2006年09月15日

夜の科学vol.9ーa place called powwow(EAST)

badgepowwow2006年9月14日@下北沢440
夜の科学vol.9ーa place called powwow(EAST)

1.bluebird(『ripple』
2.アップダイク追記(『neon, strobe and flashlight』
3.バックビートにのっかって(フィッシュマンズのカバー)
 〜death valley '05(a sort of homecoming)(iTS限定トラック)
4.ホウセンカ(未発表曲)
5.恋しくて(小沢健二のカバー)
6.ドライブ(『ripple』)
7.忘れな草 (『mono』)



8.kickingbird instrumental(新曲)
9.星に輪ゴムを(『ripple』)
10.ココロ/コトバ(「夜的科学3in1」)
11.そんなこと(夜の科学6CDR)
12.気分(「夜的科学3in1」)
13.距離を越えてゆく言葉(未発表)
14.hanalee(未発表)

(山田稔明 with Kickingbirds)
 Kickingbirds are
 安宅浩司;pedal steel,AG
 イトケン;drums
 上野洋;flute, keyboard
 chubby!;bass


15.Tomorrow is a Long Time
(Bob Dylanのカバー;w/おおはた雄一)

16.僕らの暮らし(「maybe someday ep」
17.手と手、影と影(『ripple』)

18悲しみのかけら(新曲)

19.サザエさん一家(ウクレレ練習曲)
 〜情熱スタンダード(『mono』)



世田谷での夜の科学9、盛況のうちに終了しました。平日にも関わらず遅くまでたくさんの辛抱強いお客さんに感謝を。ゲストのおおはた雄一くん、参加してくれたバンドの面々とスタッフにも大きな声でありがとう。



今回の科学用に初めてバックバンドをつけたのですが、ニール・ヤング with クレイジー・ホースにならってカイオア族の酋長の名前を借り、「Kickingbirds(陽気な小鳥たち)」とバンド名をつけました。全体的に秋っぽいしっとりと優しい感じの約3時間になった気がします。楽しかったです。ありがとう。

入場時にPOWWOWバッジを配りました。「手と手、影と影」は「影が立ち尽くして、手と手がほどけていく」という曲ですが、このイベントではそのほどけそう手のひらを見せ合ってさよならではなく挨拶のボディランゲージにしたい!という漠然とした僕のイメージを具現化してNRS516にデザインしてもらったものです。

僕の最近の思考が色濃く反映してるようで、大阪と東京のPOWWOWのために、と思って作った新曲(仮タイトルが「悲しみのかけら」になりました)も、「手をかざしてよ」「手を伸ばしてよ」という歌詞が自然とリフレインしていました。「また明日ねって手を降って日が暮れる」という歌詞もありますね。

手を握って、それがほどけて、またつながってっという視覚的/感覚的イメージに最近特に僕は興味があって、だからこのバッジを受け取った人がそれをカバンなんかにつけて街を歩いていることを想像すると僕はちょっと嬉しい。小さな輪が広がっていくっていうのが『ripple』というタイトルに込めたビジュアルイメージだから。

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Posted by monolog at 04:17│Comments(8)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
昨日のライブ、お疲れ様&ありがとうございました。
終始、いつもの「夜の科学」とは、一味違う雰囲気。
ポカホンタス・・・じゃなかった、Kickingbirdsの皆さんを背負った山田さんの声は、いつも以上に力強く、びんびん響いていきました!
「忘れな草」「情熱スタンダード」では、思わず目頭が熱くなりました。
おおはたさんの演奏もあったり、新曲もたくさん聴けて、とてもとても「お得」なライブでした!!

頂いた缶バッチ、その込められて意味を知ると、なお更良いですね〜。
早速かばんに付けてます。

PS:「セッション音源聞きたいですか?」なんて、図々しい事言ってしまいすみません・・・。
やはり、とてもお聞かせ出来る様な内容ではなかったです・・・(涙)。
Posted by hani at 2006年09月15日 17:40
すばらしい「部族集会」でした。何回も泣きそうになって
何回も笑って幸せでした。サインと猫ちゃんの絵を家に帰ってから
ずっと眺めていますよ。また来月素敵な歌を聞かせてください。
Posted by レイ at 2006年09月15日 18:44
いつもと違う雰囲気の夜の科学で、すごく贅沢でしあわせな時間でした!
フルートが入るととくにKickingbirdsっぽくて、とても素敵な名前と演奏でした。
鍵盤ハーモニカの入ったhanaleeもとても綺麗で、あらためて幻想的なイメージの広がる素敵な曲だなあ、と実感しました。

缶バッジは、帰りの駅のホームでコソっとかばんにつけて帰りましたよ。
小さな輪が山田さんからわたしたちに伝わってきて、どんどん広がってまた山田さんのもとに届いて。来月どんなライブになるのか今からとても楽しみです。
Posted by kaeru at 2006年09月15日 18:52
今回のセットリストなんだか第1回夜の科学を思い出しました。
イトケンさんとの夜の科学で何人かが眠りに誘われていましたね。
ココロ/コトバ そんなこと 気分
良かったです。

bluebird
ホウセンカ
距離を越えてゆく言葉
hanalee
聴きたかった曲がこんなに聴けて嬉しいです。
うる覚えの歌詞を思い返し繰り返し頭の中でリピートです。
今日はあえて音楽を聴かず過ごしています。

山田稔明 with Kickingbirds
良かったです。
すごく楽しくなる演奏でした。
ピアニカ最高でした。

悲しみのかけら
この曲も好きになりました。


Posted by ツム at 2006年09月16日 00:06
KICKINGBIRDSも素晴らしかったんですが、個人的には「ドライブ」!!!!!
あの長尺曲の物語性をギター弾き語りでまったく異次元に連れて行かれましたよ。
アメリカの荒野が見えました。今年一番のナイスイベントでした。ありがとうございました!
Posted by nico at 2006年09月16日 00:45
鞄にバッヂつけて札幌へ来ています。
新曲、聴いて題名考えたくてずっとイメージしていたのがやはり手と手、なのでした。
光がてのひらに集まるイメージや、電車で居合せた隣の人を他人って考えなかったらどうかみたいなこととか。
そんな気持ちでいたら今までは知らない人だ、と何も考えずに思ってきた人の歓びや悲しみもなんとなく伝わってきたりするのかなとか。
Posted by ますだ at 2006年09月18日 01:12
予約してたのに仕事で行けませんでした〜orz
予約をしたときは失業中だった私、
「どうせ九月十月も職決まらずにふらふらしてるんだろうから
 確実に予定は空いているだろう!」
と、予約をしたのに、うっかり職がみつかってしまって・・・。

地方なので仕事の後に駆けつけるとかできないのがつらいです・・・。
十月のツアーも東京公演のチケット予約したけど厳しそうです。

hanalee聴きたいです・・・。
Posted by rea at 2006年09月19日 20:22
小沢健二のカバー「恋しくて」またまたよかったです。
あれ以来、久しぶりにオザケンのCDシングルひっぱり出して「恋しくて」ばっかり
聴いています。これからも小沢健二カバーやって下さいね。

悲しみのかけらってタイトルいいですね。 曲も好きです。

オドレナリン..気に入りました。今度使ってみます。
Posted by keko at 2006年09月19日 23:48