2005年06月13日

灰色に煙る東京で

sfo春から僕らは「アメリカ研究会」というのを極めて少ない人数で組織していて、ご飯を食べながらアメリカの地図をひろげて指で辿り想いを馳せる、という趣旨の会合なのですが、その「アメリカ研究会」のリーダーがロス〜ラスベガス〜モニュメントバレーという旅から帰ってきたのでまた近々研究会が招集されることになりそうです。

今回すごかったのはその人のVodafoneから僕の携帯にがんがん写メールが送られてきたことで、夕刻に染まるモニュメントバレーや砂漠を裂くフリーウェイの写真とか、「サッカーの予選はどうなった?」「デスバレーで○○はどこに売ってた?」とか、僕からも「OLD NAVYで七分丈のパンツ売ってたら買ってきて」とかいう連絡を携帯メールでリアルタイムでやり取りするというITぶりがちょっと衝撃的でした。

『ripple』のジャケットはカリフォルニアの砂漠で朽ち果てたゴーストタウンで撮ったものですが、そこにはひとりだけおじさんが住んでいて、その人がシュワルツネガーとクリント・イーストウッドを足して「哀しみ」で割ったような佇まいで僕らにいろいろ話しかけてきて、なんだか怖くてジャケの標識のあたりではあんまりビデオを回さなかったのです。もったいないことをしたなーとカリフォルニア映像を編集してて思いました。


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Posted by monolog at 11:11│Comments(0)TrackBack(0)

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