2006年07月11日

30年前のニューミュージックマガジン

nmm先日古本屋で1976年7月に出たニューミュージックマガジン(ミュージックマガジンの前身)を200円で買った。中村とうよう氏や湯川れい子氏、北中正和氏や中川五郎氏など名高い評論家たちがテキストを綴った「うたにとって歌詞とは?」という特集が載っていたからである。ちょうど30年前、僕は2歳でビートルズは全員生きている時代。

本のなかで「この頃は日本の歌も歌詞が難しすぎたり聞き取れなかったり言葉の乱れが甚だしい」と書いてありましたが、一方で山下達郎氏やシューガーベイブ楽曲の歌詞を褒めてあったりする。これを読んで僕が思ったのは、いつの時代も言葉に重きをおいた音楽とビートやサウンドに重点をおいた音楽、その両方に挑戦する音楽があるということで、そもそも歌詞にはクオリティの上下がある訳ではなくその種類は右か左かの違いなのではないか。

この30年前の音楽雑誌は今読むと隅から隅まで面白いのです。広告を見てもタワーやHMVのパブはなく、ディスクユニオンもレコファンもない。パイドパイパーハウスという伝説的なレコード屋さんの広告には心が躍り、ビートルズ日本武道館公演10周年記念(今年は40周年なんです)のLPと日本独自企画盤がページをさいて紹介されていて「危険なドラッグを追放しよう」という緊急提言があったりする。読者からの手紙に掲載されてるのは半分以上が10代で、こんなに音楽が熱い1976年だったんだな、と憧れる。

Posted by monolog at 19:32│Comments(4)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
私も先週の日曜日 神保町の古本屋で1994年のロッキング・オン・ジャパン(定価480
円)を1000円で買いました。小沢健二の20000字インタビュー。 表紙もオザケンなやつです。(当時は立ち読みで買わなかった本) 
それと 1978年発売のピアノの楽譜も買いました。 

パイドパイパーハウスの店長さんだった長門芳郎さん。 去年イベントで初めてお会いしました。2006年の今も現役で音楽を熱く語っていらっしゃいますね。

古い音楽雑誌の広告ってほんとにワクワクしますね。
(この前行った神保町のブックパワー 音楽本充実してました♪ ^ ^)

他にオススメの音楽本充実な古本屋知ってたら教えて下さい。
Posted by keko at 2006年07月12日 01:55
小沢健二の20000字インタビュー、ほしいです。。。。
いま思えば、1999年。
わたしは、これが読みたくてネットをはじめたのでした。
Posted by mihiro at 2006年07月12日 22:30
中野のブロードウェイの中に、音楽雑誌のバックナンバーの専門店がありますよね。
Posted by sisidothecat at 2006年07月14日 01:45
いつかどこかで巡り会ったら いつでも貸します♪オザ本。 >mihiroさん

音楽雑誌古本屋情報をありがとうございました!
書いてよかった〜です。今度行ってきます♪ >sisidothecatさん
Posted by keko at 2006年07月15日 15:15