
2001年夏にGAPCという4バンド(GTH、advantage Lucy、PLECTRUM、Cellophane)でのツアーをやりました。音楽に限らずいろんな感覚の非常に近い、簡単に言えば気のあう同世代の人間の集まりだった、ということになるんだけど、僕より年下なのはプレクトラムきっちょんとLucyのアイコちゃんだけ、特にきっちょんはやんちゃな弟、という印象があったので僕はここ数年のことなんかを思い出したりしてセンチメンタルな気持ちになったりもしましたが、ライブは鬼気迫るものがありいつにも増して素晴らしく途中ちょっと泣いたりしながらも濃厚な2時間を堪能しました。定点観測における変容するものと不変のものとの対比はいつだって明瞭です。
一緒に帰る途中アッキーが「なんか、ひとつのことが終わったような気がするな」という意味のことを湿っぽくなくカラッと、何気なく言うのを聞いて、PLECTRUMもきっちょんも進むべき相応しい方角に進んでいくんじゃないかな、と思いました。きっちょんお疲れさま。