ロスからグランドキャニオン

1996年作品
「心の指紋」を観ました。「ガンで余命いくばくもないナバホ族出身の凶悪殺人犯の少年が主治医であるエリート医師を誘拐し、伝説の「聖なる山と湖」を目指す旅を描いた感動の人間ドラマ」というストーリー。
どことなく漂うB級映画の雰囲気も妙にオフハリウッドっぽくて、なによりロスからグランドキャニオンへ至るまでの風景の美しさ非現実さが素晴らしく、空撮も交えて気が遠くなるような赤い大地をうっとりと眺めてしまいました。
ネイティブアメリカンのほとんどの部族の言葉では「変化」と「死」は同じ意味として捉えられているから、「私自身が変わります!」という宣言は自己の消滅を意味することになる。なるべく自分自身の本質は変えずに暮らしていく努力が必要ですね。最近久々に読み返した8年前くらいの作詞ノートに「地図にない街に僕らはボロ自動車で旅に出る/朝の首都高はスムーズであっという間に東京を抜ける」というメモがあって、「わ、いい響きだな」と思った。
Posted by monolog at 11:57│
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アメリカに最近いきたい気もしてきました。
趣味で写真を撮るようになって良く目につくものじゃなくて、物と物の間みたいなものにも興味がでてきて、
アメリカの大きな町と大きな町の間の風景を見たい。言ってみれば小さな町や、道なんか。
アメリカはよくテレビで見るけれど、一面的すぎる知識しかない。
作詞ノート、いいですね。ヤマダさんぽい。
いろんな曲が頭に浮かびました。
そういう風に考えると、表面的な文体には変化が有るけれど変わっていない部分も有りますよね。うまく言えへん。
自分が死ぬ夢を見たときは、今の自分から変わりたいときだっていうのを思い出しました。
今日会社にrippleバッグを持っていったら、「その猫(リプル猫)に似てる」と言われました!とても嬉しかったです。
それにしても、夜の科学楽しみです。