
早速撮れた写真を覗き込んで4人組はクスクス笑っているようで、なななんだよ!!と思って「What!? You took my photo?」という目配せをしたら「a-ha-?」みたいな微笑を返してくる。どうやら僕のかぶっていた山羊さん柄のキャップの写真を撮ったらしい。
失敬な!と思いつつもこのキャップはだいたいどこへいっても注目を浴びるのでしょうがないか、とも思ったが目深にかぶったキャップの下で読んでいた本は「わが魂を聖地に埋めよ(原題=Bury My Heart at Wounded Knee)」という'70年代にベストセラーになったアメリカ・インディアン闘争史 (上巻) で、タイトルがデカデカと印刷された本だったから多分あの写真にも写ってるはずで、それを彼女たちがアメリカに帰った後にケラケラ笑いながら見返すのだとしたらなかなかシュールだなあ、と興味深く思った。
唯一楽しみにしていた「マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー」が終わって寂しい。秋の気配だ。