2007年10月14日

僕等の歌を

poco僕が中学生のころから大事にしているPOCOというバンドの『Cantamos』というLPがあるのですが、最近これのCDを手に入れてまたよく聴いている。インディアン織りのようなパターンのジャケットに四角い小窓があいていてその中に納屋みたいなところで楽しそうに演奏している絵が覗く、というジャケットが可愛くて好きなのだ。

POCOというバンドは“Buffalo Springfield”、“Loggins&Messina”、“Eagles”という重要バンドで活躍するメンバーを擁しながらも(特に日本では)知名度・評価ともにパッとしない、しかし流麗なカントリーロックを演奏するグループです。

僕はこのアルバムがすごく好きで、例えば「maybe someday」という曲の後半のブルーグラス的な展開などはこのアルバムの1曲目「よもぎのセレナーデ」を参考にしたりしました。久しぶりに聴き返してみるとポップスとカントリーウェスタンテイストとの融合具合が気持ちよく、バンジョー、マンドリン、ペダルスティールと素晴らしいコーラスワークが縦横無尽に交錯しあっていて参考になることが多かった。

“Cantamos”というラテン語には“we sing”という意味があって、当時の邦題は『僕等の歌を』だったらしいのだけど、なるほど、みんなでシンガロングしたくなるようなポジティブな音楽だと思いました。

Posted by monolog at 23:49│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
栄養素の種類が多い1枚ですね。体に染み渡りそうな感じです。
Posted by ぐり at 2007年10月15日 10:58
ああシンガロングしたい!!
「僕らの歌を」って、わくわくするフレーズですね。
カンタモス、聴いたことないアルバムです。カンタモスって、スペイン語的な響きですね。
Posted by ます at 2007年10月15日 21:48