシスコ旅行直前に、旅から戻ってすぐのタイミングで歌が歌いたいと思って下北沢lete町野さんに無理を言って聞いてもらったのでした。今回もリクエストを募り、僕の歌いたい歌とお客さんの聞きたい歌で構成。leteでのライブはこのバランスがいいのかもしれない、と最近思ってきました。

9月の始まりにこの場所で「harvest moon」が歌いたかった、というのもこのタイミングの緊急開催のひとつの理由だったかも。9月というのは個人的に特別な月なのです。カリフォルニア帰りで歌う「california」、様々な地名が織り込まれた羨望の歌をまた違う感覚で。僕がサンフランシスコを好きになったのは、そこが中1の教科書「New Horizon」のレッスン1の舞台になっていたこと、そしてロックの幻影への憧れが理由でした。スコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」は僕にまだ見ぬ理想郷を夢想させた歌。大学生になって「髪には花を飾りましょうサンフランシスコ」と書いた「緑の車」、そして「ストロボ」という曲の仮タイトルは「Sunflower Cisco」だったのです。

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旅の始まり成田では初めてトラベラーズファクトリー成田店を覗くことができましたが、持っていったノートはMOLESKINEのCITY NOTEBOOKサンフランシスコ版だったのは小さな声で。「notebook song」「blue moon skyline」「pilgrim」「milk moon canyon」と旅の歌が続き、ここ数年のインドネシア、バリ島の旅を経てできた「ただの旅人」「baby driver」も意外とアメリカにもアダプト可能なことを再発見。来場者全員へのささやかなお土産はサンフランシスコの絵はがき。なるべく重複しないようにといくつかのお店で買ったやつ。

今回の旅はThe Nationalというバンドのコンサートを観にいくことが最大の目的でした。なので1曲、The Nationalのライブで最後に会場全体の大合唱で歌われた「Vanderlyle Crybaby Geeks」を。この日開場と終演時に流していたのはThe NationalのCDでした。アメリカは9月2日(9月の第一月曜日)が「Labour Day(労働者の日)」という祝日で、その直前の週末は夏の終わりを象徴するそうです。東京はまだものすごい暑さだったけど「20世紀の夏の終わり」で夏にさよなら。そしてスピッツの大好きな曲「夏が終わる」を初めてカバーしてみた。夏が終わる。音も立てずに。秋の歌を「光と水の新しい関係」「夕暮れ田舎道」「遅れてきた青春」と並べて、「星降る街」ではもう冬の足音。僕のシスコ信奉の象徴「雨の夜と月の光」で本編終了。

アンコールでは「9月になると思い出すこと」と歌う「どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと」。そして「セラヴィとレリビー」で締めくくり。旅の話とリクエストとサンフランシスコについての思い入れをうまいこと2時間のライブに昇華できたような気がしました。僕自身が楽しかった。

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2019年09月11日

名古屋ブラジルコーヒーソロ弾き語り公演|リクエストを募集します

9月29日名古屋ブラジルコーヒーで行われる山田稔明ソロ弾き語りワンマンにたくさんのお申し込みをいただきありがとうございます。ライブ当日のころはまだ残暑でしょうか。暑くも寒くもない季節に夏の終わりと秋の歌を歌いたいと思います。リクエストを募ります。聴きたい曲とその理由をコメントください。セットリストの参考にさせていただきます。下の写真はブラジルコーヒーと僕を繋いでくれた写真家杉江篤志くんが撮ってくれたもの。この一連のセッションはライブ盤『DOCUMENT』に使用されました。彼がバイトしていたお店がブラジルコーヒーでした。いろんな縁が繋がってたどり着く場所があるのですね。まだまだご予約受付中です。

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2019年9月29日(日)@ 名古屋 金山 ブラジルコーヒー
“夜の科学 in 名古屋ー旅の記録とスーベニア”

18:00開場 18:30開演/前売3500円 当日4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

今年7月に初めてGOMES THE HITMANで出演したブラジルコーヒーで
秋の始まりにソロ弾き語りの夜を。2019年最新旅の報告とお土産を歌に込めて。
*オフィシャル通販STOREチケットセクションにて発売
*整理番号順のご入場となります

ブラジルコーヒー(https://twitter.com/kanayamabrazil
〒460-0022 愛知県名古屋市中区金山4丁目6-22
TEL : 052-321-5223  
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2019年09月10日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 37(2019年 9月10日 @ 下北沢 lete)【SETLIST】

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2019年 9月10日(火)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 37


1.harvest moon(『home sweet home』)
2.california(GTH『00-ism/omni』)
3.San Francisco(Scott McKenzie カバー)
4.緑の車(GTH『Ariola Years/maybe someday ep』)
5.ストロボ(GTH『Ariola Years/neon, strobe and flashlight』)

