2005年08月16日

夕刻と下北沢

oldfriends今日はお休みで、家で5フレットにカポタストをしたアコースティックギターをぽろぽろと爪弾いて斬新なアルペジオを探していたら無性にサイモン&ガーファンクルを、それもボックスセットのS&Gが聴きたく(欲しく)なって下北沢へ。お盆休み中(?)だからか道も空いていました。下北沢はやっぱり音楽の街で、ロストインタイムの人とか愛娘を自転車に乗せた曽我部さんとかとすれ違いました。

2件目の中古レコード屋でまさに欲しかった3枚組ボックス『old friends』を発見、これは確かメジャーデビュー前くらいに出てすごく欲しかったのを当時所属してた事務所の人が買ってMDにコピーしてくれたために買わないままでいたやつです。MDなんてもうほとんど使わないんですが、このS&GのMDだけはずっとすぐ手の届くところにありました。

帰りの車の中で聴く「Sound of Silence」の美しいこと。この曲の中には「When my eyes were stabbed by the flash of a neon light」というメジャーデビュー作『neon, strobe and flashlight』のタイトルのもとになった一節や、『cobblestone』という単語を含む「In restless dreams I walked alone narrow streets of cobblestone」という一節があったりして、僕の、詩人ポール・サイモンへの憧憬みたいなものが如実に表れている曲だと思います。

Posted by monolog at 22:44│Comments(5)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
このBoxセット、ぼくも持っていますがものすごく重宝しています。
sound of silenseには、やはり想いがあったんですね。
sound of scienceはメルアドにするほど好きで、この曲を思い出すと「愛すべき日々」
へと思いは流れます。
愛すべき日々、あまりライブで聴けないのがもったいないです。ぜったいもったいない。
Posted by masuDa at 2005年08月17日 12:57
宇都宮インストアで初の生ゴメス体験から早四ヶ月。次はripple-ism東京に参戦します。だからそのときぜひ「愛すべき日々」を演奏してください。あまり披露しないようですが、すごく好きな曲です。ラジオで聞いて身震いした記憶はまだまだ新しいです。どうかお願いします…。そして「bluebird」も‥欲張り2005。
Posted by popcube at 2005年08月18日 22:03
サイモンとガーファンクルは「59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」という曲にも「cobblestone(s)」という単語が出てきます。んー、「愛すべき日々」も「bluebird」も軽快な8分の6拍子で演奏するのが疲れるんですよね。だから夏の間はちょっとやらないでしょうね。どっちも大好きな曲です。
Posted by ymd at 2005年08月19日 15:49
どんな曲をやってくれてもゴメスの曲は僕も全部大好きなので嬉しいですよー。
全部好きっていうのは欲張りでこまるけど嬉しいことですね。
「59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」聴いてみよっと!
Posted by masuDa at 2005年08月20日 04:54
このBOXセットは、初回版は、縦長の、背表紙のある本のようなパッケージで、リイシュー版は、CDと同じ形だったと思いますが、どちらをゲットすることができたのでしょう。このBOXセットはもちろんのこと、9枚組みのポール・サイモンBOXは、借金してでも買う価値のあるものです。SSWとしてのポール・サイモンは好きだけど、サイモンとガーファンクル止まりで、まだポール・サイモンのソロを未聴のかたはぜひ、掘り下げていかれると良いかと思います。私は、どちらかというと、S&Gのポール・サイモンより、そろのポール・サイモンのほうが好きです。引き出しの多い、彼の多彩さは素晴らしいです。
Posted by sisidothecat at 2005年08月22日 02:58