
ぼんやり横になって「アンネの日記」を観る。アンネ・フランクが生きていたとしたらば僕らのおばあちゃんくらいだと思うとこの名作だってついこの間の話ですよ。
夜になってドラマ「少しは、恩返しができたかな」で泣く。嵐が好きな僕は二宮和也に対する採点が非常に甘くなるが、その他多くの俳優陣もよかったです。21世紀になって書いた「大きな流れに身をゆだねたとしたら僕はそれを運命と受け止められるかな」という歌詞は、僕の中で最初は「運命に流されていこう」というような諦観だったかもしれないが、最近は特に「運命なんていう漠然とした概念に大切な進路を決められたくない」という感情に変わってきていて、運命に抗う姿というものが非常に力強く美しいものに見える。そんなことを思った晩冬の一日でした。