2006年12月20日

ここ数日

pochi061219ここ数日いろいろたくさんやることがあって猫の手も借りたいけど、でもまったく役に立たないことも知っている。猫は寝てばかりだ。猫になりたい。

日曜日、注文していた『Under the Green Corn Moon』というCDが届く。アメリカンインディアンに伝わる子守唄を集めたもので、これが予想に反して非呪術的で素朴なフォークソングを聴いているような心地よさで、あったかい部屋で毛布にくるまって眠りたくなる。疲れた耳にもいい。iPodで聴いたら道ばたで寝そうになった。

月曜日、吉祥寺の喫茶店くぐつ草にて打ち合わせ、猫町の準備で暮れていく。毎年思うが猫町オーケストラというイベントの準備は心も体も疲れる。その先の達成感みたいなかすかな光に向かって闇雲に歩を進める旅人のような気分になる。

火曜日、昼から夜まで猫町オーケストラのリハーサル。最初は空元気だが6時間経つと会話がなくなり音楽だけが鳴っている、という感じ。2日間40曲強のリハーサルは年末恒例だが、練習が終わるとホントにふらふらクラクラするのだ。音楽は体力が資本だと痛感。帰宅後「僕の生きる道」で泣く。その後原稿書き、終了。

その間も猫はずーっと、たまに寝返りを打ちながら寝続けていた。僕も今晩はインディアンの子守唄を聴きながら思い切り寝ようと思う。

Posted by monolog at 01:20│Comments(2)TrackBack(1)

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輝明は長く苦しい40kmものレースをゴールインした…このあたりかなり感動しました
僕の歩く道【僕の歩く道】at 2006年12月20日 20:51
この記事へのコメント
お疲れ様です。
今週末はいよいよ猫町ですね!
私は今年もやっぱり行けなくて残念ですが、先日の夜の科学vol.10でいただいたCDRや昨年のクリスマスEPを聴いてサンタ役頑張ります!ホッホー!!
山田サンタさんも頑張ってくださいね。

サンタなんていないんだぞ〜って、子どもの頃言ってたような人でも、自分の子どもの枕元にそっとプレゼントを置いていたりするから不思議ですよね。
そんな優しさを持っている、人間まだまだ捨てたもんじゃありませんね。

クリスマス、人々はキラの粉を浴びて魔法にかかるのかな?
「キラ」って雲母のことなんですが、唐紙なんかに使われていて、深くて優しい輝きが大好きなんです。
雲母の雲も母も優しく包み込んでくれそうなイメージですしね。
ま、これは、キラキラ輝く街を眺めてぼんやりと思っただけのことなんですが。

きっと優しくてあたたかな2日間になりますよ。
Posted by yuna at 2006年12月20日 10:07
「omnibus」のときの「猫町ヒストリーブック」作成のときに
お答えしてもらったインタビューでメンバーのどなたかが
「猫町とは?」という質問に対して「宿命」と答えた方がいましたね☆
なんだかその様子を垣間見れた日記でした。

こんな素敵なイベントを毎年の「恒例」にしてくださったGOMESのみなさん、
スタッフのみなさんに感謝です。
Posted by ぱる at 2006年12月26日 12:20