2006年06月06日

しゃべりすぎたから

omnikage今日はいわゆる「Rock!Rock!Rock!」という威勢のいい日付なのに、ここ3日ほど声を張ってたくさんしゃべり倒したからか、ノドが荒れて痛いので耳鼻咽喉科へ。前回は3月、花粉症の頃でしたがこの時期の耳鼻咽喉科は混雑することもなくスムーズでした。はあ、耳鼻咽喉科に行くとなんか落ち着くのだ。

声を出さないのが一番の治療と言われたのでボーッとビデオ鑑賞を。まずは1989年キャメロン・クロウ監督作品「セイ・エニシング」、「キックボクサーを夢見るロイド(ジョン・キューザック)は、ハイスクール卒業式のとき、卒業生総代のスピーチを務めた美人才女ダイアン(アイオニー・スカイ)に一目ぼれ。周囲から高嶺の花とからかわれながらも、彼は熱烈なアタックを開始し、見事デートにこぎつけるが…」という内容。キャメロン・クロウの作品は「あの頃ペニーレインと」や「エリザベスタウン」、「バニラ・スカイ」でもそうだけれども、基調低音のようなものが首尾一貫性していて肌に合う感じがする。音楽ネタが豊富なところもいい。17年前の作品だがオープンングでレッド・ホット・チリ・ペッパーズが流れる。

次に録画しておいたETV特集「もういちどつくりたい〜テレビドキュメンタリススト木村栄文の世界」を。息をつかせぬ90分でした。雑誌「H」の最新号でリリー・フランキー氏が「この時代にモノを作る人間は常に無常観を感じてなきゃウソですよ。諸行無常ですよ」という旨の発言に深く相槌を打ったばかりだったのですが、人生の最後に「優しさ」をテーマにしたドキュメンタリを作ろうとする木村栄文氏の意地のような、業のようなモノを作る人間の姿勢に感銘を受けました。

Posted by monolog at 22:05│Comments(0)TrackBack(0)

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