
このニューアルバムは前作に続きおそらく一生聴き続ける類の作品で、「ベッドの上、君のそばに腰かけたら君が泣き始めた」と歌い出す1曲目からドーンと奈落の底へつき落とされて、哀しみと希望と諦観と倦怠感と幸せが渦巻く美しすぎる作品ですよ。途中ホワイトノイズが10分続くところで気を失いそうになります。
3人に減ったメンバーが現在は6人組になって鬼気溢れるものすごいライブをやっていて、エンハンストCDからサイトにアクセスすると2時間を越えるシカゴでのライブがまるごと見聴きできます。ピッツバーグでのライブもGlide Magazine.comで聴けます。
残念なニュースとしては、WILCOも出演予定だったロラパルーザ2004がチケットが売れずに全公演キャンセルになってしまい、Jane's Addictionのペリーファレルが不憫でなりません。
国内での記事は少ないですがミュージックマガジンとKitten magazineに読み応えのある特集がありました。
「Rolling Stone」のレビュー
「The Village Voice」のレビュー
「Pitchfolk」のレビュー
NRP「All Things Considered」のレビュー
「Hot Wired Japan」録音したスパイ放送の著作権は誰のもの?
「Rolling Stone」リハビリ後のJeff Tweedyに関する長い記事
