2006年04月11日

デッドマン

deadman魔法でも仕込まれてるのかと思うくらい何度観ても何度とも寝てしまっていたジム・ジャームッシュ監督作品「デッドマン」をついに見終えました。「舞台は19世紀の西部。とある町を訪れた会計士のウィリアム・ブレイク(ジョニー・デップ)はある娘を助けたことから胸を撃たれ、瀕死の重体のまま町を出る。しかし追っ手に後を追われ、森に逃げ込んだ彼は1人のインディアンに助けられる。 胸に銃弾を抱えた瀕死の男と、彼を助ける無口なインディアンの不思議な旅を描く異色ロードムービー」である。

結果、何度も観たくなるような非常に詩的で静的でユーモアもペーソスもあって素晴らしい映像作品だな、と思いました。ニール・ヤングの即興演奏による音楽も非常にいいし、これを聴いてるだけで絵が浮かぶ。

ジョニー・デップはもちろんべらぼうにかっこいいんですが、インディアン役のゲイリー・ファーマー(「スモーク・シグナルズ」でも名演)の演技がインディアン独特の思慮深さと意味深さを滑稽に表してて良かったです。

次の課題はチェロキー・インディアンの血をひくジョニー・デップが自分のルーツとバックグラウンドに向き合って自ら監督・主演した「ブレイブ」という映画だな。

Posted by monolog at 23:43│Comments(0)TrackBack(0)

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