
イトケン(drums)
ドラマー/作曲家/玩具系ループマエストロ/猫好きの猫アレルギーetc.と、ひと言では表せないマルチ・アーティスト。ソロ・パフォーマンスはもちろんharpy、zuppa di pesceといった自身のリーダーバンドを率いながら、gnu、栗コーダーカルテットなど八面六臂の活躍、今最も熱いd.v.d.という“リズム&ビジュアル”ユニットはとにかく必見です。
つきあいは意外と古く、僕が猫を飼うために2001年に武蔵野に引っ越してきてからは家が近いがゆえ僕の留守中のポチの世話をしてくれたり、美味しいコーヒーを挽いて入れてくれたり。初共演は2002年12月第1回目の「夜の科学」(オールナイトだった)、イベントタイトルにもなった楽曲を真夜中に10分以上に渡って演奏(その後『ripple』に収録)。翌年3月には下北沢CLUB Que、2005年8月には渋谷宇田川カフェsuiteにて。2006年には高田渡トリビュートアルバムのための楽曲「鉱夫の祈り」をイトケンスタジオで録音。
ノーマルなドラムでのセッションはKKBが初めてでしたが、そのドラミングはとてもカラフルでおもちゃ箱を覗いているみたいでいろんな音が聞こえてくる。秋の晴れ間のようなナイスガイ、その快活さにいつも救われる。インディアンネームをつけるとしたら “10 Armed Toy Soldier”ー10本腕のおもちゃの兵隊、というところか。
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