6.notebook song(『notebook song』ep)
7.blue moon skyline(『pilgrim』)
8.pilgrim(『pilgrim』)
9.milk moon canyon(『home sweet home』)
10.ただの旅人(新曲)
11.baby driver(新曲)

12.Vanderlyle Crybaby Geeks(The National カバー)
13.20世紀の夏の終わり(GTH『00-ism/omni』)
14.夏が終わる(スピッツ カバー)

15.光と水の新しい関係(『新しい青の時代』)
16.夕暮れ田舎町(GTH『Ariola Years/neon, strobe and flashlight』)
17.遅れてきた青春(GTH『in arpeggio』)
18.星降る街(『home sweet home』)
19.雨の夜と月の光(GTH『AriolaYears/rain song ep』)

EN
20.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと(『新しい青の時代』)
21.セラヴィとレリビー(新曲)
  
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2019年09月09日

11月、西永福JAMでのGOMES THE HITMAN出演イベントが決定しました

GOMES THE HITMANは90年代の終わりに新宿JAMでライブをやっていました(それでも片手で数えるほどですが)。数年前、そのJAMが閉まるときに感慨深い想いで大学の先輩のバンドのステージを眺めたことを憶えています。JAMという東京音楽シーンの歴史を継いだライブハウスが西永福にできたことは知っていましたがまだ行ったことなくて、今回その西永福JAMでのイベントということでバンド「STUDY HARD!」からのお誘いに乗ることにしました。共演も豪華。ロックセットが大きな音を出したいと思います。新しいアルバムからもたくさん。

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2019年11月23日(土)@ 西永福 JAM
STUDY HARD! presents EIFUKU NIGHT Vol.2〜永福的夜晩〜

17:30開場 18:00開演/前売3000円 当日3500円(1ドリンク代600円別途)

STUDY HARD! / GOMES THE HITMAN(with 高田泰介 from PLECTRUM)/
minakumari(ミナクマリ)バンドセット [minakumari+清水ひろたか(exコーネリアスグループ)+栗原努(リトル・クリーチャーズ)]

▶TICKET INFO◀
(e+イープラス 9月14日10:00〜発売)
西永福JAMメール予約
オフィシャルサイトRESERVE

西永福 JAM(http://jam.rinky.info/
〒168-0064 東京都杉並区永福3-34-14(B1F)
TEL 03-6304-7012  
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2019年09月08日

下北沢leteソロ弾き語り公演、リクエスト曲を募ります

9月10日の下北沢lete公演はたくさんのお申し込みをいただき完売御礼となっています。サンフランシスコの旅から戻ってきてどんな気分で歌えるかな、ということを試したくて急遽決めたライブでしたが、旅から戻ってもカリフォルニアの空気を思い出して夢見がちになる日々で、いつもと違う歌が歌えるような気もしています。リクエストを募集します。セットリストの参考とさせていただきますのでコメント欄に曲名とその理由をお書きください。全部にお応えすることはできないかもしれませんが。ライブ当日は終演後にご来場のみなさんにささやかなお土産をお渡ししますのでお楽しみに。

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2019年 9月10日(火)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 37

18:30開場 19:30開演/料金3500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明
*THANK YOU!SOLD OUT!

初秋の旅の報告会として急遽小箱のライブが決定しました。
旅の土産話をたくさん。ぜひご来場ください。

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
Posted by monolog at 23:41Comments(12)

2019年09月07日

『劇、佐藤満春 第2章』の音楽を担当|サトミツ&ザ・トイレッツ新曲がフリーダウンロード公開

2015年サトミツ&ザ・トイレッツ結成にお誘いいただいて以来ずっと仲良くさせていただいているどきどきキャンプ佐藤満春さん(サトミツさん)、彼が作演出出演のすべてを担当する劇公演『劇、佐藤満春』その第2章の音楽をお手伝いすることになりました。サトミツさんとはなんやかんやと日常的に連絡を取り合ったり、打ち合わせしたり、どうでもいい話をしたり、水まわりの相談をしたりすることが多いのですが(こないだもサンフランシスコ旅行直前にレスキューしてもらった…!)、非常に聡明で穏やかで波立ちが少なくて、その人となりが僕は大好きなのです。今回の劇公演もどういうものになるかとても楽しみで、僕はバンドやソロの楽曲などで公演に彩りを添えさせていただきたいと思っています。ご興味ある方はぜひとも。



佐藤満春プロデュース公演
『劇、佐藤満春 第2章』

【日時】
2019/10/28(月)開場19:00/開演19:30/終演予定21:00
2019/10/29(火)開場19:00/開演19:30/終演予定21:00
【会場】渋谷・ユーロライブ(JR渋谷駅徒歩5分)
【住所】渋谷区円山町1-5KINOHAUS2Fユーロスペース内 / 電話03-6675-5681
【料金】前売¥3800-(整理番号付自由席)/当日¥4000-
★TIGETにて9/14(土)午前10時より受付開始

