2006年04月01日

メロディ・オブ・ライオット

sonvolt渋谷にSON VOLT(サン・ヴォルト)のライブを観にいきました。中心人物のジェイ・ファラーはかつてジェフ・トゥイーディーとともにUncle Tupeloというバンドで“オルタナティヴ・カントリー”というジャンルの寵児となり、ほどなくバンドは分裂、ジェフ率いるウィルコ、ジェイのサン・ヴォルトに袂を分かつことになった、という歴史があります。

サン・ヴォルトは予想通りのシンプルなアメリカン・ロックで、愛想もMCも少なく淡々と曲を演奏していきますが、冷めているわけではなくバンドのダイナミクスレンジも広い。僕はかなりフロア前方でかぶりつきでシンプルなパワーコードのロックンロールと繊細に爪弾くようなフォークソングを堪能しました。間近で見るジェイ・ファラーはうつむきがちだが思っていたよりも若々しい。ジェフの翳りのある感じ(映像でしか見たことのないが)に似た雰囲気もありましたね。予想通りの内容で、しかし予想以上に楽しめました。「コンバンワ」も「アリガト」も言わないストイックさが男っぽかったです。

今来日してるアーティストは春の桜を堪能してるだろうなあ。吉祥寺も渋谷も中野もすごかったし目黒もすごかった。

SONG LIMBOの通販ですがやっぱり予想以上の申し込みをいただいてしまって、完売してしまったものもあったりするので週末で一旦受付を締め切らせていただきます。すみませんでした。ちょっと店長の読みが甘かったかもしれないな。

Posted by monolog at 02:17│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
6年前に大ケガの仔猫拾って一緒に暮らしてます。
2ヶ月くらい前”猫の好きな音楽”で検索してココに来て、
山田さんの文章好きでちょくちょく読ませてもらってます。
今日やっと「ripple」買いました。
私の好きなものがいっぱいつまっていて、涙出た。
ちょっと遅くなっちゃったけど、GOMESに出会えてよかったナ。
うまく言えないんですが、感謝してます。
これからもよろしくです。
で、猫は甘〜く育てたのでちょっとわがままで甘えん坊になりました。
Posted by ぴょん at 2006年04月02日 02:26