2006年01月31日

ダンス・ウィズ・ウルブズ再考

dww今年になってずっと探していた「ダンス・ウィズ・ウルブズ」スペシャルエディションを先週手に入れたのでそれを観ているうちに数日が過ぎてしまいました!

1990年の映画なので15年前の作品ということになります。オリジナル3時間バージョンの他に劇場版では削除された未公開シーン約60分を含む4時間バージョン、メイキング2バージョンとフォトフッテージなどが詰まったDVD4枚組でしたが、僕自身の好奇心と時代考証の緻密な、映画そのものの内容が200%くらい噛み合って一瞬も退屈なところなどなくいろんなことを思いながら一気に観てしまいました。

昔観た憶えはなんとなくありましたが今観るといろんな発見がありますね。同じ言葉を喋っていても意思の疎通が難しかったりするのに、先住民と白人の言葉を越えたコミュニケーションで信頼を築いていく姿に感動。開拓前線の荒涼とした風景に胸がしめつけられるような思い、3000頭のバッファロー(本物!)が土煙をあげて疾走するシーンは圧巻。スー族が喋る「ラコタ語」は意外と規則性がありそうで興味をそそられます。この映画を作り上げたケビン・コスナーの功労もさることながら、インディアンを演じる俳優(ファーストネイション、ネイティブ・アメリカン出身の人が多い)の容姿の美しさにホレボレしました。

このスペシャルエディション、カバーが革製なので独特の匂いがしてポチがクンクンする。歴史的考証が大詰めを迎えたので次は現代に生きるネイティブアメリカン考察に移ろうと思います。

Posted by monolog at 14:35│Comments(0)TrackBack(0)

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