2008年05月21日

晴天、快適、謎の暗号

壁2日かけて新しい曲をひとつ録音。歌詞を書くのが楽しかった(珍しいことだ)。夜が明けるのが早くなってちょっと夜更かしするとすぐ窓の外が明るくなる。過ごしやすいが気も急かされる季節です。

アイヌ民族を先住民族として認め権利の確立を求める国会決議を今国会中に行う方針を固めた、というニュースを読んで、なぜだか高校時代の北海道一周の修学旅行を思い出したのだ。

本当はアルファリゾート・トマムでスキーをする予定だったのが雪不足で北海道一周という旅になった。僕らはとにかく夜遅くまでははめを外して騒ぎすぎて昼間の観光は眠くてほとんどぼんやりしていた。

立ち寄ったはずの霧の摩周湖も網走刑務所も流氷も全然記憶にない。白老のアイヌ民族博物館もその当時は全然関心を持てずに通り過ぎるだけだった気がする。

そのとき僕と友達は旅の最終日の自由行動のことばかり考えていたのだ。ああ、生意気な子供だった自分にいろいろ教えてあげたい。何でも知ってるつもりでも世の中には知らないことがたくさんあるんだよ。

写真は散歩の途中で団地の壁に書かれた暗号のようなもの。なんとなくグラフィカル。

Posted by monolog at 23:59│Comments(3)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
アイヌ民族の展示物は小学校の頃に校外学習か何かで見ましたよ。サケの皮で作ったブーツとか、織物とか。民族衣装は高校の時に機会があって着ました☆独特な柄の額当て…の様なハチマキの様なのも身につけて、楽しかったですよ。
Posted by はび at 2008年05月22日 10:38
小学生の頃は、アイヌは今よりも身近に感じていました。まだ純血の人たちもいたハズ。
学校にもよく文化継承の人たちが来て、色々と教えてくれたし。(はぴさん、サケ皮ブーツ私も見ました!)
白老の民族博物館には去年行きましたが、民俗衣装を着ている人にデジカメで写真を撮ってもらい、
「僕は5時になったら着替えて帰るよ」と言われ、なんだかええ〜という感じでしたが…。
でも暮らしぶりなどはよくわかります。是非大人になった今また見てほしいです。

丁度仕事で「アイヌ語辞典」というのを借りていますが、まるで外国語です。
でも北海道の地名はほとんどアイヌ語がのこっているので面白いですよ。
祖先ではないけど、つながりのある言葉だし、習得したくなりました。
ちなみに「歌」は「シノッチャ」、「歌う」は「シノッチャキ」といいます。
インディアンの場合も、言葉は全く違うんでしょうか。
Posted by INO at 2008年05月22日 12:55
火曜日、友人と街を歩き街の気持ち良さと5月の風に誘われて気がつけば鼻歌を。「ふんふふ〜んふふ〜ん」(訳「みんなきょ〜がい〜ひだ〜てそ〜」)
久し振りに再会した友人と5月の街とが混ざり合い反応して自然と出てきたものでした。
Posted by ぐり at 2008年05月22日 15:07