
僕はソニック・ユースの静かな曲におけるリリシズムというか、感情を押さえつけたりコントロールするかのようなノイズが好きで、特に彼ら自身のレーベルSYRからリリースされてる実験的な即興楽曲は読書のBGMにもなり得るし、考え事の最中に鳴る音楽としてもふさわしい。
そしてなにより、ここ数日で春が一気に歩幅を大きくして歩み寄ってきたような感じで、毎日毎日がなんらかの忘れかけてた季節の記憶みたいなものを呼び起こすのが興味深く、街歩きにしても窓から外を眺めるにしてもなんだかいい季節だ、というようなことをいちいち感じている。