2007年10月28日

精霊たち

kachina1高島屋快晴の日曜日、玉川高島屋へ「ホピ族の精霊たちーカチーナ人形展」を見にいってきました。“平和に満ちた人々”という意味の名を持ち、北米最古のインディアンであるホピ族は森羅万象の中に精霊が潜んでいると信じていて、その姿をポプラの木から彫り出したものがカチーナ人形です。

いったいどれほどの人がホピやカチーナなんかに興味があるのかよ、と思いながら週末の二子玉川へ友だちと向かいましたが会場は盛況、「実はインディアンって流行ってるのか?」と思うくらいだ。生でカチーナ人形を見るのは初めてなのでかなり興奮。


会場内は写真撮影禁止だったのですが、数えきれないくらいたくさんのカラフルなカチーナ人形とエドワードカーティスが撮った歴史的なホピ族の写真、そしてとても貴重と思われる10分弱のホピ族を紹介するフィルム上映。僕の本で読んだ知識と目で見る実像がカチカチっと合わさっていくのが気持ちよかった。

今日を選んだ理由はカチーナ人形制作の第一人者のサミュエルさんという方が来日して人形作りを実演するからだったのですが、衝撃の事実!サミュエルさん体調不良のため実演は中止させていただく旨の張り紙。生のホピ族のヴァイブレーションを体でしっかり受け止めようと思っていたのに残念。

「えええ、なんだよー」と思いながら会場内をうろうろしているとカチーナ人形の写真集にサインをしている方がいらっしゃって、近くに寄ってみるとホピ族の女性、サミュエルさんの奥様だという。そこで僕もカチーナ人形の写真集を買ってトラディショナルな蝶々のマークとかサインをいただいたのだが、僕が着ていたカチーナのTシャツと同じ作家の手によるカチーナのTを奥様も着ていらっしゃって見せあいっこをして会話がまわる。さらに僕はカバンにつけていたカチーナのピンバッジも「ほら!これも!」と得意げに見せて、僕の友だちもなにやらホピの太陽神みたいなペンダントをしていたのでそれを見せて、「どんだけホピ族が好きなのかよ」というくらいのミーハーな僕らをホピ族の奥様は屈託なく受け入れてくれました。

気候が合わなくて夫はベリーシックなんだけど明日には良くなると思うわ、とおっしゃっていたので明日の午前中あたりに会場にいけば実演が見られるかもしれません。カチーナ人形たちはとてもカラフルで、バラエティに富んだ背格好をしていて力強く可愛い。とても刺激を受けました。別れ際に「ホピ・ランドにぜひ遊びにきて」と言われました。

僕はほんとは馬に乗ってバッファローを追って矢を放つような好戦的な平原インディアンの勇ましさ、格好良さに惹かれてネイティヴ・アメリカンにはまったのですが、のんびりとコーンを挽いたり精霊の姿を人形に託したりするピースフルな彼らの文化にもどんどん興味がわいてきました。


時間に余裕のある方はぜひ覗いてみてください。時間がゆっくり流れる感じがします。お薦めです。


kachina2autograph
Posted by monolog at 21:30│Comments(4)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/monolog/51165110
この記事へのコメント
カワイイですね。散歩の途中に寄ってみたくなります。休日の散歩道がうっすらと見えてきたような気がします。
Posted by ぐり at 2007年10月29日 00:46
カチーナ人形は以前本か雑誌で見てカワイイと思っていましたが、でもその意味や、まして北米文化だとは全く知らずにいました。アメリカにもこんなお洒落な文化あったんだ。

いつまでやってるんでしょう。ポピのマダムにもお会いしてみたいです。
Posted by たま at 2007年10月29日 01:44
面白そうな展覧会ですね。カチーナ人形には興味があったんです。
私も近くで開催されたら行きたいです。

高校生の頃、よく電車で一緒になる人に遊びに誘われて、どこに行きたいかきかれた時に、電車の窓から看板を見てずっと気になっていた「マコンデ美術館」と答えたのです。
で、実際行ったらちょっと引いてましたね、その相手。
私はとても楽しめたんだけどな…。
ホピ族と関係はありませんが、そんな思い出がふと蘇りました。
Posted by yuna at 2007年10月29日 08:58
表紙の黄色いお人形、山田さんに似てる!
かわいらしいですね。
なんていうかほんとうに素朴な表情で、ある意味研ぎ澄まされている気がします。
Posted by 小鳥 at 2007年10月29日 21:54