朝は六本木で歯医者、昼は武蔵野で作業、夜は目黒で髪切り。東京の街をバーッと移動するとなんだか「おれ、頑張ってる」っていう気持ちになるから不思議だ。
電車に乗るとやたら読書が進むのですが、この日は ニック・ホーンビィ「ソングブック」を読了、やたら音楽が聴きたくなる本でブルース・スプリングスティーンとエイミー・マンをCD棚から引っ張り出しました。
次にシャーマン・アレクシーというアメリカ先住民出身の作家の小説を読み始めたのですが、これが非常に面白いです。自伝的エッセイ「僕についての無認可の自伝」のなかで、彼が“インディアンであって欲しかった人たち”として、メリル・ストリープ、ヘレン・ケラー、そしてブルース・スプリングスティーンにキング牧師、果てはイエス・キリストの名前を羅列したリストがあって、その独特な発想が新鮮だった。