2006年09月18日

猫と夕焼けとR.E.M.

pochi0918sunset薄明るい曇りの日、今日が祝日だと街へ出て気付いた。昨日母親から「わが人生最強の台風でえらい怖かったとよー!」と電話があったのだが、そのときに敬老の言葉のひとつもかけられなかったことを悔やみました。親孝行失格!

午後から吉祥寺、そして世田谷へ。今日の夕焼けは燃えるようなオレンジと夜に移行する青のコントラストがきれいで目が離せないくらいにすごかった。家に帰ると猫が仰向けで熟睡していてこれも脱力感がすごかった。

R.E.M.のインディー時代のベスト盤「And I Feel Fine: Best of the I.R.S. Years 1982-1987」が出てなんとなくそればっかり聴いていますが、同時に出たDVD「When the Light is Mine;Best of the IRS Years 1982-1987」も併せて眺めて、中学生/高校生時代のことを鮮やかな絵のように克明に思い出してしまって、思い入れのある音楽の持つ記憶喚起力に唖然としています。

そしてこのベスト盤に収録されている「Cuyahoga(1986年発表『Lifes Rich Pagent』)」を聴いていてハッ!と思って歌詞を読み返しネットで調べてみると、思った通りそれは白人の迫害により種族根絶の憂き目にあったインディアンについての歌だったことに改めて気付き、僕はもう一回唖然とする。

写真も音楽もいろんなことに関する強力な媒体だな、と思った。

Posted by monolog at 22:58│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
本当に昨日の夕焼けはきれいでしたね。
携帯のカメラで何度も撮りましたがうまく写りませんでした。。。
Posted by reiko at 2006年09月19日 10:54
すごくきれいです。
息するの忘れるくらい見入ってしまいました。。
Posted by ぱる at 2006年09月19日 12:21