【作・演出・出演】佐藤満春
【ゲスト】宮地大介(タイタン)/鬼頭真也(ワタナベエンターテインメント)/
中村優一(ジースター・プロ)/野崎弁当(MeseMoa.)
【音楽】山田稔明(GOMES THE HITMAN)
【映像】双津大地郎/渡部佳宣/福田哲平/おかだひろき
【フライヤーデザイン】トトト
【ブレーン】岡田幸生
【制作】K-PRO
http://kpro-web.com/sato02.htm

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そして、その縁のきっかけとなったサトミツ&ザ・トイレッツの新曲が突如公開になりました。今月末愛知県常滑市で行われるイベント『常滑お笑いEXPO』にサトミツ&ザ・トイレッツとして出演させていただくのですが、そのイベントに協賛されているLIXILさんとコラボして「常滑生まれのトイレ」の歌を制作しました。トイレッツは男性ボーカルが複数いるのでみんなで歌うと“ジャニーズ感”が出るような曲がいいなと思って作曲し、サトミツさんが歌詞をまとめました。伊藤俊吾(イトシュン)のうちで夏休みの合宿みたいにして録音して、イトシュンが録音とミックスを担当。実質完成までに1週間くらいだったでしょうか、それぞれのキャリアが織り成したポップソングになりました。ニコニコしながら聴いてください。イベントHPからダウンロードできます。

9月28日に観覧無料のライブの予定です。詳細はまた追って。

「常滑生まれのトイレ」の歌 誕生

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Posted by monolog at 16:53Comments(2)

札幌レストランのや 山田稔明ソロ10周年記念公演が決定しました

初めて札幌レストランのやでライブをしてから今年でちょうど10年。僕自身のソロキャリアと足並みをそろえて、2009年からずっとお世話になってきたお店で、10周年記念公演を開催したいと思います。ライブ開催まで1ヶ月と短い告知期間で申し訳ありませんが(いろいろバタバタして落ち着きませんでした…)、遠くから近くからたくさん集まっていただけたら嬉しいです。

今年発売になった『pilgrim/home sweet home』2枚組CDに特典としてつけられたCDRにはのやでの二度目のライブ音源が収録されていましたが、この空間にはなにか魔法のようなものが仕掛けられていていつもいい歌が歌えるのです。10周年の今回もきっと素晴らしい夜になると思います。また新しい次の10年のために気持ちをあらたにして歌いたいと思います。本日よりオフィシャルサイトRESERVEとのやにて予約受付を開始します。

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2019年10月14日(月祝)@ 札幌 レストランのや
夜の科学 in 札幌ー新しい旅の始まり 10th Anniversary

17:30開場 18:00開演/予約3500円 当日4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年以来の札幌公演は山田稔明ソロ弾き語り。初めてのやで演奏してから
10年となる記念すべきアニバーサリーライブ、ソロもバンドも含めて
すべてのキャリアから選曲して時を駆け巡る内容でお届けします。

*オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約を受け付けます
*予約フォームが正常に作動しないときは「info@gomesthehitman.com」まで「会場名/お名前/人数/ご連絡先」を
明記の上メールにてお申し込みください。

札幌 レストランのや(http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1000490/
〒060-0032 札幌市中央区北二条東11-23-14
TEL 011-210-5105  
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2019年09月06日

もう何日目かのGOMES THE HITMAN新作レコーディング

3月から始まったGOMES THE HITMAN14年ぶりの新作のためのレコーディング、現在ミックス中なのだけど、急遽追加録音のためにスタジオへ集合。キーボードダビングなどを含めるともう20何日目かもわからなくなってきた。とにかくこれでもかというくらいコーラスを重ねる日。「佳境」と言い始めてからが長い。まだ寒い春にスタートし、スタジオのエアコン効かない問題などあって夏がきて、もう秋の匂いがする。自分史に残るレコード=記録になると思う。受け取るみなさんにとっても暮らしを彩るBGMになればいいな。あともう少し。

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2019年09月05日

Tokyo Night Walk

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昨日のこと。旅行から帰ってきても全然時差ボケとかなくてよかったな、と溜まっていたいろいろなことをさばさばとやっつけていたら、ライブのお誘いをいただいた。やっぱりカリフォルニアからトーキョーに帰ってきて空の色も空気の匂いも全然違うし、ちょっと太陽ロス的なところもあったので出かけることにした。“ロサンゼルスの謎のR&Bユニット”という触れ込みのEMOTIONAL ORANGES。海外ドラマのライブハウスのシーンで登場しそうな感じ、低音のビートが効いたトラックと男女ボーカルとが交錯する。逆光になって顔が全然見えなくて、徹底した匿名性の高さが面白かった。

