2006年06月28日

オレンジ色の各駅停車はひといきれで

orangetrainとある音楽専門学校のPA(ライブの音響ですね)の授業にふらっと遊びにいって、広いホールのステージで30分ほど弾き語りしてきました。学生をお客さんに見立てて、7月2本のライブに向けていいシミュレーションになりました。途中「サテライト」をリクエストされるという場面も。帰宅後は原稿書き、サッカー観戦、猫をなでる。

夏が近づくとなぜか夜更かしになってしまってあっという間に午前3時になってしまう。『ripple』のオープニングトラック「東京午前三時」という曲はそのタイトルを古い映画から拝借したのですが、現代に生きる僕らにとってはその時間帯は寝静まった真夜中ではなくなっていることに改めて気がつくのです。

1番では歌詞を書きあぐねる僕、2番では僕を見上げる我が家の猫が登場し、弦楽器に誘われて時を刻むようなブレイクのあとに「Hello, How does it feel to leave ? ーやあ、ここから離れていくっていうのはどういう気分?」と締めくくりますが、この「How does it feel ?」はまぎれもなくボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」で繰り返される「How does it feel ? ーどんな気分だい?」を引いたものだ、ということも最近改めて思い出しました。


How does it feel
to be on your own
with no direction home ?

ーー帰る道しるべもなく一人きりでどんな気分がする?

Posted by monolog at 12:31│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL