阿久悠とゲーテ
昨日の夜、テレビで「巨星・阿久悠の世界〜永遠の歌をありがとう」という番組を見た。たくさんの歌が流れたがどれも素晴らしい音楽で聴き入ってしまった。「目立たぬようにはしゃがぬように/似合わぬことは無理をせず/人の心を見つめつづける時代おくれの男になりたい」という歌詞はいつ聴いても心に響く。
道を歩いているときに出会うゲーテの言葉なんかにもついつい足を止めて眺めさせてしまうような美しさがある(と思う)。言葉とは形がない分際限のないイメージを包括している。
Posted by monolog at 13:03│
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子供の頃、耳にする歌の大部分は阿久悠氏の歌で作詞家ってこの人だけだと思ってたくらい。
芯の強さのあるコトバの数々に昭和という時代の力強さを感じました。
時代おくれの男になりたい。
毎日毎日人や街並みを見続けていくと愛おしいと思う気持ちが生まれます。人に追い越されながら見続ける。見過ごされている。何かを見ておかなければならないと考え続ける。
そんな私の日常。
時代おくれの女になりたい。
この言葉、なんだか自分の中で響きました。
最近迷ってばかりだったので・・・