2006年12月11日

ジョンとビートルズと歌魂

beatles12月10日、ライブの翌日。茫然自失として吉祥寺をうろついていたときにハイファイな音像のビートルズに耳を奪われて話題の『LOVE』を購入。めちゃめちゃいろんな音が聴こえる。今の季節に聴くとビートルズってば神がかっていてやたらと神聖な音楽に聴こえる。僕の7歳の誕生日にジョン・レノンは撃たれて死んでしまったのだが、そのせいもあって歳を重ねるときはいつもジョンのビートルズがほうぼうで流れていて優しい気持ちになる。個人的にはやっぱり10月よりも12月のほうがジョン・レノン月間という感じがするのだ。

ジョンの魂を受け継ぐショーン・レノンの新譜『Friendly Fire』も素晴らしかった。凝った作りのDVDも秀逸。あとはSufjan Stevensの5枚組クリスマスBOXを手に入れればもっと神聖な気持ちになれるのだが手を尽くして探すも見つからず。

夜はテレビで「ラストサムライ」を。複数のインディアン関連書物で指摘されているようにアメリカ先住民の精神と武士(サムライ)の精神が確実に恣意的に重ねて描かれているように感じた。最後の戦闘シーンで驚くほどの涙。歳をとると涙腺がゆるくなるというのは本当みたいですね。渡辺謙の迫真の演技を見て早く「硫黄島からの手紙」が観たくなった。

明日12日から「夜の科学プラネタリウム」の入場予約です。忙しさに紛れてしまいませんように。

Posted by monolog at 14:26│Comments(0)TrackBack(0)

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