2005年05月12日

薄曇りの春は

keith今日はちょっと肌寒いですが仕事部屋の窓を開けてメールの返事を書いたりしていたら、向かいのマンションからピアノを爪弾く音がしてきたので、僕は窓を開けたまま昨日届いたKeith Jarrettの『Radiance』というピアノ1台での即興ライブのCDを普通よりちょっと大きな音で再生してみたら、一瞬窓の向こうのピアノの音が止まって、また何かを思い直したふうにポロンポロンと鳴り始めました。

僕が最初に手にした楽器はアコースティックギターで、小学校低学年くらいのときだったかと思います(キカイダーのジローに憧れていたからです。シャム猫の名前がジローなのもそのせいです)。次に買ってもらったのがCASIOのSK-1というおもちゃのようなキーボードで、『ripple』収録の「bluebird」のアウトロで聞こえるチープなリズムボックスがまさにSK-1内蔵のリズムの音です。

たまにピアノの音を聴くとそのダイナミクスレンジの大きさに溜め息が出ます。もしもピアノが弾けたならな、と思いながらも最近はやたらとギターを練習するようになり、弾き語りとかが以前より全然楽しくなってきました。次は何を歌おうか、とか考えるだけでもなんかわくわくするもん。

Posted by monolog at 13:24│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL