

上から覗き込むとものすごく切ない顔で僕を見上げるのだ。犬好きになってしまいそうなくらい切ない目をしていました。猫たちはむき出しのケージの中にいたのですが、どうしてこんな人ごみの中で眠れるのか不思議になるくらいぐっすり眠っていました。このペットショップにくるといつも「まあ、うちの猫が一番かわいいけどな」と踵を返して帰路をたどることになっているのですが、今日はなんか複雑な気持ちでしたよ。値段に換算されると商品的に見えてしまう。
でもものすごくたくさん「売約済」というシールが貼ってあったのでみんな最終的にはいい飼い主に出会えるんでしょうね。これから共に暮らすことになる犬を嬉しそうに抱いて指で小さな額をなでている男の子が印象的でした。