2006年01月29日

1月は助走期間だから

cal_desert
数年ぶりに歯医者へ、思っていたより虫歯がひどく神経を取り除きました。キー!あの、歯を削られてるときに頭蓋骨に響く音響を再現しようとラウドミュージックをクリエイトする人がいるはずで、最近聴いたセパルトゥラの『ROOTS』に通じるものを感じました。

週末は「アパッチ砦」(1948年)、「西部開拓史」(1962年)、「小さな巨人」(1970年)とアメリカの荒野とフロンティア開拓とネイティヴアメリカンを辿るDVD鑑賞。時代が進むにつれてインディアンを悪者として描く勧善懲悪モノから彼らの精神的な特性にスポットを当てるという、いわばアメリカの内省的な切り口になっていくところが興味深いです。でも一番印象的なのは砂漠や荒野の風景が僕らが昨年の2月に撮影旅行した色や感覚とほとんど変わらないことで、広大な自然を管理下に置こうとストラグルして挫折した人たちの亡霊のようなものを見る思いです。

ポッドキャストを更新してあります。故郷を遠く離れて暮らしていると方言というものを忘れてしまうような気がするのですが、あらためて九州人同士で話すのを聞いてみると九州弁にここ十数年の根無し草の暮らしっぷりが加味されてなんだか不思議な響きの言語になっているような感じで、僕の九州弁は高校生のころ話してた九州弁とは確実に違う。うまく説明はできないけど。九州出身の人はいますか?どう感じましたか?

Posted by monolog at 13:47│Comments(0)TrackBack(0)

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