2006年05月08日

世代を越えて

kichi0507個人的には今年のゴールデンウィークは4月29日と30日のグレン・フィリップスで始まったのですが閉めは吉祥寺音楽祭でした。2日間のグレンのライブ会場で昔からいろんなライナーノーツや訳詞やブコウスキーの翻訳で慣れ親しんできた中川五郎さんに初めてお会いして少しお話をさせてもらって感動したのだが、その中川さんが吉祥寺音楽祭の最終日に駅前特設ステージに出演されるというので雨のなか歩いて行ってきたのです。

着いたらちょうどハンバートハンバートが演奏していて和製アメリカーナという風合いの良い歌を聴かせていてちょっとくらいの雨も気にならない感じになって、中川五郎さんのステージの頃にはだいたい雨もやんだ。五郎さんはバイオリンにHONZIさん、ギターに中川イサトさんという豪華な布陣でいきなりアコギの弦を2本切るという50歳を越えた大人とは思えないような気持ちのいいテンションで、高田渡さんの「告別式」をカバーしたり「Mr.ボージャングル」に日本語を乗せて歌ったり。最後に歌った「90センチ」という歌が和製ヴェルベットアンダーグラウンドな感じで感服しました。

30歳を越えてから「どういうふうに歳をとっていくか」ということをぼーっと考えるようになって、それでも答えはまだ出ないんですが、思春期の頃に大好きだった歌い手の現在形を目の当たりにしたり同世代と話し込んだりいろんな時代を生きてきた先人の優しさに触れたりして有意義な1週間ちょっとの黄金週間でした。みなさんはどうでしたか?

いよいよ「夜の科学6」の準備にも本腰が入ってきましたよ。聴きたい曲があったらコメントに書いてみてください。やったりやらなかったりしますからね。心を切り替えて日常を暮らしていきましょうね。

Posted by monolog at 10:55│Comments(7)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
「猫がいた暮らし」を聞きたいです。
7年飼った猫のことを思い出します。
Posted by rui at 2006年05月08日 17:00
「距離を越えてゆく言葉」をリクエストします。
猫街の時に聴いたこの曲が忘れられなくて・・・。
ぜひぜひ、お願いします。
Posted by miracle at 2006年05月08日 23:04
やはりこの季節は、「春のスケッチ」が聴きたいですね。
Posted by yuki008 at 2006年05月09日 15:34
久しぶりのライヴです。(1年以上ぶり??)

オザケンの『それはちょっと』1回でいいから、山田クンで聴きたいです。
オザケンカバー、どうかヨロシクです。(^- ^)

『自転車で追い越した季節』と『夜に静かな独り言』も聴きたいのです。
年上だけど山田クンの歌が大好きです。

Posted by keko at 2006年05月10日 01:49
前回聴けなかったので「ホウセンカ」が聴きたいでーーす。頑張って駆付けようと思ってますっ。
Posted by えひな at 2006年05月10日 20:45
・「距離を越えて行く言葉」
・ジョン・デンバーの「Follow Me」
Posted by ゆりこ at 2006年05月10日 23:49
だんだんワクワクがつのってきたので思い余ってリクエストを。
・かげおくり
・夢の終りまで
・ホウセンカ
・距離を越えてゆく言葉

とか、いまの山田さんに流れてるメロディを聴かせてもらえたら嬉しいです。
あとは手拍子できちゃう曲とか。手拍子したいな。
Posted by ますだ at 2006年05月15日 01:51