あっという間にEMOTIONAL ORANGESのライブが終わったので、道玄坂を通って駅へ向かおうとしていたときに、湯川トーベンさんの誕生日ライブをやっていることに気づいた。トーベンさんを囲むのは笹倉慎介くんと谷口雄くん、そしてドラムはもっくんだ。渋谷BYGでライブを観たのは初めてで、その染み込んだ歴史を感じた。トーベンさんは66歳というから僕の20コ年上、20年後に自分もあんなふうに元気でいられたらいいなと思った。トーベンさんはいつでも無骨で優しい。お誕生日、そして46周年おめでとうございます。

カリフォリニアで太陽を浴びてた次の日にふらふらと渋谷の街を徘徊、ようやく地に足がついてきました。

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Posted by monolog at 23:52Comments(0)

2019年09月04日

9月末、福田利之さん主催フリーマケットに参加します

イラストレーターの福田利之さんから楽しい集まりにお誘いいただきました。様々な作家さんやお店が集まってのフリーマケット。みなさん気合いが入ってます。僕はその週末愛知県でライブなので会場には行けませんが、これまで作ったグッズのデッドストックとか間に合えばなにか新作とか、あと家中に溢れるものから見繕って新しい持ち主がいたらいいなと思うようなものを送り込みたいと思います。みなさん良い秋の週末になりますように。

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2019年9月28日(土)29日(日)@ 東中野 aptp
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12:00-18:00

東中野 atpt(https://aptp.jp
〒164-0003 東京都中野区東中野3丁目16−14  
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2019年09月03日

OCEANS WEB「ネコとオッサン」記事が公開になりました

本日9月3日、愛猫ポチ実と一緒に取材を受けたOCEANS WEB「ネコとオッサン」の記事が公開されました。とても丁寧で面白くなってて嬉しいです。写真家石原さくらさんに撮っていただいた写真がとても可愛くて、いつもの人見知りで怯えるチミ猫ですが、その表情豊かな様子を巧みに切り取ってもらったのは初めてのことかもしれません。奇しくも昨日9月2日は我が庭に初めてポチ実がやってきた日でした。来るべき9月9日が彼女がうちの猫になった記念日です。5年が経ちましたが、1週間弱の旅行で留守番を頑張ったチミちゃんはすごく不服そうな顔でニャーニャーなにかをねだって鳴いていますが、相変わらずポチ実は毎日可愛くて面白いです。今日までもこれからも。ぜひOCEANS WEB「ネコとオッサン」ご覧ください。

OCEANS WEB「ネコとオッサン」

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写真:石原さくら  
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2019年09月02日

夏の終わり

先週の木曜日からアメリカはサンフランシスコへ。9月の第一月曜日の2日がLabor Day=労働者の日という祝日だったので、その直前の週末は電車が休みになったりレンタカーの値段が上がったり、旅に少なからず影響があったけれど、とにかく僕がいた5日間はずっと天気がよくて、日差しのあるところでは汗ばむくらいでも風が吹くと涼しいし、空気が澄んだ感じがして心地いいし、夜になって長袖を羽織るのも「ああ、これくらいがちょうどいい」って思った。中学生の頃から憧れてきた彼の地はまさにこんなイメージの世界だった、ということを思い出した。

アメリカではLabor Dayが夏の最後の日を意味するそうだ。九月から新学期が始まるから日本の春はアメリカにとっての秋なのかもしれない。心機一転、いろんなことをやり直したり新しく始めたりするタイミング。ほんの少しの時間だったけれど、そういう季節をカリフォルニアで過ごせて幸せだった。Labor Dayで静かな街を出発してサンフランシスコ空港から飛行機にのったら9月3日の東京にたどり着いて土砂降りの雨だった。明日からまた頑張ろうと思う。

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2019年09月01日

THE NATIONAL @ Frost Amphitheater

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ここ数年で自分のなかで一番重要なバンドになっていたThe National、来日公演が来年3月に決まったのだけど、どうしても本国アメリカで観たくなった。ちょうど心臓の手術をしたあとくらいに、思い切って今回の旅を決めたのだけど、あっという間に9月がやってきて、僕はカリフォルニアのパロアルトという、ヒューレットパッカードとスタンフォード大学で有名な街にある伝説的なフロスト・アンフィシアターの最前列にいた。オープニングアクトはフジロックでは雨の中音だけを聴いたALVVAYS。彼らも素晴らしかったけれど、とにかくThe Nationalのライブは2時間半ずっとハイライトといってもいいほどの多幸感に包まれていて、僕が今まで観たライブのなかで一番すごいライブだった。また改めて振り帰りたいと思います。

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Posted by monolog at 23:48Comments(0)