kickingbirds〜陽気な小鳥たち

ソロでのバンド編成をなんと呼ぶかと考えて、僕はニール・ヤング with クレイジー・ホースみたいな、インディアンの酋長の名前を引用したかったのだ。
本を読んだりネットで調べたり(
ここを何時間も眺めたこともあった)、「シッティング・ブル」はどうか、「マッド・ベア」も強そうだとか、酋長からはなれて「ポカホンタス」「スモーク・シグナルズ(のろしのことですね)とかネタは尽きなくて、やっぱりバンド名を考えるのは楽しいなと思いました。
結局、映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」に登場する「kicking bird(蹴る鳥)」からさかのぼって、カイオア族に実在した同名の酋長の写真を見てピンときて、プロジェクト名は「kickingbirds」、陽気な小鳥たちということに落ち着いたのです。「わが魂を聖地に埋めよ」という20世紀アメリカに衝撃を与えたインディアン殲滅の歴史が書かれた本にはキッキングバードが白人との懐柔策の立場をとったり狩りよりも農業を奨励したりする先進的な姿が描かれていました。
kickingbirds(KKB)のメンバーは、僕の作家仕事のときのアレンジや演奏や録音を手伝ってくれたミュージシャンたちで、イトケンさんに関しては近所であるがゆえに僕の留守中のポチの世話役をやってくれていた、という人間関係がそこにある。9月10月と「陽気な小鳥たち」と一緒に音楽の旅をしようと思いますのでぜひ聴きにきてください。
Posted by monolog at 12:21│
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毎日ドアを開けるたびに、思いっきり空気を吸い込む。体の中に入り込んだ感じでその時の季節を味わうことができる。秋の旅は、手招きしてくれるような太陽、時間が許す限り眺めていたくなるような月、甘い香りのする風、ゆっくりとしっかりとした毎日の変化、そう言うものたちがきっと後押ししてくれて、実りある道に連れて行ってくれるのでしょうね。
ぜひ宜しければ聴かせて下さい。
インディアンの写真とか絵っていったい誰が撮影したり描いたりしたんでしょう?
モノクロがかっこいいです。でも本当はすごく色彩豊かなんでしょうね。
民族衣装でも髪飾りでも意味があったり繊細で、技術の進んだはずの今よりも
ずっとずっとおしゃれですね。日本の物でもそう思いますし。
KKBってケンタッキーみたい〜笑(Kしか一緒じゃないけど)
青山の会場初めていくので楽しみです。
先日届いたポストカード眺めながらあと1ヶ月強、待ちたいと思います。